JP2750942B2 - コードレスボタン電話装置の制御チャネル設定方式 - Google Patents
コードレスボタン電話装置の制御チャネル設定方式Info
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Description
と前記電話回線に対して選択的に接続されるようにした
複数の移動無線電話機で構成されたコードレスボタン電
話装置に関するものである。
うにするコードレスボタン電話装置が考えられている。
従来の、この種のコードレスボタン電話装置において
は、ボタン電話装置としてのシステム機能例えば外線通
話、さらに内線相互通話、保留,転送等及びこれに伴う
それぞれの表示のためのデータがすべて無線回線により
伝送されるため、装置が複雑となる欠点があった。 そこで、出願人は特願昭63-262579号として、次のよ
うなコードレスボタン電話装置を提案した。 すなわち、このコードレスボタン電話装置は、電話回
線を収容した主装置に複数の固定無線装置を有線で接続
し、この固定無線装置と無線接続される移動無線電話機
をそれぞれ各固定無線装置に対応させて設け、内線相互
通話等のボタン電話装置の機能を実現するために主装置
との間で送受信されるデータ伝送は、固定無線装置との
間で行い、移動無線電話機と固定無線装置との無線回線
においては、通話信号及び発信,着信,終話,ランプ点
滅情報等の簡単な状態遷移情報や押しボタン操作情報等
の送受信を行なうようにしたものである。 第5図はその系統図である。第5図において、10は主
装置で、これは有線による従来のボタン電話装置と同様
の機能を有して構成されており、一つの電話回線1を収
容した例で示してあるが、複数回線を収容した場合でも
よい。 4a〜4nは固定無線装置で、通話線及びデータ線からな
る接続線5によって主装置10と接続されており、この固
定無線装置と主装置10との間で接続線5を介してデータ
伝送及び通話信号の送受を行なうように構成されてい
る。すなわち、固定無線装置4a〜4nの各々は、送受話器
及びダイヤルボタン,フックスイッチ等の操作部を備え
ていないが、いわゆる従来のボタン電話機と同じデータ
伝送回路を備えており、更に無線送受信回路を設けてあ
る。 6a〜6nは移動無線電話機で、前記固定無線装置4a〜4n
とそれぞれ対応関係で無線回線を形成するように構成さ
れており、無線送受信回路、操作部等が設けられてい
る。 固定無線装置4a〜4nは、主装置10との間でデータ伝送
を行なうことにより接続線5を介して相互に通話路を形
成することができる。すなわち、その通話信号及び発
呼,終話等の状態遷移信号は固定無線装置4a〜4nから移
動無線電話機6a〜6nとの無線回線によってそれぞれ送受
され、移動無線電話機6a〜6nの内線相互通話、外線との
選択的通話等のための、主装置10との間の複雑なデータ
処理は無線回線を介して行われないので高機能を持った
コードレスボタン電話装置を実現することができる。 ところで、小電力型コードレスホンの技術基準ではチ
ャネル数は89チャネルまで設けられるが、通話路を確立
するための無線回線の形成に先立って用いる制御チャネ
ルは、例えば46チャネルと89チャネルの2チャネルと定
められているので、例えば外線着信等のように移動無線
電話機6a〜6nに同時に呼出表示をするような場合は、固
定無線装置が3台以上あると同時に同一の制御チャネル
に無線信号を送出することとなり、干渉によって誤動作
するという問題点がある。 この問題点を解決するため、出願人は、先に制御チャ
ネルの干渉による誤動作が生じないコードレスボタン電
話装置の制御チャネル設定方式を提案した(特願昭63-2
62578号参照)。 すなわち、この方式は、主装置から複数の固定無線装
置に対して同時に移動無線電話機との無線回線を形成す
べきデータ伝送があったときは、固定無線装置相互が所
定の時間差を有して各制御チャネルに電波を発射するよ
うに、電話工事者やユーザが電波送信順序を予め設定す
る設定手段を各固定無線装置に設けるものである。 このようにすれば、移動無線電話機に対する呼出等の
制御情報が、主装置からそれぞれの固定無線装置に同時
にデータ伝送される例えば外線からの着信に際しても、
同一の制御チャネルが割り当てられた固定無線装置相互
の電波発射に時間的な差が生じるので、干渉は生じな
い。 ところで、以上説明したコードレスボタン電話装置に
おいて、各固定無線装置に制御チャネル設定を行なうに
は、次のようにしている。 すなわち、先ず、各固定無線装置に端末番号例えば内
線番号を割り当てておく。そして、前記のように制御チ
ャネルが2チャネル使用される場合には、そのどちらの
チャネルを使用するかによって、各端末番号を2グルー
プに分けておく。次に、各グループ毎に制御チャネルへ
の電波の送信順序を決めておく。以上の端末番号に対す
るグループ分け及び送信順序は、電話設置工事等の際に
制御チャネル設定仕様書を作成して定めておく。電話設
置工事者は、その仕様書に従って各固定無線装置に端末
番号を設定するとともに、制御チャネル及び電波送信順
序を設定する。
が、予め計画されたチャネル割り当て及び送信順序の設
定仕様書に従って、各端末番号の固定無線装置の設定手
段に制御チャネル数及び送信順序を設定をする必要があ
り、設置工事が厄介である。 また、予め、端末番号及びその送信順位を定めておい
て、設定するものであるから、接続する固定無線装置に
対する端末番号を任意に選択できない。 さらに、新たに、固定無線装置を接続するときは、前
記設定仕様書を保存しておいて、使用していない端末番
号を探し、その割り当て制御チャネル及び送信順位に応
じた設定をしなければならず、厄介であると共に、端末
番号を任意に選択することができない。また、設定仕様
書を紛失したときは、最も遅い送信順位に設定をせざる
を得ない。 この発明は、以上の点に鑑み、前記のようなコードレ
スボタン電話装置において、固定無線装置を主装置との
接続線に接続し電源を投入するだけ自動的に制御チャネ
ルへの電波の送信順序が設定できるようにしたコードレ
スボタン電話装置の制御チャネル設定方式を提供しよう
とするものである。
ネル設定方式は、 少なくとも1回線の電話回線を収容する主装置と、 この主装置と有線で接続され、その接続線を介して前
記主装置から電力供給を受け、前記主装置との間で通話
信号の送受及びデータ伝送を行うための制御回路と無線
送受信回路を含んで構成される複数の固定無線装置と、 前記固定無線装置に対して無線回線を形成する複数の
移動無線電話機とを備えるコードレスボタン電話装置で
あって、 前記複数の固定無線装置が、前記主装置から複数の固
定無線装置に対して同時に移動無線電話機との無線回線
を形成すべきデータ伝送があったときは、同一の制御チ
ャネルに対しては固定無線装置相互が所定の時間差を有
して電波を発射するように送信順序を設定するものにお
いて、 固定無線装置に、 予め設定された少なくとも電波送信順序を記憶する送
信態様デーブルと、 前記主装置に対して接続され電源が投入されたとき、他
の固定無線装置に対してその送信態様を認識するための
識別要求を送出する識別要求送出手段と、 他の固定無線装置から前記識別要求を受けたとき、自己
の制御チャネル及び送信態様を示すデータを送出する送
信態様データ送出手段と、 前記主装置に対して接続され電源が投入された時、他
の固定無線装置からの前記送信態様データを受信して、
その送信態様を識別し、前記送信態様テーブルを参照し
て、使用していない送信態様を選定して設定する自動設
定手段とを備えることを特徴とする。 送信態様の選択の際、使用していない送信態様のう
ち、電波送出順序の優先順位の高いものを選択するよう
にするとよい。 複数の固定無線装置が、同時に接続され、同時に電源
投入されたときに、前記識別要求の送出タイミングが重
ならないように、各固定無線装置の識別要求送出タイミ
ングが異ならされている。 また、新たに固定無線装置を接続したときに、既に複
数の固定無線装置が接続されているとき、これら複数の
固定無線装置からの送信態様データの送出タイミングが
重ならないように、各固定無線装置の送信態様の送出タ
イミングが異ならされている。
れ、電源が投入されると、識別要求送出手段より他の固
定無線装置に対し、各固定無線装置が使用中の制御チャ
ネルの送信態様を識別するための識別要求を送出する。 前記他の固定無線装置は、この識別要求を受けると、
送信態様データを送出する。 この送信態様データは、制御チャネルが複数あって、
