JP2771581B2 - 嵌合コンクリートブロックの構築方法 - Google Patents
嵌合コンクリートブロックの構築方法Info
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- JP2771581B2 JP2771581B2 JP1046189A JP4618989A JP2771581B2 JP 2771581 B2 JP2771581 B2 JP 2771581B2 JP 1046189 A JP1046189 A JP 1046189A JP 4618989 A JP4618989 A JP 4618989A JP 2771581 B2 JP2771581 B2 JP 2771581B2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 10
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は嵌合コンクリートブロックを使用して構築物
をつくる方法に関する。
をつくる方法に関する。
[従来の技術] 従来成型したままのコンクリートブロックは目地モル
タルを前後及び上下方向に調整しつつ積重ね施工する
か、又は目地モルタルを使用せずブロック相互に嵌合
し、後ブロック空洞部に生コンクリートを充填して施工
する方法がとられている。
タルを前後及び上下方向に調整しつつ積重ね施工する
か、又は目地モルタルを使用せずブロック相互に嵌合
し、後ブロック空洞部に生コンクリートを充填して施工
する方法がとられている。
[発明が解決しようとする課題] 目地モルタルを板状体全面に置いて施工する方法は、
高さが不揃いとなり勝ちで、その調整に技術を要し又時
間もかかり、更に目地部分の水もれが発生し易い。
高さが不揃いとなり勝ちで、その調整に技術を要し又時
間もかかり、更に目地部分の水もれが発生し易い。
又単なる嵌合式のものは製品の歪等によって水もれも
発生し、その上に空洞部にコンクリートを充填する間に
災害等によって倒壊の恐れもあり、それらの難点を解決
する為に嵌合部全体を研削するにはコスト高をまぬがれ
ない。
発生し、その上に空洞部にコンクリートを充填する間に
災害等によって倒壊の恐れもあり、それらの難点を解決
する為に嵌合部全体を研削するにはコスト高をまぬがれ
ない。
[課題を解決するための手段] 本発明は、構築物の基礎や壁体となるコンクリート平
面部に一定間隔に鉄筋を立設し、そこにコンクリートブ
ロックを段積みするに、該コンクリートブロックの柱状
部に設けられた凹部に横筋となるべき鉄筋を配置し、立
設する縦筋と固着し、該コンクリートブロックの前後の
凹凸部を嵌合し、コンクリートブロック上面の突起物の
凹状部に接合用モルタルを置き、その上に段積みするコ
ンクリートブロックの下部凹状部と嵌合し密着固定し、
更に上下のブロックの接合面は研削して高さを規正し、
順次段積みした後空洞部に生コンクリートを充填するこ
とを特徴とする嵌合ブロックの構築方法である。
面部に一定間隔に鉄筋を立設し、そこにコンクリートブ
ロックを段積みするに、該コンクリートブロックの柱状
部に設けられた凹部に横筋となるべき鉄筋を配置し、立
設する縦筋と固着し、該コンクリートブロックの前後の
凹凸部を嵌合し、コンクリートブロック上面の突起物の
凹状部に接合用モルタルを置き、その上に段積みするコ
ンクリートブロックの下部凹状部と嵌合し密着固定し、
更に上下のブロックの接合面は研削して高さを規正し、
順次段積みした後空洞部に生コンクリートを充填するこ
とを特徴とする嵌合ブロックの構築方法である。
[作用] 前記したような嵌合コンクリートブロックを用いるこ
とにより構築方法に於て、作業性が優れるばかりか、空
洞部に生コンクリートを打設するまでに起り得る倒壊等
の恐れも少なくなる。
とにより構築方法に於て、作業性が優れるばかりか、空
洞部に生コンクリートを打設するまでに起り得る倒壊等
の恐れも少なくなる。
[実施例] 本発明の施工に用いる嵌合コンクリートブロックの1
例ならびに構築方法の実施例を図面により説明する。
例ならびに構築方法の実施例を図面により説明する。
第1図は該ブロックの側面図、第2図は平面図、第3
図は正面図、第4図は底面図、図中1は板状部で、第5
図に示すようにこの部分上面1′は研削して高さを調整
する面とし、その内側に2の突起物を柱状部の箇所を除
いて突出させる。又ブロック下部内側にはブロックを積
重ねる時に突起物2が嵌合する凹部3を形成し、ブロッ
クの前後には凸部4と凹部5をしてコンクリートブロッ
クを並列するに嵌合させ又柱状部6の中央に1〜2ケの
横筋配置溝7を形成してなるコンクリートブロックをし
て第5図、第6図の如く施工する。第5図は断面を示
し、1は柱状体、2は突起物、6は柱状部で7は配筋溝
に横筋10、縦筋10′を配して段積みする。又9の空洞に
は生コンクリートを充填する。第6図は施工の平面図
で、A−A部分を透視して嵌合の状態を示す、突起部2
の上のブロックの凹部3に嵌合し、8の空間の各々にモ
ルタルを置いてコンクリートブロックを圧着し、高さを
調整しつつ施工する。施工後1の上下部には化粧目地
(外目地)仕上げすることも可能となりこれによって空
洞部9に生コンクリートを充填して強化する。
図は正面図、第4図は底面図、図中1は板状部で、第5
図に示すようにこの部分上面1′は研削して高さを調整
する面とし、その内側に2の突起物を柱状部の箇所を除
いて突出させる。又ブロック下部内側にはブロックを積
重ねる時に突起物2が嵌合する凹部3を形成し、ブロッ
クの前後には凸部4と凹部5をしてコンクリートブロッ
クを並列するに嵌合させ又柱状部6の中央に1〜2ケの
横筋配置溝7を形成してなるコンクリートブロックをし
て第5図、第6図の如く施工する。第5図は断面を示
し、1は柱状体、2は突起物、6は柱状部で7は配筋溝
に横筋10、縦筋10′を配して段積みする。又9の空洞に
は生コンクリートを充填する。第6図は施工の平面図
で、A−A部分を透視して嵌合の状態を示す、突起部2
の上のブロックの凹部3に嵌合し、8の空間の各々にモ
ルタルを置いてコンクリートブロックを圧着し、高さを
調整しつつ施工する。施工後1の上下部には化粧目地
(外目地)仕上げすることも可能となりこれによって空
洞部9に生コンクリートを充填して強化する。
[発明の効果] 本発明の嵌合コンクリートブロックを嵌合して積重ね
た場合、各突起物を積重ねるブロックの凹部に嵌合、そ
の突起物の各空間にモルタルを置いて圧着しつつ高さを
調整するために通常柱状体全面に定量のモルタルを置い
た場合と異なり、作業性が良いばかりでなく、間隙部に
もモルタルが流入するために防水性も良く、又空洞部に
生コンクリート打設までの時間に起りことが予想される
災害にも倒壊の恐れが少ない。更に形状的にも成型性が
良いばかりでなく施工量が大巾に増加する。
た場合、各突起物を積重ねるブロックの凹部に嵌合、そ
の突起物の各空間にモルタルを置いて圧着しつつ高さを
調整するために通常柱状体全面に定量のモルタルを置い
た場合と異なり、作業性が良いばかりでなく、間隙部に
もモルタルが流入するために防水性も良く、又空洞部に
生コンクリート打設までの時間に起りことが予想される
災害にも倒壊の恐れが少ない。更に形状的にも成型性が
良いばかりでなく施工量が大巾に増加する。
第1図は本発明の側面図、第2図は平面図、第3図は正
面図、第4図は底面図を示し第5図は施工の断面図を示
す。 第6図は平面の施工図でA−A部を透視して図示する。 1……板状部、1′……板状部上面、2……突起部、3
……凹部、4……側凸部、5……側凹部、6……柱状
部、7……横筋溝、8……モルタル充填空間、9……空
洞部、10……横鉄筋、10′……縦鉄筋。
面図、第4図は底面図を示し第5図は施工の断面図を示
す。 第6図は平面の施工図でA−A部を透視して図示する。 1……板状部、1′……板状部上面、2……突起部、3
……凹部、4……側凸部、5……側凹部、6……柱状
部、7……横筋溝、8……モルタル充填空間、9……空
洞部、10……横鉄筋、10′……縦鉄筋。
Claims (1)
- 【請求項1】構築物の基礎や壁体となるコンクリート平
面部に一定間隔に鉄筋を立設し、そこにコンクリートブ
ロックを段積みするに、該コンクリートブロックの柱状
部に設けられた凹部に横筋となるべき鉄筋を配置し、立
設する縦筋と固着し、該コンクリートブロックの前後の
凹凸部を嵌合し、コンクリートブロック上面の突起物の
凹状部に接合用モルタルを置き、その上に段積みするコ
ンクリートブロックの下部凹状部と嵌合し密着固定し、
更に上下のブロックの接合面は研削して高さを規正し、
順次段積みした後空洞部に生コンクリートを充填するこ
とを特徴とする嵌合ブロックの構築方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046189A JP2771581B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 嵌合コンクリートブロックの構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046189A JP2771581B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 嵌合コンクリートブロックの構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02225742A JPH02225742A (ja) | 1990-09-07 |
JP2771581B2 true JP2771581B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12740101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1046189A Expired - Lifetime JP2771581B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 嵌合コンクリートブロックの構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771581B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210104363A (ko) * | 2020-02-17 | 2021-08-25 | 주식회사 두라스택 | 프레스 성형 기반의 넘어짐 방지 무줄눈 블록 및 그 제조 방법 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1046189A patent/JP2771581B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210104363A (ko) * | 2020-02-17 | 2021-08-25 | 주식회사 두라스택 | 프레스 성형 기반의 넘어짐 방지 무줄눈 블록 및 그 제조 방법 |
KR102295352B1 (ko) | 2020-02-17 | 2021-08-30 | 주식회사 두라스택 | 프레스 성형 기반의 넘어짐 방지 무줄눈 블록 및 그 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02225742A (ja) | 1990-09-07 |
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