JP2800611B2 - トラック等の後輪操舵装置 - Google Patents
トラック等の後輪操舵装置Info
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- JP2800611B2 JP2800611B2 JP4361732A JP36173292A JP2800611B2 JP 2800611 B2 JP2800611 B2 JP 2800611B2 JP 4361732 A JP4361732 A JP 4361732A JP 36173292 A JP36173292 A JP 36173292A JP 2800611 B2 JP2800611 B2 JP 2800611B2
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- Japan
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- axle housing
- rear axle
- chassis frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等における後
輪操舵装置に関するものである。
輪操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、高速走行時の操縦安定性を向上す
るために、前輪の操舵に連動して後輪を操舵するように
した種々の四輪操舵システム及び装置が提案されてい
る。従来、後輪が剛性の車軸管又はリヤアクスルハウジ
ングの車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクス
ルハウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに
懸架されているトラックにおいて、上記リヤアクスルハ
ウジングそれ自体を、車体前後方向中心線上に配設され
た回転中心の周りに廻動させるようにした後輪操舵装置
が、本出願人により既に提案されている。(特開平4−
123984号公報参照)
るために、前輪の操舵に連動して後輪を操舵するように
した種々の四輪操舵システム及び装置が提案されてい
る。従来、後輪が剛性の車軸管又はリヤアクスルハウジ
ングの車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクス
ルハウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに
懸架されているトラックにおいて、上記リヤアクスルハ
ウジングそれ自体を、車体前後方向中心線上に配設され
た回転中心の周りに廻動させるようにした後輪操舵装置
が、本出願人により既に提案されている。(特開平4−
123984号公報参照)
【0003】上記既提案の後輪操舵装置は、転舵時にリ
ヤアクスルハウジングがV字状をなす上方ラジアスロッ
ドの一端頂点部に配置されたボールジョイント装置の中
心の周りに廻動するように構成されており、同V字状上
方ラジアスロッドの他端両脚端は同様のボールジョイン
ト装置を介して車台フレームに対し枢着されているの
で、構造的にやや複雑で製造コストが高くなるため、構
造の簡素化を図り製造コストを低減することが望まし
い。
ヤアクスルハウジングがV字状をなす上方ラジアスロッ
ドの一端頂点部に配置されたボールジョイント装置の中
心の周りに廻動するように構成されており、同V字状上
方ラジアスロッドの他端両脚端は同様のボールジョイン
ト装置を介して車台フレームに対し枢着されているの
で、構造的にやや複雑で製造コストが高くなるため、構
造の簡素化を図り製造コストを低減することが望まし
い。
【0004】また、上記既提案の後輪操舵装置では、リ
ヤアクスルハウジングを転舵時に上方ラジアスロッドの
頂点部に配置されたボールジョイント装置の中心の周り
に廻動させるために、車台フレームの側方に左右一対の
互い反対作動する油圧シリンダ装置が設けられているの
で、圧油配管を含め構造的に複雑で製造コスト及び重量
が増大する問題があり、さらに車両の急制動時及び発進
時に上記油圧シリンダ装置に前後方向の力が作用するの
で、同油圧シリンダ装置は後輪の転舵操作力のみならず
直進走行時の上記前後力に耐える必要があり、一層大型
化し重量及び価格が増大するという問題がある。
ヤアクスルハウジングを転舵時に上方ラジアスロッドの
頂点部に配置されたボールジョイント装置の中心の周り
に廻動させるために、車台フレームの側方に左右一対の
互い反対作動する油圧シリンダ装置が設けられているの
で、圧油配管を含め構造的に複雑で製造コスト及び重量
が増大する問題があり、さらに車両の急制動時及び発進
時に上記油圧シリンダ装置に前後方向の力が作用するの
で、同油圧シリンダ装置は後輪の転舵操作力のみならず
直進走行時の上記前後力に耐える必要があり、一層大型
化し重量及び価格が増大するという問題がある。
【0005】本発明は、後輪がリヤアクスルハウジング
の車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクスルハ
ウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに装架
されたトラック等における構造簡単かつ安価で軽量な後
輪操舵装置を提供することを目的とするものである。
の車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクスルハ
ウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに装架
されたトラック等における構造簡単かつ安価で軽量な後
輪操舵装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために創案されたもので、車台フレーム、車巾方
向の両端部に後輪を支持したリヤアクスルハウジング、
同リヤアクスルハウジングと上記車台フレームとの間に
介装され夫々車体前後方向に延在した左右の重ね板ばね
装置、車巾方向線に延在して配設されその一端を上記リ
ヤアクスルハウジングの車巾方向中央部分に枢着される
と共に他端を上記車台フレームに夫々枢着されたラテラ
ルロッド、車体の前後方向中心線の両側に略対称的に配
設され夫々の一端を上記リヤアクスルハウジングに枢着
された左右一対の下方ラジアスロッド、上記車台フレー
ム上に枢支され夫々の一端を上記下方ラジアスロッドの
他端に枢着された左右一対のL宇状レバー、車巾方向に
延在して配設されその両端部を上記左右のL字状レバー
の他端に夫々枢着されたコネクティングロッド、及び上
記車台フレームに支持されて上記L字状レバーの一方に
連結され高速走行時における車両の操向操舵に応動して
同L字状レバー及び上記コネクティングロッドを介し他
方のL字状レバーを廻動させることにより上記左右の下
方ラジアスロッドを前後反対方向に駆動して上記リヤア
クスルハウジングを上記ラテラルロッドの上記一端枢着
点の周りに廻動させる1個の後輪操舵アクチュエータを
具備してなり、上記重ね板ばね装置が、その前後両端部
を夫々揺動可能なシャックルリンクを介して車台フレー
ムに連結されると共に、その前後方向の中間部分を、上
記リヤアクスルハウジングを上下から挟持する浅いU字
状をなす上下のラバーパッドを介して同リヤアクスルハ
ウジングに連結されたことを特徴とするトラック等の後
輪操舵装置を提案するものである。
成するために創案されたもので、車台フレーム、車巾方
向の両端部に後輪を支持したリヤアクスルハウジング、
同リヤアクスルハウジングと上記車台フレームとの間に
介装され夫々車体前後方向に延在した左右の重ね板ばね
装置、車巾方向線に延在して配設されその一端を上記リ
ヤアクスルハウジングの車巾方向中央部分に枢着される
と共に他端を上記車台フレームに夫々枢着されたラテラ
ルロッド、車体の前後方向中心線の両側に略対称的に配
設され夫々の一端を上記リヤアクスルハウジングに枢着
された左右一対の下方ラジアスロッド、上記車台フレー
ム上に枢支され夫々の一端を上記下方ラジアスロッドの
他端に枢着された左右一対のL宇状レバー、車巾方向に
延在して配設されその両端部を上記左右のL字状レバー
の他端に夫々枢着されたコネクティングロッド、及び上
記車台フレームに支持されて上記L字状レバーの一方に
連結され高速走行時における車両の操向操舵に応動して
同L字状レバー及び上記コネクティングロッドを介し他
方のL字状レバーを廻動させることにより上記左右の下
方ラジアスロッドを前後反対方向に駆動して上記リヤア
クスルハウジングを上記ラテラルロッドの上記一端枢着
点の周りに廻動させる1個の後輪操舵アクチュエータを
具備してなり、上記重ね板ばね装置が、その前後両端部
を夫々揺動可能なシャックルリンクを介して車台フレー
ムに連結されると共に、その前後方向の中間部分を、上
記リヤアクスルハウジングを上下から挟持する浅いU字
状をなす上下のラバーパッドを介して同リヤアクスルハ
ウジングに連結されたことを特徴とするトラック等の後
輪操舵装置を提案するものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1ないし図7につい
て具体的に説明する。図中符号10はトラック等車両の
車台フレームであって、車体前後方向に延在する左右一
対のサイドレール12と、車巾方向に延在し両端を上記
左右のサイドレール12に固着された複数個のクロスメ
ンバ14とから構成されている。16は車巾方向両端部
分にダブルタイヤ付後輪18を支持したリヤアクスルハ
ウジング、20はその前端部を第1のシャックルリンク
22の上端にピン24によって枢着されると共に、後端
部を第2のシャックルリンク26の下端にピン28によ
って枢着されたメーンリーフスプリングである。
て具体的に説明する。図中符号10はトラック等車両の
車台フレームであって、車体前後方向に延在する左右一
対のサイドレール12と、車巾方向に延在し両端を上記
左右のサイドレール12に固着された複数個のクロスメ
ンバ14とから構成されている。16は車巾方向両端部
分にダブルタイヤ付後輪18を支持したリヤアクスルハ
ウジング、20はその前端部を第1のシャックルリンク
22の上端にピン24によって枢着されると共に、後端
部を第2のシャックルリンク26の下端にピン28によ
って枢着されたメーンリーフスプリングである。
【0008】上記第1シャックルリンク22はその下端
をピン30によって前部シャックルブラケット32に枢
着され、同ブラケット32は車台フレーム10のサイド
レール12に固着されている。また、上記第2シャック
ルリンク26は、その上端をピン34によって後部シャ
ックルブラケット36に枢着され、同ブラケット36は
車台フレーム10のサイドレール12に固着されてい
る。従って、メーンリーフスプリング20の前端部に
は、第1シャックルリンク22を介して、車体のばね上
荷重が吊下げ方向に作用し、一方メーンリーフスプリン
グ20の後端部には、第2シャックルリンク26を介し
て、ばね上荷重が下支えされるような態様で作用するこ
ととなる。38は上記メーンリーフスプリング20の上
方に配設され、車両の荷重が設定荷重以上のときに、そ
の前後両端部分をサイドレール12に装着されたヘルパ
ストッパ40に摺接されるヘルパリーフスプリングであ
る。
をピン30によって前部シャックルブラケット32に枢
着され、同ブラケット32は車台フレーム10のサイド
レール12に固着されている。また、上記第2シャック
ルリンク26は、その上端をピン34によって後部シャ
ックルブラケット36に枢着され、同ブラケット36は
車台フレーム10のサイドレール12に固着されてい
る。従って、メーンリーフスプリング20の前端部に
は、第1シャックルリンク22を介して、車体のばね上
荷重が吊下げ方向に作用し、一方メーンリーフスプリン
グ20の後端部には、第2シャックルリンク26を介し
て、ばね上荷重が下支えされるような態様で作用するこ
ととなる。38は上記メーンリーフスプリング20の上
方に配設され、車両の荷重が設定荷重以上のときに、そ
の前後両端部分をサイドレール12に装着されたヘルパ
ストッパ40に摺接されるヘルパリーフスプリングであ
る。
【0009】上記リヤアクスルハウジング16の車巾方
向両端付近における上側面及び下側面に、図5の拡大側
面図に良く示されているラバーパッド部材42が配設さ
れている。上方のラバーパッド部材42上に側面形状が
逆U字状をなす上方支持部材44が装架され、また下方
のラバーパッド部材42は側面形状がU字状をなす下方
支持部材46上に装架されている。上記メーンリーフス
プリング20及びヘルパリーフスプリング38の前後方
向中間部分に配設された前後一対のUボルト48を、上
記上下の支持部材44及び46に挿通させてナット50
を締付けることにより、上記リヤアクスルハウジング1
6の両端部分が、夫々ラバーパッド部材42を介しメー
ンリーフスプリング20及びヘルパリーフスプリング3
8即ち後輪懸架用の重ね板ばね装置に連結される。
向両端付近における上側面及び下側面に、図5の拡大側
面図に良く示されているラバーパッド部材42が配設さ
れている。上方のラバーパッド部材42上に側面形状が
逆U字状をなす上方支持部材44が装架され、また下方
のラバーパッド部材42は側面形状がU字状をなす下方
支持部材46上に装架されている。上記メーンリーフス
プリング20及びヘルパリーフスプリング38の前後方
向中間部分に配設された前後一対のUボルト48を、上
記上下の支持部材44及び46に挿通させてナット50
を締付けることにより、上記リヤアクスルハウジング1
6の両端部分が、夫々ラバーパッド部材42を介しメー
ンリーフスプリング20及びヘルパリーフスプリング3
8即ち後輪懸架用の重ね板ばね装置に連結される。
【0010】上記ラバーパッド部材42は、車体前後方
向における断面形状が夫々浅いU字状をなす一対の鋼板
製の裏金52及び54 と、裏金52及び54間に挟装
されて焼付固着された同じく浅いU字状のラバーパッド
56とから構成されている。各ラバーパッド部材42の
リヤアクスルハウジング16に接する側の裏金54には
夫々前後一対の耳部58が突設され、同耳部58は、リ
ヤアクスルハウジング16の前後側面に溶接等により固
着された係止突起60にボルト62によって固定されて
いる。
向における断面形状が夫々浅いU字状をなす一対の鋼板
製の裏金52及び54 と、裏金52及び54間に挟装
されて焼付固着された同じく浅いU字状のラバーパッド
56とから構成されている。各ラバーパッド部材42の
リヤアクスルハウジング16に接する側の裏金54には
夫々前後一対の耳部58が突設され、同耳部58は、リ
ヤアクスルハウジング16の前後側面に溶接等により固
着された係止突起60にボルト62によって固定されて
いる。
【0011】上記のようにUボルト48を締付けた際
に、上下の支持部材44及び46の互に当接する脚部の
長さが予め所定の長さに設定されているので、上記ラバ
ーパッド56には、予め設定された圧縮力が作用してい
ることとなる。(なお、図示の実施例では、後輪懸架用
の重ね板ばね装置が、メーンリーフスプリング20とヘ
ルパリーフスプリング38とから構成されているが、ヘ
ルパリーフスプリング38は省略されることもある。)
に、上下の支持部材44及び46の互に当接する脚部の
長さが予め所定の長さに設定されているので、上記ラバ
ーパッド56には、予め設定された圧縮力が作用してい
ることとなる。(なお、図示の実施例では、後輪懸架用
の重ね板ばね装置が、メーンリーフスプリング20とヘ
ルパリーフスプリング38とから構成されているが、ヘ
ルパリーフスプリング38は省略されることもある。)
