JP2795814B2 - 笹身肉の筋切り装置 - Google Patents
笹身肉の筋切り装置Info
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- JP2795814B2 JP2795814B2 JP26049294A JP26049294A JP2795814B2 JP 2795814 B2 JP2795814 B2 JP 2795814B2 JP 26049294 A JP26049294 A JP 26049294A JP 26049294 A JP26049294 A JP 26049294A JP 2795814 B2 JP2795814 B2 JP 2795814B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鳥の笹身肉に付く筋を
自動的に切り取る装置に関する。
自動的に切り取る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鶏の笹身肉には、その一端部に比較的大
きな筋が付いており、食肉として流通させる際には上記
した筋を切り取る加工が必要とないっていた。従来、上
記したように鳥の笹身肉に付く筋は、包丁を使用して手
作業によりひとつずつ切り取っていたが、その作業は大
変面倒であり、手間のかかるものであった。
きな筋が付いており、食肉として流通させる際には上記
した筋を切り取る加工が必要とないっていた。従来、上
記したように鳥の笹身肉に付く筋は、包丁を使用して手
作業によりひとつずつ切り取っていたが、その作業は大
変面倒であり、手間のかかるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、鳥の
笹身肉に付く筋の切取り作業は大変手間のかかる作業で
あるため、笹身肉に付く筋を自動的に取り除くことので
きる装置の開発が望まれていたが、笹身肉に付く筋を機
械により奇麗に切断することは難しく、実用化されるこ
とはなかった。本発明の目的は、鳥の笹身肉に付く筋を
奇麗に切り取ることのできる装置を合理的な構造にて提
供することにある。
笹身肉に付く筋の切取り作業は大変手間のかかる作業で
あるため、笹身肉に付く筋を自動的に取り除くことので
きる装置の開発が望まれていたが、笹身肉に付く筋を機
械により奇麗に切断することは難しく、実用化されるこ
とはなかった。本発明の目的は、鳥の笹身肉に付く筋を
奇麗に切り取ることのできる装置を合理的な構造にて提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の笹身肉の筋切り装置は、笹身肉を載置
するトレイ体を多数個無端状に連結し回転駆動自在に構
成した搬送路と、該搬送路の直上位置にて固定した状態
で設置する筋切り機構とにより構成し、前記搬送路の各
トレイ体に笹身肉を展開状態で載置する載置凹部を凹設
すると共に、該載置凹部の一端側に笹身肉の端に付く筋
を載せる筋受け部を上記載置凹部の上面レベルに略一致
させて形成し、この筋受け部上に載せた筋を着脱可能に
押える押え片をトレイ体の上に設け、且つ、筋きり機構
は、上記トレイ体載置凹部の一端部に対応する位置にお
いて搬送路始端へ向けて水平に保持する平板状の突き切
り刃を具備し、該突き切り刃を載置凹部上面レベルより
幾分低いレベルに合わせると共に、その直上に筋の厚さ
分の間隙を介して押えローラを配設し、上記突き切り刃
の他端側に回転刃を垂直に配置し、その刃先を突き切り
刃のレベルに接合させたものである。
ために、本発明の笹身肉の筋切り装置は、笹身肉を載置
するトレイ体を多数個無端状に連結し回転駆動自在に構
成した搬送路と、該搬送路の直上位置にて固定した状態
で設置する筋切り機構とにより構成し、前記搬送路の各
トレイ体に笹身肉を展開状態で載置する載置凹部を凹設
すると共に、該載置凹部の一端側に笹身肉の端に付く筋
を載せる筋受け部を上記載置凹部の上面レベルに略一致
させて形成し、この筋受け部上に載せた筋を着脱可能に
押える押え片をトレイ体の上に設け、且つ、筋きり機構
は、上記トレイ体載置凹部の一端部に対応する位置にお
いて搬送路始端へ向けて水平に保持する平板状の突き切
り刃を具備し、該突き切り刃を載置凹部上面レベルより
幾分低いレベルに合わせると共に、その直上に筋の厚さ
分の間隙を介して押えローラを配設し、上記突き切り刃
の他端側に回転刃を垂直に配置し、その刃先を突き切り
刃のレベルに接合させたものである。
【0005】また、上記各トレイ体の載置凹部一端側
に、突き切り刃の一端縁部を水平に嵌通せしめるガイド
溝を凹設するとよい。
に、突き切り刃の一端縁部を水平に嵌通せしめるガイド
溝を凹設するとよい。
【0006】
【作用】以上の手段によれば、多数のトレイ体を連結し
て無端状に構成される搬送路の直上には筋切り機構が固
定状態で設置されている。筋きり機構は、笹身肉から筋
を切り離す突き切り刃と、切り離した筋の基を切断する
回転刃と、筋を切断する最中において笹身肉を上から押
える押えローラとにより構成してある。
て無端状に構成される搬送路の直上には筋切り機構が固
定状態で設置されている。筋きり機構は、笹身肉から筋
を切り離す突き切り刃と、切り離した筋の基を切断する
回転刃と、筋を切断する最中において笹身肉を上から押
える押えローラとにより構成してある。
【0007】搬送路の各トレイ体の載置凹部には笹身肉
を展開状態で載置し、肉の端部に付く筋を筋受け部の上
に引き伸ばして載せる。トレイ上に設けた押え片は上記
したように筋受け部の上に載せた筋を上から押える。搬
送路の回転駆動により、笹身肉を載せたトレイ体が搬送
路上を移動し、上記筋切り機構を通過する際、トレイ体
の上に載置された笹身肉の端部に押えローラが乗り上げ
て載置凹部内に押えつける。
を展開状態で載置し、肉の端部に付く筋を筋受け部の上
に引き伸ばして載せる。トレイ上に設けた押え片は上記
したように筋受け部の上に載せた筋を上から押える。搬
送路の回転駆動により、笹身肉を載せたトレイ体が搬送
路上を移動し、上記筋切り機構を通過する際、トレイ体
の上に載置された笹身肉の端部に押えローラが乗り上げ
て載置凹部内に押えつける。
【0008】これと同時に、突き切り刃の先端はトレイ
体の載置凹部の上面レベルと略一致するレベルに引き上
げられる筋と笹身肉との間に差し込まれて肉から筋を切
離する。さらに上記突き切り刃の他端にて回転する回転
刃は、上記突き切り刃レベルと接合する刃先により笹身
肉から分離した筋の基を切断する。
体の載置凹部の上面レベルと略一致するレベルに引き上
げられる筋と笹身肉との間に差し込まれて肉から筋を切
離する。さらに上記突き切り刃の他端にて回転する回転
刃は、上記突き切り刃レベルと接合する刃先により笹身
肉から分離した筋の基を切断する。
【0009】また、トレイ体の載置凹部一端側に、突き
切り刃の一端縁部が水平に嵌通するガイド溝を凹設した
ものにおいては、笹身肉を載せたトレイ体が筋切り機構
部を通過する際に、突き切り刃の一端縁が移動するトレ
イ体のガイド溝に挿入されてガイドされ、筋を切断する
際における刃のぶれが防止する。
切り刃の一端縁部が水平に嵌通するガイド溝を凹設した
ものにおいては、笹身肉を載せたトレイ体が筋切り機構
部を通過する際に、突き切り刃の一端縁が移動するトレ
イ体のガイド溝に挿入されてガイドされ、筋を切断する
際における刃のぶれが防止する。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したも
のであるから、回転駆動する搬送路のトレイ体に笹身肉
を展開状態で載置し、肉端部に付く筋を筋受け部の上に
載せるだけで、以後、トレイ体が移動する最中におい
て、トレイ体上の笹身肉から筋を切り離し、さらに筋の
付け根から切断して手作業と同様に奇麗に取り除くこと
ができる。よって、従来は手作業で行なっていた面倒な
笹身肉の筋の取り除き作業を自動化し作業の省力化を図
ることができる。
のであるから、回転駆動する搬送路のトレイ体に笹身肉
を展開状態で載置し、肉端部に付く筋を筋受け部の上に
載せるだけで、以後、トレイ体が移動する最中におい
て、トレイ体上の笹身肉から筋を切り離し、さらに筋の
付け根から切断して手作業と同様に奇麗に取り除くこと
ができる。よって、従来は手作業で行なっていた面倒な
笹身肉の筋の取り除き作業を自動化し作業の省力化を図
ることができる。
【0011】また、トレイ体の載置凹部一端側に、突き
切り刃の一端縁部が水平に嵌通するガイド溝を凹設した
ものにおいては、笹身肉の筋を切断する際に、突き切り
刃の一端縁を相対移動するトレイ体のガイド溝に挿入
し、刃先を載置凹部の上面レベルより幾分低いレベルに
合わせてガイドすることができるので、、突き切り刃の
刃先を肉と筋との間に正確に差し込むと共に、切断時に
おける刃のぶれを防止し、これにより筋の切断分離をよ
り確実に行なうことが可能となる。
切り刃の一端縁部が水平に嵌通するガイド溝を凹設した
ものにおいては、笹身肉の筋を切断する際に、突き切り
刃の一端縁を相対移動するトレイ体のガイド溝に挿入
し、刃先を載置凹部の上面レベルより幾分低いレベルに
合わせてガイドすることができるので、、突き切り刃の
刃先を肉と筋との間に正確に差し込むと共に、切断時に
おける刃のぶれを防止し、これにより筋の切断分離をよ
り確実に行なうことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3にて示す笹身肉の筋切り装置は、
笹身肉を載置するトレイ体11を多数連結して無端状の
搬送路1を構成し、該搬送路1上に筋切り機構5を設置
して構成してある。
明する。図1乃至図3にて示す笹身肉の筋切り装置は、
笹身肉を載置するトレイ体11を多数連結して無端状の
搬送路1を構成し、該搬送路1上に筋切り機構5を設置
して構成してある。
【0013】搬送路1は、多数のトレイ体11を無端状
に連結して成り、基台フレーム20の上に回転駆動自在
に設置してある。基台フレーム20上部の両端には、搬
送路1の幅方向に渡る回転軸22a,22bを、2個一
対の軸受21a及び21bを介して水平に軸受してあ
る。また、上記回転軸22a,22bには2枚のスプロ
ケット23a,23bが間隔をおいて設け、これらスプ
ロケット23a,23bの間に夫々チェーン24を掛け
渡してある。
に連結して成り、基台フレーム20の上に回転駆動自在
に設置してある。基台フレーム20上部の両端には、搬
送路1の幅方向に渡る回転軸22a,22bを、2個一
対の軸受21a及び21bを介して水平に軸受してあ
る。また、上記回転軸22a,22bには2枚のスプロ
ケット23a,23bが間隔をおいて設け、これらスプ
ロケット23a,23bの間に夫々チェーン24を掛け
渡してある。
【0014】上記チェーン24には各トレイ体11の両
端部を夫々止着する。これにより、各トレイ体11はス
プロケット23a,23bの間に平行状態で掛け渡され
る2本のチェーン24によりベルトコンベアの如く無端
状に連結し、チェーン24と共に両スプロケット23
a,23bの間を回転する。
端部を夫々止着する。これにより、各トレイ体11はス
プロケット23a,23bの間に平行状態で掛け渡され
る2本のチェーン24によりベルトコンベアの如く無端
状に連結し、チェーン24と共に両スプロケット23
a,23bの間を回転する。
【0015】トレイ体11は笹身肉を展開した状態で載
置する板状体であり、搬送路1の幅と略同じ長さの長方
形に形成し、その両端部に夫々2個のローラ15を取付
けてある。また、搬送路1の往路及び復路において、各
トレイ体11両端部のローラ15が通過する位置には、
ローラ15が乗り上げて走行するガイドレール25を上
下平行に設け、基台フレーム20の両側部に取付固定し
てある。これにより、各トレイ体11の両端に設けたロ
ーラ15は、搬送路1の回転中において夫々上記カイド
レール25の上に沿って走行し、各トレイ体11が搬送
路1の往路及び復路において水平且つ直線的に移動する
ように構成してある。
置する板状体であり、搬送路1の幅と略同じ長さの長方
形に形成し、その両端部に夫々2個のローラ15を取付
けてある。また、搬送路1の往路及び復路において、各
トレイ体11両端部のローラ15が通過する位置には、
ローラ15が乗り上げて走行するガイドレール25を上
下平行に設け、基台フレーム20の両側部に取付固定し
てある。これにより、各トレイ体11の両端に設けたロ
ーラ15は、搬送路1の回転中において夫々上記カイド
レール25の上に沿って走行し、各トレイ体11が搬送
路1の往路及び復路において水平且つ直線的に移動する
ように構成してある。
【0016】搬送路1終端側の回転軸22bの一端に
は、スプロケット26aが取り付けられる。上記スプロ
ケット26aは、基台フレーム20下部に設置した駆動
モータ27の出力軸に取付たスプロケット26bと、チ
ェーン26c介して連結してある。よって、駆動モータ
27を駆動させると、搬送路1の回転軸22bが回動
し、チェーン名26により無端状に連結される各トレイ
体11が前記長円軌道に沿って回転移動する。
は、スプロケット26aが取り付けられる。上記スプロ
ケット26aは、基台フレーム20下部に設置した駆動
モータ27の出力軸に取付たスプロケット26bと、チ
ェーン26c介して連結してある。よって、駆動モータ
27を駆動させると、搬送路1の回転軸22bが回動
し、チェーン名26により無端状に連結される各トレイ
体11が前記長円軌道に沿って回転移動する。
【0017】トレイ体11は、図4乃至図8及び図9に
て示すように、笹身肉を載置するトレイ板12と該トレ
イ板12を取付支持する基板13とから構成される。ト
レイ体1は、例えば合成樹脂材により形成し、その上面
に笹身肉を展開して載置する載置凹部12aを凹設す
る。載置凹部12aは笹身肉の平均的な厚さに対応する
深さに形成し、その一端側には筋受け部14を形成して
ある。筋受け部14は、上記載置凹部12aに載置した
笹身肉の一端に付く筋を載せる部分であり、トレイ板1
2の一端部に凹溝のように形成し、筋を受ける凹面のレ
ベルを上記載置凹部12aの上面レベルと略一致させて
ある。よって、載置凹部12aに展開した状態で載置し
た笹身肉の筋は、上記凹部12aの上面レベルにて水平
に引き伸ばされた状態を維持することになる。
て示すように、笹身肉を載置するトレイ板12と該トレ
イ板12を取付支持する基板13とから構成される。ト
レイ体1は、例えば合成樹脂材により形成し、その上面
に笹身肉を展開して載置する載置凹部12aを凹設す
る。載置凹部12aは笹身肉の平均的な厚さに対応する
深さに形成し、その一端側には筋受け部14を形成して
ある。筋受け部14は、上記載置凹部12aに載置した
笹身肉の一端に付く筋を載せる部分であり、トレイ板1
2の一端部に凹溝のように形成し、筋を受ける凹面のレ
ベルを上記載置凹部12aの上面レベルと略一致させて
ある。よって、載置凹部12aに展開した状態で載置し
た笹身肉の筋は、上記凹部12aの上面レベルにて水平
に引き伸ばされた状態を維持することになる。
【0018】上記したトレイ板12を取付支持する基板
13は、トレイ板12よりも幾分大きく形成される矩形
の板材であり、両端部に前記したローラ15を突出する
形で2個ずつ軸支すると共に、下面には既述した両チェ
ーン24を止着してある。上記基板13の上面にはトレ
イ板12を取付支持すると共に、一端部には押え片16
を設けてある。押え片16は、前記したようにトレイ板
12の筋受け部14の上に置かれた笹身肉の筋を上から
押え付けるものである。押え片16は、略角棒形に形成
し、基板13の一端部に固定した支持体16aの上端部
にて略中央を軸支し、その軸支部を支点としてシーソー
のように揺動するように支持してある。上記押え片16
の先端は下方へ向けて突出させ、降下状態にてトレイ板
12の筋受け部14の上に当接するようになっている。
また、上記押え片16の後端部にはローラ16aを軸支
してある。よって、押え片16は上記ローラ16の重さ
により後端が下がり、傾いた状態を維持する。
13は、トレイ板12よりも幾分大きく形成される矩形
の板材であり、両端部に前記したローラ15を突出する
形で2個ずつ軸支すると共に、下面には既述した両チェ
ーン24を止着してある。上記基板13の上面にはトレ
イ板12を取付支持すると共に、一端部には押え片16
を設けてある。押え片16は、前記したようにトレイ板
12の筋受け部14の上に置かれた笹身肉の筋を上から
押え付けるものである。押え片16は、略角棒形に形成
し、基板13の一端部に固定した支持体16aの上端部
にて略中央を軸支し、その軸支部を支点としてシーソー
のように揺動するように支持してある。上記押え片16
の先端は下方へ向けて突出させ、降下状態にてトレイ板
12の筋受け部14の上に当接するようになっている。
また、上記押え片16の後端部にはローラ16aを軸支
してある。よって、押え片16は上記ローラ16の重さ
により後端が下がり、傾いた状態を維持する。
【0019】一方、搬送路1の往路一側には係合レール
17がガイドレール24に沿わせた形で設けてある。係
合レール17は、上記押え片16のローラ16aが乗り
上げるレール面を構成する部材であり、搬送路1上の筋
切り機構5が設けられる範囲に搬送路1と平行に設け、
基台フレーム20側の部材に取付支持してある。すなわ
ち、トレイ体11と共に水平移動する押え片16のロー
ラ16aが、搬送路1上の筋きり機構5が設けられる範
囲に移動した際、ローラ16aが上記係合レール17に
乗り上げて一段高い位置に沿って走行し、これにより押
え片16の先端が筋受け部14の上に降下して同筋受け
部14の上に載せられる笹身肉の筋を上から押え付ける
ように構成してある。また、トレイ体11が上記筋きり
機構5の範囲を通過すると、ローラ16が係合レール1
7から外れてまた元の高さまで降下し、押え片16によ
る押え付けが解除される。
17がガイドレール24に沿わせた形で設けてある。係
合レール17は、上記押え片16のローラ16aが乗り
上げるレール面を構成する部材であり、搬送路1上の筋
切り機構5が設けられる範囲に搬送路1と平行に設け、
基台フレーム20側の部材に取付支持してある。すなわ
ち、トレイ体11と共に水平移動する押え片16のロー
ラ16aが、搬送路1上の筋きり機構5が設けられる範
囲に移動した際、ローラ16aが上記係合レール17に
乗り上げて一段高い位置に沿って走行し、これにより押
え片16の先端が筋受け部14の上に降下して同筋受け
部14の上に載せられる笹身肉の筋を上から押え付ける
ように構成してある。また、トレイ体11が上記筋きり
機構5の範囲を通過すると、ローラ16が係合レール1
7から外れてまた元の高さまで降下し、押え片16によ
る押え付けが解除される。
【0020】搬送路1上に設置される筋きり機構5は、
トレイ体11に載置される笹身肉の端部を押えるベルト
ローラ53と、上記笹身肉から筋を切り離す突き切り刃
51と、筋の元を切断する回転刃52とから構成し、搬
送路1往路上の後半部に配置し、夫々基台フレーム20
に対して取付支持してある。突き切り刃51は、基台フ
レーム20上部に固定した支持部材51bから搬送路1
中央へ向けて延出する支持板51aの先端に一体的に取
り付けられ、刃先を搬送路1始端へ向けて突出させてあ
る。
トレイ体11に載置される笹身肉の端部を押えるベルト
ローラ53と、上記笹身肉から筋を切り離す突き切り刃
51と、筋の元を切断する回転刃52とから構成し、搬
送路1往路上の後半部に配置し、夫々基台フレーム20
に対して取付支持してある。突き切り刃51は、基台フ
レーム20上部に固定した支持部材51bから搬送路1
中央へ向けて延出する支持板51aの先端に一体的に取
り付けられ、刃先を搬送路1始端へ向けて突出させてあ
る。
【0021】上記突き切り刃51は、トレイ体11載置
凹部12aの一端部、即ち、上記載置凹部12内に載置
される笹身肉の筋部分に対応する位置に合わせて設けら
れ、トレイ体11載置凹部12aの上面レベルより幾分
低いレベルに合わせて水平に保持してある(第7図)。
即ち、上記突き切り刃51は、送路1のトレイ体11が
水平移動する際に、筋と笹身肉との間に差し込まれ両者
を切断する。また、上記突き切り刃51の刃先は一端側
が突出するように斜めに切断してある。これによれば、
上記したように突き切り刃51が、筋受け部14上にて
押えられる筋と笹身肉との間に差し込まれる際に、上記
筋を笹身肉の端から中央へ向けて切断するようになり、
刃先の動きを手作業と同様にして筋の分離を奇麗に行な
うことができる。
凹部12aの一端部、即ち、上記載置凹部12内に載置
される笹身肉の筋部分に対応する位置に合わせて設けら
れ、トレイ体11載置凹部12aの上面レベルより幾分
低いレベルに合わせて水平に保持してある(第7図)。
即ち、上記突き切り刃51は、送路1のトレイ体11が
水平移動する際に、筋と笹身肉との間に差し込まれ両者
を切断する。また、上記突き切り刃51の刃先は一端側
が突出するように斜めに切断してある。これによれば、
上記したように突き切り刃51が、筋受け部14上にて
押えられる筋と笹身肉との間に差し込まれる際に、上記
筋を笹身肉の端から中央へ向けて切断するようになり、
刃先の動きを手作業と同様にして筋の分離を奇麗に行な
うことができる。
【0022】さらに、トレイ体11の載置凹部12aの
端面には、上記突き切り刃51の一端側縁部を挿入する
ガイド溝18が水平に凹設してある。上記した如くトレ
イ体11にガイド溝18を設けることによれば、笹身肉
を載せたトレイ体11が筋切り機構部5を通過する際
に、突き切り刃51の一端縁が移動するトレイ体11の
ガイド溝18に嵌合してガイドされる。よって、切断中
における突き切り刃51の刃先はぶれないように所定レ
ベルにて保持され、肉と筋との間に刃先を正確に差し込
んで、筋の切断分離を確実に行なうことが可能となる。
端面には、上記突き切り刃51の一端側縁部を挿入する
ガイド溝18が水平に凹設してある。上記した如くトレ
イ体11にガイド溝18を設けることによれば、笹身肉
を載せたトレイ体11が筋切り機構部5を通過する際
に、突き切り刃51の一端縁が移動するトレイ体11の
ガイド溝18に嵌合してガイドされる。よって、切断中
における突き切り刃51の刃先はぶれないように所定レ
ベルにて保持され、肉と筋との間に刃先を正確に差し込
んで、筋の切断分離を確実に行なうことが可能となる。
【0023】ベルトローラ53は、上記したように突き
切り刃51により笹身肉から筋を切り落す際に、トレイ
体11の載置凹部12aに載置される笹身肉を上から全
面的に押えて肉のずれを防止するものであり、前後に間
隔を置いて設けた2個のローラ53a,53bの間に無
端状のベルト53cを掛け渡して構成してある。尚、上
記両ローラ53a,53bは基台フレーム20上部から
搬送路1上中央へ向けて水平に延出する支軸54a,5
4bにより軸支される。支軸54a,54bは基台フレ
ーム20上に設置される軸受け板55上に対して回転自
在に軸受され、搬送路1の回転軸22bから駆動力を受
ける歯車機構56により搬送路1の搬送速度と同じ速度
にて回転駆動する。
切り刃51により笹身肉から筋を切り落す際に、トレイ
体11の載置凹部12aに載置される笹身肉を上から全
面的に押えて肉のずれを防止するものであり、前後に間
隔を置いて設けた2個のローラ53a,53bの間に無
端状のベルト53cを掛け渡して構成してある。尚、上
記両ローラ53a,53bは基台フレーム20上部から
搬送路1上中央へ向けて水平に延出する支軸54a,5
4bにより軸支される。支軸54a,54bは基台フレ
ーム20上に設置される軸受け板55上に対して回転自
在に軸受され、搬送路1の回転軸22bから駆動力を受
ける歯車機構56により搬送路1の搬送速度と同じ速度
にて回転駆動する。
【0024】上記ベルトローラ53は、突き切り刃51
の上に沿って配設し、その先端部は突き切り刃51の刃
先よりも幾分前方に位置せしめてある。また、ベルトロ
ーラ53の下面と上記突き切り刃51との間には図7に
て示すように笹身肉の筋の厚さに対応する間隙が設けて
あり、ベルトローラ53が筋の付く笹身肉の端部を上か
ら押え付けた状態にて、突き切り刃51が上記筋の下を
突いて切断するように構成してある。
の上に沿って配設し、その先端部は突き切り刃51の刃
先よりも幾分前方に位置せしめてある。また、ベルトロ
ーラ53の下面と上記突き切り刃51との間には図7に
て示すように笹身肉の筋の厚さに対応する間隙が設けて
あり、ベルトローラ53が筋の付く笹身肉の端部を上か
ら押え付けた状態にて、突き切り刃51が上記筋の下を
突いて切断するように構成してある。
【0025】回転刃52は、上記したようにベルトロー
ラ53により押えながら突き切り刃51により笹身肉か
ら分離された筋の付け根を切断し、筋を肉から完全に切
断するものであり、基台フレーム20上部から搬送路1
中央へ向けて水平に延出させた軸受筒63により軸受さ
れる回転軸63aの先端に取付けてある。尚、回転刃5
2を取り付ける回転軸63aは、基台フレーム20上に
取付台61を介して設置した駆動モータ62の出力軸に
直接的に接続され、該駆動モータ62の駆動により回転
する。
ラ53により押えながら突き切り刃51により笹身肉か
ら分離された筋の付け根を切断し、筋を肉から完全に切
断するものであり、基台フレーム20上部から搬送路1
中央へ向けて水平に延出させた軸受筒63により軸受さ
れる回転軸63aの先端に取付けてある。尚、回転刃5
2を取り付ける回転軸63aは、基台フレーム20上に
取付台61を介して設置した駆動モータ62の出力軸に
直接的に接続され、該駆動モータ62の駆動により回転
する。
【0026】上記回転刃52は、ベルトローラ53の両
ローラ53a,53b間の略中央部で、且つ突き切り刃
51の幾分後ろの位置に垂直状態で設置してある。図7
にて示すように、笹身肉を切断する為の刃先位置となる
回転刃52の下端部は、突き切り刃51の他端側縁に近
接させ、且つ刃先のレベルが上記突き切り刃51のレベ
ルより幾分下になるように設定してあり、これによれ
ば、笹身肉から分離した筋は上記回転刃52の刃先によ
り付け根の部分から切断される。
ローラ53a,53b間の略中央部で、且つ突き切り刃
51の幾分後ろの位置に垂直状態で設置してある。図7
にて示すように、笹身肉を切断する為の刃先位置となる
回転刃52の下端部は、突き切り刃51の他端側縁に近
接させ、且つ刃先のレベルが上記突き切り刃51のレベ
ルより幾分下になるように設定してあり、これによれ
ば、笹身肉から分離した筋は上記回転刃52の刃先によ
り付け根の部分から切断される。
【0027】次ぎに、上記した如く構成した笹身肉の筋
切り装置の作動を説明する。作業者は、搬送路1の回転
駆動により同搬送路1の往路始端に移動して来るトレイ
体11の載置凹部12aに笹身肉を展開した状態で載置
し、その笹身肉の一端に突く筋を引き伸ばして筋受け部
14の上に載せる。この時、押え片16の先端は同片1
6の自重により上昇した状態にあり、筋受け部14の上
に載せた筋はまだ押えられてはいない(図9)。笹身肉
を載置したトレイ体11は、搬送路1の回転駆動により
往路に沿って移動する。そして、上記トレイ体11が筋
きり機構5に近づくと、押え片16のローラ16aが係
合レール17に乗り上げる。これにより、押え片16の
先端が降下し、筋受け部14の上に載せた筋を押えつけ
る(図10)。
切り装置の作動を説明する。作業者は、搬送路1の回転
駆動により同搬送路1の往路始端に移動して来るトレイ
体11の載置凹部12aに笹身肉を展開した状態で載置
し、その笹身肉の一端に突く筋を引き伸ばして筋受け部
14の上に載せる。この時、押え片16の先端は同片1
6の自重により上昇した状態にあり、筋受け部14の上
に載せた筋はまだ押えられてはいない(図9)。笹身肉
を載置したトレイ体11は、搬送路1の回転駆動により
往路に沿って移動する。そして、上記トレイ体11が筋
きり機構5に近づくと、押え片16のローラ16aが係
合レール17に乗り上げる。これにより、押え片16の
先端が降下し、筋受け部14の上に載せた筋を押えつけ
る(図10)。
【0028】笹身肉を載せたトレイ体11が搬送路上を
移動し、筋切り機構5にかかると、トレイ体に載置され
た笹身肉の端部にベルトローラ53が乗り上げ、筋が付
く笹身肉の端部を上から押えつける。また、これと同時
に、突き切り刃51の一端縁がトレイ体11のガイド溝
18に挿入される。その直後、突き切り刃51の先端は
載置凹部12aの上面レベルに引き上げられた状態の筋
と笹身肉との間に鋭利な刃先が差し込まれ、肉から筋を
切離す。さらに、突き切り刃51の他端にて回転する回
転刃52の刃先が笹身肉から分離した筋の基を切断す
る。上記した筋の切断は、笹身肉を載せたトレイ体11
が筋切り機構5を通過する度に行なわれる。
移動し、筋切り機構5にかかると、トレイ体に載置され
た笹身肉の端部にベルトローラ53が乗り上げ、筋が付
く笹身肉の端部を上から押えつける。また、これと同時
に、突き切り刃51の一端縁がトレイ体11のガイド溝
18に挿入される。その直後、突き切り刃51の先端は
載置凹部12aの上面レベルに引き上げられた状態の筋
と笹身肉との間に鋭利な刃先が差し込まれ、肉から筋を
切離す。さらに、突き切り刃51の他端にて回転する回
転刃52の刃先が笹身肉から分離した筋の基を切断す
る。上記した筋の切断は、笹身肉を載せたトレイ体11
が筋切り機構5を通過する度に行なわれる。
【0029】笹身肉の筋を切断したトレイ体11が、筋
切り機構5を通過すると、押え片16のローラ16aが
係合レール17の上から外れ、自重により先端が上昇し
て筋の押えつけが解除される。上記したように切断され
た筋は、トレイ体11の筋受け部14上が、若しくはベ
ルトローラ53の外周に付着した状態で残るため、作業
者は筋切りの終えた笹身肉をトレイ体11から取り上げ
るのと同時に切断した筋を回収する。また、上記実施例
は、切断した筋を手作業により回収するように構成した
が、切断した筋の回収は、圧搾空気の吹き付けや、空気
吸引ノズル等により機械的に回収するようにしてもよ
い。
切り機構5を通過すると、押え片16のローラ16aが
係合レール17の上から外れ、自重により先端が上昇し
て筋の押えつけが解除される。上記したように切断され
た筋は、トレイ体11の筋受け部14上が、若しくはベ
ルトローラ53の外周に付着した状態で残るため、作業
者は筋切りの終えた笹身肉をトレイ体11から取り上げ
るのと同時に切断した筋を回収する。また、上記実施例
は、切断した筋を手作業により回収するように構成した
が、切断した筋の回収は、圧搾空気の吹き付けや、空気
吸引ノズル等により機械的に回収するようにしてもよ
い。
【0030】尚、上記実施例は、筋を切断する際に笹身
肉を押える押えローラとしてベルトローラ53を使用し
たが、押えローラは上記したものに限定するものではな
く、移動するトレイ体11上の笹身肉をずれることなく
押え付けられるものであれば、どのような構成のもので
あってもよい。さらに、上記実施例の押え片16は、係
合レール17の上にローラ16aが乗り上げることによ
り、トレイ体11が筋切断機構5の間を通過する間だ
け、筋受け部14上の筋を押え付けるように構成した。
しかし、押え片の作動機構は上記した構成に限定される
ものではなく、例えば、ばね等により上記押え片の先端
が降下する方向に常時付勢し、搬送路の始端にて作業者
が押え片を上げて筋を押え、筋の切断後に搬送路の終端
にて押え片を解除して筋を取り除くように構成してもよ
い。
肉を押える押えローラとしてベルトローラ53を使用し
たが、押えローラは上記したものに限定するものではな
く、移動するトレイ体11上の笹身肉をずれることなく
押え付けられるものであれば、どのような構成のもので
あってもよい。さらに、上記実施例の押え片16は、係
合レール17の上にローラ16aが乗り上げることによ
り、トレイ体11が筋切断機構5の間を通過する間だ
け、筋受け部14上の筋を押え付けるように構成した。
しかし、押え片の作動機構は上記した構成に限定される
ものではなく、例えば、ばね等により上記押え片の先端
が降下する方向に常時付勢し、搬送路の始端にて作業者
が押え片を上げて筋を押え、筋の切断後に搬送路の終端
にて押え片を解除して筋を取り除くように構成してもよ
い。
【図1】 本発明を実施した筋切り装置を示す正面
図。
図。
【図2】 同装置の平面図。
【図3】 同装置の側面図。
【図4】 図7におけるIV-IV 線断面図。
【図5】 トレイ体の一端部を示す拡大平面図。
【図6】 図8におけるVI-VI 線断面図。
【図7】 筋切り機構の縦断面図。
【図8】 押え片部を一部切欠して示す正面図。
【図9】 トレイ体に笹身肉を載置した状態を示す搬
送路の斜視図。
送路の斜視図。
【図10】 筋切り機構の直前までトレイ体が移動し
た状態を示す搬送路の斜視図。
た状態を示す搬送路の斜視図。
【図11】 トレイ体が筋きり機構を通過中の状態を
示す搬送路の斜視図。
示す搬送路の斜視図。
【図12】 トレイ体が筋切り機構を通過した後の状
態を示す搬送路の斜視図。
態を示す搬送路の斜視図。
1・・・搬送路 5・・・筋切り機構 11・・・トレイ体 12a・・・載置凹部 14・・・筋受け部 16・・・押え片 51・・・突き切り刃 52・・・回転刃 53・・・ベルトローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 笹身肉を載置するトレイ体を多数個無
端状に連結し回転駆動自在に構成した搬送路と、該搬送
路の直上位置にて固定した状態で設置する筋切り機構と
により構成し、前記搬送路の各トレイ体に笹身肉を展開
状態で載置する載置凹部を凹設すると共に、該載置凹部
の一端側に笹身肉の端に付く筋を載せる筋受け部を上記
載置凹部の上面レベルに略一致させて形成し、この筋受
け部上に載せた筋を着脱可能に押える押え片をトレイ体
の上に設け、且つ、筋きり機構は、上記トレイ体載置凹
部の一端部に対応する位置において搬送路始端へ向けて
水平に保持する平板状の突き切り刃を具備し、該突き切
り刃を載置凹部上面レベルより幾分低いレベルに合わせ
ると共に、その直上に筋の厚さ分の間隙を介して押えロ
ーラを配設し、上記突き切り刃の他端側に回転刃を垂直
に配置し、その刃先を突き切り刃のレベルに接合させて
成る笹身肉の筋切り装置。 - 【請求項2】 各トレイ体の載置凹部一端側に、突き
切り刃の一端縁部を水平に嵌通せしめるガイド溝を凹設
してなる請求項1記載の笹身肉の筋きり装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26049294A JP2795814B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 笹身肉の筋切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26049294A JP2795814B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 笹身肉の筋切り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116860A JPH08116860A (ja) | 1996-05-14 |
JP2795814B2 true JP2795814B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=17348722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26049294A Expired - Lifetime JP2795814B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 笹身肉の筋切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2795814B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1029227C2 (nl) | 2005-06-10 | 2006-12-12 | Meyn Food Proc Technology Bv | Werkwijze en inrichting voor het oogsten van een binnenfilet van gevogelte. |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP26049294A patent/JP2795814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08116860A (ja) | 1996-05-14 |
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