JP2776736B2 - パイプ用ファン - Google Patents
パイプ用ファンInfo
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- JP2776736B2 JP2776736B2 JP5332580A JP33258093A JP2776736B2 JP 2776736 B2 JP2776736 B2 JP 2776736B2 JP 5332580 A JP5332580 A JP 5332580A JP 33258093 A JP33258093 A JP 33258093A JP 2776736 B2 JP2776736 B2 JP 2776736B2
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- pipe
- shutter
- indoor
- fan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、おもに家庭や事務所等
の天井もしくは室壁に取り付けて使用するパイプ用ファ
ンに関する。
の天井もしくは室壁に取り付けて使用するパイプ用ファ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のパイプ用ファンは、性能
違いの機種展開に容易に対応できる要求が高まってきて
いる。
違いの機種展開に容易に対応できる要求が高まってきて
いる。
【0003】従来、この種のパイプ用ファンについて、
図13および図14を参照しながら説明する。図に示す
ように、内部に電動機101により駆動される羽根10
2を有し、外周には壁部103に埋め込まれたパイプ1
04の内面に圧着されるばね105を設けた筒部106
と、この筒部106の羽根102側端部の外周には、壁
部103に沿いパイプ104の外形より外側まで延びる
フランジ部107を形成し、室内側開口108には吸込
口を形成するオリフイス109が設けられ、前記筒部1
06およびフランジ部107がフレーム110として一
体成型されていた。
図13および図14を参照しながら説明する。図に示す
ように、内部に電動機101により駆動される羽根10
2を有し、外周には壁部103に埋め込まれたパイプ1
04の内面に圧着されるばね105を設けた筒部106
と、この筒部106の羽根102側端部の外周には、壁
部103に沿いパイプ104の外形より外側まで延びる
フランジ部107を形成し、室内側開口108には吸込
口を形成するオリフイス109が設けられ、前記筒部1
06およびフランジ部107がフレーム110として一
体成型されていた。
【0004】また、フランジ部107の外周部には、室
内側開口108を室内111から覆うルーバー112が
装着されていた。
内側開口108を室内111から覆うルーバー112が
装着されていた。
【0005】上記構成において、パイプ用ファンの筒部
106をパイプ104内に挿入し、筒部106に設けら
れたばね105をパイプの内面に圧着させてパイプ用フ
ァンを取り付け通電させると、電動機101により羽根
102が回転し、室内111の空気は羽根102に吸引
されてルーバー112およびオリフイス109を通り室
外113に排気されていた。
106をパイプ104内に挿入し、筒部106に設けら
れたばね105をパイプの内面に圧着させてパイプ用フ
ァンを取り付け通電させると、電動機101により羽根
102が回転し、室内111の空気は羽根102に吸引
されてルーバー112およびオリフイス109を通り室
外113に排気されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパイ
プ用ファンの構成では羽根102や電動機101を設け
た筒部106とフランジ部107が一体的に形成されて
いるので、羽根102や電動機101を設けた筒部部分
のみの変更で性能の異なった機種展開を図ることができ
なくコスト高になるというものであった。
プ用ファンの構成では羽根102や電動機101を設け
た筒部106とフランジ部107が一体的に形成されて
いるので、羽根102や電動機101を設けた筒部部分
のみの変更で性能の異なった機種展開を図ることができ
なくコスト高になるというものであった。
【0007】また、センサーの検知信号により電動機1
01を自動的に運転できなく、種々のセンサーに対応で
きるとともに低コストで熱に対する安全性を図ることが
できないものであった。
01を自動的に運転できなく、種々のセンサーに対応で
きるとともに低コストで熱に対する安全性を図ることが
できないものであった。