【0012】上記リヤアクスルハウジング16の上方
に、車巾方向に延在してラテラルロッド64が配設さ
れ、同ラテラルロッド64の一端はボールジョイント装
置66(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント装置)を
介して上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向略中
央部分に設けられたディファレンシャルケーシング68
の上部に枢着され、また同ラテラルロッド64の他端
は、ボールジョイント装置70(又は同効のゴムブッシ
ュ式ジョイント装置)を介して上記車台フレーム10の
サイドレール12に枢着されている。
に、車巾方向に延在してラテラルロッド64が配設さ
れ、同ラテラルロッド64の一端はボールジョイント装
置66(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント装置)を
介して上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向略中
央部分に設けられたディファレンシャルケーシング68
の上部に枢着され、また同ラテラルロッド64の他端
は、ボールジョイント装置70(又は同効のゴムブッシ
ュ式ジョイント装置)を介して上記車台フレーム10の
サイドレール12に枢着されている。
【0013】図2及び図5の側面図に良く示されている
ように、上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向両
端付近の上側部分にブラケット72が溶接等によって固
定され、同ブラケット72にはボールジョイント装置7
4(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント装置)を介し
て左右一対の下方ラジアスロッド76の一端が枢着され
ている。各下方ラジアスロッド76の他端は、上記サイ
ドレール12のウエブ又は側壁に固着された柱状のブラ
ケット78に夫々枢軸80又はボールジョイント装置に
よって屈曲部を枢支された左右一対のL字状レバー82
の一端即ち車巾方向に延びた横腕の内方端にボールジョ
イント装置84(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント
装置)を介し枢着されている。更に、上記L字状レバー
82の他端即ち車体前後方向に延びた縦腕の後端に、車
巾方向に延在するコネクティングロッド86の両端部
が、夫々ボールジョイント装置88(又は同効のゴムブ
ッシュ式ジョイント装置)を介し枢着されている。
ように、上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向両
端付近の上側部分にブラケット72が溶接等によって固
定され、同ブラケット72にはボールジョイント装置7
4(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント装置)を介し
て左右一対の下方ラジアスロッド76の一端が枢着され
ている。各下方ラジアスロッド76の他端は、上記サイ
ドレール12のウエブ又は側壁に固着された柱状のブラ
ケット78に夫々枢軸80又はボールジョイント装置に
よって屈曲部を枢支された左右一対のL字状レバー82
の一端即ち車巾方向に延びた横腕の内方端にボールジョ
イント装置84(又は同効のゴムブッシュ式ジョイント
装置)を介し枢着されている。更に、上記L字状レバー
82の他端即ち車体前後方向に延びた縦腕の後端に、車
巾方向に延在するコネクティングロッド86の両端部
が、夫々ボールジョイント装置88(又は同効のゴムブ
ッシュ式ジョイント装置)を介し枢着されている。
【0014】また、上記一対のL字状レバー82の一
方、例えば図示の実施例の場合左側のL字状レバー82
の車体前後方向に延在した縦腕に、上記枢軸80とボー
ルジョイント装置88との中間部分において、後輪操舵
アクチュエータを形成する油圧シリンダ装置90のピス
トン軸92がボールジョイント装置94(又は同効のゴ
ムブッシュ式ジョイント装置)を介して連結されてい
る。更に同油圧シリンダ装置90のシリンダ96は、ボ
ールジョイント装置98(又は同効のゴムブッシュ式ジ
ョイント装置)を介して車台フレーム10上の上記ブラ
ケット78に支持されている。
方、例えば図示の実施例の場合左側のL字状レバー82
の車体前後方向に延在した縦腕に、上記枢軸80とボー
ルジョイント装置88との中間部分において、後輪操舵
アクチュエータを形成する油圧シリンダ装置90のピス
トン軸92がボールジョイント装置94(又は同効のゴ
ムブッシュ式ジョイント装置)を介して連結されてい
る。更に同油圧シリンダ装置90のシリンダ96は、ボ
ールジョイント装置98(又は同効のゴムブッシュ式ジ
ョイント装置)を介して車台フレーム10上の上記ブラ
ケット78に支持されている。
【0015】上記ボールジョイント装置66,70,7
4,84,88,94及び98の具体的構成の一例が図
6に例示されている。図中符号100は相対廻動変位を
生起する一方の部材、例えば上記ラテラルロッド64、
下方ラジアスロッド76、ブラケット72、コネクティ
ングロッド86、ピストン軸92及び油圧シリンダ96
に形成された軸支持部であり、符号102は他方の部材
例えば車台フレーム10、L字状レバー82、ディファ
レンシャルケース68に形成されたボールシート支持部
である。上記一方の部材100に球面部材104を具え
た軸106が支持され、また他方の部材102には、球
面部材104に摺接するボールシート108が支持され
ている。この構成によって、一方の部材100は他方の
部材102に対して軸106の軸線に直交する平面内及
び同軸線を含む平面内で夫々設定された角度範囲内で自
在に廻動することができる。
4,84,88,94及び98の具体的構成の一例が図
6に例示されている。図中符号100は相対廻動変位を
生起する一方の部材、例えば上記ラテラルロッド64、
下方ラジアスロッド76、ブラケット72、コネクティ
ングロッド86、ピストン軸92及び油圧シリンダ96
に形成された軸支持部であり、符号102は他方の部材
例えば車台フレーム10、L字状レバー82、ディファ
レンシャルケース68に形成されたボールシート支持部
である。上記一方の部材100に球面部材104を具え
た軸106が支持され、また他方の部材102には、球
面部材104に摺接するボールシート108が支持され
ている。この構成によって、一方の部材100は他方の
部材102に対して軸106の軸線に直交する平面内及
び同軸線を含む平面内で夫々設定された角度範囲内で自
在に廻動することができる。
【0016】図7は前記後輪操舵アクチュエータ90の
作動を制御する装置の概念的構成図である。図中符号1
10はステアリングシャフト112に介装されて操舵角
を検出する例えば光パルス非接触型の操舵角センサ、1
14は車速センサ、116はヨーレートセンサ、118
は操舵角センサ110の操舵角信号と車速センサ114
の車速信号とヨーレートセンサ116の回頭信号とを受
容して後輪操舵アクチュエータ90を作動させる制御弁
120を制御するコントローラ、122は油圧ポンプで
ある。
作動を制御する装置の概念的構成図である。図中符号1
10はステアリングシャフト112に介装されて操舵角
を検出する例えば光パルス非接触型の操舵角センサ、1
14は車速センサ、116はヨーレートセンサ、118
は操舵角センサ110の操舵角信号と車速センサ114
の車速信号とヨーレートセンサ116の回頭信号とを受
容して後輪操舵アクチュエータ90を作動させる制御弁
120を制御するコントローラ、122は油圧ポンプで
ある。
【0017】車両が高速走行しているとき、ステアリン
グホイール124が操作され前輪126が操向される
と、操舵角センサ110の操舵角信号と車速センサ11
4の車速信号とヨーレートセンサ116の回頭信号とを
受容したコントローラ118が制御弁120に駆動信号
を発して同制御弁が作動される。制御弁120の作動に
より油圧ポンプ122から吐出された高圧の作動油が後
輪操舵アクチュエータ90に供給され、同アクチュエー
タ90が前輪126の操向方向に応じて伸長し又は収縮
する。車両の高速走行時の操縦安定性を向上することを
目的として後輪を操舵する場合、通常は前輪126の操
舵方向と同方向に後輪18が僅少舵角例えば1〜5度程
度操舵される。
グホイール124が操作され前輪126が操向される
と、操舵角センサ110の操舵角信号と車速センサ11
4の車速信号とヨーレートセンサ116の回頭信号とを
受容したコントローラ118が制御弁120に駆動信号
を発して同制御弁が作動される。制御弁120の作動に
より油圧ポンプ122から吐出された高圧の作動油が後
輪操舵アクチュエータ90に供給され、同アクチュエー
タ90が前輪126の操向方向に応じて伸長し又は収縮
する。車両の高速走行時の操縦安定性を向上することを
目的として後輪を操舵する場合、通常は前輪126の操
舵方向と同方向に後輪18が僅少舵角例えば1〜5度程
度操舵される。
【0018】車両の高速走行中に前輪126が操向操舵
されると、前述したようにコントローラ118の指令に
より制御弁120が作動して、後輪操舵アクチュエータ
90が伸長し又は収縮する。例えば、同アクチュエータ
90が伸長すると、図1において左側のL字状レバー8
2が枢軸80の周りを時計方向に廻動して同レバーに連
結された左側の下方ラジアスロッド76が車体後方に牽
引される。これと同時に、上記左側のL字状レバー82
にコネクティングロッド86を介して連結された右方の
L字状レバー82が枢軸80の周りを時計方向に廻動
し、同レバーに連結された右側の下方ラジアスロッド7
6が車体前方に駆動される。この結果、リヤアクスルハ
ウジング16が、ラテラルロッド64の一端部における
ボールジョイント装置66の中心の周りに廻動し、技術
上良く知られた態様で高速走行時の操縦安定性が改善さ
れる。
されると、前述したようにコントローラ118の指令に
より制御弁120が作動して、後輪操舵アクチュエータ
90が伸長し又は収縮する。例えば、同アクチュエータ
90が伸長すると、図1において左側のL字状レバー8
2が枢軸80の周りを時計方向に廻動して同レバーに連
結された左側の下方ラジアスロッド76が車体後方に牽
引される。これと同時に、上記左側のL字状レバー82
にコネクティングロッド86を介して連結された右方の
L字状レバー82が枢軸80の周りを時計方向に廻動
し、同レバーに連結された右側の下方ラジアスロッド7
6が車体前方に駆動される。この結果、リヤアクスルハ
ウジング16が、ラテラルロッド64の一端部における
ボールジョイント装置66の中心の周りに廻動し、技術
上良く知られた態様で高速走行時の操縦安定性が改善さ
れる。
【0019】上記リヤアクスルハウジング16の操舵の
ための廻動に際して、リヤアクスルハウジング16の車
巾方向両端付近と重ね板ばね装置20及び38との間に
介装されたラバーパッド部材42内の浅いU字状をなす
ラバーパッド56が、予め適宜の予圧縮を与えられてい
るので、柔軟に剪断変形を生起して重ね板ばね装置20
及び38に対しリヤアクスルハウジング16が円滑に相
対回転することができる。
ための廻動に際して、リヤアクスルハウジング16の車
巾方向両端付近と重ね板ばね装置20及び38との間に
介装されたラバーパッド部材42内の浅いU字状をなす
ラバーパッド56が、予め適宜の予圧縮を与えられてい
るので、柔軟に剪断変形を生起して重ね板ばね装置20
及び38に対しリヤアクスルハウジング16が円滑に相
対回転することができる。
【0020】上記本発明の構成によれば、前記既提案の
構成に較べ、V字状をなす上方ラジアスロッドに代え、
単純な棒状のラテラルロッド64が用いられることと、
左右一対の油圧シリンダ装置に代え、ただ1個の油圧シ
リンダ装置90即ち後輪操舵アクチュエータが用いられ
るので、構造極めて簡単になり、製造コスト及び重量を
低減し得る利点がある。
構成に較べ、V字状をなす上方ラジアスロッドに代え、
単純な棒状のラテラルロッド64が用いられることと、
左右一対の油圧シリンダ装置に代え、ただ1個の油圧シ
リンダ装置90即ち後輪操舵アクチュエータが用いられ
るので、構造極めて簡単になり、製造コスト及び重量を
低減し得る利点がある。
【0021】また左右一対の下方ラジアスロッド76を
対応する一対のL字状レバー82に連結し、さらに左右
のL字状レバー82を1個のコネクティングロッド86
に連結することによって、急制動時及び急発進時等に生
起する前後方向の作用力が、上記コネクティングロッド
86により引張力又は圧縮力として担持され、後輪操舵
アクチュエータ90には実質的に作用しないので、同ア
クチュエータの小型軽量化が達成される。
対応する一対のL字状レバー82に連結し、さらに左右
のL字状レバー82を1個のコネクティングロッド86
に連結することによって、急制動時及び急発進時等に生
起する前後方向の作用力が、上記コネクティングロッド
86により引張力又は圧縮力として担持され、後輪操舵
アクチュエータ90には実質的に作用しないので、同ア
クチュエータの小型軽量化が達成される。
【0022】さらにまた、上記左右の下方ラジアスロッ
ド76を、特に図4及び図5に良く示されているよう
に、リヤアクスルハウジング16の可及的上方部分にブ
ラケット72を介し枢着することによって、上記急制動
及び急発進時等の駆動及び制動トルクを、重ね板ばね装
置20の前後シャックルリンク22及び26に担持させ
ることによって、下方ラジアスロッド76を介してL字
状レバー82及びコネクティングロッド86に作用する
力を低減し、これらロッド類の直径を小さくし、ブラケ
ット72及び78の簡素化を図ることができるので、一
層の重量軽減及び製造コストの低減を達成し得る利点が
ある。
ド76を、特に図4及び図5に良く示されているよう
に、リヤアクスルハウジング16の可及的上方部分にブ
ラケット72を介し枢着することによって、上記急制動
及び急発進時等の駆動及び制動トルクを、重ね板ばね装
置20の前後シャックルリンク22及び26に担持させ
ることによって、下方ラジアスロッド76を介してL字
状レバー82及びコネクティングロッド86に作用する
力を低減し、これらロッド類の直径を小さくし、ブラケ
ット72及び78の簡素化を図ることができるので、一
層の重量軽減及び製造コストの低減を達成し得る利点が
ある。
【0023】なおまた、この実施例の場合、車両のばね
上荷重が、メーンリーフスプリング20の前端部では、
第1シャックルリンク22を介して吊下げ方向に作用
し、後端部では、第2シャックルリンク26を介して下
支え方向に作用するように配設されているので、上記操
舵に際して、ばね上荷重がリヤアクスルハウジング16
を中立位置に戻すように働くこととなり、舵角の保持が
容易になる付随的な利点がある。
上荷重が、メーンリーフスプリング20の前端部では、
第1シャックルリンク22を介して吊下げ方向に作用
し、後端部では、第2シャックルリンク26を介して下
支え方向に作用するように配設されているので、上記操
舵に際して、ばね上荷重がリヤアクスルハウジング16
を中立位置に戻すように働くこととなり、舵角の保持が
容易になる付随的な利点がある。
【0024】なお、上記実施例では、後車軸が1軸の車
両が例示されているが、後2軸の車両の場合、後前軸及
び後後軸の双方に上記と全く同様の後輪操舵装置が設け
られる。また、後2軸車では、屡々後軸の一方は駆動力
を伝達しないデッドアクスルとして構成されるが、操舵
装置それ自体は例示した駆動輪の場合と実質的に同等で
ある。
両が例示されているが、後2軸の車両の場合、後前軸及
び後後軸の双方に上記と全く同様の後輪操舵装置が設け
られる。また、後2軸車では、屡々後軸の一方は駆動力
を伝達しないデッドアクスルとして構成されるが、操舵
装置それ自体は例示した駆動輪の場合と実質的に同等で
ある。
【0025】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るトラック等
の後輪操舵装置は、車台フレーム、車巾方向の両端部に
後輪を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクス
ルハウジングと上記車台フレームとの間に介装され夫々
車体前後方向に延在した左右の重ね板ばね装置、車巾方
向に延在して配設されその一端部を上記リヤアクスルハ
ウジングの車巾方向中央部分に枢着されると共に他端部
を上記車台フレームに夫々枢着されたラテラルロッド、
車体の前後方向中心線の両側に略対称的に配設され夫々
の一端を上記リヤアクスルハウジングに枢着された左右
一対の下方ラジアスロッド、上記車台フレーム上に枢支
され夫々の一端を上記下方ラジアスロッドの他端に枢着
され左右一対のL字状レバー、車巾方向に延在して配設
されその両端部を上記左右のL字状レバーの他端に夫々
枢着されたコネクティングロッド、及び上記車台フレー
ムに支持されて上記L字状レバーの一方に連結され高速
走行時における車両の操向操舵に応動して同L字状レバ
ー及び上記コネクティングロッドを介し他方のL字状レ
バーを廻動させることにより上記左右の下方ラジアスロ
ッドを前後反対方向に駆動して上記リヤアクスルハウジ
ングを上記ラテラルロッドの上記一端枢着点の周りに廻
動させる1個の後輪操舵アクチュエータを具備してな
り、上記重ね板ばね装置が、その前後両端部を夫々揺動
可能なシャックルリンクを介して車台フレームに連結さ
れると共に、その前後方向の中間部分を、上記リヤアク
スルハウジングを上下から挟持する浅いU字状をなす上
下のラバーパッドを介して同リヤアクスルハウジングに
連結されたことを特徴とし、構造簡単かつ安価で軽量な
後輪操舵装置を提供することができるので、産業上有益
である。
の後輪操舵装置は、車台フレーム、車巾方向の両端部に
後輪を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクス
ルハウジングと上記車台フレームとの間に介装され夫々
車体前後方向に延在した左右の重ね板ばね装置、車巾方
向に延在して配設されその一端部を上記リヤアクスルハ
ウジングの車巾方向中央部分に枢着されると共に他端部
を上記車台フレームに夫々枢着されたラテラルロッド、
車体の前後方向中心線の両側に略対称的に配設され夫々
の一端を上記リヤアクスルハウジングに枢着された左右
一対の下方ラジアスロッド、上記車台フレーム上に枢支
され夫々の一端を上記下方ラジアスロッドの他端に枢着
され左右一対のL字状レバー、車巾方向に延在して配設
されその両端部を上記左右のL字状レバーの他端に夫々
枢着されたコネクティングロッド、及び上記車台フレー
ムに支持されて上記L字状レバーの一方に連結され高速
走行時における車両の操向操舵に応動して同L字状レバ
ー及び上記コネクティングロッドを介し他方のL字状レ
バーを廻動させることにより上記左右の下方ラジアスロ
ッドを前後反対方向に駆動して上記リヤアクスルハウジ
ングを上記ラテラルロッドの上記一端枢着点の周りに廻
動させる1個の後輪操舵アクチュエータを具備してな
り、上記重ね板ばね装置が、その前後両端部を夫々揺動
可能なシャックルリンクを介して車台フレームに連結さ
れると共に、その前後方向の中間部分を、上記リヤアク
スルハウジングを上下から挟持する浅いU字状をなす上
下のラバーパッドを介して同リヤアクスルハウジングに
連結されたことを特徴とし、構造簡単かつ安価で軽量な
後輪操舵装置を提供することができるので、産業上有益
である。
【図1】本発明の第1実施例を示す要部平面図である。
【図2】図1に示した後輪操舵装置の側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿い矢印方向に視た
断面図である。
断面図である。
【図4】図2のIV一IV線に沿い矢印方向に視た断面
図である。
図である。
【図5】図2に示した重ね板ばね装置とリヤアクスルハ
ウジングとの連結部分を拡大して示した拡大側面図であ
る。
ウジングとの連結部分を拡大して示した拡大側面図であ
る。
【図6】図1及び図2におけるボールジョイント装置の
具体的構造を示した断面図である。
具体的構造を示した断面図である。
【図7】図1における後輪操舵アクチュエータの作動制
御装置の概略構成図である。
御装置の概略構成図である。
10 車台フレーム 12 サイドレール 16 リヤアクスルハウジング 20 メーンリーフスプリング(重ね板ばね装置) 22 シヤックルリンク 26 シヤックルリンク 42 ラバーパッド部材 64 ラテラルロッド 76 下方ラジアスロッド 82 L字状レバー 86 コネクティングロッド 90 後輪操舵アクチュエータ
Claims (1)
- 【請求項1】 車台フレーム、車巾方向の両端部に後輪
を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスルハ
ウジングと上記車台フレームとの間に介装され夫々車体
前後方向に延在した左右の重ね板ばね装置、車巾方向に
延在して配設されその一端を上記リヤアクスルハウジン
グの車巾方向中央部分に枢着されると共に他端を上記車
台フレームに夫々枢着されたラテラルロッド、車体の前
後方向中心線の両側に略対称的に配設され夫々の一端を
上記リヤアクスルハウジングに枢着された左右一対の下
方ラジアスロッド、上記車台フレーム上に枢支され夫々
の一端を上記下方ラジアスロッドの他端に枢着された左
右一対のL字状レバー、車巾方向に延在して配設されそ
の両端部を上記左右のL字状レバーの他端に夫々枢着さ
れたコネクティングロッド、及び上記車台フレームに支
持されて上記L字状レバーの一方に連結され高速走行時
における車両の操向操舵に応動して同L字状レバー及び
上記コネクティングロッドを介し他方のL字状レバーを
廻動させることにより上記左右の下方ラジアスロッドを
前後反対方向に駆動して上記リヤアクスルハウジングを
上記ラテラルロッドの上記一端枢着点の周りに廻動させ
る1個の後輪操舵アクチュエータを具備してなり、上記
重ね板ばね装置が、その前後両端部を夫々揺動可能なシ
ャックルリンクを介して車台フレームに連結されると共
に、その前後方向の中間部分を、上記リヤアクスルハウ
ジングを上下から挟持する浅いU字状をなす上下のラバ
ーパッドを介して同リヤアクスルハウジングに連結され
たことを特徴とするトラック等の後輪操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4361732A JP2800611B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | トラック等の後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4361732A JP2800611B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | トラック等の後輪操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06179376A JPH06179376A (ja) | 1994-06-28 |
JP2800611B2 true JP2800611B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=18474695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4361732A Expired - Fee Related JP2800611B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | トラック等の後輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800611B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589589B2 (en) | 2017-08-30 | 2020-03-17 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated steering yoke and spring seat for suspension systems |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2617731B2 (ja) * | 1987-09-09 | 1997-06-04 | 株式会社小松製作所 | 後輪操向装置 |
JP2522456B2 (ja) * | 1990-09-17 | 1996-08-07 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両における後輪操舵装置 |
JPH04114881U (ja) * | 1991-03-26 | 1992-10-09 | 日産デイーゼル工業株式会社 | 後軸操舵装置 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP4361732A patent/JP2800611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10589589B2 (en) | 2017-08-30 | 2020-03-17 | Ford Global Technologies, Llc | Integrated steering yoke and spring seat for suspension systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06179376A (ja) | 1994-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980609 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |