JP2785738B2 - 分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム - Google Patents
分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システムInfo
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- JP2785738B2 JP2785738B2 JP7026795A JP7026795A JP2785738B2 JP 2785738 B2 JP2785738 B2 JP 2785738B2 JP 7026795 A JP7026795 A JP 7026795A JP 7026795 A JP7026795 A JP 7026795A JP 2785738 B2 JP2785738 B2 JP 2785738B2
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Landscapes
- Multi Processors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分散メモリ型マルチプロ
セッサ情報処理システムに関し、特に各々がローカルメ
モリを有する複数のプロセッサが互いにネットワークを
介して接続され、これ等プロセッサの各々が自ローカル
メモリのみならず他ローカルメモリへもアクセス可能と
された分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム
に関するものである。
セッサ情報処理システムに関し、特に各々がローカルメ
モリを有する複数のプロセッサが互いにネットワークを
介して接続され、これ等プロセッサの各々が自ローカル
メモリのみならず他ローカルメモリへもアクセス可能と
された分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の分散メモリ型マルチプロセッサ
情報処理システムの例として、図17や図18に示す様
な構成のものがある。図17の例では、CPUとローカ
ルメモリを1組としたPE(Processing E
lement)と称される複数組のPE#1〜#nを高
速のネットワークにより相互接続したものである。
情報処理システムの例として、図17や図18に示す様
な構成のものがある。図17の例では、CPUとローカ
ルメモリを1組としたPE(Processing E
lement)と称される複数組のPE#1〜#nを高
速のネットワークにより相互接続したものである。
【0003】この構成では、CPUから同一PE内のロ
ーカルメモリへのリクエストは高速に処理可能である
が、他のPEのローカルメモリへのアクセスは処理が遅
いばかりではなく、特別なアクセス制御が必要となる。
従来においては、この様なアクセス制御は全てOSによ
り行っており、ハードウェアによるサポートは一切採用
されていないために、外部PEをアクセスする毎にソフ
トウェア割込みが発生して、著しい性能低下を招来して
いる。
ーカルメモリへのリクエストは高速に処理可能である
が、他のPEのローカルメモリへのアクセスは処理が遅
いばかりではなく、特別なアクセス制御が必要となる。
従来においては、この様なアクセス制御は全てOSによ
り行っており、ハードウェアによるサポートは一切採用
されていないために、外部PEをアクセスする毎にソフ
トウェア割込みが発生して、著しい性能低下を招来して
いる。
【0004】この問題を解決すべくなされたものとし
て、分散共有メモリ方式がある。この方式は、外部PE
に対してもOSの介存無しにユーザプログラムがあたか
も自PEのローカルメモリをアクセスしているかのよう
に外部メモリアクセスを実行できる様になっている。こ
の方式の実現のために様々な方式が考えられてきてい
る。
て、分散共有メモリ方式がある。この方式は、外部PE
に対してもOSの介存無しにユーザプログラムがあたか
も自PEのローカルメモリをアクセスしているかのよう
に外部メモリアクセスを実行できる様になっている。こ
の方式の実現のために様々な方式が考えられてきてい
る。
【0005】図18にはクラスタ(#1〜#N)と称さ
れる共有メモリ型マルチプロセッサシステムを、高速な
ネットワークで相互接続したものであり、各クラスタ
(#1〜#N)は、複数CPUとこれ等CPUに共通の
メモリとを有する構成である。
れる共有メモリ型マルチプロセッサシステムを、高速な
ネットワークで相互接続したものであり、各クラスタ
(#1〜#N)は、複数CPUとこれ等CPUに共通の
メモリとを有する構成である。
【0006】この方式において、自クラスタ外へのメモ
リアクセスの場合、図17に示した方式と同様な問題が
発生する。すなわち、自クラスタ外へのアクセスが発生
した場合、OSのサービスが必要になることによる性能
低下である。
リアクセスの場合、図17に示した方式と同様な問題が
発生する。すなわち、自クラスタ外へのアクセスが発生
した場合、OSのサービスが必要になることによる性能
低下である。
【0007】図18のようなマルチクラスタシステムの
利点は、共有メモリ型マルチプロセッサで実績のあるユ
ーザープログラムをチューニングする場合、比較的変更
が少なく済むことである。逆に短所は、プログラムのチ
ューニングがうまくいかないと、CPU/メモリ資源を
有効に使えないことである。
利点は、共有メモリ型マルチプロセッサで実績のあるユ
ーザープログラムをチューニングする場合、比較的変更
が少なく済むことである。逆に短所は、プログラムのチ
ューニングがうまくいかないと、CPU/メモリ資源を
有効に使えないことである。
【0008】図17のようなシステムを前提に従来の処
理方式を説明すると、あるPEで発生した他PEへのメ
モリリクエストを処理する場合、以下の様な処理を必要
とする。すなわち、まずリクエストを発生させるPE
で、それが他PEへのリクエストであることが分かる
と、例外を発生させ、その後の処理をOSに任せる。こ
の時OSは以下の処理を行う。すなわち、目的地PEに
対してプロセッサ間通信を送り、それを受け取ったPE
はその時処理されているプロセスに割込みをかけ、OS
に処理を渡し、OSは指定されたアドレスに対して処理
を行い、リクエスト送出元にリプライを返す処理を行
う。
理方式を説明すると、あるPEで発生した他PEへのメ
モリリクエストを処理する場合、以下の様な処理を必要
とする。すなわち、まずリクエストを発生させるPE
で、それが他PEへのリクエストであることが分かる
と、例外を発生させ、その後の処理をOSに任せる。こ
の時OSは以下の処理を行う。すなわち、目的地PEに
対してプロセッサ間通信を送り、それを受け取ったPE
はその時処理されているプロセスに割込みをかけ、OS
に処理を渡し、OSは指定されたアドレスに対して処理
を行い、リクエスト送出元にリプライを返す処理を行
う。
【0009】この様な処理によって生じるユーザ/OS
間のプロセス切り替え回数は、リクエストの送出/受取
側PEの各々で2回である。
間のプロセス切り替え回数は、リクエストの送出/受取
側PEの各々で2回である。
【0010】また特開平2−141863号公報に示さ
れている様に、外部PEのローカルメモリに対するアク
セスに対して、別空間に固定化する方式もハードウェア
の作り易さという長所も存在するが、そのことをユーザ
プログラムあるいはコンパイラが認識しつつオブジェク
トコードを生成し、OSが制御することは非常に困難で
ある。
れている様に、外部PEのローカルメモリに対するアク
セスに対して、別空間に固定化する方式もハードウェア
の作り易さという長所も存在するが、そのことをユーザ
プログラムあるいはコンパイラが認識しつつオブジェク
トコードを生成し、OSが制御することは非常に困難で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、従来方
式では、ユーザプロセス/OSプロセス相互間の切り替
えによる性能低下が避けられないという問題があり、ま
たOS制御の困難さという問題もある。
式では、ユーザプロセス/OSプロセス相互間の切り替
えによる性能低下が避けられないという問題があり、ま
たOS制御の困難さという問題もある。
【0012】本発明の目的は、OSの介在無しに他PE
へのリクエスト処理のハードウェア機構を準備すること
により、実効性能の向上を可能とした分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムを提供することである。
へのリクエスト処理のハードウェア機構を準備すること
により、実効性能の向上を可能とした分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、各々が
ローカルメモリを有する複数のプロセッサが互いにネッ
トワークを介して接続され、前記プロセッサの各々は自
ローカルメモリのみならず他ローカルメモリへもアクセ
ス可能とされた分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理
システムであって、前記プロセッサの各々は、前記ロー
カルメモリに対するアクセスのための論理アドレスを物
理アドレスに変換するためのアドレス変換バッファ手段
と、前記論理アドレスにより索引されこの論理アドレス
を含むローカルメモリの所在を示すプロセッサ番号と前
記アドレス変換バッファ手段のエントリを示すエントリ
