JP2746971B2 - 紙処理装置 - Google Patents
紙処理装置Info
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- JP2746971B2 JP2746971B2 JP1008458A JP845889A JP2746971B2 JP 2746971 B2 JP2746971 B2 JP 2746971B2 JP 1008458 A JP1008458 A JP 1008458A JP 845889 A JP845889 A JP 845889A JP 2746971 B2 JP2746971 B2 JP 2746971B2
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- JP
- Japan
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- bin
- stapling
- paper
- unit
- staple
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、印刷機等に装備される紙処理装置
に係り、特に異常検出制御に特徴のある紙処理装置に関
する。
に係り、特に異常検出制御に特徴のある紙処理装置に関
する。
この種紙処理装置は、複数のビン上に排出される用紙
を揃えて、これをステープルする機能を有している。
を揃えて、これをステープルする機能を有している。
そしてこの装置は、用紙の備えを行う揃え手段、用紙
のステープルを行うステープル手段、揃えられた用紙束
を把持するチヤツク手段等、可動性のあるユニツトを備
えている。
のステープルを行うステープル手段、揃えられた用紙束
を把持するチヤツク手段等、可動性のあるユニツトを備
えている。
しかしながら、従来の紙処理装置においては、これら
のユニツトの異常(特に停止位置の異常)検出処理につ
いて充分には配慮されていなかつた。
のユニツトの異常(特に停止位置の異常)検出処理につ
いて充分には配慮されていなかつた。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、正確な異常
検出処理を行うことにより、装置の破損などを未然に防
止することを目的とする。
検出処理を行うことにより、装置の破損などを未然に防
止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、複数のビンと、
このビン上に排出された用紙を揃える揃え手段と、この
揃え手段により揃えられた用紙をステープルするステー
プル手段と、前記ステープル手段が綴じ動作を行う停止
位置へステープル手段を移動させる移動手段とを有する
紙処理装置において、 前記ステープル手段の移動が終了して停止した停止位
置を検出する停止位置検出手段と、前記ステープル手段
の移動時の時間を計測し、この時間が前記停止位置に移
動中に予め定められた所定時間を超えても前記停止位置
検出手段により前記停止位置を検出しない時、前記ステ
ープル手段の作動を禁止する制御手段を備えたことを特
徴とする。
このビン上に排出された用紙を揃える揃え手段と、この
揃え手段により揃えられた用紙をステープルするステー
プル手段と、前記ステープル手段が綴じ動作を行う停止
位置へステープル手段を移動させる移動手段とを有する
紙処理装置において、 前記ステープル手段の移動が終了して停止した停止位
置を検出する停止位置検出手段と、前記ステープル手段
の移動時の時間を計測し、この時間が前記停止位置に移
動中に予め定められた所定時間を超えても前記停止位置
検出手段により前記停止位置を検出しない時、前記ステ
ープル手段の作動を禁止する制御手段を備えたことを特
徴とする。
また、停止位置毎に形成された検知板と、この検知板
を検出するセンサにて前記停止位置検出手段を構成した
ことを特徴とする。
を検出するセンサにて前記停止位置検出手段を構成した
ことを特徴とする。
また、用紙を収容する収容手段と、この収容手段上に
排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段によ
り揃えられた用紙をステープルするステープル手段とを
有する紙処理装置において、前記揃え手段の1サイクル
の動作が所定時間を超えた時、前記ステープル手段の作
動を禁止する制御手段を備えたことを特徴とする。
排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段によ
り揃えられた用紙をステープルするステープル手段とを
有する紙処理装置において、前記揃え手段の1サイクル
の動作が所定時間を超えた時、前記ステープル手段の作
動を禁止する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、用紙を収容する収容手段と、この収容手段上に
排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段によ
り揃えられた用紙をステープルするステープル手段と、
揃えられた用紙をチヤツクするチヤツク部と、このチヤ
ツク部をステープル手段まで移動させる移動手段とを有
する紙処理装置において、前記チヤツク部の移動時間が
予め定められた所定時間を超えた時、前記ステープル手
段の作動を禁止する制御手段を備えたことを特徴とす
る。
排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段によ
り揃えられた用紙をステープルするステープル手段と、
揃えられた用紙をチヤツクするチヤツク部と、このチヤ
ツク部をステープル手段まで移動させる移動手段とを有
する紙処理装置において、前記チヤツク部の移動時間が
予め定められた所定時間を超えた時、前記ステープル手
段の作動を禁止する制御手段を備えたことを特徴とす
る。
本発明では上記のごとく、各ユニツトの動作時間が所
定値よりオーバした場合、これを検出して装置、ユニツ
トの作動を停止するように制御する。
定値よりオーバした場合、これを検出して装置、ユニツ
トの作動を停止するように制御する。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す本実施例の正面図のように、機器本体の
一例である複写機より排出されたコピーの受入口には入
口ガイド板104a,104bが設けられ、これに続いて上方の
第1のソータ手段100へコピーを搬送するためのガイド
板107,109,110,111、搬送ローラ106,108,112,113、切換
爪115が設けられている。切換爪115の作動による上側の
経路は、ガイド板114から排紙ローラ対117,118及び排紙
トレイ119が設けられ、切換爪115の作動による下側の第
2のソータ手段101への経路は、ガイド板120から上下方
向に平行に尻上がりに設けられた複数枚(図の例では20
枚)のビン300のコピー挿入側に沿うコピー縦送り経路
に続いている。
一例である複写機より排出されたコピーの受入口には入
口ガイド板104a,104bが設けられ、これに続いて上方の
第1のソータ手段100へコピーを搬送するためのガイド
板107,109,110,111、搬送ローラ106,108,112,113、切換
爪115が設けられている。切換爪115の作動による上側の
経路は、ガイド板114から排紙ローラ対117,118及び排紙
トレイ119が設けられ、切換爪115の作動による下側の第
2のソータ手段101への経路は、ガイド板120から上下方
向に平行に尻上がりに設けられた複数枚(図の例では20
枚)のビン300のコピー挿入側に沿うコピー縦送り経路
に続いている。
縦送り経路の各ピンに対応する位置には偏向爪164お
よび搬送ローラ162、排出ローラ163のローラ対が設けら
れており、搬送ローラ162の適宜の間隔で設けられた複
数個のものには、コピー縦送り経路を挟んで従動ローラ
165が圧接している。上記の搬送ローラ106,108,112,11
3、排紙ローラ117,118、搬送ローラ162、排出ローラ163
はドライブモータ200により駆動される。
よび搬送ローラ162、排出ローラ163のローラ対が設けら
れており、搬送ローラ162の適宜の間隔で設けられた複
数個のものには、コピー縦送り経路を挟んで従動ローラ
165が圧接している。上記の搬送ローラ106,108,112,11
3、排紙ローラ117,118、搬送ローラ162、排出ローラ163
はドライブモータ200により駆動される。
第2図に示す本実施例の側面図のように、ビン300の
群の側方には後述するステープル手段であるステープラ
401、ステープラまで用紙を寄せる装置(以下チヤツキ
ング部)402およびステープラ401、チヤツキング部402
を各ビンまで移動する上下移動機構で構成されるステー
プラ装置(続じ手段)400が配置されている。
群の側方には後述するステープル手段であるステープラ
401、ステープラまで用紙を寄せる装置(以下チヤツキ
ング部)402およびステープラ401、チヤツキング部402
を各ビンまで移動する上下移動機構で構成されるステー
プラ装置(続じ手段)400が配置されている。
また、ステープラ装置400がある反対側のビン300の群
の側方には、ステープルする前の用紙を揃える揃え手段
をなす押圧部材502(後述する)と、この押圧部材502部
分を用紙のサイズに合つた場所に移動させる装置で構成
される揺動装置500が配置されている。
の側方には、ステープルする前の用紙を揃える揃え手段
をなす押圧部材502(後述する)と、この押圧部材502部
分を用紙のサイズに合つた場所に移動させる装置で構成
される揺動装置500が配置されている。
第3図は、第1図の反対側から見た背面図である。第
3図では、第1図で表現出来なかつたものについて説明
する。
3図では、第1図で表現出来なかつたものについて説明
する。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、それぞ
れ10ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手
段101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100にビンセンサ176,179と、排紙セン
サ177,178があり、下のブロツク(第2のソータ手段)1
01にセンサ181,184と排紙センサ180,183がある。これら
のセンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタからなる
透過式の光学検知センサである。コピー(=用紙)が排
出されたかどうかを検出するのが排紙センサ177,178,18
0,183であり、ビン300にコピーがあるかどうかを判別す
るのがビンセンサ176,179,181,188である。このような
ビンセンサ176,179,181,188により、上ブロツク101にコ
ピーが乗つていれば下ブロツク101を使用するというこ
とが可能になつている。
れ10ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手
段101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100にビンセンサ176,179と、排紙セン
サ177,178があり、下のブロツク(第2のソータ手段)1
01にセンサ181,184と排紙センサ180,183がある。これら
のセンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタからなる
透過式の光学検知センサである。コピー(=用紙)が排
出されたかどうかを検出するのが排紙センサ177,178,18
0,183であり、ビン300にコピーがあるかどうかを判別す
るのがビンセンサ176,179,181,188である。このような
ビンセンサ176,179,181,188により、上ブロツク101にコ
ピーが乗つていれば下ブロツク101を使用するというこ
とが可能になつている。
次に、上述した実施例の作動を説明する。
複写機から排出されたコピーは、入口ガイド板104a,1
04bから挿入され、ガイド板107,109,110,111、搬送ロー
ラ106,108,112,113により上部へ搬送される。
04bから挿入され、ガイド板107,109,110,111、搬送ロー
ラ106,108,112,113により上部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ119に排出するモー
ド)であるとすると、切換爪115が下がつていて、コピ
ーはガイド板114に沿つて、排紙ローラ対117,118により
排紙トレイ119に排出される。
ド)であるとすると、切換爪115が下がつていて、コピ
ーはガイド板114に沿つて、排紙ローラ対117,118により
排紙トレイ119に排出される。
また、今、ソートモード(ページ順に仕分けるモー
ド)およびスタツクモード(ページ毎に仕分けるモー
ド)であるとすると、切換爪115が上がつていて、ガイ
ド板120に沿つて下方に搬送される。搬送ローラ162と従
動ローラ165によつて搬送されたコピーは、偏向爪164が
作動している個所のビン300に排出される。偏向爪164
は、モード(ソートまたはスタツク)に合つた動きを行
う。
ド)およびスタツクモード(ページ毎に仕分けるモー
ド)であるとすると、切換爪115が上がつていて、ガイ
ド板120に沿つて下方に搬送される。搬送ローラ162と従
動ローラ165によつて搬送されたコピーは、偏向爪164が
作動している個所のビン300に排出される。偏向爪164
は、モード(ソートまたはスタツク)に合つた動きを行
う。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪164が作動し
て、第1ビン300に排出し、1ページ目の2枚目のコピ
ーは2ビン目の偏向爪164が作動して、第2ビン300に排
出する。また2ページ目の1枚目は第1ビン300に、2
枚目は第2ビン300にそれぞれ排出される。このように
してソートモードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・
・・というようにページ順に排出される。
て、第1ビン300に排出し、1ページ目の2枚目のコピ
ーは2ビン目の偏向爪164が作動して、第2ビン300に排
出する。また2ページ目の1枚目は第1ビン300に、2
枚目は第2ビン300にそれぞれ排出される。このように
してソートモードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・
・・というようにページ順に排出される。
スタツクモードの時は、1ページ目のコピー全部を第
1ビンに排出し、2ページ目のコピーを第2ビンに排出
させるように偏向爪164が作動する。このようにして、
スタツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピ
ーが排出され、ページ毎に仕分ける。
1ビンに排出し、2ページ目のコピーを第2ビンに排出
させるように偏向爪164が作動する。このようにして、
スタツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピ
ーが排出され、ページ毎に仕分ける。
このように仕分けられたコピーに対してステープルを
行うために必要な構成について、以下に説明する。コピ
ーのステープルを行うためには、複数のコピーは揃えら
れていなければならない。そのため、本実施例のソータ
には、以下第4図〜第8図に基づいて説明する揺動装置
が備わつている。
行うために必要な構成について、以下に説明する。コピ
ーのステープルを行うためには、複数のコピーは揃えら
れていなければならない。そのため、本実施例のソータ
には、以下第4図〜第8図に基づいて説明する揺動装置
が備わつている。
第4図および第5図は、各々揺動装置の概略を示す斜
視図と、揺動装置とビン300との関係を示す平面図であ
る。
視図と、揺動装置とビン300との関係を示す平面図であ
る。
各ビン300の一側縁部には、ビンフエンス316がそれぞ
れ立設されているとともに、このビンフエンス316が設
けられている縁部と直交関係にある他側縁部に、ビン後
端立上がり部308が立設されている。また上記ビンフエ
ンス316が設けられている縁部と反対側の縁部には、切
欠部311が設けられている。この切欠部311は、前記フエ
ンス316に向かつて所定長さにわたり延在するように設
けられている。これら各ビン300に設けられている各切
欠部311内を上下方向に突き通すようにして、横断面角
形状をなす主軸501が立設されている。この主軸501の途
中部分には、各ビン300に対応する位置に、用紙束の端
面部に当接して位置揃えを行う押圧部材502が複数取り
付けられている。これらの各押圧部材502には、第6図
に示すように、前記フエンス316に対向する押圧弾性部
材502a,502bが備えられている。
れ立設されているとともに、このビンフエンス316が設
けられている縁部と直交関係にある他側縁部に、ビン後
端立上がり部308が立設されている。また上記ビンフエ
ンス316が設けられている縁部と反対側の縁部には、切
欠部311が設けられている。この切欠部311は、前記フエ
ンス316に向かつて所定長さにわたり延在するように設
けられている。これら各ビン300に設けられている各切
欠部311内を上下方向に突き通すようにして、横断面角
形状をなす主軸501が立設されている。この主軸501の途
中部分には、各ビン300に対応する位置に、用紙束の端
面部に当接して位置揃えを行う押圧部材502が複数取り
付けられている。これらの各押圧部材502には、第6図
に示すように、前記フエンス316に対向する押圧弾性部
材502a,502bが備えられている。
押圧弾性部材502aの弾性により、押圧部材502及びビン3
00の取付け上のバラツキを吸収するようになつている。
また、用紙が上方にカールしたとき、その用紙のカール
を押圧弾性部材502bにより押さえ、押圧部材502を確実
にシート束の端面部に当接して位置揃えを行う。
00の取付け上のバラツキを吸収するようになつている。
また、用紙が上方にカールしたとき、その用紙のカール
を押圧弾性部材502bにより押さえ、押圧部材502を確実
にシート束の端面部に当接して位置揃えを行う。
さらに前記主軸501の上端部および下端部には、L形
状に形成されているブラケツト505および506の一片部が
それぞれ取り付けられているとともに、前記ビン300の
上方領域および下方領域には、前記切欠部311の延在方
向とほぼ同方向に延びるタイミングベルト507および508
がそれぞれ配置されている。そして、これらの各タイミ
ングベルト507および508に対して各ブラケツト505,506
の各他片部がそれぞれ固定されている。上記各タイミン
グベルト507および508がそれぞれ掛けられているプーリ
509,510、および511,512,513のうち、駆動側のプーリ50
9および510は、上下方向に延在されるように設けられて
いる駆動軸514の両端部にそれぞれ固定されている。下
側タイミングベルト508はサイズ移動モータ515の出力軸
に設けられたプーリ513に掛けられている。
状に形成されているブラケツト505および506の一片部が
それぞれ取り付けられているとともに、前記ビン300の
上方領域および下方領域には、前記切欠部311の延在方
向とほぼ同方向に延びるタイミングベルト507および508
がそれぞれ配置されている。そして、これらの各タイミ
ングベルト507および508に対して各ブラケツト505,506
の各他片部がそれぞれ固定されている。上記各タイミン
グベルト507および508がそれぞれ掛けられているプーリ
509,510、および511,512,513のうち、駆動側のプーリ50
9および510は、上下方向に延在されるように設けられて
いる駆動軸514の両端部にそれぞれ固定されている。下
側タイミングベルト508はサイズ移動モータ515の出力軸
に設けられたプーリ513に掛けられている。
第4図に示すように、ソータに固定されたサイズ検知
板530と、下側ブラケツト506上のサイズ情報検出手段で
あるサイズ検知センサ531により、押圧部材502の位置を
検出するようになつている。
板530と、下側ブラケツト506上のサイズ情報検出手段で
あるサイズ検知センサ531により、押圧部材502の位置を
検出するようになつている。
下側のブラケツト506上には、第4図に示すように揺
動モータ520が設置されている。この揺動モータ520の出
力部には、偏心軸520aが上方に突出するように設けられ
ている。一方、前記主軸501の下端部には、揺動アーム5
21が上記揺動モータ520側に向かつて突出するように取
り付けられている。この揺動アーム521に形成された長
溝部521a内には、前記偏心軸520aが遊嵌状態で装着され
ている。したがつて前記揺動モータ520が回転駆動され
ることによつて揺動アーム521が揺動され、その揺動力
が主軸501を介して各ビン300に対応する押圧部材502に
伝達され、この押圧部材502の各押圧弾性部材502aが、
第5図の実線で示される位置と一点鎖線で示される位置
との間において、第8図に示すように、正弦的に揺動さ
れるため、上支点で揺動速度が緩くなるようになつてい
る。また押圧弾性部材502aが一点鎖線で示される位置は
シート束をフエンス316に確実に押し付けるためにシー
ト端面よりある一定の食い込み料を持つように設定され
ている。
動モータ520が設置されている。この揺動モータ520の出
力部には、偏心軸520aが上方に突出するように設けられ
ている。一方、前記主軸501の下端部には、揺動アーム5
21が上記揺動モータ520側に向かつて突出するように取
り付けられている。この揺動アーム521に形成された長
溝部521a内には、前記偏心軸520aが遊嵌状態で装着され
ている。したがつて前記揺動モータ520が回転駆動され
ることによつて揺動アーム521が揺動され、その揺動力
が主軸501を介して各ビン300に対応する押圧部材502に
伝達され、この押圧部材502の各押圧弾性部材502aが、
第5図の実線で示される位置と一点鎖線で示される位置
との間において、第8図に示すように、正弦的に揺動さ
れるため、上支点で揺動速度が緩くなるようになつてい
る。また押圧弾性部材502aが一点鎖線で示される位置は
シート束をフエンス316に確実に押し付けるためにシー
ト端面よりある一定の食い込み料を持つように設定され
ている。
上述のように揺動装置は、ユニツト化されサイズ移動
モータ515により揺動ユニツト全体を移動することがで
きるようになつている。
モータ515により揺動ユニツト全体を移動することがで
きるようになつている。
前記揺動装置において画像形成装置側から送り出され
るサイズ信号を受け取ると、サイズ移動モータ515によ
つて上下のタイミングベルト507,508が搬送され、これ
により主軸501に取り付けられている押圧部材502が用紙
束の一側端面部に向かつて往動される。そして、サイズ
検知板530およびサイズ検知センサ531により揺動ユニツ
トを所定位置まで移動させる。
るサイズ信号を受け取ると、サイズ移動モータ515によ
つて上下のタイミングベルト507,508が搬送され、これ
により主軸501に取り付けられている押圧部材502が用紙
束の一側端面部に向かつて往動される。そして、サイズ
検知板530およびサイズ検知センサ531により揺動ユニツ
トを所定位置まで移動させる。
次に揺動モータ520が半回転分(180゜)だけ正転し、
その後、反転しホームポジシヨンに戻ることによつて揺
動アーム521が1回揺動され、その揺動力が主軸501を介
して各押圧部材502に伝達される。これにより押圧弾性
部材502aが第5図の実線で示される位置から、一点鎖線
で示される位置に揺動される。また第9図に示したよう
に揺動モータ520が180゜以上正転し、その後、反転しホ
ームポジシヨンに戻ることにより、1工程で2回揺動す
ることも容易に行うこともできる。
その後、反転しホームポジシヨンに戻ることによつて揺
動アーム521が1回揺動され、その揺動力が主軸501を介
して各押圧部材502に伝達される。これにより押圧弾性
部材502aが第5図の実線で示される位置から、一点鎖線
で示される位置に揺動される。また第9図に示したよう
に揺動モータ520が180゜以上正転し、その後、反転しホ
ームポジシヨンに戻ることにより、1工程で2回揺動す
ることも容易に行うこともできる。
そして、上述した揺動により用紙束の一側端面に対し
て押圧部材502の押圧弾性部材502aが当接されることに
より、用紙束の反対側の端面部がフエンス316側に押し
付けられ、その結果、前記用紙束の一側端面部の位置揃
えが行われるとともに、押圧部材502の揺動力によつて
前記用紙束の一側端面部と直交関係にある他側端面が、
ビン立上がり部308に当接されるように矢印A方向に向
かつて押し込まれ、その結果この用紙束の他側端面部の
位置揃えが行われることになる。
て押圧部材502の押圧弾性部材502aが当接されることに
より、用紙束の反対側の端面部がフエンス316側に押し
付けられ、その結果、前記用紙束の一側端面部の位置揃
えが行われるとともに、押圧部材502の揺動力によつて
前記用紙束の一側端面部と直交関係にある他側端面が、
ビン立上がり部308に当接されるように矢印A方向に向
かつて押し込まれ、その結果この用紙束の他側端面部の
位置揃えが行われることになる。
従つて、用紙束は両方向にわたつて良好に位置揃えが
行われる。揺動を揺動モータ520の正転および反転で行
つているため、正転でシートが押し決れなかつた場合で
も反転により容易にホームポジシヨンに戻ることができ
る。
行われる。揺動を揺動モータ520の正転および反転で行
つているため、正転でシートが押し決れなかつた場合で
も反転により容易にホームポジシヨンに戻ることができ
る。
以上の動作でビン300上に排出された用紙を端部へ良
好に揃えることができる。
好に揃えることができる。
位置揃えが行われた用紙束は、ステープル動作などの
各種後処理が実行された後に第5図の矢印X方向に取り
出される。この取り出し方向には、取り出しの支障とな
るものは何ら存在しないので、用紙取り出し動作は容易
に行われることとなる。
各種後処理が実行された後に第5図の矢印X方向に取り
出される。この取り出し方向には、取り出しの支障とな
るものは何ら存在しないので、用紙取り出し動作は容易
に行われることとなる。
またビン300にも用紙揃えおよびステープルを良好に
行うための種々の工夫がされている。
行うための種々の工夫がされている。
以下、第10図〜第28図に基づいてビン300の構造につ
いて説明する。第10図にビン300の平面図、第11図に側
面図を示す。第10図のほぼ中央にある切欠部311は、揺
動の主軸が用紙サイズに合わせて移動するためのもので
ある。前記切欠部311の横に位置している凸部2箇所301
は前記揺動の主軸501に取り付けられた揺動板320(第15
図)が入る溝部を作るためにある。第15図に示すように
凸部301を設けることにより用紙Pが持ち上げられ、揺
動時、確実に用紙Pが寄せられるようにしている。
いて説明する。第10図にビン300の平面図、第11図に側
面図を示す。第10図のほぼ中央にある切欠部311は、揺
動の主軸が用紙サイズに合わせて移動するためのもので
ある。前記切欠部311の横に位置している凸部2箇所301
は前記揺動の主軸501に取り付けられた揺動板320(第15
図)が入る溝部を作るためにある。第15図に示すように
凸部301を設けることにより用紙Pが持ち上げられ、揺
動時、確実に用紙Pが寄せられるようにしている。
第17図のように凹部321を設けることで同様な効果を
出せる。
出せる。
また第16図に示すように凸部301を設けると、排出し
た用紙Pを腰づけすると言う役割を同時に行うことによ
り、用紙Pの揺動および揃えを良好に行わせる効果もあ
る。
た用紙Pを腰づけすると言う役割を同時に行うことによ
り、用紙Pの揺動および揃えを良好に行わせる効果もあ
る。
ビン300のリブ302bは排出された用紙が切欠部311に潜
り込まないように考慮している。
り込まないように考慮している。
第13図は切欠部311付近のリブ302bの断面図を示す。
第13図でもわかるようにリブ302bはビン300の上下に突
出しており、積載されるべき用紙Pが下に潜り込まない
ようにと同時に上位ビンの切欠部へ入り込まないように
している前記リブ302bの配置も用紙サイズの端面より10
mm中に入つた付近に設定していて、特に切欠部311に入
り易い用紙の端面を確実にガイドするよう考慮してい
る。
第13図でもわかるようにリブ302bはビン300の上下に突
出しており、積載されるべき用紙Pが下に潜り込まない
ようにと同時に上位ビンの切欠部へ入り込まないように
している前記リブ302bの配置も用紙サイズの端面より10
mm中に入つた付近に設定していて、特に切欠部311に入
り易い用紙の端面を確実にガイドするよう考慮してい
る。
また第13図中で、ビン上側のリブの形状が片側になだ
らかな三角形状を形成しているのは、チヤツキングして
きた用紙束をステープルした後、吐き出した時に、吐き
出された用紙Pが前記302b等のリブに引つ掛からないよ
うにガイドするためである。前記リブ302bはビン立上が
り部308付近では、例えば第14図に示すような低いリブ
になつており、切欠部まで徐々に高くしている。これは
積載枚数を多く確保するために行つている。
らかな三角形状を形成しているのは、チヤツキングして
きた用紙束をステープルした後、吐き出した時に、吐き
出された用紙Pが前記302b等のリブに引つ掛からないよ
うにガイドするためである。前記リブ302bはビン立上が
り部308付近では、例えば第14図に示すような低いリブ
になつており、切欠部まで徐々に高くしている。これは
積載枚数を多く確保するために行つている。
本実施例のビン300にはコピー積載枚数を向上させる
ため、第16図に示すように除電ブラシ322を取り付けて
いるが、排出された用紙Pがカール等により除電ブラシ
322に引つ掛かり、スタツク性および揃え性に悪影響を
与える危険がある。しかしリブ302cを設けることによ
り、排出された用紙Pが確実に除電ブラシ322に引つ掛
からないようにガイドすることで、前記不具合を解決で
きる。またこのリブ302cも用紙Pの各サイズの両端を押
さえるような配置になつている。
ため、第16図に示すように除電ブラシ322を取り付けて
いるが、排出された用紙Pがカール等により除電ブラシ
322に引つ掛かり、スタツク性および揃え性に悪影響を
与える危険がある。しかしリブ302cを設けることによ
り、排出された用紙Pが確実に除電ブラシ322に引つ掛
からないようにガイドすることで、前記不具合を解決で
きる。またこのリブ302cも用紙Pの各サイズの両端を押
さえるような配置になつている。
第11図において、下側に出ているリブ302eは第18図に
示すように、用紙Pの端面を押さえる役目をしており、
カール大の用紙等に対し、チャツク部前進時、積載され
た用紙Pにぶつかることなく確実にチヤツクレバー421
によりチヤツキングできる。
示すように、用紙Pの端面を押さえる役目をしており、
カール大の用紙等に対し、チャツク部前進時、積載され
た用紙Pにぶつかることなく確実にチヤツクレバー421
によりチヤツキングできる。
第20図でビン300に取付けられたガイド部材317はビン
300上に積載された用紙Pをチヤツキング部にてステー
プラ部まで移動する時に用紙Pが確実にステープラ部の
開口323に入るようにガイドしている部材である。この
ガイド部材317が無いと第22図に示すように、用紙Pが
第22図のからへ移動する時にステープラ開口部323
へ引つ掛かる危険がある。特に第19図に示したようなカ
ール大なる用紙Pとか積載枚数が多くなつた時に、この
不具合が多くなる。しかし、前記ガイド部材317を付け
ることにより、第21図に示す用紙Pの状態、すなわち
,,のようにステープラ開口323に確実にガイド
されるようになり、前記不具合は解決する。
300上に積載された用紙Pをチヤツキング部にてステー
プラ部まで移動する時に用紙Pが確実にステープラ部の
開口323に入るようにガイドしている部材である。この
ガイド部材317が無いと第22図に示すように、用紙Pが
第22図のからへ移動する時にステープラ開口部323
へ引つ掛かる危険がある。特に第19図に示したようなカ
ール大なる用紙Pとか積載枚数が多くなつた時に、この
不具合が多くなる。しかし、前記ガイド部材317を付け
ることにより、第21図に示す用紙Pの状態、すなわち
,,のようにステープラ開口323に確実にガイド
されるようになり、前記不具合は解決する。
第11図でビン300の下側に出ている凸部307は用紙Pの
カール押さえ用である。ビン300上へ排出された用紙P
は一方向に揃えられるが、カールが大きい用紙Pは、ビ
ン側方に設けられたビンフエンス316(第12図)を乗り
越えたりして揃え性を悪くする。前記凸部307は用紙P
のカール等を押さえ、良好に揃えが行えるよう設置され
ている。第23図と第24図はカール押さえ部307がある時
とない時のモデルケースを示す。図中の用紙Pにおける
,,の状態は用紙Pの揃えが行われた時の経時的
な状態を段階的に示している。
カール押さえ用である。ビン300上へ排出された用紙P
は一方向に揃えられるが、カールが大きい用紙Pは、ビ
ン側方に設けられたビンフエンス316(第12図)を乗り
越えたりして揃え性を悪くする。前記凸部307は用紙P
のカール等を押さえ、良好に揃えが行えるよう設置され
ている。第23図と第24図はカール押さえ部307がある時
とない時のモデルケースを示す。図中の用紙Pにおける
,,の状態は用紙Pの揃えが行われた時の経時的
な状態を段階的に示している。
第10図に図示されている切欠部310は、チヤツキング
部がビン300上に揃えられた用紙Pをチヤツクするため
の切欠部である。
部がビン300上に揃えられた用紙Pをチヤツクするため
の切欠部である。
ビン300はある角度を持つてソータ部へ取り付けられ
ている。これは排出された用紙Pの排出方向の揃えを揺
動板320の回転揺動によるものと、用紙Pの自重落下に
よるもので行わせるためである。例えば、本実施例は25
゜の傾きを持たせている。
ている。これは排出された用紙Pの排出方向の揃えを揺
動板320の回転揺動によるものと、用紙Pの自重落下に
よるもので行わせるためである。例えば、本実施例は25
゜の傾きを持たせている。
排出方向の揃え制度を上げるためとスタツク性向上の
ために、ビン300の立上がり部308の形状は第25図のよう
になつている。ビン300の底面に対し任意の垂直部を設
け、その延長からビン300の底面に対し90゜より鋭角に
なつた部分を設けている。これは立上がり部308に用紙
Pが積載されて来た時、曲がり部Bにてカール等を押さ
えて良好に揃え、スタツクを行わせるためである。用紙
が積載された状態を第26図に示す。
ために、ビン300の立上がり部308の形状は第25図のよう
になつている。ビン300の底面に対し任意の垂直部を設
け、その延長からビン300の底面に対し90゜より鋭角に
なつた部分を設けている。これは立上がり部308に用紙
Pが積載されて来た時、曲がり部Bにてカール等を押さ
えて良好に揃え、スタツクを行わせるためである。用紙
が積載された状態を第26図に示す。
第27図および第28図には、立上がり部が垂直に延びた
だけの形状、および用紙Pが積載された状態を示してい
る。この形状であると、カール紙が排出されて来た時、
カールが押さえ切れずに立上がり部を用紙Pが乗り上げ
るようになり、ジヤム等の不具合が発生する。
だけの形状、および用紙Pが積載された状態を示してい
る。この形状であると、カール紙が排出されて来た時、
カールが押さえ切れずに立上がり部を用紙Pが乗り上げ
るようになり、ジヤム等の不具合が発生する。
第12図はビン300の右側面図であり、取付状態を示
す。同図において、315,315bは側板を示し、312a,312b
はビン受け台を示す。ビンフエンス316側のビン受け台3
12aにてビン300を固定し、もう片側のビン受け台312bは
ビン300と僅かな間隙を持ちながら支えるだけになつて
いる。ビンフエンス316側を固定することでステープル
の位置がばらつかないようにできる。またビン受け台31
2b側に設けられた僅かな間隙はビン300の熱膨張を吸収
できるようにしている。次にステープラ装置400につい
て説明する。多段にわたつて設けられた用紙堆積用のビ
ンの側部に、第29図および第30図に示されるようなステ
ープラ装置が配置されている。このステープラ装置400
においては、ステープラ401および用紙引き寄せ装置402
が、板状のブラケツト403の下面部から垂下されるよう
にして、それぞれ固定されている。ステープラ401は、
図示を省略した各ビン上に堆積される仕分け後の用紙束
のそれぞれに対して、ステープルを打ち込むものであ
り、用紙引き寄せ装置402は、上記各ビン上の用紙束を
把持して、ほぼ水平方向に移送させるものである。
す。同図において、315,315bは側板を示し、312a,312b
はビン受け台を示す。ビンフエンス316側のビン受け台3
12aにてビン300を固定し、もう片側のビン受け台312bは
ビン300と僅かな間隙を持ちながら支えるだけになつて
いる。ビンフエンス316側を固定することでステープル
の位置がばらつかないようにできる。またビン受け台31
2b側に設けられた僅かな間隙はビン300の熱膨張を吸収
できるようにしている。次にステープラ装置400につい
て説明する。多段にわたつて設けられた用紙堆積用のビ
ンの側部に、第29図および第30図に示されるようなステ
ープラ装置が配置されている。このステープラ装置400
においては、ステープラ401および用紙引き寄せ装置402
が、板状のブラケツト403の下面部から垂下されるよう
にして、それぞれ固定されている。ステープラ401は、
図示を省略した各ビン上に堆積される仕分け後の用紙束
のそれぞれに対して、ステープルを打ち込むものであ
り、用紙引き寄せ装置402は、上記各ビン上の用紙束を
把持して、ほぼ水平方向に移送させるものである。
前記ブラケツト403の両端縁部分403a,403bは、上方向
および下方向にそれぞれに折曲されており、これらの両
端縁部分403a,403bにローラ404aおよび404bが回転自在
に取り付けられている。前記ローラ404aおよび404bは、
ビンの側部に沿つてほぼ平行に立設された2つのガイド
レール405a,405bの溝部内に上下方向に転動されるっよ
うに装着されており、これにより前記ステープラ401お
よび用紙引寄せ装置402が各ビンの側部に沿つて上下方
向に一体的に往復移動されるようになつている。さらに
ビンの側部に沿つてほぼ平行に2つの駆動ベルト406a,4
06bが立設されている。これらの駆動ベルト406a,406bに
対して前記ブラケツト403の両端縁部分403a,403bがそれ
ぞれねじ止め固定されている。上記各駆動ベルト406a,4
06bは、上下方向に所定間隔離して配置された2つのプ
ーリ407a,407cおよび407b,407dの間にそれぞれ掛け渡さ
れている。下側のプーリ407c,407d同士は共通の支軸408
によつて一体的に回転させるように連結されている。
および下方向にそれぞれに折曲されており、これらの両
端縁部分403a,403bにローラ404aおよび404bが回転自在
に取り付けられている。前記ローラ404aおよび404bは、
ビンの側部に沿つてほぼ平行に立設された2つのガイド
レール405a,405bの溝部内に上下方向に転動されるっよ
うに装着されており、これにより前記ステープラ401お
よび用紙引寄せ装置402が各ビンの側部に沿つて上下方
向に一体的に往復移動されるようになつている。さらに
ビンの側部に沿つてほぼ平行に2つの駆動ベルト406a,4
06bが立設されている。これらの駆動ベルト406a,406bに
対して前記ブラケツト403の両端縁部分403a,403bがそれ
ぞれねじ止め固定されている。上記各駆動ベルト406a,4
06bは、上下方向に所定間隔離して配置された2つのプ
ーリ407a,407cおよび407b,407dの間にそれぞれ掛け渡さ
れている。下側のプーリ407c,407d同士は共通の支軸408
によつて一体的に回転させるように連結されている。
そして駆動モータ409の出力軸に固定されたプーリ410
および動力伝達ベルト411を介してプーリ412に伝わり、
同軸上に固定された駆動歯車413、この駆動歯車413に噛
み合わされる歯車414を順に介して、前記支軸408の一端
部に固定された駆動プーリ414に対して回転駆動力が伝
達されるようになつている。このような駆動力伝達機構
によつて、前記駆動ベルト406a,406bが搬送駆動され、
それにより前記ステープラ401および用紙引寄せ装置402
の上下方向の移送動作が行われるようになつている。
および動力伝達ベルト411を介してプーリ412に伝わり、
同軸上に固定された駆動歯車413、この駆動歯車413に噛
み合わされる歯車414を順に介して、前記支軸408の一端
部に固定された駆動プーリ414に対して回転駆動力が伝
達されるようになつている。このような駆動力伝達機構
によつて、前記駆動ベルト406a,406bが搬送駆動され、
それにより前記ステープラ401および用紙引寄せ装置402
の上下方向の移送動作が行われるようになつている。
さらにまた、前記ブラケツト403の一方側の端縁部分4
03aに対して、位置センサ415が取り付けられているとと
もに、検知板416が前記位置センサ415に挟まれるように
して立設されている。前記検知板416には、位置を表示
する突起416aが各ビン位置に対応するようにして所定間
隔をなして形成されている。このような位置検知機構に
よつて前記ステープラ401および用紙引寄せ装置402が各
ビンの設定位置に停止されるように制御される。
03aに対して、位置センサ415が取り付けられているとと
もに、検知板416が前記位置センサ415に挟まれるように
して立設されている。前記検知板416には、位置を表示
する突起416aが各ビン位置に対応するようにして所定間
隔をなして形成されている。このような位置検知機構に
よつて前記ステープラ401および用紙引寄せ装置402が各
ビンの設定位置に停止されるように制御される。
第29図における突起403cとセンサ403dは、ブラケツト
403の上限位置を決めるためのものであり、403cがセン
サ403dの中に入ると、モータ409での上昇を停止する。
403の上限位置を決めるためのものであり、403cがセン
サ403dの中に入ると、モータ409での上昇を停止する。
第31図は上述したステープラ装置400の動きを判り易
くするための説明図であり、ビン300上に排出された用
紙423cとチヤツク部421の動きとステープラ401の位置を
説明する。
くするための説明図であり、ビン300上に排出された用
紙423cとチヤツク部421の動きとステープラ401の位置を
説明する。
ビン300上に排出された用紙423cは423dで示すような
位置に排出される。その後、別記する揺動装置にてフエ
ンス424に当接する位置に揃えられる。その後でコピー
が終了し、ステープルが開始されると、チヤツク部421
が実線の位置から一点鎖線の位置に移動し、チヤツク部
421を閉じて紙423cを挟み、また実線の位置まで戻る。
この動作により用紙423cは423fの位置まで移動し、ステ
ープラ401にビン300上に、ある枚数がステープルされ
る。その後チャツク部421が開き、後記する戻し板で用
紙423cは423eの位置から423dの位置の範囲に戻される。
これで1つのビン300に対する仕事が終了し、次のビン
へ行き、この動作を繰り返す。それらの動作の詳細につ
いてはこの後で説明する。上述した用紙引寄せ装置402
は、第32図に示されるように、用紙束を把持するチヤツ
ク部421と、このチヤツク部421をほぼ水平方向に往復移
動させる往復移動機構422とを備えている。前記チヤツ
ク部421において、基板421aに対して一対の揺動アーム4
21z,421sが揺動自在に取り付けられており、この揺動ア
ーム421z,421sがソレノイド421cにより作動されること
によつてチャツク421y,421mが用紙を把持するように作
動する。
位置に排出される。その後、別記する揺動装置にてフエ
ンス424に当接する位置に揃えられる。その後でコピー
が終了し、ステープルが開始されると、チヤツク部421
が実線の位置から一点鎖線の位置に移動し、チヤツク部
421を閉じて紙423cを挟み、また実線の位置まで戻る。
この動作により用紙423cは423fの位置まで移動し、ステ
ープラ401にビン300上に、ある枚数がステープルされ
る。その後チャツク部421が開き、後記する戻し板で用
紙423cは423eの位置から423dの位置の範囲に戻される。
これで1つのビン300に対する仕事が終了し、次のビン
へ行き、この動作を繰り返す。それらの動作の詳細につ
いてはこの後で説明する。上述した用紙引寄せ装置402
は、第32図に示されるように、用紙束を把持するチヤツ
ク部421と、このチヤツク部421をほぼ水平方向に往復移
動させる往復移動機構422とを備えている。前記チヤツ
ク部421において、基板421aに対して一対の揺動アーム4
21z,421sが揺動自在に取り付けられており、この揺動ア
ーム421z,421sがソレノイド421cにより作動されること
によつてチャツク421y,421mが用紙を把持するように作
動する。
往復移動機構422には、前記チヤツク部421を用紙束側
に進退せしめる送り軸422aが設けられている。この送り
軸422aの両端部に突設される両支軸は、コ字状をなすよ
うに形成された枠体422bの両片部に対して回転自在に支
承されている。前記送り軸422aの各支軸の一方側は、枠
体422bの一片部を貫通してさらに所定量突出されてお
り、その突出部分には、第33図に示すように、プーリ42
2cが固定されており、そのプーリに丸ベルト422dが2本
掛けられており、中継プーリおよびギヤ422eを介して駆
動モータ422fにより駆動される構造となつている。
に進退せしめる送り軸422aが設けられている。この送り
軸422aの両端部に突設される両支軸は、コ字状をなすよ
うに形成された枠体422bの両片部に対して回転自在に支
承されている。前記送り軸422aの各支軸の一方側は、枠
体422bの一片部を貫通してさらに所定量突出されてお
り、その突出部分には、第33図に示すように、プーリ42
2cが固定されており、そのプーリに丸ベルト422dが2本
掛けられており、中継プーリおよびギヤ422eを介して駆
動モータ422fにより駆動される構造となつている。
また前記送り軸422aの外周面には、ボールネジを構成
する送り捩子部が刻設されており、この送り捻子部に対
して前記基板421a側に固定されたボス部421hが螺合され
ている。すなわち駆動モータ422fの出力により送り軸42
2aが回転駆動され、この回転力によつて前記基板421aが
往復移動されるようになつている。また前記枠体422bに
は、所定間隔離して2つの位置センサ422j,422kが前方
位置および後方位置にそれぞれ設置されているととも
に、前記ボス部421h側には、前記両位置センサ422j,422
kの検知対象としての検知板422mが立設されており、こ
れらの各位置センサ422j,422kの間で前記チヤツク部421
が往復移動されるようになつている。
する送り捩子部が刻設されており、この送り捻子部に対
して前記基板421a側に固定されたボス部421hが螺合され
ている。すなわち駆動モータ422fの出力により送り軸42
2aが回転駆動され、この回転力によつて前記基板421aが
往復移動されるようになつている。また前記枠体422bに
は、所定間隔離して2つの位置センサ422j,422kが前方
位置および後方位置にそれぞれ設置されているととも
に、前記ボス部421h側には、前記両位置センサ422j,422
kの検知対象としての検知板422mが立設されており、こ
れらの各位置センサ422j,422kの間で前記チヤツク部421
が往復移動されるようになつている。
このような構成を有する実施例において、ステープル
モードが開始されると、まず第29図に示す駆動ベルト40
6a,406bによつてステープラ401および用紙引寄せ装置40
2が一体的に上下動され、第32図に示されるように、ス
テープラ401および用紙引寄せ装置402がステープルを打
ち込むべき用紙束を堆積する所定のビン300に向かつて
移送され、位置センサ415からの信号に基づいて所定の
ビン300に近接する位置に停止される。このときには、
ソレノイド421cはオフされており、したがつて両揺動ア
ーム421z,421sおよびチヤツク421y,mが開放状態に置か
れている。
モードが開始されると、まず第29図に示す駆動ベルト40
6a,406bによつてステープラ401および用紙引寄せ装置40
2が一体的に上下動され、第32図に示されるように、ス
テープラ401および用紙引寄せ装置402がステープルを打
ち込むべき用紙束を堆積する所定のビン300に向かつて
移送され、位置センサ415からの信号に基づいて所定の
ビン300に近接する位置に停止される。このときには、
ソレノイド421cはオフされており、したがつて両揺動ア
ーム421z,421sおよびチヤツク421y,mが開放状態に置か
れている。
次に、駆動モータ422fの出力により、送り軸422aが回
転駆動され、この回転力によつてチヤツク部421が用紙
束に向かつて往復される。
転駆動され、この回転力によつてチヤツク部421が用紙
束に向かつて往復される。
第45図は送り軸422aの外周面に刻設された溝部430を
示す図である。この溝部430に入り込んだ球431が送り軸
422aの回転により溝部430にガイドされて往復運動が行
われる。送り軸422aの両端部は180゜以上の空転部432を
設け、空転部432の溝端部がストツパになつていて、回
転の慣性による停止位置のバラツキをなくしている。
示す図である。この溝部430に入り込んだ球431が送り軸
422aの回転により溝部430にガイドされて往復運動が行
われる。送り軸422aの両端部は180゜以上の空転部432を
設け、空転部432の溝端部がストツパになつていて、回
転の慣性による停止位置のバラツキをなくしている。
前記の駆動伝達方式を丸ベルト422dで行うことによ
り、前記球431が溝端部に当たつた時の衝撃をスリツプ
にて吸収することができ、衝撃による不具合を解消でき
る。本実施例では丸ベルト422dにて説明したが、他に平
ベルト等、摩擦伝達方式も同様の事が言える。
り、前記球431が溝端部に当たつた時の衝撃をスリツプ
にて吸収することができ、衝撃による不具合を解消でき
る。本実施例では丸ベルト422dにて説明したが、他に平
ベルト等、摩擦伝達方式も同様の事が言える。
第51図は、第45図の溝部の他の実施例を示す展開図で
ある。同図において、回転角度に対する進み量を変える
ことにより、移動時の速度制御を行つている。すなわ
ち、本実施例の場合、全移動量を2回転(720゜)で移
動させており、仮に移動量Aを42mmとした場合、90゜回
転した時の移動量B=3mm、次の90゜回転した時の移動
量C=4mm、次の90゜回転した時の移動量D=6mm、次の
90゜回転した時の移動量E=7mmと最初の1回転で徐々
に加速し、次の1回転で前記1回転で加速した割合と同
じように減速させて停止させている。第52図は以上の説
明をグラフ化したものである。以上のような速度制御を
行うことで、チヤツク部421が揃え済み用紙束423cをチ
ヤツク421y,421mで把持し、ステープル位置まで復動す
る時のスタート時と停止時の慣性による用紙束423cのバ
ラツキを防いでいる。
ある。同図において、回転角度に対する進み量を変える
ことにより、移動時の速度制御を行つている。すなわ
ち、本実施例の場合、全移動量を2回転(720゜)で移
動させており、仮に移動量Aを42mmとした場合、90゜回
転した時の移動量B=3mm、次の90゜回転した時の移動
量C=4mm、次の90゜回転した時の移動量D=6mm、次の
90゜回転した時の移動量E=7mmと最初の1回転で徐々
に加速し、次の1回転で前記1回転で加速した割合と同
じように減速させて停止させている。第52図は以上の説
明をグラフ化したものである。以上のような速度制御を
行うことで、チヤツク部421が揃え済み用紙束423cをチ
ヤツク421y,421mで把持し、ステープル位置まで復動す
る時のスタート時と停止時の慣性による用紙束423cのバ
ラツキを防いでいる。
そしてチヤツク421y,421mが用紙束を把持可能な位置
まで移動されると、そこで停止され、それと同時にソレ
ノイド421cがオンされる。ソレノイド421cのオンによつ
てチヤツク421y,421mが第35図に示されるように閉じら
れ、チヤツク421y,41mに用紙束の端縁部分が把持され
る。
まで移動されると、そこで停止され、それと同時にソレ
ノイド421cがオンされる。ソレノイド421cのオンによつ
てチヤツク421y,421mが第35図に示されるように閉じら
れ、チヤツク421y,41mに用紙束の端縁部分が把持され
る。
この時の動きを第32〜38図に基づき具体的に説明す
る。装置は第32,34図から第35,36図の状態へ移動する。
すなわち、ソレノイド421cがONするとレバー421lが421d
を支点に回動される。レバー421lに掛止したスプリング
421kによりレバー421jが421wを支点にして時計方向に回
動する。またレバー421jにはギアA421gが固定されてお
り、かつギアB421wと噛合しており、動きが伝わる。ギ
アB421wはレバー:上421zに固定されており、レバー:42
1zは421xを支点にして反時計方向に回動し、421t部では
下方への動きとなり、421tで軸支されたチヤツク:上42
1yは下方に動く。またチヤツク部は前方に出ている状態
であるため、第36図に示すようにピン421vが戻し板422z
の切欠部422wに落ち込む。
る。装置は第32,34図から第35,36図の状態へ移動する。
すなわち、ソレノイド421cがONするとレバー421lが421d
を支点に回動される。レバー421lに掛止したスプリング
421kによりレバー421jが421wを支点にして時計方向に回
動する。またレバー421jにはギアA421gが固定されてお
り、かつギアB421wと噛合しており、動きが伝わる。ギ
アB421wはレバー:上421zに固定されており、レバー:42
1zは421xを支点にして反時計方向に回動し、421t部では
下方への動きとなり、421tで軸支されたチヤツク:上42
1yは下方に動く。またチヤツク部は前方に出ている状態
であるため、第36図に示すようにピン421vが戻し板422z
の切欠部422wに落ち込む。
また、ギヤB421wはギアC421pと噛合しているため、ギ
ヤC421pも時計方向に回転し、それに固定されたレバ
ー:下421sも421rを支点に時計方向に回動し、421n部で
軸支されたチヤツク:下421mは、第35図に示すように、
上方に動く。スプリング421fはレバー:下421sを反時計
方向にひいているが、弱いので、このように動く。
ヤC421pも時計方向に回転し、それに固定されたレバ
ー:下421sも421rを支点に時計方向に回動し、421n部で
軸支されたチヤツク:下421mは、第35図に示すように、
上方に動く。スプリング421fはレバー:下421sを反時計
方向にひいているが、弱いので、このように動く。
チヤツク:上421yとチヤツク:下421mの定位置からの
移動量はギアA421g,B421w,421pの歯数と回転支点と作用
点の長さにより決まる。
移動量はギアA421g,B421w,421pの歯数と回転支点と作用
点の長さにより決まる。
本実施例の場合ギアA421gの歯数は40,ギアB421wの歯
数は32枚、ギアC421pの歯数は56枚であるので、ギアそ
れぞれの移動量を比率で表すと、A:B:C=1:1.25:0.7と
なる。またレバー:上421zの支点421xと作用点421tの距
離は52mm、レバー:下421sの支点421rと作用点421nとの
距離は37mmであるため、移動比としては、1.25×52:0.7
×37となり、2.5:1の比率で動く、すなわちチヤツク:
上が2.5下に動くとチヤツク:下が1上に動くことにな
る。
数は32枚、ギアC421pの歯数は56枚であるので、ギアそ
れぞれの移動量を比率で表すと、A:B:C=1:1.25:0.7と
なる。またレバー:上421zの支点421xと作用点421tの距
離は52mm、レバー:下421sの支点421rと作用点421nとの
距離は37mmであるため、移動比としては、1.25×52:0.7
×37となり、2.5:1の比率で動く、すなわちチヤツク:
上が2.5下に動くとチヤツク:下が1上に動くことにな
る。
また、チヤツク:上、下421y,421mで挟むチヤツク力
は、ソレノイド421cに取付けられたスプリング421kの力
で決まる。
は、ソレノイド421cに取付けられたスプリング421kの力
で決まる。
第32図でもわかるように、チヤツク:上、下421y,421
mで挟まれる厚みが厚くなるにつれ、スプリング421kは
伸びるようになつている。つまり、チヤツク部421で挟
む用紙の枚数が多くなるにつれ、チヤツク力が高くなる
ように考慮していて、チヤツク力不足によるずれ等の不
具合を無くしている。
mで挟まれる厚みが厚くなるにつれ、スプリング421kは
伸びるようになつている。つまり、チヤツク部421で挟
む用紙の枚数が多くなるにつれ、チヤツク力が高くなる
ように考慮していて、チヤツク力不足によるずれ等の不
具合を無くしている。
次に駆動モータ422fの逆転によりチヤツク部421は、
用紙束を把持したまま第37図に示されるように元の位置
に復動され、それによつて用紙束がほぼ水平方向に平行
移動されてステープラ401側に引き寄せられる。そして
記録用紙束の端縁部分がステープル可能な位置まで移送
されると、そこで停止される。
用紙束を把持したまま第37図に示されるように元の位置
に復動され、それによつて用紙束がほぼ水平方向に平行
移動されてステープラ401側に引き寄せられる。そして
記録用紙束の端縁部分がステープル可能な位置まで移送
されると、そこで停止される。
第34図,36図,38図は戻し板部が見えるようにした図で
ある。
ある。
この時、戻し板は切欠部422wとピン421vが引つ掛かつ
ているため、モータの逆転により第38図に示す位置に移
動する。戻し板422zは戻し板ブラケツト422xの切欠422t
に戻し板422zに設けたピンを入れ、戻し板422zに設けた
切欠422rに、戻し板ブラケツト422xを設けたピン422pを
入れてある。
ているため、モータの逆転により第38図に示す位置に移
動する。戻し板422zは戻し板ブラケツト422xの切欠422t
に戻し板422zに設けたピンを入れ、戻し板422zに設けた
切欠422rに、戻し板ブラケツト422xを設けたピン422pを
入れてある。
また戻し板ブラケツト422xは枠体422bに固定されてお
り、戻し板ブラケツト422xと戻し板422zはスプリング42
2nにて係合されている。従つて戻し板422zは駆動モータ
422fの逆転により第36図から第38図の状態になり、戻し
板422z自体には第38図で左方向にスプリング422nで引つ
張られた形となつている。その後、ステープラ401によ
り用紙束の端縁部分に対してステープルの打ち込みが行
われることとなる。
り、戻し板ブラケツト422xと戻し板422zはスプリング42
2nにて係合されている。従つて戻し板422zは駆動モータ
422fの逆転により第36図から第38図の状態になり、戻し
板422z自体には第38図で左方向にスプリング422nで引つ
張られた形となつている。その後、ステープラ401によ
り用紙束の端縁部分に対してステープルの打ち込みが行
われることとなる。
ステープル動作が終了すると、ソレノイド421cはOFF
する。それにより今まで閉じていたチヤツク:上421y,
チヤツク:下421mは開くことになる。この時の動きはス
プリング421fの力により第37図の状態から第32図,第34
図の状態に戻る。
する。それにより今まで閉じていたチヤツク:上421y,
チヤツク:下421mは開くことになる。この時の動きはス
プリング421fの力により第37図の状態から第32図,第34
図の状態に戻る。
また戻し板422zに引つ掛かつていたピン421vも外れる
ため、戻し板422zはスプリング422yにより引つ張られ、
第38図から第34図の状態に戻り、その時に用紙束を元の
位置に戻すような働きをする。
ため、戻し板422zはスプリング422yにより引つ張られ、
第38図から第34図の状態に戻り、その時に用紙束を元の
位置に戻すような働きをする。
第43図に戻し板422zと戻し板ブラケツト422xおよびス
プリング422yとの関係を示す。戻し板422zの先端はビン
間より広くとるようにして確実に用紙をビン300上へ戻
すよう考慮されている。また、戻し板ブラケツト422xの
一部はビン300に向かつて斜め方向へ突き出ている。こ
れは第44図に示すように、腰の弱い用紙とかカール大の
用紙P等を戻す時、戻し板422zに押されても上へ逃げる
恐れがあるので、その不具合の対策としてのガイド板で
ある。以上にて確実にステープル済みの用紙Pをビン上
へ戻している。
プリング422yとの関係を示す。戻し板422zの先端はビン
間より広くとるようにして確実に用紙をビン300上へ戻
すよう考慮されている。また、戻し板ブラケツト422xの
一部はビン300に向かつて斜め方向へ突き出ている。こ
れは第44図に示すように、腰の弱い用紙とかカール大の
用紙P等を戻す時、戻し板422zに押されても上へ逃げる
恐れがあるので、その不具合の対策としてのガイド板で
ある。以上にて確実にステープル済みの用紙Pをビン上
へ戻している。
その後、ステープラ401および用紙引寄せ装置402は次
のビンに向かつて下方に移送され、そこで上記と同様な
ステープル動作が繰り返し実行される。
のビンに向かつて下方に移送され、そこで上記と同様な
ステープル動作が繰り返し実行される。
第39図に示されるように、各ビン300における前記ス
テープラ401側に対面される端縁部分には、記録用紙束
の紙揃えを行うビンフエンス316が前記ビン300から立ち
上がるようにして設けられている。このビンフエンス31
6の下端縁部分は、ビン423の下面側に沿つて設けられた
支軸425に回転自在に取り付けられており、これにより
ビンフエンス316が第40図に示される開放位置まで傾倒
されるようになつている。前記支軸425の両端部分は、
ビン300の両端縁部分に下方に向かつて形成された軸受
片部423bにより回転自在に支承されている。また前記支
軸425には巻きばね426が装着されている。この巻きばね
426の両巻き端部分は、ビン300の下面側およびビンフエ
ンス316の背面側にそれぞれ当接されて係止されてお
り、巻きばね426の回転力によつてビンフエンス316が立
上がり方向の付勢力を受けるようになつている。
テープラ401側に対面される端縁部分には、記録用紙束
の紙揃えを行うビンフエンス316が前記ビン300から立ち
上がるようにして設けられている。このビンフエンス31
6の下端縁部分は、ビン423の下面側に沿つて設けられた
支軸425に回転自在に取り付けられており、これにより
ビンフエンス316が第40図に示される開放位置まで傾倒
されるようになつている。前記支軸425の両端部分は、
ビン300の両端縁部分に下方に向かつて形成された軸受
片部423bにより回転自在に支承されている。また前記支
軸425には巻きばね426が装着されている。この巻きばね
426の両巻き端部分は、ビン300の下面側およびビンフエ
ンス316の背面側にそれぞれ当接されて係止されてお
り、巻きばね426の回転力によつてビンフエンス316が立
上がり方向の付勢力を受けるようになつている。
さらに前記ビンフエンス316は、フエンス傾倒部材を
介して前記ステープラ401の上下動に従つて開放される
ようになつている。このフエンス傾倒部材は、前記支軸
425側に取り付けられたフエンス可動板427と、ステープ
ラ401側に設けられたフエンス解除板428とからなつてい
る。
介して前記ステープラ401の上下動に従つて開放される
ようになつている。このフエンス傾倒部材は、前記支軸
425側に取り付けられたフエンス可動板427と、ステープ
ラ401側に設けられたフエンス解除板428とからなつてい
る。
前記フエンス可動板427はビンフエンス316の一片部分
424aに扇状に開かれた孔へ、フエンス可動板427の一部
が入つており、フエンス可動板427が下方向に回動され
ると、ビンフエンス316の一片部316aの扇状の孔の下部
が当接され、これによりビンフエンス316がフエンス可
動板427に従つて傾倒されるようになつている。またフ
エンス可動板427が上方向に回動される場合には、これ
がビンフエンス316側には接触されることなく離間する
ようにして回動されるため、フエンス可動板427は自由
回動されることとなる。
424aに扇状に開かれた孔へ、フエンス可動板427の一部
が入つており、フエンス可動板427が下方向に回動され
ると、ビンフエンス316の一片部316aの扇状の孔の下部
が当接され、これによりビンフエンス316がフエンス可
動板427に従つて傾倒されるようになつている。またフ
エンス可動板427が上方向に回動される場合には、これ
がビンフエンス316側には接触されることなく離間する
ようにして回動されるため、フエンス可動板427は自由
回動されることとなる。
また前記フエンス解除板428のコロ428aは、フエンス
可動板427に接触する位置まで延出されており、ステー
プラ401の上下動時にフエンス可動板427に接触して、フ
エンス可動板427を回動させるようになつている。
可動板427に接触する位置まで延出されており、ステー
プラ401の上下動時にフエンス可動板427に接触して、フ
エンス可動板427を回動させるようになつている。
このような実施例における装置では、まずソート動作
が行われる場合には、第39図に示されるように、前記ビ
ンフエンス316は巻きばね426の回転力によつて立上がり
位置に維持されており、ソート動作によつてビン423上
に排出された用紙の端縁部が前記ビンフエンス316に当
接して紙揃えが行われるようになつている。このソート
動作が終了すると、上述したステープラ401が下降を始
め、ステープラ401側のフエンス解除板428のコロ428a
が、ビン300側のフエンス可動板427に接触される。そし
て、フエンス可動板427が第40図に示されるように下方
位置に回動される。このフエンス可動板427の回動に伴
つてビンフエンス316が巻きばね426の回転力に抗して傾
倒され、これによりビン300が開放される。このときビ
ンフエンス316およびフエンス可動板427は、第40図一点
鎖線で表されるビン300の面位置Aより下方側位置まで
押し下げられている。そしてこの状態で上記実施例で述
べたようなステープル動作が実行される。
が行われる場合には、第39図に示されるように、前記ビ
ンフエンス316は巻きばね426の回転力によつて立上がり
位置に維持されており、ソート動作によつてビン423上
に排出された用紙の端縁部が前記ビンフエンス316に当
接して紙揃えが行われるようになつている。このソート
動作が終了すると、上述したステープラ401が下降を始
め、ステープラ401側のフエンス解除板428のコロ428a
が、ビン300側のフエンス可動板427に接触される。そし
て、フエンス可動板427が第40図に示されるように下方
位置に回動される。このフエンス可動板427の回動に伴
つてビンフエンス316が巻きばね426の回転力に抗して傾
倒され、これによりビン300が開放される。このときビ
ンフエンス316およびフエンス可動板427は、第40図一点
鎖線で表されるビン300の面位置Aより下方側位置まで
押し下げられている。そしてこの状態で上記実施例で述
べたようなステープル動作が実行される。
ステープル動作が終了されて用紙束がビン300の元の
位置に戻されるのと同時もしくは用紙が戻されながら、
ステープラ401が次のビンに向かつて下方に移動され
る。そしてこのステープラ401の下降動作によつてフエ
ンス解除板428がフエンス可動板427側から離脱される
と、巻きばね426の回転力によつてビンフエンス316が立
ち上がり、元の位置に戻される。このようなビン300の
開放動作およびステープル動作は、ソートされたビン30
0のすべてに対して行われる。
位置に戻されるのと同時もしくは用紙が戻されながら、
ステープラ401が次のビンに向かつて下方に移動され
る。そしてこのステープラ401の下降動作によつてフエ
ンス解除板428がフエンス可動板427側から離脱される
と、巻きばね426の回転力によつてビンフエンス316が立
ち上がり、元の位置に戻される。このようなビン300の
開放動作およびステープル動作は、ソートされたビン30
0のすべてに対して行われる。
すべての記録用紙束に対してステープルが行われる
と、ステープラ401は、上昇されて最上位のホームポジ
シヨンに戻される。ホームポジシヨンは最上位に配置さ
れている1段目のビン300よりさらに上側に位置されて
いる。このステープラ401の戻り時に、ステープラ401側
のフエンス解除板428がフエンス可動板427に下方向側か
ら接触されるが、この場合には、フエンス可動板427は
第41図に示されるように上方に向かつて空転状態で逃げ
回動され、従つて、ビンフエンス316は何ら回動される
ことはない。ステープラ401の上昇動作によつてステー
プラ401側のフエンス解除板428が、フエンス可動板427
側から離脱されると、フエンス可動板427は自重によつ
て第39図示される元の位置に戻される。
と、ステープラ401は、上昇されて最上位のホームポジ
シヨンに戻される。ホームポジシヨンは最上位に配置さ
れている1段目のビン300よりさらに上側に位置されて
いる。このステープラ401の戻り時に、ステープラ401側
のフエンス解除板428がフエンス可動板427に下方向側か
ら接触されるが、この場合には、フエンス可動板427は
第41図に示されるように上方に向かつて空転状態で逃げ
回動され、従つて、ビンフエンス316は何ら回動される
ことはない。ステープラ401の上昇動作によつてステー
プラ401側のフエンス解除板428が、フエンス可動板427
側から離脱されると、フエンス可動板427は自重によつ
て第39図示される元の位置に戻される。
第42図に示される実施例では、ビンフエンス316側
に、フエンス可動板427を受ける弾性体429が設置されて
いる。このような実施例においては、ステープラ401の
戻り時において、フエンス可動板427が上方に向かつて
空転状態で逃げ回動されると、フエンス可動板427が上
記弾性体429側に当接されて受けられ、その弾性体429の
撓み反発力によつて、フエンス可動板427が元の位置に
戻されるようになつている。
に、フエンス可動板427を受ける弾性体429が設置されて
いる。このような実施例においては、ステープラ401の
戻り時において、フエンス可動板427が上方に向かつて
空転状態で逃げ回動されると、フエンス可動板427が上
記弾性体429側に当接されて受けられ、その弾性体429の
撓み反発力によつて、フエンス可動板427が元の位置に
戻されるようになつている。
次にステープラ401の針カートリツジ交換について、
第46図〜第50図に基づいて説明する。
第46図〜第50図に基づいて説明する。
本実施例は図示しないPPC本体が用紙反転装置を持つ
ていて、用紙は原稿束の1枚目から画像面下浮きに排出
されるため、ステープラ401は逆に取り付けている。
ていて、用紙は原稿束の1枚目から画像面下浮きに排出
されるため、ステープラ401は逆に取り付けている。
第46図はステープラ401の構成を示す。同図におい
て、開放レバー480Cを上に押すことにより、軸480Fを中
心に時計方向に動き、軸480Eが溝をスライドすることに
より、解除爪480Bが軸480Dを中心に反時計方向へ動き、
軸481Eを開放する(第47図)。
て、開放レバー480Cを上に押すことにより、軸480Fを中
心に時計方向に動き、軸480Eが溝をスライドすることに
より、解除爪480Bが軸480Dを中心に反時計方向へ動き、
軸481Eを開放する(第47図)。
また、第48図に示すように、軸481Eが開放されたた
め、ステープラ部481は軸483を中心に時計方向へ動かす
ことができ、また、解除爪480Bはスプリング480Gにより
初期の状態に戻どされる。時計方向へ動かされたステー
プラ部481は軸482Aが溝をスライドし、溝でロツクされ
たときステープラ部481もロツクされる。この状態のス
テープラ部481は垂直よりやや斜めに止まつており、殆
どソータ本体外観より出た状態になり、容易にユーザが
針カートリツジ481Cを交換できる。針カートリツジ481C
交換後、第49図に示すように、開放レバー480Cを上に押
すことにより、軸480Fを中心に時計方向に動き、軸428A
のロツクが解除される。軸428Aのロツクが解除されたた
め、ステープラ部481は軸483を中心に反時計方向に動か
すことができ、解除爪480Cはスプリング480Gにより初期
状態に戻る。
め、ステープラ部481は軸483を中心に時計方向へ動かす
ことができ、また、解除爪480Bはスプリング480Gにより
初期の状態に戻どされる。時計方向へ動かされたステー
プラ部481は軸482Aが溝をスライドし、溝でロツクされ
たときステープラ部481もロツクされる。この状態のス
テープラ部481は垂直よりやや斜めに止まつており、殆
どソータ本体外観より出た状態になり、容易にユーザが
針カートリツジ481Cを交換できる。針カートリツジ481C
交換後、第49図に示すように、開放レバー480Cを上に押
すことにより、軸480Fを中心に時計方向に動き、軸428A
のロツクが解除される。軸428Aのロツクが解除されたた
め、ステープラ部481は軸483を中心に反時計方向に動か
すことができ、解除爪480Cはスプリング480Gにより初期
状態に戻る。
第50図に示すように、反時計方向へ動かされたステー
プラ部481は軸481Eが解除爪480Bに当たり、軸481Eの力
によつて、解除爪480Bが開き、軸481Eが通過した後、解
除爪480Bはスプリング480Gにより閉じてステープラ部48
1がロツクされる。このような動作にてステープラの針
カートリツジ交換か容易にできる。
プラ部481は軸481Eが解除爪480Bに当たり、軸481Eの力
によつて、解除爪480Bが開き、軸481Eが通過した後、解
除爪480Bはスプリング480Gにより閉じてステープラ部48
1がロツクされる。このような動作にてステープラの針
カートリツジ交換か容易にできる。
第53図は本実施例における制御系のブロツク図であ
る。本制御は制御手段であるCPU600を中心にROM601,RAM
602,I/Oポート603,606、クロツクタイマコントローラ60
4(以下CTCと略す)、ユニバーサル、アシンクロナス、
レシーバートランシーバ(以下UARTと略す)605にて構
成されるマイクロコンピユータ制御システムである。プ
ログラムを書き込んだROM601により随時、RAM602を利用
しつつ、後述する各入力系からの信号をマルチプレクサ
607を介して、I/Oポート606からマルチプレクサ607を介
して入力されるセンサスイツチ(SW)群からの入力信号
を受けて、I/Oポート603,CTC604の出力信号により各種
ドライバ608,611,615,616,617、相信号生成部614,SSR60
9を介し後述する各負荷を制御している。また、複写機
とはレシーバ612,ドライバ613を介し、UART605により各
ステータス、指示信号のやりとりしている。
る。本制御は制御手段であるCPU600を中心にROM601,RAM
602,I/Oポート603,606、クロツクタイマコントローラ60
4(以下CTCと略す)、ユニバーサル、アシンクロナス、
レシーバートランシーバ(以下UARTと略す)605にて構
成されるマイクロコンピユータ制御システムである。プ
ログラムを書き込んだROM601により随時、RAM602を利用
しつつ、後述する各入力系からの信号をマルチプレクサ
607を介して、I/Oポート606からマルチプレクサ607を介
して入力されるセンサスイツチ(SW)群からの入力信号
を受けて、I/Oポート603,CTC604の出力信号により各種
ドライバ608,611,615,616,617、相信号生成部614,SSR60
9を介し後述する各負荷を制御している。また、複写機
とはレシーバ612,ドライバ613を介し、UART605により各
ステータス、指示信号のやりとりしている。
前記センサスイツチ群の具体的部材としては、ビンセ
ンサ上631、ビンセンサ下630、エントリーセンサ上62
9、エントリーセンサ下628、サイズホームセンサ627、
サイズ検知センサ531、揺動ホームセンサ626、上下ホー
ムセンサ403d、上下位置センサ415、チヤツク前センサ4
22j、チヤツク後センサ422k、ステープルホームセンサ6
25、針有無センサ624、紙有無ッサ623、カバー上スイツ
チ622、ドア左スイツチ621、ドア右スイツチ620、入口
センサ619、排紙センサ618等がある。
ンサ上631、ビンセンサ下630、エントリーセンサ上62
9、エントリーセンサ下628、サイズホームセンサ627、
サイズ検知センサ531、揺動ホームセンサ626、上下ホー
ムセンサ403d、上下位置センサ415、チヤツク前センサ4
22j、チヤツク後センサ422k、ステープルホームセンサ6
25、針有無センサ624、紙有無ッサ623、カバー上スイツ
チ622、ドア左スイツチ621、ドア右スイツチ620、入口
センサ619、排紙センサ618等がある。
また負荷(出力系)としては、ドライブモータ(ACモ
ータ)200、針無表示656、ステープル動作中表示655、
偏向ソレノイド(SOL)635、切換SOL634、電磁クラツチ
(CL)421c、ステープルモータ(DCモータ)632、チヤ
ツクモータ(DCモータ、正逆回転)422f、上下移動モー
タ(ステツピングモータ)409、サイズ移動モータ(ス
テツピングモータ515、揺動モータ(ステツピングモー
タ)520等がある。
ータ)200、針無表示656、ステープル動作中表示655、
偏向ソレノイド(SOL)635、切換SOL634、電磁クラツチ
(CL)421c、ステープルモータ(DCモータ)632、チヤ
ツクモータ(DCモータ、正逆回転)422f、上下移動モー
タ(ステツピングモータ)409、サイズ移動モータ(ス
テツピングモータ515、揺動モータ(ステツピングモー
タ)520等がある。
複写機とやりとりしている信号のうち、複写機からソ
ータ、ステープラに送られてくる信号には、ソータ始動
信号、複写機排出信号、モード信号、サイズ信号、ステ
ープル開始信号、ステープル終了信号、サービスコール
リセツト信号(S.C.リセツト)などがあり、ソータ、ス
テープラから複写機に送る信号には、排出信号、各ドア
カバーオープン信号、JAM信号、ビン数オーバー信号、
異常信号、針無信号、ステープル終了信号、ステープル
許可信号、ソート許可信号などがある。
ータ、ステープラに送られてくる信号には、ソータ始動
信号、複写機排出信号、モード信号、サイズ信号、ステ
ープル開始信号、ステープル終了信号、サービスコール
リセツト信号(S.C.リセツト)などがあり、ソータ、ス
テープラから複写機に送る信号には、排出信号、各ドア
カバーオープン信号、JAM信号、ビン数オーバー信号、
異常信号、針無信号、ステープル終了信号、ステープル
許可信号、ソート許可信号などがある。
以下、本発明の実施例の動作と制御を、フローチヤー
トに従つて説明する。全体動作フローを第54図(a),
第54図(b)に示す。まず複写機から送られる動作モー
ド信号を受信し(54−1)、複写機から送られるカセツ
ト枚数信号を受信する(54−2)。コピー開始後、複写
機からソータ始動信号が送られ(54−3)、その信号の
受信でドライブモータ200がONし(54−4)、ソートモ
ードとなる(54−6)。ソータ始動信号が送られて来な
い時は、ウエイト状態となる。ソートモードの動作は第
54図(b)に示したようなものであつて、前述のソータ
始動信号(54−3)に少し遅れて複写機から給紙した用
紙のサイズを示すサイズ信号が送信される(54−10)。
サイズ信号を受け取り、揺動の可、不可を判断し(54−
11)、揺動可の場合は、受け取つたサイズ信号に該当す
る位置へ揺動装置を移動させる(54−12)。
トに従つて説明する。全体動作フローを第54図(a),
第54図(b)に示す。まず複写機から送られる動作モー
ド信号を受信し(54−1)、複写機から送られるカセツ
ト枚数信号を受信する(54−2)。コピー開始後、複写
機からソータ始動信号が送られ(54−3)、その信号の
受信でドライブモータ200がONし(54−4)、ソートモ
ードとなる(54−6)。ソータ始動信号が送られて来な
い時は、ウエイト状態となる。ソートモードの動作は第
54図(b)に示したようなものであつて、前述のソータ
始動信号(54−3)に少し遅れて複写機から給紙した用
紙のサイズを示すサイズ信号が送信される(54−10)。
サイズ信号を受け取り、揺動の可、不可を判断し(54−
11)、揺動可の場合は、受け取つたサイズ信号に該当す
る位置へ揺動装置を移動させる(54−12)。
以下に、前記各動作を第56図(a),第56図(b)に
示したサブルーチンに従つて説明する。
示したサブルーチンに従つて説明する。
第56図(a)のサイズカウンタのプリセツト動作は、
サイズ信号を受信していれば(56−1)、受信したサイ
ズ信号に基づきサイズ位置データをサイズカウンタにセ
ツト(56−2)、および揺動ユニツト移動指示(56−
3)してリターン(RET)する(56−4)。サイズ信号
を受信していなければ、そのままRETする。
サイズ信号を受信していれば(56−1)、受信したサイ
ズ信号に基づきサイズ位置データをサイズカウンタにセ
ツト(56−2)、および揺動ユニツト移動指示(56−
3)してリターン(RET)する(56−4)。サイズ信号
を受信していなければ、そのままRETする。
第56図(b)に示した揺動装置(ユニツト)の移動動
作は、揺動ユニツトが移動しないのであれば(56−
5)、そのままRETする(56−6)。揺動ユニツトが移
動するのであつて(56−5)、揺動の可、不可を判断し
可であれば(56−7)、サイズ移動モータ515を右回転
に高速ONさせ(56−8)、サイズ検知センサ531がOFFか
らONに変化したかどうかを判断する。
作は、揺動ユニツトが移動しないのであれば(56−
5)、そのままRETする(56−6)。揺動ユニツトが移
動するのであつて(56−5)、揺動の可、不可を判断し
可であれば(56−7)、サイズ移動モータ515を右回転
に高速ONさせ(56−8)、サイズ検知センサ531がOFFか
らONに変化したかどうかを判断する。
サイズ検知センサ531がOFFからONに変化していなけれ
ば(56−9)、そのままRETする(56−6)。変化して
いればサイズカウンタを1減じ(56−10)、サイズカウ
ンタを判断する(56−11)。
ば(56−9)、そのままRETする(56−6)。変化して
いればサイズカウンタを1減じ(56−10)、サイズカウ
ンタを判断する(56−11)。
サイズカウンタが1であれば、サイズ移動モータ515
のスピードを低速に変更し(56−12)、RETする(56−1
3)。サイズカウンタが0であれば(56−14)、サイズ
移動モータ515をOFFにして(56−15)、揺動ユニツトの
移動を終了し(56−16)、RETするのである。
のスピードを低速に変更し(56−12)、RETする(56−1
3)。サイズカウンタが0であれば(56−14)、サイズ
移動モータ515をOFFにして(56−15)、揺動ユニツトの
移動を終了し(56−16)、RETするのである。
次に第54図(b)のフローチヤートに戻り、複写機か
らコピー(用紙)が排出されるとき、排出信号が送られ
る(54−13)。この排紙信号を受信のタイミングで電磁
クラツチ(CL)633がONする(54−14)。次に複写機か
らコピーが搬入され、入口センサ619がONし(54−1
5)、この入口センサ619のONのタイミングで切換SOL634
がONし(54−16)、ソートビンへの排紙の準備が整う。
この入口センサ619のONのタイミングに少し遅れて排出
ビンの偏向SOL635〜654のうち排出ビンのものがONし、
コピーをビンへ導く(54−17)。コピーが排出され、ビ
ンの上に載るまでの適当な時間経過後(例えば300msec
後、54−18)、揺動モータ520をONさせ揺動板を動かす
ことにより紙揃えを行う(54−19)。尚、揺動板を動か
すタイミングは、コピーの後端を検出し、それを基準に
行つている。
らコピー(用紙)が排出されるとき、排出信号が送られ
る(54−13)。この排紙信号を受信のタイミングで電磁
クラツチ(CL)633がONする(54−14)。次に複写機か
らコピーが搬入され、入口センサ619がONし(54−1
5)、この入口センサ619のONのタイミングで切換SOL634
がONし(54−16)、ソートビンへの排紙の準備が整う。
この入口センサ619のONのタイミングに少し遅れて排出
ビンの偏向SOL635〜654のうち排出ビンのものがONし、
コピーをビンへ導く(54−17)。コピーが排出され、ビ
ンの上に載るまでの適当な時間経過後(例えば300msec
後、54−18)、揺動モータ520をONさせ揺動板を動かす
ことにより紙揃えを行う(54−19)。尚、揺動板を動か
すタイミングは、コピーの後端を検出し、それを基準に
行つている。
以下に、この揺動動作をサブルーチンを示す第57図に
従つて説明する。コピー排出時、ビンへの排紙を検知す
るエントリーセンサ上629、または下628が、まずONす
る。次に排出完了時エントリーセンサ上629、または下6
28がONからOFFに変化する(57−1)。このONからOFFへ
変化したところが紙の後端である。エントリーセンサ上
629または下628のONからOFFへの変化のタイミングでCPU
600内に設けられているタイマをスタートさせる(57−
2)。次にタイマの値を監視し、タイマスタートから本
実施例では300mSEC経過したと判断した時(57−3)、
タイマをストツプする(57−4)と同時に揺動可であれ
ば(57−5)、揺動モータ520をONして揺動を開始する
(57−6)。後は上記動作をコピー排出毎に行い、紙揃
えが施されていく。
従つて説明する。コピー排出時、ビンへの排紙を検知す
るエントリーセンサ上629、または下628が、まずONす
る。次に排出完了時エントリーセンサ上629、または下6
28がONからOFFに変化する(57−1)。このONからOFFへ
変化したところが紙の後端である。エントリーセンサ上
629または下628のONからOFFへの変化のタイミングでCPU
600内に設けられているタイマをスタートさせる(57−
2)。次にタイマの値を監視し、タイマスタートから本
実施例では300mSEC経過したと判断した時(57−3)、
タイマをストツプする(57−4)と同時に揺動可であれ
ば(57−5)、揺動モータ520をONして揺動を開始する
(57−6)。後は上記動作をコピー排出毎に行い、紙揃
えが施されていく。
しかし、ビンへのコピーのスタツク枚数がステープル
可能枚数(本実施例では30枚)を超えた後は、排紙され
たコピーに対してのステープルを禁止すると共に、ソー
テイングの妨げになる揺動を止め、揺動ユニツトをホー
ムポジシヨンへ退避させている。
可能枚数(本実施例では30枚)を超えた後は、排紙され
たコピーに対してのステープルを禁止すると共に、ソー
テイングの妨げになる揺動を止め、揺動ユニツトをホー
ムポジシヨンへ退避させている。
以下に、この動作をサブールチン第58図に従つて説明
する。
する。
ビン上のコピーの積載枚数は、先頭ビンへコピーが排
出するとき(58−1)にカウントすることにより(58−
2)検知する。先頭ビンの排紙カウント値がステープル
可能枚数を越えたと判断した時(58−3)、揺動動作を
中止し(58−4)、前記揺動ユニツトをホームポジシヨ
ンへ退避させ(58−5)、以後、排紙されたコピーに関
して紙揃えを行わない。また同時に以前に排出したコピ
ーに関してもステープル禁止(58−6)とする。
出するとき(58−1)にカウントすることにより(58−
2)検知する。先頭ビンの排紙カウント値がステープル
可能枚数を越えたと判断した時(58−3)、揺動動作を
中止し(58−4)、前記揺動ユニツトをホームポジシヨ
ンへ退避させ(58−5)、以後、排紙されたコピーに関
して紙揃えを行わない。また同時に以前に排出したコピ
ーに関してもステープル禁止(58−6)とする。
次にステープル動作に関して説明する。第54図(b)
において、ステープル開始信号が受信されると(54−2
0)、ステープル動作に入り(54−21)、ステープル動
作が終了すると(54−22)、ステープル移動ユニツトが
ホームポジシヨンへ移動する(54−23)。ステープル動
作はソフトの指令によつて行われる(54−24)。このス
テープルの動作モードには2種類あり、ソート終了後、
ステープルを行う「マニアルステープル動作モード」
と、1つのビンへのソート終了後、ソート動作は継続し
つつ、自動的にステープル動作を開始する「オートステ
ープル動作モード」がある。
において、ステープル開始信号が受信されると(54−2
0)、ステープル動作に入り(54−21)、ステープル動
作が終了すると(54−22)、ステープル移動ユニツトが
ホームポジシヨンへ移動する(54−23)。ステープル動
作はソフトの指令によつて行われる(54−24)。このス
テープルの動作モードには2種類あり、ソート終了後、
ステープルを行う「マニアルステープル動作モード」
と、1つのビンへのソート終了後、ソート動作は継続し
つつ、自動的にステープル動作を開始する「オートステ
ープル動作モード」がある。
まず、マニアルステープル動作に関してサブルーチン
を示す第55図(a)を基に説明する。ソート終了後、ビ
ン上にコピーが載つている場合に、複写機からステープ
ル開始信号が送信され、この信号を受信することによ
り、動作を開始する。まず、ホームポジシヨンにあるス
テープラ401をステープルを施す先頭ビンへ移動させ
る。ステープラ401が先頭ビンに移動した後は、第55図
(a)中に記載されているステープル動作シーケンスカ
ウンタの値に基づき動作を進めていく。
を示す第55図(a)を基に説明する。ソート終了後、ビ
ン上にコピーが載つている場合に、複写機からステープ
ル開始信号が送信され、この信号を受信することによ
り、動作を開始する。まず、ホームポジシヨンにあるス
テープラ401をステープルを施す先頭ビンへ移動させ
る。ステープラ401が先頭ビンに移動した後は、第55図
(a)中に記載されているステープル動作シーケンスカ
ウンタの値に基づき動作を進めていく。
ステープラ401が先頭ビンに移動終了しとき、ステー
プルシーケンスカウンタの値は0から1にセツトされる
(55−1)。ステープルシーケンスカウンタの値が1の
時は、チヤツクモータ422fをONし、チヤツクユニツトを
前進させる(55−2)。チヤツクユニツトの前進終了を
検知するチヤツク前センサ422jがONすると(55−3)、
チヤツクユニツトの前進を終了し(55−4)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ2をセツトし(55−5)、次へ
動作を進める。
プルシーケンスカウンタの値は0から1にセツトされる
(55−1)。ステープルシーケンスカウンタの値が1の
時は、チヤツクモータ422fをONし、チヤツクユニツトを
前進させる(55−2)。チヤツクユニツトの前進終了を
検知するチヤツク前センサ422jがONすると(55−3)、
チヤツクユニツトの前進を終了し(55−4)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ2をセツトし(55−5)、次へ
動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が2の時は(55−
6)、チヤツクSOL421cをONし(55−7)、ステープル
シーケンスカウンタへ3をセツトし(55−8)、次へ動
作を進める。
6)、チヤツクSOL421cをONし(55−7)、ステープル
シーケンスカウンタへ3をセツトし(55−8)、次へ動
作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が3の時は(55−
9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(55−10)、
ステープルシーケンスへ4をセツトし(55−11)、次へ
動作を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が4
のときは(55−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤ
ツクユニツトをホームポジシヨンへ移動させる(55−1
3)。チヤツクユニツトのホーム移動終了を検知するチ
ヤツク後センサ422kがONし(55−14)、チヤツクユニツ
トのホーム移動終了し(55−15)、ステープルシーケン
スカウンタへ5をセツトし(55−16)、次へ動作を進め
る。
9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(55−10)、
ステープルシーケンスへ4をセツトし(55−11)、次へ
動作を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が4
のときは(55−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤ
ツクユニツトをホームポジシヨンへ移動させる(55−1
3)。チヤツクユニツトのホーム移動終了を検知するチ
ヤツク後センサ422kがONし(55−14)、チヤツクユニツ
トのホーム移動終了し(55−15)、ステープルシーケン
スカウンタへ5をセツトし(55−16)、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が5のときは(55
−17)、紙有無センサ623の出力を確認し(55−18)、
紙有りのときはステープルの綴じ動作を行う(55−1
9)。綴じ動作終了を検知し(55−20)、ステープルシ
ーケンスカウンタへ6をセツト(55−12)し、次へ動作
を進める。紙有無センサ623の出力が紙無であるとき
は、ステープルの綴じ動作を行わず次へ動作を進める。
−17)、紙有無センサ623の出力を確認し(55−18)、
紙有りのときはステープルの綴じ動作を行う(55−1
9)。綴じ動作終了を検知し(55−20)、ステープルシ
ーケンスカウンタへ6をセツト(55−12)し、次へ動作
を進める。紙有無センサ623の出力が紙無であるとき
は、ステープルの綴じ動作を行わず次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(55
−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(55−23)、ステープ
ル済みビンカウンタをカウントアツプすると共に揺動モ
ータを動かし寄せをおこなう(55−24)。そしてステー
プルを施すビンの合計を示すステープル予約ビンメモリ
の値と、ステープル済みカウンタの値を比較し、値が一
致すれば(55−25)、ステープルシーケンスカウンタへ
0をセツトしステープラ動作を終了し(55−26)、次に
上下移動モータ409をONし、ステープラユニツトをホー
ムポジシヨンへ移動させる(55−27)。なお、ステープ
ル予約ビンメモリの値算出方法およびステープル紙寄せ
に関しては後述する。ステープル予約ビンメモリの値よ
りステープル済みカウンタの値が小のときはステープル
シーケンスカウンタへ7をセツト(55−28)、次へ動作
を進める。
−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(55−23)、ステープ
ル済みビンカウンタをカウントアツプすると共に揺動モ
ータを動かし寄せをおこなう(55−24)。そしてステー
プルを施すビンの合計を示すステープル予約ビンメモリ
の値と、ステープル済みカウンタの値を比較し、値が一
致すれば(55−25)、ステープルシーケンスカウンタへ
0をセツトしステープラ動作を終了し(55−26)、次に
上下移動モータ409をONし、ステープラユニツトをホー
ムポジシヨンへ移動させる(55−27)。なお、ステープ
ル予約ビンメモリの値算出方法およびステープル紙寄せ
に関しては後述する。ステープル予約ビンメモリの値よ
りステープル済みカウンタの値が小のときはステープル
シーケンスカウンタへ7をセツト(55−28)、次へ動作
を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が7のときは、状
態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後(55−30)カウンタを
0として(55−31)、サブルーチン第55図(b)に示し
た次ビンへのステープラ移動開始を指示する(55−3
2)。
態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後(55−30)カウンタを
0として(55−31)、サブルーチン第55図(b)に示し
た次ビンへのステープラ移動開始を指示する(55−3
2)。
以下に第55図(b)に示したサブルーチンの動作を説
明する。まず、ステープラ移動開始を判断し、ステープ
ラ移動開始が指示されると(55−50)、上下移動モータ
409をONすると同時にタイマをスタートする(55−5
1)。タイムオーバ判断し、タイムオーバとなつた時(5
5−52)、ステープルシーケンスカウンタへ1をセツト
し(55−53)、次ビンのステープル動作を開始する。上
下位置センサ415のON/OFFを判断し(55−54)、ONとな
つたとき上下移動モータ409をOFF(55−55)、ビン間移
動を終了する。
明する。まず、ステープラ移動開始を判断し、ステープ
ラ移動開始が指示されると(55−50)、上下移動モータ
409をONすると同時にタイマをスタートする(55−5
1)。タイムオーバ判断し、タイムオーバとなつた時(5
5−52)、ステープルシーケンスカウンタへ1をセツト
し(55−53)、次ビンのステープル動作を開始する。上
下位置センサ415のON/OFFを判断し(55−54)、ONとな
つたとき上下移動モータ409をOFF(55−55)、ビン間移
動を終了する。
本実施例では、次ビンへステープラが移動終了する約
100mSEC前に次ビンのステープル動作を開始すること
で、時間の短縮を図つている。以上の動作をステープル
ビン予約カウンタの値とステープル済みカウンタの値が
一致するまで繰り返す。
100mSEC前に次ビンのステープル動作を開始すること
で、時間の短縮を図つている。以上の動作をステープル
ビン予約カウンタの値とステープル済みカウンタの値が
一致するまで繰り返す。
以下に第55図(a)中のステツプ(55−34)のオート
ステープル動作に関して説明する。ソート途中、複写機
が最終原稿の1枚目のコピーを排出するタイミングで、
ステープル開始信号が送信され、この信号を受信した
後、最終原稿の1枚目のコピーが本機から排出され、そ
のコピーに揺動が施されたときより、ステープル動作を
開始する。まず、ホームポジシヨンにあるステープラ40
1をステープルを施す先頭ビンへ移動させる。ステープ
ラ401が先頭ビンに移動した後は、サブルーチン第55図
(a)の中に記載されているステープル動作シーケンス
カウンタの値に基づき動作を進めていく。ステープラ40
1が先頭ビンに移動終了したときステープルシーケンス
カウンタの値は0から1にセツトされる(55−1)。ス
テープルシーケンスカウンタの値が1のときはチヤツク
モータ422fをONし、チヤツクユニツトを前進させる(55
−2)。チヤツクユニツトの前進終了を検知するチヤツ
ク前センサ422jがONすると(55−3)、チヤツクユニツ
トの前進を終了し(55−4)、ステープルシーケンスカ
ウンタへ2をセツトし、次へ動作を進める。ステープル
シーケンスカウンタの値が2のときは(55−6)、チヤ
ツクSOL421cをONし(55−7)、ステープルシーケンス
カンウンタへ3をセツトし、(55−8)、次へ動作を進
める。
ステープル動作に関して説明する。ソート途中、複写機
が最終原稿の1枚目のコピーを排出するタイミングで、
ステープル開始信号が送信され、この信号を受信した
後、最終原稿の1枚目のコピーが本機から排出され、そ
のコピーに揺動が施されたときより、ステープル動作を
開始する。まず、ホームポジシヨンにあるステープラ40
1をステープルを施す先頭ビンへ移動させる。ステープ
ラ401が先頭ビンに移動した後は、サブルーチン第55図
(a)の中に記載されているステープル動作シーケンス
カウンタの値に基づき動作を進めていく。ステープラ40
1が先頭ビンに移動終了したときステープルシーケンス
カウンタの値は0から1にセツトされる(55−1)。ス
テープルシーケンスカウンタの値が1のときはチヤツク
モータ422fをONし、チヤツクユニツトを前進させる(55
−2)。チヤツクユニツトの前進終了を検知するチヤツ
ク前センサ422jがONすると(55−3)、チヤツクユニツ
トの前進を終了し(55−4)、ステープルシーケンスカ
ウンタへ2をセツトし、次へ動作を進める。ステープル
シーケンスカウンタの値が2のときは(55−6)、チヤ
ツクSOL421cをONし(55−7)、ステープルシーケンス
カンウンタへ3をセツトし、(55−8)、次へ動作を進
める。
ステープルシーケンスカウンタの値が3のときは(55
−9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(55−1
0)、ステープルシーケンスカウンタへ4をセツトし(5
5−11)、次へ動作を進める。
−9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(55−1
0)、ステープルシーケンスカウンタへ4をセツトし(5
5−11)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が4のときは(55
−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤツクユニツト
をホームポジシヨンへ移動させる(55−13)。チヤツク
ユニツトのホーム移動終了を検知するチヤツク後センサ
422kがONし(55−14)、チヤツクユニツトのホーム移動
終了し(55−15)、ステープルシーケンスカウンタへ5
をセツトし(55−16)、次へ動作を進める。
−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤツクユニツト
をホームポジシヨンへ移動させる(55−13)。チヤツク
ユニツトのホーム移動終了を検知するチヤツク後センサ
422kがONし(55−14)、チヤツクユニツトのホーム移動
終了し(55−15)、ステープルシーケンスカウンタへ5
をセツトし(55−16)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5のときは(55
−17)、紙有無センサ623の出力を確認し(55−18)、
紙有のときはステープル綴じ動作を行う(55−19)。綴
じ動作終了検知し(55−20)、ステープルシーケンスカ
ウンタへ6をセツトし(55−12)、次へ動作を進める。
紙有無センサ623の出力が紙無しであるときは、ステー
プルの綴じ動作を行わず、次へ動作を進める。
−17)、紙有無センサ623の出力を確認し(55−18)、
紙有のときはステープル綴じ動作を行う(55−19)。綴
じ動作終了検知し(55−20)、ステープルシーケンスカ
ウンタへ6をセツトし(55−12)、次へ動作を進める。
紙有無センサ623の出力が紙無しであるときは、ステー
プルの綴じ動作を行わず、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(55
−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(55−23)、ステープ
ル済みビンカウンタをカウントアツプすると共に、揺動
モータを動かし寄せを行う(55−24)。そして、ステー
プルを施すビンの合計を示すステープルビン予約メモリ
の値と、ステープル済みカウンタの値を比較し、値が一
致すれば(55−25)ステープルシーケンスカウンタへ0
をセツトしステープラ動作を終了し(55−26)、次に上
下移動モータ409をONし、ステープラ装置400をホームポ
ジシヨンへ移動させる(55−27)。
−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(55−23)、ステープ
ル済みビンカウンタをカウントアツプすると共に、揺動
モータを動かし寄せを行う(55−24)。そして、ステー
プルを施すビンの合計を示すステープルビン予約メモリ
の値と、ステープル済みカウンタの値を比較し、値が一
致すれば(55−25)ステープルシーケンスカウンタへ0
をセツトしステープラ動作を終了し(55−26)、次に上
下移動モータ409をONし、ステープラ装置400をホームポ
ジシヨンへ移動させる(55−27)。
なお、ステープル予約ビンメモリの値算出方法および
ステープル紙寄せに関しては後述する。ステープルビン
予約メモリの値よりステープル済みカウンタの値が小の
ときは、第何ビンまで揺動が施されているかを示す。揺
動済みビンメモリとステープル済みカウンタを比較し
(55−33)、揺動済みビンメモリの値が大のときは、ス
テープルシーケンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作
を進める。揺動済みビンメモリの値が小または等しいと
きは(55−33)、ステープラは状態を保持し、揺動禁止
処理を解除し(55−34)、揺動を促す。また定めたサイ
ズにおいては(55−35)、揺動済みビンメモリの値がス
テープル済みビンメモリの値より2以上の場合は、ステ
ープルシーケンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作を
進める(55−36)。1以下の場合、ステープラは状態を
保持し、揺動禁止処理を解除し(55−37)、揺動を促
す。尚、揺動禁止処理および揺動済みビンメモリの計算
に関して後述する。
ステープル紙寄せに関しては後述する。ステープルビン
予約メモリの値よりステープル済みカウンタの値が小の
ときは、第何ビンまで揺動が施されているかを示す。揺
動済みビンメモリとステープル済みカウンタを比較し
(55−33)、揺動済みビンメモリの値が大のときは、ス
テープルシーケンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作
を進める。揺動済みビンメモリの値が小または等しいと
きは(55−33)、ステープラは状態を保持し、揺動禁止
処理を解除し(55−34)、揺動を促す。また定めたサイ
ズにおいては(55−35)、揺動済みビンメモリの値がス
テープル済みビンメモリの値より2以上の場合は、ステ
ープルシーケンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作を
進める(55−36)。1以下の場合、ステープラは状態を
保持し、揺動禁止処理を解除し(55−37)、揺動を促
す。尚、揺動禁止処理および揺動済みビンメモリの計算
に関して後述する。
揺動が行われ、揺動済みビンメモリの値がステープル
済みビンメモリの値に対して、大となつたとき、また定
めたサイズにおいては2以上となつたとき、ステープル
シーケンスカウンタへ7をセツトし(55−28)、次へ動
作を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が7の
ときは、状態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後、既述した
サブルーチンである第55図(b)へ次ビンへのステープ
ラ移動開始を指示する。
済みビンメモリの値に対して、大となつたとき、また定
めたサイズにおいては2以上となつたとき、ステープル
シーケンスカウンタへ7をセツトし(55−28)、次へ動
作を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が7の
ときは、状態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後、既述した
サブルーチンである第55図(b)へ次ビンへのステープ
ラ移動開始を指示する。
ステープル予約ビンの算出について、第59図に示すサ
ブルーチンに従つて説明する。この算出のために本実施
例では、ソートモード動作時、原稿毎にその原稿の複写
紙が第何ビンまで排出されたかを記憶する前原稿コピー
排出ビン数メモリ1回のソート動作中、最大第何ビンま
で排出されたかを記憶する前排出最大ビン数メモリ等何
ビンまでステープルするかを指示するステープルビン数
予約メモリを有し、以下に示すタイミングで、メモリの
内容を移動している。ソートモード(59−1)で複写動
作が開始され、ソータの先頭ビンから複写紙が排出され
るタイミングで(59−2)、前原稿コピー排出ビン数メ
モリと前排出最大ビン数メモリの内容が比較され(59−
3)、前原稿コピー移出ビン数メモリの値が前排出最大
ピン数メモリの値より大きい場合は、前原稿コピー排出
ビン数メモリの値を、前排出最大ビン数メモリに代入し
(59−4)、前原稿コピー排出ビン数メモリには1が代
入される(59−5)。
ブルーチンに従つて説明する。この算出のために本実施
例では、ソートモード動作時、原稿毎にその原稿の複写
紙が第何ビンまで排出されたかを記憶する前原稿コピー
排出ビン数メモリ1回のソート動作中、最大第何ビンま
で排出されたかを記憶する前排出最大ビン数メモリ等何
ビンまでステープルするかを指示するステープルビン数
予約メモリを有し、以下に示すタイミングで、メモリの
内容を移動している。ソートモード(59−1)で複写動
作が開始され、ソータの先頭ビンから複写紙が排出され
るタイミングで(59−2)、前原稿コピー排出ビン数メ
モリと前排出最大ビン数メモリの内容が比較され(59−
3)、前原稿コピー移出ビン数メモリの値が前排出最大
ピン数メモリの値より大きい場合は、前原稿コピー排出
ビン数メモリの値を、前排出最大ビン数メモリに代入し
(59−4)、前原稿コピー排出ビン数メモリには1が代
入される(59−5)。
前原稿コピー排出ビン数メモリには、2ビン目、3ビ
ン目…にコピーが排出されると、2,3…と値が増加して
いく。ステープルビン数予約メモリには、常に現在排出
のビン数と前排出最大ビン数メモリの内容を比較し(59
−6)、数の小さい方のメモリの内容をステープルビン
数予約メモリに代入される(59−7)。ステープルビン
数予約メモリの内容は、状況により変化するため、オー
トステープルモードのように、コピー排出しながらステ
ープル動作を行う場合でも対応できる。
ン目…にコピーが排出されると、2,3…と値が増加して
いく。ステープルビン数予約メモリには、常に現在排出
のビン数と前排出最大ビン数メモリの内容を比較し(59
−6)、数の小さい方のメモリの内容をステープルビン
数予約メモリに代入される(59−7)。ステープルビン
数予約メモリの内容は、状況により変化するため、オー
トステープルモードのように、コピー排出しながらステ
ープル動作を行う場合でも対応できる。
このようにすることにより、綴じ手段400を作動させ
るビンを、最終原稿に対応する用紙が排出されたビンと
することができ、出来る限り全ページ揃つた用紙セツト
を綴じるようにできる。
るビンを、最終原稿に対応する用紙が排出されたビンと
することができ、出来る限り全ページ揃つた用紙セツト
を綴じるようにできる。
また、最終原稿に対応する用紙が排出されたビン上の
用紙の枚数が1枚のみのビンには綴じ手段400を作動さ
せないようにすることにより、最終原稿に対する複写枚
数の変更があつたときでも、不必要な綴じ動作を防止で
きる。
用紙の枚数が1枚のみのビンには綴じ手段400を作動さ
せないようにすることにより、最終原稿に対する複写枚
数の変更があつたときでも、不必要な綴じ動作を防止で
きる。
ステープル優先の揺動禁止処理について、第60図に示
すサブルーチンに従つて説明する。
すサブルーチンに従つて説明する。
まず、ステープル動作実行中かどうかチエツクし(60
−1)、YESなら、チヤツクSOL(ソレノイド)がONして
いるかどうかチエツクし(60−2)、YESなら、チヤツ
クがホーム位置へ移動終了後、時間が0.3SEC以上してな
つているかどうかチエツクし(10−3)、NOなら、揺動
の許可をする(60−4)。もしチエツクSOLがONしてい
なければ、揺動の禁止を行う(60−5)。また、チヤツ
クがホーム位置へ移動終了後、時間が0.3SEC以上になつ
ていれば、揺動を禁止してRETする。また、ステープル
動作実行中でなければ、無条件に揺動許可をしてRETす
る。
−1)、YESなら、チヤツクSOL(ソレノイド)がONして
いるかどうかチエツクし(60−2)、YESなら、チヤツ
クがホーム位置へ移動終了後、時間が0.3SEC以上してな
つているかどうかチエツクし(10−3)、NOなら、揺動
の許可をする(60−4)。もしチエツクSOLがONしてい
なければ、揺動の禁止を行う(60−5)。また、チヤツ
クがホーム位置へ移動終了後、時間が0.3SEC以上になつ
ていれば、揺動を禁止してRETする。また、ステープル
動作実行中でなければ、無条件に揺動許可をしてRETす
る。
次に、揺動済みビンメモリの計算について、第61図に
示すサブルーチンに従つて説明する。
示すサブルーチンに従つて説明する。
まず、揺動が1回動作行われたかどうかをチエツクし
(61−1)、もし、揺動が1回も行われていなければ、
そのままRETする。また、1回動作の揺動が行われてい
れば、揺動済みビンメモリに排紙ビン数の値を入れて
(61−2)、RETする。排紙ビン数とは、現在第何ビン
目まで排紙されたかを示すものであり、揺動済みビンメ
モリとは現在第何ビン目まで揺動が施されているかを示
すものである。
(61−1)、もし、揺動が1回も行われていなければ、
そのままRETする。また、1回動作の揺動が行われてい
れば、揺動済みビンメモリに排紙ビン数の値を入れて
(61−2)、RETする。排紙ビン数とは、現在第何ビン
目まで排紙されたかを示すものであり、揺動済みビンメ
モリとは現在第何ビン目まで揺動が施されているかを示
すものである。
ステープル紙寄せについて第62図に示すサブルーチン
に従つて説明する。
に従つて説明する。
ステープル終了後(62−1)、チヤツクソレノイド42
1cがOFFされると、紙戻しブラケツト422zによりステー
プル済みのコピー(用紙)はビン上をスライドし、揺動
板回転領域内まで押し戻されステープル1動作が終了す
る。このとき、第55図(a)に示したサブルーチンにて
ステープル1動作終了フラグがセツトされる。このステ
ープル1動作終了フラグの内容で、ステープル1動作終
了を判断する。ステープル1動作終了したと判断した
後、次ビンへ移動し、再びステープル1動作を行う中
で、キヤツチSOL421cがONしたと判断したとき(62−
2)、揺動をスタートする(62−3)。そして前ビンの
ステープル済み用紙を所定位置へ移動させる。このステ
ープル紙寄せ作動により、ビン上のステープル済みの用
紙が次ビン以降に排出された用紙の紙揃えに悪影響を与
えないように所定位置に移動させられることになる。
1cがOFFされると、紙戻しブラケツト422zによりステー
プル済みのコピー(用紙)はビン上をスライドし、揺動
板回転領域内まで押し戻されステープル1動作が終了す
る。このとき、第55図(a)に示したサブルーチンにて
ステープル1動作終了フラグがセツトされる。このステ
ープル1動作終了フラグの内容で、ステープル1動作終
了を判断する。ステープル1動作終了したと判断した
後、次ビンへ移動し、再びステープル1動作を行う中
で、キヤツチSOL421cがONしたと判断したとき(62−
2)、揺動をスタートする(62−3)。そして前ビンの
ステープル済み用紙を所定位置へ移動させる。このステ
ープル紙寄せ作動により、ビン上のステープル済みの用
紙が次ビン以降に排出された用紙の紙揃えに悪影響を与
えないように所定位置に移動させられることになる。
本実施例では、前述の機能・動作の他に、以下に示す
幾つかの機能・動作を有する。
幾つかの機能・動作を有する。
それぞれをサブルーチンのフローに基づき説明する。
まず2系統・ステープル処理とは、ソータビンを上・下
2系統に分け、1系にソート後ステープル処理を施した
後、1系のビンを開放せずとも、他系にソートしてステ
ープル処理を施すことのできる機能であり、上・下系の
コピーサイズが同一であることが条件のモードAと、上
・下系であつて、後から処理する系のコピーサイズが前
処理した系より大きいことが条件のモードBを有し、使
用者に応じて切換え可能とする。
まず2系統・ステープル処理とは、ソータビンを上・下
2系統に分け、1系にソート後ステープル処理を施した
後、1系のビンを開放せずとも、他系にソートしてステ
ープル処理を施すことのできる機能であり、上・下系の
コピーサイズが同一であることが条件のモードAと、上
・下系であつて、後から処理する系のコピーサイズが前
処理した系より大きいことが条件のモードBを有し、使
用者に応じて切換え可能とする。
モードA−2系統ステープル処理について、第63図の
サブルーチンフローに基づき説明する。
サブルーチンフローに基づき説明する。
ここで、1系統処理後、他系を用いてソートすること
をデユアルソートと称す。デユアルソートを行おうとす
る場合、デユアルソート不可能な状態であれば(63−
1)、ソートモードを禁止し(63−2)、警告する。デ
ユアルソート可能な状態であれば、紙サイズを検知、前
ソート時の紙サイズと、デユアルソートしようとする紙
サイズが同サイズのときは、そのまま動作を継続する。
前ソート時の紙サイズとデユアルソートしようとする紙
サイズが異サイズのときは(63−3)、揺動部を退避さ
せ(63−4)、ステープルを禁止し(63−5)、動作を
継続する。
をデユアルソートと称す。デユアルソートを行おうとす
る場合、デユアルソート不可能な状態であれば(63−
1)、ソートモードを禁止し(63−2)、警告する。デ
ユアルソート可能な状態であれば、紙サイズを検知、前
ソート時の紙サイズと、デユアルソートしようとする紙
サイズが同サイズのときは、そのまま動作を継続する。
前ソート時の紙サイズとデユアルソートしようとする紙
サイズが異サイズのときは(63−3)、揺動部を退避さ
せ(63−4)、ステープルを禁止し(63−5)、動作を
継続する。
次にモードB−2系統ステープル処理について、第64
図のサブルーチンフローに基づき説明する。デュアルソ
ートを行おうとする場合、デユアルソート不可能な状態
であれば(64−1)、ソートモードを禁止し(64−
2)、警告する。デユアルソート可能な状態であれば、
紙サイズを検知し、前ソート時の紙サイズより、デユア
ルソートしようとする紙サイズの方が大サイズ、または
紙サイズが同サイズのときは、そのまま動作を継続す
る。前ソート時の紙サイズより、デユアルソートしよう
とする紙サイズの方が小サイズのときは(64−3)、揺
動部を退避させ(64−4)、ステープルを禁止し(64−
5)、動作を継続する。
図のサブルーチンフローに基づき説明する。デュアルソ
ートを行おうとする場合、デユアルソート不可能な状態
であれば(64−1)、ソートモードを禁止し(64−
2)、警告する。デユアルソート可能な状態であれば、
紙サイズを検知し、前ソート時の紙サイズより、デユア
ルソートしようとする紙サイズの方が大サイズ、または
紙サイズが同サイズのときは、そのまま動作を継続す
る。前ソート時の紙サイズより、デユアルソートしよう
とする紙サイズの方が小サイズのときは(64−3)、揺
動部を退避させ(64−4)、ステープルを禁止し(64−
5)、動作を継続する。
上記処理はステープル手段401のステープル禁止につ
いて説明したが、ステープル手段401に換えて揃え手段5
02に対する動作解除を同様の処理にて行うことも考えら
れる。
いて説明したが、ステープル手段401に換えて揃え手段5
02に対する動作解除を同様の処理にて行うことも考えら
れる。
ステープル処理中のドアオープン対応について、第65
図のサブルーチンフローに基づき説明する。ステープル
動作中に(65−1)、ステープラドア、ソータドア、ソ
ータ上カバーの総てが閉じている場合、そのまま動作を
継続し、ステープラドアが開かれた場合は(65−2)、
ステープルシーケンスカウンタを0にし(65−3)、全
負荷をOFFにする(65−4)。
図のサブルーチンフローに基づき説明する。ステープル
動作中に(65−1)、ステープラドア、ソータドア、ソ
ータ上カバーの総てが閉じている場合、そのまま動作を
継続し、ステープラドアが開かれた場合は(65−2)、
ステープルシーケンスカウンタを0にし(65−3)、全
負荷をOFFにする(65−4)。
ステープル動作中にステープラドアは閉じられてお
り、ソータドア、ソータ上カバーの何れかが開かれた場
合(状態1とする。65−5)の処理を以下に説明する。
り、ソータドア、ソータ上カバーの何れかが開かれた場
合(状態1とする。65−5)の処理を以下に説明する。
状態1でチヤツクユニツトが前進中であれば(65−
6)、ステープルシーケンスカウンタを0にし(65−
7)、チヤツクモータをOFFする(65−8)。
6)、ステープルシーケンスカウンタを0にし(65−
7)、チヤツクモータをOFFする(65−8)。
状態1でチヤツクユニツトが前進した後であり、チヤ
ツクSOL421cがON後、0.2秒以内であれば(65−9)、ス
テープルシーケンスカウンタを0にし(65−10)、チヤ
ツクSOL421cをOFFする(65−11)。
ツクSOL421cがON後、0.2秒以内であれば(65−9)、ス
テープルシーケンスカウンタを0にし(65−10)、チヤ
ツクSOL421cをOFFする(65−11)。
状態1でチヤツクユニツトが前進した後であり、チヤ
ツクSOLがON後、0.2秒以後の場合(状態2とする)の処
理を以下に説明する。
ツクSOLがON後、0.2秒以後の場合(状態2とする)の処
理を以下に説明する。
状態2でチヤツクユニツトが後退中であれば(65−1
2)、ステープルシーケンスカウンタを4にし(65−1
3)、動作を継続する。
2)、ステープルシーケンスカウンタを4にし(65−1
3)、動作を継続する。
状態2でチヤツクユニツトが後退した後であり、ステ
ープラ閉じ動作中であれば(65−14)、ステープルシー
ケンスカウンタを5にし(65−15)、動作を継続する。
ープラ閉じ動作中であれば(65−14)、ステープルシー
ケンスカウンタを5にし(65−15)、動作を継続する。
状態2でチヤツクユニツトが後退した後であり、ステ
ープラ閉じ動作が終了していれば、ステープルシーケン
スカウンタを0にし(65−3)、全負荷をOFFにする(6
5−4)。
ープラ閉じ動作が終了していれば、ステープルシーケン
スカウンタを0にし(65−3)、全負荷をOFFにする(6
5−4)。
また、状態1で上下移動モータ409動作中であれば、
ステープルシーケンスカンウンタを0にし全負荷をOFF
にする。
ステープルシーケンスカンウンタを0にし全負荷をOFF
にする。
ステープル開始ビン対応の下降スピード可変につい
て、第66図のサブルーチンフローに基づき説明する。
て、第66図のサブルーチンフローに基づき説明する。
現在停止している位置が、ホームポジシヨン以外であ
れば(66−1)、モータの回転数を高速に設定し(66−
2)、上下移動モータ409をONし下降する(66−3)。
れば(66−1)、モータの回転数を高速に設定し(66−
2)、上下移動モータ409をONし下降する(66−3)。
現在停止している位置が、ホームポジシヨンであれ
ば、次に停止するビン数により、下降スピードを可変す
る。すなわち、停止するビンが1ビン目であるときは
(66−4)、回転数を高速に設定し(66−2)、上下移
動モータ409をONする(66−3)。停止するビンが2ビ
ン目以上であれば(66−4)、回転数を低速に設定し
(66−5)、上下移動モータ409をONする(66−3)。
ば、次に停止するビン数により、下降スピードを可変す
る。すなわち、停止するビンが1ビン目であるときは
(66−4)、回転数を高速に設定し(66−2)、上下移
動モータ409をONする(66−3)。停止するビンが2ビ
ン目以上であれば(66−4)、回転数を低速に設定し
(66−5)、上下移動モータ409をONする(66−3)。
次に、上下移動のスローアツプ・スローダウンの機能
を説明する。この機能は、上下移動開始時、移動スピー
ドを徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動
させ、また上下移動停止時、停止するビン位置の手前か
ら移動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したとこ
ろで、定速移動させ、停止ビン位置で停止させるもので
ある。
を説明する。この機能は、上下移動開始時、移動スピー
ドを徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動
させ、また上下移動停止時、停止するビン位置の手前か
ら移動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したとこ
ろで、定速移動させ、停止ビン位置で停止させるもので
ある。
第67図のサブルーチンフローに基づき説明する。1mSE
C毎にコールされるサブルーチンにおいて、上下移動モ
ータ409のON後(67−1)、スローアツプ動作が終了し
ていなければ(67−2)、サブルーチンコール毎にスロ
ーアツプカウンタが1カウントアツプする(67−3)。
そのスローアツプカウンタの値に基づき徐々にスピード
が増加するよう設定(67−4)したROM601内スピードデ
ータ群の中からスピードデータをCTC604にセツトする
(67−5%)。このCTC604からセツトされたスピードデ
ータに基づいた周波数を発生し、第53図の相信号生成部
614へ送られる。相信号生成部614から相信号が定電流ド
ライバ615へ送られ、上下移動モータ409がスピードデー
タに対応した回転数で動作する。
C毎にコールされるサブルーチンにおいて、上下移動モ
ータ409のON後(67−1)、スローアツプ動作が終了し
ていなければ(67−2)、サブルーチンコール毎にスロ
ーアツプカウンタが1カウントアツプする(67−3)。
そのスローアツプカウンタの値に基づき徐々にスピード
が増加するよう設定(67−4)したROM601内スピードデ
ータ群の中からスピードデータをCTC604にセツトする
(67−5%)。このCTC604からセツトされたスピードデ
ータに基づいた周波数を発生し、第53図の相信号生成部
614へ送られる。相信号生成部614から相信号が定電流ド
ライバ615へ送られ、上下移動モータ409がスピードデー
タに対応した回転数で動作する。
スローアツプカウンタが、ある設定した値に達したと
き(67−6)、スローアツプを終了し(67−13)、上下
移動モータ409は、その後一定の回転数で動作する。
き(67−6)、スローアツプを終了し(67−13)、上下
移動モータ409は、その後一定の回転数で動作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始(67−7)、サ
ブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが1カウン
トアツプする(67−8)。そのスローダウンカウンタの
値に基づき、徐々にスピードが減少するように設定(67
−9)したROM601内スピードデータ群の中から、スピー
ドデータをCTC604にセツトする(67−10)。このCTC604
から、セツトされたスピードデータに基づいた周波数を
発生し、相信号生成部614へ送られる。相信号生成部614
から相信号が定電流ドライバ615へ送られ、上下移動モ
ータ409がスピードデータに対応した回転数で動作す
る。
ブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが1カウン
トアツプする(67−8)。そのスローダウンカウンタの
値に基づき、徐々にスピードが減少するように設定(67
−9)したROM601内スピードデータ群の中から、スピー
ドデータをCTC604にセツトする(67−10)。このCTC604
から、セツトされたスピードデータに基づいた周波数を
発生し、相信号生成部614へ送られる。相信号生成部614
から相信号が定電流ドライバ615へ送られ、上下移動モ
ータ409がスピードデータに対応した回転数で動作す
る。
スローダウンカウンタが、ある設定した値に達したと
き(67−11)、スローダウンを終了し(67−12)、上下
移動モータ409は、その後一定の回転数で動作する。停
止するビンにステープラが達したとき、上下移動モータ
409がOFFし、停止し、スローアツプカウンタとスローダ
ウンカウンタがクリアされる(67−14)。
き(67−11)、スローダウンを終了し(67−12)、上下
移動モータ409は、その後一定の回転数で動作する。停
止するビンにステープラが達したとき、上下移動モータ
409がOFFし、停止し、スローアツプカウンタとスローダ
ウンカウンタがクリアされる(67−14)。
上下移動異常緩和ルーチンについて第68図のサブルー
チンフローに基づき説明する。
チンフローに基づき説明する。
上下移動モータ409の異常を検知した場合、異常検知
のカウント数(68−1)が2度目のときは(68−2)異
常信号を送信してカウントクリアし(68−5)、サービ
スマンコールとなる(68−7)。しかし異常検知が1度
目のときは(68−2)、上下移動モータ409が上昇時で
あれば(68−3)、モータ409を再起動させ(68−
4)、動作を継続し、下降時であればジヤム信号を送信
し(68−5)、次処理に移る。
のカウント数(68−1)が2度目のときは(68−2)異
常信号を送信してカウントクリアし(68−5)、サービ
スマンコールとなる(68−7)。しかし異常検知が1度
目のときは(68−2)、上下移動モータ409が上昇時で
あれば(68−3)、モータ409を再起動させ(68−
4)、動作を継続し、下降時であればジヤム信号を送信
し(68−5)、次処理に移る。
具体的にはステープル手段401、または揃え手段502に
おいて何らかの異常が発生すると、例えば単に複写機本
体からの用紙排出を中断させる第1の中断信号と、複写
機本体からの用紙排出を中断させ、かつ異常リセツト信
号を要求する第2の中断信号とを発生させ、前記第1の
中断信号を1回目の異常検出時に送信し、また第2の中
断信号を2回目以後の異常検知時送信させるようにする
ことが考えられる。また、前記第1の中断信号をジヤム
信号とし、第2の中断信号を異常信号とすることも考え
られる。尚、異常とは上下移動モータ409におけるもの
に限らず、ステープル手段401あるいは揃え手段502を構
成する各部における異常状態も含む。尚、第69図から第
79図のフローチヤートに各種異常状態に対応した処理作
動を示した。
おいて何らかの異常が発生すると、例えば単に複写機本
体からの用紙排出を中断させる第1の中断信号と、複写
機本体からの用紙排出を中断させ、かつ異常リセツト信
号を要求する第2の中断信号とを発生させ、前記第1の
中断信号を1回目の異常検出時に送信し、また第2の中
断信号を2回目以後の異常検知時送信させるようにする
ことが考えられる。また、前記第1の中断信号をジヤム
信号とし、第2の中断信号を異常信号とすることも考え
られる。尚、異常とは上下移動モータ409におけるもの
に限らず、ステープル手段401あるいは揃え手段502を構
成する各部における異常状態も含む。尚、第69図から第
79図のフローチヤートに各種異常状態に対応した処理作
動を示した。
以上説明したように、本発明によれば、ステープル手
段が適切な位置に移動できず、前記位置以外でステープ
ル手段が作動してしまうことを防止できて、装置に異常
が発生しても装置の破損などを未然に防止することがで
き、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処理装置を提供でき
る。
段が適切な位置に移動できず、前記位置以外でステープ
ル手段が作動してしまうことを防止できて、装置に異常
が発生しても装置の破損などを未然に防止することがで
き、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処理装置を提供でき
る。
また、揃え手段が適切な位置に移動できず、前記位置
以外でステープル手段が作動してしまうことを防止でき
て、装置に異常が発生しても装置の破損などを未然に防
止することができ、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処理
装置を提供できる。
以外でステープル手段が作動してしまうことを防止でき
て、装置に異常が発生しても装置の破損などを未然に防
止することができ、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処理
装置を提供できる。
また、チヤツク部が適切な位置に移動できず、前記位
置以外でステープル手段が作動してしまうことを防止で
きて、装置に異常が発生しても装置の破損などを未然に
防止することができ、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処
理装置を提供できる。
置以外でステープル手段が作動してしまうことを防止で
きて、装置に異常が発生しても装置の破損などを未然に
防止することができ、耐久性に優れ、信頼性の高い紙処
理装置を提供できる。
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は同実施例
の側面図、第3図は同実施例の背面図、第4図は揺動装
置の概略を示す斜視図、第5図は揺動装置とビンの関係
を示す平面図、第6図は押圧部材部分を示す斜視図、第
7図は揺動モータ部分を示す平面図、第8図,第9図は
揺動モータの回転角度を移動量との関係を示す図、第10
図はビンの平面図、第11図はビンの側面図、第12図はビ
ンの右側面図、第13図,第14図,第15図はビンの各部の
断面図、第16図はビンの除電ブラシ部分の側面図、第17
図はビンの他の実施例を示す断面図、第18図はリブの作
用を示す説明図、第19図は用紙の一状態を示す斜視図、
第20図はガイド部を示す斜視図、第21図,第22図,第23
図,第24図,第25図,第26図,第27図,第28図はビンに
おける用紙の状態を示す説明図、第29図はステープラ装
置全体の斜視図、第30図はブラケツト部分の平面図、第
31図はステープラ部分の平面図、第32図はステープラ部
分の正面図、第33図はステープラ部分の側面図、第34
図,第35図,第36図,第37図,第38図,第39図,第40
図,第41図,第42図,第43図,第44図はステープラー部
分の各部材の作動を説明する正面図、第45図は送り軸の
正面図、第46図,第47図,第48図,第49図,第50図はス
テープラの針カートリツジ交換の作動を説明する正面
図、第51図は送り軸の他の実施例の正面図、第52図は第
51図の送り軸使用時の速度と移動量の関係図、第53図は
制御系のブロツク図、第54図,第55図,第56図,第57
図,第58図,第59図,第60図,第61図,第62図,第63
図,第64図,第65図,第66図,第67図,第68図は本実施
例の作動を説明するためのフローチヤート、第69図,第
70図,第71図,第72図,第73図,第74図,第75図,第76
図,第77図,第78図,第79図は異常状況発生時の処理作
動を説明するためのフローチヤートである。 300……ビン、401……ステープル手段、421……チヤツ
ク部、422a……送り軸、422f……駆動モータ、502……
揃え手段、600……制御手段。
の側面図、第3図は同実施例の背面図、第4図は揺動装
置の概略を示す斜視図、第5図は揺動装置とビンの関係
を示す平面図、第6図は押圧部材部分を示す斜視図、第
7図は揺動モータ部分を示す平面図、第8図,第9図は
揺動モータの回転角度を移動量との関係を示す図、第10
図はビンの平面図、第11図はビンの側面図、第12図はビ
ンの右側面図、第13図,第14図,第15図はビンの各部の
断面図、第16図はビンの除電ブラシ部分の側面図、第17
図はビンの他の実施例を示す断面図、第18図はリブの作
用を示す説明図、第19図は用紙の一状態を示す斜視図、
第20図はガイド部を示す斜視図、第21図,第22図,第23
図,第24図,第25図,第26図,第27図,第28図はビンに
おける用紙の状態を示す説明図、第29図はステープラ装
置全体の斜視図、第30図はブラケツト部分の平面図、第
31図はステープラ部分の平面図、第32図はステープラ部
分の正面図、第33図はステープラ部分の側面図、第34
図,第35図,第36図,第37図,第38図,第39図,第40
図,第41図,第42図,第43図,第44図はステープラー部
分の各部材の作動を説明する正面図、第45図は送り軸の
正面図、第46図,第47図,第48図,第49図,第50図はス
テープラの針カートリツジ交換の作動を説明する正面
図、第51図は送り軸の他の実施例の正面図、第52図は第
51図の送り軸使用時の速度と移動量の関係図、第53図は
制御系のブロツク図、第54図,第55図,第56図,第57
図,第58図,第59図,第60図,第61図,第62図,第63
図,第64図,第65図,第66図,第67図,第68図は本実施
例の作動を説明するためのフローチヤート、第69図,第
70図,第71図,第72図,第73図,第74図,第75図,第76
図,第77図,第78図,第79図は異常状況発生時の処理作
動を説明するためのフローチヤートである。 300……ビン、401……ステープル手段、421……チヤツ
ク部、422a……送り軸、422f……駆動モータ、502……
揃え手段、600……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 新 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭64−34862(JP,A) 特開 昭57−64262(JP,A) 特開 昭63−74076(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】複数のビンと、このビン上に排出された用
紙を揃える揃え手段と、この揃え手段により揃えられた
用紙をステープルするステープル手段と、前記ステープ
ル手段が綴じ動作を行う停止位置へステープル手段を移
動させる移動手段とを有する紙処理装置において、 前記ステープル手段の移動が終了して停止した停止位置
を検出する停止位置検出手段と、前記ステープル手段の
移動時の時間を計測し、この時間が前記停止位置に移動
中に予め定められた所定時間を超えても前記停止位置検
出手段により前記停止位置を検出しない時、前記ステー
プル手段の作動を禁止する制御手段を備えたことを特徴
とする紙処理装置。 - 【請求項2】停止位置毎に形成された検知板と、この検
知板を検出するセンサにて前記停止位置検出手段を構成
したことを特徴とする請求項(1)に記載の紙処理装
置。 - 【請求項3】用紙を収容する収容手段と、この収容手段
上に排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段
により揃えられた用紙をステープルするステープル手段
とを有する紙処理装置において、 前記揃え手段の1サイクルの動作が所定時間を超えた
時、前記ステープル手段の作動を禁止する制御手段を備
えたことを特徴とする紙処理装置。 - 【請求項4】用紙を収容する収容手段と、この収容手段
上に排出された用紙を揃える揃え手段と、この揃え手段
により揃えられた用紙をステープルするステープル手段
と、揃えられた用紙をチヤツクするチヤツク部と、この
チヤツク部をステープル手段まで移動させる移動手段と
を有する紙処理装置において、 前記チヤツク部の移動時間が予め定められた所定時間を
超えた時、前記ステープル手段の作動を禁止する制御手
段を備えたことを特徴とする紙処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008458A JP2746971B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 紙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008458A JP2746971B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 紙処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190396A JPH02190396A (ja) | 1990-07-26 |
JP2746971B2 true JP2746971B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=11693690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008458A Expired - Fee Related JP2746971B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 紙処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2746971B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813585B2 (ja) * | 1990-10-29 | 1996-02-14 | 三田工業株式会社 | 製本機能付画像形成装置 |
CN114671289B (zh) * | 2022-03-29 | 2023-11-28 | 宁波经纬数控股份有限公司 | 收料机构及切割设备 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2574158B2 (ja) * | 1987-07-31 | 1997-01-22 | コニカ株式会社 | 記録紙処理装置 |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1008458A patent/JP2746971B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02190396A (ja) | 1990-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |