JP2748112B2 - 密閉容器 - Google Patents
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Description
に嵌合される蓋体とからなる容器であって、弁当容器、
ゴミ容器、あるいは漬物容器等に適用するのに適した密
閉容器に関し、特に蓋体側の嵌合凹溝を含む部分に工夫
を加えることによって、密閉性を向上させた容器に関す
るものである。
なものが提案されてきており、特に食品の鮮度を保つも
のとして重宝されているものである。ところが、この種
の密閉容器は、例えば実公平7−32432号公報に指
摘されている通り、その容器本体及びこれに嵌合される
べき蓋が合成樹脂材料によって形成してあるため、例え
ば温度変化によってどちらかが相対的に収縮するもので
ある。このように収縮すると、蓋体と容器本体との間に
隙間が生じ、従来の容器は、その密閉性が低下するとい
う問題を有していたものである。
器本体も蓋体も精度良く形成しなければならないし、密
閉性が向上したとすると、今度は蓋体が容器本体にしっ
かりと密着してしまって、その取外しが困難となるだけ
でなく、嵌合性(嵌合を容易に行えるようにすること)
も悪くなってしまうのである。
号公報にて、密閉性を良くした「合成樹脂製密閉容器」
が提案された。この密閉容器は、図16に示すように、
「容器本体の開口部周縁に嵌合凸部(又は嵌合凹部)が
設けられ、蓋の周縁には容器本体の嵌合凸部(又は嵌合
凹部)に嵌合し得る嵌合凹部(又は嵌合凸部)が形成さ
れた蓋付の合成樹脂製密閉容器に於て、前記嵌合凹部に
嵌合凸部を嵌合せしめる際に、嵌合凸部は嵌合凹部の最
深部で強制嵌合するようになされ且つ該嵌合凹部の他の
部分では嵌合凸部の外側周面(又は内側周面)が嵌合凹
部の外側周面(又は内側周面)と密に嵌合し得るように
なされた」ものであるが、容器本体も蓋も成形収縮を考
慮して精度良く成形しなければならないものであり、前
述した問題を含んだままのものとなっている。また、容
器本体の上端に球形の「鍔」を一体的に形成しておい
て、この鍔を蓋側の溝内に強制嵌合するようにしている
から、容器本体側の鍔も蓋側の溝も剛性が高いままのも
のとなっていることからも、その嵌合操作性が非常に悪
いものになっていると考えられる。
報にて提案されている「簡易型密封容器」についても同
様に言えることである。何故なら、この密封容器も、図
17に示すように、「容器本体1と、容器本体1の縁2
に弾性的に密着する断面逆U字形の周溝4を周縁部に具
えた蓋3とを合成樹脂で成形して着脱自在に密封するよ
うにした簡易形の密封容器において、前記蓋3の周溝4
の外側の下縁に、適宜の幅で水平方向に張り出して該周
溝4の下縁の膨出を阻止するようにした鍔部5を全周に
連続して一体成形したことを特徴とする簡易形密封容
器」だからである。
おける密閉性を確保しながらその嵌合操作性をも向上さ
せるにはどうしたらよいかについて種々検討を重ねてき
た結果、本発明を完成したのである。
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、容器本体に対する蓋体の密閉性とともに、嵌合操作
性をも向上させることである。
明の目的とするところは、容器本体と蓋体との嵌合部分
における形状・構造を工夫することによって、十分な密
閉性を確保することができて、その嵌合操作及び取外し
操作を容易に行うことができしかも製造も容易に行うこ
とのできる密閉容器を提供することにある。
とろは、上記請求項1及び2と同様な効果を発揮するこ
とができるだけでなく、蓋体の周縁部を形成するための
材料を工夫することによって、その密閉性及び嵌合操作
性をより一層向上させることのできる密閉容器を提供す
ることにある。
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述の
実施形態の説明中において使用する符号を付して説明す
ると、「物を収納する容器本体10と、その上端開口を
覆蓋する蓋体20とからなりこの蓋体20を構成してい
る蓋本体部21の外周に容器本体10の上端縁11が嵌
合される嵌合凹溝23を形成した周縁部22を一体化し
た密閉容器100であって、容器本体10の上端縁11
を外側上方に傾斜するものとし、嵌合凹溝23の中心線
L1を上端縁11の傾斜に合わせて傾斜させて、蓋体2
0を容器本体10に嵌合したとき、容器本体10の上外
端からの垂線L2が周縁部22を構成している外側周縁
22aの内端面より外側に位置するようにし、外側周縁
22aの下部を他より肉厚なものとするとともに、その
下端内面に容器本体10の上端に対する案内面24aを
形成し、かつ、周縁部22の内側周縁22bを、容器本