番号とを対にして格納した格納手段と、前記論理アドレ
スの発生に応答して、自プロセッサ番号と前記論理アド
レスにより索引された前記格納手段のプロセッサ番号と
を比較する比較手段と、この比較結果が一致を示したと
き当該プロセッサ番号に対応する前記格納手段のエント
リ番号により前記アドレス変換バッファ手段を索引する
索引手段と、前記索引手段による索引結果である物理ア
ドレスにより前記ローカルメモリをアクセスするアクセ
ス手段と、前記比較結果が不一致を示したとき前記論理
アドレスを含むアクセス情報を他プロセッサへ送出する
送出手段と、を含むことを特徴とする分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムが得られる。
ローカルメモリを有する複数のプロセッサが互いにネッ
トワークを介して接続され、前記プロセッサの各々は自
ローカルメモリのみならず他ローカルメモリへもアクセ
ス可能とされた分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理
システムであって、前記プロセッサの各々は、前記ロー
カルメモリに対するアクセスのための論理アドレスを物
理アドレスに変換するためのアドレス変換バッファ手段
と、前記論理アドレスにより索引されこの論理アドレス
を含むローカルメモリの所在を示すプロセッサ番号と前
記アドレス変換バッファ手段のエントリを示すエントリ
番号とを対にして格納した格納手段と、前記論理アドレ
スの発生に応答して、自プロセッサ番号と前記論理アド
レスにより索引された前記格納手段のプロセッサ番号と
を比較する比較手段と、この比較結果が一致を示したと
き当該プロセッサ番号に対応する前記格納手段のエント
リ番号により前記アドレス変換バッファ手段を索引する
索引手段と、前記索引手段による索引結果である物理ア
ドレスにより前記ローカルメモリをアクセスするアクセ
ス手段と、前記比較結果が不一致を示したとき前記論理
アドレスを含むアクセス情報を他プロセッサへ送出する
送出手段と、を含むことを特徴とする分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムが得られる。
【0014】
【作用】CPUとローカルメモリとの組からなる複数組
のPE(ProcessingElement)の各々
に、自ローカルメモリのためのアドレス変換バッファ
(TLB;Translation Lookasid
e Buffer)以外に、他PEのローカルメモリの
アドレス管理用バッファを設け、このアドレス管理用バ
ッファによりアクセスアドレスが自PEか他PEのロー
カルメモリアドレスかを判断し、他PEのそれであれば
他PEへこのアクセスアドレスを含むアクセス情報を送
出するようにする。
のPE(ProcessingElement)の各々
に、自ローカルメモリのためのアドレス変換バッファ
(TLB;Translation Lookasid
e Buffer)以外に、他PEのローカルメモリの
アドレス管理用バッファを設け、このアドレス管理用バ
ッファによりアクセスアドレスが自PEか他PEのロー
カルメモリアドレスかを判断し、他PEのそれであれば
他PEへこのアクセスアドレスを含むアクセス情報を送
出するようにする。
【0015】こうすることで、アクセスする側のPEが
アクセスされる側のPEの都合を考えることなく、また
OSの介在無く、メモリアクセスが可能となる。
アクセスされる側のPEの都合を考えることなく、また
OSの介在無く、メモリアクセスが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0017】図1は本発明の実施例の概略ブロック図で
あり、メモリリクエスト送出PE#iとメモリリクエス
ト受取りPE#jとの一部を示す。先ず、メモリへのリ
クエストを発行する場合、レジスタ1に論理アドレスが
設定される。その内容は、PS#:ページ空間番号1−
1、PAGE#:リクエスト送出先ページ番号1−2、
RPA:ローカルPEアドレス1−3である。PS#は
TLB2の索引アドレスを示す。また、PAGE#はT
LB4のセット番号を示す(尚、TLB4は複数セット
からなっているものとする)。最後に、RPAは物理ア
ドレスのオフセットアドレスに相当する。
あり、メモリリクエスト送出PE#iとメモリリクエス
ト受取りPE#jとの一部を示す。先ず、メモリへのリ
クエストを発行する場合、レジスタ1に論理アドレスが
設定される。その内容は、PS#:ページ空間番号1−
1、PAGE#:リクエスト送出先ページ番号1−2、
RPA:ローカルPEアドレス1−3である。PS#は
TLB2の索引アドレスを示す。また、PAGE#はT
LB4のセット番号を示す(尚、TLB4は複数セット
からなっているものとする)。最後に、RPAは物理ア
ドレスのオフセットアドレスに相当する。
【0018】論理アドレスレジスタ1にセットされた論
理アドレスのPS#によって、TLB2が索引される。
このTLB2は以下に示す様なフィールドで構成された
エントリを持つ記憶領域である。先ず、PE#:PE番
号2−1は、その論理アドレスの領域のローカルメモリ
を有するPEの番号を示す。この時、PE#が自PEと
同じであれば、自PE内のアクセスであることを示す。
TLB4エントリ#2−2はTLB4のセット内エント
リ番号であり、すなわちTLB4のアドレスである。
理アドレスのPS#によって、TLB2が索引される。
このTLB2は以下に示す様なフィールドで構成された
エントリを持つ記憶領域である。先ず、PE#:PE番
号2−1は、その論理アドレスの領域のローカルメモリ
を有するPEの番号を示す。この時、PE#が自PEと
同じであれば、自PE内のアクセスであることを示す。
TLB4エントリ#2−2はTLB4のセット内エント
リ番号であり、すなわちTLB4のアドレスである。
【0019】自PE#レジスタ3は自PE番号を予め格
納したレジスタであり、システム初期時にセットされ
る。TLB2から索引されたPE#とこのレジスタ3の
自PE#との比較器10による比較により、メモリリク
エストが自PEか他PEかを定める様になっている。
納したレジスタであり、システム初期時にセットされ
る。TLB2から索引されたPE#とこのレジスタ3の
自PE#との比較器10による比較により、メモリリク
エストが自PEか他PEかを定める様になっている。
【0020】TLB4は複数セットからなり、その1セ
ットはローカルメモリのベースアドレス:BASE4−
1と有効ビット:V4−2とからなる。TLB4のセッ
トの選択は、論理アドレスのPAGE#によって行わ
れ、セット内の索引アドレスはTLB2内のTLB4エ
ントリ#アドレス2−2が使用される。この時、論理ア
ドレスが他PEである場合は、索引されない。
ットはローカルメモリのベースアドレス:BASE4−
1と有効ビット:V4−2とからなる。TLB4のセッ
トの選択は、論理アドレスのPAGE#によって行わ
れ、セット内の索引アドレスはTLB2内のTLB4エ
ントリ#アドレス2−2が使用される。この時、論理ア
ドレスが他PEである場合は、索引されない。
【0021】ローカルメモリ5は各PE内に存在し、R
PA(1−3)+BASE(4−1)によって索引され
る。この値が自PE内ローカルメモリ5の物理アドレス
である。
PA(1−3)+BASE(4−1)によって索引され
る。この値が自PE内ローカルメモリ5の物理アドレス
である。
【0022】一方、TLB2から索引したPE#2−1
と自PE#3とを比較した結果が不一致であった場合、
他PEに対してリクエストを発行する必要がある。この
時、外部リクエスト有効フラグ6が点灯するが、それと
同時に、リクエストパケットレジスタ7に有効な情報が
セットされている必要がある。このレジスタ7の内訳は
以下の通りである。
と自PE#3とを比較した結果が不一致であった場合、
他PEに対してリクエストを発行する必要がある。この
時、外部リクエスト有効フラグ6が点灯するが、それと
同時に、リクエストパケットレジスタ7に有効な情報が
セットされている必要がある。このレジスタ7の内訳は
以下の通りである。
【0023】先ず、PE#7−1は外部リクエストパケ
ットの送出先PEを示す。各PEには、パケットを受取
るために、自分のPE番号と受信パケットのPE番号と
を比較する回路が備えられており(図2,3で詳述す
る)、その結果が一致した場合、そのパケットを取り込
む。
ットの送出先PEを示す。各PEには、パケットを受取
るために、自分のPE番号と受信パケットのPE番号と
を比較する回路が備えられており(図2,3で詳述す
る)、その結果が一致した場合、そのパケットを取り込
む。
【0024】PAGE#7−2は外部PE#jのTLB
8のセットを選択する情報であり、TLBエントリ#7
−3はその選択されたTLBのセットを索引するための
情報であり、選択されたセット内のエントリを索引する
セット内アドレスである。RPA7−4は外部PE#j
のローカルメモリ9内の物理アドレスのオフセットとし
て使われる。
8のセットを選択する情報であり、TLBエントリ#7
−3はその選択されたTLBのセットを索引するための
情報であり、選択されたセット内のエントリを索引する
セット内アドレスである。RPA7−4は外部PE#j
のローカルメモリ9内の物理アドレスのオフセットとし
て使われる。
【0025】このリクエストパケットレジスタ7から送
出されたリクエストパケットはPE#jにて受取られ
て、このパケット内のPE#7−1(目的地PE番号)
と受取りPE#jのPE番号とが比較され、一致すると
この受取ったリクエストパケットが自PE(#j)のロ
ーカルメモリ9へのメモリアクセスパケットであると見
なして、PAGE#7−1とTLBエントリ#とにより
TLB8の索引が行われ、物理アドレスBASE(8−
1)が読出され、オフセットアドレスRPA(7−4)
と共にローカルメモリ9のアクセスがなされるのであ
る。
出されたリクエストパケットはPE#jにて受取られ
て、このパケット内のPE#7−1(目的地PE番号)
と受取りPE#jのPE番号とが比較され、一致すると
この受取ったリクエストパケットが自PE(#j)のロ
ーカルメモリ9へのメモリアクセスパケットであると見
なして、PAGE#7−1とTLBエントリ#とにより
TLB8の索引が行われ、物理アドレスBASE(8−
1)が読出され、オフセットアドレスRPA(7−4)
と共にローカルメモリ9のアクセスがなされるのであ
る。
【0026】こうして、メモリリクエスト受取りPE#
jにおいては、同じPE内のCPUからメモリリクエス
トが到来したかの如く物理アドレスが生成可能となる。
jにおいては、同じPE内のCPUからメモリリクエス
トが到来したかの如く物理アドレスが生成可能となる。
【0027】図1のシステム構成においては、PE#i
からPE#jへの一方向のメモリアクセスについてのみ
示して簡単化し、本発明の基本的考え方を説明したが、
図2,3に本発明の実施例の構成の詳細について示す。
尚、図1と同等部分は同一符号により示している。
からPE#jへの一方向のメモリアクセスについてのみ
示して簡単化し、本発明の基本的考え方を説明したが、
図2,3に本発明の実施例の構成の詳細について示す。
尚、図1と同等部分は同一符号により示している。
【0028】尚、メモリ転送リクエスト制御とパケット
受け付け制御の実行要求は同時に行われるものである
が、本発明とは直接関係が無いため、この2つの制御シ
ーケンスの調停制御についての説明は省く。よって、こ
の2つの制御シーケンスの衝突は無いことを前提とす
る。
受け付け制御の実行要求は同時に行われるものである
が、本発明とは直接関係が無いため、この2つの制御シ
ーケンスの調停制御についての説明は省く。よって、こ
の2つの制御シーケンスの衝突は無いことを前提とす
る。
【0029】先ず、メモリ転送リクエストレジスタ1
は、以下の情報を格納する。すなわち、有効なメモリ転
送命令が存在することを示すVビットと、該命令が如何
なるものであるかを示すコマンドと、部分空間番号PS
#と、ページ番号PAGE#と、ローカルページアドレ
スRPAとを格納する。
は、以下の情報を格納する。すなわち、有効なメモリ転
送命令が存在することを示すVビットと、該命令が如何
なるものであるかを示すコマンドと、部分空間番号PS
#と、ページ番号PAGE#と、ローカルページアドレ
スRPAとを格納する。
【0030】メモリ間転送命令の場合、READ/WR
ITE側の2つの命令に分解される。デコーダ11は、
論理アドレスREGに存在する命令がREAD側かWR
ITE側であるかを判断するための論理回路である。A
NDゲート31,32は、デコーダ11のデコード出力
102,103及びVビット101よりメモリ転送リク
エストレジスタ1に有効なREAD/WRITE命令が
存在することを示す信号109,100を生成し、パケ
ット制御部14に報告する。
ITE側の2つの命令に分解される。デコーダ11は、
論理アドレスREGに存在する命令がREAD側かWR
ITE側であるかを判断するための論理回路である。A
NDゲート31,32は、デコーダ11のデコード出力
102,103及びVビット101よりメモリ転送リク
エストレジスタ1に有効なREAD/WRITE命令が
存在することを示す信号109,100を生成し、パケ
ット制御部14に報告する。
【0031】TLB2は複数のエントリから構成され、
エントリ内はPE#とTLB4のアドレスから構成され
ている。これは、信号線105によって送られて来るメ
モリ転送リクエストレジスタ1のPS#によって索引さ
れ、PE#が信号線41によってパケット送出レジスタ
7に送られる。更に、TLB4アドレスが信号線42に
出力される。
エントリ内はPE#とTLB4のアドレスから構成され
ている。これは、信号線105によって送られて来るメ
モリ転送リクエストレジスタ1のPS#によって索引さ
れ、PE#が信号線41によってパケット送出レジスタ
7に送られる。更に、TLB4アドレスが信号線42に
出力される。
【0032】自PE番号レジスタ3の自PE#は信号線
501によって、他PEあるいは自PEかを判断する比
較器10,27に送られる。比較器10は信号線41の
TLB2の出力と信号線501の自PE番号を比較し
て、その結果を信号線61でパケット制御部14に報告
する。ANDゲート33は、パケット受けレジスタ23
に如何なるパケットが存在するかを判断し、パケット制
御部14に報告するものである。
501によって、他PEあるいは自PEかを判断する比
較器10,27に送られる。比較器10は信号線41の
TLB2の出力と信号線501の自PE番号を比較し
て、その結果を信号線61でパケット制御部14に報告
する。ANDゲート33は、パケット受けレジスタ23
に如何なるパケットが存在するかを判断し、パケット制
御部14に報告するものである。
【0033】パケット送出レジスタ7は複数の情報格納
領域からなり、その内訳は以下の通りである。すなわ
ち、有効なパケットがパケット送出レジスタに存在する
ことを示すVビット(パケット制御部14からの信号線
801によってセットされる)と、パケットが如何なる
ものであるかを示すコマンド(パケット制御部14から
の信号線802によって制御される)と、パケットを送
出する送信元PE番号(自PE番号レジスタ3の値が信
号線501によってそのまま格納される)と、パケット
の送出先PE番号(TLB2の出力のPE番号が信号線
41によってそのまま格納される)と、ネットワークリ
プライバッファNWRBF15のエントリを示すTAG
番号(セレクタ26から信号線191を介してセットさ
れる)と、パケット送出先PEでTLB4を索引するた
めのアドレスADDR(信号線42を介して、TLB2
から読出されたTLB4アドレスがセットされる)と、
パケット送出先PEでTLB4を索引するためのページ
番号PAGE#(メモリ転送リクエストレジスタ1のP
AGE#の値が、信号線106を介して送られてくる)
と、パケット送出先PEで物理アドレスを生成するため
のローカルページアドレスRPA(メモリ転送リクエス
トレジスタ1から信号線107を介して送られてくる)
と、WRITEリクエストパケットでの書き込みデータ
DATA(ローカルメモリ読出しレジスタ22から信号
線2201を介してセットされる)とである。
領域からなり、その内訳は以下の通りである。すなわ
ち、有効なパケットがパケット送出レジスタに存在する
ことを示すVビット(パケット制御部14からの信号線
801によってセットされる)と、パケットが如何なる
ものであるかを示すコマンド(パケット制御部14から
の信号線802によって制御される)と、パケットを送
出する送信元PE番号(自PE番号レジスタ3の値が信
号線501によってそのまま格納される)と、パケット
の送出先PE番号(TLB2の出力のPE番号が信号線
41によってそのまま格納される)と、ネットワークリ
プライバッファNWRBF15のエントリを示すTAG
番号(セレクタ26から信号線191を介してセットさ
れる)と、パケット送出先PEでTLB4を索引するた
めのアドレスADDR(信号線42を介して、TLB2
から読出されたTLB4アドレスがセットされる)と、
パケット送出先PEでTLB4を索引するためのページ
番号PAGE#(メモリ転送リクエストレジスタ1のP
AGE#の値が、信号線106を介して送られてくる)
と、パケット送出先PEで物理アドレスを生成するため
のローカルページアドレスRPA(メモリ転送リクエス
トレジスタ1から信号線107を介して送られてくる)
と、WRITEリクエストパケットでの書き込みデータ
DATA(ローカルメモリ読出しレジスタ22から信号
線2201を介してセットされる)とである。
【0034】TLB4アドレスレジスタ34は、信号線
42からのTLB2の出力結果、あるいは信号線230
5からのパケット受けレジスタ23のADDR内容が格
納され、信号線71によってTLB4が索引される。
42からのTLB2の出力結果、あるいは信号線230
5からのパケット受けレジスタ23のADDR内容が格
納され、信号線71によってTLB4が索引される。
【0035】TLB4は、セレクタ28の出力信号28
01と、TLB4アドレスレジスタ34の出力信号71
で索引される。
01と、TLB4アドレスレジスタ34の出力信号71
で索引される。
【0036】パケット制御部14は図4に示すパケット
群を生成して外部PEに対してパケットを送出する制御
を行う。また、信号線803によって、TAG管理レジ
スタ13に対してTAG番号の取得を要求する。
群を生成して外部PEに対してパケットを送出する制御
を行う。また、信号線803によって、TAG管理レジ
スタ13に対してTAG番号の取得を要求する。
【0037】加算器90は信号線151のTLB4の出
力と信号線1401のセレクタ14の出力を加算し、物
理アドレスレジスタ16に加算結果を格納する。
力と信号線1401のセレクタ14の出力を加算し、物
理アドレスレジスタ16に加算結果を格納する。
【0038】ローカルメモリ5は、信号線1601を介
して物理アドレスレジスタ16からアドレスが送られ、
ローカルメモリ書込みレジスタ20の値が書込まれ、ロ
ーカルメモリ読出しレジスタ22に読出しデータが格納
される。
して物理アドレスレジスタ16からアドレスが送られ、
ローカルメモリ書込みレジスタ20の値が書込まれ、ロ
ーカルメモリ読出しレジスタ22に読出しデータが格納
される。
【0039】パケット受レジスタ23は複数の情報から
なり、その内訳は以下の通りである。すなわち、有効な
パケットがパケット受けレジスタに存在することを示す
Vビットと、パケットが如何なるものであるかを示すコ
マンド(デコーダ25にその情報が送られ、その受付け
パケットの制御に使用される)と、パケットを送出した
送信元PE信号(信号線2306を介して、送出パケッ
ト生成のためにパケット送出レジスタ7に送られる)
と、パケットの送出先PE番号(信号線2307を介し
て比較器27で、自分のPEに来たものであるかを認識
する)と、信号線2302によってデコーダ24に送出
されるTAG(TAG番号の解放制御が行われる)と、
第2のTLB4を索引するためのアドレスADDR(信
号線2305を介して、第2のTLBアドレスレジスタ
34に対して、値がセットされる。あるいは、起動リク
エストパケットの場合は、信号線2305によってPS
#がメモリ転送リクエストレジスタ1に送られる)と、
第2のTLBを索引するためのページ番号PAGE#
(信号線2309を介してセレクタ28に送られる)
と、物理アドレスを生成するためのローカルアドレスR
PA(信号線2303を介してセレクタ14に送られ
る。あるいは起動リクエストパケットの場合は、信号線
2312を介してメモリ転送リクエストレジスタ1に送
られる)と、WRITEパケットでの書込みデータDA
TA(信号線2304を介してローカルメモリ書込みレ
ジスタ20に送られる)とを有する。
なり、その内訳は以下の通りである。すなわち、有効な
パケットがパケット受けレジスタに存在することを示す
Vビットと、パケットが如何なるものであるかを示すコ
マンド(デコーダ25にその情報が送られ、その受付け
パケットの制御に使用される)と、パケットを送出した
送信元PE信号(信号線2306を介して、送出パケッ
ト生成のためにパケット送出レジスタ7に送られる)
と、パケットの送出先PE番号(信号線2307を介し
て比較器27で、自分のPEに来たものであるかを認識
する)と、信号線2302によってデコーダ24に送出
されるTAG(TAG番号の解放制御が行われる)と、
第2のTLB4を索引するためのアドレスADDR(信
号線2305を介して、第2のTLBアドレスレジスタ
34に対して、値がセットされる。あるいは、起動リク
エストパケットの場合は、信号線2305によってPS
#がメモリ転送リクエストレジスタ1に送られる)と、
第2のTLBを索引するためのページ番号PAGE#
(信号線2309を介してセレクタ28に送られる)
と、物理アドレスを生成するためのローカルアドレスR
PA(信号線2303を介してセレクタ14に送られ
る。あるいは起動リクエストパケットの場合は、信号線
2312を介してメモリ転送リクエストレジスタ1に送
られる)と、WRITEパケットでの書込みデータDA
TA(信号線2304を介してローカルメモリ書込みレ
ジスタ20に送られる)とを有する。
【0040】フリップフロップ12は、NWRBF15
のWE(write enable)を保持し、信号線
1201によって、NWRBF15に対して書込みを指
示する。また、その制御は信号線803でパケット制御
部14によって行われる。
のWE(write enable)を保持し、信号線
1201によって、NWRBF15に対して書込みを指
示する。また、その制御は信号線803でパケット制御
部14によって行われる。
【0041】ネットワークリプライバッファNWRBF
15のエントリ(TAG)は、メモリリクエストが他P
Eのローカルメモリの場合に他PEのローカルメモリの
物理アドレスを保持しておくものであり、このアドレス
は当該メモリリクエストのリプライデータ(リードレス
ポンス)を、自PEのローカルメモリへ書込むために必
要な物理アドレスである。
15のエントリ(TAG)は、メモリリクエストが他P
Eのローカルメモリの場合に他PEのローカルメモリの
物理アドレスを保持しておくものであり、このアドレス
は当該メモリリクエストのリプライデータ(リードレス
ポンス)を、自PEのローカルメモリへ書込むために必
要な物理アドレスである。
【0042】デコーダ25は、パケット受けレジスタ2
3のコマンドを参照して、如何なるパケットが到着した
かを解析し、パケット制御部14に信号線251とAN
Dゲート33とによって報告し、リプライパケットの生
成制御に使われる。また、TAG管理レジスタ13のリ
セット制御にも使用される。
3のコマンドを参照して、如何なるパケットが到着した
かを解析し、パケット制御部14に信号線251とAN
Dゲート33とによって報告し、リプライパケットの生
成制御に使われる。また、TAG管理レジスタ13のリ
セット制御にも使用される。
【0043】TAG管理レジスタ13は、NWRBF1
5の空き状態を管理する。パケット制御部14から信号
線803を介してTAG登録要求が送られてくると、未
使用のTAGがプライオリティエンコーダ18で検出さ
れ、信号線1801を介して報告され、ANDゲート3
5で論理積がとられ、そのビット番号のTAG管理レジ
スタ13がセットされる。
5の空き状態を管理する。パケット制御部14から信号
線803を介してTAG登録要求が送られてくると、未
使用のTAGがプライオリティエンコーダ18で検出さ
れ、信号線1801を介して報告され、ANDゲート3
5で論理積がとられ、そのビット番号のTAG管理レジ
スタ13がセットされる。
【0044】また、信号線1801によって送られたT
AG管理レジスタ13の空きビット番号は、エンコーダ
19によってエンコードされ、信号線1901、セレク
タ26を介して、パケット送出レジスタ7へ送られる。
レジスタ17はNWRBF15の書込みアドレスであ
り、TAG登録と同時にNWRBF15に対して物理ア
ドレス、あるいは受信パケットのTAG登録が行われ
る。
AG管理レジスタ13の空きビット番号は、エンコーダ
19によってエンコードされ、信号線1901、セレク
タ26を介して、パケット送出レジスタ7へ送られる。
レジスタ17はNWRBF15の書込みアドレスであ
り、TAG登録と同時にNWRBF15に対して物理ア
ドレス、あるいは受信パケットのTAG登録が行われ
る。
【0045】セレクタ14は、アドレス加算器9に対し
て、メモリ転送リクエストレジスタ1とパケット受けレ
ジスタ23のRPAの切換えを行う。セレクタ26は、
信号線1901のエンコーダ19の出力、信号線230
2のパケット受けレジスタ23、信号線1402のNW
RBF15の3つから来るTAGを選択する。セレクタ
28は、メモリ転送リクエストレジスタ1とパケット受
けレジスタ23のPAGE#を選択する。
て、メモリ転送リクエストレジスタ1とパケット受けレ
ジスタ23のRPAの切換えを行う。セレクタ26は、
信号線1901のエンコーダ19の出力、信号線230
2のパケット受けレジスタ23、信号線1402のNW
RBF15の3つから来るTAGを選択する。セレクタ
28は、メモリ転送リクエストレジスタ1とパケット受
けレジスタ23のPAGE#を選択する。
【0046】セレクタ14,26,28のその切換え制
御は、メモリ転送リクエスト制御とパケット受付け制御
の調停制御部が行うものであり、本実施例では説明を省
く。
御は、メモリ転送リクエスト制御とパケット受付け制御
の調停制御部が行うものであり、本実施例では説明を省
く。
【0047】NERBF15には、信号線1601を介
して物理アドレスが、あるいは信号線1901を介して
TAG番号が格納される。
して物理アドレスが、あるいは信号線1901を介して
TAG番号が格納される。
【0048】次に図4に基づいてPE間で受け渡される
パケットについて説明する。パケットには以下の6種類
が存在する。
パケットについて説明する。パケットには以下の6種類
が存在する。
【0049】1)WRITEリクエストパケット:メモ
リに対してデータを書込む要求を行う。コマンド,送出
元PE番号,送出先PE番号,TAG,TLB2アドレ
ス,PAGE#,RPA,WRITEデータが含まれ
る。
リに対してデータを書込む要求を行う。コマンド,送出
元PE番号,送出先PE番号,TAG,TLB2アドレ
ス,PAGE#,RPA,WRITEデータが含まれ
る。
【0050】2)READリクエストパケット:メモリ
からデータを読込む要求を行う。コマンド,送出元PE
番号,送出先PE番号,TAG,TLB2アドレス,P
AGE#,RPAが含まれる。
からデータを読込む要求を行う。コマンド,送出元PE
番号,送出先PE番号,TAG,TLB2アドレス,P
AGE#,RPAが含まれる。
【0051】3)起動リクエストパケット:メモリ転送
が他PEと他PE間であった場合、命令を発行したPE
(起動PE)からWRITEデータが存在するPE(処
理PE)に対してメモリ転送制御を要求する。コマン
ド,送出元PE,送出先PE番号,TAG,TLB2ア
ドレス(READ側),PAGE#(READ側),R
PA(READ側),論理アドレス(WRITE側)が
含まれる。但し、最後の論理アドレス(WRITE側)
は、1サイクルで送出できる容量を越えているため、起
動リクエストパケットは2回に分けられて送られ、2回
目にWRITE側論理アドレスが送られる。図4では
(1),(2)として示している。
が他PEと他PE間であった場合、命令を発行したPE
(起動PE)からWRITEデータが存在するPE(処
理PE)に対してメモリ転送制御を要求する。コマン
ド,送出元PE,送出先PE番号,TAG,TLB2ア
ドレス(READ側),PAGE#(READ側),R
PA(READ側),論理アドレス(WRITE側)が
含まれる。但し、最後の論理アドレス(WRITE側)
は、1サイクルで送出できる容量を越えているため、起
動リクエストパケットは2回に分けられて送られ、2回
目にWRITE側論理アドレスが送られる。図4では
(1),(2)として示している。
【0052】4)WRITEリプライパケット WRITEリクエストパケットの返答で、書込みを要求
されたPEが書込みを要求したPEに対して、WRIT
Eが終了したことを報告する。例外が発生し、WRIT
Eに失敗した場合は例外情報が添えられる。コマンド,
送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,例外情報が
含まれる。
されたPEが書込みを要求したPEに対して、WRIT
Eが終了したことを報告する。例外が発生し、WRIT
Eに失敗した場合は例外情報が添えられる。コマンド,
送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,例外情報が
含まれる。
【0053】5)READリプライパケット READリクエストパケットの返答で、読出しを要求さ
れたPEが読出しを要求したPEに対して、READし
たデータと共に、READが終了したことを通知する。
コマンド,送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,
例外情報,READデータが含まれる。
れたPEが読出しを要求したPEに対して、READし
たデータと共に、READが終了したことを通知する。
コマンド,送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,
例外情報,READデータが含まれる。
【0054】6)起動リプライパケット 他PEと他PE間のデータ転送が発生した場合の、起動
PEからの起動リクエストに対するリプライ,コマン
ド,送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,例外情
報を含む。
PEからの起動リクエストに対するリプライ,コマン
ド,送出元PE番号,送出先PE番号,TAG,例外情
報を含む。
【0055】これらのパケットは、図2,3で説明した
パケット送出レジスタ7とパケット受けレジスタ23を
介して、PE間を接続するネットワークによって送受が
行われる。
パケット送出レジスタ7とパケット受けレジスタ23を
介して、PE間を接続するネットワークによって送受が
行われる。
【0056】次にメモリ転送命令の動作について説明す
る。先ず、図5,図6に基づいて、リクエストが発生し
たPEと同一PE内のメモリ同士の転送命令が発生した
場合の動きについて説明する。読出し/書込みアドレス
を伴うメモリ間転送命令が、先ず読出しアドレスでTL
B2を索引し、自PEへのアクセスであることを判断す
る。そして、自PEメモリからデータを読出す。それと
並行して書込みアドレスをTLB2で索引し、自PE内
メモリへ自PEから読出したデータを書込む。
る。先ず、図5,図6に基づいて、リクエストが発生し
たPEと同一PE内のメモリ同士の転送命令が発生した
場合の動きについて説明する。読出し/書込みアドレス
を伴うメモリ間転送命令が、先ず読出しアドレスでTL
B2を索引し、自PEへのアクセスであることを判断す
る。そして、自PEメモリからデータを読出す。それと
並行して書込みアドレスをTLB2で索引し、自PE内
メモリへ自PEから読出したデータを書込む。
【0057】次に、図7〜9に基づいて、他PEから自
PEへの動作について説明する。先ず、読出しアドレス
でTLB2を索引し、その結果、他PEへのアクセスで
あることが判明した場合、NWRBF15へ登録し、タ
グTAGを生成する。更に、そのタグとTLB2の索引
結果、送出先PE、送出元PEをパケットにまとめてP
E間接続ネットワークに送出する。
PEへの動作について説明する。先ず、読出しアドレス
でTLB2を索引し、その結果、他PEへのアクセスで
あることが判明した場合、NWRBF15へ登録し、タ
グTAGを生成する。更に、そのタグとTLB2の索引
結果、送出先PE、送出元PEをパケットにまとめてP
E間接続ネットワークに送出する。
【0058】書込みアドレスについては、自PEへのア
クセスであると判断した結果、TLB4も索引し物理ア
ドレスを生成し、それを先程生成したNWRBF15の
タグのアドレスに格納する。リクエスト出し側PEは、
この動作が完了した後にリプライが返るまで待ち続け
る。
クセスであると判断した結果、TLB4も索引し物理ア
ドレスを生成し、それを先程生成したNWRBF15の
タグのアドレスに格納する。リクエスト出し側PEは、
この動作が完了した後にリプライが返るまで待ち続け
る。
【0059】一方、リクエストを受け取ったPEは、そ
のリクエストが自分に対するものであることを認識する
と、パケット内のTLB4アドレス、PAGE#からT
LB4を索引し、パケット内のRPAと加算して物理ア
ドレスを生成し、リクエスト受け付けPE内のメモリか
らデータを読込む。
のリクエストが自分に対するものであることを認識する
と、パケット内のTLB4アドレス、PAGE#からT
LB4を索引し、パケット内のRPAと加算して物理ア
ドレスを生成し、リクエスト受け付けPE内のメモリか
らデータを読込む。
【0060】更に、そのデータをパケット送出レジスタ
7に入れて送出元PEに返す。送出元PEは、受け付け
PEよりリプライが返ったことを知ると、NWRBF1
5からタグによって物理アドレスを読出し、そのアドレ
スにリプライパケットで選ばれてきたデータを書込む。
7に入れて送出元PEに返す。送出元PEは、受け付け
PEよりリプライが返ったことを知ると、NWRBF1
5からタグによって物理アドレスを読出し、そのアドレ
スにリプライパケットで選ばれてきたデータを書込む。
【0061】次に、図10〜12に基づいて、自PEで
読出したデータを他PEに書込む場合の動作について説
明する。先ず、READアドレスでTLB2を索引し、
自PE内のメモリをアクセスすることを判断すると、T
LB4も索引し、物理アドレスを生成して自PE内のメ
モリからデータを読出す。
読出したデータを他PEに書込む場合の動作について説
明する。先ず、READアドレスでTLB2を索引し、
自PE内のメモリをアクセスすることを判断すると、T
LB4も索引し、物理アドレスを生成して自PE内のメ
モリからデータを読出す。
【0062】それと同時にWRITEアドレスでTLB
2を索引し、そのアドレスが他PEのものであることが
判明した場合、NWRBF15への登録を行いタグTA
Gを生成する。また、外部に送出するパケットには、同
一PE内で読出したデータ、タグ、WRITEアドレス
のTLB2の索引結果を盛り込み、PE間接続ネットワ
ークに送出する。送出側PEは、ここまでの作業が終了
するとリプライを待つ。
2を索引し、そのアドレスが他PEのものであることが
判明した場合、NWRBF15への登録を行いタグTA
Gを生成する。また、外部に送出するパケットには、同
一PE内で読出したデータ、タグ、WRITEアドレス
のTLB2の索引結果を盛り込み、PE間接続ネットワ
ークに送出する。送出側PEは、ここまでの作業が終了
するとリプライを待つ。
【0063】リクエストパケットを受け取ったPEは、
パケット内のWRITEアドレスのTLB4アドレス、
PAGE#でTLB4を索引し、受信パケットのRPA
で物理アドレスを生成し、そのアドレスに対して、リク
エストパケット内部のWRITEデータを書込む。この
動作が終わる頃を見計らってタグを盛り込んだリプライ
パケットを送出元PEに対して返す。リプライパケット
を受け取った送出元PEは、リプライパケット内のタグ
が示すNWRBF15のエントリを開放し、命令制御部
に終了通知を送る。
パケット内のWRITEアドレスのTLB4アドレス、
PAGE#でTLB4を索引し、受信パケットのRPA
で物理アドレスを生成し、そのアドレスに対して、リク
エストパケット内部のWRITEデータを書込む。この
動作が終わる頃を見計らってタグを盛り込んだリプライ
パケットを送出元PEに対して返す。リプライパケット
を受け取った送出元PEは、リプライパケット内のタグ
が示すNWRBF15のエントリを開放し、命令制御部
に終了通知を送る。
【0064】最後に、他PEから他PEへのメモリ転送
について説明する。図16にその概要を示す。先ず、命
令を発行する起動PEが、READデータが存在するメ
モリを保持する処理PEに対して送出する。処理PE
は、起動パケットを受け取ると自PE内メモリのデータ
を他PE内のメモリへWRITEする動作を行う。
について説明する。図16にその概要を示す。先ず、命
令を発行する起動PEが、READデータが存在するメ
モリを保持する処理PEに対して送出する。処理PE
は、起動パケットを受け取ると自PE内メモリのデータ
を他PE内のメモリへWRITEする動作を行う。
【0065】すなわち、処理PEは、データを書込むメ
モリが存在するWRITE PEへWRITEリクエス
トパケットを送り、その結果、終了通知が処理PEに戻
ってくる。その終了通知を受けた処理PEは、起動PE
に対して終了通知を発行する。
モリが存在するWRITE PEへWRITEリクエス
トパケットを送り、その結果、終了通知が処理PEに戻
ってくる。その終了通知を受けた処理PEは、起動PE
に対して終了通知を発行する。
【0066】図13に基づいて、起動PEの動作につい
て詳細に説明する。先ず、READアドレスでTLB2
を索引し、他PEへのアクセスであることが判明する
と、NWRBF15へ登録しタグを生成する。更に、W
RITEアドレスでTLB2を索引した結果から、これ
も他PEへのアクセスであることが判明すると、転送起
動パケットを生成する。その中には、READアドレス
TLB2索引結果、WRITE側論理アドレス、タグ等
を含む。
て詳細に説明する。先ず、READアドレスでTLB2
を索引し、他PEへのアクセスであることが判明する
と、NWRBF15へ登録しタグを生成する。更に、W
RITEアドレスでTLB2を索引した結果から、これ
も他PEへのアクセスであることが判明すると、転送起
動パケットを生成する。その中には、READアドレス
TLB2索引結果、WRITE側論理アドレス、タグ等
を含む。
【0067】起動リクエストパケットは、2つのアドレ
スを送る必要があるので、2つに分かれ、その後半でW
RITE側論理アドレスを送る。このパケットを処理P
Eに送出すると、処理PEからの終了通知リプライを待
つ。
スを送る必要があるので、2つに分かれ、その後半でW
RITE側論理アドレスを送る。このパケットを処理P
Eに送出すると、処理PEからの終了通知リプライを待
つ。
【0068】図14に基づいて、処理PEの動作につい
て詳細に説明する。処理PEは、受け取ったパケットが
自分宛の起動パケットであることを知ると、READア
ドレスでTLB4を索引し、物理アドレスを生成し、自
PEのメモリからデータを読出す。それと同時にWRI
TE論理アドレスでTLB2を索引し、WRITE側が
どのPEであるかを判断する。
て詳細に説明する。処理PEは、受け取ったパケットが
自分宛の起動パケットであることを知ると、READア
ドレスでTLB4を索引し、物理アドレスを生成し、自
PEのメモリからデータを読出す。それと同時にWRI
TE論理アドレスでTLB2を索引し、WRITE側が
どのPEであるかを判断する。
【0069】その際、WRITE側のアドレスが処理P
E内のローカルメモリに存在する場合、WRITEアド
レスについてもTLB4を索引し、WRITE側の物理
アドレスも生成する。WRITEアドレスがそろったと
ころで、処理PEのローカルメモリから読出したデータ
を同じローカルメモリに書込む。
E内のローカルメモリに存在する場合、WRITEアド
レスについてもTLB4を索引し、WRITE側の物理
アドレスも生成する。WRITEアドレスがそろったと
ころで、処理PEのローカルメモリから読出したデータ
を同じローカルメモリに書込む。
【0070】その後に、起動PEから受け取ったタグを
添えて、起動PEに対して起動リプライパケットを送出
する。WRITEアドレスが処理PEとは別のPEのロ
ーカルメモリのものであった場合は、処理PE内のNW
RBF15で別のTAGを生成し、WRITEリクエス
ト処理を行う。すなわち、WRITE PEに対してW
RITEリクエストパケットを送出する処理を行う。
添えて、起動PEに対して起動リプライパケットを送出
する。WRITEアドレスが処理PEとは別のPEのロ
ーカルメモリのものであった場合は、処理PE内のNW
RBF15で別のTAGを生成し、WRITEリクエス
ト処理を行う。すなわち、WRITE PEに対してW
RITEリクエストパケットを送出する処理を行う。
【0071】その際、起動リクエストに付与されている
起動PE内のTAG番号は、起動リプライパケットの生
成のためにNWRBF15内に保存される。その後、処
理PEは、WRITEリクエストに対するリプライがW
RITE PEからくるまで待ち続ける。
起動PE内のTAG番号は、起動リプライパケットの生
成のためにNWRBF15内に保存される。その後、処
理PEは、WRITEリクエストに対するリプライがW
RITE PEからくるまで待ち続ける。
【0072】WRITEリプライがWRITE PEか
ら返ってきたら、NWRBF15のTAG番号を解放す
ると共に、NWRBF15内に登録されている起動PE
内のTAGを起動リプライパケット内に埋め込むなどし
て、起動PEに対して起動リプライを送出する。
ら返ってきたら、NWRBF15のTAG番号を解放す
ると共に、NWRBF15内に登録されている起動PE
内のTAGを起動リプライパケット内に埋め込むなどし
て、起動PEに対して起動リプライを送出する。
【0073】図15に基づいて、図16で示したWRI
TE PE内の制御について説明する。WRITE P
Eは処理PEからのWRITEリクエストのパケットを
受信すると、TLB4をパケット内のTLB4アドレ
ス、PAGE#で索引し、その結果とWRITEリクエ
ストパケット内のRPAと加算し、WRITE先の物理
アドレスを得る。その物理アドレスに対してWRITE
リクエストパケット内のWRITEデータを書く。その
後、WRITE PEは処理PEに対するWRITEリ
プライパケットを生成し送出する。そのパケット内に
は、TAGとTLB4索引時の例外情報が入る。
TE PE内の制御について説明する。WRITE P
Eは処理PEからのWRITEリクエストのパケットを
受信すると、TLB4をパケット内のTLB4アドレ
ス、PAGE#で索引し、その結果とWRITEリクエ
ストパケット内のRPAと加算し、WRITE先の物理
アドレスを得る。その物理アドレスに対してWRITE
リクエストパケット内のWRITEデータを書く。その
後、WRITE PEは処理PEに対するWRITEリ
プライパケットを生成し送出する。そのパケット内に
は、TAGとTLB4索引時の例外情報が入る。
【0074】図12,13に基づいて受け付けパケット
制御について説明する。先ず、受付たパケットが自分宛
かどうかを判断するために、パケット受けレジスタ23
の送信先PE番号と自PE番号レジスタ3の内容を比較
器27で比較する。
制御について説明する。先ず、受付たパケットが自分宛
かどうかを判断するために、パケット受けレジスタ23
の送信先PE番号と自PE番号レジスタ3の内容を比較
器27で比較する。
【0075】次に、パケット毎にその制御を説明する。
【0076】1)WRITEリクエストパケットの場
合: a)ローカルメモリに対するWRITE;パケット受け
レジスタ23のADDRとPAGE#によって、TLB
4を索引した結果と、パケット受けレジスタ23のRP
Aの値を加算器90で加算し、物理アドレスレジスタ1
6に格納する。TLB4の索引の際に例外が発生する場
合は、例外情報を生成する。一方、パケット受けレジス
タ23のDATAがローカルメモリ書込みレジスタ20
に格納され、次のサイクルで、ローカルメモリ5の物理
アドレスレジスタ16のアドレスに値が書込まれる。更
に、パケット制御部14はWRITEリクエストの終了
を通知するリプライパケットを生成する。
合: a)ローカルメモリに対するWRITE;パケット受け
レジスタ23のADDRとPAGE#によって、TLB
4を索引した結果と、パケット受けレジスタ23のRP
Aの値を加算器90で加算し、物理アドレスレジスタ1
6に格納する。TLB4の索引の際に例外が発生する場
合は、例外情報を生成する。一方、パケット受けレジス
タ23のDATAがローカルメモリ書込みレジスタ20
に格納され、次のサイクルで、ローカルメモリ5の物理
アドレスレジスタ16のアドレスに値が書込まれる。更
に、パケット制御部14はWRITEリクエストの終了
を通知するリプライパケットを生成する。
【0077】b)READリクエストパケット;WRI
TEリクエストと同様、パケット受けレジスタ23のA
DDRとPAGE#によって、TLB4を索引した結果
と、パケット受けレジスタ23のRPAの値を加算器9
で加算し、物理アドレスレジスタ16に格納する。TL
B4の索引の際に例外が発生する場合は、例外情報を生
成する。次のサイクルでローカルメモリ読出しレジスタ
22に、メモリの値が格納される。更に、パケット制御
部14は、READリクエストの終了を通知するリプラ
イパケットを生成する。そのため、パケット送出レジス
タ7には、ローカルメモリ読出しレジスタ22の値が信
号線2201を経由して送られる。
TEリクエストと同様、パケット受けレジスタ23のA
DDRとPAGE#によって、TLB4を索引した結果
と、パケット受けレジスタ23のRPAの値を加算器9
で加算し、物理アドレスレジスタ16に格納する。TL
B4の索引の際に例外が発生する場合は、例外情報を生
成する。次のサイクルでローカルメモリ読出しレジスタ
22に、メモリの値が格納される。更に、パケット制御
部14は、READリクエストの終了を通知するリプラ
イパケットを生成する。そのため、パケット送出レジス
タ7には、ローカルメモリ読出しレジスタ22の値が信
号線2201を経由して送られる。
【0078】c)起動リクエストパケット;起動リクエ
ストパケットは、長いためWRITE側論理アドレスだ
けは、2回目に送られてくる。起動リクエストを受け付
けたPEは、READ側のデータが該PEに存在するこ
とが保証されているので、パケット受けレジスタ23の
ADDRとPAGE#でTLB4を索引し、その結果と
パケット受けレジスタ23のRPAを加算した値が物理
アドレスレジスタ16に格納され、ローカルメモリ5か
らローカルメモリ読出しレジスタ22へ値が格納され
る。
ストパケットは、長いためWRITE側論理アドレスだ
けは、2回目に送られてくる。起動リクエストを受け付
けたPEは、READ側のデータが該PEに存在するこ
とが保証されているので、パケット受けレジスタ23の
ADDRとPAGE#でTLB4を索引し、その結果と
パケット受けレジスタ23のRPAを加算した値が物理
アドレスレジスタ16に格納され、ローカルメモリ5か
らローカルメモリ読出しレジスタ22へ値が格納され
る。
【0079】更に、WRITE側の論理アドレスによっ
て、TLB2を索引する。その際、2回目のパケットの
内容が格納されているパケット受けレジスタ23のAD
DR部が信号線2310を介してメモリ転送リクエスト
レジスタ1のPS#に送られる。また、パケット受けレ
ジスタ23のPAGE#は信号線2309を介してメモ
リ転送リクエストレジスタ1のPAGE#に、RPAが
信号線2312を介してメモリ転送リクエストレジスタ
1のRPAに格納される。
て、TLB2を索引する。その際、2回目のパケットの
内容が格納されているパケット受けレジスタ23のAD
DR部が信号線2310を介してメモリ転送リクエスト
レジスタ1のPS#に送られる。また、パケット受けレ
ジスタ23のPAGE#は信号線2309を介してメモ
リ転送リクエストレジスタ1のPAGE#に、RPAが
信号線2312を介してメモリ転送リクエストレジスタ
1のRPAに格納される。
【0080】更に、メモリ転送リクエストレジスタ1の
Vビットが点灯し、コマンドにはWRITEリクエスト
であることを示す情報が格納される。その後、メモリ転
送リクエストレジスタ1に格納されたPS#でTLB2
が索引され、その結果、WRITE先のアドレスが自P
Eのものであれば、引き続きTLB4を索引し、メモリ
転送リクエストレジスタ1のRPAと加算し、その結果
を物理アドレスレジスタ16に格納する。更に、先にR
EADしローカルメモリ読出しレジスタ22に格納され
たデータをそのまま信号線2201でローカルメモリ5
に格納する。
Vビットが点灯し、コマンドにはWRITEリクエスト
であることを示す情報が格納される。その後、メモリ転
送リクエストレジスタ1に格納されたPS#でTLB2
が索引され、その結果、WRITE先のアドレスが自P
Eのものであれば、引き続きTLB4を索引し、メモリ
転送リクエストレジスタ1のRPAと加算し、その結果
を物理アドレスレジスタ16に格納する。更に、先にR
EADしローカルメモリ読出しレジスタ22に格納され
たデータをそのまま信号線2201でローカルメモリ5
に格納する。
【0081】一方、TLB2を索引した結果、WRIT
E側アドレスが他PEを指し示すものであると判断され
た場合、パケット制御部14によって、そのPEへのW
RITEリクエストパケットを生成する制御が起動す
る。その際、通常のWRITEリクエストパケットの生
成と同様TAGが生成され、NWRBF15の領域がア
サインされるが、信号線2302を介して、その中に起
動リクエストパケットで送出されてくるTAGを格納す
る。その他の制御は、通常のWRITEリクエストパケ
ット生成制御と同様である。
E側アドレスが他PEを指し示すものであると判断され
た場合、パケット制御部14によって、そのPEへのW
RITEリクエストパケットを生成する制御が起動す
る。その際、通常のWRITEリクエストパケットの生
成と同様TAGが生成され、NWRBF15の領域がア
サインされるが、信号線2302を介して、その中に起
動リクエストパケットで送出されてくるTAGを格納す
る。その他の制御は、通常のWRITEリクエストパケ
ット生成制御と同様である。
【0082】d)WRITEリプライパケット;パケッ
ト制御部14によって、パケット送出レジスタ7のVビ
ット、コマンドが設定される。更に、パケット送出レジ
スタ7の送信元PEには、自PE番号レジスタ3の値が
信号線501によって設定され、パケット送出レジスタ
7の送信先PEは、パケット受けレジスタ23の送信元
PEの値が信号線2306によって設定される。TAG
は、パケット受けレジスタ23のTAGが信号線230
2,セレクタ26,信号線191を介して設定される。
ト制御部14によって、パケット送出レジスタ7のVビ
ット、コマンドが設定される。更に、パケット送出レジ
スタ7の送信元PEには、自PE番号レジスタ3の値が
信号線501によって設定され、パケット送出レジスタ
7の送信先PEは、パケット受けレジスタ23の送信元
PEの値が信号線2306によって設定される。TAG
は、パケット受けレジスタ23のTAGが信号線230
2,セレクタ26,信号線191を介して設定される。
【0083】e)READリプライパケット;パケット
受けレジスタ23のADDR,PAGE#によって、T
LB4が索引され、その結果とパケット受けレジスタ2
3のRPAの値が加算器90によって加算され、ローカ
ルメモリ5の物理アドレスが計算される。その次のサイ
クルでは、ローカルメモリ5からREADデータが読出
され、パケット送出レジスタ7のDATA部に信号線2
201を介して設定される。パケット制御部14によっ
て、パケット送出レジスタ7のVビット、コマンドが設
定される。
受けレジスタ23のADDR,PAGE#によって、T
LB4が索引され、その結果とパケット受けレジスタ2
3のRPAの値が加算器90によって加算され、ローカ
ルメモリ5の物理アドレスが計算される。その次のサイ
クルでは、ローカルメモリ5からREADデータが読出
され、パケット送出レジスタ7のDATA部に信号線2
201を介して設定される。パケット制御部14によっ
て、パケット送出レジスタ7のVビット、コマンドが設
定される。
【0084】更に、パケット送出レジスタ7の送信元P
Eには、自PE番号レジスタ3の値が信号線501によ
って、パケット送出レジスタ7の送信先PEには、パケ
ット受けレジスタ23の送信元PEの値が信号線230
6を介して設定される。TAGは、パケット受けレジス
タ23のTAGが信号線2302,セレクタ26,信号
線191を介して設定される。
Eには、自PE番号レジスタ3の値が信号線501によ
って、パケット送出レジスタ7の送信先PEには、パケ
ット受けレジスタ23の送信元PEの値が信号線230
6を介して設定される。TAGは、パケット受けレジス
タ23のTAGが信号線2302,セレクタ26,信号
線191を介して設定される。
【0085】f)起動リプライパケット;メモリ転送が
起動PEに対して、他PE−他PE間で行われた場合、
起動PEに対して転送処理が終了したことを通知する。
本パケットを受け取った場合の動作は、パケット受けレ
ジスタ23のTAGを参照してTAG番号とNWRBF
15の領域を解放するだけである。
起動PEに対して、他PE−他PE間で行われた場合、
起動PEに対して転送処理が終了したことを通知する。
本パケットを受け取った場合の動作は、パケット受けレ
ジスタ23のTAGを参照してTAG番号とNWRBF
15の領域を解放するだけである。
【0086】次にTAG管理制御について図2,3に基
づいて説明する。TAGはある1つのPEにおいてユニ
ークな番号であり、そのPE内のNWRBF15のアド
レスに相当する。TAGは、そのPEが外部PEに対し
て起動/READ/WRITEリクエストパケットを送
る状況が発生した場合に生成される。
づいて説明する。TAGはある1つのPEにおいてユニ
ークな番号であり、そのPE内のNWRBF15のアド
レスに相当する。TAGは、そのPEが外部PEに対し
て起動/READ/WRITEリクエストパケットを送
る状況が発生した場合に生成される。
【0087】TAGの生成指示は、パケット制御部14
によって、信号線803を介して行われる。生成要求に
よって登録される番号は、プライオリティ・エンコーダ
18によって選択/デコードされ毎サイクル信号線18
01に送出される。
によって、信号線803を介して行われる。生成要求に
よって登録される番号は、プライオリティ・エンコーダ
18によって選択/デコードされ毎サイクル信号線18
01に送出される。
【0088】そのデコードされたTAG番号と生成指示
がANDゲート35によって論理積をとられ、TAG管
理レジスタ13をセットする。TAG管理レジスタ13
はNWRBF15の使用状況を管理するフラグ群であ
る。これと同時にフリップフロップ12によって物理ア
ドレス、あるいはパケット受けレジスタ23のTAGが
格納される。
がANDゲート35によって論理積をとられ、TAG管
理レジスタ13をセットする。TAG管理レジスタ13
はNWRBF15の使用状況を管理するフラグ群であ
る。これと同時にフリップフロップ12によって物理ア
ドレス、あるいはパケット受けレジスタ23のTAGが
格納される。
【0089】一方、TAGの解放指示は、リプライパケ
ットの到着によって行われる。パケット受けレジスタ2
3のコマンドを見てデコーダ25がリプライパケットで
あることを認識し、パケット受けレジスタ23のTAG
をデコーダー24でデコードし、TAG管理レジスタ1
3のリセット信号を生成する。同時に、パケット受けレ
ジスタ23のTAGが信号線2302によってNWRB
F15へ送られ、それがNWRBF15のREADアド
レスとなり、NWRBF15に登録されていた物理アド
レスあるいはTAGが読出される。
ットの到着によって行われる。パケット受けレジスタ2
3のコマンドを見てデコーダ25がリプライパケットで
あることを認識し、パケット受けレジスタ23のTAG
をデコーダー24でデコードし、TAG管理レジスタ1
3のリセット信号を生成する。同時に、パケット受けレ
ジスタ23のTAGが信号線2302によってNWRB
F15へ送られ、それがNWRBF15のREADアド
レスとなり、NWRBF15に登録されていた物理アド
レスあるいはTAGが読出される。
【0090】本実施例での例外検出方式について若干説
明する。物理アドレス生成のためのアドレス変換の際
に、アドレス空間が不在であるといった例外が発生する
ことが良くある。その時の例外情報をリプライパケット
にいれる。このリプライを受け取ったPEは、この例外
付き終了報告であることを認識して命令制御部(CP
U)に対して報告する。これを受けた命令制御部は例外
処理を開始するのである。
明する。物理アドレス生成のためのアドレス変換の際
に、アドレス空間が不在であるといった例外が発生する
ことが良くある。その時の例外情報をリプライパケット
にいれる。このリプライを受け取ったPEは、この例外
付き終了報告であることを認識して命令制御部(CP
U)に対して報告する。これを受けた命令制御部は例外
処理を開始するのである。
【0091】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、OS
の介在無しにユーザプログラムが他PEへアクセスする
ことが可能となり実効性能が向上するという効果があ
る。
の介在無しにユーザプログラムが他PEへアクセスする
ことが可能となり実効性能が向上するという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例の概略を示すシステムブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例の具体例の一部ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例の具体例の一部ブロック図であ
る。
る。
【図4】本実施例にて使用されるリクエストパケットの
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】自PE−自PE間のメモリ転送の制御フローを
示す図である。
示す図である。
【図6】図5の制御フローに従った転送制御タイミング
図である。
図である。
【図7】他PE−自PE間のメモリ転送の制御フローを
示す図である。
示す図である。
【図8】他PE−自PE間のメモリ転送の制御フローを
示す図である。
示す図である。
【図9】図7,8の制御フローに従った転送制御タイミ
ング図である。
ング図である。
【図10】自PE−他PE間のメモリ転送の制御フロー
を示す図である。
を示す図である。
【図11】自PE−他PE間のメモリ転送の制御フロー
を示す図である。
を示す図である。
【図12】図10,11の制御フローに従った転送制御
タイミング図である。
タイミング図である。
【図13】他PE−他PE間のメモリ転送の起動PEの
制御フローを示す図である。
制御フローを示す図である。
【図14】他PE−他PE間のメモリ転送の処理PEの
制御フローを示す図である。
制御フローを示す図である。
【図15】他PE−他PE間のメモリ転送のWRITE
PEの制御フローを示す図である。
PEの制御フローを示す図である。
【図16】他PE−他PE間のメモリ転送の概略につい
て説明する図である。
て説明する図である。
【図17】分散メモリ型マルチプロセッサシステムの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図18】分散メモリ型マルチプロセッサシステムの他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
1 メモリ転送リクエストレジスタ 2 第1のTLB 3 自PE#レジスタ 4 第2のTLB 5 ローカルメモリ 7 パケット送出レジスタ 10,27 比較器 14 パケット制御部 15 ネットワークリプライバッファ 20 ローカルメモリ書込みレジスタ 22 ローカルメモリ読出しレジスタ 23 パケット受けレジスタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/16 370 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)
Claims (3)
- 【請求項1】 各々がローカルメモリを有する複数のプ
ロセッサが互いにネットワークを介して接続され、前記
プロセッサの各々は自ローカルメモリのみならず他ロー
カルメモリへもアクセス可能とされた分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムであって、 前記プロセッサの各々は、 前記ローカルメモリに対するアクセスのための論理アド
レスを物理アドレスに変換するためのアドレス変換バッ
ファ手段と、 前記論理アドレスにより索引されこの論理アドレスを含
むローカルメモリの所在を示すプロセッサ番号と前記ア
ドレス変換バッファ手段のエントリを示すエントリ番号
とを対にして格納した格納手段と、 前記論理アドレスの発生に応答して、自プロセッサ番号
と前記論理アドレスにより索引された前記格納手段のプ
ロセッサ番号とを比較する比較手段と、 この比較結果が一致を示したとき当該プロセッサ番号に
対応する前記格納手段のエントリ番号により前記アドレ
ス変換バッファ手段を索引する索引手段と、 前記索引手段による索引結果である物理アドレスにより
前記ローカルメモリをアクセスするアクセス手段と、 前記比較結果が不一致を示したとき前記論理アドレスを
含むアクセス情報を他プロセッサへ送出する送出手段
と、 を含むことを特徴とする分散メモリ型マルチプロセッサ
情報処理システム。 - 【請求項2】 前記アクセス情報は、前記格納手段の索
引結果である目的地プロセッサ番号と前記アドレス変換
バッファ手段のエントリ番号を含み、前記プロセッサの
各々は更に、他プロセッサから送出されてきた前記アク
セス情報を受取る手段と、前記アクセス情報に含まれる
前記目的地プロセッサ番号と自プロセッサ番号とを比較
する第2の比較手段と、この比較結果が一致を示したと
きに前記索引手段を起動する手段とを含むことを特徴と
する請求項1記載の分散メモリ型マルチプロセッサ情報
処理システム。 - 【請求項3】 各々がローカルメモリを有する複数のプ
ロセッサが互いにネットワークを介して接続され、前記
プロセッサの各々は自ローカルメモリのみな らず他ロー
カルメモリへもアクセス可能とされた分散メモリ型マル
チプロセッサ情報処理システムであって、 前記プロセッサの各々は、 前記ローカルメモリに対するアクセスのための論理アド
レスを物理アドレスに変換するためのアドレス変換バッ
ファ手段と、 自プロセッサか他プロセッサへのリクエストであるかを
判断するためのプロセッサ番号と前記アドレス変換バッ
ファ手段のエントリ番号とが格納された格納手段と、 前記格納手段を索引の結果、他プロセッサへのリクエス
トであることが判明した場合、自プロセッサ内のメモリ
アクセスを中止し、他プロセッサへのアクセスパケット
を生成して前記ネットワークへ送出する手段と、 前記ネットワークからのアクセスパケットが自プロセッ
サのものかを判断し、自プロセッサへのパケットの場
合、このパケットの情報に従って前記アドレス変換バッ
ファを索引して物理アドレスを生成する手段とを含むこ
とを特徴とする 分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7026795A JP2785738B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7026795A JP2785738B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272749A JPH08272749A (ja) | 1996-10-18 |
JP2785738B2 true JP2785738B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=13426588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7026795A Expired - Lifetime JP2785738B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 分散メモリ型マルチプロセッサ情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785738B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7026795A patent/JP2785738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
電子情報通信学会技術研究報告VOL.92 NO.173(CPSY92−20−33)1992年8月21日P47−55松本尚,平木敬「並列計算機上の共有メモリアーキテクチャ」 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08272749A (ja) | 1996-10-18 |
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