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JP2750226B2 - 二値化閾値の設定方法 - Google Patents

二値化閾値の設定方法

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Publication number
JP2750226B2
JP2750226B2 JP3047522A JP4752291A JP2750226B2 JP 2750226 B2 JP2750226 B2 JP 2750226B2 JP 3047522 A JP3047522 A JP 3047522A JP 4752291 A JP4752291 A JP 4752291A JP 2750226 B2 JP2750226 B2 JP 2750226B2
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JP
Japan
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signal
image
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memory
threshold
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Application number
JP3047522A
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English (en)
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JPH04264681A (ja
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明 松村
龍治 北門
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3047522A priority Critical patent/JP2750226B2/ja
Priority to DE69215400T priority patent/DE69215400T2/de
Priority to EP92101839A priority patent/EP0499875B1/en
Priority to US07/838,496 priority patent/US5315409A/en
Priority to KR1019920002423A priority patent/KR960010425B1/ko
Publication of JPH04264681A publication Critical patent/JPH04264681A/ja
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Publication of JP2750226B2 publication Critical patent/JP2750226B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
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    • G06T5/92Dynamic range modification of images or parts thereof based on global image properties
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/136Segmentation; Edge detection involving thresholding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/28Quantising the image, e.g. histogram thresholding for discrimination between background and foreground patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30141Printed circuit board [PCB]

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  • Multimedia (AREA)
  • Image Processing (AREA)
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  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリント基板
の配線パターン検査において使用され、被処理画像を二
値化する際の閾値を設定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理において濃淡画像をある閾値で
“0”と“1”とに二値化する処理は、画像中の対象を
背景から抽出する代表的な方法である。この二値化処理
においては、適切な閾値の決定法が特に重要である。閾
値決定に対してはこれまで数多くの手法が提案されてき
ており、閾値を変えながら二値化した結果をもとに何ら
かの判断基準で適切な閾値を決定する適応閾値法もその
一つである。
【0003】
【0004】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
方法は、被処理画像を全ての閾値について二値化処理
し、その二値化画像のそれぞれについて算出を行うため
膨大な処理時間を要するという問題点があった。
【0006】この様な問題に対し、フィルタ演算を行う
ことによって閾値の数に依存しない演算量で、評価値を
高速に算出する方法も提案されているが、これを実現す
る場合、それに見合う多値画像メモリが必要となる。高
速化する場合、この多値画像メモリ部は大規模なシフト
レジスタ等となり、ハードウェアの肥大化という問題点
を招く。
【0007】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、比較的小規模なハードウェアにより、画
像データの数に対する依存度を低くして、実際に二値化
することなく閾値毎の評価値を高速に算出する方法を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では、(a) それ
ぞれが階調値を有する複数の画素の配列によって被処理
画像を表現する工程と、(b) 前記配列において互いに隣
接する画素対のそれぞれについて、その画素対のうちの
一方の画素の階調値と他方の画素の階調値とで規定され
る階調値の組み合わせを求め、前記配列に含まれる各画
素対についての前記階調値の組み合わせの度数分布を得
る工程と、(c) 仮の閾値を用いて前記被処理画像を二値
化した場合に得られるべき仮の二値化画像において、第
1の画像値を持つ領域と第2の画像値を持つ領域との相
互境界の総延長として定義される変化点数を前記度数分
布に基づいて求める工程と、(d) 前記仮の閾値を変化さ
せつつ前記(c) の工程を実行することによって得られた
前記変化点数に基づいて、前記被処理画像の実際の二値
化のための二値化閾値を決定する工程と、を備える。
【0009】
【作用】この発明においては、階調値の組み合わせの度
数分布に基づいて仮の閾値ごとの変化点数を求めるの
で、度数分布から変化点数を算出するのに必要な計算量
は、画像中の画素数には依存せず、階調値の数に依存す
る。
【0010】
【実施例】A.基本的な考え方 本発明の実施例の具体的な説明の前に、まず基本的な考
え方を述べる。本発明では、ある着目している画素とそ
の1つ前の画素との階調値の組み合わせ(以下「階調値
差」)を調べ、この階調値差の度数分布を求め、これを
用いて仮の閾値毎の変化点数を求め、適応閾値法等によ
り実際の二値化に最適な閾値を得る。
【0011】図1は上記手順を模式的に示したものであ
る。今、閾値THによって二値化されるべき画像(以下
「原画像」)が28 =256階調値を有するとする。原
画像は複数の画素PIXから成っており、図1では一つ
の方向(X方向)の画素PIXの列のみ示している。
(j−1)番目、j番目、(j+1)番目の画素
j-1 ,Pj ,Pj+1 についての階調値をそれぞれL
j-1 ,Lj ,Lj+1とする。但し
【0012】
【数1】
【0013】とする(H は16進数表示を示す)。
【0014】画素PIXをX方向にそってその階調値を
調べてゆく。画素Pj に着目すると一つ前の画素は画素
j-1 であり、階調値はLj-1 からLj に変化する。こ
の変化の分布の様子をマトリクスMに記録する。マトリ
クスMにおいて縦軸は一つ前の画素の階調値を、横軸は
着目している画素の階調値を示す。従って今の例ではハ
ッチングを施した部分の度数M(Lj-1 ,Lj )の値を
1だけ増す。この様にして全ての画素について一つ前の
画素の階調値との階調値差を調べてゆく。なお、度数分
布を示すマトリクスM中、「*」で示した部分は着目し
ている画素と一つ前の画素との階調値が等しい部分であ
り、階調値差が無い場合を示している。本発明において
はこの部分のデータは用いない。
【0015】全ての画素についての階調値差が求まった
後、マトリクスMにおいて、例えば階調値64H (10
進数100)から階調値6EH (同110)への変化の
回数として度数n646Eが求まる。更に階調値65H (同
101)から階調値6FH (同111)への変化の回数
を度数n656Fとすると、閾値が101〜110の範囲の
ときに、少なくとも、n646E+n656F個の変化点が発生
する。この様にして全ての変化の組合せに対して累積加
算してゆくと、ある閾値(仮の閾値)で画像を二値化し
たときの二値化画像全体での変化点の数を求めることが
でき、これを評価値として適応閾値法により最適な閾値
を求めることができる。
【0016】図2〜図6はこの様にして最適な閾値を求
める方法を示したものである。図3〜図5はプリント基
板の配線パターンの一種であるランドの二値化画像であ
る。但し簡単の為、3種類の閾値に対応する画像のみ示
した。図2は3種類の閾値に対応する画像を重ねたも
の、換言すれば原画像のうち3種類の階調値のみを抜き
出したものである。図3〜図5はそれぞれ閾値La,L
b,Lc(図6)に対応した二値化画像である。但しこ
れら3種類の閾値の間には
【0017】
【数2】
【0018】なる関係がある。図6は閾値と、変化点の
関係を示したグラフであり、図3〜図5についての閾値
La,Lb,Lc以外の閾値についてもプロットしたも
のである。変化点の数Ta,Tb,Tcはそれぞれ図3
〜図5における曲線の総長、いわゆるランレングス圧縮
処理した場合の圧縮率に対応する。図6から明らかなよ
うに、二値化の閾値としてLa程度を採用すれば変化点
の数が低く抑えられることがわかる。
【0019】図7〜図8は上記の考え方の手順の流れを
示すフローチャートである。まずステップS100によ
って直前画素データSをゼロクリアする。この直前画素
データSは、注目している画素の階調値である画素デー
タLj の1つ前の画素データLj-1 を記憶しておくため
のものである。原画像を走査する方向(ここではX方
向)に走る画素PIXの列の1つを1ラインとして、こ
の1ラインの走査の最初には直前画素データSをゼロク
リアしておくのである。
【0020】次にステップS110により注目している
画素の画素データLj を読み込む。そして、ステップS
120によってマトリクスMのデータを書き換えてい
く。即ち
【0021】
【数3】
【0022】として、階調値がSからLj に変化する度
数M(S,Lj )を1つだけ増加させるのである。
【0023】ステップS130によって、次の画素デー
タとの階調値差を調べるために
【0024】
【数4】
【0025】とする。更にステップS140によってス
テップS110〜S130の処理を原画像の1ラインの
全画素について行う。
【0026】1ラインにつき、階調値差を調べた後は、
ステップS150により、原画像の全てのラインについ
て上記処理を行う。このようにして求めたマトリクスM
の要素は既述のように階調値差の度数を表わすことにな
る。ここでは階調値の数として 8 =256を選んでい
るのでマトリクスMの要素数は256×256となる
が、図1に示したように、対角成分は用いないので、結
【0027】
【数5】
【0028】のメモリを用意しておけばよい。
【0029】次に図8に示すフローチャートによってあ
る閾値に対しての評価値を求める。二値化の仮の閾値と
して階調値Lj を選ぶと、Lj-1 以下の階調値からLj
以上の階調値への変化、及びLj以上の階調値からL
j-1 以下の階調値への変化の度数の総和が二値化画素の
変化点の数となり、図9に示すマトリクスMの、ハッチ
ングを施した部分の度数の総和
【0030】
【数6】
【0031】を求めればよいことがわかる(16進表
示、ステップS170)。選択すべき仮の閾値は、階調
値と同数あるので数6の計算を256回繰り返すことに
なり(ステップS160〜S180)、結局マトリクス
Mを求めた後の演算数は原画像の画素数即ち画像データ
数に依存せず、
【0032】
【数7】
【0033】の加算演算を行うことになる。この演算は
後述するようにソフト上で行っても良いし、ハード的に
計算を行ってもよい。
【0034】以上の様にして求めた仮の閾値Lj に対す
る変化点の数T(j)を評価値として、適応閾値法など
により、最適に二値化を行える閾値THを求めることが
できる。即ち図6に示した様なグラフを求め、変化点の
数T(j)が極小値をとる閾値THを求めるなどすれば
よい。
【0035】B.具体的構成 以下に本発明の一実施例の具体的構成について説明す
る。
【0036】(B-1) 全体構成と概略動作 図10は、この発明の一実施例を適用するプリント基板
のパターン検査装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【0037】ステージ10上には、検査対象となるプリ
ント基板11が配置される。基板11は、ライン方向X
ごとに、そのイメージを読取装置20によって走査線順
次に読みとられながら、搬送方向Yに送られる。読取装
置20は、数千素子を有するCCD複数個をライン方向
Xに直列配列したものであり、画素ごとに基板11のパ
ターンを読み取り、所定の階調値の原画像信号GSを求
める。読み取られた原画像信号GSは、2値化回路21
a,21b及び後述する閾値設定回路34に送られる。
2値化回路21a,21bはそれぞれ二値化閾値TH
1,TH2を以て原画像信号GSを2値化し、それぞれ
後述するホールイメージ原信号PIS0 、パターンイメ
ージ原信号PIS0 を生成する。信号HIS0 ,PIS
0 は共に、パターン検査回路30に入力される。
【0038】パターン検査回路30は、後述する機能を
有し、配線パターン(ランドを含む)や、これとスルー
ホールとの相対的位置関係を検査し、その結果を中央演
算装置(MPU)50に与える。
【0039】MPU50は、制御系51を介して、装置
全体を制御する。制御系51は、パターン検査回路30
において得られたデータのアドレスを特定するためのX
−Yアドレスなどを生成する。また、このX−Yアドレ
スをステージ駆動系52にも与えて、ステージ10の搬
送機構を制御する。更に2値化回路21a、21bの閾
値TH1,TH2を制御する。
【0040】CRT60は、MPU50からの指令を受
けて、各種の演算結果、例えばホールイメージなどを表
示する。キーボード70は、MPU50に対して種々の
命令を入力するために用いられる。
【0041】オプション部80には、欠陥確認装置8
1,欠陥品除去装置82および欠陥位置マーキング装置
83などが配置される。欠陥確認装置81は、検出され
た欠陥を、例えばCRT60上に拡大して表示するため
の装置である。また、欠陥品除去装置82は、欠陥を有
するプリント基板11を検出したら、そのプリント基板
11を不良品用トレーなどに搬送するための装置であ
る。また、欠陥位置マーキング装置83は、プリント基
板11上の欠陥部分に直接、または、その部分に該当す
るシート上の点にマーキングを行うための装置である。
これらの装置は必要に応じて取り付けられる。
【0042】(B-2) 読取り光学系 図11は、図10に示すステージ10,基板11および
読取装置20などによって構成される読取り光学系の一
例を示す図である。
【0043】図11において、光源22からの光は、ハ
ーフミラー23で反射されてステージ10上のプリント
基板11上に照射される。プリント基板11上には、下
地となるベースB,ラインL,スルーホールHおよびそ
のまわりのランドRが存在する。プリント基板11から
の反射光はハーフミラー23を通過し、さらにレンズ2
5を介して、読取装置20内に設けられたCCD24に
入射される。CCD24は、搬送方向Yに送られるプリ
ント基板11上のベースB,ラインL,スルーホール
H,ランドRなどからの反射光を線順次に読取ってい
く。
【0044】図12は図11のA−A′線において読み
取られた信号波形を示すグラフと、この信号波形を合成
して得られるパターンの一例を示す図である。
【0045】図12の信号波形に示すように、ベースB
においては反射光は比較的少く、配線パターンP(ライ
ンL及びランドR)は、銅などの金属によって形成され
ているので、この部分での反射光は多い。また、スルー
ホールHにおいては、反射光はほとんど無い。従ってホ
ールHの位置を知るための2値化閾値としてTH1を、
パターンPの位置を知るための2値化閾値としてTH2
を、それぞれ図12のレベルに設定すればよい。既述の
ように本発明はこれら閾値を最適に設定するためのもの
である。また、通常スルーホールHとランドRとの間
や、ラインLと下地Bとの間には、エッジEが存在す
る。この部分にはガタつきや傾斜が存在し、この部分で
の反射光レベルは、特に一定の値を取らないが、種々閾
値TH1と閾値TH2の値を変えることによってエッジ
Eの形状が、ひいてはホールH、パターンPの形状も変
化し、種々の二値化画像が得られることになる。
【0046】2値化回路21aは、スルーホールHを示
すホールイメージHIを生成し、2値化回路21bは配
線パターンP(ラインL及びランドR)を示すパターン
イメージPIを生成する。この2つのイメージHI,P
Iが、後述する処理に必要な信号として用いられる。
【0047】図13は、読取光学系の他の例を示す図で
ある。光源22aからの光は、図11に示す例と同様
に、反射光としてハーフミラー23およびレンズ25を
介して読取装置20内のCCD24上に照射される。こ
の例においては、さらにステージ10の裏側に光源22
bが備えられており、スルーホールHを通過した光もC
CD24上に照射される。従って、スルーホールHにお
いて信号レベルが最も高く、配線パターンP(ラインL
及びランドR)において信号レベルが中程度、ベースB
およびエッジEにおいて信号レベルが比較的低くなる。
【0048】さらに、他の例として、CCD24を2列
以上用意し、光源22aによって、配線パターンP(ラ
インL及びランドR)を検出し、光源22bによってス
ルーホールHのみを検出し、それらのデータを別々に後
段の2値化回路に出力するように構成してもよい。
【0049】(B-3) パターン検査回路 図14は、図10に示すパターン検査回路30の内部構
成を示すブロック図である。
【0050】図10の2値化回路21a,21bで生成
されたホールイメージ原信号HIS0 ,パターンイメー
ジ原信号PIS0 は、図14においてインターフェース
31を介してノイズフィルタ32a,32bにそれぞれ
与えられる。ノイズフィルタ32a,32bは平滑化処
理などを行って、ノイズを除去し、ホールイメージ信号
HIS,パターンイメージ信号PISをそれぞれ生成す
る。
【0051】ホールイメージ信号HISとパターンイメ
ージ信号PISはどちらも、比較検査回路33,DRC
(Design Rule Check) 回路36,スルーホール検査回路
35のすべてに与えられる。
【0052】比較検査回路33は、ホールイメージ信号
HIS及びパターンイメージ信号PISと、あらかじめ
準備された基準プリント基板について得られたイメージ
信号とを比較照合し、それらが相互に異なる部分を欠陥
として特定する回路である。基準プリント基板として
は、検査対象となるプリント基板11と同一種類で、か
つあらかじめ良品であると判定されたプリント基板が用
いられる。この方法(比較法)はたとえば本出願人によ
る特開昭60−263807号公報に開示されている。
【0053】スルーホール検査回路35は、プリント基
板11上のランドRとホールHとの相対的位置関係を検
出し、これが設計上の値から逸脱しているかどうかを判
定することによってプリント基板11の良否検査を行う
回路である。この検査方法については、たとえば本出願
人による特願平1−82117号に開示されている。
【0054】DRC回路36は、良品サンプル基板の特
徴、例えば線幅、角度、連続性等の条件を基にして、検
査対象基板が前記条件から逸脱するか否を判定する回路
である。この検査方法については、たとえば特開昭57
−149905号に開示されている。
【0055】(B-4) 閾値設定回路 図15は閾値設定回路34の内部構成の概要を示すブロ
ック図である。詳細には各部の説明において述べるの
で、クロック等の細かい部分は省いてある。
【0056】サンプリング部34aはデータバスDBを
介して原画像信号GSを受けて、階調値差をメモリアド
レスHADRとしてデータ計数部34gへ出力する。デ
ータ計数部34gではマトリクス(度数分布)Mを記憶
するメモリを設けており、階調値差に対応するメモリア
ドレスHADRに対して度数M(S,Lj )の値を計算
してゆく。メモリゼロクリア部34fとデータ計数部3
4gはアドレスバスとデータバスによってメモリ読み出
し/書き込みバッファ34dに接続されており、バッフ
ァ34dはデータ計数部34g中のマトリクスMを読み
出す役割等を果たす。
【0057】モードセレクト部34cは本発明を実施す
るか、従来通りの反射率ヒストグラムを作成するかを選
別するモード選択信号HMODEを出力する。
【0058】これらサンプリング部34a,データ計数
部34g,メモリゼロクリア部34f,メモリ読み出し
/書き込みバッファ34d,モードセレクト部34c
は、コントロール部34bによって制御されている。ま
た、コントロール部34bはMPU50からの制御信号
CTLによって制御されている。
【0059】更にメモリ読み出し/書き込みバッファ3
4d,モードセレクト部34c,コントロール部34
b,サンプリング部34aは、システム入力バスDTI
N上に載っている。この入力バスDTIN上のマトリク
スMを用いて、MPU50がソフト的に図8に示したフ
ローチャートにのっとって計算を行う。
【0060】以下、各部についての詳細な動作について
説明する。
【0061】(B-5) サンプリング部 図16にサンプリング部34aの回路構成例を示す。
【0062】8ビットラッチ102は直前データSを格
納するレジスタである。このラッチ102のクリア端子
CLRは、電源リセット信号RST*(「*」は負論理
を意味する。以下同様)の他、後述するモード選択信号
HMODEによっても働く。しかし、図7のステップS
100、即ち直前データSのゼロクリアの際には、原画
像信号GSを走査する1ラインの前に必ず“0”とする
ことにより、クリア端子CLRを用いることなくゼロク
リアを行う。
【0063】次にステップS110の手順は、ハード上
では8ビットラッチ101へと
【0064】
【数8】
【0065】の階調値を有する原画像信号GSがデータ
バスDBを介してまず1画素分入力されることに対応す
る。この入力のタイミングは基本クロックUNCK8*
によってラッチ101のクロック端子CKで制御されて
いる。
【0066】又、基本クロックUNCK8*はラッチ1
02のクロック端子CKによってラッチ102のタイミ
ングをも制御しているので、ラッチ101に原画像信号
GSが1画素分、即ち8ビット入力する度に、ラッチ1
01の内容はラッチ102へと移し変えられる。これは
図7のステップS110,S130に対応する。このよ
うにしてラッチ101にはj番目の画素データLj が、
ラッチ102には直前画素データS即ちj-1 番目の画素
データLj-1 が記憶されることになる。ラッチ101,
102に記憶された隣り合う画素の画素データは、8ビ
ット+8ビット=16ビットのデータとして16ビット
バッファ103へ送られ、後述する制御信号HACK1
*によってその制御入力ENBにトリガがかかるのを待
って、階調値差がメモリアドレスHADRとして出力さ
れる。(図中<15..0>は0番目のビットから15
番目の16ビットを有する信号であることを示す。以下
同様。)即ちデータ計数部34gに送られる図1のマト
リクスMの行Sと列L jを指定するのである。
【0067】8ビットカウンタ106は、広い処理範囲
が指定され全画素について計数したのではメモリ(マト
リクスM)がオーバーフローする場合のために設置して
ある。具体的にはデータ有効信号HENABL*によっ
てカウンタ106の制御入力ENBにトリガがかかるこ
とを前提として、基本クロックUNCK8*に従ってあ
る初期値からカウントダウンしてゆき、“0”となった
時リップルキャリィアウト端子RCOから計数許可信号
HSAMPL*をデータ計数部34gへ出力するのであ
る。
【0068】上記初期値はシステム出力バスDTOT及
び8ビットラッチ105を介してMPU50からカウン
タ106の入力端子DATAに入力される。この初期値
がラッチ105に取り込まれるタイミングは書込信号W
105*によって制御されている。また、カウンタ10
6に取り込まれるタイミングはカウンタ106のロード
端子LDによって制御され、1ライン走査を終了した場
合(ブラックホールドパルスBHP)やメモリクリア時
(メモリゼロクリア信号ZCL*)の他計数許可信号H
SAMPL*を出力した場合に取り込まれる。これらに
よってサイクリックに計数処理が行われる。なお、この
初期値は8ビットバッファ107を介して、ラッチ10
5の読出信号R105*によってシステム入力バスDT
INへ載せられる。
【0069】ラッチ105及びカウンタ106もラッチ
101と同様、電源リセット信号RST*によってクリ
アされる。
【0070】なお、ラッチ102の内容をゼロにし続け
ることにより、メモリアドレスHADRの下位8ビット
は次々送られてくる原画像信号GSの階調値そのものを
示すことになり、データ計数部34gにおいては階調値
j を有する画素がいくつあるかを、即ち通常の反射率
ヒストグラムを生成することが可能となる。換言すれば
従来の反射率ヒストグラム生成回路にラッチ102を付
加するだけで本発明の実施が可能となる。本実施例では
このためモード選択信号HMODEを生成し、前述の様
に電源リセット信号RST*とともにラッチ102のク
リアを制御させている。このモード選択信号HMODE
、メモリゼロクリア信号ZCL*によってトリガされ
る1ビットラッチ104によって出力され続ける。
【0071】(B-6) データ計数部 図17にデータ計数部34gの回路構成例を示す。16
ビットバッファ201はメモリ202中の指定されたメ
モリアドレスHADRの新しい内容を保持するものであ
り、16ビットラッチ204はその古い内容を保持する
ものである。以下、図7のステップS120に対応する
手順について説明する。
【0072】サンプリング部34aによって生成された
16ビットのアドレスHADRは64kワード(ここで
は1ワードが16ビットに相当する)のメモリ202の
アドレスを指定する。メモリ202の書込み許可端子W
Eにメモリ書込み信号HWE*が入力されることによ
り、図7の度数M(S,Lj )に対応するデータが16
ビットラッチ204へ送られる。ラッチ204はトラン
スペアレントラッチが用いられ、基本クロックUNCK
8によって制御されるタイミングでメモリ202の内容
を加算器203に送る。
【0073】メモリアドレスHADRがデータ計数部3
4gに送られてきたということは、新たに階調値Sから
階調値Lj への階調値変化(但しSはHADRの上位8
ビット、Lj はHADRの下位8ビットである)を検出
したということであるから、加算器203において1を
加算する。加算されたデータ、即ち新しくメモリ202
に、メモリアドレスHADRのデータとして格納される
べきデータは、一旦16ビットバッファ201に貯えら
れて、格納のタイミングを待つ。
【0074】この新データ格納のタイミングは制御信号
HACK1*,HACK2によって制御される。制御信
号HACK1*はデータ計数部34gへのアクセスを許
可するものであり、(B-5) で述べた様にサンプリング部
34aの16ビットバッファ103をも制御しているの
で、制御信号HACK1*によってステップS120の
タイミングが制御されているのである。
【0075】一方、制御信号HACK2*はメモリのゼ
ロクリアを許可するものであり、メモリ202の内容に
もかかわらず、加算器203はクリア端子CLRに入力
された制御信号HACK2*によって常に“0”を出力
し、この“0”は同じく制御信号HACK2*のタイミ
ングで16ビットバッファ201を経由してメモリ20
2の入力端子DIに至る。この場合、メモリアドレスH
ADRのデータは“0”に書き換えられる。
【0076】メモリ202の入力端子DIには上記タイ
ミングによって新しく格納されるべきデータが入力し、
制御信号HACK1*が働いている場合には、メモリ2
02のアドレスHADRの内容が1加算されたデータに
書きかえられたことになる。
【0077】なお、加算器203での所要処理速度及び
メモリ202のアクセスタイムとの調整を行うため、位
相が反転している基本クロックUNCK8、UNCK8
*を用い、更に遅延素子DELAYを設けている。以下
これについて説明する。
【0078】メモリ書込み信号HWE*は、コントロー
ル部34bの説明で後述するように、データ計数部34
g自身に備えるゲート205によって生成される計数部
書込み信号HWE1*を元にして生成される。よってま
ず計数部書込み信号HWE1*について説明する。
【0079】今、サンプリング部34aから計数許可信
号HSAMPL*がゲート205を開いている場合、計
数部書込み信号HWE1*は基本クロックUNCK8*
と、遅延素子DELAYによって遅延された基本クロッ
クUNCK8dの論理積となる。これらの信号の位相関
係を図18に示す。結局計数部書込み信号HWE1*は
遅延素子DELAYの遅延量dの幅を有するパルスとな
る。
【0080】この書込み信号HWE1*はコントロール
部34bにおいて制御信号HACK1*との論理積がと
られてメモリ書込み信号HWE*となる。即ち制御信号
HACK1*によってデータ計数部34gへのアクセス
が許可されている場合に限り、メモリ202は幅dのパ
ルスをトリガとして書き換えられるのである。
【0081】メモリ202の出力端子DOにはデータバ
スDBが接続されており、度数生成後にマトリクスMの
内容を読みとることができる。
【0082】(B-7) メモリ読み出し/書き込みバッファ 図19にメモリ読み出し/書き込みバッファ34dの構
成例を示す。16ビットカウンタ301の出力は、16
ビットバッファ302,303に入力しており、これら
のバッファ302,303からそれぞれ、後述するMP
U50の指定するアドレスをシステム入力バスDTIN
に、メモリアドレスHADRをデータ計数部34gへ出
力する。
【0083】まずメモリのゼロクリアを行う際の動作に
ついて説明する。後述する調停回路においてゼロクリア
信号ZCL*によって制御信号HACK2*が動作し、
バッファ303を介してカウンタ301の内容がメモリ
アドレスHADRとなる。一方、ゼロクリア信号ZCL
*によってクリアされていたカウンタ301は、ゼロク
リア信号ZCL*の動作が終了するとクロック発生回路
304が出力するシステムクロックPCKM2によりカ
ウントアップしてゆく。なおこのシステムクロックPC
KM2はクロック発生回路304に入力されており、共
にクロック発生回路304に入力する制御信号HACK
2*によって出力を制御される。
【0084】カウンタ301は最大値FFFFH までカ
ウントアップするとリップルキャリーアウト端子RCO
から終了信号HSTOPを出力する。即ち、メモリのゼ
ロクリアを行う際、カウンタ301はメモリの全てのア
ドレスを順に出力してゆくことになる。この時、データ
計数部34gにおいては、(B-6) で述べた様に、図17
の加算器203が、“0”を出力し続けている。従って
メモリ202の内容は、カウンタ301の出力に従って
全てのアドレスに“0”が書き込まれ、メモリのゼロク
リアが行なわれている。即ち、この構成例ではバッファ
34dはメモリゼロクリア34fをも兼ねている。
【0085】一方、全ての画素についての階調値差が求
められ、生成された度数を有するマトリクスMがメモリ
202に貯えられたあとは、これをMPU50へと読み
出すことになる。
【0086】制御信号HACK3*によって16ビット
バッファ303,305が動作する。バッファ303を
介してカウンタ301の内容がメモリアドレス信号HA
DRとしてデータ計数部34gへ送られる。メモリ読取
信号MEMR*をトリガとしてカウンタ301のカウン
トアップにより、メモリアドレス信号HADRによって
指定されたメモリ202の内容、即ちマトリクスMの要
素(度数)が順にバッファ305へ送られてくるので、
これを介してメモリ202の内容、即ちマトリクスMが
システム入力バスDTINに載り、MPU50はこれを
拾う。
【0087】また、これとは別に、必要であればMPU
50からの指令によって、必要なアドレスのデータのみ
を得ることもできる。MPU50は指定すべきアドレス
をシステム出力バスDTOTに載せる。カウンタ書込み
信号W301*が働くと、カウンタ301のロード端子
LDが働き、出力バスDTOT上の指定アドレスがカウ
ンタ301にロードされる。これは更にバッファ303
を介して、メモリアドレスHADRとしてデータ計数部
34gへ送られる。
【0088】また、カウンタ読出し信号R301*によ
ってバッファ302を介してシステム入力バスDTIN
において、このメモリアドレスHADRをモニタするこ
ともできる。
【0089】(B-8) モードセレクト部モード セレクト部34cは、階調値差のヒストグラムを
作成するか、従来の反射率ヒストグラムを作成するかの
選別を行う部分であり、前記選別についての命令をモー
ド選択信号HMODEとして出力する(図15)。なお
(B-5) で既述したように、本実施例では従来の反射率ヒ
ストグラムを作成する回路に図16の8ビットラッチ1
02および1ビットラッチ104を加える程度の構成と
なっており、1ビットラッチ104がモード選択信号H
MODEを出力する。
【0090】(B-9) コントロール部 図20にコントロール部34bの主要部である調停回路
400の構成例を示す。この回路は主として要求信号発
生回路401と、3つの1ビットラッチ402,40
3,404とから成る。これらはそれぞれ計数要求、ゼ
ロクリア要求、MPUからのアクセス要求を調停する。
調停方法は先着優先の排他制御であり、電源リセット信
号RST*により初期化される。
【0091】受け付け可能状態で、どれか1つのアクセ
ス要求が発生すると対応するラッチが反転して、直ちに
アクセス許可信号を出力すると共に他のラッチに強制的
にリセッをかけ、遅れて発生したアクセス要求が受け付
けられないようにする。この状態は受け付けられたアク
セス要求が取下げられるまで続き、要求の取下げによっ
て反転していたラッチにリセットをかけ、他のラッチの
リセットを解除して元の受け付け可能状態に戻る。も
し、このとき既に別のアクセス要求が発生していたとし
ても、要求信号のポジティブエッジでしか受け付けられ
ないので、この要求が許可されることはない。
【0092】この調停回路400の働きを説明すること
により、併せて既に説明した各部が、実際の評価値算出
の手順の中でどのように働くかを説明する。
【0093】まず画素データ(階調値)の取り込みに先
立ち、図17のメモリ202の内容をゼロクリアしなけ
ればならない(ゼロクリア要求)。
【0094】図20においてゼロクリア信号ZCL*が
一旦働くと、要求信号発生回路401は要求信号HRE
Q2を出力する。要求信号HREQ2はラッチ403の
クロック端子CKに入力し、制御信号HACK2(HA
CK2*)を出力させる。
【0095】(B-7) で述べたように、制御信号HACK
2*が活性化すると、ゼロクリア信号ZCL*が不活性
化したあと図19のカウンタ301がカウントアップ
し、最大値までカウントすると、終了信号HSTOPを
出力する。終了信号HSTOPは図20の要求信号発生
回路401へと入力され、ゼロクリア要求はとり下げら
れる。この間中、図17の加算器203は、制御信号H
ACK2*の活性化により“0”を出力し続け、また図
20からわかるように、システムクロックPCKM2と
メモリ書込信号HWE*とは同期しているので、メモリ
202の全てのアドレスのデータがゼロクリアされる。
【0096】次に画素データ(階調値)を調べて度数を
生成してゆく過程について説明する。図20において計
数要求信号UNENが働くと、要求信号発生回路401
は要求信号HREQ1を出力する。要求信号HREQ1
はラッチ404のクロック端子CKに入力し、制御信号
HACK1(HACK1*)を出力させる。又、制御信
号HACK1*は計数部書込み信号HWE1*との論理
積によってメモリ書込み信号HWE*を生成する。
【0097】メモリ書込み信号HWE*は図17のデー
タのデータ計数部34gのメモリ202の許可端子WE
に入力され、メモリ202の書き換えを許可する。一
方、制御信号HACK1*バッファは201を動作させ
るので、メモリアドレスHADRにあるデータを書き換
えることになる。
【0098】以上の様にして原画像信号GSが調べられ
てゆき、1ライン分の原画像信号GSが調べられると
(図7のステップS140)、ブラックホールドパルス
BHPが要求信号発生回路401に入力される。これに
より、計数要求は一旦とり下げられるが、再度計数要求
信号UNENが入力されて次のラインの走査が始まる
(ステップS150)。
【0099】全画素を走査し、度数生成が終了した後
は、マトリクスMの要素である度数がMPU50に伝え
られて最適閾値法による閾値の決定(図8のステップS
160〜S190)に用いられる。MPU50からのア
クセス要求信号MEMR*が要求信号発生回路401に
入力され、要求信号HREQ3が得られる。要求信号H
REQ3はラッチ402のクロック端子CKに入力し、
制御信号HACK3(HACK3*)を出力させる。制
御信号HACK3*は図19のバッファ305を動作さ
せ、マトリクスMの内容をシステム入力バスDTINへ
と載せ、MPU50へ送る。
【0100】以上に説明した様に、図15にその構成を
示した閾値設定回路34は格構成部の連係した動作によ
り、図7のステップS100〜S150を実行する。図
8のステップS160〜S190は、MPU50にてソ
フト上の処理を行うが、加算器等を用いてハード上で処
理してもよい。
【0101】
【発明の効果】以上に述べた様に、この発明によれば、
被処理画像について、画素対のそれぞれにおける階調値
組み合わせの度数分布を求め、この度数分布を用いて
仮の閾値毎の変化点数を求めて二値化閾値を設定する。
【0102】従って、被処理画像についての度数分布は
一度求めればよい。また、度数分布からの上記仮の閾値
毎の変化点数の計算においては、実際に閾値毎に二値化
を行う必要がないため画素数に依存しない。変化点数の
計算量は階調値の数に依存し、比較的小規模なハードウ
ェアで、上記変化点数の計算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図2】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図3】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図4】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図5】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図6】本発明の基本的な考え方を示す説明図である。
【図7】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の基本的な考え方を示すフローチャート
である。
【図10】本発明を適用するプリント基板検査装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】光電走査による読取を示す概念図である。
【図12】読み取られた信号波形及びそれを合成して得
られるパターンを示す図である。
【図13】光電走査による読取を示す概念図である。
【図14】パターン検査回路30の構成を示すブロック
図である。
【図15】閾値設定回路34の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】サンプリング部34aの構成を示す回路図で
ある。
【図17】データ計数部34gの構成を示す回路図であ
る。
【図18】メモリ書込み信号HEW1*の生成の様子を
示す波形図である。
【図19】メモリ読出し/書込みバッファ34dの構成
を示す回路図である。
【図20】調停回路400の構成を示す回路図である。
【符号の説明】 Pj-1 画素 Pj 画素 Pj+1 画素 PIX 画素 GS 原画像信号 Lj-1 画素データ(階調値) Lj 画素データ(階調値) Lj+1 画素データ(階調値) S 直前画素データ M マトリクス(度数分布) M(Lj-1 ,Lj ) 度数 M(S,Lj ) 度数 TH 閾値 TH1 閾値 TH2 閾値 La 閾値 Lb 閾値 Lc 閾値 Tj 変化点の数 Ta 変化点の数 Tb 変化点の数 Tc 変化点の数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特許2520443(JP,B2) 特許1987581(JP,C2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 5/00 G06T 1/00 H04N 1/40 103 A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理画像を二値化する際の二値化閾値を
    設定する方法であって、 (a) それぞれが階調値を有する複数の画素の配列によ
    って前記被処理画像を表現する工程と、 (b) 前記配列において互いに隣接する画素対のそれぞ
    れについて、その画素対のうちの一方の画素の階調値と
    他方の画素の階調値とで規定される階調値の組み合わせ
    を求め、前記配列に含まれる各画素対についての前記
    調値の組み合わせの度数分布を得る工程と、 (c) 仮の閾値を用いて前記被処理画像を二値化した場
    合に得られるべき仮の二値化画像において、第1の画像
    値を持つ領域と第2の画像値を持つ領域との相互境界の
    総延長として定義される変化点数を前記度数分布に基づ
    いて求める工程と、 (d) 前記仮の閾値を変化させつつ前記(c) の工程を実
    行することによって得られた前記変化点数に基づいて、
    前記被処理画像の実際の二値化のための二値化閾値を決
    定する工程と、 を備えることを特徴とする二値化閾値の設定方法。
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