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JP2767416B2 - チップ部品装着装置 - Google Patents

チップ部品装着装置

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Publication number
JP2767416B2
JP2767416B2 JP9025736A JP2573697A JP2767416B2 JP 2767416 B2 JP2767416 B2 JP 2767416B2 JP 9025736 A JP9025736 A JP 9025736A JP 2573697 A JP2573697 A JP 2573697A JP 2767416 B2 JP2767416 B2 JP 2767416B2
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JP
Japan
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head
head support
driving
support member
unit
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JP9025736A
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JPH09181490A (ja
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宗一郎 上島
常司 戸上
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、IC、抵抗器、コン
デンサ等の小片状をした電子部品(以下、チップ部品と
いう)をプリント基板に装着するチップ部品装着装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】この種の装着装置として、従来、プリン
ト基板が搬送されるコンベア上に作業ステーションを形
成し、この作業ステーションにおいてコンベアと平行な
水平面内をXY方向に高速で移動するヘッド支持部材を
設け、このヘッド支持部材に部品供給部から供給される
チップ部品を吸着して、プリント基板上の所定位置に移
し換える作業ヘッドを設けたものが知られている(例え
ば、特願昭61−118719号参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる装着
装置による電子部品の装着作業においては、プリント基
板上に広く分散配置された各所には多種類の部品の中か
らそれぞれに適切なものを装着することが必要である。
このために作業ヘッドは、集中的に配置された部品供給
装置から所要のチップ部品を取り上げ、これをプリント
基板の所要の各所に対して移動することが必要となる。
そして、かかる装着作業の作業効率を向上せんとする場
合、作業ヘッドの移動速度を高めることが考えられる
が、同時にそのチップ部品の位置決め精度を所定以上に
維持することも当然必要となる。しかし、このように作
業ヘッドの移動速度を高めて作業効率の向上を図る場合
には、チップ部品の位置決め精度を維持するために、剛
性の高いヘッド支持部材や、作業ヘッドの移動を高速で
行うために大きな出力の駆動モータを使用する必要があ
り、全体構造としてこれらを使用し得るものとする必要
があるから、その結果として装置自体が大型化すること
になる。本発明は、上記の事情に鑑み、大きい出力のモ
ータを用いて作業ヘッドの移動速度を高めるというよう
な手法に頼らなくとも、作業効率を向上することができ
るチップ部品装着装置を提供することを自的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は、基台上に形成された基板搬送路と、この基
板搬送路の側方に位置する部品供給部と、部品ピックア
ップ用の作業ヘッドを有して、基台の上方にX、Y平面
上で移動可能となるように設けられたヘッドユニット
と、このヘッドユニットを駆動する駆動手段とを備え、
基板搬送路上の所定の基板設置区域内にプリント基板を
停止させた状態で上記ヘッドユニットの作業ヘッドによ
り上記部品供給部からチッブ部品をピックアップして、
そのチッブ部品をプリント基板に装着するようにしたチ
ップ部品装着装置を前提として、次の要素(イ)〜
(ハ)によって構成されるものである。 (イ)基板搬送路を跨いで設けた互いに平行な第1、第
2の固定レールと、両端を上記第1、第2の固定レール
に走行可能に案内、支持された第1のヘッド支持部材
と、さらに両端を上記第1、第2の固定レールに走行可
能に案内、支持された第2のヘッド支持部材と、上記第
1のヘッド支持部材を駆動する第1の駆動手段と、上記
第2のヘッド支持部材を駆動する第2の駆動手段とを有
すること、 (ロ)上記第1、第2のヘッド支持部材にはそれぞれ第
1、第2のヘッドユニットが取り付けられていて、各ヘ
ッドユニットは各ヘッド支持部材に沿って移動し、第1
のヘッド支持部材の駆動のための第1の送り装置は上記
第1の固定レールに隣接して配置され、第2のヘッド支
持部材の駆動のための第2の送り装置は上記第2の固定
レールに隣接して配置され、上記各ヘッドユニットを駆
動するための各駆動手段は各ヘッド支持部材に沿って配
置されていること、 (ハ)1つの被ガイド部材によって各ヘッド支持部材の
一端を固定レールに支持させ、2つの被ガイド部材によ
って同ヘッド支持部材の他端を固定レールに支持させ、
2つの被ガイド部材によって支持された他端を各送り装
置に隣接させたこと。 【0005】 【作 用】この構成によると、上記ヘッドユニットの作
業用ヘッドにより上記部品供給部からピックアップした
部品をプリント基板に装着する作業が繰り返されること
により、プリント基板の所定数個所に部品が装着され
る。この場合、個別に駆動される第1及び第2のヘッド
ユニットを備えていることにより、部品供給部からの部
品の取り出し及びプリント基板への部品の装着が各ヘッ
ドユニットで同時的に、もしくはある程度の時間的ずれ
をもって並行して行われ、プリント基板に対する複数の
チップ部品の装着が効率良く行われる。そして、格別に
出力の大きいモータを用いて作業ヘッドの移動速度を高
速とする必要がなく、装置内で生じる力の大きさが比較
的小さく保たれることにより、基台、送り装置等の剛性
の増強の必要性が軽減される。 【0006】 【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図において、このチップ部品装着装置10における
基台11の上面には、搬送路としてのコンベア12が水
平に設置されている。そして、このコンベア12の搬送
路上には、このチップ部品装着装置10の作業ヘッド1
3がチップ部品の装着作業をなす作業ステーション14
が形成されている。このコンベア12上にはその一方側
(図1において右側)からプリント基板15が搬送さ
れ、このコンベア12によるプリント基板15の搬送は
前記作業ステーション14内の所定位置で一時的に停止
される。そして、作業時にはこの作業ステーション14
内の所定位置にプリント基板が保持される。この作業ス
テーション14は矩形状となっており、その長手方向は
前記コンベア12の移送方向であるX軸方向に一致して
いる。そして、この作業ステーション14のY軸方向
(コンベア12と直交する方向)の両側にそれぞれ、後
に説明する部品供給部16が、作業ステーション14の
長辺に沿って配置されている。この作業ステーションの
X軸方向両側には、それぞれ、Y軸方向支持部材として
第1の固定レール17と第1の送り装置18、第2の固
定レール17と第2の送り装置18が前記コンベア12
の上方を跨いで設置されている。この第1、第2の送り
装置18はボールねじ装置からなり、それぞれ第1、第
2の駆動手段(駆動モータ)19により歯付きベルト2
0を介してそのねじ軸(送りねじ)21が回転駆動さ
れ、これによって後述の第1、第2のヘッド支持部材2
2がY軸方向へ駆動されるようになる。基台11の上方
には、それぞれ作業ヘッド13をX軸方向に移動可能に
支持する2つのヘッド支持部材22が装備されている。
このヘッド支持部材22は以下のようになっている。す
なわち、ヘッド支持部材22は直線的に形成されたフレ
ーム23と、このフレーム23上に固定されたガイドレ
ール24と、このガイドレール24に平行に設置された
送り装置(送りねじ)25とを有し、このガイドレール
24には取付け板26を介して3つの作業ヘッド13が
垂直方向に向いて支持されている。そして、これらの作
業ヘッド13は各々の所要のチップ部品のピックアップ
作業時、及びプリント基板上へのプレース作業時には図
示しないCPUの指令信号により昇降して所要の作業を
なすものである。これらの作業ヘッド13とこれらを昇
降させる機構及び上記取付け板26によりヘッドユニッ
トが構成され、第1、第2のヘッド支持部材22に第
1、第2のヘッドユニットU1、U2がそれぞれ支持さ
れている。上記第1、第2のヘッド支持部材22の一端
側には第1、第2の送り装置18(なお、第1のヘッド
支持部材の送り装置を第1の送り装置、第2のヘッド支
持部材の送り装置を第2の送り装置という)たるボール
ねじ装置のめねじ部27が設けられており、これが第
1、第2の固定レール17に並行に設置された各送りね
じ21と噛み合って、この各送りねじ21を第1、第2
の駆動手段(駆動モータ)19で回転させることによ
り、各ヘッド支持部材22全体にY軸方向への送りが与
えられる。この第1、第2のヘッド支持部材22に支持
された第1、第2のヘッドユニットU1、U2は、その
取付け板26がガイドレール24に支持されると共に、
このガイドレール24と並行に配置された送りねじ25
にはこの取付け板26に固定して設けたボールねじ装置
のめねじ部が噛み合っており、サーボモータ28による
送りねじ25の回転によってX軸方向に移動可能となっ
ている。したがって、3つづつの作業ヘッド13を有す
る第1、第2のヘッドユニットU1、U2は、それぞ
れ、ヘッド支持部材22の固定レール17方向(Y軸方
向)への移動と、このヘッド支持部材22上のガイドレ
ール24方向(X軸方向)への移動が可能となって、作
業ステーション14の作業領域内での2次元移動がなさ
れる。一方、基台11上に設置された部品供給部16に
は、リールに巻回された供給テープ29に例えば直方体
形状をなすチップ部品を等間隔に収納した形態で多種類
のチップ部品が備えられており、図示しないがこの供給
テープ29の繰り出し端には供給テープ29を間欠的に
送り出すラチェット式の送り機構が組み込まれ、この送
り機構を前記の作業ヘッド13に設けた突子が押圧する
ことにより、作業ヘッド13によるチップ部品のピック
アップ作業が可能となっている。なお、図中、31は吸
着ノズルであり、図示しない真空ポンプに連結されてい
る。また、32は修正アームで、これら修正アーム32
を閉動することによって、吸着ノズル31によって吸着
されたチップ部品の吸着位置の修正を行う。ところで、
第1、第2のヘッド支持部材22は、対称の姿勢で互い
に並列にX軸方向に延びるように配置された状態で、そ
れぞれの両端が第1、第2の固定レール17に支持さ
れ、それぞれ独立にY軸方向に移動可能となっている。
各ヘッド支持部材22に支持されたヘッドユニットU
1、U2は、ヘッド支持部材22のY軸方向の外側、つ
まり両ヘッド支持部材22により挾まれる空間に臨む側
とは反対側に配置されている。これらのヘッド支持部材
22は、2つの送り装置18により個別に駆動される。
これらの送り装置18としてのボールねじ装置は、作業
ステーション14の両側に設置された固定レール17、
17の両外側にそれぞれ配置され、これら各ヘッド支持
部材の一端は1つのすべり軸受(被ガイド部材)33に
よって固定レールに案内、支持され、また各ヘッド支持
部材の他端は2つのすべり軸受(被ガイド部材)33、
33によって固定レールに案内、支持され、2つのすべ
り軸受(被ガイド部材)によって支持された他端は各送
り装置に隣接している。そして、これらのヘッド支持部
材22を高精度に移動し位置決めを行うには、図4に示
すようにこの送りねじ21と固定レール17との間隔a
を小さくすることは、これらヘッド支持部材22に加わ
る送り駆動力による曲げモーメントの低減となり好適で
あるからである。また、この送り駆動力に対抗して各ヘ
ッド支持部材22による位置決め精度を高く維持するた
めには、各固定レール17に対する各ヘッド支持部材2
2のすべり軸受33(被ガイド部材)の間隔bを大きく
することが好ましい。この実施例の配置によれば、送り
ねじ21と固定レール17との間隔を狭小にして、前記
のすべり軸受33の間隔を大きくしても、同一の一組の
固定レール17に2本のヘッド支持部材22を設置して
いることにより、両ヘッド支持部材22による位置決め
精度を良好に維持することができ、さらに、両ヘッド支
持部材22の近寄り間隔を小さくすることができ、各ヘ
ッド支持部材22による作業スペースの拡大が可能であ
る。そして、この実施例のヘッド支持部材22の送り装
置18において、そのねじ軸(送りねじ)21と駆動モ
ータ19とが歯付ベルト20を介して連動することとし
ているので、装置のY軸方向の寸法の割りに作業ステー
ション14のY軸方向寸法を大きくすることができ、ま
た、固定レール17に沿ってねじ軸21を配置する場合
に、駆動モータ19の外形による制限を回避して近接し
て設置することができるので、装置に要求される全体剛
性を低減することが可能となる。また、前記のように作
業ヘッド13がヘッド支持部材22のY軸方向の外側に
配置されていると、各ヘッド支持部材22の作業ヘッド
13の整備を外側方から行うことができて、整備性を向
上することができる。さらに、このチップ部品装着装置
を自動運転する場合に作業をティーチングする必要があ
るが、このティーチング作業時にその作業位置を見易く
することができる。両ヘッド支持部材22のY軸方向の
移動に対しては、次に説明するように駆動手段(駆動モ
ータ)19に具備された検出器の発生パルス数を検知し
て両ヘッド支持部材22間の間隙を20msec毎に監
視するようにして、両ヘッド支持部材22の衝突、干渉
を回避すべく対応している。したがって、この装着装置
10の作業ステーション14における各ヘッドユニット
U1、U2の作業領域は図5に示す如く、それぞれのヘ
ッド支持部材22側に配置された部品供給部16を専用
すると共に、コンベア12上で停止したプリント基板1
5上の部分は両ヘッド支持部材22の共通の作動領域と
して重複している。なお、図5において図示Aは図1で
手前側として描かれた第1のヘッド支持部材22により
支持された第1のヘッドユニットU1の作業ヘッド13
の作業領域を示し、図示Bは第2のヘッド支持部材22
により支持された第2のヘッドユニットU2の作業ヘッ
ド13の作業領域を示す。すなわち、第1のヘッドユニ
ットU1の作業ヘッド13は第1のヘッド支持部材側に
設置された部品供給部16の供給テープ29からチップ
部品を取り上げてプリント基板15上の全域を対象とし
てセットし、第2のヘッドユニットU2の作業ヘッド1
3は第2のヘッド支持部材側に設置された部品供給部1
6から同様にしてプリント基板15上の全域を対象とし
てチップ部品をセットするものである。そして、各ヘッ
ドユニットU1、U2による上記の作業が同時的に、も
しくはある程度の時間的ずれをもって並行して行われる
ことにより、1枚のプリント基板に対するチップ部品の
装着が効率良く行われる。次に、上記の2本のヘッド支
持部材22を互いに衝突、干渉を生じずに移動させるた
め、この実施例は周知の技術により、図示しないCPU
によって制御され適切な作動がなされるようにプログラ
ミング等がなされている。この実施例では、特に以下の
如きタスクをCPUにより行わせることによって、これ
ら2本のヘッド支持部材22の衝突、干渉の回避の完全
を期している。以下に、このタスクの作動を図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、このタスクはこ
の装着装置10の電源の投入と同時に作動を開始するC
UP内のタイマにより、20msec毎に以下のタスク
を繰り返すこととしている。このため、以下に説明する
タスクは、このチップ部品装着装置の運転が手動モード
及び自動モードのいずれによって行われている場合でも
機能しており、装置の運転操作ミスあるいは自動運転プ
ログラムのミスがあってもヘッド支持部材の衝突、干渉
等の発生を防止するようになっている。まず、前記の如
きタイマの指令信号に基づいて、タスクを開始する。 ステップ1 両ヘッド支持部材22のY軸方向位置(図6において
は、Y1、Y2として表示する)とその変化を検知して
両ヘッド支持部材22が接近中であるか否かを判断す
る。これは、両ヘッド支持部材22の駆動モータ19に
はパルス発生器が設けてあるのでそのエンコーダ部分か
らのパルス数の差を検知してCPUにより所定量との比
較を行えばよい。そして、この判断がYESであれば、
ステップ2に進み、NOであればこのタスクを終了す
る。 ステップ2 両ヘッド支持部材22が接近中であると判断されると、
両ヘッド支持部材22がそれぞれ滑らかに減速して停止
し得る位置を計算する。 ステップ3 次いで、ステップ2で計算した両ヘッド支持部材22の
停止位置間隔を計算する。 ステップ4 そして、ステップ3で得た間隔と予め設定した両ヘッド
支持部材22の最小間隔(変更可能に設定できるように
することが好ましい)とを比較して、両ヘッド支持部材
22の衝突、干渉の可能性を予測する。YES(衝突等
の可能性がある場合)にはステップ5に進み、NO(衝
突等の可能性がない場合)であればこのタスクを終了す
る。 ステップ5 前記ステップ4により、衝突等の可能性があると判断し
た場合には、両ヘッド支持部材22、及びこれらヘッド
支持部材22における各作業ヘッド13(この実施例で
は取付け板26で代用することも可能である)の移動に
対して制動し、これらを減速停止して、衝突等の回避を
図りこのタスクを終了する。なお、この場合には、かか
る動作と同時にブザー等により、警報を発するようにし
てもよい。次に、図7により、他の実施例について説明
する。この実施例は、先に説明した実施例と同様に構成
されたものであるが、以下に説明する点についてのみ差
異を有するのでこの差異点についてのみ説明し、その他
の点については先の実施例の該当部分と同一の参照番号
を図上に付与して、詳細な説明を省略する。すなわち、
この実施例においては、固定レール17に横架したヘッ
ド支持部材22に支持されるヘッドユニットU1、U2
が、先に説明した実施例とは逆側(他方のヘッド支持部
材22に面する側)に設置されており、このためにヘッ
ド支持部材22に設ける送り装置25もまた同様に先の
実施例とは逆側に配置されている。これは、作業ヘッド
13をヘッド支持部材22に対してかかる向きに設置す
ることによって、両方のヘッド支持部材に設置された作
業ヘッド間の停止距離を小さくすることができ、他方の
ヘッド支持部材を移動しなくとも作業ヘッドがチップ部
品を設置することができる作業領域を拡大して作業効率
を向上させるためである。 【0007】 【効 果】以上述べたように、この発明は、基台上に形
成された基板搬送路上の所定の基板設置区域内にプリン
ト基板を停止させた状態で、移動可能なヘッドユニット
の作業ヘッドにより、部品供給部からチップ部品をピッ
クアップしてプリント基板に装着するようにしたものに
おいて、互いに独立して移動可能で、個別に駆動される
第1及び第2のヘッドユニットを設け、上記基板設置区
域内に位置する上記プリント基板に対して、上記各ヘッ
ドユニットによる部品装着作業を行うことができる。し
たがって、格別に出力の大きなモータを用いて作業ヘッ
ドの移動速度を高速とせずとも、1枚のプリント基板に
対する部品装着作業の作業効率を向上することができ
る。また、このように格別に出力の大きいモータを用い
ずとも作業効率が向上するから、装置内で生じる力を比
較的小さいものとしておくことができ、また駆動モータ
によるヘッド支持部材への駆動トルクの作用が抑制され
ているために、基台、送り装置等の大型化が抑制され、
上記チップ部品装着装置が比較的小型でありながら、そ
の作業効率を著しく向上させることができる。また、送
り装置と固定レールとを隣接させ、1つのすべり軸受に
よって各ヘッド支持部材の一端を固定レールに支持さ
せ、2つのすべり軸受によって各ヘッド支持部材の他端
を固定レールに支持させ、2つのすべり軸受によって支
持された他端を各送り装置に隣接させたことによって、
各ヘッド支持部材に加わる送り駆動力による曲げモーメ
ントが低減され、このためにヘッド支持部材の固定レー
ルに沿っての起動、停止動作が円滑であり、その停止位
置の位置決め精度を一層高くすることができる。さら
に、本発明のチップ部品装着装置においては、第1、第
2のヘッド支持部材に対する案内、支持機構、駆動機構
が基板搬送路の走行方向に対して対称になるので、同じ
ものを左右反転させた状態で組付けて第1、第2のヘッ
ド支持部材及びこれらに対する案内、支持機構、駆動機
構を構成することができ、したがって、その部品が共通
化され、製造コストが著しく低減される。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の実施例に関するもので、 【図1】チップ部品装着装置のカバーを外した平面図で
ある。 【図2】その正面図である。 【図3】その側面図である。 【図4】ヘッド支持部材の駆動系の平面視の説明図であ
る。 【図5】作業ステーションにおける両ヘッド支持部材の
作業領域説明図である。 【図6】このチップ部品装着装置のヘッド支持部材の衝
突等の回避タスクのフローチャートである。 【図7】他の実施例の図1相当図面である。 【符号の説明】 10・・・チップ部品装着装置 11・・・基台 13・・・作業ヘッド 14・・・作業ステーション 17・・・固定レール(第1の固定レール、第2の固定
レール) 18・・・送り装置(第1の送り装置、第2の送り装
置) 19・・・駆動モータ(第1の駆動手段、第2の駆動手
段) 22・・・ヘッド支持部材(第1のヘッド支持部材、第
2のヘッド支持部材) 24・・・ガイドレール 25・・・送り装置 33・・・被ガイド部材(すべり軸受) U・・・第1のヘッドユニット U・・・第2のヘッドユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.基台上に形成された基板搬送路と、この基板搬送路
    の側方に位置する部品供給部と、部品ピックアップ用の
    作業ヘッドを有して、基台の上方にX、Y平面上で移動
    可能となるように設けられたヘッドユニットと、このヘ
    ッドユニットを駆動する駆動手段とを備え、基板搬送路
    上の所定の基板設置区域内にプリント基板を停止させた
    状態で上記ヘッドユニットの作業ヘッドにより上記部品
    供給部からチッブ部品をピックアップして、そのチップ
    部品をプリント基板に装着するようにしたチップ部品装
    着装置において、 基板搬送路を跨いで設けた互いに平行な第1、第2の固
    定レールと、両端を上記第1、第2の固定レールに走行
    可能に案内、支持された第1のヘッド支持部材と、さら
    に両端を上記第1、第2の固定レールに走行可能に案
    内、支持された第2のヘッド支持部材と、上記第1のヘ
    ッド支持部材を駆動する第1の駆動手段と、上記第2の
    ヘッド支持部材を駆動する第2の駆動手段とを有し、 上記第1、第2のヘッド支持部材にはそれぞれ第1、第
    2のヘッドユニットが取り付けられていて、各ヘッドユ
    ニットは各ヘッド支持部材に沿って移動し、第1のヘッ
    ド支持部材の駆動のための第1の送り装置は上記第1の
    固定レールに隣接して配置され、第2のヘッド支持部材
    の駆動のための第2の送り装置は上記第2の固定レール
    に隣接して配置され、上記各ヘッドユニットを駆動する
    ための各駆動手段は各ヘッド支持部材に沿って配置さ
    れ、 1つの被ガイド部材によって各ヘッド支持部材の一端を
    固定レールに支持させ、2つの被ガイド部材によって同
    ヘッド支持部材の他端を固定レールに支持させ、2つの
    被ガイド部材によって支持された他端を各送り装置に隣
    接させたことを特徴とするチップ部品装着装置。
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