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JP2759199B2 - 面付け頁データ処理装置 - Google Patents

面付け頁データ処理装置

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Publication number
JP2759199B2
JP2759199B2 JP35412092A JP35412092A JP2759199B2 JP 2759199 B2 JP2759199 B2 JP 2759199B2 JP 35412092 A JP35412092 A JP 35412092A JP 35412092 A JP35412092 A JP 35412092A JP 2759199 B2 JP2759199 B2 JP 2759199B2
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JP
Japan
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JP35412092A
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孝則 木谷
一征 松岡
郁夫 大澤
和也 市橋
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP35412092A priority Critical patent/JP2759199B2/ja
Priority to EP93120148A priority patent/EP0602605A3/en
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • G06F40/114Pagination
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版において使用され
る自動面付け装置に関し、特に、新たなページ挿入に対
しても容易に面付けの変更を行なうことのできる面付け
頁データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1枚だけの印刷物ではなく、2枚以上の
印刷物を綴じた雑誌、書籍等(これを頁物と呼ぶ)で
は、4頁、8頁、16頁等の多数頁を1枚の用紙に印刷
し、これを1頁の大きさまで折り畳み、綴じた上、裁断
して仕上げる。この多数頁の集合体である1枚の印刷物
(これを大頁と呼ぶ)では、折り畳んだ後に各頁が順番
に並ぶようになっているため、図10(4面付けの場
合)に示すように、見かけ上は1、2、3、…の各頁番
号(ノンブル)が順番通りには並んでいない。この頁配
置(面付けパターン)は、折り方、及び、本が右開きで
あるか左開きであるかに依存し、また、各頁の上下(天
地)も折り方等に従って適切な向きに配置しなければな
らない。従って、自動面付け装置では、各頁内における
文字、絵柄等のレイアウトを行なう機能と共に、各種条
件が与えられたときに、大頁内における各頁のレイアウ
ト(面付け)を自動的に行なう機能を備えている。
【0003】例えば、簡易な自動面付け装置として最近
広く用いられているパーソナルコンピュータ、マッキン
トッシュ(米国アップル社製)には、インポストリップ
(カナダ、アルティメート・テクノロジー社製)という
面付けソフトウェアが開発されており、これには、ポス
トスクリプト(米国アドビシステム社の商標名)形式で
記述された頁データを用意した上で4面付け、8面付け
等の条件を指定すると、自動的に大頁の面付けを行なう
機能が備えられている。
【0004】頁レイアウトの際に問題となるのは、見開
き頁である。見開き頁とは、本を開いたときに左右両頁
にまたがって連続した構成として作成される頁(面)の
ことであり、これは必ず偶数頁とその次の奇数頁(本の
頁付けの方法によっては奇数頁とその次の偶数頁)に割
り付けなければならない。誤って奇数頁とその次の偶数
頁に割り付けてしまうと、連続構成が1枚の用紙の表と
裏に別れてしまい、意味をなさない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動面付け装置
(例えば、上記のインポストリップを搭載したマッキン
トッシュ)では、1頁内に収まる頁データについては自
動的に大頁への面付を行なう機能を有していたが、見開
き頁については、操作者が手動で頁データを左右頁に振
り分け、手動で各頁が偶数頁とその次の奇数頁となるよ
うに割り付けを行なう必要があった。このような操作は
それ自体が面倒であるとともに、特に、一旦面付けが終
了した後に、途中に頁を挿入する必要が出てきたとき、
再度、それ以降にある見開き頁について面付けをやり直
さなければならないという問題がある。
【0006】なお、特開平4−136848号公報に
は、見開きを考慮した自動面付装置が開示されている
が、これは上記のような頁挿入時の自動再配置について
は述べられていない。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、頁挿入
に対して容易に対処することができ、特に、見開き頁も
自動的に処理して正しく面付けを行なうことのできる面
付け頁データ処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る面付け頁データ処理装置は、 a)頁データが、所定の1頁の枠内に割り付けるべき通常
頁データである、或いは、見開きの2頁に割り付けるべ
き見開き頁データである、のいずれであるかを判定する
見開き属性判定手段と、 b)作成しようとする頁物印刷物の頁番号を与えられたと
き、該頁番号の頁が、見開きの左側の頁である、或い
は、見開きの右側の頁である、のいずれであるかを判定
する左右属性判定手段と、 c)指定された頁以降の頁に割り付けられた頁データを順
に後ろに移動させる頁データ移動手段と、 d)指定された頁について頁データを読み込み、見開き属
性判定手段に該頁データを、また、左右属性判定手段に
該指定頁を、それぞれ判定させ、両判定結果に従って、
該頁データが通常頁データの場合にはそのまま該指定頁
に割り付け、見開き頁データの場合には、該指定頁及び
それと対になる見開きの他方の頁にそれぞれ頁データの
対応する部分を割り付け、既存の頁データを頁データ移
動手段により後ろに移動させる頁データ割付手段と、 e)印刷物の全頁にわたり、1頁ずつ頁番号を指定し、頁
データ割付手段に各頁の割り付けを行なわせる頁進行管
理手段と、を備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】最初に頁物の印刷物の面付けを行なうとき、頁
進行管理手段は、印刷物の全頁にわたり、1頁ずつ頁番
号を指定し、頁データ割付手段に次のような処理を行な
わせる。頁データ割付手段は、まず、指定された頁番号
の頁に割り付けるべき頁データを読み込む。次に、見開
き属性判定手段に、この頁データが、所定の1頁の枠内
に割り付けるべき通常頁データである、或いは、見開き
の2頁に割り付けるべき見開き頁データである、のいず
れであるかを判定させる。また、左右属性判定手段に、
指定された頁番号の頁が、見開きの左側の頁である、或
いは、見開きの右側の頁である、のいずれであるかを判
定させる。これら両判定結果に基づき、読み込んだ頁デ
ータが通常頁データである場合には、そのまま指定され
た頁番号の頁に割り付ける。読み込んだ頁データが見開
き頁データである場合には、指定頁番号の頁、及び、そ
れと対になる見開きの他方の頁に、それぞれ頁データの
対応する部分を割り付ける。このとき、他方の頁に既に
頁データが存在している場合には、頁データ移動手段に
より、その頁及びそれ以降の頁の頁データを順次後ろに
移動させる。指定頁についての頁データ割付手段の処理
が終了した後は、頁進行管理手段は次の頁の頁番号を指
定し、頁データ割付手段に同様の処理を行なわせる。こ
うして、作成しようとする印刷物の全ての頁について頁
データの割り付けが終了すると、面付けが完了する。
【0010】このようにして一旦面付けが終了した後、
途中の頁に頁データを挿入或いは削除する必要が出てき
たときでも、それらの更新する頁の頁番号を頁進行管理
手段に与えることにより、頁進行管理手段は、その頁以
降の各頁について頁データ割付手段に上記処理を行なわ
せ、正しい再面付けを自動的に行なうことができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例である面付け頁データ処理
装置(CEPS)を図により説明する。本実施例の面付
け頁データ処理装置は図1に示すように、CPU14、
ROM15、RAM16、ハードディスク等の外部記憶
装置11、キーボード等の入力装置12、レコーダ等の
出力装置13、及び、CRT等の表示装置17を備えた
コンピュータであり、予めROM15に格納された、或
いは、外部記憶装置11から内部記憶装置であるRAM
16にロードされるプログラムにより、面付け頁データ
処理装置として動作する。
【0012】本実施例の面付け頁データ処理装置が印刷
物(雑誌、書籍等)の面付けを行なう場合、上記各種プ
ログラムの作用によりCPU14は図2に示すように、
各処理段階に応じて、ジョブファイル作成手段21、面
付けパターン作成手段22、頁進行管理手段23、ジョ
ブデータ作成手段24、見開き属性判定手段26、左右
属性判定手段27、頁データ移動手段28、頁位置記憶
手段29、及び、頁データ記憶手段30等として動作す
る。CPU14により実現されるこれらの各手段は、1
つの印刷物の面付け処理(ジョブ)を行なう場合、外部
記憶装置(ハードディスク等)11又は内部記憶装置
(RAM等)16により構成される作業用データ記憶手
段25(新たに追加・挿入される頁内の絵柄や図形のレ
イアウトを記述した頁データと、それら絵柄や図形等の
データを記憶する手段)とともに、次のように動作す
る。
【0013】まず、ジョブファイル作成手段21が1つ
のジョブに対して1つのジョブファイルを作成する。ジ
ョブファイルには、ジョブ名、最大出力サイズ、面付け
パターン(綴じ方、面付け数と各頁配置等)などのデー
タを登録する。
【0014】面付けパターン作成手段22は、操作者が
ジョブファイルに対して面付けパターンを登録したり、
既に登録されている面付けパターンに対して変更を加え
たりするためのものである。本面付け頁データ処理装置
では標準的な面付けパターンが多数、面付けパターンラ
イブラリとして用意されており、操作者は、ライブラリ
から所望の面付けパターンを取り出してそのままジョブ
ファイルに登録することもできるし、それに対して細部
(1頁のサイズ、裁断位置に関する断ち幅、綴じ代で隠
れる部分に関するノド幅(図10参照)等)を変更する
こともできる。また、この面付けパターン作成手段22
により全く新しい面付けパターンを作成し、面付けパタ
ーンライブラリに加えることもできる。
【0015】面付けパターンが指定されると、各頁の頁
番号に対応してその頁の大頁内の位置が定まり、頁番号
の偶奇に対応して左右属性(見開きの左側であるか右側
であるか)が定まる。通常の頁データ(頁の番号、寸
法、見開き頁か否か、頁内に配置される絵柄・文字・図
形等のデータとそれらの配置・位置の全データ)の場合
には見開きの左側に置かれるか右側に置かれるかは問題
ではないが、見開き頁データの場合には、その左側のデ
ータは見開きの左側に、右側のデータは右側に、それぞ
れ正しく置かれないと、意味を成さない。そこで、本実
施例の面付け頁データ処理装置では、頁進行管理手段2
3による進行管理の下、各頁に対して概略次のような処
理を行なうことにより、全体として、正しい面付けを行
なう。
【0016】まず、頁進行管理手段23が、印刷物の全
ての頁にわたり、各頁の頁番号を順次後述のジョブデー
タ作成手段24に与える。頁番号を与えられたジョブデ
ータ作成手段24(本発明の頁データ割付手段に対応す
る)は、その頁番号を頁位置記憶手段29に格納する。
そして、作業用データ記憶手段25から頁データを読み
込み、見開き属性判定手段26に、その頁データが通常
の頁データかそれとも見開き頁データかを判定させる。
通常の頁データの場合にはそのまま頁データ記憶手段3
0に格納し、見開き頁データの場合には、正しく見開き
の左右の頁に割り付けられるように各頁データの配置演
算等の処理を施した後、各頁データ記憶手段30に適切
な頁データを格納する。以下、この処理の詳細を図3〜
図9のフローチャートにより説明する。
【0017】まず頁進行管理手段23が、更新処理すべ
き頁番号を指定し、ジョブデータ作成手段24に与える
(図3のステップS1)。ジョブデータ作成手段24
は、指定された頁に挿入或いは追加すべき新頁データを
作業用データ記憶手段25から入力する(ステップS
2)。次に、指定された頁番号の頁に既に頁データが存
在するか否かを判定する(ステップS3)。指定された
頁に既にデータが存在する場合には、ステップS4から
ステップS5に進み、頁データ移動手段28に対して、
指定頁の次の頁以降の各頁の頁データを1頁ずつ後ろへ
移動するという処理を行なわせる。この処理(SR1)
を図5により詳しく説明する。
【0018】まず、以下のフローで現在処理を行なって
いる頁の番号Pcurに、更新指定頁番号Pdesを代入す
る。また、見開きフラグFmをOFFに、頁移動量を表
わす変数Pmovに1を代入する(図5(a)のステップ
S30)。次に、現在処理を行なっている頁Pcurに既
存頁データが入っていないかどうかを判定し(ステップ
S31)、Pcurに既存データが無い場合は後述の
(図5(b))へ進む。既存頁データが有る場合には、
その既存頁データが見開きであるか否かを判定し(ステ
ップS32)、見開きである場合には、見開きフラグF
mをONとし、Pcurを2だけ増加して(ステップS3
4)、ステップS31に戻る。Pcurの既存頁データが
見開きでない場合には、Pcurを1だけ増加してステッ
プS31に戻る。
【0019】こうして、Pcurを増加して、各頁毎に既
存頁データの有無を判定してゆき、頁データが無い(す
なわち、空き頁又は最終頁の次の頁)と判定された時点
で、処理はステップS31からステップS35に移行す
る(図5(b))。ステップS35では、見開きフラグ
Fmをチェックし、ONの場合は後述の(図5
(c))へ進む。見開きフラグFmがOFFのときは、
(ステップS36については後述)、Pmovだけ前の頁
の頁データを、現在処理を行なっている頁Pcurにコピ
ーする(ステップS37)。そして、Pcurを1だけ減
じ(ステップS38)、ステップS36に戻る。このよ
うにして1頁ずつ戻って順次コピーしてゆき、Pcur=
(Pdes+Pmov−1)となった時点でステップS36か
ら後述の(図5(d))へ進む。
【0020】ステップS35でフラグFmがONである
と判定されたときは、図5(c)のへ進み、現処理頁
番号Pcur及び頁移動量Pmovを共に1だけ増加させる
(ステップS39)。そして、新しい現処理頁Pcurに
頁データが無いかどうかを判定し(ステップS40)、
入っている場合には図5(b)のステップS36に戻
る。頁データが入っていない場合には図5(a)のステ
ップS31に戻る。図5(b)のステップS36でPcu
r=(Pdes+Pmov−1)となったときは、図5(d)
のへ進み、見開きフラグFmを検査する(ステップS
41)。FmがONである(見開き頁である)ときは、
現処理頁Pcurの頁データを削除し(ステップS4
2)、SR1の処理を終える。FmがOFF(通常の
頁)のときはそのままSR1の処理を終える。
【0021】図3に戻り、指定頁に既存データが無い場
合には、そのままステップS6に進む。ステップS6で
は、ジョブデータ作成手段24が見開き属性判定手段2
6に対して、ステップS2で入力した新頁データの見開
き属性、すなわち、新頁データが見開き頁として面付け
を行なうべき見開き頁データであるか、それとも1頁の
枠内に収める通常の頁データであるか、を判定させる。
この見開き属性判定手段26による判定処理SR2の詳
細を図6により説明する。まず、新頁データより、そこ
に含まれる頁幅データWdを読み出し(ステップS5
0)、その値Wdが見開き基準値Wmを超えるか否かを判
定する(ステップS51)。ここで、見開き基準値Wm
とは、新頁データの幅がこの値を超えたときには、その
新頁データは見開きとして面付けを行なうという判定基
準値であり、例えば、Wm=1.5×Wd等として予め定
めておく。Wd>Wmであるときは、その新頁データは見
開き頁データと判定され(ステップS52)、Wd≦Wm
であるときは、その頁データは通常頁データであると判
定される(ステップS53)。
【0022】図3に戻り、ステップS6で新頁データの
見開き属性を判定した後、ステップS2において入力し
た新頁データを指定頁に割り付ける(ステップS7)。
そして、ステップS6の判定結果に基づき、新頁データ
が見開き頁データでない場合(すなわち、通常の頁デー
タである場合)には、ジョブデータ作成手段24は指定
された頁の処理を終える(ステップS8からエンド
へ)。
【0023】ステップS6において、読み込んだ頁デー
タが見開き頁データであると判定された場合には、ステ
ップS8からステップS9へ進み、左右属性判定手段2
7に対して指定頁の左右属性(ステップS1において指
定された頁番号の頁が、見開きの左側になるか、右側に
なるか)を判定させる。この処理SR3を図7により詳
しく説明する。
【0024】まず、ジョブファイルに含まれる面付けパ
ターンデータより、綴じ方に関する情報を取り出し(ス
テップS60)、それが右綴じであるか左綴じであるか
を判定する(ステップS61)。右綴じである場合に
は、指定頁番号が偶数のときはその頁は見開きの左側
(ステップS62からS64)、奇数であるときは見開
きの右側となり(ステップS62からS65)、左綴じ
である場合には、その逆となる(ステップS63、S6
4、S65)。なお、製本方法によっては、右綴じの場
合と左綴じの場合とで頁番号の偶奇と左右属性が反転す
る場合があるが、このような情報もステップS60にお
いて取り出した綴じ方情報に含まれているため、ステッ
プS61において処理の進行方向が正しく設定されるよ
うにすることは容易である。
【0025】図3に戻り、ステップS9で指定頁の左右
属性を判定した後、ステップS2で読み込んだ新頁デー
タ(ステップS8で判定された通り、この頁データは見
開き頁データである)の左右各頁への割り付けの際のオ
フセット量を決定する(ステップS10)。この処理S
R4を図8により詳しく説明する。最初に、新頁データ
からその頁データが占める幅のデータWdを取得し(ス
テップS70)、面付けパターンのデータから頁枠(図
10参照)の幅のデータWfを取得する(ステップS7
1)。そして、左頁への割り付けの際のオフセットを0
とし、右頁への割り付けの際のオフセットを[Wd−W
f]とする(ステップS72)。
【0026】図3に戻り、ステップS10で左右各頁へ
の割り付けの際のオフセット量を決定した後、現在の指
定頁の対となる見開きの他方の頁の頁番号を決定する
(図4のステップS11)。この処理SR5を図9によ
り説明する。最初に、現在の指定頁の番号が偶数である
か否かを判定し(ステップS80)、偶数であるときに
は次の奇数頁の頁番号(現在の指定頁番号に1を加えた
値)を「他方の頁」の頁番号とし(ステップS81)、
偶数でない(すなわち、奇数である)ときには1つ前の
偶数頁の頁番号(現在の指定頁番号から1を減じた値)
を「他方の頁」の頁番号とする(ステップS82)。な
お、ここでは見開きの左側が偶数頁、右側が奇数頁とな
る綴じ方であると仮定したが、別の綴じ方の場合にも同
様の処理により「他方の頁」の頁番号を容易に決定する
ことができる。
【0027】図4に戻り、ステップS11で「他方の
頁」の頁番号を決定した後、その「他方の頁」に頁デー
タが既に存在するか否かを判定する(ステップS1
2)。頁データが存在しない場合には、ステップS13
からステップS17へ進み、その「他方の頁」にステッ
プS2で読み込んだ頁データを割り付ける。ここで、頁
データを割り付ける際、ステップS10で算出したオフ
セット量に応じたオフセットを設けて割り付ける。すな
わち、現在の指定頁が見開きの左側の頁である場合に
は、オフセット0として頁データを割り付け、右側の頁
である場合には[Wd−Wf]だけオフセットさせて割り
付ける。これにより、頁データ(ステップS6及びS8
の判定により、この頁データは見開き頁データである)
の左側の部分は見開きの左側の頁に、頁データの右側の
部分は見開きの右側の頁に、それぞれ正しく割り付けら
れる。
【0028】「他方の頁」に何らかの頁データが存在す
る場合は、ステップS13からS14へ進み、上記ステ
ップS5と同様、頁データ移動手段28により後続の各
頁の頁データを1頁づつ後ろへ移動させる(ステップS
14)。そして、その「他方の頁」の頁番号が現処理頁
番号の次の奇数(上述の通り、今は見開きの左側が偶数
頁、右側が奇数頁であると仮定している)であるか前の
偶数であるかを判定する(ステップS15)。「他方の
頁」が次の奇数頁であるときは、そのまま前述の頁デー
タ割り付け処理(ステップS17)を行ない、前の偶数
頁であるときは、その頁に存在する頁データを次の偶数
頁へコピーした(ステップS16)後、ステップS17
の処理を行なう。
【0029】以上の通り、ジョブデータ作成手段24
は、指定された頁番号の頁について、頁データを読み込
んだ後、その頁データが通常の頁データであるか、見開
き頁データであるかに応じて、指定頁への割り付けを正
しく行なう。その後、頁進行管理手段23は次の頁番号
をジョブデータ作成手段24に与え、同様の処理を行な
わせる。こうして、現在作成している印刷物の全ての頁
について上記処理を行なうことにより、面付けが完了す
る。
【0030】このようにして一旦面付けが終了した後、
途中の頁に頁データを挿入する必要が出てきたときで
も、本実施例の面付け頁データ処理装置では、操作者は
挿入したい頁の頁番号を頁進行管理手段23に与える
(実際には、キーボード等からデータを入力する)のみ
でよい。この場合でも、頁進行管理手段23は、その頁
以降の各頁について上記ステップS1からの処理を全く
同様に行ない、見開き等を自動的に正しく面付けして、
全体の面付けの再処理(再配置)を正しく行なう。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る面付け頁データ処理装置で
は、各頁データについて通常頁データであるか見開き頁
データであるかを自動的に判定し、また、各頁が見開き
の左側の頁であるか右側の頁であるかを自動的に判定す
る。このため、通常頁データについてはそのまま割り付
けを行ない、見開き頁データについては、その左側の部
分と右側の部分を正しく見開きの左右に割り付ける。こ
こで、頁データを割り付けようとする頁に既に頁データ
が存在する場合には、それを順次後ろに移動させる手段
も備えているため、新たに面付けを行なう場合ばかりで
なく、途中に頁を挿入する場合も、自動的に再面付けを
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である面付け頁データ処理
装置(CEPS)のハードウェア構成を示すブロック
図。
【図2】 実施例の面付け頁データ処理装置の機能的構
成を示すブロック図。
【図3】 実施例の面付け頁データ処理装置で行なわれ
る面付け処理の前半部分のフローチャート。
【図4】 面付け処理の後半部分のフローチャート。
【図5】 頁データ移動手段が行なう処理のフローチャ
ート。
【図6】 見開き属性判定手段が行なう処理のフローチ
ャート。
【図7】 左右属性判定手段が行なう処理のフローチャ
ート。
【図8】 オフセット量を決定する処理のフローチャー
ト。
【図9】 見開きの他方頁の頁番号を決定する処理のフ
ローチャート。
【図10】 4面付けの大頁の平面図。
【符号の説明】
11…外部記憶装置 12…入力装置 13…出力装置 14…CPU 15…ROM 16…RAM 17…表示装置 21…ジョブファイル作成手段 22…面付けパ
ターン作成手段 23…頁進行管理手段 24…ジョブデ
ータ作成手段 25…作業用データ記憶手段 26…見開き属
性判定手段 27…左右属性判定手段 28…頁データ
移動手段 29…頁位置記憶手段 30…頁データ
記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 郁夫 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天 神北町1番地の1 大日本スクリーン製 造株式会社内 (72)発明者 市橋 和也 京都市右京区西京極北庄境町77番地 株 式会社エクセルエンジニアリング内 (56)参考文献 特開 昭63−165852(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/00 G06F 15/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)頁データが、所定の1頁の枠内に割り
    付けるべき通常頁データである、或いは、見開きの2頁
    に割り付けるべき見開き頁データである、のいずれであ
    るかを判定する見開き属性判定手段と、 b)作成しようとする頁物印刷物の頁番号を与えられたと
    き、該頁番号の頁が、見開きの左側の頁である、或い
    は、見開きの右側の頁である、のいずれであるかを判定
    する左右属性判定手段と、 c)指定された頁以降の頁に割り付けられた頁データを順
    に後ろに移動させる頁データ移動手段と、 d)指定された頁について頁データを読み込み、見開き属
    性判定手段に該頁データを、また、左右属性判定手段に
    該指定頁を、それぞれ判定させ、両判定結果に従って、
    該頁データが通常頁データの場合にはそのまま該指定頁
    に割り付け、見開き頁データの場合には、該指定頁及び
    それと対になる見開きの他方の頁にそれぞれ頁データの
    対応する部分を割り付け、既存の頁データを頁データ移
    動手段により順に後ろに移動させる頁データ割付手段
    と、 e)印刷物の全頁にわたり、1頁ずつ頁番号を指定し、頁
    データ割付手段に各頁の割り付けを行なわせる頁進行管
    理手段と、 を備えることを特徴とする面付け頁データ処理装置。
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