JP2785998B2 - 計算機システム - Google Patents
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/4401—Bootstrapping
- G06F9/4405—Initialisation of multiprocessor systems
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- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,各々プロセッサを有する複数のクラスタ
と,各クラスタがアクセス可能な共用メモリとを備えた
計算機システムに関する。
と,各クラスタがアクセス可能な共用メモリとを備えた
計算機システムに関する。
共用メモリを介して接続された複数のクラスタからな
る複合計算機システムでは,クラスタが障害によりダウ
ンした場合に,ダウンしたクラスタの保持している共用
資源について,他のクラスタの運用に影響を与えないよ
うに,資源の回収を行う必要がある。
る複合計算機システムでは,クラスタが障害によりダウ
ンした場合に,ダウンしたクラスタの保持している共用
資源について,他のクラスタの運用に影響を与えないよ
うに,資源の回収を行う必要がある。
従来,その共用資源の回収は,あるクラスタがダウン
した場合に,クラスタダウンを検出したクラスタが共用
メモリを参照し,共用資源上の資源獲得者の識別子だけ
を判定条件として,資源の回収を行っていた。
した場合に,クラスタダウンを検出したクラスタが共用
メモリを参照し,共用資源上の資源獲得者の識別子だけ
を判定条件として,資源の回収を行っていた。
第5図は従来技術の問題点説明図である。
クラスタ13a,13bが,共用メモリ10を介して接続さ
れ,クラスタ13aが共用資源12を使用する例について説
明する。
れ,クラスタ13aが共用資源12を使用する例について説
明する。
共用資源の獲得では,第5図(イ)に示すように,ク
ラスタ13aは,獲得する共用資源12に獲得者識別子とし
て自クラスタの識別子Aを設定する。
ラスタ13aは,獲得する共用資源12に獲得者識別子とし
て自クラスタの識別子Aを設定する。
その後,第5図(ロ)に示すように,クラスタ13aが
障害によりダウンし,システム停止になり,障害修復な
どにより再IPLを行うと,クラスタ13aは,IPL処理の一貫
としてダウン前に保持していた共用資源12の回収を行
う。この回収処理では,共用資源12中の獲得者識別子を
未保持状態に設定する。
障害によりダウンし,システム停止になり,障害修復な
どにより再IPLを行うと,クラスタ13aは,IPL処理の一貫
としてダウン前に保持していた共用資源12の回収を行
う。この回収処理では,共用資源12中の獲得者識別子を
未保持状態に設定する。
第5図(ロ)に示す資源の回収の後,クラスタ13a
は,第5図(ハ)に示すように,共用資源12の再獲得を
行う。
は,第5図(ハ)に示すように,共用資源12の再獲得を
行う。
一方,クラスタ13bは,クラスタ13aが停止したことを
検出すると,クラスタ13aが共用資源12を保持したまま
となるのを防ぐために,第5図(ニ)に示すように,そ
の共用資源12の資源の回収を行う。
検出すると,クラスタ13aが共用資源12を保持したまま
となるのを防ぐために,第5図(ニ)に示すように,そ
の共用資源12の資源の回収を行う。
このとき,クラスタ13bは,共用資源12の獲得者識別
子がクラスタ13aのクラスタ識別子であることを確認し
て回収を行うが,ダウンした時点の状態か,クラスタ13
a自身が共用資源12の回収を行い,その後に再獲得を行
った後の状態かを区別できないため,特に回収処理が遅
れた場合に,本来,回収する必要がないにもかかわら
ず,クラスタ13aが再獲得した共用資源12を強制的に誤
回収してしまうことがある。
子がクラスタ13aのクラスタ識別子であることを確認し
て回収を行うが,ダウンした時点の状態か,クラスタ13
a自身が共用資源12の回収を行い,その後に再獲得を行
った後の状態かを区別できないため,特に回収処理が遅
れた場合に,本来,回収する必要がないにもかかわら
ず,クラスタ13aが再獲得した共用資源12を強制的に誤
回収してしまうことがある。
以上のように,従来技術では,他のクラスタのダウン
を検出したクラスタが,資源回収を始める前に,ダウン
したクラスタが再度IPLを開始し,資源を獲得すると,
再立ち上げ後に獲得した共用資源まで,資源回収を行っ
ているクラスタにより回収が行われることがあるという
問題があった。
を検出したクラスタが,資源回収を始める前に,ダウン
したクラスタが再度IPLを開始し,資源を獲得すると,
再立ち上げ後に獲得した共用資源まで,資源回収を行っ
ているクラスタにより回収が行われることがあるという
問題があった。
なお,クラスタ13aが再IPL時に自クラスタが保持して
いた共用資源12の回収を行うのは,システムが1クラス
タで構成される場合にも,共用資源12の再利用を可能と
するためであり,また,他のクラスタ13bが,ダウンし
たクラスタ13aの保持していた共用資源12の回収を行う
のは,クラスタ13aの再IPLを直ちに行うことができない
場合に,共用資源12を他のクラスタで使用可能とするた
めである。
いた共用資源12の回収を行うのは,システムが1クラス
タで構成される場合にも,共用資源12の再利用を可能と
するためであり,また,他のクラスタ13bが,ダウンし
たクラスタ13aの保持していた共用資源12の回収を行う
のは,クラスタ13aの再IPLを直ちに行うことができない
場合に,共用資源12を他のクラスタで使用可能とするた
めである。
本発明は上記問題点の解決を図り,共用資源の回収時
に,ダウンしたクラスタの状態にかからず,誤りなくダ
ウンした時点で保持していた共用資源を回収できるよう
にすることを目的としている。
に,ダウンしたクラスタの状態にかからず,誤りなくダ
ウンした時点で保持していた共用資源を回収できるよう
にすることを目的としている。
第1図は本発明の構成例を示す。
第1図において,10は共用メモリ,11は各クラスタ対応
にIPLごとのIPL世代識別子を記憶するIPL世代識別子記
憶部,12は共用資源,13a,13bは独立して処理可能なプロ
セッサを備えたクラスタ,14はIPL世代識別子記憶部11の
IPL世代識別子をIPL時に更新するIPL世代識別子更新部,
15は共用資源12の獲得を行う共用資源獲得部,16は共用
資源12にIPL世代識別子と獲得者識別子を設定する資源
獲得情報設定部,17は獲得した共用資源12を解放する共
用資源解放部,18は自クラスタの共用資源回収部,19はダ
ウンした他クラスタの共用資源回収部を表す。
にIPLごとのIPL世代識別子を記憶するIPL世代識別子記
憶部,12は共用資源,13a,13bは独立して処理可能なプロ
セッサを備えたクラスタ,14はIPL世代識別子記憶部11の
IPL世代識別子をIPL時に更新するIPL世代識別子更新部,
15は共用資源12の獲得を行う共用資源獲得部,16は共用
資源12にIPL世代識別子と獲得者識別子を設定する資源
獲得情報設定部,17は獲得した共用資源12を解放する共
用資源解放部,18は自クラスタの共用資源回収部,19はダ
ウンした他クラスタの共用資源回収部を表す。
クラスタ13a,13bは,共用メモリ10に接続され,複合
計算機システムを構成している。
計算機システムを構成している。
共用メモリ10内にIPL世代識別子記憶部11が設けら
れ,各クラスタ13a,13bのIPL時に,IPL世代識別子更新部
14によって,IPL世代識別子の更新が行われるようになっ
ている。IPL世代識別子は,各IPLごとにユニークな値を
持つものである。
れ,各クラスタ13a,13bのIPL時に,IPL世代識別子更新部
14によって,IPL世代識別子の更新が行われるようになっ
ている。IPL世代識別子は,各IPLごとにユニークな値を
持つものである。
共用資源12は,例えば各クラスタ13a,13bが共用する
制御表のロックワードのようなもので,本発明では,こ
の共用資源12中にその資源を保持しているクラスタ識別
子の獲得者識別子の他に,獲得したクラスタのIPL世代
識別子が設定されるフィールドが用意される。
制御表のロックワードのようなもので,本発明では,こ
の共用資源12中にその資源を保持しているクラスタ識別
子の獲得者識別子の他に,獲得したクラスタのIPL世代
識別子が設定されるフィールドが用意される。
共用資源獲得部15による共用資源12の獲得処理の際
に,資源獲得情報設定部16は,共用資源12中にIPL世代
識別子および獲得者識別子を設定する。
に,資源獲得情報設定部16は,共用資源12中にIPL世代
識別子および獲得者識別子を設定する。
共用資源解放部17は,共用資源12の使用が終了した際
に,共用資源12中のIPL世代識別子および獲得識別子を
クリアする。
に,共用資源12中のIPL世代識別子および獲得識別子を
クリアする。
自クラスタの共用資源回収部18は,ダウン後の再IPL
時に,自クラスタが獲得している共用資源12を回収し,
未保持状態に戻す処理を行うものである。
時に,自クラスタが獲得している共用資源12を回収し,
未保持状態に戻す処理を行うものである。
他クラスタの共用資源回収部19は,他クラスタのダウ
ンを検出したときに,その停止したクラスタが保持して
いた共用資源12を回収するもので,特に本発明では,停
止したクラスタの停止時におけるIPL世代識別子と共用
資源12中に設定されているIPL世代識別子とを比較し,
等しい場合にのみ,その共用資源12の回収を行うように
構成されている。
ンを検出したときに,その停止したクラスタが保持して
いた共用資源12を回収するもので,特に本発明では,停
止したクラスタの停止時におけるIPL世代識別子と共用
資源12中に設定されているIPL世代識別子とを比較し,
等しい場合にのみ,その共用資源12の回収を行うように
構成されている。
なお,第1図では,説明を簡単にするために,クラス
タ13aの処理機構とクラスタ13bの処理機構とを分けて表
しているが,実際には,対称的に構成され,同様な処理
機構により,クラスタ間の相互監視を行うようになって
いる。クラスタ数が3以上の場合も同様である。
タ13aの処理機構とクラスタ13bの処理機構とを分けて表
しているが,実際には,対称的に構成され,同様な処理
機構により,クラスタ間の相互監視を行うようになって
いる。クラスタ数が3以上の場合も同様である。
共用資源12の獲得時に,その資源中に獲得したクラス
タのIPL世代識別子を設定するようにし,クラスタが共
用資源12を保持したまま停止することがあると,すべて
の保持中の共用資源12について,共用資源12中に設定し
てある獲得者識別子・IPL世代識別子と,停止したクラ
スタのクラスタ識別子・IPL世代識別子とを比較する。
これらが一致した場合には,停止したクラスタは資源を
保持状態であり,かつ再IPLを行っていないと判断し
て,その共用資源12の回収を行う。
タのIPL世代識別子を設定するようにし,クラスタが共
用資源12を保持したまま停止することがあると,すべて
の保持中の共用資源12について,共用資源12中に設定し
てある獲得者識別子・IPL世代識別子と,停止したクラ
スタのクラスタ識別子・IPL世代識別子とを比較する。
これらが一致した場合には,停止したクラスタは資源を
保持状態であり,かつ再IPLを行っていないと判断し
て,その共用資源12の回収を行う。
したがって,システムを構成しているクラスタが共用
資源12を保持した状態で停止した場合,直ちに他クラス
タにより,共用資源12の回収が行われることになり,停
止したクラスタの共用資源12の回収漏れによって,他ク
ラスタが共用資源12の獲得待ち状態となることがなくな
る。
資源12を保持した状態で停止した場合,直ちに他クラス
タにより,共用資源12の回収が行われることになり,停
止したクラスタの共用資源12の回収漏れによって,他ク
ラスタが共用資源12の獲得待ち状態となることがなくな
る。
また,一旦停止したクラスタが再IPLによって共用資
源12の回収および獲得を行った場合に,共用資源12中に
設定されるIPL世代識別子が新しくなるので,その共用
資源12を他クラスタが誤って回収することがなくなる。
源12の回収および獲得を行った場合に,共用資源12中に
設定されるIPL世代識別子が新しくなるので,その共用
資源12を他クラスタが誤って回収することがなくなる。
第2図は本発明の一実施例に係る処理状態の例,第3
図は本発明の一実施例による動作例,第4図は本発明の
一実施例に係る他クラスタの共用資源回収処理フローを
示す。
図は本発明の一実施例による動作例,第4図は本発明の
一実施例に係る他クラスタの共用資源回収処理フローを
示す。
第2図に従って,クラスタのIPL,共用資源の獲得・解
放,共用資源の回収についての処理を説明する。
放,共用資源の回収についての処理を説明する。
クラスタ13aのIPL(イニシャル・プログラム・ロー
ド)では,第2図(イ)に示すように,自クラスタが停
止前に保持していた共用資源の回収を行い,IPL世代識別
子記憶部11における自クラスタ用のIPL世代識別子を,1
カウントアップする。
ド)では,第2図(イ)に示すように,自クラスタが停
止前に保持していた共用資源の回収を行い,IPL世代識別
子記憶部11における自クラスタ用のIPL世代識別子を,1
カウントアップする。
クラスタ13aが共用資源12を獲得する場合,第2図
(ロ)に示すように,共用資源12中の獲得者識別子のフ
ィールドに,自クラスタの識別子Aを設定するととも
に,IPL世代識別子記憶部11に記憶しているIPL世代識別
子nを,共用資源12中ののIPL世代識別子のフィールド
に設定する。
(ロ)に示すように,共用資源12中の獲得者識別子のフ
ィールドに,自クラスタの識別子Aを設定するととも
に,IPL世代識別子記憶部11に記憶しているIPL世代識別
子nを,共用資源12中ののIPL世代識別子のフィールド
に設定する。
共用資源12の解放では,第2図(ハ)に示すように,
共用資源12中のIPL世代識別子のフィールドおよび獲得
者識別子のフィールドを初期化し,未保持状態にする。
共用資源12中のIPL世代識別子のフィールドおよび獲得
者識別子のフィールドを初期化し,未保持状態にする。
クラスタ13aが共用資源12を保持している状態で,ク
ラスタ13aがシステム停止になると,第2図(ニ)に示
すように,他のクラスタ13bが,共用資源12の回収を行
