JP2765037B2 - アンテナダイバーシチ受信機 - Google Patents
アンテナダイバーシチ受信機Info
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- JP2765037B2 JP2765037B2 JP1100616A JP10061689A JP2765037B2 JP 2765037 B2 JP2765037 B2 JP 2765037B2 JP 1100616 A JP1100616 A JP 1100616A JP 10061689 A JP10061689 A JP 10061689A JP 2765037 B2 JP2765037 B2 JP 2765037B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアンテナダイバーシチ受信機に関し、特に信
号品質を比較して系統の選択を行うようにしたアンテナ
ダイバーシチ受信機に関する。
号品質を比較して系統の選択を行うようにしたアンテナ
ダイバーシチ受信機に関する。
従来、複数の受信系統を選択して受信を行うアンテナ
ダイバーシチ受信機として、各受信系統のアンテナで受
信した信号の受信レベルを検出して最も受信レベルの高
い系統を選択するように構成したものがある。また、各
受信系統で周波数変換して得られた中間周波信号の出力
を検出して、最も信号レベルの高いものを選択するよう
にしたものも提案されている。
ダイバーシチ受信機として、各受信系統のアンテナで受
信した信号の受信レベルを検出して最も受信レベルの高
い系統を選択するように構成したものがある。また、各
受信系統で周波数変換して得られた中間周波信号の出力
を検出して、最も信号レベルの高いものを選択するよう
にしたものも提案されている。
上述した従来のアンテナダイバーシチ受信機は、常に
受信レベル或いは信号レベルの高い受信系統を選択し
て、その信号の復調及び信号再生を行うこととなってい
るので、受信レベルが高くても信号品質が必ずしも良い
とは限らない場合には、正しい復調,信号再生を行うこ
とができないという問題がある。
受信レベル或いは信号レベルの高い受信系統を選択し
て、その信号の復調及び信号再生を行うこととなってい
るので、受信レベルが高くても信号品質が必ずしも良い
とは限らない場合には、正しい復調,信号再生を行うこ
とができないという問題がある。
即ち、受信レベルが高いにも関わらず信号品質が良く
ない場合とは、多重伝搬路環境下において、直接波に遅
延波が加わって直接波のみのときよりも受信レベルが高
くなったとき、或いは受信すべき送信局の他に干渉を起
こすような送信局が存在した場合において、受信レベル
が高い受信系統に干渉波が多く受信されるとき等が考え
られる。
ない場合とは、多重伝搬路環境下において、直接波に遅
延波が加わって直接波のみのときよりも受信レベルが高
くなったとき、或いは受信すべき送信局の他に干渉を起
こすような送信局が存在した場合において、受信レベル
が高い受信系統に干渉波が多く受信されるとき等が考え
られる。
本発明は正しい復調,信号再生を行うようにしたアン
テナダイバーシチ受信機を提供することを目的とする。
テナダイバーシチ受信機を提供することを目的とする。
本発明のアンテナダイバーシチ受信機は、夫々アンテ
ナ,受信機,復調器,及びヴィタビ復号器を有する複数
の受信系統と、これら受信系統の信号出力を選択するス
イッチと、各ヴィタビ複合器から出力される信号品質と
相関関係のある信号を比較し、最も信号品質の良い受信
系統を選択する選択信号を前記スイッチに出力する比較
器とで構成し、前記信号品質と相関関係のある信号とし
て、パスメトリックの最大値と最小値の差、最大パスメ
トリックとそれ以外の各メトリック差の合計値、最大メ
トリックの増加率、復号データ再符号化系列と受信デー
タ系列との相関のうちのいずれか1つを用いている。
ナ,受信機,復調器,及びヴィタビ復号器を有する複数
の受信系統と、これら受信系統の信号出力を選択するス
イッチと、各ヴィタビ複合器から出力される信号品質と
相関関係のある信号を比較し、最も信号品質の良い受信
系統を選択する選択信号を前記スイッチに出力する比較
器とで構成し、前記信号品質と相関関係のある信号とし
て、パスメトリックの最大値と最小値の差、最大パスメ
トリックとそれ以外の各メトリック差の合計値、最大メ
トリックの増加率、復号データ再符号化系列と受信デー
タ系列との相関のうちのいずれか1つを用いている。
この構成では、各受信系統のヴィタビ復号器から出力
された信号品質と相関関係のある信号を比較器において
比較し、かつスイッチにおける選択を制御することによ
り、最も信号品質の良い受信系統を選択して受信を行う
ことができる。
された信号品質と相関関係のある信号を比較器において
比較し、かつスイッチにおける選択を制御することによ
り、最も信号品質の良い受信系統を選択して受信を行う
ことができる。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のアンテナダイバーシチ受信機の構成
を示すブロック図である。ここでは説明を簡単にするた
めに、2系統の例を示している。
を示すブロック図である。ここでは説明を簡単にするた
めに、2系統の例を示している。
第1の系統のアンテナ1aには受信機2a,復調器3a,ヴィ
タビ復号器4aが順次接続される。同様に第2の系統のア
ンテナ1bには受信機2b,復調器3b,ヴィタビ復号器4bが順
次接続される。
タビ復号器4aが順次接続される。同様に第2の系統のア
ンテナ1bには受信機2b,復調器3b,ヴィタビ復号器4bが順
次接続される。
そして、各系統のヴィタビ復号器4a,4bは、夫々復号
出力出力端子をスイッチ6に接続し、このスイッチ6に
より第1の系統または第2の系統が選択されて受信が行
われるようにしている。また、前記各ヴィタビ復号器4
a,4bの各信号品質出力端子は比較器5に接続し、この比
較器5において、後述するように信号品質と相関のある
信号を比較し、この比較結果に基づいて前記スイッチ6
に選択信号を出力し得るように構成している。
出力出力端子をスイッチ6に接続し、このスイッチ6に
より第1の系統または第2の系統が選択されて受信が行
われるようにしている。また、前記各ヴィタビ復号器4
a,4bの各信号品質出力端子は比較器5に接続し、この比
較器5において、後述するように信号品質と相関のある
信号を比較し、この比較結果に基づいて前記スイッチ6
に選択信号を出力し得るように構成している。
ここで、前記アンテナ1a,1bは、出力信号が略無相関
となるようにλ/4〜λ/3(λは波長)以上離れた複数位
置に設置している。或いは、各々をビーム性の指向性を
有するアンテナで構成して、互いに異なる向きに設置し
ている。
となるようにλ/4〜λ/3(λは波長)以上離れた複数位
置に設置している。或いは、各々をビーム性の指向性を
有するアンテナで構成して、互いに異なる向きに設置し
ている。
この構成によれば、第1の系統及び第2の系統では、
畳込み符号化の行われたディジタル信号を夫々アンテナ
1a,1bを通して受信機2a,2bで受信し、復調器3a,3bで復
調した後、ヴィタビ復号器4a,4bでヴィタビ復号を行
う。
畳込み符号化の行われたディジタル信号を夫々アンテナ
1a,1bを通して受信機2a,2bで受信し、復調器3a,3bで復
調した後、ヴィタビ復号器4a,4bでヴィタビ復号を行
う。
このヴィタビ復号器4a,4bでは、信号品質と相関関係
のある信号(以下、相関信号と言う)として、例えばヴ
ィタビ・アルゴリズムの各ステップでのパスメトリック
の最大値と最小値の差を計算し出力する。復号前の符号
誤りが多い場合には、この相関信号の値(パスメトリッ
クの最大値と最小値の差)は小さくなるという傾向があ
るので、これを信号品質を表す信号として使うことがで
きる。パスメトリック値と信号品質の相関については、
「安田;“ヴィタビ復号による誤り訂正方式の研究"KDD
研究所 研究報告第110号,P90〜P109,1983」に詳細に述
べられている。
のある信号(以下、相関信号と言う)として、例えばヴ
ィタビ・アルゴリズムの各ステップでのパスメトリック
の最大値と最小値の差を計算し出力する。復号前の符号
誤りが多い場合には、この相関信号の値(パスメトリッ
クの最大値と最小値の差)は小さくなるという傾向があ
るので、これを信号品質を表す信号として使うことがで
きる。パスメトリック値と信号品質の相関については、
「安田;“ヴィタビ復号による誤り訂正方式の研究"KDD
研究所 研究報告第110号,P90〜P109,1983」に詳細に述
べられている。
各ヴィタビ復号器4a,4bから出力される相関信号の値
は夫々比較器5に入力され、ここで各相関信号の値をビ
ット毎に、或いはあるブロック毎に分けたときの平均値
をブロック毎に比較し、相関信号の値が最も大きい系統
を選択する。そして、この選択信号をスイッチ6に出力
し、スイッチ6を動作させて第1または第2の系統のい
ずれかを選択し、その系統の復号データを選択する。
は夫々比較器5に入力され、ここで各相関信号の値をビ
ット毎に、或いはあるブロック毎に分けたときの平均値
をブロック毎に比較し、相関信号の値が最も大きい系統
を選択する。そして、この選択信号をスイッチ6に出力
し、スイッチ6を動作させて第1または第2の系統のい
ずれかを選択し、その系統の復号データを選択する。
なお、このときヴィタビ復号器はパスメモリの長さに
応じた遅延をもつので、選択信号の出力もまた復号信号
の遅延に応じて遅延させる必要がある。
応じた遅延をもつので、選択信号の出力もまた復号信号
の遅延に応じて遅延させる必要がある。
したがって、この構成では、相関信号の値が最も大き
い系統を選択して受信を行うため、受信レベルとは関係
なく最も信号品質のよい系統を選択でき、より誤りの少
ない受信が実現できる。
い系統を選択して受信を行うため、受信レベルとは関係
なく最も信号品質のよい系統を選択でき、より誤りの少
ない受信が実現できる。
なお、前記実施例では、相関信号としてパスメトリッ
クの最大値と最小値の差を利用しているが、この相関信
号としては、他に最大メトリックとそれ以外の各メトリ
ックの差の合計値,最大メトリックの増加率,復号デー
タ再符号化系列と受信データ系列との相関等を用いるこ
とができる。
クの最大値と最小値の差を利用しているが、この相関信
号としては、他に最大メトリックとそれ以外の各メトリ
ックの差の合計値,最大メトリックの増加率,復号デー
タ再符号化系列と受信データ系列との相関等を用いるこ
とができる。
また、前記実施例では2つの受信系統で構成している
が、3つ以上の受信系統で構成しても良いことは言うま
でもない。
が、3つ以上の受信系統で構成しても良いことは言うま
でもない。
以上説明したように本発明は、各受信系統のヴィタビ
復号器から出力された相関信号を比較器において比較
し、最も信号品質の良い受信系統を選択して受信を行っ
ているので、電界情報のみでは知ることができなかった
信号品質を知ることができ、より誤りの少ない再生信号
を得ることができる効果がある。
復号器から出力された相関信号を比較器において比較
し、最も信号品質の良い受信系統を選択して受信を行っ
ているので、電界情報のみでは知ることができなかった
信号品質を知ることができ、より誤りの少ない再生信号
を得ることができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の機能ブロック図である。 1a,1b……アンテナ、2a,2b……受信機、3a,3b……復調
器、4a,4b……ヴィタビ復号器、5……比較器、6……
スイッチ。
器、4a,4b……ヴィタビ復号器、5……比較器、6……
スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】夫々アンテナ,受信機,復調器,及びヴィ
タビ復号器を有する複数の受信系統と、これら受信系統
の信号出力を選択するスイッチと、前記各ヴィタビ復号
器から出力される信号品質と相関関係のある信号を比較
し、最も信号品質の良い受信系統を選択する選択信号を
前記スイッチに出力する比較器とを備え、前記信号品質
と相関関係のある信号として、パスメトリックの最大値
と最小値の差、最大パスメトリックとそれ以外の各メト
リック差の合計値、最大メトリックの増加率、復号デー
タ再符号化系列と受信データ系列との相関のうちのいず
れか1つを用いることを特徴とするアンテナダイバーシ
チ受信機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1100616A JP2765037B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | アンテナダイバーシチ受信機 |
US07/493,463 US5157672A (en) | 1989-03-15 | 1990-03-14 | Interference detection apparatus for use in digital mobile communications system |
CA002012120A CA2012120C (en) | 1989-03-15 | 1990-03-14 | Interference detection apparatus for use in digital mobile communications system |
DE69024386T DE69024386T2 (de) | 1989-03-15 | 1990-03-14 | Vorrichtung zur Interferenzdetektion in einem digitalen beweglichen Kommunikationssystem |
EP90302692A EP0388163B1 (en) | 1989-03-15 | 1990-03-14 | Interference detection apparatus for use in digital mobile communications system |
AU51417/90A AU635920B2 (en) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | Interference detection apparatus for use in digital mobile communications system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1100616A JP2765037B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | アンテナダイバーシチ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279029A JPH02279029A (ja) | 1990-11-15 |
JP2765037B2 true JP2765037B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=14278777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1100616A Expired - Fee Related JP2765037B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-04-20 | アンテナダイバーシチ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765037B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021114B2 (ja) * | 2000-09-07 | 2012-09-05 | ソニー株式会社 | 無線中継システム及び方法 |
JP4610248B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2011-01-12 | 京セラ株式会社 | ダイバーシチ方法およびそれを利用した受信装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2693488B2 (ja) * | 1988-06-09 | 1997-12-24 | 株式会社東芝 | ダイバーシチ受信方式 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1100616A patent/JP2765037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02279029A (ja) | 1990-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |