JP2794818B2 - 作動流体 - Google Patents
作動流体Info
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- JP2794818B2 JP2794818B2 JP1231889A JP23188989A JP2794818B2 JP 2794818 B2 JP2794818 B2 JP 2794818B2 JP 1231889 A JP1231889 A JP 1231889A JP 23188989 A JP23188989 A JP 23188989A JP 2794818 B2 JP2794818 B2 JP 2794818B2
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- working fluid
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- perfluoropropane
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍機、ヒートポンプなどにおいて使用さ
れる作動流体に関する。
れる作動流体に関する。
従来技術とその問題点 従来、作動流体乃至冷媒としては、クロロフルオロ炭
化水素、フルオロ炭化水素、これらの共沸組成物並びに
その近辺の組成の組成物が知られている。これらは、フ
ロン又はフロン系冷媒と称されており、現在冷凍機用の
作動流体としてはトリクロロフルオロメタン(フロン−
11)、ジクロロジフルオロメタン(フロン−12)などが
主に使用されている。しかしながら、近年、大気中に放
出された場合に、ある種のフロンが成層圏のオゾン層を
破壊し、その結果、人類を含む地球上の生態系に重大な
悪影響を及ぼすことが指摘されている。従って、オゾン
層破壊の可能性の高いフロンについては、国際的な取り
決めにより、使用及び生産が制限されるに至っている。
制限の対象となるフロンの一種に上記の様に汎用されて
いるフロン−11およびフロン−12がある。冷凍・空調設
備の普及に伴い、需要が毎年増大しているフロンの使用
及び生産の制限は、居住環境をはじめとして、現在の社
会機構全般に与える影響が大きい。従って、オゾン破壊
問題を生じる危険性の無い或いはその危険性の低い新た
な冷媒の開発が緊急の課題となっている。
化水素、フルオロ炭化水素、これらの共沸組成物並びに
その近辺の組成の組成物が知られている。これらは、フ
ロン又はフロン系冷媒と称されており、現在冷凍機用の
作動流体としてはトリクロロフルオロメタン(フロン−
11)、ジクロロジフルオロメタン(フロン−12)などが
主に使用されている。しかしながら、近年、大気中に放
出された場合に、ある種のフロンが成層圏のオゾン層を
破壊し、その結果、人類を含む地球上の生態系に重大な
悪影響を及ぼすことが指摘されている。従って、オゾン
層破壊の可能性の高いフロンについては、国際的な取り
決めにより、使用及び生産が制限されるに至っている。
制限の対象となるフロンの一種に上記の様に汎用されて
いるフロン−11およびフロン−12がある。冷凍・空調設
備の普及に伴い、需要が毎年増大しているフロンの使用
及び生産の制限は、居住環境をはじめとして、現在の社
会機構全般に与える影響が大きい。従って、オゾン破壊
問題を生じる危険性の無い或いはその危険性の低い新た
な冷媒の開発が緊急の課題となっている。
問題点を解決するための手段 本発明者は、大気中に放出された場合にもオゾン層に
及ぼす影響が小さいか或いは影響のない新たな冷媒を得
るべく、種々研究を重ねてきた。その結果、パーフルオ
ロプロパンが、その目的に合致する要件を具備している
ことを見出した。また、パーフルオロプロパンがヒート
ポンプ用の作動流体としても優れた性質を具備している
ことを併せて見出した。
及ぼす影響が小さいか或いは影響のない新たな冷媒を得
るべく、種々研究を重ねてきた。その結果、パーフルオ
ロプロパンが、その目的に合致する要件を具備している
ことを見出した。また、パーフルオロプロパンがヒート
ポンプ用の作動流体としても優れた性質を具備している
ことを併せて見出した。
すなわち、本発明は、(a)パーフルオロプロパンに
パーフルオロプロパン重量の50%までの範囲内で(b)
モノクロロジフルオロメタン(以下フロン−22とい
う)、ジフルオロメタン(以下フロン−32という)及び
1,1,1,2−テトラフルオロエタン(以下フロン−134aと
いう)からなる群から選択される少なくとも1種のフロ
ン類を混合してなる作動流体に係る。
パーフルオロプロパン重量の50%までの範囲内で(b)
モノクロロジフルオロメタン(以下フロン−22とい
う)、ジフルオロメタン(以下フロン−32という)及び
1,1,1,2−テトラフルオロエタン(以下フロン−134aと
いう)からなる群から選択される少なくとも1種のフロ
ン類を混合してなる作動流体に係る。
本発明で使用するパーフルオロプロパン(以下フロン
−218という)の主な物性は、以下の通りである。
−218という)の主な物性は、以下の通りである。
沸点 −30.3℃ 臨界温度 77.0℃ 臨界圧力 31.2kg/cm2・a 分子量 188 本発明において、フロン−218には、必要に応じ、安
定剤を併用することが出来る。即ち、過酷な使用条件下
により高度の安定性が要求される場合には、プロピレン
オキシド、1,2−ブチレンオキシド、グリシドールなど
のエポキシド類;ジメチルホスファイト、ジイソプロピ
ルホスァイト、ジフェニルホスファイトなどのホスファ
イト類;トリラウリルトリチオフォスファイトなどのチ
オホスファイト類;トリフェノキシホスフィンサルファ
イド、トリメチルホスフィンサルファイドなどのホスフ
ィンサルファイド類;ホウ酸、トリエチルボレート、ト
リフェニルボレート、フェニルボロン酸、ジフェニルボ
ロン酸などのホウ素化合物;2,6−ジ−tert・ブチルパラ
クレゾールなどのフェノール類;ニトロメタン、ニトロ
エタンなどのニトロアルカン類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチルなどのアクリル酸エステル類;その他ジ
オキサン、tert・ブタノール、ペンタエリスリトール、
パライソプロペニルトルエン;などの安定剤を作動流体
重量の0.01〜5%程度添加することができる。
定剤を併用することが出来る。即ち、過酷な使用条件下
により高度の安定性が要求される場合には、プロピレン
オキシド、1,2−ブチレンオキシド、グリシドールなど
のエポキシド類;ジメチルホスファイト、ジイソプロピ
ルホスァイト、ジフェニルホスファイトなどのホスファ
イト類;トリラウリルトリチオフォスファイトなどのチ
オホスファイト類;トリフェノキシホスフィンサルファ
イド、トリメチルホスフィンサルファイドなどのホスフ
ィンサルファイド類;ホウ酸、トリエチルボレート、ト
リフェニルボレート、フェニルボロン酸、ジフェニルボ
ロン酸などのホウ素化合物;2,6−ジ−tert・ブチルパラ
クレゾールなどのフェノール類;ニトロメタン、ニトロ
エタンなどのニトロアルカン類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチルなどのアクリル酸エステル類;その他ジ
オキサン、tert・ブタノール、ペンタエリスリトール、
パライソプロペニルトルエン;などの安定剤を作動流体
重量の0.01〜5%程度添加することができる。
また、フロン−218重量の50%までの範囲内で、フロ
ン−218の沸点と±50℃以内の沸点を有する他の化合物
を混合することが出来る。この様な化合物としては、フ
ロン−22,32,124,125,134a,142b,152aなどのフロン類;
ペンタフルオロジメチルエーテルなどのエーテル類;パ
ーフルオロエチルアミンなどのアミン類などが例示され
る。本発明においては、フロン−218重量の50%のまで
の範囲内で、フロン−22、フロン−32及びフロン−134a
からなる群から選択される少なくとも1種のフロン類を
混合する。
ン−218の沸点と±50℃以内の沸点を有する他の化合物
を混合することが出来る。この様な化合物としては、フ
ロン−22,32,124,125,134a,142b,152aなどのフロン類;
ペンタフルオロジメチルエーテルなどのエーテル類;パ
ーフルオロエチルアミンなどのアミン類などが例示され
る。本発明においては、フロン−218重量の50%のまで
の範囲内で、フロン−22、フロン−32及びフロン−134a
からなる群から選択される少なくとも1種のフロン類を
混合する。
発明の効果 本発明で使用するフロン−218は、オゾン層に影響を
与える塩素原子及び臭素原子を含まないので、オゾン層
の破壊問題を生じる危険性は、ない。
与える塩素原子及び臭素原子を含まないので、オゾン層
の破壊問題を生じる危険性は、ない。
また、フロン−218は、高分子化合物に対する溶解性
が極めて低いので、既存の冷凍機器などにおける材料変
更などを行うことなく、そのまま使用可能である。
が極めて低いので、既存の冷凍機器などにおける材料変
更などを行うことなく、そのまま使用可能である。
さらに、フロン−218は、不燃性なので、通常の冷凍
機器などにおいて、やはりそのまま使用可能である。
機器などにおいて、やはりそのまま使用可能である。
さらにまた、本発明のフロン−218は、冷凍としてだ
けではなく、ヒートポンプなどの作動流体としても有用
である。
けではなく、ヒートポンプなどの作動流体としても有用
である。
実 施 例 以下に実施例を示し、本発明の特徴とするところをよ
り一層明らかにする。
り一層明らかにする。
参考例1 冷媒としてフロン−218を使用する1馬力の冷凍機に
おいて、凝縮器における冷媒の(I)凝縮温度[℃]お
よび(II)蒸発温度[℃]を第1表に示す数値とし、凝
縮器過冷却度を0℃として、運転を行った。
おいて、凝縮器における冷媒の(I)凝縮温度[℃]お
よび(II)蒸発温度[℃]を第1表に示す数値とし、凝
縮器過冷却度を0℃として、運転を行った。
第1表に各条件下における(III)蒸発圧力[kg/c
m2]、(IV)凝縮圧力[kg/cm2]、(V)冷凍能力[kc
al/m3]および(VI)吐出ガス温度を示す。
m2]、(IV)凝縮圧力[kg/cm2]、(V)冷凍能力[kc
al/m3]および(VI)吐出ガス温度を示す。
比較例1〜2 フロン−218に代えてフロン−11またはフロン−12を
使用する以外は参考例1と同様にして、冷凍機の運転を
行なった。その結果を第1表に併せて示す。
使用する以外は参考例1と同様にして、冷凍機の運転を
行なった。その結果を第1表に併せて示す。
参考例2 操作条件を一部変更する以外は実施例1と同様にし
て、冷凍機の運転を行なった。その結果を第2表に示
す。
て、冷凍機の運転を行なった。その結果を第2表に示
す。
比較例3 フロン−218に代えてフロン−11を使用する以外は実
施例2と同様にして、冷凍機の運転を行なった。その結
果を第2表に併せて示す。
施例2と同様にして、冷凍機の運転を行なった。その結
果を第2表に併せて示す。
第1表及び第2表に示す結果から、パーフルオロプロ
パンが、従来の作動流体に比して、優れた冷凍能力を発
揮することが明らかである。
パンが、従来の作動流体に比して、優れた冷凍能力を発
揮することが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 5/04 F25B 1/00 CA(STN) WPI/L(QUESTEL)
Claims (1)
- 【請求項1】(a)パーフルオロプロパンにパーフルオ
ロプロパン重量の50%までの範囲内で(b)モノクロロ
ジフルオロメタン、ジフルオロメタン及び1,1,1,2−テ
トラフルオロエタンからなる群から選択される少なくと
も1種のフロン類を混合してなる作動流体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231889A JP2794818B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231889A JP2794818B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393889A JPH0393889A (ja) | 1991-04-18 |
JP2794818B2 true JP2794818B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16930621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1231889A Expired - Fee Related JP2794818B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 作動流体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794818B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2682395B1 (fr) * | 1991-10-09 | 1993-12-10 | Atochem | Melanges de 1,1,1-trifluoroethane, de perfluoropropane et de propane, et leurs applications comme fluides frigorigenes, comme propulseurs d'aerosols ou comme agents d'expansion des mousses plastiques. |
US5236611A (en) * | 1991-10-28 | 1993-08-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Mixtures of perfluoropropane and trifluoroethane |
FR2686092B1 (fr) * | 1992-01-13 | 1994-09-16 | Atochem Elf Sa | Melanges de 1,1,1-trifluoroethane et de perfluoropropane et leurs applications comme fluides frigorigenes, comme propulseurs d'aerosols ou comme agents d'expansion des mousses plastiques. |
US5605882A (en) * | 1992-05-28 | 1997-02-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Azeotrope(like) compositions of pentafluorodimethyl ether and difluoromethane |
AU4683893A (en) * | 1992-07-28 | 1994-02-14 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Refrigerant compositions including pentafluorodimethyl ether |
JP4902392B2 (ja) | 2007-02-22 | 2012-03-21 | 京セラミタ株式会社 | ガイドコロユニット及びこれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077983A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-02 | Daikin Ind Ltd | オクタフルオロプロパンの製造方法 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1231889A patent/JP2794818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393889A (ja) | 1991-04-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |