JP2759546B2 - (3s)―3,7―ジメチル―2―メチレン―6―オクテン―1―アール及びその製法並びにこれを含有する香料組成物 - Google Patents
(3s)―3,7―ジメチル―2―メチレン―6―オクテン―1―アール及びその製法並びにこれを含有する香料組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学活性な化合物である次の式(1) (式中、*印は不斉炭素原子を意味する。) で表わされる(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−
6−オクテン−1−アール及びその製法、並びにこの式
(1)の化合物を含有する香料組成物に関する。(3S)
−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−
アールは、優れたシトラス系香気を有する化合物であ
り、これを含有してなる本発明の香料組成物は、各種香
粧品類、芳香剤、その他保健衛生材料等に有効に使用で
きるものである。
6−オクテン−1−アール及びその製法、並びにこの式
(1)の化合物を含有する香料組成物に関する。(3S)
−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−
アールは、優れたシトラス系香気を有する化合物であ
り、これを含有してなる本発明の香料組成物は、各種香
粧品類、芳香剤、その他保健衛生材料等に有効に使用で
きるものである。
一般に不斉な構造を有する生理活性物質のうち有用な
ものは特定の対掌体である場合が多く、例えば医薬、農
薬、フェロモン、食品添加物等の分野では特にその傾向
がある。香料分野においても例外でなく、例えばハッカ
の匂いには(−)−メントール、ヒメウイキョウの匂い
には(+)−カルボン、グレープフルーツの匂いには
(+)−ヌートカトン等が有用であり、これらはいずれ
も他の光学対掌体とは匂いが異なるかあるいは他の光学
対掌体より匂いが強いものである。このような現象の最
近の例としては、α−ヨノン、リナロール、ヒドロキシ
シトロネラール、ローズオキサイド等を挙げることがで
きる〔例えば、日本化学会編;「化学総説(第14巻)味
とにおいの化学」p.170−172(1976)〕。このように、
光学活性な香料化合物の開発は近年になって特に注目さ
れている。
ものは特定の対掌体である場合が多く、例えば医薬、農
薬、フェロモン、食品添加物等の分野では特にその傾向
がある。香料分野においても例外でなく、例えばハッカ
の匂いには(−)−メントール、ヒメウイキョウの匂い
には(+)−カルボン、グレープフルーツの匂いには
(+)−ヌートカトン等が有用であり、これらはいずれ
も他の光学対掌体とは匂いが異なるかあるいは他の光学
対掌体より匂いが強いものである。このような現象の最
近の例としては、α−ヨノン、リナロール、ヒドロキシ
シトロネラール、ローズオキサイド等を挙げることがで
きる〔例えば、日本化学会編;「化学総説(第14巻)味
とにおいの化学」p.170−172(1976)〕。このように、
光学活性な香料化合物の開発は近年になって特に注目さ
れている。
ところで、3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オク
テン−1−アールは、スイートで新鮮な柑橘様、草様の
香気を有することが知られており〔S.Arctander,Perfum
e and Flavor Chemicals,Montclair,モノグラフNo.2009
(1969)〕、例えば、シトロネラール〔3,7−ジメチル
−6−オクテン−1−アール〕に、触媒量あるいはより
多量のジエチルアミンの存在下、ホルムアルデヒド及び
水を反応させることにより得ることができる〔米国特許
第3,463,818号明細書〕。こうして得られる化合物は、
分子内に不斉炭素原子を一つ有するため(+)体と
(−)体の二つの鏡像体の存在が予想されるが、前記明
細書中にはこれについての記載は全くない。しかるとこ
ろ、原料として用いられているシトロネラールは、本出
願人による先の出願の特公昭58−17747号公報、及び更
に研究を重ねた特公昭62−51945号公報等に記載の方法
により初めて(+)体と(−)体が個々に工業的に合成
されるようになったものであり、それ以前に従来より市
販されているものは、ラセミ体としての合成品か天然の
シトラネラ油等から得られる光学純度が約80〜85%eeの
(+)体のものであるので、上記合成法で得られる化合
物は、ラセミ体であるかまたは(+)体である(3S)−
3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−ア
ールのどちらかである。
テン−1−アールは、スイートで新鮮な柑橘様、草様の
香気を有することが知られており〔S.Arctander,Perfum
e and Flavor Chemicals,Montclair,モノグラフNo.2009
(1969)〕、例えば、シトロネラール〔3,7−ジメチル
−6−オクテン−1−アール〕に、触媒量あるいはより
多量のジエチルアミンの存在下、ホルムアルデヒド及び
水を反応させることにより得ることができる〔米国特許
第3,463,818号明細書〕。こうして得られる化合物は、
分子内に不斉炭素原子を一つ有するため(+)体と
(−)体の二つの鏡像体の存在が予想されるが、前記明
細書中にはこれについての記載は全くない。しかるとこ
ろ、原料として用いられているシトロネラールは、本出
願人による先の出願の特公昭58−17747号公報、及び更
に研究を重ねた特公昭62−51945号公報等に記載の方法
により初めて(+)体と(−)体が個々に工業的に合成
されるようになったものであり、それ以前に従来より市
販されているものは、ラセミ体としての合成品か天然の
シトラネラ油等から得られる光学純度が約80〜85%eeの
(+)体のものであるので、上記合成法で得られる化合
物は、ラセミ体であるかまたは(+)体である(3S)−
3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−ア
ールのどちらかである。
また、(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−
オクテン−1−アールについては、他の合成法、例えば
次の反応式に従って、 第1級アルコールより2−メチレンアルデヒドを合成す
る一例として、(+)−シトロネロール〔(3S)−3,7
−ジメチル−6−オクテン−1−オール〕から得る方法
〔S.TAKANOら;CHEMISTRY LETTERS.,(7),p.1283−128
4(1989)〕、ある種のアルカロイドの中間体を合成す
る過程において、(R)−(+)−プレゴンから誘導し
た(+)−シトロネラールをヨウ化N,N−ジメチルメチ
レンアンモニウム〔H2C=N(CH3)2 +I-〕でアルキル化
し、得られるアミンをヨウ化メチルで第4級アンモニウ
ム塩とし、塩基で処理して得る方法〔J.D.Whiteら;Tetr
ahedron Letters,29,(18),p.2139−2142(1988)〕
が報告されている。しかしながら、これまで、(+)体
である(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールを単離したり、これを合成してその
香気、性状等を確認した例は見当たらないし、ましてそ
の香料としての特性についての報告は全くされていな
い。
オクテン−1−アールについては、他の合成法、例えば
次の反応式に従って、 第1級アルコールより2−メチレンアルデヒドを合成す
る一例として、(+)−シトロネロール〔(3S)−3,7
−ジメチル−6−オクテン−1−オール〕から得る方法
〔S.TAKANOら;CHEMISTRY LETTERS.,(7),p.1283−128
4(1989)〕、ある種のアルカロイドの中間体を合成す
る過程において、(R)−(+)−プレゴンから誘導し
た(+)−シトロネラールをヨウ化N,N−ジメチルメチ
レンアンモニウム〔H2C=N(CH3)2 +I-〕でアルキル化
し、得られるアミンをヨウ化メチルで第4級アンモニウ
ム塩とし、塩基で処理して得る方法〔J.D.Whiteら;Tetr
ahedron Letters,29,(18),p.2139−2142(1988)〕
が報告されている。しかしながら、これまで、(+)体
である(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールを単離したり、これを合成してその
香気、性状等を確認した例は見当たらないし、ましてそ
の香料としての特性についての報告は全くされていな
い。
3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−
アールの骨格である2−メチレンアルデヒドの製法とし
ては、マンニッヒ反応の名前で知られている、アンモニ
アもしくは第1または第2級アミンの塩酸塩とホルムア
ルデヒド及び反応性水素原子を含有する化合物とを反応
させる方法;カルボニル基に対してα位にCH2基を有す
るアルデヒドとホルムアルデヒドの混合物を第1または
第2級アミンの強酸塩と反応させる方法〔米国特許第2,
518,416号明細書〕、アンモニウム塩の存在下、脂肪族
アルデヒドをホルムアルデヒドと縮合させる方法〔米国
特許第2,639,295号明細書〕が知られているが、いずれ
もアミンの塩またはアンモニウム塩を用いる方法であ
る。更に、触媒量の特定のエナミンの存在下、特定のア
ルデヒドとホルムアルデヒドをモル比1:1で反応させる
方法〔特開昭55−87735号公報〕が提案されている。こ
こでは、エナミンを触媒として用いており、エナミンと
ホルムアルデヒドの反応については、ビニルアミンとホ
ルムアルデヒドの結合の遷移状態についての研究がされ
ており、安定なイミノアルコールが得られるとの報告が
ある〔A.Sevinら;Journal of Organic Chemistry,52,
(25),p.5611−5615(1987)〕。
アールの骨格である2−メチレンアルデヒドの製法とし
ては、マンニッヒ反応の名前で知られている、アンモニ
アもしくは第1または第2級アミンの塩酸塩とホルムア
ルデヒド及び反応性水素原子を含有する化合物とを反応
させる方法;カルボニル基に対してα位にCH2基を有す
るアルデヒドとホルムアルデヒドの混合物を第1または
第2級アミンの強酸塩と反応させる方法〔米国特許第2,
518,416号明細書〕、アンモニウム塩の存在下、脂肪族
アルデヒドをホルムアルデヒドと縮合させる方法〔米国
特許第2,639,295号明細書〕が知られているが、いずれ
もアミンの塩またはアンモニウム塩を用いる方法であ
る。更に、触媒量の特定のエナミンの存在下、特定のア
ルデヒドとホルムアルデヒドをモル比1:1で反応させる
方法〔特開昭55−87735号公報〕が提案されている。こ
こでは、エナミンを触媒として用いており、エナミンと
ホルムアルデヒドの反応については、ビニルアミンとホ
ルムアルデヒドの結合の遷移状態についての研究がされ
ており、安定なイミノアルコールが得られるとの報告が
ある〔A.Sevinら;Journal of Organic Chemistry,52,
(25),p.5611−5615(1987)〕。
近年、各種香粧品類、芳香剤、その他保健衛生材料等
の多様化に伴い、これらに用いる香料として従来にない
新しい需要が高まり、拡散性の強いユニークな香気を有
し嗜好性の高い香料物質の開発が要求されている。特に
香料の中でも最も需要の多いシトラス系香料組成物に関
して、差別化できる新しい香料素材の開発が望まれてき
ている。
の多様化に伴い、これらに用いる香料として従来にない
新しい需要が高まり、拡散性の強いユニークな香気を有
し嗜好性の高い香料物質の開発が要求されている。特に
香料の中でも最も需要の多いシトラス系香料組成物に関
して、差別化できる新しい香料素材の開発が望まれてき
ている。
従って、本発明の目的は、前記需要を満足するシトラ
ス系香料の新素材となり得る化合物を提供すること、及
びこれを含有する香料組成物を提供することにある。
ス系香料の新素材となり得る化合物を提供すること、及
びこれを含有する香料組成物を提供することにある。
本発明者らは上記実情に鑑み、従来より、柑橘様、草
様の香気を有することが知られている3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールの光学活性体
について鋭意研究を行った結果、(+)体である(3S)
−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−
アールを純粋な形で取得することに成功し、しかも、こ
れによって、(−)体である(3S)−3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールの香気や、や
や粗いシトロネラール様であり、香料として平凡である
のに対し、(+)体の香気は非常に新鮮でクリーンなベ
ルガモット様のシトラス系の香気であり、シトラス系香
料組成物の有効成分として、あるいは変調剤として非常
に有用であることを知見し、本発明を完成した。
様の香気を有することが知られている3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールの光学活性体
について鋭意研究を行った結果、(+)体である(3S)
−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−
アールを純粋な形で取得することに成功し、しかも、こ
れによって、(−)体である(3S)−3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールの香気や、や
や粗いシトロネラール様であり、香料として平凡である
のに対し、(+)体の香気は非常に新鮮でクリーンなベ
ルガモット様のシトラス系の香気であり、シトラス系香
料組成物の有効成分として、あるいは変調剤として非常
に有用であることを知見し、本発明を完成した。
本発明の(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6
−オクテン−1−アール(1)は、例えば次の反応式に
従って、(3S)−N,N−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6
−オクタジエニルアミン(2)にホルムアルデヒドまた
はホルムアルデヒド形成性化合物を反応させることによ
り製造される。
−オクテン−1−アール(1)は、例えば次の反応式に
従って、(3S)−N,N−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6
−オクタジエニルアミン(2)にホルムアルデヒドまた
はホルムアルデヒド形成性化合物を反応させることによ
り製造される。
(式中、*印は不斉炭素原子を意味する。) 本発明方法の原料化合物である(3S)−N,N−ジエチ
ル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミン(1)
は、雲林らの方法によって、ゲラニルジエチルアミンを
ロジウム錯体触媒を用いて異性化することにより高い光
学純度のものとして得ることができ、これは(−)−シ
トロネラール及び(−)−シトロネロールの合成中間体
として工業的に多量に生産されている〔H.Kumobayashi
ら;Journal of the American Chemical Society,100,
(12),p.1949−3950(1978)、K.Tanら;Angewandte Ch
emie International Edition in English,24,(3),
p.217−249(1985)、特公昭62−51945号公報〕。
ル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミン(1)
は、雲林らの方法によって、ゲラニルジエチルアミンを
ロジウム錯体触媒を用いて異性化することにより高い光
学純度のものとして得ることができ、これは(−)−シ
トロネラール及び(−)−シトロネロールの合成中間体
として工業的に多量に生産されている〔H.Kumobayashi
ら;Journal of the American Chemical Society,100,
(12),p.1949−3950(1978)、K.Tanら;Angewandte Ch
emie International Edition in English,24,(3),
p.217−249(1985)、特公昭62−51945号公報〕。
本発明方法において、エナミン(2)に対するホルム
アルデヒドの量は、エナミンに対して1当量以上用いれ
ばよいが、特に1.1〜1.5当量用いるのが好ましい。ホル
ムアルデヒドは水溶液として用いるのが好ましいが、そ
の濃度は、5〜65%の範囲であれば反応は進行するが、
経済的には30〜40%の濃度とするのが好ましい。また、
ホルムアルデヒドの代わり一定の条件下にホルムアルデ
ヒドを形成する化合物を使用することもでき、かかる化
合物としては、例えばホルムアルデヒドの縮合生成物、
例えばパラホルムアルデヒド等が挙げられる。
アルデヒドの量は、エナミンに対して1当量以上用いれ
ばよいが、特に1.1〜1.5当量用いるのが好ましい。ホル
ムアルデヒドは水溶液として用いるのが好ましいが、そ
の濃度は、5〜65%の範囲であれば反応は進行するが、
経済的には30〜40%の濃度とするのが好ましい。また、
ホルムアルデヒドの代わり一定の条件下にホルムアルデ
ヒドを形成する化合物を使用することもでき、かかる化
合物としては、例えばホルムアルデヒドの縮合生成物、
例えばパラホルムアルデヒド等が挙げられる。
エナミン(2)とホルムアルデヒドまたはホルムアル
デヒド形成性化合物の反応温度に関しては、20〜100℃
で反応は進行するが、収率の面からは、特に65〜90℃の
反応温度とするが好ましい。反応時間に関しては、反応
温度に応じて適宜決めればよいが、特に2〜8時間とす
るのが好ましい。
デヒド形成性化合物の反応温度に関しては、20〜100℃
で反応は進行するが、収率の面からは、特に65〜90℃の
反応温度とするが好ましい。反応時間に関しては、反応
温度に応じて適宜決めればよいが、特に2〜8時間とす
るのが好ましい。
前記条件下にて、エナミン(2)とホルムアルデヒド
またはホルムアルデヒド形成性化合物を好ましくは撹拌
下反応させ、反応終了後、洗浄、濃縮、蒸留等の手段に
より精製を行い、目的とする(3S)−3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールを得ることが
できる。
またはホルムアルデヒド形成性化合物を好ましくは撹拌
下反応させ、反応終了後、洗浄、濃縮、蒸留等の手段に
より精製を行い、目的とする(3S)−3,7−ジメチル−
2−メチレン−6−オクテン−1−アールを得ることが
できる。
なお、本発明方法の反応は、原料として(3R)−N,N
−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミ
ンを用いることによって、本発明に係る化合物と光学対
掌体である(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6
−オクテン−1−アールを製造する場合にも応用するこ
とができる。
−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミ
ンを用いることによって、本発明に係る化合物と光学対
掌体である(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6
−オクテン−1−アールを製造する場合にも応用するこ
とができる。
本発明の(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6
−オクテン−1−アールは、意外にも、従来の(−)体
である(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールとはかなり異なった香気を有してい
る。すなわち、(−)体及びラセミ体はやや粗いシトロ
ネラール様の香気であり、香料として平凡であるのに対
して、(+)体である(3S)−3,7−ジメチル−2−メ
チレン−6−オクテン−1−アールは非常に新鮮でクリ
ーンなベルガモット様のシトラス系の香気であり、これ
を配合することにより拡散性及び保留性が強く、新鮮で
嗜好性の高い香気付与剤あるいは香気改良補強剤の香料
組成物を提供することができる。なお、本発明香料組成
物への(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールの配合量は特に限定されないが、0.
1〜50重量%、特に1〜20重量%が好ましい。
−オクテン−1−アールは、意外にも、従来の(−)体
である(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールとはかなり異なった香気を有してい
る。すなわち、(−)体及びラセミ体はやや粗いシトロ
ネラール様の香気であり、香料として平凡であるのに対
して、(+)体である(3S)−3,7−ジメチル−2−メ
チレン−6−オクテン−1−アールは非常に新鮮でクリ
ーンなベルガモット様のシトラス系の香気であり、これ
を配合することにより拡散性及び保留性が強く、新鮮で
嗜好性の高い香気付与剤あるいは香気改良補強剤の香料
組成物を提供することができる。なお、本発明香料組成
物への(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アールの配合量は特に限定されないが、0.
1〜50重量%、特に1〜20重量%が好ましい。
また、本発明香料組成物には、通常使用される調合香
料を配合することができる。
料を配合することができる。
このようにして得られる香料組成物は、このものを香
気成分として含有する各種香粧品類、芳香剤、その他保
健衛生材料等を提供することができる。すなわち、香
水、コロン類;シャンプー、リンス類;ヘアトニック、
ヘアクリーム、ポマード等の毛髪用化粧料基剤;白粉、
口紅、その他の化粧料基剤;化粧用洗剤基剤、石鹸、皿
洗い洗剤、洗濯用洗剤、消毒用洗剤、防臭洗剤等の洗浄
剤;歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔用組成物;ソフ
トナー類、室内芳香剤やファーニチュアケアー、消毒
剤、殺虫剤、漂白剤、トイレットペーパー、溶剤、医薬
品の服用を容易にするための賦香剤等にそのユニークな
香気を付与できる適当量を配合してその商品価値を高め
ることができる。
気成分として含有する各種香粧品類、芳香剤、その他保
健衛生材料等を提供することができる。すなわち、香
水、コロン類;シャンプー、リンス類;ヘアトニック、
ヘアクリーム、ポマード等の毛髪用化粧料基剤;白粉、
口紅、その他の化粧料基剤;化粧用洗剤基剤、石鹸、皿
洗い洗剤、洗濯用洗剤、消毒用洗剤、防臭洗剤等の洗浄
剤;歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔用組成物;ソフ
トナー類、室内芳香剤やファーニチュアケアー、消毒
剤、殺虫剤、漂白剤、トイレットペーパー、溶剤、医薬
品の服用を容易にするための賦香剤等にそのユニークな
香気を付与できる適当量を配合してその商品価値を高め
ることができる。
次に、実施例を示して本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 (3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン
−1−アールの製造 コンデンサー、温度計、滴下ロート、ふきこみ管及び
撹拌装置のついた500mlの4口フラスコに、(3S)−N,N
−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミ
ン500g(2.4モル)〔高砂香料工業株式会社製、▲
〔α〕25 D▼=+47.46゜,光学純度=98%ee,ガスクロ
マトグラフィーにおける純度=99.9%〕を入れ、加熱し
85℃とし、同温度で撹拌しながら市販の35%ホルムアル
デヒド水溶液286g(ホルムアルデヒド3.3モル)を1時
間かけて滴下した。その後、同温度で6時間撹拌を続け
て反応を完結させた。反応液を5℃に冷却した後、10%
硫酸溶液1170gとトルエン100gを加え水洗、分液し、得
られた有機層を更に10%硫酸水溶液170g、飽和重曹水44
0g、及び飽和食塩水440gでおのおの一回洗浄後、分液し
た。有機層を減圧下エバポレーターにて濃縮し、無色の
濃縮油379gを得た。濃縮油379gを40cmへリパック充填蒸
留器にて精密蒸留し、目的とする(3S)−3,7−ジメチ
ル−2−メチレン−6−オクテン−1−アール302g(収
率76%)〔沸点=44℃/1mmHg,▲〔α〕25 D▼=+11.44
゜,ガスクロマトグラフィーにおける純度=99.8%〕を
得た。このものの物性値は以下のとおりであった。
−1−アールの製造 コンデンサー、温度計、滴下ロート、ふきこみ管及び
撹拌装置のついた500mlの4口フラスコに、(3S)−N,N
−ジエチル−3,7−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミ
ン500g(2.4モル)〔高砂香料工業株式会社製、▲
〔α〕25 D▼=+47.46゜,光学純度=98%ee,ガスクロ
マトグラフィーにおける純度=99.9%〕を入れ、加熱し
85℃とし、同温度で撹拌しながら市販の35%ホルムアル
デヒド水溶液286g(ホルムアルデヒド3.3モル)を1時
間かけて滴下した。その後、同温度で6時間撹拌を続け
て反応を完結させた。反応液を5℃に冷却した後、10%
硫酸溶液1170gとトルエン100gを加え水洗、分液し、得
られた有機層を更に10%硫酸水溶液170g、飽和重曹水44
0g、及び飽和食塩水440gでおのおの一回洗浄後、分液し
た。有機層を減圧下エバポレーターにて濃縮し、無色の
濃縮油379gを得た。濃縮油379gを40cmへリパック充填蒸
留器にて精密蒸留し、目的とする(3S)−3,7−ジメチ
ル−2−メチレン−6−オクテン−1−アール302g(収
率76%)〔沸点=44℃/1mmHg,▲〔α〕25 D▼=+11.44
゜,ガスクロマトグラフィーにおける純度=99.8%〕を
得た。このものの物性値は以下のとおりであった。
1H−NMR(CDCl3)δppm:1.06(d,3H),1.39(m,1H),
1.53(m,1H),1.56(s,3H),1.67(s,3H),1.93(m,2
H),2.70(m,1H),5.07(m,1H),5.98(s,1H),6.22
(s,1H),9.53(s,1H) MS(m/e値);166(M+,22),151(21),133(10),124
(21),109(100),95(34),81(36),70(65),55(8
8),41(81),29(6) 参考例1 (3R)−N,N−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミン
〔高砂香料工業株式会社製。(+)−シトロネラール及
び(−)−メントールの合成中間体。▲〔α〕25 D▼=
−47.46゜,光学純度=98%ee,ガスクロマトグラフィー
における純度=99.9%〕を用いて実施例1と同様の方法
により(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アール〔▲〔α〕25 D▼=−11.44゜,ガス
クロマトグラフィーにおける純度=99.8%〕を得た。
1.53(m,1H),1.56(s,3H),1.67(s,3H),1.93(m,2
H),2.70(m,1H),5.07(m,1H),5.98(s,1H),6.22
(s,1H),9.53(s,1H) MS(m/e値);166(M+,22),151(21),133(10),124
(21),109(100),95(34),81(36),70(65),55(8
8),41(81),29(6) 参考例1 (3R)−N,N−ジメチル−1,6−オクタジエニルアミン
〔高砂香料工業株式会社製。(+)−シトロネラール及
び(−)−メントールの合成中間体。▲〔α〕25 D▼=
−47.46゜,光学純度=98%ee,ガスクロマトグラフィー
における純度=99.9%〕を用いて実施例1と同様の方法
により(3R)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オ
クテン−1−アール〔▲〔α〕25 D▼=−11.44゜,ガス
クロマトグラフィーにおける純度=99.8%〕を得た。
実施例2 香料組成物 実施例1にて製造した(3S)−3,7−ジメチル−2−
メチレン−6−オクテン−1−アール〔以下「(3S)
体」という〕を用い、下記処方の嗜好性の高いフーゼア
タイプの男性フレグランス用香料組成物を調製した。同
様に比較例として、前記参考例1にて得た(3R)−3,7
−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−アール
〔以下「(3R)体」という〕(比較例1)、及び(3S)
体:(3R)体=1:1の混合物〔以下「ラセミ体」とい
う〕(比較例2)を含む香料組成物を調製した。得られ
た3種の香料組成物について10人の専門パネラーにより
嗜好性テストを行った。その結果10人全員が本発明の
(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン
−1−アールを含有した香料組成物が新鮮で天然らしさ
があり、好きであると答えた。なお配合量は重量部で示
した。
メチレン−6−オクテン−1−アール〔以下「(3S)
体」という〕を用い、下記処方の嗜好性の高いフーゼア
タイプの男性フレグランス用香料組成物を調製した。同
様に比較例として、前記参考例1にて得た(3R)−3,7
−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン−1−アール
〔以下「(3R)体」という〕(比較例1)、及び(3S)
体:(3R)体=1:1の混合物〔以下「ラセミ体」とい
う〕(比較例2)を含む香料組成物を調製した。得られ
た3種の香料組成物について10人の専門パネラーにより
嗜好性テストを行った。その結果10人全員が本発明の
(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オクテン
−1−アールを含有した香料組成物が新鮮で天然らしさ
があり、好きであると答えた。なお配合量は重量部で示
した。
実施例3 香料組成物 実施例1にて製造した(3S)−3,7−ジメチル−2−
メチレン−6−オクテン−1−アールを用い、下記処方
の嗜好性の高いラベンダータイプの石鹸用香料組成物を
調製した。
メチレン−6−オクテン−1−アールを用い、下記処方
の嗜好性の高いラベンダータイプの石鹸用香料組成物を
調製した。
処方 重量部 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6, 7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ− γ−2−ベンゾピラン 200 サリチル酸アリル 40 アニスアルデヒド 10 クマリン 130 ゲラニウム油 60 (−)−シトロネロール 30 ラバンジン油 160 酢酸リナリル 50 リナロール 30 パチュリ油 80 フェニルエチルアルコール 30 イソボルニルシクロヘキサノール 40 (3S)−3,7−ジメチル−2− メチレン−6−オクテン−1−アール 100 計 1000 〔発明の効果〕 本発明によれば、工業的に有用な光学活性な化合物で
ある(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オク
テン−1−アールを、容易に入手可能な原料を用いて、
単純な工程でしかも高収率、低コストで得ることができ
る。そして、本発明の(3S)−3,7−ジメチル−2−メ
チレン−6−オクテン−1−アールを含有する香料組成
物は拡散性及び保留性が強く、新鮮で嗜好性が高い等の
優れた香気を有するので、各種香粧品類、芳香剤、その
他保健衛生材料等の広い分野に有効に用いることができ
る。
ある(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−6−オク
テン−1−アールを、容易に入手可能な原料を用いて、
単純な工程でしかも高収率、低コストで得ることができ
る。そして、本発明の(3S)−3,7−ジメチル−2−メ
チレン−6−オクテン−1−アールを含有する香料組成
物は拡散性及び保留性が強く、新鮮で嗜好性が高い等の
優れた香気を有するので、各種香粧品類、芳香剤、その
他保健衛生材料等の広い分野に有効に用いることができ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】次の式(1) (式中、*印は不斉炭素原子を意味する。) で表わされる(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−
6−オクテン−1−アール。 - 【請求項2】(3S)−N,N−ジエチル−3,7−ジメチル−
1,6−オクタジエニルアミンにホルムアルデヒドまたは
ホルムアルデヒド形成性化合物を反応させることを特徴
とする次の式(1) (式中、*印は不斉炭素原子を意味する。) で表わされる(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−
6−オクテン−1−アールの製法。 - 【請求項3】次の式(1) (式中、*印は不斉炭素原子を意味する。) で表わされる(3S)−3,7−ジメチル−2−メチレン−
6−オクテン−1−アールを含有することを特徴とする
香料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13110790A JP2759546B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | (3s)―3,7―ジメチル―2―メチレン―6―オクテン―1―アール及びその製法並びにこれを含有する香料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13110790A JP2759546B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | (3s)―3,7―ジメチル―2―メチレン―6―オクテン―1―アール及びその製法並びにこれを含有する香料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426646A JPH0426646A (ja) | 1992-01-29 |
JP2759546B2 true JP2759546B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=15050145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13110790A Expired - Fee Related JP2759546B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | (3s)―3,7―ジメチル―2―メチレン―6―オクテン―1―アール及びその製法並びにこれを含有する香料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759546B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2762873T3 (es) | 2012-03-29 | 2020-05-26 | Translate Bio Inc | Lípidos catiónicos ionizables |
MX2019001393A (es) | 2016-08-04 | 2019-07-01 | Basf Se | 1-hidroximetil-1,2,2,6-tetrametil-ciclohexano y sus derivados y su uso como productos quimicos aromaticos. |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP13110790A patent/JP2759546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426646A (ja) | 1992-01-29 |
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