【0008】また、筒部106を反転して給気用に展開
することができなかった。また、電動機101の運転停
止時に外気が室内に侵入し、室内の環境を悪化するとい
う課題があった。
することができなかった。また、電動機101の運転停
止時に外気が室内に侵入し、室内の環境を悪化するとい
う課題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、性能
違いの機種展開を容易にするパイプ用ファンを提供する
ことを第1の目的とする。
違いの機種展開を容易にするパイプ用ファンを提供する
ことを第1の目的とする。
【0010】また、第2の目的は、種々のセンサーを設
けられるようにして、種々の自動タイプの機種展開を容
易にすることにある。
けられるようにして、種々の自動タイプの機種展開を容
易にすることにある。
【0011】また、第3の目的は、排気のみならず給気
用の機種展開も容易にすることにある。
用の機種展開も容易にすることにある。
【0012】また、第4の目的は、室内への逆流防止を
図るシャッターが室内側に露出しないようにして体裁を
良くするとともに、シャッターと、シャッターを駆動す
るソレノイドを同一部材上に設け、ソレノイドの電気的
接続および機械的接続を容易にすることにある。
図るシャッターが室内側に露出しないようにして体裁を
良くするとともに、シャッターと、シャッターを駆動す
るソレノイドを同一部材上に設け、ソレノイドの電気的
接続および機械的接続を容易にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ用ファン
は上記第1の目的を達成するために、第1の手段は壁部
などに設けた開口に挿入配設されたパイプ内に装着さ
れ、内部に羽根を固着した電動機を設けた筒部と、この
筒部の室内側端部に設けられる前記壁部と所定間隔をあ
けた平行で前記パイプの外形より外側まで延び前記壁部
に接する形状のフランジ部を形成するとともに、室内側
開口に吸込口を形成するオリフイスを一体的に設けたベ
ース部と、このベース部のフランジ部の外周に着脱自在
に固定され て前記室内側開口を室内側から覆うルーバー
とを備え、前記パイプとベース部を分離自在に設けると
ともに、前記ベース部にほぼ平行にベース部の室内側に
所定間隔の空間を形成し、前記ルーバーを配設する構成
としたものである。
は上記第1の目的を達成するために、第1の手段は壁部
などに設けた開口に挿入配設されたパイプ内に装着さ
れ、内部に羽根を固着した電動機を設けた筒部と、この
筒部の室内側端部に設けられる前記壁部と所定間隔をあ
けた平行で前記パイプの外形より外側まで延び前記壁部
に接する形状のフランジ部を形成するとともに、室内側
開口に吸込口を形成するオリフイスを一体的に設けたベ
ース部と、このベース部のフランジ部の外周に着脱自在
に固定され て前記室内側開口を室内側から覆うルーバー
とを備え、前記パイプとベース部を分離自在に設けると
ともに、前記ベース部にほぼ平行にベース部の室内側に
所定間隔の空間を形成し、前記ルーバーを配設する構成
としたものである。
【0014】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は第1の手段に加え、人感・湿度・煙・結露・差
圧などを検知するセンサーと、このセンサーを含め電動
機を自動的に制御する回路基板を着脱自在に設けた難燃
性樹脂で形成した電装BOXとを設け、前記電装BOX
をベース部とルーバー間に形成される空間内に配設され
るように前記ベース部に着脱自在に設けた構成としたも
のである。
の手段は第1の手段に加え、人感・湿度・煙・結露・差
圧などを検知するセンサーと、このセンサーを含め電動
機を自動的に制御する回路基板を着脱自在に設けた難燃
性樹脂で形成した電装BOXとを設け、前記電装BOX
をベース部とルーバー間に形成される空間内に配設され
るように前記ベース部に着脱自在に設けた構成としたも
のである。
【0015】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は第1の手段に加え、筒部の室内側端部および室
外側端部に同形状の取付部を設け、前記筒部を反転自在
にベース部に固定できる構成としたものである。
の手段は第1の手段に加え、筒部の室内側端部および室
外側端部に同形状の取付部を設け、前記筒部を反転自在
にベース部に固定できる構成としたものである。
【0016】また、第4の目的を達成するために、第4
の手段は第1の手段に加え、ベース部の室内側の空間内
に向かい突出するシャッター支持部を形成し、前記シャ
ッター支持部に開閉自在なシャッターを設け、前記シャ
ッターを駆動させるソレノイドを前記ベース部の室外側
に設けられる電装部分を収納する回路ケース内に設けた
構成としたものである。
の手段は第1の手段に加え、ベース部の室内側の空間内
に向かい突出するシャッター支持部を形成し、前記シャ
ッター支持部に開閉自在なシャッターを設け、前記シャ
ッターを駆動させるソレノイドを前記ベース部の室外側
に設けられる電装部分を収納する回路ケース内に設けた
構成としたものである。
【0017】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、ベ
ース部と筒部が分離され、筒部内に設けられる電動機の
仕様または羽根の形状を変えた筒部のみを変えることに
より、性能違いの機種展開を容易にすることができるこ
ととなる。
ース部と筒部が分離され、筒部内に設けられる電動機の
仕様または羽根の形状を変えた筒部のみを変えることに
より、性能違いの機種展開を容易にすることができるこ
ととなる。
【0018】また、第2の手段の構成により、電装BO
Xのみが難燃性樹脂で形成されることにより低コストと
熱に対する安全性の両立が図られるとともに、一つのベ
ース部と電装BOXで様々な自動タイプの機種展開を図
ることができることとなる。
Xのみが難燃性樹脂で形成されることにより低コストと
熱に対する安全性の両立が図られるとともに、一つのベ
ース部と電装BOXで様々な自動タイプの機種展開を図
ることができることとなる。
【0019】また、第3の手段の構成により、筒部を反
転させて取り付けることが可能となり、排気用を給気用
に機種展開することができることとなる。
転させて取り付けることが可能となり、排気用を給気用
に機種展開することができることとなる。
【0020】また、第4の手段の構成により、シャッタ
ーはベース部に設けたシャッター取付部によりルーバー
とベース間に配設されるので、シャッターが室内側に露
出されることがなくなり体裁が良くなるとともに、シャ
ッターを駆動するソレノイドがベース部に設けられた電
装部分を収納する回路ケース内に納められるので、ソレ
ノイドの電気的接続および機械的接続が容易となること
となる。
ーはベース部に設けたシャッター取付部によりルーバー
とベース間に配設されるので、シャッターが室内側に露
出されることがなくなり体裁が良くなるとともに、シャ
ッターを駆動するソレノイドがベース部に設けられた電
装部分を収納する回路ケース内に納められるので、ソレ
ノイドの電気的接続および機械的接続が容易となること
となる。
【0021】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1実施例について、図1〜図3を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0022】図に示すように内部に電動機1と、この電
動機1により駆動される羽根2を固着し、壁部3などに
設けた開口に挿入配設されたパイプ4内に外周に設けた
ばね5により装着される筒部6を設け、筒部6の室内側
端部7には筒部6の羽根側端部8の外周に壁部3を所定
間隔をあけた平行でパイプ4の外形より外側まで延び最
終的には壁部3と接する形状のフランジ部9を形成する
とともに、室内側開口10には吸込口を形成するオリフ
イス11を一体的に設けたベース部12を筒部6と分離
自在に設け、ベース部12のフランジ部9の外周には室
内側開口10を室内13側から覆うルーバー14をベー
ス部12と平行でベース部12の室内側に所定間隔の空
間12aを形成して着脱自在に配設する。
動機1により駆動される羽根2を固着し、壁部3などに
設けた開口に挿入配設されたパイプ4内に外周に設けた
ばね5により装着される筒部6を設け、筒部6の室内側
端部7には筒部6の羽根側端部8の外周に壁部3を所定
間隔をあけた平行でパイプ4の外形より外側まで延び最
終的には壁部3と接する形状のフランジ部9を形成する
とともに、室内側開口10には吸込口を形成するオリフ
イス11を一体的に設けたベース部12を筒部6と分離
自在に設け、ベース部12のフランジ部9の外周には室
内側開口10を室内13側から覆うルーバー14をベー
ス部12と平行でベース部12の室内側に所定間隔の空
間12aを形成して着脱自在に配設する。
【0023】上記構成により、パイプ用ファンの筒部6
をパイプ4内に挿入し、筒部6に設けられたばね5をパ
イプ4内面に圧接させてパイプ用ファンを取り付け通電
させると、羽根2が回転し室内13側の空気が室外15
に排気され、通電するのをやめると電動機1および羽根
2が停止する。
をパイプ4内に挿入し、筒部6に設けられたばね5をパ
イプ4内面に圧接させてパイプ用ファンを取り付け通電
させると、羽根2が回転し室内13側の空気が室外15
に排気され、通電するのをやめると電動機1および羽根
2が停止する。
【0024】また、ルーバー14とベース部12間には
所定間隔の空間12aを形成しているので、ルーバー1
4に設けられる通気口14aをオリフイス11により形
成される吸込口に比較して広範囲に形成し、通気面積を
大きくしても、空間12aを通りスムーズにオリフイス
11に吸い込まれることとなる。
所定間隔の空間12aを形成しているので、ルーバー1
4に設けられる通気口14aをオリフイス11により形
成される吸込口に比較して広範囲に形成し、通気面積を
大きくしても、空間12aを通りスムーズにオリフイス
11に吸い込まれることとなる。
【0025】このように本発明の第1実施例のパイプ用
ファンによれば、ルーバー14に設けられる通気口14
aの通気面積を大きくすることが可能となり、電動機1
の仕様または羽根2の形状を変えた場合においても、性
能に対応する空気量を容易に得ることができるととも
に、ベース部12と筒部6を分離自在とすることより、
筒部6側のみの変更で性能違いの機種展開を図ることが
できる。
ファンによれば、ルーバー14に設けられる通気口14
aの通気面積を大きくすることが可能となり、電動機1
の仕様または羽根2の形状を変えた場合においても、性
能に対応する空気量を容易に得ることができるととも
に、ベース部12と筒部6を分離自在とすることより、
筒部6側のみの変更で性能違いの機種展開を図ることが
できる。
【0026】なお、第1実施例ではパイプ用ファンを壁
部に取り付ける場合を例として説明したが、天井に取り
付けても良いことはいうまでもない。
部に取り付ける場合を例として説明したが、天井に取り
付けても良いことはいうまでもない。
【0027】(実施例2) 以下、本発明の第2の実施例について、図4〜図7を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0028】図に示すように、人感・湿度・煙・結露・
差圧などを検知する種々のセンサー16と、このセンサ
ー16を含み電動機1を自動的に制御する回路基板17
を室内13の状態あるいは状況を把握するためセンサー
16の信号検出用切り欠き部18を設けた難燃性樹脂で
形成した電装BOX19内に着脱自在に設け、電装BO
X19をベース部12とルーバー14間に形成された空
間12aに収納部20を設け取り付けるように設ける。
差圧などを検知する種々のセンサー16と、このセンサ
ー16を含み電動機1を自動的に制御する回路基板17
を室内13の状態あるいは状況を把握するためセンサー
16の信号検出用切り欠き部18を設けた難燃性樹脂で
形成した電装BOX19内に着脱自在に設け、電装BO
X19をベース部12とルーバー14間に形成された空
間12aに収納部20を設け取り付けるように設ける。
【0029】また、電装BOX19に設けたセンサー1
6の信号検出用切り欠き部18と同様にルーバー14に
切り欠き部21を設け構成する。
6の信号検出用切り欠き部18と同様にルーバー14に
切り欠き部21を設け構成する。
【0030】上記構成において、室内13の状況をセン
サー16により検知されると自動的に電動機1が作動
し、羽根2が駆動されて室内13の空気が室外15に排
気される。このとき、センサー16はルーバー14の内
側となる空間12aに設けた収納部20内に設けられて
いるので、人感・湿度・煙・結露・差圧などの種々のセ
ンサー16に対応でき、室内状況を速やかに検知するこ
とができる。
サー16により検知されると自動的に電動機1が作動
し、羽根2が駆動されて室内13の空気が室外15に排
気される。このとき、センサー16はルーバー14の内
側となる空間12aに設けた収納部20内に設けられて
いるので、人感・湿度・煙・結露・差圧などの種々のセ
ンサー16に対応でき、室内状況を速やかに検知するこ
とができる。
【0031】このように本発明の第2実施例のパイプ用
ファンによれば、各種センサー16を含む回路基板17
を電装BOX19内に着脱自在に収納し、電装BOXの
みを難燃性樹脂で形成することで低コストと熱に対する
安全性を両立できるとともに、電装BOX19を着脱自
在にできるようにベース部12に収納部20を設けたこ
とで、一つのベース部12と電装BOX19で様々な自
動タイプの機種展開を容易にすることができる。
ファンによれば、各種センサー16を含む回路基板17
を電装BOX19内に着脱自在に収納し、電装BOXの
みを難燃性樹脂で形成することで低コストと熱に対する
安全性を両立できるとともに、電装BOX19を着脱自
在にできるようにベース部12に収納部20を設けたこ
とで、一つのベース部12と電装BOX19で様々な自
動タイプの機種展開を容易にすることができる。
【0032】(実施例3) 以下、本発明の第3の実施例について、図8および図9
を参照しながら説明する。図に示すように、ベース部1
2に着脱自在に固定できるように筒部6の室内側端部7
に取付部22を設け、同形状の取付部23を筒部6の室
外側端部24に、取付部22の相対位置部分に設け、筒
部6を反転させてベース部12に着脱自在に固定できる
ように構成する。
を参照しながら説明する。図に示すように、ベース部1
2に着脱自在に固定できるように筒部6の室内側端部7
に取付部22を設け、同形状の取付部23を筒部6の室
外側端部24に、取付部22の相対位置部分に設け、筒
部6を反転させてベース部12に着脱自在に固定できる
ように構成する。
【0033】上記構成において、排気を行うときには、
筒部6の室内側端部7に設けた取付部22をベース部1
2に取り付け、電動機1に通電し羽根2を駆動すること
により、室内13の空気が吸い込まれ、室外に排気され
ることとなる。
筒部6の室内側端部7に設けた取付部22をベース部1
2に取り付け、電動機1に通電し羽根2を駆動すること
により、室内13の空気が吸い込まれ、室外に排気され
ることとなる。
【0034】また、給気を行うときには、筒部6を反転
し、筒部6の室外側端部24に設けた取付部23をベー
ス部12に取り付け、電動機1に通電し羽根2を駆動す
ることより、室外15の空気が吸い込まれ室内13に給
気されることとなる。
し、筒部6の室外側端部24に設けた取付部23をベー
ス部12に取り付け、電動機1に通電し羽根2を駆動す
ることより、室外15の空気が吸い込まれ室内13に給
気されることとなる。
【0035】このように本発明の第3実施例のパイプ用
ファンによれば、筒部6の室内側端部7に設けた取付部
22と室外側端部24に設けた取付部23が反転するよ
うに、ベース部12に取り付けることにより、排気だけ
でなく給気用の機種展開を容易にすることができる。
ファンによれば、筒部6の室内側端部7に設けた取付部
22と室外側端部24に設けた取付部23が反転するよ
うに、ベース部12に取り付けることにより、排気だけ
でなく給気用の機種展開を容易にすることができる。
【0036】(実施例4) 以下、本発明の第4実施例について、図10〜図12を
参照しながら説明する。図に示すように、電動機1に直
結されている電動機リード線25の端末には雄型・雌型
双方で一対をなすハウジング26が固定され、ハウジン
グ26に選択自在にかつ着脱自在に挿入できるようコン
デンサー27もしくは、コンデンサー27と連結端子2
8などを配設固定された回路基板29上にハウジング2
6が同様に固定されている。
参照しながら説明する。図に示すように、電動機1に直
結されている電動機リード線25の端末には雄型・雌型
双方で一対をなすハウジング26が固定され、ハウジン
グ26に選択自在にかつ着脱自在に挿入できるようコン
デンサー27もしくは、コンデンサー27と連結端子2
8などを配設固定された回路基板29上にハウジング2
6が同様に固定されている。
【0037】そして、回路基板29が着脱自在に固定し
絶縁できるように側面に電動機リード線25の逃げのた
めの切り欠き部30を、また連結端子28への電源用電
線31の抜き出し用の孔32を設けた回路ケース33内
に収められて電装部分34とする。
絶縁できるように側面に電動機リード線25の逃げのた
めの切り欠き部30を、また連結端子28への電源用電
線31の抜き出し用の孔32を設けた回路ケース33内
に収められて電装部分34とする。
【0038】また、回路ケース33はその収納部である
ベース部12の室外15側に設けられて、その取付部形
状を一定に保った固定部35に選択自在にかつ着脱自在
に固定する。
ベース部12の室外15側に設けられて、その取付部形
状を一定に保った固定部35に選択自在にかつ着脱自在
に固定する。
【0039】そして、ベース部12の室内側の空間12
aの内に向かい突出するシャッター支持部36を一体成
型し、シャッター支持部36に嵌合し、回路ケース33
内の回路基板29と隣接する位置にその収納部を設けた
ソレノイド37によって開閉自在に駆動するシャッター
38を設け、シャッター38はソレノイド37に通電さ
れるとソレノイド37に得られた吸引力がシャッターレ
バー39を介して力が伝達されて開き、通電するのをや
めることにより吸引力がなくなり、シャッターレバー3
9とベース部12との間に取り付けられたソレノイド用
ばね40によって引っ張られて閉じ室内13への外気の
逆流を防止する構成としたものである。
aの内に向かい突出するシャッター支持部36を一体成
型し、シャッター支持部36に嵌合し、回路ケース33
内の回路基板29と隣接する位置にその収納部を設けた
ソレノイド37によって開閉自在に駆動するシャッター
38を設け、シャッター38はソレノイド37に通電さ
れるとソレノイド37に得られた吸引力がシャッターレ
バー39を介して力が伝達されて開き、通電するのをや
めることにより吸引力がなくなり、シャッターレバー3
9とベース部12との間に取り付けられたソレノイド用
ばね40によって引っ張られて閉じ室内13への外気の
逆流を防止する構成としたものである。
【0040】上記構成において、パイプ用ファンを取り
付け回路ケース33内の電装部分34に電源用電線31
を介して通電すると、回路ケース33内に設けたソレノ
イド37が作動し、シャッターレバー39を介してシャ
ッター38が開放されるとともに、電動機リード線25
を経て電動機1に通電され羽根2が駆動されて室内13
の空気が室外15に排気される。
付け回路ケース33内の電装部分34に電源用電線31
を介して通電すると、回路ケース33内に設けたソレノ
イド37が作動し、シャッターレバー39を介してシャ
ッター38が開放されるとともに、電動機リード線25
を経て電動機1に通電され羽根2が駆動されて室内13
の空気が室外15に排気される。
【0041】そして、電装部分34に対する通電を停止
するとシャッター38が閉鎖されるとともに、電動機1
が停止され、閉鎖されたシャッター38により室外15
から室内13に逆流しようとする外気の浸入が防止され
ることとなる。
するとシャッター38が閉鎖されるとともに、電動機1
が停止され、閉鎖されたシャッター38により室外15
から室内13に逆流しようとする外気の浸入が防止され
ることとなる。
【0042】このように本発明の第4実施例のパイプ用
ファンによれば、シャッター38を駆動するソレノイド
37を電動機リード線25に選択自在にかつ着脱自在に
接続されるコンデンサー27、連結端子28もしくは回
路基板29とその収納部である回路ケース33内にいっ
しょに電装部分34として別組できる構造にし、狭い場
所での結線やリード線処理などの細かい作業をなくすこ
とができるとともに回路ケース33内に電装部分34と
ソレノイド37を収納するようにしたので部品点数を増
やすことなく回路ケース33の流用によりコスト低減を
図ることができる。
ファンによれば、シャッター38を駆動するソレノイド
37を電動機リード線25に選択自在にかつ着脱自在に
接続されるコンデンサー27、連結端子28もしくは回
路基板29とその収納部である回路ケース33内にいっ
しょに電装部分34として別組できる構造にし、狭い場
所での結線やリード線処理などの細かい作業をなくすこ
とができるとともに回路ケース33内に電装部分34と
ソレノイド37を収納するようにしたので部品点数を増
やすことなく回路ケース33の流用によりコスト低減を
図ることができる。
【0043】また、ベース部12にシャッター支持部3
6を一体成型することで、シャッター38をシャッター
支持部36に取り付ける際に広い場所で取り付けたり、
かつリブなどの邪魔にならずに作業することができる逆
流防止効果のある機種展開を容易にすることができるこ
ととなる。
6を一体成型することで、シャッター38をシャッター
支持部36に取り付ける際に広い場所で取り付けたり、
かつリブなどの邪魔にならずに作業することができる逆
流防止効果のある機種展開を容易にすることができるこ
ととなる。
【0044】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば電動機を設けた筒部をベース部に分離自在に
設けているので、電動機の仕様または羽根の形状違いの
種々の筒部を取り付けることが可能となり性能違いの機
種展開を容易にすることができるとともに、ベース部に
ほぼ平行にベース部の室内側に所定間隔の空間を形成
し、ルーバーを配設することにより、空間を介してルー
バーに設けられる通気路面積を拡大することが可能とな
り、性能違いに対応した空気の流れを得ることができる
効果のあるパイプ用ファンを提供できる。
明によれば電動機を設けた筒部をベース部に分離自在に
設けているので、電動機の仕様または羽根の形状違いの
種々の筒部を取り付けることが可能となり性能違いの機
種展開を容易にすることができるとともに、ベース部に
ほぼ平行にベース部の室内側に所定間隔の空間を形成
し、ルーバーを配設することにより、空間を介してルー
バーに設けられる通気路面積を拡大することが可能とな
り、性能違いに対応した空気の流れを得ることができる
効果のあるパイプ用ファンを提供できる。
【0045】また、各種センサーを含む回路基板を電装
BOX内に着脱自在に納め電装BOXのみを難燃性樹脂
で形成することで低コストで熱に対する安全性を両立で
き、ベース部とルーバー間に形成された空間内に配設さ
れるようにベース部に着脱自在に設けたので、各種セン
サーに対応でき設置が容易で一つのベース部と電装BO
Xで様々な自動タイプの機種展開を容易にすることがで
きる。
BOX内に着脱自在に納め電装BOXのみを難燃性樹脂
で形成することで低コストで熱に対する安全性を両立で
き、ベース部とルーバー間に形成された空間内に配設さ
れるようにベース部に着脱自在に設けたので、各種セン
サーに対応でき設置が容易で一つのベース部と電装BO
Xで様々な自動タイプの機種展開を容易にすることがで
きる。
【0046】また、筒部の室内側端部および室外側端部
に同形状の取付部を設けることにより、筒部を反転して
ベース部に取り付けることが可能となり、給気用の機種
展開を容易にすることができる。
に同形状の取付部を設けることにより、筒部を反転して
ベース部に取り付けることが可能となり、給気用の機種
展開を容易にすることができる。
【0047】また、シャッターはルーバーとベース部間
の空間内に配設されることによりシャッターが室内側に
露出するものと比較して体裁も良くなるとともにシャッ
ターを支持するシャッター支持部をベース部に一体的に
設けているので、シャッターの取り付けも容易でコスト
低減も図られ、シャッターを開閉駆動するソレノイド
を、電装部分を収納するようにベース部に設けた回路ケ
ース内に収納したので、別組みできる構成となり、ソレ
ノイドの電気的接続および機械的接続を容易にすること
ができる。
の空間内に配設されることによりシャッターが室内側に
露出するものと比較して体裁も良くなるとともにシャッ
ターを支持するシャッター支持部をベース部に一体的に
設けているので、シャッターの取り付けも容易でコスト
低減も図られ、シャッターを開閉駆動するソレノイド
を、電装部分を収納するようにベース部に設けた回路ケ
ース内に収納したので、別組みできる構成となり、ソレ
ノイドの電気的接続および機械的接続を容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のパイプ用ファンを壁部に
取り付けた状態を示す断面図
取り付けた状態を示す断面図
【図2】同パイプ用ファンのルーバーの正面図
【図3】同パイプ用ファンの背面図
【図4】本発明の第2実施例のパイプ用ファンを壁部に
取り付けた状態を示す断面図
取り付けた状態を示す断面図
【図5】同パイプ用ファンのルーバーの正面図
【図6】同パイプ用ファンの背面図
【図7】同パイプ用ファンの電装BOXの正面図
【図8】本発明の第3実施例のパイプ用ファンを壁部に
取り付けた状態を示す断面図
取り付けた状態を示す断面図
【図9】同パイプ用ファンの筒部の断面図
【図10】本発明の第4実施例のパイプ用ファンを壁部
に取り付けた状態を示す断面図
に取り付けた状態を示す断面図
【図11】同パイプ用ファンの背面図
【図12】同パイプ用ファンのベース部の断面図
【図13】従来のパイプ用ファンを壁部に取り付けた状
態を示す断面図
態を示す断面図
【図14】同パイプ用ファンの正面図
1 電動機 2 羽根 3 壁部 4 パイプ 6 筒部 7 室内側端部 9 フランジ部 10 室内側開口 11 オリフイス 12 ベース部 12a 空間 13 室内 14 ルーバー 15 室外 16 センサー 17 回路基板 19 電装BOX 22 取付部 23 取付部 24 室外側端部 33 回路ケース 34 電装部分 36 シャッター支持部 37 ソレノイド 38 シャッター
Claims (4)
- 【請求項1】 壁部などに設けた開口に挿入配設された
パイプ内に装着され、内部に羽根を固着した電動機を設
けた筒部と、この筒部の室内側端部に設けられる前記壁
部と所定間隔をあけた平行で前記パイプの外形より外側
まで延び前記壁部に接する形状のフランジ部を形成する
とともに、室内側開口に吸込口を形成するオリフイスを
一体的に設けたベース部と、このベース部のフランジ部
の外周に着脱自在に固定されて前記室内側開口を室内側
から覆うルーバーとを備え、前記筒部とベース部を分離
自在に設けるとともに、前記ベース部にほぼ平行にベー
ス部の室内側に所定間隔の空間を形成し前記ルーバーを
配設する構成としたパイプ用ファン。 - 【請求項2】 人感・湿度・煙・結露・差圧などを検知
するセンサーと、このセンサーを含め電動機を自動的に
制御する回路基板を着脱自在に設けた難燃性樹脂で形成
した電装BOXとを設け、前記電装BOXをベース部と
ルーバー間に形成された空間内に配設されるように前記
ベース部に着脱自在に設けた請求項1記載のパイプ用フ
ァン。 - 【請求項3】 筒部の室内側端部および室外側端部に同
形状の取付部を設け、前記筒部を反転自在にベース部に
固定できる構成とした請求項1または2記載のパイプ用
ファン。 - 【請求項4】 ベース部の室内側の空間内に向かい突出
するシャッター支持部を形成し、前記シャッター支持部
に開閉自在なシャッターを設け、前記シャッターを駆動
させるソレノイドを前記ベース部の室外側に設けられる
電装部分を収納する回路ケース内に設けた請求項1、
2、または3記載のパイプ用ファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332580A JP2776736B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | パイプ用ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332580A JP2776736B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | パイプ用ファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190439A JPH07190439A (ja) | 1995-07-28 |
JP2776736B2 true JP2776736B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=18256522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5332580A Expired - Lifetime JP2776736B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | パイプ用ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776736B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343048A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 換気扇 |
JP4691471B2 (ja) * | 2006-05-11 | 2011-06-01 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
JP2008089248A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
JP5056107B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2012-10-24 | パナソニック株式会社 | 換気装置 |
JP5223384B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2013-06-26 | パナソニック株式会社 | 換気装置 |
JP2021162166A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6416541U (ja) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | ||
JPH0526424Y2 (ja) * | 1988-04-04 | 1993-07-05 | ||
JP2714253B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1998-02-16 | 株式会社日立製作所 | 換気扇 |
JP3019873B2 (ja) * | 1990-11-30 | 2000-03-13 | 松下精工株式会社 | パイプ用ファン |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5332580A patent/JP2776736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07190439A (ja) | 1995-07-28 |
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