JP2745098B2 - 省エネルギー建物 - Google Patents
省エネルギー建物Info
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- JP2745098B2 JP2745098B2 JP5058209A JP5820993A JP2745098B2 JP 2745098 B2 JP2745098 B2 JP 2745098B2 JP 5058209 A JP5058209 A JP 5058209A JP 5820993 A JP5820993 A JP 5820993A JP 2745098 B2 JP2745098 B2 JP 2745098B2
- Authority
- JP
- Japan
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- curtain wall
- solar cell
- building
- transmission cable
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 7
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力を自前で得ること
ができる省エネルギー建物に関するものである。
ができる省エネルギー建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建物ではそこで使用する電気はそ
のほとんどを電力会社から供給される商用電源から得て
いる。
のほとんどを電力会社から供給される商用電源から得て
いる。
【0003】なかには自家発電装置を有する建物がなく
はないが、この発電装置は非常用として石油などを燃料
とするエンジン等で駆動するもので、日常的なものでは
ない。
はないが、この発電装置は非常用として石油などを燃料
とするエンジン等で駆動するもので、日常的なものでは
ない。
【0004】このような商用電源にたよるものでは消費
電力が多い場合はランニングコストが高いものとなり、
また、電気を作るための火力発電における石油燃料や水
力発電におけるダムでの水、原子力発電における核燃料
などの消費を増加させることになり、地球の自然環境破
壊にもつながる。
電力が多い場合はランニングコストが高いものとなり、
また、電気を作るための火力発電における石油燃料や水
力発電におけるダムでの水、原子力発電における核燃料
などの消費を増加させることになり、地球の自然環境破
壊にもつながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記従
来例の不都合を解消し、建物の従来使用されていないス
ペースを有効利用して、燃料等を必要としないクリーン
な自家発電を可能とした省エネルギー建物を提供するこ
とにある。
来例の不都合を解消し、建物の従来使用されていないス
ペースを有効利用して、燃料等を必要としないクリーン
な自家発電を可能とした省エネルギー建物を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、外壁を構成するカーテンウォールの外面に太
陽電池を取付けネジで着脱自在に固定し、前記カーテン
ウォールの本体部分にはこの太陽電池からの送電ケーブ
ルを通す配線孔を適宜形成し、該送電ケーブルをこの配
線孔を介してカーテンウォールの接合端に顕出させ、隣
接するカーテンウォールの送電ケーブルと接続可能とし
たことを要旨とするものである。
するため、外壁を構成するカーテンウォールの外面に太
陽電池を取付けネジで着脱自在に固定し、前記カーテン
ウォールの本体部分にはこの太陽電池からの送電ケーブ
ルを通す配線孔を適宜形成し、該送電ケーブルをこの配
線孔を介してカーテンウォールの接合端に顕出させ、隣
接するカーテンウォールの送電ケーブルと接続可能とし
たことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、太陽電池を組み込んだカーテ
ンウォールを用いて建物外壁部分の施工を行うので、か
かる建物外壁部分でこの太陽電池の太陽光発電により電
気が得られ、その電気を利用できるので電気料金等のラ
ンニングコストを削減することができる。また、故障時
やメンテナンスなどの場合には、取付けネジをはずすこ
とにより太陽電池のみを取り外して、新品との交換や修
理点検を行うことができる。
ンウォールを用いて建物外壁部分の施工を行うので、か
かる建物外壁部分でこの太陽電池の太陽光発電により電
気が得られ、その電気を利用できるので電気料金等のラ
ンニングコストを削減することができる。また、故障時
やメンテナンスなどの場合には、取付けネジをはずすこ
とにより太陽電池のみを取り外して、新品との交換や修
理点検を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について詳細に
説明する。図1は本発明の省エネルギー建物の1実施例
を示す斜視図、図2は同上ブロック図である。
説明する。図1は本発明の省エネルギー建物の1実施例
を示す斜視図、図2は同上ブロック図である。
【0009】図中1は建物であるが、この建物1の外壁
を構成するカーテンウォール2の面に太陽電池3を貼設
するものとした。図3に示すようにこの太陽電池3はカ
ーテンウォール2を作製する際に取り付けるもので、図
4に示すようにカーテンウォール2の面に取付けネジ4
で固定する。
を構成するカーテンウォール2の面に太陽電池3を貼設
するものとした。図3に示すようにこの太陽電池3はカ
ーテンウォール2を作製する際に取り付けるもので、図
4に示すようにカーテンウォール2の面に取付けネジ4
で固定する。
【0010】さらに、カーテンウォール2の本体部分に
はこの太陽電池3からの送電ケーブル5を通す配線孔6
を適宜形成し、該送電ケーブル5をこの配線孔6を介し
てカーテンウォール2の接合端に顕出させるとともに、
ソケット形式のコネクタ7で隣接するカーテンウォール
2の送電ケーブル5と接続可能なものとする。図中8は
カーテンウォール2の取り付け用のファスナーである。
はこの太陽電池3からの送電ケーブル5を通す配線孔6
を適宜形成し、該送電ケーブル5をこの配線孔6を介し
てカーテンウォール2の接合端に顕出させるとともに、
ソケット形式のコネクタ7で隣接するカーテンウォール
2の送電ケーブル5と接続可能なものとする。図中8は
カーテンウォール2の取り付け用のファスナーである。
【0011】このようにして、予め太陽電池3を取付け
たカーテンウォール2を組み込んで建物1の外壁を形成
し、各カーテンウォール2の太陽電池3は相互に並列も
しくは直列で接続するものとする。メンテナンスなどの
場合もネジ4をはずすことにより太陽電池3のみを取り
外すことで、新品との交換や修理点検を行う。または、
このカーテンウォール2毎に取り外して新品との交換や
修理を行う。
たカーテンウォール2を組み込んで建物1の外壁を形成
し、各カーテンウォール2の太陽電池3は相互に並列も
しくは直列で接続するものとする。メンテナンスなどの
場合もネジ4をはずすことにより太陽電池3のみを取り
外すことで、新品との交換や修理点検を行う。または、
このカーテンウォール2毎に取り外して新品との交換や
修理を行う。
【0012】前記太陽電池3による発電装置は、図2に
示すように蓄電池14に接続されて、これらで惹起された
電力はこの蓄電池14に蓄えられるものとし、さらに、こ
の蓄電池14からは直流は直流−交流変換器などの電力変
換装置15を介して交流に変換されて建物1内の各電源と
して供給される。
示すように蓄電池14に接続されて、これらで惹起された
電力はこの蓄電池14に蓄えられるものとし、さらに、こ
の蓄電池14からは直流は直流−交流変換器などの電力変
換装置15を介して交流に変換されて建物1内の各電源と
して供給される。
【0013】なお、建物1の外壁は日当たりのよい面の
みを選択して太陽電池3を設置する場合のほかに外壁の
全周を利用するようにしてもよい。また、屋上に別途太
陽電池や風車形式の風力発電装置を設置し、これらを併
用するようにしてもよい。
みを選択して太陽電池3を設置する場合のほかに外壁の
全周を利用するようにしてもよい。また、屋上に別途太
陽電池や風車形式の風力発電装置を設置し、これらを併
用するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明の省エネルギー
建物は、外壁という、建物の従来使用されていないスペ
ースを有効利用して、燃料等を必要としないクリーンな
自家発電ができ、この電力を利用することで電気料金等
の建物維持管理のためのランニングコストを削減するこ
とになり、ひいては地球の環境保全に貢献することがで
きるものである。
建物は、外壁という、建物の従来使用されていないスペ
ースを有効利用して、燃料等を必要としないクリーンな
自家発電ができ、この電力を利用することで電気料金等
の建物維持管理のためのランニングコストを削減するこ
とになり、ひいては地球の環境保全に貢献することがで
きるものである。
【図1】本発明の省エネルギー建物の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の省エネルギー建物のブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の省エネルギー建物の一実施例で使用す
るカーテンウォールの斜視図である。
るカーテンウォールの斜視図である。
【図4】本発明の省エネルギー建物の一実施例で使用す
るカーテンウォールの一例を示す縦断側面図である。
るカーテンウォールの一例を示す縦断側面図である。
1…建物 2…カーテンウ
ォール 3…太陽電池 4…取付けネジ 5…送電ケーブル 6…配線孔 7…コネクタ 8…ファスナー 9…本設型枠 10…型枠 11…コンクリート 14…蓄電池 15…電力変換装
置
ォール 3…太陽電池 4…取付けネジ 5…送電ケーブル 6…配線孔 7…コネクタ 8…ファスナー 9…本設型枠 10…型枠 11…コンクリート 14…蓄電池 15…電力変換装
置
Claims (1)
- 【請求項1】 外壁を構成するカーテンウォールの外面
に太陽電池を取付けネジで着脱自在に固定し、前記カー
テンウォールの本体部分にはこの太陽電池からの送電ケ
ーブルを通す配線孔を適宜形成し、該送電ケーブルをこ
の配線孔を介してカーテンウォールの接合端に顕出さ
せ、隣接するカーテンウォールの送電ケーブルと接続可
能としたことを特徴とする省エネルギー建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058209A JP2745098B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 省エネルギー建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058209A JP2745098B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 省エネルギー建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272404A JPH06272404A (ja) | 1994-09-27 |
JP2745098B2 true JP2745098B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13077663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058209A Expired - Lifetime JP2745098B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 省エネルギー建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745098B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101252291B1 (ko) | 2012-06-12 | 2013-04-05 | 단국대학교 산학협력단 | 태양전지 모듈 및 이를 이용한 커튼월 구조물 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2928157B1 (fr) * | 2008-02-29 | 2010-02-26 | Jean Pierre Appert | Module de cellule habitable et cellule habitable correspondante |
CN108915138A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-11-30 | 江苏大美天第文化产业有限公司 | 一种新型建筑幕墙及其安装方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830485A (ja) * | 1981-08-15 | 1983-02-22 | Kitamura Boira Setsubi Kk | 風力発電方法 |
JPS63117801U (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-29 | ||
JP2848983B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1999-01-20 | 株式会社フジタ | 高層建築物用風力発電装置 |
JPH04129218U (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-25 | 日本コンクリート工業株式会社 | 建築物の外壁材 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5058209A patent/JP2745098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101252291B1 (ko) | 2012-06-12 | 2013-04-05 | 단국대학교 산학협력단 | 태양전지 모듈 및 이를 이용한 커튼월 구조물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06272404A (ja) | 1994-09-27 |
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