そのいずれかを使用するときは、使用チャネルと電波送
信順序のデータからなる。 制御チャネル1をチャネルしか使用せず、予め設定し
てあるときは、送信態様データは、電波送信順序のデー
タのみでよい。 前記新たに接続された固定無線装置は、この送信態様
データを受けて、他の固定無線装置の制御チャネルの送
信態様を識別し、送信態様テーブルを参照して使用して
いない送信態様を選択して、この固定無線装置の送信態
様として自動設定する。
御チャネル設定方式を図を参照しながら説明する。 第3図は、この発明の対象とするコードレスボタン電
話装置の一実施例のブロック図である。 10はボタン電話主装置で、局線回路及び交換部11と、
内線数に応じた数の内線回路12a〜12nと、データ送受信
回路13と、これらを制御する、例えばマイクロコンピュ
ータ(以下CPUと称す)からなる制御回路14と、直流電
源15と、電力分離フィルタ16とからなっている。 1a〜1mは1〜複数回線分の電話回線で、局線回路及び
交換部11に接続されている。 2a〜2nは複数本の内線通話線で、この内線通話線2a〜
2nのそれぞれと局線回路及び交換部11との間に内線回路
12a〜12nが接続されている。 3は、内線通話線2a〜2nのそれぞれと対になる内線デ
ータバスである。この内線データバス3はデータ送受信
回路13に接続される。また、この内線データバス3には
後述する固定無線装置への電力の供給のために、直流電
源15よりの電圧がフィルタ16を介して供給されている。 局線回路及び交換部11は、制御回路14の制御に従い、
電話回線と内線通話線との接続(外線通話)内線通話線
同志の接続(内線相互通話)などを行なう。 内線回路12a〜12nのそれぞれは制御回路14の制御に伴
い、通話電流供給を行なう。 内線通話線2a〜2nと内線データバス3との対に対して
は、固定無線装置20a〜20nの対応するサフィックスのも
のが接続される。 この固定無線装置20a〜20nに対しては、移動無線電話
機としてのコードレス電話子機30a〜30nがそれぞれ無線
回線を介して1:1に対応して接続される。すなわち、例
えば、内線通話線2aと内線データバス3との対が接続さ
れる固定無線装置20aに対してはコードレス電話子機30a
が無線回線を介して接続される。もっとも、1個の固定
無線装置に対して2個のあるいは2個以上のコードレス
電話子機を無線回線を介して接続するようにすることも
できる。 なお、各コードレス電話子機30a〜30nは、他との区別
のための識別コードを有している。 固定無線装置20a〜20nは全く同一の構成を有するもの
で、第3図では、固定無線装置20aを代表としてその構
成が示されており、ハイブリット回路21と無線送受信回
路22と、CPUからなる制御回路23と、データ送受信回路2
4と、電力分離フィルタ25と、定電圧回路26と、送受信
アンテナ27とからなっている。 内線通話線2aはハイブリット回路21を介して無線送受
信回路22に接続される。内線データバス3はデータ送受
信回路24に接続される。そして、この内線データバス3
に重畳されている直流電圧が電力分離フィルタ25を介し
て定電圧回路26に供給され、この定電圧回路26から、こ
の固定無線装置20aの電源電圧Vccが得られる。 制御回路23は、データ送受信回路24とのデータのやり
取りを行なうとともに、無線送受信回路22との間でデー
タのやり取りを行ない、後述の制御チャネル自動設定の
ほか、種々の制御を行なう。 コードレス電話子機30a〜30nも同一の構成を有し、コ
ードレス電話子機30aを代表としてその構成が示されて
いる。すなわち、各コードレス電話子機は、送受信アン
テナ31と、無線送受信回路32と、受話器33と、送話器34
と、増幅器35及び36と、CPUからなる制御回路37と、制
御回路37に接続される機能ボタンスイッチ38と、表示用
ディスプレイを備えた表示回路39とからなる。なお、40
はニッカド電池などの充電式バッテリーである。 例えば、コードレス電話子機30aで機能ボタンスイッ
チ38により外線に対する発信を行なうと、制御回路37よ
り無線送受信回路32を介して固定無線装置20aに発信要
求が出される。固定無線装置20aはこれを受けてコード
レス電話子機30aとの無線通話チャネルの確立を行なう
とともに、発信要求データを内線データバス3を介して
主装置10に送る。主装置10の制御回路14はこれに基づい
て内線回路12a及び局線回路及び交換部11を制御して内
線通話線2aと電話回線との接続を行なう。 したがって、その後、コードレス電話子機30aでダイ
ヤル操作がなされ、相手側が応答すればコードレス電話
子機30aにより外線通話が可能になる。 すべての端末、すなわちコードレス電話子機30a〜30n
に共通の例えば外線着信の場合は、逆に主装置10から内
線データバス3を介して着信要求データが固定無線装置
20a〜20nに送られる。そして、固定無線装置20a〜20n
は、後述のようにして設定された制御チャネル及びその
送信順序からなる送信態様にしたがって、互いに干渉を
生じることなく、制御チャネルを介して着信要求を各コ
ードレス電話子機30a〜30nに送信する。いずれかのコー
ドレス電話子機で着信応答すると、そのコードレス電話
子機と対応する固定無線装置との間で無線通話チャネル
が形成され、通話が可能となる。 コードレス電話子機同志の内線相互通話は、同様に、
対応する2組の固定無線装置とコードレス電話子機間で
無線チャンネルの確立がなされるとともに、主装置10の
局線回路及び交換部11で制御回路14による制御によって
前記各組に対応する2つの内線通話線が接続されること
によりなされる。このとき、複数の固定無線装置が制御
チャネルを動じにしようするおとはないので、各固定無
線装置に設定された電波送信順序に伴う必要はなく、迅
速に制御チャネルへの電波発射が行われる。 次に、各固定無線装置を主装置10に接続し、電源が投
入されたときの制御チャネル送信態様の自動設定につい
て、以下に説明する。 第1図は固定無線装置の制御回路23における制御チャ
ネル設定のための原理ブロック図で、制御回路23は、タ
イミング制御手段51,電源投入検出手段52,送信態様識別
要求送出手段53,送信態様データ送出手段54,送信態様デ
ータ識別手段55,遅延手段56,57,送信態様設定手段58,送
信態様テーブル59,主装置データ判別手段60,無線回路制
御手段61の、各機能ブロックを有する。 第2図は送信態様テーブル59の記憶内容を示すもの
で、送信態様として送信ナンバーが割り当てられ、各送
信ナンバーに対して使用チャネルが46チャネルと89チャ
ネルのいずれであるかということと、その使用チャネル
における電波送信順序であるチャネル使用順序が定めら
れて対応関係をもって記憶されている。ここで、送信ナ
ンバーの番号が若いものの方が電波送信順序の優先順位
が高くなるようにされている。 第4図は各固定無線装置における制御チャネル設定手
順及び制御チャネル使用手順のフローチャートで第1図
及び第2図を参照しながら、この手順を以下説明する。 先ず、固定無線装置が内線通話線及びデータ線3に接
続され、主装置10から電源が投入されると、電源投入検
出手段52でそれが検出され、その検出出力がタイミング
制御手段51に供給される。電源が既に投入されていると
きは、後述の制御チャネル使用手順に移る。 タイミング制御手段51は、この電源投入検出出力を受
けると送信態様識別要求送出手段53を起動する。送信態
様識別要求送出手段53は識別要求データを遅延手段56を
介してデータ送受信回路24に送出する。遅延手段56は、
各固定無線装置によって異なる遅延時間を有するように
設定される。この遅延手段56は、複数の固定無線装置が
同時に内線通話線及びデータ線3に接続されて電源が投
入されたとき、複数の固定無線装置から送信態様識別要
求が同時に送出されてしまうのを防止するためのもので
ある。遅延手段56への遅延時間の設定は、例えば固定無
線装置に対する端末番号を設定することにより自動的に
設定することができる。 こうして送信態様識別要求が送出されると、接続済の
他の固定無線装置はデータ送受信回路24を介して、その
制御回路23の受信データ判別手段60で、この識別要求デ
ータを受け、タイミング制御手段51に告知する。タイミ
ング制御手段51は送信態様データ送出手段54を起動し、
送信態様設定手段58に設定されてある送信態様を示す送
信態様データを遅延手段57を介してデータ送受信回路24
に送出する。 遅延手段57は、各固定無線装置によって異なる遅延時
間を有するように設定されている。この遅延手段57は、
送信態様識別要求を受けた複数の固定無線装置からそれ
ぞれの送信態様データが同時に送出されてしまうのを防
止するためのものである。この遅延手段57への遅延時間
の設定も、例えば、固定無線装置に対する端末番号設定
により自動的にできる。 主装置に対して接続され、電源投入された固定無線装
置が一番最初のものであれば、既接続の他の固定無線装
置は存在しないので、送信態様データは送られてこな
い。そこで、前記の電源投入された固定無線装置は、送
信態様データ識別手段55で例えば所定時間待って送信態
様データが送られてこないと判別したときは、送信態様
設定手段58において一番最初の接続であると判別して、
送信態様テーブル59を参照し、送信態様として「送信N
o.1」を選択し、使用チャネルは46チャネル,使用順番
は「No.1」を設定する。 新たに接続した固定無線装置が、送信態様データ識別
手段55で、他の固定無線装置からの送信態様データを受
信したときは、識別手段55はその送信態様をすべて識別
し、その識別した送信態様の情報を送信態様設定手段58
に送る。送信態様設定手段58は、受け取った使用中の送
信態様の情報に基づいて、送信態様テーブル59を参照し
て使用されていない送信態様を検出し、そのうちで最も
優先順位の高いもの、すなわち若い送信ナンバーを、そ
の固定無線装置の送信態様として自動設定する。 以上で、制御チャネル設定の手順は終了となる。 なお、主装置10に固定無線装置を接続するとき、予め
主装置10に電源を投入しておいてから、各固定無線装置
を順次、あるいは同時に接続してもよいし、予め、主装
置10にすべての固定無線装置を接続してから主装置10に
電源を投入して、各固定無線装置に同時に電源投入する
ようにしてもよい。後者の場合でも遅延手段56,57の存
在により、何等支障なく、制御チャネルの送信態様の設
定ができる。 次に、制御チャネルの使用手順について説明する。 前述のようにして制御チャネルの送信態様の設定がな
された後、主装置10からのデータを各固定無線装置がデ
ータ送受信回路24を介して受けると、それぞれの受信デ
ータ判別手段60は、例えば外線着信のような複数のコー
ドレス電話子機30a〜30nに対する共通のデータか否か判
別し、その判別結果をタイミング制御手段51に送る。 主装置10からのデータが共通のデータではなく、特定
のコードレス電話子機に対するデータであるときは、そ
の特定のコードレス電話子機と対応関係にある固定無線
装置において、タイミング制御手段51により無線回路制
御手段61が制御され、この制御手段61は無線送受信回路
20を制御して、即座に前記のようにして設定手段58に設
定された制御チャネルに対し、電波を送出して前記主装
置10からのデータに応じたデータを対応するコードレス
電話子機に対して送信する。 主装置10からのデータが複数のコードレス電話子機に
共通のデータであるときは、各固定無線装置20では、タ
イミング制御手段51からの指令を受けた無線回路制御手
段61が、送信態様設定手段58に設定された自己の送信態
様を識別し、その送信態様のチャネル使用順番に応じた
時間だけ経過した時点で、その送信態様として割り当て
られた使用チャネルに電波を発射する。 この場合、「送信No.1」の送信態様のときは、遅延な
しに即座に制御チャネルに電波を送出し、「送信No.2」
の送信態様のときは一定時間Tだけ「送信No.1」より遅
らせて電波を送出し、「送信No.i」(i=2,3…)のと
きは(i−1)Tだけ「送信No.1」より遅らせて電波を
送出する。つまり、送信ナンバーの若いものから順に順
次一定時間Tずつ遅れて制御チャネルに電波を送出する
ものである。 なお、一定時間Tずつではなく異なる時間ずつ遅らせ
るようにしても、もちろんよい。 以上のようにして、複数の固定無線装置を主装置に対
して接続して、電源が投入されると、制御チャネルの送
信態様が各固定無線装置に自動的に設定される。そし
て、各固定無線装置はその送信態様により制御チャネル
及び電波送信順序を認識しているため、主装置10から複
数のコードレス電話子機に対して共通のデータが各固定
無線装置に送信されたときに、各コードレス電話子機に
対しては時間差をもって各固定無線装置からデータを送
信でき、複数のコードレス電話子機間で干渉は生じな
い。 そして、固定無線装置を主装置に対して接続し、その
固定無線装置に電源が投入されたとき、既に接続されて
いる他の固定無線装置との間でデータのやり取りを行い
自動的に他の固定無線装置の制御チャネルの送信態様を
認識して、自己の固定無線装置の制御チャネルの送信態
様を設定するので、電話工事者やユーザが各固定無線装
置の送信態様を考慮する必要がない。このため、固定無
線装置及びコードレス無線電話子機の端末番号を任意に
選択設定できる。 また、未使用の送信態様のうちの優先順位の高いもの
を選択して設定するようにしているため、既設のコード
レスボタン電話装置に新たに固定無線装置を接続すると
き、先に、接続されていた固定無線装置で取り外された
ものがあると、優先順位の高い、その送信態様が新たな
固定無線装置に対し自動設定される。つまり、常に送信
順序として優先順位の高いものを選択して送信態様の設
定を行うことができる。 なお、以上の例では制御チャネルとして2チャネルを
使用し、そのどちらかのチャネルを使用するかも送信態
様として設定するようにしたが、制御チャネルをどちら
か一方のみしか使用しないように予め設定しておく場合
には、送信態様としては送信順序のみを設定すればよ
い。 なお、第3図の例では内線通話線及びデータバス3の
対に対して、すべて移動無線電話機を接続するようにし
たが、一部の内線通話線及びデータバス3の対に対し、
通常のボタン電話機を接続して、移動無線電話機との内
線相互通話のほか、通常の使用態様で使用するようにす
ることができることはいうまでもない。
置を主装置に対して接続し、この固定無線装置に電源を
投入するだけで、この固定無線装置の制御チャネルに対
して、他の固定無線装置とは干渉を生じることがない送
信態様の設定を自動的に行うことができる。したがっ
て、接続工事が非常に簡単になる。 また、工事者やユーザが各固定無線装置の送信態様を
認識する必要がないため、各固定無線装置に固定の端末
番号を与える必要がなく、任意の端末番号を選択して設
定できる。 そして、固定無線装置が接続される毎に制御チャネル
送信態様が再認識されるため、新たに接続された固定無
線装置に対しては未使用の送信態様のうちの電波送信順
位の優先順位の高いものを選択して設定することができ
る。例えば優先順位の高い送信態様に接続されていた固
定無線装置が取り外されているときに、新たに固定無線
装置を接続すると、自動的にその優先順位の高い送信態
様がその新たな固定無線装置に設定されるものである。 また、送信態様識別要求の送出タイミングを、固定無
線装置毎に変えるようにしたことにより、複数の固定無
線装置を接続して同時に電源投入したときにも何等支障
なく、送信態様の自動設定がなされる。
ロック図、第2図は送信態様テーブルの一例を示す図、
第3図はこの発明の対象とするコードレスボタン電話装
置の一実施例のブロック図、第4図はこの発明による制
御チャネル設定及び使用手順のフローチャート、第5図
はこの発明の対象とするコードレスボタン電話装置の概
要を示すブロック図である。 1,1a〜1m;電話回線 10;主装置 4a〜4n,20a〜20n;固定無線装置 6a〜6n,30a〜30n;コードレス電話子機 22;無線送受信回路 23;制御回路 24;データ送受信回路 52;電源投入検出手段 53;送信態様識別要求送出手段 54;送信態様データ送出手段 55;送信態様データ識別手段 56,57;遅延手段 58;送信態様設定手段 59;送信態様テーブル 61;無線回路制御手段
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも1回線の電話回線を収容する主
装置と、 この主装置と有線で接続され、その接続線を介して前記
主装置から電力供給を受け、前記主装置との間で通話信
号の送受及びデータ伝送を行うための制御回路と無線送
受信回路とを含んで構成される複数の固定無線装置と、 前記固定無線装置に対して無線回線を形成する複数の移
動無線電話機とを備えるコードレスボタン電話装置であ
って、 前記複数の固定無線装置が、前記主装置から複数の固定
無線装置に対して同時に移動無線電話機との無線回線を
形成すべきデータ伝送があったときは、同一の制御チャ
ネルに対しては固定無線装置相互が所定の時間差を有し
て電波を発射するように送信順序を設定するものにおい
て、 固定無線装置に、 予め設定された少なくとも電波送信順序を記憶する送信
態様テーブルと、 前記主装置に対して接続され電源が投入されたとき、他
の固定無線装置に対してその送信態様を認識するための
識別要求を送出する識別要求送出手段と、 他の固定無線装置から前記識別要求を受けたとき、自己
の送信態様を示すデータを送出する送信態様データ送出
手段と、 前記主装置に接続され電源が投入された時、他の固定無
線装置からの前記送信態様データを受信して、前記他の
固定無線装置の送信態様を識別し、前記送信態様テーブ
ルを参照して、使用していない送信態様を選定して設定
する自動設定手段と を備えることを特徴とするコードレスボタン電話装置の
制御チャネル設定方式。 - 【請求項2】前記送信態様テーブルには、1つの送信態
様に対して使用制御チャネルと、その使用制御チャネル
毎の送信順序とが設定されており、固定無線装置には、
この送信態様テーブルから選択された使用制御チャネル
と、その使用制御チャネル毎の送信順序とからなる送信
態様が設定されるようにしたことを特徴とする請求項
(1)記載のコードレスボタン電話装置の制御チャネル
設定方式。 - 【請求項3】前記自動設定手段は、前記送信態様テーブ
ルを参照して使用していない送信態様のうちの優先順位
の高いものを選択して設定するようにしたことを特徴と
する請求項(1)または(2)記載のコードレスボタン
電話装置の制御チャネル設定方式。 - 【請求項4】複数の固定無線装置相互が所定の時間差を
有して前記識別要求を送出するように、各固定無線装置
の前記識別要求の送出タイミングが設定されてなる請求
項(1),(2)または(3)記載のコードレスボタン
電話装置の制御チャネル設定方式。 - 【請求項5】複数の固定無線装置相互が所定の時間差を
有して前記送信態様データを送出するように、各固定無
線装置の前記送信態様データの送出タイミングが設定さ
れることを特徴とする請求項(1),(2),(3)ま
たは(4)記載のコードレスボタン電話装置の制御チャ
ネル設定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967090A JP2750942B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | コードレスボタン電話装置の制御チャネル設定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12967090A JP2750942B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | コードレスボタン電話装置の制御チャネル設定方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0425229A JPH0425229A (ja) | 1992-01-29 |
JP2750942B2 true JP2750942B2 (ja) | 1998-05-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JPH0482498A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレスボタン電話装置 |
JPH0767177A (ja) * | 1993-08-23 | 1995-03-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレス電話装置 |
FI112567B (fi) | 1998-10-23 | 2003-12-15 | Nokia Corp | Radiolinkkijärjestelmän terminaalien synkronointi |
-
1990
- 1990-05-19 JP JP12967090A patent/JP2750942B2/ja not_active Expired - Fee Related
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