い,共用資源12中のIPL世代識別子および獲得者識別子
のフィールドを,未保持状態に初期化する。
ラスタ13aがシステム停止になると,第2図(ニ)に示
すように,他のクラスタ13bが,共用資源12の回収を行
い,共用資源12中のIPL世代識別子および獲得者識別子
のフィールドを,未保持状態に初期化する。
本発明は,特にこの共用資源12の回収の部分に関係し
ており,クラスタ13a自身が自分で再IPL後に資源の回収
を行い,さらに獲得を行った場合には,クラスタ13bに
よる共用資源12の回収を抑止するようにしている。
ており,クラスタ13a自身が自分で再IPL後に資源の回収
を行い,さらに獲得を行った場合には,クラスタ13bに
よる共用資源12の回収を抑止するようにしている。
その動作例を第3図に従って説明する。
クラスタ13aは,共用資源12の獲得時に,第2図
(イ)に示すように,資源獲得情報設定部16によって,
共用資源12中に現在のIPL世代識別子nと自クラスタの
識別子Aとを設定する。この状態で障害により,クラス
タ13aがダウンしたとする。
(イ)に示すように,資源獲得情報設定部16によって,
共用資源12中に現在のIPL世代識別子nと自クラスタの
識別子Aとを設定する。この状態で障害により,クラス
タ13aがダウンしたとする。
クラスタ13bは,クラスタ13aのシステム停止を検出す
ると,第3図(ロ)に示すように,IPL世代識別子記憶部
11から停止時におけるクラスタ13aのIPL世代識別子nを
読み出す。その後,各共用資源12について,獲得者識別
子がクラスタ13aの識別子Aで,IPL世代識別子がnのも
のを探し,その共用資源12の回収を行う。
ると,第3図(ロ)に示すように,IPL世代識別子記憶部
11から停止時におけるクラスタ13aのIPL世代識別子nを
読み出す。その後,各共用資源12について,獲得者識別
子がクラスタ13aの識別子Aで,IPL世代識別子がnのも
のを探し,その共用資源12の回収を行う。
獲得者識別子AとIPL世代識別子nが一致する共用資
源12があれば,クラスタ13bは,第3図(ハ)に示すよ
うに,その共用資源12を回収し,共用資源12中のIPL世
代識別子および獲得者識別子のフィールドを未保持状態
にする。もし,獲得者識別子Aが一致するにもかかわら
ず,IPL世代識別子nが一致しない共用資源12があれば,
その共用資源12は再獲得されたものと判断し,その共用
資源12の回収は行わない。したがって,確実に資源の回
収を行うことができるとともに,誤回収は防止されるこ
とになる。
源12があれば,クラスタ13bは,第3図(ハ)に示すよ
うに,その共用資源12を回収し,共用資源12中のIPL世
代識別子および獲得者識別子のフィールドを未保持状態
にする。もし,獲得者識別子Aが一致するにもかかわら
ず,IPL世代識別子nが一致しない共用資源12があれば,
その共用資源12は再獲得されたものと判断し,その共用
資源12の回収は行わない。したがって,確実に資源の回
収を行うことができるとともに,誤回収は防止されるこ
とになる。
第4図は,第1図に示す他クラスタの共用資源回収部
19の処理フローを示している。以下,第4図に示す〜
に従って説明する。
19の処理フローを示している。以下,第4図に示す〜
に従って説明する。
図示省略した障害検出部から,他クラスタのダウン
の通知があったならば,そのダウンを認識した時点での
IPL世代識別子およびダウンしたクラスタのクラスタ識
別子の情報を得る。
の通知があったならば,そのダウンを認識した時点での
IPL世代識別子およびダウンしたクラスタのクラスタ識
別子の情報を得る。
各共用資源12中の情報と処理で獲得した情報とを
比較する。
比較する。
ダウンしたクラスタのクラスタ識別子と,共用資源
12中の獲得者識別子とが一致する場合,次の処理へ進
む。一致しない場合,その共用資源12はダウンしたクラ
スタによって保持されていないことになるので,処理
へ進む。
12中の獲得者識別子とが一致する場合,次の処理へ進
む。一致しない場合,その共用資源12はダウンしたクラ
スタによって保持されていないことになるので,処理
へ進む。
ダウン時のIPL世代識別子と共用資源12中のIPL世代
識別子とが等しい場合には,次の処理へ進み,等しく
ない場合には,処理へ進む。
識別子とが等しい場合には,次の処理へ進み,等しく
ない場合には,処理へ進む。
共用資源12を回収するため,共用資源12中の資源獲
得情報を未保持状態にする。すなわち,共用資源12中の
IPL世代識別子と獲得者識別子とを0に初期化する。
得情報を未保持状態にする。すなわち,共用資源12中の
IPL世代識別子と獲得者識別子とを0に初期化する。
すべての共用資源12について,以上の処理が終了し
たかどうかを判定し,終了した場合には,資源の回収処
理を終了する。未処理の共用資源12がある場合には,処
理へ戻って,同様に処理を繰り返す。
たかどうかを判定し,終了した場合には,資源の回収処
理を終了する。未処理の共用資源12がある場合には,処
理へ戻って,同様に処理を繰り返す。
以上説明したように,本発明によれば,システムを構
成するクラスタが停止した場合に,停止したクラスタに
より保持されていた共用資源の回収漏れがなくなるた
め,資源待ちによる処理速度の低下を防止することがで
きるとともに,再IPL後に獲得した資源まで回収してし
まう誤回収の防止を実現できる。したがって,システム
全体の信頼性の向上に寄与するところが大きい。
成するクラスタが停止した場合に,停止したクラスタに
より保持されていた共用資源の回収漏れがなくなるた
め,資源待ちによる処理速度の低下を防止することがで
きるとともに,再IPL後に獲得した資源まで回収してし
まう誤回収の防止を実現できる。したがって,システム
全体の信頼性の向上に寄与するところが大きい。
第1図は本発明の構成例, 第2図は本発明の一実施例に係る処理状態の例, 第3図は本発明の一実施例による動作例, 第4図は本発明の一実施例に係る他クラスタの共用資源
回収処理フロー, 第5図は従来技術の問題点説明図を示す。 図中,10は共用メモリ,11はIPL世代識別子記憶部,12は共
用資源,13a,13bはクラスタ,14はIPL世代識別子更新部,1
5は共用資源獲得部,16は資源獲得情報設定部,17は共用
資源解放部,18は自クラスタの共用資源回収部,19は他ク
ラスタの共用資源回収部を表す。
回収処理フロー, 第5図は従来技術の問題点説明図を示す。 図中,10は共用メモリ,11はIPL世代識別子記憶部,12は共
用資源,13a,13bはクラスタ,14はIPL世代識別子更新部,1
5は共用資源獲得部,16は資源獲得情報設定部,17は共用
資源解放部,18は自クラスタの共用資源回収部,19は他ク
ラスタの共用資源回収部を表す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−257050(JP,A) 特開 昭63−157257(JP,A) 特開 昭63−146153(JP,A) 特開 昭62−282359(JP,A) 特開 昭61−221956(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/177 G06F 15/167
Claims (1)
- 【請求項1】複数のクラスタが共用メモリ内の資源を共
有する計算機システムにおいて, 前記共用メモリ内の各資源について,資源を獲得したク
ラスタを示すクラスタ識別子と共に,システム起動ごと
に付される世代識別子を記憶する記憶手段と, クラスタが停止した場合,前記記憶手段において当該停
止したクラスタのクラスタ識別子および当該停止時の世
代識別子と同一の識別子を有する共用メモリ内の資源を
回収する回収手段と を備えたことを特徴とする計算機システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128323A JP2785998B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 計算機システム |
DE69130306T DE69130306T2 (de) | 1990-05-18 | 1991-05-07 | Steuerverfahren für die Vermeidung eines falschen Resets von einem allgemeinen Betriebsmittel und Mehrrechnersystem für die Ausführung des Verfahrens |
EP91107395A EP0457159B1 (en) | 1990-05-18 | 1991-05-07 | Control method for preventing incorrect reset of common resource and multicomputer system executing the method |
US07/700,869 US5301311A (en) | 1990-05-18 | 1991-05-17 | Control method for preventing incorrect reset of common resource and multicomputer system executing the method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128323A JP2785998B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 計算機システム |
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