体10の上端からその下方に位置することになる蓋本体
部22aの端部に到るものとするとともに、その容器本
体10側の下端外面を案内面24bとしたことを特徴と
する密閉容器100」である。
00は、図1〜図9 に示すものであるが、その容器本
体10の上端縁11を、特に図3に示したように、外側
上方に傾斜させたものであり、この上端縁11に蓋体2
0側の嵌合凹溝23を強制嵌合することにより、図1及
び図2に示すように、容器本体10内を蓋体20によっ
て密閉するようにしたものである。そして、蓋体20側
の嵌合凹溝23の中心線L1を上端縁11のそれと略同
じように傾斜させるとともに、この蓋体20の周縁部2
2を構成している外側周縁22aを他より肉厚なものと
し、かつ外側周縁22aの容器本体10側下端面に案内
面24aを、また内側周縁22bの容器本体10側下端
面に案内面24bを、それぞれ形成したものである。
線L1を容器本体10の上端縁11と略同じように傾斜
させ、周縁部22の外側周縁22aを他より肉厚なもの
とすることにより、図3及び図4に示したように、外側
周縁22aの下端部は内方に位置する(内倒れする)こ
とになって、嵌合凹溝23を形成してある周縁部22と
容器本体10の上端縁11との密着性が向上している。
及び図5に示したように、蓋体20の中央部に位置する
ことになる蓋本体部21の外周に環状に存在しているも
のであり、その外側周縁22aを他より肉厚なものとし
て形成することにより、周縁部22を形成してる合成樹
脂材料が成形後に収縮して、外側周縁22aは輪ゴムが
縮むように径が小さくなることにより、外側周縁22a
はより一層の内倒れをして十分な密閉性を発揮するから
ある。勿論、そもそも蓋体20側の嵌合凹溝23を容器
本体10側の上端縁11の傾斜に合わせて傾斜させてあ
るから、蓋体20側の周縁部22と容器本体10の上端
縁11との密着性は確実になっている。
体20を容器本体10に嵌合したとき、容器本体10の
上外端からの垂線L2が周縁部22を構成している外側
周縁22aの内端面より外側に位置することになるか
ら、蓋体20側の周縁部22と容器本体10の上端縁1
1との密着性はより確実になっているのである。
嵌合凹溝23を有した蓋体20を、合成樹脂材料によっ
て形成する場合に、その型抜きが問題となりそうである
が、中心線L1の傾斜角度を図3及び図4に示したよう
な程度のものにすれば、この周縁部22を構成している
内側周縁22b自身の柔軟性によって無理なく型抜きが
行えるものである。
を、容器本体10の上端縁11に嵌合する場合には、当
然嵌合凹溝23の開口の位置が上端縁11の上端より外
側に少しズレていることになるが、周縁部22を構成し
ている外側周縁22a及び内側周縁22bの上端縁11
側端部には、図3及び図4、そして図8及び図9に示し
たように、曲面または傾斜面である案内面24a及び案
内面24bが形成してあるから、これらの案内面24a
及び24bによって上端縁11の上端が嵌合凹溝23内
に案内されることになる。従って、容器本体10に対す
る蓋体20の嵌合操作は容易に行えるのである。勿論、
周縁部22が柔軟性を有する合成樹脂材料によって形成
してあれば、嵌合操作はより一層容易に行うことができ
るものである。
ては、上述したように、上端縁11の外上端からの垂線
L2に対して、蓋体20を構成している周縁部22の外
側周縁22aは、その内側下端が内方に位置することに
なるから、当該外側周縁22aが形成収縮していること
もあって、上端縁11は嵌合凹溝23内にしっかりと密
着しているのである。すなわち、十分な密着性を確保し
た状態で、蓋体20は容器本体10に対して嵌合されて
いるのである。
際には、この蓋体20を型抜きする場合の上記説明中で
述べたのと同様な作業によって、つまり容器本体10の
上端縁11を型に見立ててこの上端縁11からの型抜き
作業を行うのと同様に、容易に行うことができるのであ
る。
0によれば、その嵌合操作性が向上しているとともに、
容器本体10に対する蓋体20の嵌合時における両者間
の密閉性も十分確保されていることになる。しかも、そ
のような機能を有する密閉容器100、すなわち容器本
体10及び蓋体20の合成樹脂材料による成形をも容易
に行えるのである。
に係る発明の採った手段は、同様に、「上部外周にネジ
部12を有した円形の容器本体10と、この容器本体1
0の上端開口を覆蓋すべくネジ部12に螺合されるネジ
部25を有した円形の蓋体20とからなる密閉容器10
0であって、蓋体20を、その中央部分となる蓋本体部
21の周囲に、別個に形成した周縁部22を一体化する
ことにより構成して、容器本体10の上端縁11の直上
に位置する周縁部22内に蓋本体部21の外周縁26を
位置させるようにしたことを特徴とする密閉容器10
0」である。
00は、図10〜図15に示したものであり、その容器
本体10及び蓋体20を円形のものにするとともに、蓋
体20を容器本体10に対して螺合させることにより、
容器本体10内を密封するようにしたものである。そし
て、この密閉容器100では、容器本体10に対して蓋
体20を螺合させたとき、容器本体10側の上端縁11
上端の直上に位置する蓋体20内に、これを構成してい
る蓋本体部21の外周縁21aが位置するようにしたも
のである。
では、その蓋体20を、中央に位置することになる蓋本
体部21の外周に、例えば時間差をおいて周縁部22を
一体成形(インモールド成形)したものである。このた
め、図3に示したような蓋本体部21に周縁部22を一
体化して蓋体20を構成するものに比較して、この請求
項2の密閉容器100は製造することができるものであ
り、周縁部22とは別体の蓋本体部21を、より硬質な
合成樹脂材料によって形成することができるのである。
容器100では、蓋体20を容器本体10に対して各ネ
ジ部12及び25を利用して螺合させたとき、上端縁1
1の上端に蓋本体部21の外周縁21aが位置すること
になり、これにより密閉性が確保される。すなわち、容
器本体10に対する蓋体20の螺合時において、この蓋
体20を構成している蓋本体部21の外周縁21aが、
容器本体10側の上端縁11の直上に位置しているた
め、仮に周縁部22を軟質な合成樹脂材料によって形成
したとしても、蓋本体部21は、これを硬質な合成樹脂
材料によって形成しておけば、容器本体10側の上端縁
11と蓋本体部21の外周縁21aとによってしっかり
と挟着されることになる。従って、容器本体10と蓋体
20との密閉性は、十分確保されることになるのであ
る。
では、蓋体20を容器本体10に対して各ネジ部12及
び25を利用して螺合させたとき、上端縁11の上端に
蓋体20側の突条26が当接することになり、これによ
っても両者間の密閉性が確保される。すなわち、蓋体2
0側の突条26が所謂パッキングの役目を果たすことに
なるのであり、また、この突条26は蓋体20の周縁部
22と一体的であるから、例えばこの蓋体20を洗濯す
る場合等に突条26が流失してしまうことはない。特
に、蓋体20の周縁部22を、後述する請求項3のよう
な合成樹脂材料によって形成すれば、突条26自身が十
分な柔軟性を有したものとなるから、容器本体10側の
上端縁11に対する密着性は確実に確保されることにな
る。
請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1また
は2に係る密閉容器100について、その「蓋体20を
構成している周縁部22の全体を、 SEBS系のエラストマーが75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
したこと」である。
は、その蓋体20の周縁部22を、ポリプロピレンを上
記の割合で混入したSEBS系のエラストマーを主材と
した合成樹脂材料によって形成したものであり、これに
より蓋体20の周縁部22を、例えば蓋体20の蓋本体
部21に対して少し軟質のものとしたものである。周縁
部22が軟質のものであれば、その嵌合凹溝23による
容器本体10の上端縁10aに対する嵌合操作は勿論、
取外し操作も容易に行えるのであるし、蓋体20の容器
本体10に対する密閉性も向上しているのである。何故
なら、周縁部22が軟質のものであると、嵌合凹溝23
を含む周縁部22の変形が容易となり、かつその復元性
も良くなるからである。
を軟質なものとするために、この周縁部22を構成する
ための合成樹脂材料は、SEBS系のエラストマーを7
5〜65%だけ含有したポリプロピレンによって構成す
る必要がある。その理由は、エラストマーの含有量が6
5%より少ないと、必要とする柔軟性を蓋体20の周縁
部22に付与することができないからであり、エラスト
マーの含有量が75%より多いと、容器本体10の上端
縁10aに嵌合されるべき嵌合凹溝23を含む周縁部2
2が必要とする剛性を確保することができないだけでな
く、蓋体20を高価なものとしてしまうからである。
系のもの、すなわち、スチレン−ブタジエン系ブロック
共重合体の水添物系のものを採用する必要がある。その
理由は、エラストマーのベースポリマーとしてSEBS
タイプのものを使用すれば、二重結合を有していないベ
ースポリマーを採用するということになり、耐候性や耐
熱性に優れているだけでなく、「臭い」が少ないものと
なり、例えば食品を収納するための密閉容器100とす
るのに適しているためである。
する主材をポリプロピレンとしたのは、異なる材料によ
って1つの製品・物品を同時型成形する場合に、異種材
料といっても互いにある程度の親和性を有することがよ
いからである。従って、本発明の蓋体20を、その周縁
部22の内側に位置することになる蓋本体部21をポリ
プロピレンによって形成することを前提として、周縁部
22を構成するための合成樹脂材料の主材を25〜35
%のポリプロピレンとしたのである。
係る発明を、図面に示した実施の形態である密閉容器1
00について説明すると、図1〜図9には請求項1に係
る密閉容器100が、また図10〜図15には請求項2
に係る密閉容器100がそれぞれ示してある。そこで、
これらの図の順に各発明を説明していくことにするが、
請求項3の発明は両者に共通するものであるため、最後
に説明することにする。
100の、上側半分を底面図とした平面図が示してあ
り、図2には同密閉容器100の左側半分を断面図とし
た正面図が示してあり、この密閉容器100は、物を収
納するための容器本体10とこれに嵌合される蓋体20
とからなるものである。
らかと言えば硬質で耐熱性にすぐれた合成樹脂材料によ
って一体成形したものであり、その上端開口を形成して
いる上端縁11は、特に図2及び図3に示したように、
外側上方に傾斜させてある。この上端縁11には、その
上端から蓋体20側の嵌合凹溝23が嵌合されるのであ
り、これにより蓋体20の一体化がなされるものであ
る。
の中央部分を構成する蓋本体部21の外周に、例えばコ
アパック成形法によって周縁部22を成形することによ
り一体成形したものである。本実施形態の蓋体20で
は、その蓋本体部21を透明または半透明な合成樹脂材
料によって形成したものである。なお、周縁部22を着
色したものとしてあり、この着色された周縁部22が蓋
本体部21の周縁を縁取ることによって、デザイン上も
優れたものとしてある。
22は、図3及び図4に示したように、容器本体10側
の上端縁11の外側及び内側に位置することになる外側
周縁22a及び内側周縁22bからなるものであり、こ
れらの外側周縁22a及び内側周縁22bの間には、上
端縁11が嵌入されるべき嵌合凹溝23が形成してあ
る。この嵌合凹溝23の中心線L1は、図3に示したよ
うに、上端縁11の中心線と同じ傾斜角度で傾斜するよ
うにしてあり、これにより、嵌合凹溝23は、外側上方
に向けて傾斜したものとなっている。
いる外側周縁22a及び内側周縁22bの上端縁11側
面には、この上端縁11の嵌入時における嵌合凹溝23
に対する案内を行うための案内面24a及び24bがそ
れぞれ形成してある。そして、特に外側周縁22aにつ
いては、図4にも示したように、他の周縁部22を構成
している部分よりも肉厚なものとしてある。
この外側周縁22aの外側を円弧状の断面を有するもの
とすることにより、肉厚にしているものであるが、図6
及び図7に示した密閉容器100では、図8及び図9に
示したように、その外側面を垂直なものとするととも
に、嵌合凹溝23を形成しているその内側面を下方内側
に傾斜させることにより、特に外側周縁22aの下部に
なるに従って肉厚化するようにしてある。
2aは、これを合成樹脂材料によって型成形すると、そ
の部分を構成している合成樹脂材料が冷却・固化する際
に、他の部分を構成している合成樹脂材料よりも大きく
収縮することになる。この収縮は、当該外側周縁22a
が蓋体20の外周に環状に位置していることによっても
助長されるものであり、前述したように、外側周縁22
aは、収縮により、より一層の内倒れを発揮するため、
嵌合時における容器本体10側の上端縁11に対する密
着性を向上させるものでもある。
体20の容器本体10からの取外しを、使用者が手指を
使って行うものであるから、その取外し操作を行い易く
するための指掛け27が設けてある。この種の密閉容器
100が、図1及び図5に示したような略四角形状のも
のである場合には、嵌合強度はそのコーナー部において
最も強くなるものであるから、この指掛け27は、図4
に示したように、いずれかのコーナー部に位置する外側
周縁22aに一体的に形成したものである。
は図6に示したような略長方形状の密閉容器100、図
5に示したような略正方形状の密閉容器100は勿論、
図10に示したような円筒形状の密閉容器100に対し
ても適用することができるものである。また、蓋体20
を、蓋本体部21の周囲に周縁部22をコアバッグ成形
法によって一体的に成形する場合に、蓋本体部21及び
周縁部22の突き合わせを、図2〜図4に示したような
垂直面によって行うようにして実施してもよいが、図8
及び図9に示したように、両者の各端面に形成した段部
によって行うようにして実施してもよい。段部によって
突き合わせるようにすれば、蓋本体部21と周縁部22
との密着面積が増大することから、両者の一体化をより
一層確実に行うことができるものである。
の密閉容器100の斜視図が示してあり、図示左側の密
閉容器100は大深型のものであり右側のものは深型の
ものである。この密閉容器100は、円筒状のものであ
り、、容器本体10に対して蓋体20を螺合することに
より密閉をするようにしたものである。従って、この密
閉容器100を構成している容器本体10の上部外周に
は、図11及び図12に示したように、ネジ部12が形
成してある。
を構成している蓋体20は、図11及び図12に示した
ように、その中央に位置する蓋体20の外周縁21a
に、例えばインモールド成形法によって周縁部22を一
体化したものである。勿論、この周縁部22の内側面に
は、容器本体10側のネジ部12に螺合するネジ部25
が、図12に示したように一体的に形成してある。
体20を容器本体10に螺合させたとき、上端縁11の
直上に位置する周縁部22内には、蓋本体部21側の外
周縁21aが位置するようにしてある。すなわち、硬質
な合成樹脂材料によって形成することのできる蓋本体部
21の外周縁21aは、これと容器本体10の上端縁1
1の上端とによって、柔軟性を有する合成樹脂材料によ
って形成した周縁部22を挟持することになる。従っ
て、容器本体10と蓋体20間の密閉性は、周縁部22
自体の弾性変形によって確実なものとされるのである。
させたとき、上端縁11の直上に位置することになる蓋
本体部21の内面に突条26を形成した場合には、この
突条26も周縁部22と同じ柔軟性を有する合成樹脂材
料によって形成したものとなるため、この突条26自身
の弾性変形によっても、容器本体10と蓋体20間の密
閉性が確実なものとされるのである。すなわち、この実
施形態の密閉容器100では、容器本体10に対して蓋
体20を螺合させたとき、容器本体10側の上端縁11
上端が当接することになる突条26を、蓋体20の周縁
部22の下面に一体的に形成したから、容器本体10に
対する蓋体20の密閉性を向上させることができるので
ある。
00では、蓋体20を構成している蓋本体部21を略平
板状のものに形成した場合の例を示すものであるが、こ
の蓋本体部21の剛性を十分なものとするために、蓋本
体部21の下面側に補強環状部28を形成した密閉容器
100が図13〜図15に示してある。この補強環状部
28は、言わば蓋本体部21の下面(内面)に一体成形
したフランジ状のものであり、蓋体20が大型化したと
きの剛性を十分なものとするものである。
いては、蓋体20の周縁を構成している周縁部22自身
が軟質なものであるため、図15の(イ)に示したよう
に、その内側面がフラットな場合であっても、これに内
側から当接することになる容器本体10側の上端縁11
上端との間の密閉性を十分確保することができるのであ
る。勿論、図15の(ロ)に示したように、周縁部22
の上端縁11上端に対応する内面に突条26を一体的に
形成しておけば、この突条26自身の弾性変形によって
も、容器本体10と蓋体20間の密閉性を確実なものと
することができるのである。
形成するには、透明または半透明のポリプロピレンによ
って蓋本体部21を(一次)射出成形しておき、その後
に蓋本体部21を形成していた型の一部を後退させるこ
と(コアバック)により空間(周縁部22のためのキャ
ビティ)を形成、またはこの空間への樹脂の流動路を形
成して、この空間内に、スチレン−ブタジエン系ブロッ
ク共重合体の水添物(SEBS)系のエラストマーを7
5〜65%だけ混入したポリプロピレンからなる、エラ
ストマーを主材とする合成樹脂材料を注入することによ
り、射出成形(二次)を行うことによりなされる。この
間、型開きされることはなく、一次射出されたものの一
次冷却時間中に二次射出がなされるのであり、成形時間
を短縮しながら、周縁部22の蓋本体部21に対する密
着性を確保しているものである。
材料としては、水添SBSブロック共重合体をベースポ
リマーとしているエラストマー(SEBS系)を、重量
比で27.5%となるようにポリプロピレンを入れたも
のを採用している。ポリプロピレンには、ホモ、ランダ
ム、ブロックの三種類タイプがあるが、本実施形態では
ランダムタイプを採用している。しかも、エラストマー
のベースポリマーとしてSEBSタイプのものを使用し
ているので、このベースポリマーは二重結合を有してい
ないため、耐候性や耐熱性に優れているだけでなく、
「臭い」が少ないものとなり、例えば食品を収納するた
めの密閉容器100として適している。
ロピレンとを混在させた合成樹脂材料によって形成した
周縁部22の硬度を、デュロメータによって、JIS−
K−7215の基準の下に測定してみたところ、A93
であり、蓋本体部21の硬度は、ロックウェル硬度計に
よってJIS−K−7202号によって測定したとこ
ろ、その硬度はR57であった。なお、この周縁部22
を、従来のものと同様に低密度ポリエチレン100%に
よって形成しておき、上記JIS−K−7215の基準
の下でデュロメータによる硬度を測定したところ、その
硬度はA98であった。
2の硬度と、蓋本体部21の硬度との間に硬度差を設け
ることにより、密閉する際には、硬度の高い蓋本体部2
1を強く押圧することができるという操作性を向上させ
る意味があり、蓋本体部21より周縁部22の硬度を低
くすることは、容器本体10の上端縁11に対する嵌合
・取外し操作を従来品より行い易くし、かつ密閉性を向
上させるという意味がある。
ような略長方形のものに形成した場合に、その大部分は
透明または半透明のポリプロピレンによって形成した蓋
本体部21であるから、この蓋本体部21を通して容器
本体10内を視認することができるだけでなく、蓋本体
部21の周囲には着色された周縁部22が存在している
から、この周縁部22によってその内側は見えない。す
なわち、この蓋体20は、着色された周縁部22が蓋本
体部21の周囲に存在しているというデザイン上でも優
れたものとなっているだけでなく、もし蓋体20と容器
本体10との間に物が挟っていたとしても、これを周縁
部22が外部からは見えなくしているのであり、使用時
における全体の見栄えをよくするものである。
2〜図4に示したように、断面略逆U字状の嵌合凹溝2
3が形成してあるが、この嵌合凹溝23内に容器本体1
0側の上端縁11が嵌入されることになるのである。こ
の嵌合凹溝23の周囲は、前述した硬度を有する合成樹
脂材料によって形成されている周縁部22なのであるか
ら、当該蓋体20の容器本体10に対する嵌合性が良好
でかつ密閉性も良いものであることは前述した通りであ
る。
係る発明においては、「容器本体10の上端縁11を外
側上方に傾斜するものとし、嵌合凹溝23の中心線L1
を上端縁11の傾斜に合わせて傾斜させて、蓋体20を
容器本体10に嵌合したとき、容器本体10の上外端か
らの垂線L2が周縁部22を構成している外側周縁22
aの内端面より外側に位置するようにし、外側周縁22
aの下部を他より肉厚なものとするとともに、その下端
内面に容器本体10の上端に対する案内面24aを形成
し、かつ、周縁部22を構成している内側周縁22b
を、容器本体10の上端からその下方に位置することに
なる蓋本体部22aの端部に到るものとするとともに、
その容器本体10側の下端外面を案内面24bとした」
こと、また請求項2に係る発明においては、「蓋体20
を、その中央部分となる蓋本体部21の周囲に、別個に
形成した周縁部22を一体化することにより構成して、
容器本体10の上端縁11の直上に位置する周縁部22
内に蓋本体部21の外周縁26を位置させるようにし
た」ことにその構成上の特徴があり、これにより、容器
本体10と蓋体20との嵌合部分における形状・構造を
工夫したことになって、十分な密閉性を確保することが
できて、その嵌合操作及び取外し操作を容易に行うこと
ができ、しかも製造も容易に行うことができる密閉容器
100を提供することができるのである。
上記請求項1または2に係る密閉容器100について、
その「蓋体20を構成している周縁部22の全体を、 SEBS系のエラストマーが75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
したこと」に構成上の特徴があり、これにより、上記請
求項1及び2と同様な効果を発揮することができるだけ
でなく、その密閉性及び嵌合操作性をより一層向上させ
ることのできる密閉容器を提供することがきるのであ
る。
弁当容器、ゴミ容器、あるいは漬物容器等のように、開
閉操作が頻繁に行われるとともに、閉じたときの密閉
性、つまり容器本体10内の液汁が外部に洩れ出ないよ
うにする必要性のあるものに適用するのに、非常に適し
たものとすることができるのである。
とした平面図である。
ある。
ある。
ある。
で、上側半分を底面図とした平面図である。
面図とした正面図である。
中の3−3線部、(ロ)は4−4線部を示すものであ
る。
大断面図である。
図である。
もので、左側半分を断面図とした正面図である。
は周縁部の内側面がフラットな場合を、(ロ)は周縁部
の内側面に突条を形成した場合をそれぞれ示すものであ
る。
る。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】物を収納する容器本体と、その上端開口を
覆蓋する蓋体とからなり、この蓋体を構成している蓋本
体部の外周に前記容器本体の上端縁が嵌合される嵌合凹
溝を形成した周縁部を一体化した密閉容器であって、 前記容器本体の上端縁を外側上方に傾斜するものとし、
前記嵌合凹溝の中心線を前記上端縁の傾斜に合わせて傾
斜させて、前記蓋体を前記容器本体に嵌合したとき、容
器本体の上外端からの垂線が前記周縁部を構成している
外側周縁の内端面より外側に位置するようにし、 前記外側周縁の下部を他より肉厚なものとするととも
に、その下端内面に前記容器本体の上端に対する案内面
を形成し、 かつ、前記周縁部の内側周縁を、前記容器本体の上端か
らその下方に位置することになる前記蓋本体部の端部に
到るものとするとともに、その容器本体側の下端外面を
案内面としたことを特徴とする密閉容器。 - 【請求項2】上部外周にネジ部を有した円形の容器本体
と、この容器本体の上端開口を覆蓋すべく前記ネジ部に
螺合されるネジ部を有した円形の蓋体とからなる密閉容
器であって、 前記蓋体を、その中央部分となる蓋本体部の周囲に、別
個に形成した周縁部を一体化することにより構成すると
ともに、前記容器本体の上端縁の直上に位置する前記周
縁部内に前記蓋本体部の外周縁を位置させるようにした
ことを特徴とする密閉容器。 - 【請求項3】前記蓋体を構成している周縁部の全体を、 SEBS系のエラストマーが75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
密閉容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8115047A JP2748112B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8115047A JP2748112B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 密閉容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301395A JPH09301395A (ja) | 1997-11-25 |
JP2748112B2 true JP2748112B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14652876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8115047A Expired - Lifetime JP2748112B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 密閉容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2748112B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100588590B1 (ko) * | 1998-07-31 | 2006-06-13 | 기후 프라스치쿠 코교 가부시키가이샤 | 밀폐용기를 위한 뚜껑체 |
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---|---|---|---|---|
JP5727889B2 (ja) * | 2011-07-15 | 2015-06-03 | 三甲株式会社 | 蓋部材 |
CN109132174B (zh) * | 2018-09-14 | 2024-03-15 | 郑天波 | 一种植物纤维模塑杯盖 |
US11628966B2 (en) * | 2021-04-12 | 2023-04-18 | Dart Industries Inc. | Freezable and reusable bottle and method of making the bottle |
KR102733955B1 (ko) * | 2024-08-22 | 2024-11-26 | 주식회사 이지앤 | 밀폐용기 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8115047A patent/JP2748112B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR100588590B1 (ko) * | 1998-07-31 | 2006-06-13 | 기후 프라스치쿠 코교 가부시키가이샤 | 밀폐용기를 위한 뚜껑체 |
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JPH09301395A (ja) | 1997-11-25 |
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