JP2774548B2 - 水廻用部屋複合体 - Google Patents
水廻用部屋複合体Info
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビルジング屋内の所望のエリアに設けられ
水廻設備を受入可能な構造を有する部屋の複合体に関す
る。
水廻設備を受入可能な構造を有する部屋の複合体に関す
る。
(従来の技術) 近時のアーバンエリアにおけるビルラッシュの様には
目を見張るものがあるが、そうしたビルジングの付加価
値性を高める基本的要因の一つとしてフロアプランニン
グにおけるフレキシビリティを挙げることができ、この
点で有利な体勢を得るには、多様な設備に対処し得るよ
う各階のフロアのフリースペースを拡充するにしくはな
い。
目を見張るものがあるが、そうしたビルジングの付加価
値性を高める基本的要因の一つとしてフロアプランニン
グにおけるフレキシビリティを挙げることができ、この
点で有利な体勢を得るには、多様な設備に対処し得るよ
う各階のフロアのフリースペースを拡充するにしくはな
い。
然るに、そうしたビルジングの各フロアにはトイレ設
備を始めとする諸種の水廻設備が付きもので、その為の
スペースを確保しておく必要がある。
備を始めとする諸種の水廻設備が付きもので、その為の
スペースを確保しておく必要がある。
一方、近年における水泳愛好者の裾野の広がりに想い
を馳せる時、例えば、オフィスビル等にスイミングルー
ムを用意しておくことは、極めて意義有ることゝと言え
る。
を馳せる時、例えば、オフィスビル等にスイミングルー
ムを用意しておくことは、極めて意義有ることゝと言え
る。
そこで、先ず、トイレの場合、従来は、例えばビルジ
ングの躯体自身または躯体と一体の壁体で特定のエリア
を囲い、こうした囲い壁の内面に壁装材を貼着するか壁
沿いに壁パネルを建巡らすと共にその上部間に天井仕上
パネルを吊設若しくは張り渡して、専用のスペースを画
成するようにしていたし、その他の、例えば、手洗場等
の水廻りの場所も、配管や防水施工の絡みから、トイレ
と同じエリアまたはその周辺に夫々位置を定め、割振っ
ていた。
ングの躯体自身または躯体と一体の壁体で特定のエリア
を囲い、こうした囲い壁の内面に壁装材を貼着するか壁
沿いに壁パネルを建巡らすと共にその上部間に天井仕上
パネルを吊設若しくは張り渡して、専用のスペースを画
成するようにしていたし、その他の、例えば、手洗場等
の水廻りの場所も、配管や防水施工の絡みから、トイレ
と同じエリアまたはその周辺に夫々位置を定め、割振っ
ていた。
スイミングルームは、極めて限られた目的のビルジン
グに例を見る程度であったが、やはり、専用のスペース
を用意しておくことに変りはなかった。
グに例を見る程度であったが、やはり、専用のスペース
を用意しておくことに変りはなかった。
(発明が解決しようとする課題) こうした事情の為、先ずトイレ及びこれに付随する水
廻りに付いて述べれば、夫々のエリアが大旨確定してし
まった状態となり、その分フロアプランニングのフレキ
シビリティが減殺されざるを得ず、設備計画の僅かな練
り直しが思わぬコスト高を招くようなことにもなってい
た。
廻りに付いて述べれば、夫々のエリアが大旨確定してし
まった状態となり、その分フロアプランニングのフレキ
シビリティが減殺されざるを得ず、設備計画の僅かな練
り直しが思わぬコスト高を招くようなことにもなってい
た。
スイミングルームの場合、そうした点での不利益が、
特に、顕著に現れ、通常のオフィスビル等では、検討の
対象とさえなり難かった。
特に、顕著に現れ、通常のオフィスビル等では、検討の
対象とさえなり難かった。
本発明は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、ビルジングのフロア
プランニングに際し、スイミングルームを確保しつゝ
も、フロア本来のフレキシビリティを損なうことなく、
トイレを始めとする諸種水廻設備の為のスペースを比較
的低コストで用意することのできる水廻用の部屋の複合
体を提供するにある。
れたもので、その目的とする処は、ビルジングのフロア
プランニングに際し、スイミングルームを確保しつゝ
も、フロア本来のフレキシビリティを損なうことなく、
トイレを始めとする諸種水廻設備の為のスペースを比較
的低コストで用意することのできる水廻用の部屋の複合
体を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、ビルジングの屋内に
天井付の建物をプレファブ方式により組立てゝ所要のス
ペースを全体的に囲繞画成し、更に、このスペースを間
仕切用壁パネルで仕切ることにより、水廻用としての複
数の部屋空間を得、以って、これら水廻用部屋空間の
内、少なくとも一つはトイレに充て、他の一つをスイミ
ングルームとして利用するようにした。
天井付の建物をプレファブ方式により組立てゝ所要のス
ペースを全体的に囲繞画成し、更に、このスペースを間
仕切用壁パネルで仕切ることにより、水廻用としての複
数の部屋空間を得、以って、これら水廻用部屋空間の
内、少なくとも一つはトイレに充て、他の一つをスイミ
ングルームとして利用するようにした。
(作用) 上記手段によれば、トイレとスイミングルームの分を
含めともかく必要とされる広さのスペースを、天井付の
建物で全体的に囲繞画成し、これを適宜仕切って、水廻
設備を受入可能な複数の部屋空間を得るようにしてお
り、従って、その内の一つをトイレ設備の為の場所とし
て押え、他の一つをスイミングルームに利用しても、当
初のレイアウトプランに漏れがなければ、水廻りのスペ
ースが不足することはなく、しかも、仕切調整の利き易
い間仕切用壁パネルによる仕切方式なので、実際に必要
とされるだけのスペースを画成しておけば良い。それ
に、工場生産のパネル物やユニット類を現場で組立てる
所謂プレファブ方式により建物を構築するようにしてい
るので、その設置エリアが特定されずコスト的な負担も
少ない。
含めともかく必要とされる広さのスペースを、天井付の
建物で全体的に囲繞画成し、これを適宜仕切って、水廻
設備を受入可能な複数の部屋空間を得るようにしてお
り、従って、その内の一つをトイレ設備の為の場所とし
て押え、他の一つをスイミングルームに利用しても、当
初のレイアウトプランに漏れがなければ、水廻りのスペ
ースが不足することはなく、しかも、仕切調整の利き易
い間仕切用壁パネルによる仕切方式なので、実際に必要
とされるだけのスペースを画成しておけば良い。それ
に、工場生産のパネル物やユニット類を現場で組立てる
所謂プレファブ方式により建物を構築するようにしてい
るので、その設置エリアが特定されずコスト的な負担も
少ない。
(実施例) 以下、本発明の二つの実施例に係る水廻用部屋複合体
各一を、添付図面に基き、詳細に説明する。尚、各実施
例を通じ、同様な部分は同じ参照番号で表し、説明の重
複を避ける。
各一を、添付図面に基き、詳細に説明する。尚、各実施
例を通じ、同様な部分は同じ参照番号で表し、説明の重
複を避ける。
先ず、第1図及び第2図を参照して、第一の実施例に
係る部屋複合体の説明を行なう。
係る部屋複合体の説明を行なう。
第1図はビルジング内に構築した部屋複合体の伏図、
第2図は第1図のII−II線に沿った部屋複合体要部の拡
大縦断面図である。
第2図は第1図のII−II線に沿った部屋複合体要部の拡
大縦断面図である。
図中、Cは部屋複合体の全体を表し、部屋複合体C
は、ビルジング躯体Bdの床Fb上に建巡らされて所要広さ
の長方形状連結空間Sを側方から囲い込む周壁Wと、こ
の周壁Wの上縁間及び下縁間に適宜な複数のレベルで略
水平に広がり連結空間Sの略全体を上下から画成する天
井T及び床Fとを備えた単一の建築物として、所与の屋
内空間Si中に構築されている。
は、ビルジング躯体Bdの床Fb上に建巡らされて所要広さ
の長方形状連結空間Sを側方から囲い込む周壁Wと、こ
の周壁Wの上縁間及び下縁間に適宜な複数のレベルで略
水平に広がり連結空間Sの略全体を上下から画成する天
井T及び床Fとを備えた単一の建築物として、所与の屋
内空間Si中に構築されている。
周壁Wは、鉄筋スラブに軽量コンクリートを打設した
構造の躯体床Fb上に高さ調整自在な台枠1…をアンカー
ボルト2…で定着敷設し、これ1に、主体構成用の耐水
性片面壁装壁パネル3…を建並べて、隣合う壁パネル3,
3を相互にジョイントし、以って、各パネル3の頂部3a
に掴み止まらせた受金具4…に、壁押え梁5…を懸け巡
らし、補強梁6…を渡架網結して天井補強を行なった構
成とする。パネル頂部3aを桁枠又は連結材で頭つなぎに
することは差支えない。図中、1aは台枠1の室内S側に
着設した幅木である。
構造の躯体床Fb上に高さ調整自在な台枠1…をアンカー
ボルト2…で定着敷設し、これ1に、主体構成用の耐水
性片面壁装壁パネル3…を建並べて、隣合う壁パネル3,
3を相互にジョイントし、以って、各パネル3の頂部3a
に掴み止まらせた受金具4…に、壁押え梁5…を懸け巡
らし、補強梁6…を渡架網結して天井補強を行なった構
成とする。パネル頂部3aを桁枠又は連結材で頭つなぎに
することは差支えない。図中、1aは台枠1の室内S側に
着設した幅木である。
周壁Wの人目に触れる処、即ち、正面平壁W1の外側に
は、片面壁装の壁パネルで構成した化粧壁Wkを巡らし、
一方、残部、つまり、正面左右の平壁W2,W3及び奥の平
壁W4は、対面する躯体壁Wbとの間に、室外配管Po1,Po2
が電気配線等の保守が可能な程度のメンテ用スペースSm
1,Sm2,Sm3を夫々確保しておく。
は、片面壁装の壁パネルで構成した化粧壁Wkを巡らし、
一方、残部、つまり、正面左右の平壁W2,W3及び奥の平
壁W4は、対面する躯体壁Wbとの間に、室外配管Po1,Po2
が電気配線等の保守が可能な程度のメンテ用スペースSm
1,Sm2,Sm3を夫々確保しておく。
そして、化粧壁Wkの適所に、周壁Wを介して室内Sへ
通じる出入口Enを設ける。本実施例の場合、正面平壁W1
の対応する位置に、細幅の両面壁装壁パネル7を建付け
て一対の開口Op1,Op2を隣合せに形成することにより、
出入口Enを二つEn1,En2に分け、各出入口に不図示のス
ライドドアを建付けている。
通じる出入口Enを設ける。本実施例の場合、正面平壁W1
の対応する位置に、細幅の両面壁装壁パネル7を建付け
て一対の開口Op1,Op2を隣合せに形成することにより、
出入口Enを二つEn1,En2に分け、各出入口に不図示のス
ライドドアを建付けている。
また、メンテ用スペースSm1〜Sm3を背後に控える平壁
W2〜W4の適所に、小開口Op3,Op4を形成し、夫々、施錠
可能なアクセスドア8,9を取付ける。
W2〜W4の適所に、小開口Op3,Op4を形成し、夫々、施錠
可能なアクセスドア8,9を取付ける。
連結空間Sは、正面左右の平壁W2,W3の略中央部間に
耐水性の両面壁装間仕切パネル10を適宜連設して間仕切
壁M1を形成することにより、正面側連結空間S1と、奥の
水廻用大部屋空間S2に分け、その際、間仕切壁M1の略中
央部を欄間パネル11で構成する共に、途中に細幅の両面
壁装壁パネル12を介在せして、一対の開口Op5,Op6を隣
合せに形成し、以って、両空間S1,S2を連通する中央出
入口Ec1,Ec2を得、また間仕切壁M1の正面左端寄り部及
び右端寄り部にも、開口Op7,Op8を形成して、両空間S1,
S2を連通する左右の出入口El,Erを用意しておく。
耐水性の両面壁装間仕切パネル10を適宜連設して間仕切
壁M1を形成することにより、正面側連結空間S1と、奥の
水廻用大部屋空間S2に分け、その際、間仕切壁M1の略中
央部を欄間パネル11で構成する共に、途中に細幅の両面
壁装壁パネル12を介在せして、一対の開口Op5,Op6を隣
合せに形成し、以って、両空間S1,S2を連通する中央出
入口Ec1,Ec2を得、また間仕切壁M1の正面左端寄り部及
び右端寄り部にも、開口Op7,Op8を形成して、両空間S1,
S2を連通する左右の出入口El,Erを用意しておく。
正面側連結空間S1は、前記正面平壁W1と間仕切壁M1の
細幅パネル7,12間に両面壁装の間仕切パネルを連設して
前後方向の間仕切壁M2を設けることにより、正面左右の
連結空間Sl,Srに分割し、夫々、更に、前後方向の間仕
切壁M3,M4を設けて、正面出入口En1,En2と中央出入口Ec
1,Ec2との間を結ぶ正面通路Pf1,Pf2と、左右の水廻用連
結空間Sl′,Sr′とに仕切る。尚、間仕切壁M2は、出入
口を持たない隔壁とし、一方、間仕切壁M3とM4は、その
前端及び後端寄り位置に、夫々、開口付きパネル13を建
てゝ、各通路Pf1,Pf2と左右の水廻用連結空間Sl′,Sr′
を結ぶ前後の出入口En11,En12とEn13,En14を用意してお
く。図中、4′は各間仕切パネルの頂部に取付けた梁受
金具、5′はこれに嵌着する壁押え梁である。
細幅パネル7,12間に両面壁装の間仕切パネルを連設して
前後方向の間仕切壁M2を設けることにより、正面左右の
連結空間Sl,Srに分割し、夫々、更に、前後方向の間仕
切壁M3,M4を設けて、正面出入口En1,En2と中央出入口Ec
1,Ec2との間を結ぶ正面通路Pf1,Pf2と、左右の水廻用連
結空間Sl′,Sr′とに仕切る。尚、間仕切壁M2は、出入
口を持たない隔壁とし、一方、間仕切壁M3とM4は、その
前端及び後端寄り位置に、夫々、開口付きパネル13を建
てゝ、各通路Pf1,Pf2と左右の水廻用連結空間Sl′,Sr′
を結ぶ前後の出入口En11,En12とEn13,En14を用意してお
く。図中、4′は各間仕切パネルの頂部に取付けた梁受
金具、5′はこれに嵌着する壁押え梁である。
また、各水廻用連結空間Sl′,Sr′を画成する左右の
平壁W2,W3の手前半分W21,W31と間仕切壁M3,M4との略中
央部間にも、耐水性の両面壁装間仕切パネル14を連設し
て、更なる間仕切壁M5,M6を形成することにより、両空
間Sl′,Sr′を、夫々、前後の水廻用部屋空間S11,S12;S
13,S14に区画する。
平壁W2,W3の手前半分W21,W31と間仕切壁M3,M4との略中
央部間にも、耐水性の両面壁装間仕切パネル14を連設し
て、更なる間仕切壁M5,M6を形成することにより、両空
間Sl′,Sr′を、夫々、前後の水廻用部屋空間S11,S12;S
13,S14に区画する。
天井Tは、適宜な天井補強梁6…に支持金具15…を掛
け止めて、伸縮自在な吊金具16a,16b,16cを適所に垂設
し、これで野縁受又は野縁状のバー17a,17b,17cを吊り
止めることにより、天井パネル連結構造の組天井18a,18
b,18cを各部屋空間S11,S12;S13,S14;S2及び通路Pf1,Pf2
毎に吊設した構成とする。図中、19は各組天井の周縁に
取廻した廻縁である。
け止めて、伸縮自在な吊金具16a,16b,16cを適所に垂設
し、これで野縁受又は野縁状のバー17a,17b,17cを吊り
止めることにより、天井パネル連結構造の組天井18a,18
b,18cを各部屋空間S11,S12;S13,S14;S2及び通路Pf1,Pf2
毎に吊設した構成とする。図中、19は各組天井の周縁に
取廻した廻縁である。
本実施例では、以上において、部屋複合体Cの水廻用
部屋空間S11〜S14及びS2の内、S11を婦人トイレ、S12を
女性用更衣室、またS13を紳士トイレ、S14を男性用更衣
室、そして、S2を男女共用のスイミングルームに充て、
夫々適宜な水廻設備を施し、防水床を張るようにしてお
り、以下、その詳細を述べる。
部屋空間S11〜S14及びS2の内、S11を婦人トイレ、S12を
女性用更衣室、またS13を紳士トイレ、S14を男性用更衣
室、そして、S2を男女共用のスイミングルームに充て、
夫々適宜な水廻設備を施し、防水床を張るようにしてお
り、以下、その詳細を述べる。
婦人トイレS11は、出入口En11を入った時右手に位置
する壁、即ち、間仕切壁M5沿いに、数連の洗面器20…と
湯水混合栓21…を備える洗面カウンター22の付いた配管
ユニット23一面と、大便器24付配管ユニット25数面とを
連設し、前者23の後上方に大判の化粧鏡26…を配設する
一方、後者25…を各一の周囲を仕切ブース27及びドア28
付ブース29で夫々囲って、洗面化粧用スペースS111と大
便所S112を得、各配管ユニット23,25内の配管系Pi11を
室外配管Po1に適宜取合わせる。
する壁、即ち、間仕切壁M5沿いに、数連の洗面器20…と
湯水混合栓21…を備える洗面カウンター22の付いた配管
ユニット23一面と、大便器24付配管ユニット25数面とを
連設し、前者23の後上方に大判の化粧鏡26…を配設する
一方、後者25…を各一の周囲を仕切ブース27及びドア28
付ブース29で夫々囲って、洗面化粧用スペースS111と大
便所S112を得、各配管ユニット23,25内の配管系Pi11を
室外配管Po1に適宜取合わせる。
女性用更衣室S12は、出入口En12を入った時左手に位
置する壁、即ち、上記間仕切壁M5に沿い、多数の収納ロ
ッカー30…を上下二段に連設して着替場所S121を得る一
方、シャワー設備をユニット化したシャワーパネル31を
数面設け、夫々、周囲を仕切ブース32及びドア33付ブー
ス34で囲って、シャワースペースS122を構成し、各パネ
ル31の配管系Pi12をトイレS11側の配管系Pi11と壁通し
に連結する。
置する壁、即ち、上記間仕切壁M5に沿い、多数の収納ロ
ッカー30…を上下二段に連設して着替場所S121を得る一
方、シャワー設備をユニット化したシャワーパネル31を
数面設け、夫々、周囲を仕切ブース32及びドア33付ブー
ス34で囲って、シャワースペースS122を構成し、各パネ
ル31の配管系Pi12をトイレS11側の配管系Pi11と壁通し
に連結する。
紳士トイレS11は、出入口En13を入って左手の間仕切
壁M6沿いに、洗面器20と湯水混合栓21を備える洗面カウ
ンター35の付いた配管ユニット36と、数連の小便器37…
を備える配管ユニット38と、前記大便器24付配管ユニッ
ト25とを連設し、ユニット36の後上方に化粧鏡26を配設
すると共に、同ユニット36と次のユニット38との間にス
クリーン39を立て、更に、ユニット25の周囲を仕切ブー
ス27及びドア28付ブース29で囲って、洗面化粧用スペー
スS131、小便器S132及び大便器S133を得、各ユニット3
6,38,25内の配管系Pi13と室外配管Po2を結ぶ。
壁M6沿いに、洗面器20と湯水混合栓21を備える洗面カウ
ンター35の付いた配管ユニット36と、数連の小便器37…
を備える配管ユニット38と、前記大便器24付配管ユニッ
ト25とを連設し、ユニット36の後上方に化粧鏡26を配設
すると共に、同ユニット36と次のユニット38との間にス
クリーン39を立て、更に、ユニット25の周囲を仕切ブー
ス27及びドア28付ブース29で囲って、洗面化粧用スペー
スS131、小便器S132及び大便器S133を得、各ユニット3
6,38,25内の配管系Pi13と室外配管Po2を結ぶ。
図中、38aは小便器付配管ユニット38の配管枠、38bは
トップカウンター、そして38cは前面板を、夫々、例示
的に示したもので、他の配管ユニットも類似の構成とす
る。
トップカウンター、そして38cは前面板を、夫々、例示
的に示したもので、他の配管ユニットも類似の構成とす
る。
男性用更衣室S14、上記間仕切壁M6に沿い、女性用更
衣室S12同様、多数の収納ロッカー30…を連設して着替
場所S141を得る一方、シャワーパネル31を数面設け、夫
々、周囲を仕切ブース32及びドア33付ブース34で囲っ
て、シャワースペースS142を構成し、各パネル31の配管
系Pi14をトイレS13側の配管系Pi13と壁通しに連結す
る。
衣室S12同様、多数の収納ロッカー30…を連設して着替
場所S141を得る一方、シャワーパネル31を数面設け、夫
々、周囲を仕切ブース32及びドア33付ブース34で囲っ
て、シャワースペースS142を構成し、各パネル31の配管
系Pi14をトイレS13側の配管系Pi13と壁通しに連結す
る。
尚、好ましくは、各更衣室S12,S14の適宜なロッカー3
0を、掃除設備の収納場所に充てる。
0を、掃除設備の収納場所に充てる。
また、各シャワーパネル31は、湯水混合栓31aから取
出した手持シャワー31bのレスト31cを上部に設け、中央
部乃至下部に、固定式のボディシャワー31dとレッグシ
ャワー31eを適数配置する。
出した手持シャワー31bのレスト31cを上部に設け、中央
部乃至下部に、固定式のボディシャワー31dとレッグシ
ャワー31eを適数配置する。
それから、各配管系Pi11〜Pi14に、給湯管P1、給水管
P2、汚水管P3の外、排臭管P4を含め、配管ユニットの下
方から、通気を兼ねて排臭し、更に、天井T裏に不図示
の空調ダクトを引廻し、各組天井18a〜18cに設けた不図
示の排気口から室内空調を行なう。
P2、汚水管P3の外、排臭管P4を含め、配管ユニットの下
方から、通気を兼ねて排臭し、更に、天井T裏に不図示
の空調ダクトを引廻し、各組天井18a〜18cに設けた不図
示の排気口から室内空調を行なう。
床Fは、本実施例の場合、連結空間S1の略全体を、常
用の防水下地タイル仕上床F1とし、各シャワーパネル30
の散水領域のみは、排水パン40を設置して、その周縁立
上げ部40aにブース32,34を建付けるようにするが、正面
通路Pf1,Pf2と着替場所S121,S141をフェルト貼り或いは
カーペット敷きにすることは差支えず、またシャワース
ペースS122,S142を除く各領域を乾式のフロアパネルで
構成しても良い。
用の防水下地タイル仕上床F1とし、各シャワーパネル30
の散水領域のみは、排水パン40を設置して、その周縁立
上げ部40aにブース32,34を建付けるようにするが、正面
通路Pf1,Pf2と着替場所S121,S141をフェルト貼り或いは
カーペット敷きにすることは差支えず、またシャワース
ペースS122,S142を除く各領域を乾式のフロアパネルで
構成しても良い。
スイミングルームS2の場合、均しモルタル、アスファ
ルト防水層及び防水押えから成る床下地41を、樹脂若し
くは金属性シート42或いは平ブロック等で水密に仕上げ
て、下床F21を形成し、その周縁に、立上げ防水層43を
廻して、所定高さの組積44を設け、組積44の内側に、上
下の椅子枠45a,45bと支柱45c…から成る支持枠45を回廊
状に組廻し、同じく平面視回廊状の樹脂性排水パン46
と、これを裏補強する合板47から成る上床F22を、上記
組積44及び支持枠45に載置固定して、部屋S2一杯に二重
床F2を形成し、以って、連結空間S1に通じる中央及び左
右の出入口Ec1,Ec2;El,Erに適数段の階段ユニット48,4
8;49,49を取付け、床F1との間の連絡を図っている。
ルト防水層及び防水押えから成る床下地41を、樹脂若し
くは金属性シート42或いは平ブロック等で水密に仕上げ
て、下床F21を形成し、その周縁に、立上げ防水層43を
廻して、所定高さの組積44を設け、組積44の内側に、上
下の椅子枠45a,45bと支柱45c…から成る支持枠45を回廊
状に組廻し、同じく平面視回廊状の樹脂性排水パン46
と、これを裏補強する合板47から成る上床F22を、上記
組積44及び支持枠45に載置固定して、部屋S2一杯に二重
床F2を形成し、以って、連結空間S1に通じる中央及び左
右の出入口Ec1,Ec2;El,Erに適数段の階段ユニット48,4
8;49,49を取付け、床F1との間の連絡を図っている。
排水パン46は、内方へ傾斜する本体部46aと、その外
縁を立上てげ鍔出しゝたリム部46bと、内縁を立上げた
水返し兼用係止部46cを備えた構造とし、本体部46a裏面
の合板47を前記支持枠45で受け、リム部46bを組積44頂
面に載せる。図中、46dは係止部46c手前に設けられた排
水目皿である。
縁を立上てげ鍔出しゝたリム部46bと、内縁を立上げた
水返し兼用係止部46cを備えた構造とし、本体部46a裏面
の合板47を前記支持枠45で受け、リム部46bを組積44頂
面に載せる。図中、46dは係止部46c手前に設けられた排
水目皿である。
支持枠45には、スイミングルームS2の所要配管路及び
室外配管Po1,Po2の連絡管路を含む室内配管系Pi2、例え
ば、給湯管P1′、給水管P2′、汚水管P3′、排臭管P4′
等を収容保持する配管枠を兼ねさせる。
室外配管Po1,Po2の連絡管路を含む室内配管系Pi2、例え
ば、給湯管P1′、給水管P2′、汚水管P3′、排臭管P4′
等を収容保持する配管枠を兼ねさせる。
そして、回廊状二重床F2に丁度嵌着する長方形サイズ
の合成樹脂性プールユニット50を据付け、上記配管系Pi
2と適宜取合わせる。
の合成樹脂性プールユニット50を据付け、上記配管系Pi
2と適宜取合わせる。
プールユニット50は、角槽状の本体部51と、その上縁
より外方に延伸する水平リム部52と、リム部52外縁より
略垂直に垂下するエプロン部53を備えた構成として、本
体部51の槽底51a上面にコース区分用のライン55を適数
本マーキングし、また、リム部52の短辺側上面52a,52b
を長辺側52c,52dより幅広にして、いずれか一方52aに、
コース別のスターティングプレート55…を設け、更に、
コーナー部52e…上面とエプロン53下部53a外面との間に
手摺56…を取付ける。図中、57は手摺56間近の本体51側
壁部51b内面に突設したグリップ、Lwは水面である。
より外方に延伸する水平リム部52と、リム部52外縁より
略垂直に垂下するエプロン部53を備えた構成として、本
体部51の槽底51a上面にコース区分用のライン55を適数
本マーキングし、また、リム部52の短辺側上面52a,52b
を長辺側52c,52dより幅広にして、いずれか一方52aに、
コース別のスターティングプレート55…を設け、更に、
コーナー部52e…上面とエプロン53下部53a外面との間に
手摺56…を取付ける。図中、57は手摺56間近の本体51側
壁部51b内面に突設したグリップ、Lwは水面である。
プールユニット50の荷重は、本体部51の底壁下面を下
床F21に当接させて、支承し、その際、エプロン部53の
下縁53bを、上床F22のパン46内縁係止部46cに確実に外
嵌せしめ、位置ズレを防止する。
床F21に当接させて、支承し、その際、エプロン部53の
下縁53bを、上床F22のパン46内縁係止部46cに確実に外
嵌せしめ、位置ズレを防止する。
上記実施例によれば、ビルジングBdの屋内に天井2付
の建物Cをプレファブ方式により組立てて所要のスペー
スSを画成し、これSを間仕切用壁パネル10,14で複数
の水廻用部屋空間S11〜S14,S2に仕切り、その内の少な
くとも一つ(本実施例では二つS11,S13)をトイレに充
て、他の一つS2をスイミングルームとして利用するよう
にしているので、トイレを始めとする諸種の水廻り領域
を、共通フロアとしての床躯体Fb上適宜なエリアに、ま
とめて位置させることができ、予め特定のエリアを用意
しておく必要がない。従って、床躯体Fbのフロアプラン
ニングに際し、充分なフレキシビリティを期待でき、し
かも、例えばワンフロアに二つ以上のオフィスが入る場
合等、そうした水廻用の設備を夫々のオフィスに設ける
ことも容易となる。
の建物Cをプレファブ方式により組立てて所要のスペー
スSを画成し、これSを間仕切用壁パネル10,14で複数
の水廻用部屋空間S11〜S14,S2に仕切り、その内の少な
くとも一つ(本実施例では二つS11,S13)をトイレに充
て、他の一つS2をスイミングルームとして利用するよう
にしているので、トイレを始めとする諸種の水廻り領域
を、共通フロアとしての床躯体Fb上適宜なエリアに、ま
とめて位置させることができ、予め特定のエリアを用意
しておく必要がない。従って、床躯体Fbのフロアプラン
ニングに際し、充分なフレキシビリティを期待でき、し
かも、例えばワンフロアに二つ以上のオフィスが入る場
合等、そうした水廻用の設備を夫々のオフィスに設ける
ことも容易となる。
また、コスト面に絞って見ても、単に建物Cがプレフ
ァブ方式である為に設置費用が少なくて済むだけでな
く、従来必要とした躯体造作が不要となり、大幅なコス
ト減を見込める。
ァブ方式である為に設置費用が少なくて済むだけでな
く、従来必要とした躯体造作が不要となり、大幅なコス
ト減を見込める。
しかも、各部屋空間S11〜S14,S2の間に間仕切壁M1〜M
6を少なくとも一つ介在せしめるだけで良く、その分、
可成りの工期短縮及び資材節約が可能となる。
6を少なくとも一つ介在せしめるだけで良く、その分、
可成りの工期短縮及び資材節約が可能となる。
ところで、上記部屋空間S11〜S14,S″の割振りに際し
ては、最小限、トイレスペースとスイミングルームが確
保されてさえいれば良く、例えば、更衣室S12,S14にユ
ニットバスを設置する等、その利用形態及び部屋順は任
意であり、従って、内装設備特にユニット関係の共用化
や取合関係を考慮して最適のレイアウトを得ることがで
きる。
ては、最小限、トイレスペースとスイミングルームが確
保されてさえいれば良く、例えば、更衣室S12,S14にユ
ニットバスを設置する等、その利用形態及び部屋順は任
意であり、従って、内装設備特にユニット関係の共用化
や取合関係を考慮して最適のレイアウトを得ることがで
きる。
また、連結空間Sの間仕切りパターンや間仕切壁の個
数及び平面視形状も任意に定めて良い。
数及び平面視形状も任意に定めて良い。
特に、隣り合う部屋空間の間で一寸したスペースを融
通し合うことができる点極めて便利であり、例えば、間
仕切壁M5を途中で空間S12側にZ字状に入り込ませて婦
人トイレS11に荷物置場やベビーベッドを配備する等様
々な措置が可能である。
通し合うことができる点極めて便利であり、例えば、間
仕切壁M5を途中で空間S12側にZ字状に入り込ませて婦
人トイレS11に荷物置場やベビーベッドを配備する等様
々な措置が可能である。
この点、場合によっては、間仕切壁として、平面視略
H形やL形或いはT形、V形等の英文アルファベットシ
リーズ又はΩ形、Π形のようなギリシャ文字シリーズ
等、適宜なシリーズ品を用意しておき、これらを単独で
用い、或いは組合せ、以って、オプショナルな部屋空間
やサブスペースを提供できるようにしても良く、そうし
た役目を適宜なブースに任せても良い。
H形やL形或いはT形、V形等の英文アルファベットシ
リーズ又はΩ形、Π形のようなギリシャ文字シリーズ
等、適宜なシリーズ品を用意しておき、これらを単独で
用い、或いは組合せ、以って、オプショナルな部屋空間
やサブスペースを提供できるようにしても良く、そうし
た役目を適宜なブースに任せても良い。
また本実施例では、室内配管Pi11,Pi13,Pi2を、エン
クローズド型の床上ユニット23,25,36,38又は上床F22を
被覆材とする支持枠45に収容保持しているので、床F1と
F21を乾式の防水床にすれば、施工が楽であるばかり
か、水廻りであることを余り意識する必要がなく、この
点でも、建物Cの設置エリアを自由に選ぶことができ
る。
クローズド型の床上ユニット23,25,36,38又は上床F22を
被覆材とする支持枠45に収容保持しているので、床F1と
F21を乾式の防水床にすれば、施工が楽であるばかり
か、水廻りであることを余り意識する必要がなく、この
点でも、建物Cの設置エリアを自由に選ぶことができ
る。
それに、周壁Wの外面で人目に触れる部分W1を化粧壁
Wkで覆うようにしたので、片面壁装の壁パネル3だけを
使用しているにも拘わらず、壁躯体Wbにのみ沿わせるこ
とを強要されない。
Wkで覆うようにしたので、片面壁装の壁パネル3だけを
使用しているにも拘わらず、壁躯体Wbにのみ沿わせるこ
とを強要されない。
しかも、周壁Wの一部を意図的に壁躯体Wbに隣接させ
ているので、その分、壁装材を節約でき、躯体側フロア
スペースの有効利用につながり、また、建物C位置決め
の際の隅出しにも都合が良く、壁躯体Wbとの間を、メン
テナンス用スペースSm1〜Sm3或いはダクトスペースとし
て積極的に利用することもできる。
ているので、その分、壁装材を節約でき、躯体側フロア
スペースの有効利用につながり、また、建物C位置決め
の際の隅出しにも都合が良く、壁躯体Wbとの間を、メン
テナンス用スペースSm1〜Sm3或いはダクトスペースとし
て積極的に利用することもできる。
尚、斯かる建物Cを公共性の高い場所に構築する場
合、好ましくは、各部屋空間の出入口を広く取り、特に
トイレ関係のスペースは、内装設備を病弱者や身障者等
の利用し易いものにする。
合、好ましくは、各部屋空間の出入口を広く取り、特に
トイレ関係のスペースは、内装設備を病弱者や身障者等
の利用し易いものにする。
こゝで、第3図及び第4図を参照して、本発明の第二
及び第三の実施例に係る水廻用部屋複合体を説明する。
及び第三の実施例に係る水廻用部屋複合体を説明する。
第3図は第二実施例に係る部屋複合体の中のスイミン
グルームの縦断面図、第4図は参考例に係る部屋複合体
の伏図である。
グルームの縦断面図、第4図は参考例に係る部屋複合体
の伏図である。
第二実施例に係る部屋複合体C′は、スイミングルー
ムS2の下床F21′を防水パン60で構成し、その水平本体
部61上面にブロック58…を敷いてプールユニット50を受
け、同本体部61周縁の立上げ部62に壁パネル3,10を建付
けている点、前記実施例Cと異なる。本実施例C′によ
れば、二重床F2を乾式施工でき、工期が短縮される。
ムS2の下床F21′を防水パン60で構成し、その水平本体
部61上面にブロック58…を敷いてプールユニット50を受
け、同本体部61周縁の立上げ部62に壁パネル3,10を建付
けている点、前記実施例Cと異なる。本実施例C′によ
れば、二重床F2を乾式施工でき、工期が短縮される。
尚、上床F22の支持枠45は、パン本体部61に直接載設
し、組積は設けない。パン本体部61は下面に補強枠63を
設け、これを躯体床Fb上のフーチング64…で支承する。
し、組積は設けない。パン本体部61は下面に補強枠63を
設け、これを躯体床Fb上のフーチング64…で支承する。
参考例に係る部屋複合体C″は、連結空間Sの内、正
面出入口Enを入ったすぐの処を、スイミングルームS2″
とし、その左右に、出入口En4,En5付の間仕切壁M7,M8を
設けて、男子及び女子トイレS3,S4を画成する一方、ス
イミングルームS2″の奥壁部を除去して、天井Tだけを
残し、両間仕切壁M7,M8と天井T及び防水床Fにより画
成される大口の開口Op9に、コースライン54…付競泳用
プール70のスターティングプレート55…側を、外方より
延入せしめている点、第一実施例Cと異なっている。
面出入口Enを入ったすぐの処を、スイミングルームS2″
とし、その左右に、出入口En4,En5付の間仕切壁M7,M8を
設けて、男子及び女子トイレS3,S4を画成する一方、ス
イミングルームS2″の奥壁部を除去して、天井Tだけを
残し、両間仕切壁M7,M8と天井T及び防水床Fにより画
成される大口の開口Op9に、コースライン54…付競泳用
プール70のスターティングプレート55…側を、外方より
延入せしめている点、第一実施例Cと異なっている。
参考例C″によれば、既存のプール70をそのまゝ利用
でき、安上がりである。尚、上記プール70に換え、屋外
に延在する自然の河岸や海岸線をスイミングルームS2″
中に湾入せしめることは差支えない。
でき、安上がりである。尚、上記プール70に換え、屋外
に延在する自然の河岸や海岸線をスイミングルームS2″
中に湾入せしめることは差支えない。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、プ
レファブ方式により組立てた天井付の建物で所要のスペ
ースを全体的に囲繞画成し、これを間仕切用壁パネルで
仕切って、水廻用の複数の部屋空間を得、その内、一つ
をトイレに充て、他の一つをスイミングルームとして利
用するようにしている為、トイレを始めとする諸種水廻
領域及びスイミングルーム各一に付き、その設置エリア
が特定されずに済み、従って、フロアプランニング上の
フレキシビリティを存分に享受できる。しかも、間仕切
用壁パネルでの仕切調整により部屋空間相互間のスペー
ス的な融通を図ることができるので、実際に必要なだけ
の広さのスペースを画成しておけば良く、省スペースの
面でも極めて有利である。
レファブ方式により組立てた天井付の建物で所要のスペ
ースを全体的に囲繞画成し、これを間仕切用壁パネルで
仕切って、水廻用の複数の部屋空間を得、その内、一つ
をトイレに充て、他の一つをスイミングルームとして利
用するようにしている為、トイレを始めとする諸種水廻
領域及びスイミングルーム各一に付き、その設置エリア
が特定されずに済み、従って、フロアプランニング上の
フレキシビリティを存分に享受できる。しかも、間仕切
用壁パネルでの仕切調整により部屋空間相互間のスペー
ス的な融通を図ることができるので、実際に必要なだけ
の広さのスペースを画成しておけば良く、省スペースの
面でも極めて有利である。
図面は本発明の二つの実施例に係る水廻用部屋複合体に
付き示したもので、第1図は第一の実施例に係る部屋複
合体の伏図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は第二の実施例に係る部屋複合体の中のスイミングルー
ムの縦断面図、第4図は参考例に係る部屋複合体の伏図
である。 尚、図中、C,C′,C″は建物としての部屋複合体、Wは
周壁、Wkは化粧壁、Tは天井、F,F1は防水床、F2は二重
床、F21,F21′はその下床、F22は上床、M1〜M8は間仕切
壁、S,S1は連結空間、S11,S13,S3,S4はトイレ、S12,S14
は更衣室、S2,S2″はスイミングルーム、3は片面壁装
壁パネル、10,14は間仕切用壁パネル、23,36は洗面カウ
ンター付配管ユニット、25は大便器付配管ユニット、38
は小便器付配管ユニット、27,29,32,34はブース、40,46
は排水パン、45は支持枠、48は階段ユニット、50はプー
ルユニット、60は防水パン、70は競泳用プールを表して
いる。
付き示したもので、第1図は第一の実施例に係る部屋複
合体の伏図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は第二の実施例に係る部屋複合体の中のスイミングルー
ムの縦断面図、第4図は参考例に係る部屋複合体の伏図
である。 尚、図中、C,C′,C″は建物としての部屋複合体、Wは
周壁、Wkは化粧壁、Tは天井、F,F1は防水床、F2は二重
床、F21,F21′はその下床、F22は上床、M1〜M8は間仕切
壁、S,S1は連結空間、S11,S13,S3,S4はトイレ、S12,S14
は更衣室、S2,S2″はスイミングルーム、3は片面壁装
壁パネル、10,14は間仕切用壁パネル、23,36は洗面カウ
ンター付配管ユニット、25は大便器付配管ユニット、38
は小便器付配管ユニット、27,29,32,34はブース、40,46
は排水パン、45は支持枠、48は階段ユニット、50はプー
ルユニット、60は防水パン、70は競泳用プールを表して
いる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 1/12 E04H 3/16
Claims (6)
- 【請求項1】ビルジングの屋内に天井付の建物をプレフ
ァブ方式により組立てて所要のスペースを全体的に囲繞
画成し、 該スペースを間仕切用壁パネルで複数の水廻用の部屋空
間に間仕切り、 該水廻用部屋空間の少なくとも一つはトイレに充て、他
の一つをスイミングルームとした水廻用部屋複合体。 - 【請求項2】前記スイミングルームに上下二重の防水床
と、下側の防水床に設置された上側の防水床より上方に
突出するプールとを設けた請求の範囲第1項に記載の水
廻用部屋複合体。 - 【請求項3】前記下側の防水床を排水パンで構成した請
求の範囲第1項に記載の水廻用部屋複合体。 - 【請求項4】前記水廻用部屋空間は配管設備を備え、該
配管設備はエンクローズドタイプのユニットとした前記
建物の床上に連続的に延設されている請求の範囲第1項
に記載の水廻用部屋複合体。 - 【請求項5】前記建物の外側面に壁装を施した請求の範
囲第1項に記載の水廻用部屋複合体。 - 【請求項6】前記建物の外側面を前記ビルジングの壁躯
体に臨ませた請求の範囲第1項に記載の水廻用部屋複合
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4968489A JP2774548B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 水廻用部屋複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4968489A JP2774548B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 水廻用部屋複合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229365A JPH02229365A (ja) | 1990-09-12 |
JP2774548B2 true JP2774548B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12838008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4968489A Expired - Fee Related JP2774548B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 水廻用部屋複合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2774548B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE2250631A1 (sv) * | 2021-06-01 | 2022-12-02 | S Valdusson AB | Ett badhus och en metod för uppförande av ett badhus |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4968489A patent/JP2774548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02229365A (ja) | 1990-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |