JP2769910B2 - ディーリング通話システム - Google Patents
ディーリング通話システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、銀行や証券会社などの金融機関等におい
て、ディーリング業務を行なう際に使用するディーリン
グ通話システムに関する。
て、ディーリング業務を行なう際に使用するディーリン
グ通話システムに関する。
≪従来の技術≫ ディーリング業務においては、クライアントやブロー
カーからの売買注文の受注、市況等の各種情報の入手、
組織上層部からの指示の受領、それに報告や連絡等の、
様々な情報伝達がリアルタイムで頻繁に行なわれる。
カーからの売買注文の受注、市況等の各種情報の入手、
組織上層部からの指示の受領、それに報告や連絡等の、
様々な情報伝達がリアルタイムで頻繁に行なわれる。
この種の情報伝達を行なうために古くから採用されて
いる伝統的な方法は、ディーリング業務に携わる各ディ
ーラーが、自分の目の前に置かれた多数の電話機を使用
して、通話により情報をやり取りするというものであっ
た。
いる伝統的な方法は、ディーリング業務に携わる各ディ
ーラーが、自分の目の前に置かれた多数の電話機を使用
して、通話により情報をやり取りするというものであっ
た。
業務の発展につれて、多数の相手先の中から所望の通
話先をより迅速に且つ的確に選び出す機能や、また、必
要に応じて保留、転送等が容易に行なえる機能が要求さ
れるようになり、その要望に応えてディーリング通話装
置が開発され、広く使用されるようになった。
話先をより迅速に且つ的確に選び出す機能や、また、必
要に応じて保留、転送等が容易に行なえる機能が要求さ
れるようになり、その要望に応えてディーリング通話装
置が開発され、広く使用されるようになった。
ディーリング通話装置の具体的な一例を挙げるなら
ば、例えば、その本体をコンソールないしキーボードと
して構成し、それに接続した2本の通話用ハンドセット
を備え、また、通話先や回線を選択するためのワンタッ
チキー式の選択キーを、そのコンソールないしキーボー
ド上に多数並べて設け、或いはCRT上に表示させてタッ
チキーとし、更に、ハンドセットの切換や、着信の保
留、転送等の各種の機能キーを備えたものがある。更に
は、通常、スピーカ、マイクロホン等の通話手段も併設
されている。ディーリング通話装置は、各キーの押下に
応答してそれに対応した信号を発生して送出したり、回
線の制御を行なうための、処理装置とメモリとを備えて
おり、ワンタッチキーに対応した通話先のダイヤル情報
等は、このメモリに登録される。ディーリング通話装置
はまた、ディーリング通話台、ディーリング端末、或い
は単に通話台、端末などとも呼ばれている。
ば、例えば、その本体をコンソールないしキーボードと
して構成し、それに接続した2本の通話用ハンドセット
を備え、また、通話先や回線を選択するためのワンタッ
チキー式の選択キーを、そのコンソールないしキーボー
ド上に多数並べて設け、或いはCRT上に表示させてタッ
チキーとし、更に、ハンドセットの切換や、着信の保
留、転送等の各種の機能キーを備えたものがある。更に
は、通常、スピーカ、マイクロホン等の通話手段も併設
されている。ディーリング通話装置は、各キーの押下に
応答してそれに対応した信号を発生して送出したり、回
線の制御を行なうための、処理装置とメモリとを備えて
おり、ワンタッチキーに対応した通話先のダイヤル情報
等は、このメモリに登録される。ディーリング通話装置
はまた、ディーリング通話台、ディーリング端末、或い
は単に通話台、端末などとも呼ばれている。
以上のようなディーリング通話台(以下、単に通話台
という)を、1つのディーリングルーム内、或いは1つ
の建物内、或いは1つの施設内に複数台装備し、それら
を回線制御装置に接続してディーリング通話システムを
構成することが行なわれている。
という)を、1つのディーリングルーム内、或いは1つ
の建物内、或いは1つの施設内に複数台装備し、それら
を回線制御装置に接続してディーリング通話システムを
構成することが行なわれている。
このようなディーリング通話システムを使用するの
は、例えば、ディーリング業務の規模が拡大したため
に、1台の通話台を1人のディーラーが操作するだけで
は業務に対処しきれない場合に、チームを組んだディー
ラー達が相互に必要な情報交換を行ないつつ、各自の通
話台を操作して共同して業務を遂行する場合や、或い
は、ある特定の商品のディーリングに携わっている複数
の競合会社に1つのシステムの中の個々の通話台を割当
ててディーリングを行なうようにした場合等である。
は、例えば、ディーリング業務の規模が拡大したため
に、1台の通話台を1人のディーラーが操作するだけで
は業務に対処しきれない場合に、チームを組んだディー
ラー達が相互に必要な情報交換を行ないつつ、各自の通
話台を操作して共同して業務を遂行する場合や、或い
は、ある特定の商品のディーリングに携わっている複数
の競合会社に1つのシステムの中の個々の通話台を割当
ててディーリングを行なうようにした場合等である。
既に述べたように、通話台に備えられている多数のワ
ンタッチキーには、特定の通話先を選択するもの(オー
トダイヤルキー)や、使用する回線を選択するもの(回
線選択キー)があり、それらのワンタッチキーには、そ
の各々のキーごとに、オートダイヤルデータや回線収容
データ等を登録して使用する。それらの、いわゆる「通
話台局データ」は、もしその通話台を使用するユーザの
必要とする通話先、その通話先の重要度、等々に合わせ
て設定されていなかったならば、操作性が著しく悪化し
てしまう。
ンタッチキーには、特定の通話先を選択するもの(オー
トダイヤルキー)や、使用する回線を選択するもの(回
線選択キー)があり、それらのワンタッチキーには、そ
の各々のキーごとに、オートダイヤルデータや回線収容
データ等を登録して使用する。それらの、いわゆる「通
話台局データ」は、もしその通話台を使用するユーザの
必要とする通話先、その通話先の重要度、等々に合わせ
て設定されていなかったならば、操作性が著しく悪化し
てしまう。
従って、ディーリング通話システムにおいてはシステ
ム中の個々の通話台を、各々特定のユーザに割当てるよ
うにしており、割当を受けたユーザが、その通話台に自
らの必要に適合した固有の通話台局データを登録するよ
うにしている。そのため、通話台局データは、一般的
に、通話台ごとに異なったものとなっている。
ム中の個々の通話台を、各々特定のユーザに割当てるよ
うにしており、割当を受けたユーザが、その通話台に自
らの必要に適合した固有の通話台局データを登録するよ
うにしている。そのため、通話台局データは、一般的
に、通話台ごとに異なったものとなっている。
ところが、通話台の割当は必ずしも固定したものでは
なく、実際にはしばしば変更されることのある、かなり
流動的なものである。通話台の割当変更の典型的な例
は、ディーラーの異動に伴うディーリングルーム内にお
ける使用通話台の変更、即ちいわゆる席替である。通話
台の席替に際しては、以下の2つの要件を考慮しなけれ
ばならない。
なく、実際にはしばしば変更されることのある、かなり
流動的なものである。通話台の割当変更の典型的な例
は、ディーラーの異動に伴うディーリングルーム内にお
ける使用通話台の変更、即ちいわゆる席替である。通話
台の席替に際しては、以下の2つの要件を考慮しなけれ
ばならない。
(1)回線制御装置は、特定の通話台に宛てた外部から
の、或いはシステム内の他の通話台からの呼を検出した
ならば、その呼を宛先の通話台へ着信させる。しかしな
がら、その場合、発呼者が意図しているのは、その通話
台へ着信させることよりも、むしろその通話台のユーザ
と通信することである。従って、あるユーザの席替が行
なわれた場合には、そのユーザ宛の呼を、そのユーザの
席替後の通話台へ着信させねばならず、そのための手段
を講じる必要がある。
の、或いはシステム内の他の通話台からの呼を検出した
ならば、その呼を宛先の通話台へ着信させる。しかしな
がら、その場合、発呼者が意図しているのは、その通話
台へ着信させることよりも、むしろその通話台のユーザ
と通信することである。従って、あるユーザの席替が行
なわれた場合には、そのユーザ宛の呼を、そのユーザの
席替後の通話台へ着信させねばならず、そのための手段
を講じる必要がある。
(2)通話台に登録されている通話台局データは、上述
のように、その通話台のユーザに固有のものであるた
め、席替の際には、席替前の通話台に登録されていた通
話台局データを席替後の通話台へ移動させねばならず、
そのための手段を講じる必要がある。
のように、その通話台のユーザに固有のものであるた
め、席替の際には、席替前の通話台に登録されていた通
話台局データを席替後の通話台へ移動させねばならず、
そのための手段を講じる必要がある。
従来のディーリング通話システムにおける席替の方法
としては、上記の要件(1)と要件(2)とをどのよう
な手段で満たすかによって、3種類の方法があった。
としては、上記の要件(1)と要件(2)とをどのよう
な手段で満たすかによって、3種類の方法があった。
第1の方法は、通話台を物理的に移動した上、回線制
御装置のライン端子を移動先のケーブルに接続するため
に、主配線盤(MDF)にて工事ジャンパーの入替えを行
なうというものであった。これは、工事ジャンパーの入
れ替えにより要件(1)を満足し、要件(2)は通話台
の物理的な移動により満足するものである。
御装置のライン端子を移動先のケーブルに接続するため
に、主配線盤(MDF)にて工事ジャンパーの入替えを行
なうというものであった。これは、工事ジャンパーの入
れ替えにより要件(1)を満足し、要件(2)は通話台
の物理的な移動により満足するものである。
第2の方法は、通話台は移動せず、回線制御装置側の
局データ(特に登録内線番号データ)のデータ変更作業
を行なうと共に(要件(1))、席替後通話台におい
て、通話台局データの再投入作業を行なう(要件
(2))というものであった。
局データ(特に登録内線番号データ)のデータ変更作業
を行なうと共に(要件(1))、席替後通話台におい
て、通話台局データの再投入作業を行なう(要件
(2))というものであった。
第3の方法は、第2の方法を幾分改善したものであ
り、要件(2)を満足するために、ICカード等のデータ
格納媒体を使用するという方法であった。データ格納媒
体として実際にICカードを使用する場合には、各通話台
にICカードの読取/書込装置(リーダ/ライタ)を備
え、通話台局データを一旦このICカードに格納すること
によって、席替後通話台へ通話台局データを容易に移動
できるようにしたものである。ただし、要件(1)を満
足するためには、第2の方法と同様に、回線制御装置側
の局データの変更作業を行なっていた。
り、要件(2)を満足するために、ICカード等のデータ
格納媒体を使用するという方法であった。データ格納媒
体として実際にICカードを使用する場合には、各通話台
にICカードの読取/書込装置(リーダ/ライタ)を備
え、通話台局データを一旦このICカードに格納すること
によって、席替後通話台へ通話台局データを容易に移動
できるようにしたものである。ただし、要件(1)を満
足するためには、第2の方法と同様に、回線制御装置側
の局データの変更作業を行なっていた。
≪発明が解決しようとする課題≫ しかしながら、従来のディーリング通話システムにお
けるこれらの席替方法では、物理的に通話台を移動する
ための大掛かりな工事変更を行なうか、或いは、回線制
御装置側の局データの変更作業を行なうかの、いずれか
を必要としていた。特に、回線制御装置側の局データの
変更は、技能を有する保守要員が機械室にて専用のメン
テナンスツールを使用して行なわねばならず、一般の通
話台ユーザがその操作を行なうことはできないため、例
えば一時的に席替を行ないたい場合に簡単に対応できな
いというように、システムの柔軟性に欠けるという問題
があった上、席替の延回数に比例して変更のための費用
もかさみ、変更に伴う使用不能時間も多くなるという問
題があった。
けるこれらの席替方法では、物理的に通話台を移動する
ための大掛かりな工事変更を行なうか、或いは、回線制
御装置側の局データの変更作業を行なうかの、いずれか
を必要としていた。特に、回線制御装置側の局データの
変更は、技能を有する保守要員が機械室にて専用のメン
テナンスツールを使用して行なわねばならず、一般の通
話台ユーザがその操作を行なうことはできないため、例
えば一時的に席替を行ないたい場合に簡単に対応できな
いというように、システムの柔軟性に欠けるという問題
があった上、席替の延回数に比例して変更のための費用
もかさみ、変更に伴う使用不能時間も多くなるという問
題があった。
従って本発明の目的は、工事変更も、また回線制御装
置側の局データの変更作業も必要とせず、一般の通話台
ユーザにも容易に、席替等を始めとする通話台の割当て
変更時の操作を行なうことができるディーリング通話シ
ステムを提供することにある。
置側の局データの変更作業も必要とせず、一般の通話台
ユーザにも容易に、席替等を始めとする通話台の割当て
変更時の操作を行なうことができるディーリング通話シ
ステムを提供することにある。
≪課題を解決するための手段≫ 本発明は、以上の目的を達成するために、通話路ユニ
ットと、この通話路ユニットの個々の収容位置に対応し
た内線番号の削除及び登録による当該収容位置の再設定
を、外部から受信した要求メッセージに応答して行なう
手段とを備えた回線制御装置と、前記回線制御装置の前
記通話路ユニットに収容されており、通話台局データに
よって動作する通話台であって、その通話台の収容位置
に対応した登録内線番号の削除を要求するメッセージを
前記回線制御装置に送出する手段と、その通話台の収容
位置の再設定を要求するメッセージを前記回線制御装置
に送出する手段と、前記回線制御装置を介して前記通話
台局データを受信する手段とを備えた通話台と、前記回
線制御装置の前記通話路ユニットに収容された局データ
管理装置であって、個々の内線番号に対応した前記通話
台局データを格納する手段と、任意の内線番号に対応し
た前記通話台局データを前記回線制御装置を介して前記
通話台へ送出する手段とを備えた局データ管理装置と、
任意の通話台の収容位置に対して内線番号の再設定が行
われたとき、前記局データ管理装置と当該任意の通話台
との間を接続するように前記通話路ユニットを動作さ
せ、当該任意の通話台に対して、前記局データ管理装置
に格納されている当該任意の内線番号に対応した前記通
話台局データをダウンロードさせる局データダウンロー
ド手段とを備えたことを特徴とする。
ットと、この通話路ユニットの個々の収容位置に対応し
た内線番号の削除及び登録による当該収容位置の再設定
を、外部から受信した要求メッセージに応答して行なう
手段とを備えた回線制御装置と、前記回線制御装置の前
記通話路ユニットに収容されており、通話台局データに
よって動作する通話台であって、その通話台の収容位置
に対応した登録内線番号の削除を要求するメッセージを
前記回線制御装置に送出する手段と、その通話台の収容
位置の再設定を要求するメッセージを前記回線制御装置
に送出する手段と、前記回線制御装置を介して前記通話
台局データを受信する手段とを備えた通話台と、前記回
線制御装置の前記通話路ユニットに収容された局データ
管理装置であって、個々の内線番号に対応した前記通話
台局データを格納する手段と、任意の内線番号に対応し
た前記通話台局データを前記回線制御装置を介して前記
通話台へ送出する手段とを備えた局データ管理装置と、
任意の通話台の収容位置に対して内線番号の再設定が行
われたとき、前記局データ管理装置と当該任意の通話台
との間を接続するように前記通話路ユニットを動作さ
せ、当該任意の通話台に対して、前記局データ管理装置
に格納されている当該任意の内線番号に対応した前記通
話台局データをダウンロードさせる局データダウンロー
ド手段とを備えたことを特徴とする。
≪作用≫ 本発明によれば、通話台から回線制御装置へ内線番号
削除要求メッセージを送出することにより、そのメッセ
ージを受信した回線制御装置が、それまで登録されてい
たその通話台の収容位置に対応する内線番号を削除し、
以後その通話台への着信は無効となる。
削除要求メッセージを送出することにより、そのメッセ
ージを受信した回線制御装置が、それまで登録されてい
たその通話台の収容位置に対応する内線番号を削除し、
以後その通話台への着信は無効となる。
また、登録内線番号を削除した通話台から回線制御装
置へ内線番号再設定要求メッセージを送出することによ
り、そのメッセージを受信した回線制御装置が、その通
話台の収容位置に対応する内線番号として、要求された
内線番号を登録する。
置へ内線番号再設定要求メッセージを送出することによ
り、そのメッセージを受信した回線制御装置が、その通
話台の収容位置に対応する内線番号として、要求された
内線番号を登録する。
更に、ダウンロード手段が、局データ管理装置に格納
されている通話台局データのうちから、設定された内線
番号に対応した通話台局データを、局データ管理装置か
ら当該通話台へダウンロードする。
されている通話台局データのうちから、設定された内線
番号に対応した通話台局データを、局データ管理装置か
ら当該通話台へダウンロードする。
従って、本発明によれば、通話台の席替のために費用
と時間を費消することがない。更に、ユーザに対する通
話台の割当の変更がきわめて容易に行なえるため、席替
のみならず、1台の通話台を時間で区切って複数の人間
に交替で使用させて行なう24時間ディーリング等にも好
適に対応することができる等、ディーリング通話システ
ムの柔軟性が大幅に改善される。
と時間を費消することがない。更に、ユーザに対する通
話台の割当の変更がきわめて容易に行なえるため、席替
のみならず、1台の通話台を時間で区切って複数の人間
に交替で使用させて行なう24時間ディーリング等にも好
適に対応することができる等、ディーリング通話システ
ムの柔軟性が大幅に改善される。
また、各ユーザに固有の内線番号を割当てておくだけ
で、通話台を使用する必要の生じたユーザが、任意にそ
のときの空き通話台を選択して使用するような運用形態
を取ることもできる。従って、通話台の使用効率が飛躍
的に向上するため、通話台台数の少ない小規模なシステ
ムでも処理量の大きな業務に対応でき、設備コストの低
減とシステム設置空間の節約とが図れる。
で、通話台を使用する必要の生じたユーザが、任意にそ
のときの空き通話台を選択して使用するような運用形態
を取ることもできる。従って、通話台の使用効率が飛躍
的に向上するため、通話台台数の少ない小規模なシステ
ムでも処理量の大きな業務に対応でき、設備コストの低
減とシステム設置空間の節約とが図れる。
加えて、複数のユーザのための夫々の通話台局データ
を局データ管理装置によって集中管理することができる
ため、それらのユーザ間の共通のデータが変更された場
合などには、簡単な操作で一斉にデータ変更を行なうこ
ともできるという、利点をも有するものである。
を局データ管理装置によって集中管理することができる
ため、それらのユーザ間の共通のデータが変更された場
合などには、簡単な操作で一斉にデータ変更を行なうこ
ともできるという、利点をも有するものである。
≪実施例≫ 以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るディーリング通話
システムの概略構成を示す中継方式図である。
システムの概略構成を示す中継方式図である。
第1図に示すように、本実施例のディーリング通話シ
ステムは、回線制御装置(LCU)100と、この回線制御装
置100に接続された複数の通話台14、並びに局データ管
理装置20とから構成されている。
ステムは、回線制御装置(LCU)100と、この回線制御装
置100に接続された複数の通話台14、並びに局データ管
理装置20とから構成されている。
回線制御装置100は、ISDN(デジタルサービス総合
網)対応のものであり、デジタル通話路ユニット102
と、中央処理装置(CC)104と、記憶装置(MM)106とを
含み、それらはバス108を介して互いに接続されてい
る。回線制御装置100は更に、通話路ユニット102に接続
された、デジタルラインインターフェースの1種である
Iインターフェース仕様の通話台ライン回路(IBDLIN)
110、トランク(TRK)112、それに、これもデジタルラ
インインターフェースの1種であるIインターフェース
仕様のライン回路(ILC)114を含んでいる。
網)対応のものであり、デジタル通話路ユニット102
と、中央処理装置(CC)104と、記憶装置(MM)106とを
含み、それらはバス108を介して互いに接続されてい
る。回線制御装置100は更に、通話路ユニット102に接続
された、デジタルラインインターフェースの1種である
Iインターフェース仕様の通話台ライン回路(IBDLIN)
110、トランク(TRK)112、それに、これもデジタルラ
インインターフェースの1種であるIインターフェース
仕様のライン回路(ILC)114を含んでいる。
回線制御装置100は、複数備えた通話台ライン回路110
の夫々を介して、S点インターフェース方式で複数の通
話台(DB)14と接続されており、また、ライン回路114
と通信アダプタ18とを介して局データ管理装置20と接続
されている。通話台ライン回路110、並びにライン回路1
14のチャネルタイプは、2つの通話チャネル(Bチャネ
ル)と1つのデータチャネル(Dチャネル)とを備えた
2B+Dタイプである。
の夫々を介して、S点インターフェース方式で複数の通
話台(DB)14と接続されており、また、ライン回路114
と通信アダプタ18とを介して局データ管理装置20と接続
されている。通話台ライン回路110、並びにライン回路1
14のチャネルタイプは、2つの通話チャネル(Bチャネ
ル)と1つのデータチャネル(Dチャネル)とを備えた
2B+Dタイプである。
局データ管理装置20と通信アダプタ18との間はRS−23
2Cインターフェース条件で、また、通信アダプタ18とラ
イン回路114との間はS点インターフェースで接続され
ている。
2Cインターフェース条件で、また、通信アダプタ18とラ
イン回路114との間はS点インターフェースで接続され
ている。
更に回線制御装置100は、トランク112を介して交換網
と接続されている。
と接続されている。
回線制御装置100のメモリ106には、通常の回線制御装
置と同様に、各々の収容位置に収容した端末の内線番号
を登録するための内線番号登録エリアが設けられてい
る。ただし、特に本実施例においては、中央処理装置10
4が、個々の通話台14から通話台ライン回路110を介して
受信した要求メッセージに応答して、そのメッセージを
発信した通話台14の収容位置に対応した内線番号の、登
録及び削除を行なえるようにしてあり、そのためのプロ
グラムがメモリ106に格納されている。
置と同様に、各々の収容位置に収容した端末の内線番号
を登録するための内線番号登録エリアが設けられてい
る。ただし、特に本実施例においては、中央処理装置10
4が、個々の通話台14から通話台ライン回路110を介して
受信した要求メッセージに応答して、そのメッセージを
発信した通話台14の収容位置に対応した内線番号の、登
録及び削除を行なえるようにしてあり、そのためのプロ
グラムがメモリ106に格納されている。
局データ管理装置20は、通話台局データの作成ないし
変更、格納及び読出し、それに通信回線を介した送出と
を行なう機能を有する装置であり、本実施例では、RS−
232Cインターフェース条件に対応した、一般的なパーソ
ナルコンピュータセット(パソコンセット)を使用して
いる。上に挙げたデータの作成から送出までの機能は、
通常のパソコンセットには最初から備えられている機能
である。
変更、格納及び読出し、それに通信回線を介した送出と
を行なう機能を有する装置であり、本実施例では、RS−
232Cインターフェース条件に対応した、一般的なパーソ
ナルコンピュータセット(パソコンセット)を使用して
いる。上に挙げたデータの作成から送出までの機能は、
通常のパソコンセットには最初から備えられている機能
である。
ここで「通信台局データ」とは、例えば、先に説明し
たオートダイヤルデータや回線収容データ等の、個々の
通話台を使用するために必要な、個々の通話台ごとに設
定されるデータである。
たオートダイヤルデータや回線収容データ等の、個々の
通話台を使用するために必要な、個々の通話台ごとに設
定されるデータである。
特に本実施例においては、通話台局データを、個々の
通話台それ自体に対応させるのではなく、通話台を使用
する可能性のある個々のユーザに対して付与される固有
の内線番号に、対応づけてある。従って通話台局データ
に関する上に挙げた種々の処理を行なうに際しては、処
理対象となる通話台局データは、そのデータに対応した
内線番号で識別される。
通話台それ自体に対応させるのではなく、通話台を使用
する可能性のある個々のユーザに対して付与される固有
の内線番号に、対応づけてある。従って通話台局データ
に関する上に挙げた種々の処理を行なうに際しては、処
理対象となる通話台局データは、そのデータに対応した
内線番号で識別される。
局データ管理装置20は、このディーリング通話システ
ムを使用するユーザ全員の通話台局データを個々に格納
することができ、それらのデータを集中管理することの
できるものである。従って、例えば複数のユーザに共通
する通話先の電話番号が変更された場合や、ある地域の
局番の変更があった場合には、それによって必要となっ
たデータの更新を、ユーザ全員の通話台局データを対象
として一斉に行なうことができる。これは、例えば前述
の、ICカードを使用して通話台局データの移動を行なう
ようにしたシステムでは得られない、有利な点である。
ムを使用するユーザ全員の通話台局データを個々に格納
することができ、それらのデータを集中管理することの
できるものである。従って、例えば複数のユーザに共通
する通話先の電話番号が変更された場合や、ある地域の
局番の変更があった場合には、それによって必要となっ
たデータの更新を、ユーザ全員の通話台局データを対象
として一斉に行なうことができる。これは、例えば前述
の、ICカードを使用して通話台局データの移動を行なう
ようにしたシステムでは得られない、有利な点である。
局データ管理装置(パソコンセット)20は、その記憶
装置20aに格納している通話台局データのうちから任意
の内線番号に対応した通話台局データを読出し、そして
その通話台局データを回線制御装置100を介して任意の
通話台14へ送出するためのプログラムを備えている。こ
のプログラムは、このパソコンセット20のキーボード20
bを操作して所定のコマンドを入力することによって実
行させることもできるが、通常は、回線制御装置100を
介して、後述する「局データダウンロード要求メッセー
ジ」を受信したときに、その要求に対する応答として実
行される。
装置20aに格納している通話台局データのうちから任意
の内線番号に対応した通話台局データを読出し、そして
その通話台局データを回線制御装置100を介して任意の
通話台14へ送出するためのプログラムを備えている。こ
のプログラムは、このパソコンセット20のキーボード20
bを操作して所定のコマンドを入力することによって実
行させることもできるが、通常は、回線制御装置100を
介して、後述する「局データダウンロード要求メッセー
ジ」を受信したときに、その要求に対する応答として実
行される。
局データ管理装置20から送出された通話台局データ
は、通話チャネル(Bチャネル)を介して回線制御装置
100へ送信され、更にそこから、同じくBチャネルを介
して、該当する通話台14(即ち、キーボードからのコマ
ンドで指定した通話台、或いは局データ送信要求メッセ
ージを発信した通話台)へ送信されるようにしてある。
これにより、通話台管理装置20からこの通話台14への、
通話台局データのダウンロードが行われ、この通話台14
がその通話台局データを持つようになる。このように、
通話台局データの伝送を、データチャネル(Dチャネ
ル)ではなくBチャネルを介して行なうようにしたの
は、一般的にダウンロード時には通話は行われていない
ためBチャネルは空いており、しかも、Bチャネルの方
がDチャネルより伝送速度が大きく、ダウンロードがよ
り短い時間で完了するからである。
は、通話チャネル(Bチャネル)を介して回線制御装置
100へ送信され、更にそこから、同じくBチャネルを介
して、該当する通話台14(即ち、キーボードからのコマ
ンドで指定した通話台、或いは局データ送信要求メッセ
ージを発信した通話台)へ送信されるようにしてある。
これにより、通話台管理装置20からこの通話台14への、
通話台局データのダウンロードが行われ、この通話台14
がその通話台局データを持つようになる。このように、
通話台局データの伝送を、データチャネル(Dチャネ
ル)ではなくBチャネルを介して行なうようにしたの
は、一般的にダウンロード時には通話は行われていない
ためBチャネルは空いており、しかも、Bチャネルの方
がDチャネルより伝送速度が大きく、ダウンロードがよ
り短い時間で完了するからである。
次に、第2図を参照しつつ通話台14について更に詳細
に説明する。
に説明する。
第2図は、通話台14の外観を示す斜視図である。図示
の如く、通話台14の筐体26の盤面は、多数の回線キー
(ワンタッチキー)28、テンキー30、回線復旧釦32、席
替モード移行釦34、内線番号削除釦36、内線番号再設定
釦37、入力釦38、及び液晶ディスプレイ(LCD)40で構
成されており、また、この筐体26には通話用ハンドセッ
ト42が2個接続されている。更に、この筐体26の内部に
は、着信リンガ用スピーカ44が内蔵されている。
の如く、通話台14の筐体26の盤面は、多数の回線キー
(ワンタッチキー)28、テンキー30、回線復旧釦32、席
替モード移行釦34、内線番号削除釦36、内線番号再設定
釦37、入力釦38、及び液晶ディスプレイ(LCD)40で構
成されており、また、この筐体26には通話用ハンドセッ
ト42が2個接続されている。更に、この筐体26の内部に
は、着信リンガ用スピーカ44が内蔵されている。
通話台14には、その諸機能を実行するために処理装置
とメモリとが備えられているが、それらは一般的な通話
台に通常備えられているものであるため、ここでは詳細
な説明を省略する。
とメモリとが備えられているが、それらは一般的な通話
台に通常備えられているものであるため、ここでは詳細
な説明を省略する。
通常、通話を行なう場合には、回線キー28を押下する
と通話台14からDチャネルを介して回線制御装置100へ
回線キーコードが送出され、回線制御装置100では対応
のトランク112を捕捉して2つのBチャネルのうちのい
ずれかを接続する。回線キー28ではなくテンキー30を使
用してダイヤルする場合には、テンキーダイヤル情報
が、液晶ディスプレイ40に表示されると同時にこれもD
チャネルを介して回線制御装置100へ送出され、相手応
答により、Bチャネルを使用しての通話となる。通話を
終了する場合には、回線復旧釦32を押下する。この通話
台14では、2つのハンドセット42を使用して、同時に2
通話を行なうことができる。
と通話台14からDチャネルを介して回線制御装置100へ
回線キーコードが送出され、回線制御装置100では対応
のトランク112を捕捉して2つのBチャネルのうちのい
ずれかを接続する。回線キー28ではなくテンキー30を使
用してダイヤルする場合には、テンキーダイヤル情報
が、液晶ディスプレイ40に表示されると同時にこれもD
チャネルを介して回線制御装置100へ送出され、相手応
答により、Bチャネルを使用しての通話となる。通話を
終了する場合には、回線復旧釦32を押下する。この通話
台14では、2つのハンドセット42を使用して、同時に2
通話を行なうことができる。
特に本実施例においては、通話台14のメモリには、以
下の諸機能を実行するためのプログラムが格納されてい
る。
下の諸機能を実行するためのプログラムが格納されてい
る。
(1)席替モードへ移行する機能。
(2)「内線番号削除要求メッセージ」を送出する機
能。
能。
(3)「内線番号再設定要求メッセージ」を送出する機
能。
能。
(4)内線番号の再設定の前後において内線番号が変更
されたか否かを判定する機能。
されたか否かを判定する機能。
(5)「局データダウンロード要求メッセージ」を送出
し、それに応答して送られてくる通話台局データ受信し
てメモリへダウンロードする機能。
し、それに応答して送られてくる通話台局データ受信し
てメモリへダウンロードする機能。
席替モードへの移行は、席替モード移行釦37の押下に
より実行され、それによって通話台14はプログラムモー
ドから席替モードへ移行して、席替のために必要な上記
(2)〜(5)の機能を実行し得るようになる。
より実行され、それによって通話台14はプログラムモー
ドから席替モードへ移行して、席替のために必要な上記
(2)〜(5)の機能を実行し得るようになる。
「内線番号削除要求メッセージ」は、席替モードにおい
て内線番号削除釦36と入力釦38とを続けてを押下するこ
とにより、回線制御装置100へ送出される。
て内線番号削除釦36と入力釦38とを続けてを押下するこ
とにより、回線制御装置100へ送出される。
「内線番号再設定要求メッセージ」は、席替モードにお
いて内線番号再設定釦37を押下し、続いて設定を要求す
る内線番号をテンキー30で入力し、更に続けて入力釦38
を押下することにより、回線制御装置100へ送出され
る。
いて内線番号再設定釦37を押下し、続いて設定を要求す
る内線番号をテンキー30で入力し、更に続けて入力釦38
を押下することにより、回線制御装置100へ送出され
る。
内線番号の再設定の前後において内線番号が変更され
たか否かを判定するために、通話台14のメモリには、常
に最新の2回の再設定要求における要求内線番号をデー
タとして記憶しておくための、更新式のデータ記憶エリ
アが設けられている。通話台14の処理装置は、内線番号
再設定要求メッセージを送出して内線番号の再設定を行
なった後には、記憶されているそれら2つの内線番号を
比較対照することによって、内線番号再設定の前後にお
ける内線番号の変更の有無を判定し、変更があったとき
にのみ、新たに設定された内線番号に対応する通話台局
データを要求する「局データダウンロード要求メッセー
ジ」を送出し、それに応答して送られてくる該当する通
話台局データ受信してメモリへダウンロードする。
たか否かを判定するために、通話台14のメモリには、常
に最新の2回の再設定要求における要求内線番号をデー
タとして記憶しておくための、更新式のデータ記憶エリ
アが設けられている。通話台14の処理装置は、内線番号
再設定要求メッセージを送出して内線番号の再設定を行
なった後には、記憶されているそれら2つの内線番号を
比較対照することによって、内線番号再設定の前後にお
ける内線番号の変更の有無を判定し、変更があったとき
にのみ、新たに設定された内線番号に対応する通話台局
データを要求する「局データダウンロード要求メッセー
ジ」を送出し、それに応答して送られてくる該当する通
話台局データ受信してメモリへダウンロードする。
この「局データダウンロード要求メッセージ」の送出
は通話台14の処理装置が上記判定に基づいて自動的に行
なうため、人為的なキー操作は不要である。
は通話台14の処理装置が上記判定に基づいて自動的に行
なうため、人為的なキー操作は不要である。
次に、以上に説明した実施例のディーリング通話シス
テムにおける、具体的な席替時の一動作例について、第
3図を参照しつつ説明する。
テムにおける、具体的な席替時の一動作例について、第
3図を参照しつつ説明する。
第3図は、第1図のシステムを制御ブロックで示すブ
ロック図である。同図には、システムの動作説明のため
に、回線制御装置をブロック100で示すと共に、この回
線制御装置の多数の収容位置のうちの3つだけを、S1〜
S3で図示した。また通話台については、それら3つの収
容位置に対応する3台だけを14−1〜14−3で図示し
た。ブロック100内の点線は回線の接続を表わし、同じ
くブロック100内の小さな矩形の列は、記憶装置106(第
1図)の中の、収容位置S1〜S3の各々に対応して設けら
れた内線番号登録エリアの登録内容を時系列で示すもの
である。図中の伝送線に沿った矢印は、その伝送線上を
伝送される種々のメッセージの伝送方向を示している。
ロック図である。同図には、システムの動作説明のため
に、回線制御装置をブロック100で示すと共に、この回
線制御装置の多数の収容位置のうちの3つだけを、S1〜
S3で図示した。また通話台については、それら3つの収
容位置に対応する3台だけを14−1〜14−3で図示し
た。ブロック100内の点線は回線の接続を表わし、同じ
くブロック100内の小さな矩形の列は、記憶装置106(第
1図)の中の、収容位置S1〜S3の各々に対応して設けら
れた内線番号登録エリアの登録内容を時系列で示すもの
である。図中の伝送線に沿った矢印は、その伝送線上を
伝送される種々のメッセージの伝送方向を示している。
この具体的動作例では、システム中の3台の通話台14
−1〜14−3を使用する3人のユーザを、ユーザU1、ユ
ーザU2、ユーザU3とし、また、それらのユーザには、固
有の内線番号として、夫々、「2000番」、「2001番」、
「2002番」が付与されているものとする。
−1〜14−3を使用する3人のユーザを、ユーザU1、ユ
ーザU2、ユーザU3とし、また、それらのユーザには、固
有の内線番号として、夫々、「2000番」、「2001番」、
「2002番」が付与されているものとする。
第3図において、通話台14−1は回線制御装置100の
収容位置S1に収容されている。この通話台14−1は、初
期状態ではユーザU1に割当てられており、従って、収容
位置S1に対応する内線番号登録エリアには、ユーザU1の
内線番号である「2000番」が登録されている(第3図、
)。
収容位置S1に収容されている。この通話台14−1は、初
期状態ではユーザU1に割当てられており、従って、収容
位置S1に対応する内線番号登録エリアには、ユーザU1の
内線番号である「2000番」が登録されている(第3図、
)。
通話台14−2は収容位置S2に収容されている。この通
話台14−2は、初期状態ではユーザU2に割当てられてお
り、従って収容位置S2対応の内線番号登録エリアには、
ユーザU2の内線番号である「2001番」が登録されてい
る。
話台14−2は、初期状態ではユーザU2に割当てられてお
り、従って収容位置S2対応の内線番号登録エリアには、
ユーザU2の内線番号である「2001番」が登録されてい
る。
通話台14−3は収容位置S3に収容されている。この通
話台14−3は、初期状態ではユーザU3に割当てられてお
り、従って収容位置S3対応の内線番号登録エリアには、
ユーザU3の内線番号である「2002番」が登録されてい
る。
話台14−3は、初期状態ではユーザU3に割当てられてお
り、従って収容位置S3対応の内線番号登録エリアには、
ユーザU3の内線番号である「2002番」が登録されてい
る。
この動作例においては、ユーザU1とユーザU3とが互い
の席(通話台)を交換するように席替を行なう場合を説
明し、また、ここではそのための操作を、ユーザU1とユ
ーザU3とが自分達で行なうものとする。
の席(通話台)を交換するように席替を行なう場合を説
明し、また、ここではそのための操作を、ユーザU1とユ
ーザU3とが自分達で行なうものとする。
先ず、ユーザU1は、それまで自分に割当てられていた
通話台14−1の席替モード移行釦34を押下する。これに
より、通話台14−1は席替モードに移行して、前述の席
替のための諸機能が実行可能となる。次にユーザU1は、
この通話台14−1の内線番号削除釦36と入力釦38とを続
けて押下することによって、内線番号削除コマンドをこ
の通話台14−1に投入する(第3図、A1)。すると、通
話台14−1から回線制御装置100へ「内線番号削除要求
メッセージ」が送出され(第3図、M1)、このメッセー
ジを受信した回線制御装置100は、この通話台14−1の
収容位置S1に対応した内線番号登録エリアにそれまで登
録されていた、ユーザU1に与えられている内線番号「20
00番」を削除して、この登録エリアを未登録状態にする
(第3図、)。このように内線番号が未登録状態とな
ったならば、以後、内線「2000番」への着信は無効とさ
れる。
通話台14−1の席替モード移行釦34を押下する。これに
より、通話台14−1は席替モードに移行して、前述の席
替のための諸機能が実行可能となる。次にユーザU1は、
この通話台14−1の内線番号削除釦36と入力釦38とを続
けて押下することによって、内線番号削除コマンドをこ
の通話台14−1に投入する(第3図、A1)。すると、通
話台14−1から回線制御装置100へ「内線番号削除要求
メッセージ」が送出され(第3図、M1)、このメッセー
ジを受信した回線制御装置100は、この通話台14−1の
収容位置S1に対応した内線番号登録エリアにそれまで登
録されていた、ユーザU1に与えられている内線番号「20
00番」を削除して、この登録エリアを未登録状態にする
(第3図、)。このように内線番号が未登録状態とな
ったならば、以後、内線「2000番」への着信は無効とさ
れる。
以上と同じ操作を、ユーザU3も、それまで自分にに割
当てられていた通話台14−3において行なう(A′
1)。すると、同様にして「内線番号削除要求メッセー
ジ」が送出され(M′1)、収容位置S3に対応した内線
番号登録エリアからユーザU3の内線番号「2002番」が削
除されてこの登録エリアは未登録状態とされる。以後、
内線「2002番」への着信は無効とされる。
当てられていた通話台14−3において行なう(A′
1)。すると、同様にして「内線番号削除要求メッセー
ジ」が送出され(M′1)、収容位置S3に対応した内線
番号登録エリアからユーザU3の内線番号「2002番」が削
除されてこの登録エリアは未登録状態とされる。以後、
内線「2002番」への着信は無効とされる。
ここで、ユーザU1とユーザU3とは、互いの席を入れ替
わり、夫々が席替後の通話台に付く(A2)。
わり、夫々が席替後の通話台に付く(A2)。
次に、ユーザU1は、席替後の通話台14−3において、
その内線番号再設定釦37を押下し、続いて自分の内線番
号「2000番」をテンキー30で入力し、更に続けて入力釦
38を押下することによって、内線番号「2000番」の再設
定コマンドをこの通話台14−3に投入する(A3)。する
と、通話台14−3から回線制御装置100へ、この内線番
号「2000番」を指定した「内線番号再設定要求メッセー
ジ」が送出され(M2)、このメッセージを受信した回線
制御装置100は、通話台14−3の収容位置S3に対応する
内線番号登録エリアに、指定された「2000番」を登録す
る。
その内線番号再設定釦37を押下し、続いて自分の内線番
号「2000番」をテンキー30で入力し、更に続けて入力釦
38を押下することによって、内線番号「2000番」の再設
定コマンドをこの通話台14−3に投入する(A3)。する
と、通話台14−3から回線制御装置100へ、この内線番
号「2000番」を指定した「内線番号再設定要求メッセー
ジ」が送出され(M2)、このメッセージを受信した回線
制御装置100は、通話台14−3の収容位置S3に対応する
内線番号登録エリアに、指定された「2000番」を登録す
る。
これと同じ操作をユーザU3も自分の席替後の通話台14
−1で行なうが、ただしユーザ3は、テンキー30で内線
番号を入力する際に、自分に与えられている内線番号
「2002番」を入力する(A′3)。これにより、その内
線番号を指定した「内線番号再設定要求メッセージ」が
送出され(M′2)、この通話台14−1の内線番号とし
て、「2002番」が登録される()。
−1で行なうが、ただしユーザ3は、テンキー30で内線
番号を入力する際に、自分に与えられている内線番号
「2002番」を入力する(A′3)。これにより、その内
線番号を指定した「内線番号再設定要求メッセージ」が
送出され(M′2)、この通話台14−1の内線番号とし
て、「2002番」が登録される()。
各通話台には、前述の如く、その通話台で実行された
最新の2回の内線番号再設定要求における要求内線番号
がデータとして記憶されている。従ってこの場合、この
時点では、通話台14−3には、削除されたばかりの内線
番号(即ち前回の要求内線番号)である「2002番」と、
設定したばかりの内線番号(今回の要求内線番号)であ
る「2000番」とが記憶されている。
最新の2回の内線番号再設定要求における要求内線番号
がデータとして記憶されている。従ってこの場合、この
時点では、通話台14−3には、削除されたばかりの内線
番号(即ち前回の要求内線番号)である「2002番」と、
設定したばかりの内線番号(今回の要求内線番号)であ
る「2000番」とが記憶されている。
通話台14−3の処理装置は、これら2つの内線番号を
比較対照することによって、今回の内線番号の削除及び
再設定の前後において、登録内線番号の変更があったか
否かを判定する。
比較対照することによって、今回の内線番号の削除及び
再設定の前後において、登録内線番号の変更があったか
否かを判定する。
もし仮に変更がなかったならば、席替のための動作は
ここまでで全てを完了する。
ここまでで全てを完了する。
この動作例の場合には内線番号が変更されているた
め、通話台14−3の処理装置は、続いて、内線番号「20
02番」に対応する通話台局データのダウンロードを要求
する「局データダウンロード要求メッセージ」を、回線
制御装置100を介して局データ管理装置20へ送出する(M
3)。このメッセージの送出は通話台14−3が自動的に
行なうため、ユーザU1はそのためのキー操作をする必要
はない。そして、このメッセージを受信した局データ管
理装置20がそれに応答して、要求された内線番号「2000
番」に対応する通話台局データを送出すると、通話台14
−3がそのデータを受信してメモリに格納することによ
り、ダウンロードが行なわれる(D1)。
め、通話台14−3の処理装置は、続いて、内線番号「20
02番」に対応する通話台局データのダウンロードを要求
する「局データダウンロード要求メッセージ」を、回線
制御装置100を介して局データ管理装置20へ送出する(M
3)。このメッセージの送出は通話台14−3が自動的に
行なうため、ユーザU1はそのためのキー操作をする必要
はない。そして、このメッセージを受信した局データ管
理装置20がそれに応答して、要求された内線番号「2000
番」に対応する通話台局データを送出すると、通話台14
−3がそのデータを受信してメモリに格納することによ
り、ダウンロードが行なわれる(D1)。
同様にして通話台14−1からも「局データダウンロー
ド要求メッセージ」が送出され(M′3)、これを受信
した局データ管理装置20から通話台14−1へ、内線番号
「2002番」に対応する通話台局データがダウンロードさ
れる(D′1)。
ド要求メッセージ」が送出され(M′3)、これを受信
した局データ管理装置20から通話台14−1へ、内線番号
「2002番」に対応する通話台局データがダウンロードさ
れる(D′1)。
以上を以て、通話台14−1のユーザU1と、通話台14−
3のユーザU3との間での席替が完了する。
3のユーザU3との間での席替が完了する。
このように、以上の実施例のシステムでは、通話台局
データのダウンロードは、内線番号の変更があった場合
にだけ行なわれるようになっているため、例えば24時間
ディーリングのように、1台の通話台を複数の人間に割
当て、それらの人間がタイムスケジュールに従って交替
でその通話台を使用する場合等に、特に好適に対応でき
るものとなっている。
データのダウンロードは、内線番号の変更があった場合
にだけ行なわれるようになっているため、例えば24時間
ディーリングのように、1台の通話台を複数の人間に割
当て、それらの人間がタイムスケジュールに従って交替
でその通話台を使用する場合等に、特に好適に対応でき
るものとなっている。
即ち、そのような場合には頻繁に通話台の局データの
変更が行われるために、各ユーザは、業務を開始する前
に習慣として先ず内線番号の削除と再設定を行なうよう
になるが、もし以前に自身が使用したときのデータ設定
がそのまま残されていたならば、それを通話台が確認し
て、不必要なダウンロードが行われることを回避して時
間を節約するようになっている。
変更が行われるために、各ユーザは、業務を開始する前
に習慣として先ず内線番号の削除と再設定を行なうよう
になるが、もし以前に自身が使用したときのデータ設定
がそのまま残されていたならば、それを通話台が確認し
て、不必要なダウンロードが行われることを回避して時
間を節約するようになっている。
また、この方式によれば、通話台のユーザが交替した
ために通話台局データのダウンロードが必要な場合には
それが自動的に行われるため、操作の面倒がなく、ま
た、必要なダウンロードを実行し忘れるというミスも回
避される。
ために通話台局データのダウンロードが必要な場合には
それが自動的に行われるため、操作の面倒がなく、ま
た、必要なダウンロードを実行し忘れるというミスも回
避される。
≪発明の効果≫ 以上の説明から明らかなように、本発明によるディー
リング通話しステムは、通話路ユニットと、この通話路
ユニットの個々の収容位置に対応した内線番号の削除及
び登録による当該収容位置の再設定を、外部から受信し
た要求メッセージに応答して行なう手段とを備えた回線
制御装置と、前記回線制御装置の前記通話路ユニットに
収容されており、通話台局データによって動作する通話
台であって、その通話台の収容位置に対応した登録内線
番号の削除を要求するメッセージを前記回線制御装置に
送出する手段と、その通話台の収容位置の再設定を要求
するメッセージを前記回線制御装置に送出する手段と、
前記回線制御装置を介して前記通話台局データを受信す
る手段とを備えた通話台と、前記回線制御装置の前記通
話路ユニットに収容された局データ管理装置であって、
個々の内線番号に対応した前記通話台局データを格納す
る手段と、任意の内線番号に対応した前記通話台局デー
タを前記回線制御装置を介して前記通話台へ送出する手
段とを備えた局データ管理装置と、任意の通話台の収容
位置に対して内線番号の再設定が行われたとき、前記局
データ管理装置と当該任意の通話台との間を接続するよ
うに前記通話路ユニットを動作させ、当該任意の通話台
に対して、前記局データ管理装置に格納されている当該
任意の内線番号に対応した前記通話台局データをダウン
ロードさせる局データダウンロード手段とを備えたもの
であるため、通話台の席替の際に、工事変更や局データ
変更と言った、保守者以外の手では困難な作業を行なう
必要がなく、ユーザ自身によって容易に席替を実行する
ことができる。それゆえ、通話台の席替のために費用と
時間を費消することがない。更に、ユーザに対する通話
台の割当の変更がきわめて容易に行なえるため、席替の
みならず、1台の通話台を時間で区切って複数の人間に
交替で使用させて行なう24時間ディーリング等にも好適
に対応することができる等、ディーリング通話システム
の柔軟性が大幅に改善される。
リング通話しステムは、通話路ユニットと、この通話路
ユニットの個々の収容位置に対応した内線番号の削除及
び登録による当該収容位置の再設定を、外部から受信し
た要求メッセージに応答して行なう手段とを備えた回線
制御装置と、前記回線制御装置の前記通話路ユニットに
収容されており、通話台局データによって動作する通話
台であって、その通話台の収容位置に対応した登録内線
番号の削除を要求するメッセージを前記回線制御装置に
送出する手段と、その通話台の収容位置の再設定を要求
するメッセージを前記回線制御装置に送出する手段と、
前記回線制御装置を介して前記通話台局データを受信す
る手段とを備えた通話台と、前記回線制御装置の前記通
話路ユニットに収容された局データ管理装置であって、
個々の内線番号に対応した前記通話台局データを格納す
る手段と、任意の内線番号に対応した前記通話台局デー
タを前記回線制御装置を介して前記通話台へ送出する手
段とを備えた局データ管理装置と、任意の通話台の収容
位置に対して内線番号の再設定が行われたとき、前記局
データ管理装置と当該任意の通話台との間を接続するよ
うに前記通話路ユニットを動作させ、当該任意の通話台
に対して、前記局データ管理装置に格納されている当該
任意の内線番号に対応した前記通話台局データをダウン
ロードさせる局データダウンロード手段とを備えたもの
であるため、通話台の席替の際に、工事変更や局データ
変更と言った、保守者以外の手では困難な作業を行なう
必要がなく、ユーザ自身によって容易に席替を実行する
ことができる。それゆえ、通話台の席替のために費用と
時間を費消することがない。更に、ユーザに対する通話
台の割当の変更がきわめて容易に行なえるため、席替の
みならず、1台の通話台を時間で区切って複数の人間に
交替で使用させて行なう24時間ディーリング等にも好適
に対応することができる等、ディーリング通話システム
の柔軟性が大幅に改善される。
また、各ユーザに固有の内線番号を割当てておくだけ
で、通話台を使用する必要の生じたユーザが、任意にそ
のときの空き通話台を選択して使用するような運用形態
を取ることもできる。従って、通話台の使用効率が飛躍
的に向上するため、通話台台数の少ない小規模なシステ
ムでも処理量の大きな業務に対応でき、設備コストの低
減とシステム設置空間の節約とが図れる。
で、通話台を使用する必要の生じたユーザが、任意にそ
のときの空き通話台を選択して使用するような運用形態
を取ることもできる。従って、通話台の使用効率が飛躍
的に向上するため、通話台台数の少ない小規模なシステ
ムでも処理量の大きな業務に対応でき、設備コストの低
減とシステム設置空間の節約とが図れる。
加えて、複数のユーザのための夫々の通話台局データ
を局データ管理装置によって集中管理することができる
ため、それらのユーザ間の共通のデータが変更された場
合などには、簡単な操作で一斉にデータ変更を行なうこ
ともできる等、多くの優れた効果が得られる。
を局データ管理装置によって集中管理することができる
ため、それらのユーザ間の共通のデータが変更された場
合などには、簡単な操作で一斉にデータ変更を行なうこ
ともできる等、多くの優れた効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例に係るディーリング通話シス
テムの概略構成を示す中継方式図、第2図は通話台の外
観を示す斜視図、第3図は第1図のシステムを制御ブロ
ックで示すブロック図である。 14……通話台(DB)、 20……局データ管理装置(パソコン)、 20a……記憶装置、 30……テンキー、 34……席替モード移行釦、 36……内線番号削除釦、 37……内線番号再設定釦、 38……入力釦、 100……回線制御装置(LCU)、 104……中央処理装置(CC)、 106……記憶装置(MM)。
テムの概略構成を示す中継方式図、第2図は通話台の外
観を示す斜視図、第3図は第1図のシステムを制御ブロ
ックで示すブロック図である。 14……通話台(DB)、 20……局データ管理装置(パソコン)、 20a……記憶装置、 30……テンキー、 34……席替モード移行釦、 36……内線番号削除釦、 37……内線番号再設定釦、 38……入力釦、 100……回線制御装置(LCU)、 104……中央処理装置(CC)、 106……記憶装置(MM)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/58 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (4)
- 【請求項1】通話路ユニットと、この通話路ユニットの
個々の収容位置に対応した内線番号の削除及び登録によ
る当該収容位置の再設定を、外部から受信した要求メッ
セージに応答して行なう手段とを備えた回線制御装置
と、 前記回線制御装置の前記通話路ユニットに収容されてお
り、通話台局データによって動作する通話台であって、
その通話台の収容位置に対応した登録内線番号の削除を
要求するメッセージを前記回線制御装置に送出する手段
と、その通話台の収容位置の再設定を要求するメッセー
ジを前記回線制御装置に送出する手段と、前記回線制御
装置を介して前記通話台局データを受信する手段とを備
えた通話台と、 前記回線制御装置の前記通話路ユニットに収容された局
データ管理装置であって、個々の内線番号に対応した前
記通話台局データを格納する手段と、任意の内線番号に
対応した前記通話台局データを前記回線制御装置を介し
て前記通話台へ送出する手段とを備えた局データ管理装
置と、 任意の通話台の収容位置に対して内線番号の再設定が行
われたとき、前記局データ管理装置と当該任意の通話台
との間を接続するように前記通話路ユニットを動作さ
せ、当該任意の通話台に対して、前記局データ管理装置
に格納されている当該任意の内線番号に対応した前記通
話台局データをダウンロードさせる局データダウンロー
ド手段と、 を備えたことを特徴とするディーリング通話システム。 - 【請求項2】内線番号の再設定が行なわれたときに、当
該再設定の前後における当該内線番号の変更の有無を判
定する内線番号変更判定手段を備え、前記局データダウ
ンロード手段が、内線番号の再設定の前後において内線
番号の変更があったときのみ自動的にダウンロードを行
なうように構成されていることを特徴とする請求項1に
記載のディーリング通話システム。 - 【請求項3】前記局データダンウンロード手段が、前記
通話台に備えられたダウンロード要求メッセージ送出手
段と、前記局データ管理装置に備えられたダウンロード
要求メッセージ応答手段とを含んでなることを特徴とす
る請求項1又は2に記載のディーリング通話システム。 - 【請求項4】前記回線制御装置と前記通話台との間、並
びに前記回線制御装置と前記局データ管理装置との間
が、通話チャネルを含むデジタルインターフェースで接
続されており、前記通話台局データのダウンロードが当
該通話チャネルを介して行なわれていることを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載のディーリング通
話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169877A JP2769910B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディーリング通話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169877A JP2769910B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディーリング通話システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461457A JPH0461457A (ja) | 1992-02-27 |
JP2769910B2 true JP2769910B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=15894618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2169877A Expired - Fee Related JP2769910B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | ディーリング通話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769910B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2914238B2 (ja) * | 1995-09-06 | 1999-06-28 | 日本電気株式会社 | 交換機 |
JP3774318B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2006-05-10 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | 通話システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6471258A (en) * | 1987-05-26 | 1989-03-16 | Fujitsu Ltd | Extension number revision system |
JPH01189269A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Nec Corp | 可変短縮ダイヤル登録方式 |
JPH02164196A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Tamura Electric Works Ltd | ボタン電話装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2169877A patent/JP2769910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461457A (ja) | 1992-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |