JP2751272B2 - モータの異常回転検出装置 - Google Patents
モータの異常回転検出装置Info
- Publication number
- JP2751272B2 JP2751272B2 JP63309531A JP30953188A JP2751272B2 JP 2751272 B2 JP2751272 B2 JP 2751272B2 JP 63309531 A JP63309531 A JP 63309531A JP 30953188 A JP30953188 A JP 30953188A JP 2751272 B2 JP2751272 B2 JP 2751272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- mono
- rotation
- output
- time width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 title claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置や光ディスク装置などに用
いられるモータの回転が正常か否かを検出するモータの
異常回転検出装置に関するものである。
いられるモータの回転が正常か否かを検出するモータの
異常回転検出装置に関するものである。
従来の技術 第2図は従来のモータの異常回転検出装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
第2図において、モータ1は速度制御回路2により、
モータ1の回転検出により得られる回転検出信号aの周
波数(周期)が一定になるように制御される。このよう
なモータ制御では、回転検出信号aを得る回転検出器が
断線して信号が中断したり、あるいは速度制御回路2が
異常をきたす等してモータ1が暴走する現象があった。
そこで、回転検出信号aを周波数電圧変換回路10に入力
して周波数を電圧に変換し、その変換出力をウインドコ
ンパレータ11に入力して所定電圧の範囲内にあるか否か
を検出することにより、モータ1の回転が正常か否かを
検出し、否で、例えば暴走回転したときはモータ1を緊
急停止させるようにしている。
モータ1の回転検出により得られる回転検出信号aの周
波数(周期)が一定になるように制御される。このよう
なモータ制御では、回転検出信号aを得る回転検出器が
断線して信号が中断したり、あるいは速度制御回路2が
異常をきたす等してモータ1が暴走する現象があった。
そこで、回転検出信号aを周波数電圧変換回路10に入力
して周波数を電圧に変換し、その変換出力をウインドコ
ンパレータ11に入力して所定電圧の範囲内にあるか否か
を検出することにより、モータ1の回転が正常か否かを
検出し、否で、例えば暴走回転したときはモータ1を緊
急停止させるようにしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、周波数電圧検出回
路10及びウインドコンパレータ11を必要とし、回路規模
が大きくなってしまう問題があった。
路10及びウインドコンパレータ11を必要とし、回路規模
が大きくなってしまう問題があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、比較的
小規模な回路構成でモータの異常回転(暴走回転)を検
出できるモータの異常回転検出装置を提供することを目
的とするものである。
小規模な回路構成でモータの異常回転(暴走回転)を検
出できるモータの異常回転検出装置を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のモータの異常回転
検出装置は、回転検出信号によりトリガされ、第1の時
間幅を有するパルスを作成する第1のリトリガブルモノ
マルチと、このモノマルチの出力によりトリガされ、第
2の時間幅を有するパルスを作成する第2のリトリガブ
ルモノマルチとを備え、回転検出信号の周期に対して第
1の時間幅を短かく、第2の時間幅を長く設定し、第2
のリトリガブルモノマルチの出力によりモータの回転が
正常か否かを検出するようにしたものである。
検出装置は、回転検出信号によりトリガされ、第1の時
間幅を有するパルスを作成する第1のリトリガブルモノ
マルチと、このモノマルチの出力によりトリガされ、第
2の時間幅を有するパルスを作成する第2のリトリガブ
ルモノマルチとを備え、回転検出信号の周期に対して第
1の時間幅を短かく、第2の時間幅を長く設定し、第2
のリトリガブルモノマルチの出力によりモータの回転が
正常か否かを検出するようにしたものである。
作用 この構成により、2つのリトリガブルモノマルチを用
いるだけの簡単な構成でモータの異常回転(暴走回転)
を検出することができる。
いるだけの簡単な構成でモータの異常回転(暴走回転)
を検出することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の実施例におけるモータの異常回転検
出装置のブロック図である。第1図において、第2図に
示す装置と同一構成部分には同一番号を付してその説明
を省略する。3,4はリトリガブルモノマルチ(以下モノ
マルチと略記する)であり、1個の汎用デジタルIC(例
えば、74HC221)で構成できる。5,6は抵抗、7,8はコン
デンサ、9は電源であり、bはモノマルチ3の出力信
号、cはモノマルチ4の出力信号を示す。
出装置のブロック図である。第1図において、第2図に
示す装置と同一構成部分には同一番号を付してその説明
を省略する。3,4はリトリガブルモノマルチ(以下モノ
マルチと略記する)であり、1個の汎用デジタルIC(例
えば、74HC221)で構成できる。5,6は抵抗、7,8はコン
デンサ、9は電源であり、bはモノマルチ3の出力信
号、cはモノマルチ4の出力信号を示す。
モノマルチ3,4の各端子について説明すると、A,Bはト
リガ入力、CDはリセット入力、T1,T2は制御入力、Q,
は出力である。Aは立上りエッジにより、Bは立下りエ
ッジによりそれぞれトリガがかけられる。また、CDはLO
Wレベルでリセット、HIGHレベルでリセット解除の動作
が行なえる。制御入力T1,T2にはコンデンサを接続し、T
2には一端が電源9に接続された抵抗の他端を接続す
る。
リガ入力、CDはリセット入力、T1,T2は制御入力、Q,
は出力である。Aは立上りエッジにより、Bは立下りエ
ッジによりそれぞれトリガがかけられる。また、CDはLO
Wレベルでリセット、HIGHレベルでリセット解除の動作
が行なえる。制御入力T1,T2にはコンデンサを接続し、T
2には一端が電源9に接続された抵抗の他端を接続す
る。
以下、上記モノマルチ3,4を用いた本発明の装置の構
成について説明する。なお、モノマルチ3,4はトリガ入
力B,リセット入力CD及び出力を使用しない場合を例示
し、B及びCDは電源9に接続する。
成について説明する。なお、モノマルチ3,4はトリガ入
力B,リセット入力CD及び出力を使用しない場合を例示
し、B及びCDは電源9に接続する。
回転検出信号aはモノマルチ3のトリガ入力Aに入力
し、そのQ出力bはモノマルチ4のトリガ入力Aに入力
する。モノマルチ3の制御入力T1,T2にはコンデンサ7
を接続し、T2には一端が電源9に接続された抵抗5の他
端を接続する。また、モノマルチ4の制御入力T1,T2に
はコンデンサ8を接続し、T2には一端が電源9に接続さ
れた抵抗6の他端を接続する。
し、そのQ出力bはモノマルチ4のトリガ入力Aに入力
する。モノマルチ3の制御入力T1,T2にはコンデンサ7
を接続し、T2には一端が電源9に接続された抵抗5の他
端を接続する。また、モノマルチ4の制御入力T1,T2に
はコンデンサ8を接続し、T2には一端が電源9に接続さ
れた抵抗6の他端を接続する。
以上のように構成された本発明の装置について、以下
その動作を説明する。
その動作を説明する。
今、モータ1が正常な回転をしているときの回転検出
信号aの周期を350μsecとすると、一例として、抵抗5
及びコンデンサ7により決定されるモノマルチ3の時間
幅(第1の時間幅)を260μsecとして、パルスbを出力
する。また、抵抗6及びコンデンサ8により決定される
モノマルチ4の時間幅(第2の時間幅)を100m secとし
て、パルスcを出力する。即ち、回転検出信号aの周期
に対して第1の時間幅を短かく、第2の時間幅を長く設
定する。このようにすれば、モータ1の正常回転時には
モノマルチ3の出力bは、周期が350μsecでHIGHレベル
期間が260μsecのパルスとなる。一方、モノマルチ4の
出力cは、リトリガによりHIGHレベルとなる。
信号aの周期を350μsecとすると、一例として、抵抗5
及びコンデンサ7により決定されるモノマルチ3の時間
幅(第1の時間幅)を260μsecとして、パルスbを出力
する。また、抵抗6及びコンデンサ8により決定される
モノマルチ4の時間幅(第2の時間幅)を100m secとし
て、パルスcを出力する。即ち、回転検出信号aの周期
に対して第1の時間幅を短かく、第2の時間幅を長く設
定する。このようにすれば、モータ1の正常回転時には
モノマルチ3の出力bは、周期が350μsecでHIGHレベル
期間が260μsecのパルスとなる。一方、モノマルチ4の
出力cは、リトリガによりHIGHレベルとなる。
ここで、回転検出信号aが中断し、モータ1が暴走回
転した場合の異常状態について説明すると、回転検出信
号aはLOWまたはHIGHレベルの何れかになり、モノマル
チ3はトリガされず、出力bはLOWレベルとなる。モノ
マルチ4もまた出力bによりトリガされず、出力cはLO
Wレベルとなる。即ち、この場合の異常状態では出力c
が、正常時のHIGHレベルとは逆のLOWレベルとして得ら
れる。
転した場合の異常状態について説明すると、回転検出信
号aはLOWまたはHIGHレベルの何れかになり、モノマル
チ3はトリガされず、出力bはLOWレベルとなる。モノ
マルチ4もまた出力bによりトリガされず、出力cはLO
Wレベルとなる。即ち、この場合の異常状態では出力c
が、正常時のHIGHレベルとは逆のLOWレベルとして得ら
れる。
次に、他の異常状態として速度制御回路2が制御機能
を失ってモータ1が暴走回転した場合について説明する
と、このとき回転検出信号aの周期は260μsecより小さ
くなり、モノマルチ3はリトリガされて出力bはHIGHレ
ベルとなる。また、モノマルチ4は出力bによってトリ
ガされず、出力cはLOWレベルとなる。即ち、この場合
の出力cも正常時とは逆のLOWレベルとして得られる。
を失ってモータ1が暴走回転した場合について説明する
と、このとき回転検出信号aの周期は260μsecより小さ
くなり、モノマルチ3はリトリガされて出力bはHIGHレ
ベルとなる。また、モノマルチ4は出力bによってトリ
ガされず、出力cはLOWレベルとなる。即ち、この場合
の出力cも正常時とは逆のLOWレベルとして得られる。
以上のようにして得られたモノマルチ4の出力cは、
モータ1が暴走回転したときLOWレベルで、正常回転し
ているときHIGHレベルの信号となるから、この出力cを
暴走検出信号としてモータ1の緊急停止に用いることが
できる。
モータ1が暴走回転したときLOWレベルで、正常回転し
ているときHIGHレベルの信号となるから、この出力cを
暴走検出信号としてモータ1の緊急停止に用いることが
できる。
発明の効果 以上のように本発明は、モータ1の回転が正常か否か
を検出するために、第1,第2のリトリガブルモノマルチ
(1個の汎用デジタルICでよい)とそれに付随した抵抗
及びコンデンサのみの極めて簡単な構成で実現でき、そ
の実用的効果は大きい。
を検出するために、第1,第2のリトリガブルモノマルチ
(1個の汎用デジタルICでよい)とそれに付随した抵抗
及びコンデンサのみの極めて簡単な構成で実現でき、そ
の実用的効果は大きい。
第1図は本発明の実施例におけるモータの異常回転検出
装置のブロック図、第2図は従来のモータの異常回転検
出装置のブロック図である。 1……モータ、3,4……第1,第2のリトリガブルモノマ
ルチ、5,6……抵抗、7,8……コンデンサ、9……電源。
装置のブロック図、第2図は従来のモータの異常回転検
出装置のブロック図である。 1……モータ、3,4……第1,第2のリトリガブルモノマ
ルチ、5,6……抵抗、7,8……コンデンサ、9……電源。
Claims (1)
- 【請求項1】モータの回転検出により得られる回転検出
信号によりトリガされ、第1の時間幅を有するパルスを
作成する第1のリトリガブルモノマルチと、前記第1の
リトリガブルモノマルチの出力によりトリガされ、第2
の時間幅を有するパルスを作成する第2のリトリガブル
モノマルチとを備え、前記回転検出信号の周期に対して
前記第1の時間幅を短かく、前記第2の時間幅を長く設
定し、前記第2のリトリガブルモノマルチより前記モー
タの回転が正常か否かの検出信号を取り出すことを特徴
とするモータの異常回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309531A JP2751272B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | モータの異常回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309531A JP2751272B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | モータの異常回転検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155485A JPH02155485A (ja) | 1990-06-14 |
JP2751272B2 true JP2751272B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=17994136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63309531A Expired - Fee Related JP2751272B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | モータの異常回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751272B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-07 JP JP63309531A patent/JP2751272B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02155485A (ja) | 1990-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62135773A (ja) | 回転速度検出器の出力信号を処理するための方法と回路構成 | |
US4926101A (en) | DC motor stop detector and DC motor brake apparatus | |
US4653040A (en) | Disk size detecting circuit | |
US3483455A (en) | Malfunction detection circuit | |
JPH08220152A (ja) | 直流電動機過電流検出装置 | |
US4516060A (en) | Digital motor speed control | |
US4203061A (en) | Rotational speed indicating apparatus | |
JP2751272B2 (ja) | モータの異常回転検出装置 | |
US4090181A (en) | Shaft rotation monitoring system | |
US4406981A (en) | Rotation stopping apparatus for a motor | |
US5285141A (en) | Circuit for preventing abnormal rotation of a spindle motor | |
US4316143A (en) | Speed deviation detector for servo controlled disc mastering turntable | |
US4375093A (en) | Intermusic detecting circuit for automatic music selecting device | |
US4578625A (en) | Spindle drive control system | |
KR890006200Y1 (ko) | Vtr용 제동장치 | |
NL192852C (nl) | Inrichting voor besturing van de aandrijving van een registratiemedium door middel van een aandrijfmotor. | |
US4612657A (en) | Device for detecting momentary cutoff of AC power source | |
KR920000042Y1 (ko) | 캡스턴 모터 정지 감지회로 | |
KR890008933Y1 (ko) | 캡스턴 모터 회전방향 전환검출 회로 | |
JPH0553026B2 (ja) | ||
JPS6333388B2 (ja) | ||
SU1297060A1 (ru) | Устройство дл контрол логических схем | |
JPH0138644Y2 (ja) | ||
JP3736907B2 (ja) | 記録ペン駆動装置 | |
JP2760081B2 (ja) | ブラシレスモータの速度検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |