JP2744432B2 - 画像処理機器の停止装置 - Google Patents
画像処理機器の停止装置Info
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- JP2744432B2 JP2744432B2 JP63126534A JP12653488A JP2744432B2 JP 2744432 B2 JP2744432 B2 JP 2744432B2 JP 63126534 A JP63126534 A JP 63126534A JP 12653488 A JP12653488 A JP 12653488A JP 2744432 B2 JP2744432 B2 JP 2744432B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、複写機,ファクシミリ等々、画像
の読取りや記録の動作を行なう装置に関し、特に、ガラ
スなどの読取面上に載置された状態の原稿を読取る装置
の停止制御に関する。
の読取りや記録の動作を行なう装置に関し、特に、ガラ
スなどの読取面上に載置された状態の原稿を読取る装置
の停止制御に関する。
[従来の技術] 複写機でコピーをとる場合、オペレータの操作ミスに
よって、オペレータの希望しないミスコピーが形成され
ることはよくある。例えば、A4サイズの原稿画像を等倍
の大きさでコピーする時にB5サイズの記録紙を誤って選
択し、コピー動作をスタートすると、画像全部が記録紙
に入りきらないので、画像の一部が欠落した不良コピー
が形成される。また、多数枚のコピーを連続的に形成す
る動作モードにおいては、この種の操作ミスがあった場
合、複写機の動作を中断させないと、大量の不良コピー
が形成されてしまう。
よって、オペレータの希望しないミスコピーが形成され
ることはよくある。例えば、A4サイズの原稿画像を等倍
の大きさでコピーする時にB5サイズの記録紙を誤って選
択し、コピー動作をスタートすると、画像全部が記録紙
に入りきらないので、画像の一部が欠落した不良コピー
が形成される。また、多数枚のコピーを連続的に形成す
る動作モードにおいては、この種の操作ミスがあった場
合、複写機の動作を中断させないと、大量の不良コピー
が形成されてしまう。
そこで、一般の複写機においては、例えば特開昭61-1
40959号公報に示されるように、操作パネル上に1つの
ストップキーを配置して、コピー内にストップキーが押
されたら、コピー動作を中断するように構成されてい
る。
40959号公報に示されるように、操作パネル上に1つの
ストップキーを配置して、コピー内にストップキーが押
されたら、コピー動作を中断するように構成されてい
る。
ところが、この種の不良コピーが形成される場合、通
常のオペレータは、コピースタートキーを押す時には操
作ミスがないものと信じ込んでいるため、操作ミスに気
が付いた時には慌ててしまうことが多く、比較的操作に
慣れたオペレータであっても、操作ミスに気が付いてか
ら、ストップキーを捜してそれを押すまでにかなりの時
間を要する。従って、連続コピー動作の場合には、大量
の無駄な不良コピーができ上がってしまう。
常のオペレータは、コピースタートキーを押す時には操
作ミスがないものと信じ込んでいるため、操作ミスに気
が付いた時には慌ててしまうことが多く、比較的操作に
慣れたオペレータであっても、操作ミスに気が付いてか
ら、ストップキーを捜してそれを押すまでにかなりの時
間を要する。従って、連続コピー動作の場合には、大量
の無駄な不良コピーができ上がってしまう。
また、例えばファクシミリを操作する場合、多数の原
稿を裏表を逆にして原稿台上にセットし、送信動作をス
タートしてからまちがいに気が付くこともよくある。こ
の場合も、操作ミスに気が付いた時点ですばやく動作を
中断しないと、長時間、無駄な通信を行なってしまう。
稿を裏表を逆にして原稿台上にセットし、送信動作をス
タートしてからまちがいに気が付くこともよくある。こ
の場合も、操作ミスに気が付いた時点ですばやく動作を
中断しないと、長時間、無駄な通信を行なってしまう。
[発明の目的] 本発明は、オペレータが操作のまちがいに気が付いた
時に、なるべく早く装置の動作を停止しうる画像処理機
器の停止装置を提供することによって、無駄な不良コピ
ーの作成などを最小限に抑えることを目的とする。
時に、なるべく早く装置の動作を停止しうる画像処理機
器の停止装置を提供することによって、無駄な不良コピ
ーの作成などを最小限に抑えることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明においては、同一
原稿の一連の複数回の繰返し画像読取の第1回目の画像
読取で、画像読取手段が発生する画像信号に基づいて、
原稿と原稿背景との境界位置を識別し、識別した境界位
置を記憶手段に記憶し、前記同一原稿の一連の複数回の
繰返し画像読取の第2回目の画像読取で、画像読取手段
が発生する画像信号に基づいて、原稿と原稿背景との境
界位置を識別し、これを前記記憶手段に記憶された境界
位置と比較し、不一致のときには画像形成中止信号を発
生する、原稿検知手段;及び、画像形成中止信号に応答
して、画像処理手段の画像処理動作を中断する、制御手
段;を備える。
原稿の一連の複数回の繰返し画像読取の第1回目の画像
読取で、画像読取手段が発生する画像信号に基づいて、
原稿と原稿背景との境界位置を識別し、識別した境界位
置を記憶手段に記憶し、前記同一原稿の一連の複数回の
繰返し画像読取の第2回目の画像読取で、画像読取手段
が発生する画像信号に基づいて、原稿と原稿背景との境
界位置を識別し、これを前記記憶手段に記憶された境界
位置と比較し、不一致のときには画像形成中止信号を発
生する、原稿検知手段;及び、画像形成中止信号に応答
して、画像処理手段の画像処理動作を中断する、制御手
段;を備える。
これによれば、オペレータが操作ミスに気が付いた時
に、プラテン上に載置された原稿を動かせば、原稿と背
景との境界位置が変化し、その変化が検出されて装置の
動作が自動的に停止するので、オペレータは特別なスト
ップキーを捜してそれを操作する必要がなく、すばやく
装置動作を中断できる。
に、プラテン上に載置された原稿を動かせば、原稿と背
景との境界位置が変化し、その変化が検出されて装置の
動作が自動的に停止するので、オペレータは特別なスト
ップキーを捜してそれを操作する必要がなく、すばやく
装置動作を中断できる。
デジタル複写機のように、イメージセンサを備え、そ
れを走査することによって原稿画像を読取る装置におい
ては、イメージセンサの出力する情報を境界位置を検出
するのに利用できる。この場合、境界位置の変化は、複
数回の原稿画像読取走査の間で比較してもよいし、往走
査と復走査とで互いに比較してもよい。なお、境界位置
を検出すれば、原稿の位置や原稿の大きさを識別するこ
ともできる。
れを走査することによって原稿画像を読取る装置におい
ては、イメージセンサの出力する情報を境界位置を検出
するのに利用できる。この場合、境界位置の変化は、複
数回の原稿画像読取走査の間で比較してもよいし、往走
査と復走査とで互いに比較してもよい。なお、境界位置
を検出すれば、原稿の位置や原稿の大きさを識別するこ
ともできる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照し
た実施例説明により明らかになろう。
た実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第1図に、本発明を実施する一形式のデジタルカラー
複写機の機構部の構成を示す。第1図を参照すると、10
0がスキャナユニット(以下SCと称する)、200がイメー
ジプロセッサ(以下、IPと称する)、400がメモリユニ
ット(以下、MUと称する)、600がプリンタユニット
(以下、PRと称する)、700がシステムコントローラ
(以下、SCONと称する)、750コンソールユニット(以
下、CUと称する)、900がデジタイザタブレッサ(以
下、DGと称する)、950がソータユニット(以下、STと
称する)、980はADFユニット(以下、ADと称する)であ
る。
複写機の機構部の構成を示す。第1図を参照すると、10
0がスキャナユニット(以下SCと称する)、200がイメー
ジプロセッサ(以下、IPと称する)、400がメモリユニ
ット(以下、MUと称する)、600がプリンタユニット
(以下、PRと称する)、700がシステムコントローラ
(以下、SCONと称する)、750コンソールユニット(以
下、CUと称する)、900がデジタイザタブレッサ(以
下、DGと称する)、950がソータユニット(以下、STと
称する)、980はADFユニット(以下、ADと称する)であ
る。
第2図に、第1図の複写機の電装部の構成の概略を示
す。第2図を参照すると、第1図の複写機の各ユニット
100(SC),200(IP),400(MU),600(PR),750(CU),
900(DG),950(ST)及び980(AD)が700(SCON)と接
続されており、SCONとその他の各ユニットとの間で様々
な情報の伝送が行なわれる。なお、ここでは、SCONがそ
の他のユニットに送信する情報を「コマンド」、逆に各
ユニットからSCONに送信する情報を「ステイタス」と記
述してそれらを区分する。
す。第2図を参照すると、第1図の複写機の各ユニット
100(SC),200(IP),400(MU),600(PR),750(CU),
900(DG),950(ST)及び980(AD)が700(SCON)と接
続されており、SCONとその他の各ユニットとの間で様々
な情報の伝送が行なわれる。なお、ここでは、SCONがそ
の他のユニットに送信する情報を「コマンド」、逆に各
ユニットからSCONに送信する情報を「ステイタス」と記
述してそれらを区分する。
なお、各図において、C,M,Y及びBKは、それぞれ、シ
アン,マゼンタ,イエロー及びブラックを示し、R,G及
びBは、それぞれ、レッド、グリーン及びブルーを示
す。
アン,マゼンタ,イエロー及びブラックを示し、R,G及
びBは、それぞれ、レッド、グリーン及びブルーを示
す。
次に、各ユニットの動作について簡単に説明する。SC
100は、原稿1をラスタ走査し、画素毎の画像情報をR,
G,Bの3原色に色分解して、各走査位置で各色の濃度を
デジタル画像情報として読取り、その各色の情報をIP20
0に送る。また、SC100は、原稿のサイズ及び形態に係る
情報をIP200及びSCON700に送る機能を有する。
100は、原稿1をラスタ走査し、画素毎の画像情報をR,
G,Bの3原色に色分解して、各走査位置で各色の濃度を
デジタル画像情報として読取り、その各色の情報をIP20
0に送る。また、SC100は、原稿のサイズ及び形態に係る
情報をIP200及びSCON700に送る機能を有する。
IP200は、SC100からの画像情報にデジタル信号処理を
施し、更にR,G,Bの情報を記録のためのBK,C,M,Yの各色
の情報に変換してMU400に送る。IP200のデジタル信号処
理の主な内容は、γ補正,色補正,主走査方向の画像サ
イズ調整(変倍),階調(ディザ)処理等々の一般的な
画像処理と、トリミング,マスキング,移動,ミラーリ
ング,インバース等々の編集処理である。
施し、更にR,G,Bの情報を記録のためのBK,C,M,Yの各色
の情報に変換してMU400に送る。IP200のデジタル信号処
理の主な内容は、γ補正,色補正,主走査方向の画像サ
イズ調整(変倍),階調(ディザ)処理等々の一般的な
画像処理と、トリミング,マスキング,移動,ミラーリ
ング,インバース等々の編集処理である。
MU400には、複数の動作モードが備わっているが、例
えば一般的な動作モードにおいては、IP200からの画像
情報に対して遅延をかける機能を有する。即ち、IP200
から受け取ったBK,C,M,Yの各色の情報に対して、各々、
PR600の各色の作像ステーションの副走査方向の位置ず
れ相当の時間遅延を実行し、タイミングをずらした各色
の情報を、それぞれPR600に出力する。この種の動作に
ついては、例えば、特開昭61-196268号公報等に詳細に
開示されている。
えば一般的な動作モードにおいては、IP200からの画像
情報に対して遅延をかける機能を有する。即ち、IP200
から受け取ったBK,C,M,Yの各色の情報に対して、各々、
PR600の各色の作像ステーションの副走査方向の位置ず
れ相当の時間遅延を実行し、タイミングをずらした各色
の情報を、それぞれPR600に出力する。この種の動作に
ついては、例えば、特開昭61-196268号公報等に詳細に
開示されている。
また別の動作モードでは、MU400は、情報の書き込み
と読み出しとのタイミングの変更による画像の移動,予
めそれに書き込んだ画像情報とIP200から送られる新し
い画像情報との画像合成,書き込みアドレスと読み出し
アドレスの方向の切換えによるミラーリングなどの編集
機能を実行する。
と読み出しとのタイミングの変更による画像の移動,予
めそれに書き込んだ画像情報とIP200から送られる新し
い画像情報との画像合成,書き込みアドレスと読み出し
アドレスの方向の切換えによるミラーリングなどの編集
機能を実行する。
PR600は、MU400から受け取ったBK,C,M,Yの各色画像情
報に基づき、各色の作像ステーションでトナー像を再現
し、各色のトナー像を所定の記録媒体上に転写記録する
機能を有する。
報に基づき、各色の作像ステーションでトナー像を再現
し、各色のトナー像を所定の記録媒体上に転写記録する
機能を有する。
CU750は、オペレータが各種コピーモードの設定を行
なうための入力機能と、システムの状態をオペレータに
知らせる表示機能とを有している。
なうための入力機能と、システムの状態をオペレータに
知らせる表示機能とを有している。
DG900は、編集コピー動作における画像の位置(座
標)を必要に応じてオペレータが入力するための機能を
有している。
標)を必要に応じてオペレータが入力するための機能を
有している。
ST950は、PR600が排出するコピー紙をソーティングす
る機能を有する。
る機能を有する。
AD980は、第10図に示すように開閉自在であり、複写
機のプラテン2上に載置される原稿を背面から押圧した
り、原稿台982上に載置される原稿を、SC100の走査に同
期して1枚づつプラテン2上に送り込む機能を有してい
る。
機のプラテン2上に載置される原稿を背面から押圧した
り、原稿台982上に載置される原稿を、SC100の走査に同
期して1枚づつプラテン2上に送り込む機能を有してい
る。
SCON700は、この複写機のシステム全体の制御を行な
い、上記各ユニットが出力するステイタス情報に基づい
て、各種論理演算,算術演算等の処理を実行し、各ユニ
ットに所定のコマンドを送信してそれらに必要な処理を
実行させる機能を有している。
い、上記各ユニットが出力するステイタス情報に基づい
て、各種論理演算,算術演算等の処理を実行し、各ユニ
ットに所定のコマンドを送信してそれらに必要な処理を
実行させる機能を有している。
また、第4図に示すように、各ユニットの動作タイミ
ングを同期させるために、同期信号Lsync及びCLKφが各
ユニットSC100,IP200,MU400,PR600及びSCON700に供給さ
れる。Lsyncは主走査の1ライン毎に1つのパルス信号
を発生するライン同期信号であり、CLKφは主走査方向
の各画素のタイミングでそれぞれパルスを発生する画素
同期信号(クロックパルス)である。
ングを同期させるために、同期信号Lsync及びCLKφが各
ユニットSC100,IP200,MU400,PR600及びSCON700に供給さ
れる。Lsyncは主走査の1ライン毎に1つのパルス信号
を発生するライン同期信号であり、CLKφは主走査方向
の各画素のタイミングでそれぞれパルスを発生する画素
同期信号(クロックパルス)である。
第5e図にシステムコントローラ(SCON)700の構成の
概略を示す。第5e図を参照すると、このユニットには、
マイクロプロセッサ(MPU)704,RAM712,ROM713,タイマ
/カウンタ711,割込みコントローラ710及び各種インタ
フェース回路が備わっている。インタフェース回路とし
ては、イメージプロセッサインタフェース701,メモリユ
ニットインタフェース702,プリンタインタフェース703,
ADFインタフェース705,ソータインタフェース706,デジ
タイザインタフェース707,コンソールインタフェース70
8及びスキャナインタフェース709が備わっている。な
お、図示しないが、SC700には、上記以外にクロックジ
ェネレータ,コントロール信号デコーダ等々が備わって
いる。
概略を示す。第5e図を参照すると、このユニットには、
マイクロプロセッサ(MPU)704,RAM712,ROM713,タイマ
/カウンタ711,割込みコントローラ710及び各種インタ
フェース回路が備わっている。インタフェース回路とし
ては、イメージプロセッサインタフェース701,メモリユ
ニットインタフェース702,プリンタインタフェース703,
ADFインタフェース705,ソータインタフェース706,デジ
タイザインタフェース707,コンソールインタフェース70
8及びスキャナインタフェース709が備わっている。な
お、図示しないが、SC700には、上記以外にクロックジ
ェネレータ,コントロール信号デコーダ等々が備わって
いる。
スキャナインタフェース709は、8ビット双方向性の
データラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
データラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
SCONがSCに送るコマンド: ・ スキャンモード設定(走査回数,速度,方向) ・ スキャンエリア設定 ・ スキャンスタート ・ スキャン中心 ・ 原稿形態スティタス要求 ・ スキャナステイタス要求 SCがSCONに送るステイタス: ・ スキャナ動作ステイタス(ウォームアップ中,レデ
ィ状態,エラー発生等) ・ 原稿の形態ステイタス(厚さ寸法値,ADの開閉状態
等) なお、SCONのデータ受信時及びデータ送出完了時に
は、自動的に割込みコントローラ710に割込み要求信号
が印加され、SCONの割込みサービスルーチンを起動す
る。
ィ状態,エラー発生等) ・ 原稿の形態ステイタス(厚さ寸法値,ADの開閉状態
等) なお、SCONのデータ受信時及びデータ送出完了時に
は、自動的に割込みコントローラ710に割込み要求信号
が印加され、SCONの割込みサービスルーチンを起動す
る。
プリンタインタフェース703は、8ビット双方向性の
データラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
データラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
SCONがPRに送信するコマンド: ・ カラーモード設定(4色,3色フルカラー,C,M,Y,R,
G,Bの単色モード) ・ プリント枚数の設定 ・ プリントスタート PRがSCONに送るステイタス: ・ ウォームアップ中 ・ レディ状態 ・ エラーの発生 ・ エラーの種類 ・ プリント完了 ・ 転写紙サイズ ・ 消耗品(トナー,オイル等)の不足 イメージプロセッサインタフェース701は、8ビット
双方向性のデータラインと数本のコントロールラインを
有している。このデータラインを介して伝送される信号
としては、次のようなものがある。
G,Bの単色モード) ・ プリント枚数の設定 ・ プリントスタート PRがSCONに送るステイタス: ・ ウォームアップ中 ・ レディ状態 ・ エラーの発生 ・ エラーの種類 ・ プリント完了 ・ 転写紙サイズ ・ 消耗品(トナー,オイル等)の不足 イメージプロセッサインタフェース701は、8ビット
双方向性のデータラインと数本のコントロールラインを
有している。このデータラインを介して伝送される信号
としては、次のようなものがある。
SCONがIPに送るコマンド: ・ 濃度補正コマンド ・ γ補正コマンド ・ 色補正コマンド ・ 各種編集コマンド IPがSCONに送るステイタス: ・ 原稿のサイズ ・ 原稿の位置情報 メモリユニットインタフェース702は、8ビット双方
向性のデータラインと数本のコントロールラインを有し
ている。このデータラインを介して伝送される信号とし
ては、次のようなものがある。
向性のデータラインと数本のコントロールラインを有し
ている。このデータラインを介して伝送される信号とし
ては、次のようなものがある。
SCONがMUに送るコマンド: ・ メモリ動作モード ・ 各種編集コマンド MUがSCONに送るステイタス: ・ エラー情報 コンソールインタフェース708は、8ビット双方向性
のデータラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
のデータラインと数本のコントロールラインを有してい
る。このデータラインを介して伝送される信号として
は、次のようなものがある。
SCONがCUに送るコマンド: ・ コンソールに表示する内容 CUがSCONに送るステイタス: ・ コンソールに入力された内容 なお、インタフェース回路701,702,703,705,706,707,
708及び709は、SCONに接続された各種ユニットから信号
を受信した時、及びそれらに対して信号を送信し終えた
時に、割込みコントローラ710に信号を出力し、割り込
み要求を発生させる。
708及び709は、SCONに接続された各種ユニットから信号
を受信した時、及びそれらに対して信号を送信し終えた
時に、割込みコントローラ710に信号を出力し、割り込
み要求を発生させる。
第5a図にスキャナユニット(SC)100の構成の概略を
示す。第5a図を参照すると、このユニットには、スキャ
ナコントローラ101が備わっている。このコントローラ1
01は、第6図に示すような内部構成の、シングルチップ
マイクロコンピュータを主体に構成されており、SC全体
の制御と、SCONとの間のデータ伝送の処理を行なう。
示す。第5a図を参照すると、このユニットには、スキャ
ナコントローラ101が備わっている。このコントローラ1
01は、第6図に示すような内部構成の、シングルチップ
マイクロコンピュータを主体に構成されており、SC全体
の制御と、SCONとの間のデータ伝送の処理を行なう。
具体的に説明すると、スキャナコントローラ101は、C
CDドライバ110を介して、撮像用のCCD7r,7g,7bの読取り
を制御し、モータドライバ10aを介して電気モータ10を
制御し、モータドライバ113aを介して電気モータ113を
制御し、FLドライバ3aを介して露光用の蛍光灯31,32を
制御し、またセンサ39及び112からの信号の読取りを行
なう。センサ112は、アナログ信号を出力する磁界セン
サであり、これが出力する信号は、スキャナコントロー
ラ101に内蔵されたA/D変換器でデジタル信号に変換され
読取られる。センサ112の近傍に永久磁石984が設けられ
ている。
CDドライバ110を介して、撮像用のCCD7r,7g,7bの読取り
を制御し、モータドライバ10aを介して電気モータ10を
制御し、モータドライバ113aを介して電気モータ113を
制御し、FLドライバ3aを介して露光用の蛍光灯31,32を
制御し、またセンサ39及び112からの信号の読取りを行
なう。センサ112は、アナログ信号を出力する磁界セン
サであり、これが出力する信号は、スキャナコントロー
ラ101に内蔵されたA/D変換器でデジタル信号に変換され
読取られる。センサ112の近傍に永久磁石984が設けられ
ている。
なお、図示しないが、画素同期信号CLKφは、コント
ローラ101に内蔵されたイベントカウンタの入力端子(C
I)に印加され、ライン同期信号Lsyncは、コントローラ
101の1つの割込端子(INT1)に印加される。
ローラ101に内蔵されたイベントカウンタの入力端子(C
I)に印加され、ライン同期信号Lsyncは、コントローラ
101の1つの割込端子(INT1)に印加される。
次に、第1図を参照して、スキャナユニット(SC)10
0の基本的な動作について説明する。原稿1は、プラテ
ン(コンタクトガラス)2の上に置かれ、原稿照明用の
蛍光灯31,32により照明され、その反射光が、移動可能
な第1ミラー41,第2ミラー42及び第3ミラー43で
反射され、結像レンズ5を介してダイクロイックプリズ
ム6に入射し、ここでレッド(R),グリーン(G)及
びブルー(B)の3原色に分光され、それぞれ、固体撮
像素子であるCCD7r,7g,7bに入射する。
0の基本的な動作について説明する。原稿1は、プラテ
ン(コンタクトガラス)2の上に置かれ、原稿照明用の
蛍光灯31,32により照明され、その反射光が、移動可能
な第1ミラー41,第2ミラー42及び第3ミラー43で
反射され、結像レンズ5を介してダイクロイックプリズ
ム6に入射し、ここでレッド(R),グリーン(G)及
びブルー(B)の3原色に分光され、それぞれ、固体撮
像素子であるCCD7r,7g,7bに入射する。
蛍光灯31,32と第1ミラー41は第1キャリッジ8に
搭載され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キャリ
ッジ9に搭載されている。第2キャリッジ9が第1キャ
リッジ8の1/2の速度で移動することによって、原稿1
からCCDまでの光路の長さが一定に保たれる。原稿画像
読取走査時(往走査時)には第1キャリッジ8及び第2
キャリッジ9が第1図の右から左に向かって走査され
る。キャリッジ駆動プーリ11に巻き付けられたキャリッ
ジ駆動ワイヤ12に第1キャリッジ8が結合され、第2キ
ャリッジ9上の図示しない動滑車にワイヤ12が巻き付れ
られている。これにより、モータ10の正,逆転により、
第1キャリッジ8と第2キャリッジ9が往動及び復動
(リターン)し、第2キャリッジ9が第1キャリッジ8
の1/2の速度で移動する。
搭載され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キャリ
ッジ9に搭載されている。第2キャリッジ9が第1キャ
リッジ8の1/2の速度で移動することによって、原稿1
からCCDまでの光路の長さが一定に保たれる。原稿画像
読取走査時(往走査時)には第1キャリッジ8及び第2
キャリッジ9が第1図の右から左に向かって走査され
る。キャリッジ駆動プーリ11に巻き付けられたキャリッ
ジ駆動ワイヤ12に第1キャリッジ8が結合され、第2キ
ャリッジ9上の図示しない動滑車にワイヤ12が巻き付れ
られている。これにより、モータ10の正,逆転により、
第1キャリッジ8と第2キャリッジ9が往動及び復動
(リターン)し、第2キャリッジ9が第1キャリッジ8
の1/2の速度で移動する。
第1キャリッジ8が第1図に示すホームポジションに
あるとき、第1キャリッジ8が反射型のフォトセンサ39
で検出される。第1キャリッジ8が露光走査で右方に駆
動されてホームポジションから外れると、センサ39は非
受光(キャリッジ非検出)となり、第1キャリッジ8が
リターンしてホームポジションに戻ると、センサ39は受
光(キャリッジ検出)になり、キャリッジ8の駆動は停
止される。
あるとき、第1キャリッジ8が反射型のフォトセンサ39
で検出される。第1キャリッジ8が露光走査で右方に駆
動されてホームポジションから外れると、センサ39は非
受光(キャリッジ非検出)となり、第1キャリッジ8が
リターンしてホームポジションに戻ると、センサ39は受
光(キャリッジ検出)になり、キャリッジ8の駆動は停
止される。
ここで第5a図を参照すると、CCD 7r,7g及び7bの各出
力は、それぞれ、A/D変換器102r,102g,102bによって8
ビットのデジタル値、即ち256階調の濃度信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路111r,111g,111bでシェーデ
ィング補正された後、それぞれ、R,G,Bの各色の画像信
号として、IP200に送られる。この画像信号の値は、色
が255、黒が0である。
力は、それぞれ、A/D変換器102r,102g,102bによって8
ビットのデジタル値、即ち256階調の濃度信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路111r,111g,111bでシェーデ
ィング補正された後、それぞれ、R,G,Bの各色の画像信
号として、IP200に送られる。この画像信号の値は、色
が255、黒が0である。
第5b図に、イメージプロセッサ(IP)200の概略の構
成を示す。第5b図を参照して説明する。このユニット20
0に備わったIPコントローラ295は、このユニット全体の
制御と、このユニットとSCONとの間のデータ伝送の制御
を行なう。IPコントローラ295は、第6図に示すような
構成のシングルチップマイクロコンピュータを主体に構
成されている。同期制御回路299は、システム全体に共
通な同期信号Lsync及びCLKφに基づいて、IPの各回路で
必要とされる各種タイミング信号を生成し、それらの回
路に供給する。
成を示す。第5b図を参照して説明する。このユニット20
0に備わったIPコントローラ295は、このユニット全体の
制御と、このユニットとSCONとの間のデータ伝送の制御
を行なう。IPコントローラ295は、第6図に示すような
構成のシングルチップマイクロコンピュータを主体に構
成されている。同期制御回路299は、システム全体に共
通な同期信号Lsync及びCLKφに基づいて、IPの各回路で
必要とされる各種タイミング信号を生成し、それらの回
路に供給する。
IP200には、上記回路の他に、MTF補正回路287,γ補正
回路288,編集&変倍回路296,原稿検出回路297,色補正&
UCR処理回路289,墨抽出回路290,領域判定回路291,中間
調処理回路292,293,処理結果選択回路294及び出力制御
回路295が備わっている。
回路288,編集&変倍回路296,原稿検出回路297,色補正&
UCR処理回路289,墨抽出回路290,領域判定回路291,中間
調処理回路292,293,処理結果選択回路294及び出力制御
回路295が備わっている。
各回路を簡単に説明する。MTF補正回路287は、高域強
調特性を有するデジタルフィルタであって、濃度変化の
空間周波数の高域成分を強調することによって、画像読
取光学系で劣化した画像品質(解像度)を改善する。編
集&変倍回路296は、オペレータによるコンソールから
の指示に従って、色変換,色相及び濃度反転,主走査方
向の画像移動,ミラーリング,主走査方向の変倍等々の
処理を行なう。
調特性を有するデジタルフィルタであって、濃度変化の
空間周波数の高域成分を強調することによって、画像読
取光学系で劣化した画像品質(解像度)を改善する。編
集&変倍回路296は、オペレータによるコンソールから
の指示に従って、色変換,色相及び濃度反転,主走査方
向の画像移動,ミラーリング,主走査方向の変倍等々の
処理を行なう。
色補正&UCR処理回路289は、入力されるR,G,Bの信号
を記録用のC,M,Y,BKの信号に変換する。この変換の際
に、各色トナーの光学特性の理想特性とのずれなどを補
正する処理も行なわれる。墨抽出回路290は、入力され
るR,G,Bの信号に基づいて、画像信号の無彩色成分を抽
出する。具体的には、R,G,Bの最小値を反転出力する。
この出力は、文字用のBK色信号として利用される。
を記録用のC,M,Y,BKの信号に変換する。この変換の際
に、各色トナーの光学特性の理想特性とのずれなどを補
正する処理も行なわれる。墨抽出回路290は、入力され
るR,G,Bの信号に基づいて、画像信号の無彩色成分を抽
出する。具体的には、R,G,Bの最小値を反転出力する。
この出力は、文字用のBK色信号として利用される。
中間調処理回路292は、画像の絵柄部分の階調処理を
行なう回路であって、網点画像に対するモアレ除去のた
めの平滑化フィルタ処理と、多値ディザ処理を行なう。
多値ディザ処理とは、個々の画素について3値以上の濃
度変調を行ない、かつ階調を、予め定めた網点パターン
により、複数画素内の記録画素数と非記録画素数を調整
して表現する処理をいう。ここでは、階調再現の良好な
ディザパターンを用いている。
行なう回路であって、網点画像に対するモアレ除去のた
めの平滑化フィルタ処理と、多値ディザ処理を行なう。
多値ディザ処理とは、個々の画素について3値以上の濃
度変調を行ない、かつ階調を、予め定めた網点パターン
により、複数画素内の記録画素数と非記録画素数を調整
して表現する処理をいう。ここでは、階調再現の良好な
ディザパターンを用いている。
中間調処理回路293は、画像の文字部分の階調処理を
行なう回路であって、ラプラシアンフィルタによるコン
トラスト強調処理と、解像度の高いベイヤー型のドット
パターンを利用した多値ディザ処理を行なう。
行なう回路であって、ラプラシアンフィルタによるコン
トラスト強調処理と、解像度の高いベイヤー型のドット
パターンを利用した多値ディザ処理を行なう。
領域判定回路291は、画像の文字部と絵柄部とを分離
するためにそれらの領域を識別する回路である。処理結
果選択回路294は、領域判定回路291の判定結果に応じ
て、中間調処理回路292と293の出力の一方を選択するマ
ルチプクレサである。また、出力制御回路295は、処理
結果選択回路294が出力するBK,C,M,YのデータをMU400に
出力するか遮断して空白データを出力するかを制御する
ゲートである。原稿検知回路297は、原稿のサイズ,位
置及び原稿の背景に関する情報を検知する。
するためにそれらの領域を識別する回路である。処理結
果選択回路294は、領域判定回路291の判定結果に応じ
て、中間調処理回路292と293の出力の一方を選択するマ
ルチプクレサである。また、出力制御回路295は、処理
結果選択回路294が出力するBK,C,M,YのデータをMU400に
出力するか遮断して空白データを出力するかを制御する
ゲートである。原稿検知回路297は、原稿のサイズ,位
置及び原稿の背景に関する情報を検知する。
第5c図に、プリンタユニット(PR)600の構成の概略
を示す。第5c図を参照して説明する。制御装置601は、
第6図に示すような構成のシングルチップマイクロコン
ピュータを主体に構成されており、PRの全体の制御と、
SCONとPRとの間のデータ伝送の制御を行なう。
を示す。第5c図を参照して説明する。制御装置601は、
第6図に示すような構成のシングルチップマイクロコン
ピュータを主体に構成されており、PRの全体の制御と、
SCONとPRとの間のデータ伝送の制御を行なう。
615は、前述の同期信号Lsync,CLKφと、レーザの書き
込みタイミング信号VCLKを生成するクロック発生回路
であり、613BK,613C,613M及び613Yは、各色の画像信号
のためのバッファ回路である。
込みタイミング信号VCLKを生成するクロック発生回路
であり、613BK,613C,613M及び613Yは、各色の画像信号
のためのバッファ回路である。
MU400から入力されるBK,C,M,Yの各色3ビットの画像
信号は、各々、バッファ回路(613BK,613C,613M,613Y)
及びレーザドライバ(612BK,612C,612M,612Y)を介して
半導体レーザ(43BK,43C,43M,43Y)を付勢する。画像信
号の値に応じて、半導体レーザが出力するレーザ光のパ
ルス幅が変調され、それによって各画素位置の記録濃度
が多値変調される。
信号は、各々、バッファ回路(613BK,613C,613M,613Y)
及びレーザドライバ(612BK,612C,612M,612Y)を介して
半導体レーザ(43BK,43C,43M,43Y)を付勢する。画像信
号の値に応じて、半導体レーザが出力するレーザ光のパ
ルス幅が変調され、それによって各画素位置の記録濃度
が多値変調される。
第1図を参照すると、各半導体レーザから出射された
レーザ光は、それぞれ、回転多面鏡13bk,13y,13m,13cで
反射され、f−θレンズ14bk,14y,14m,14cを経て、第4
ミラー15bk,15y,15m,15cと第5ミラー16bk,16y,16m,16c
で反射され、感光体ドラム18bk,18y,18m,18cに結像照射
される。
レーザ光は、それぞれ、回転多面鏡13bk,13y,13m,13cで
反射され、f−θレンズ14bk,14y,14m,14cを経て、第4
ミラー15bk,15y,15m,15cと第5ミラー16bk,16y,16m,16c
で反射され、感光体ドラム18bk,18y,18m,18cに結像照射
される。
回転多面鏡13bk,13y,13m及び13cは、それぞれ多面鏡
駆動モータ41bk,41y,41m及び41cの回転軸に固着されて
おり、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で
回転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光
は、感光体ドラムの回転方向(時計方向)と直角な方
向、即ちドラム軸に沿う方向(これを主走査方向とす
る)に走査される。
駆動モータ41bk,41y,41m及び41cの回転軸に固着されて
おり、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で
回転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光
は、感光体ドラムの回転方向(時計方向)と直角な方
向、即ちドラム軸に沿う方向(これを主走査方向とす
る)に走査される。
第2図に、シアン色記録装置のレーザ走査系を詳細に
示す。第2図を参照すると、感光体ドラム18cの軸に沿
う方向のレーザ走査(2点鎖線)の一端部においてレー
ザ光を自己する関係に光電変換送信でなるセンサ44cが
配設されており、このセンサ44cがレーザ光を検出し、
検出から非検出に変化した時点をもって1ラインの走査
の始点を検出している。即ち、センサ44cのレーザ光検
出信号(パルス)がレーザ走査のライン同期パルスとし
て処理される。マゼンタ記録装置,イエロー記録装置及
びブラック記録装置の構成も第2図の装置と同一であ
る。
示す。第2図を参照すると、感光体ドラム18cの軸に沿
う方向のレーザ走査(2点鎖線)の一端部においてレー
ザ光を自己する関係に光電変換送信でなるセンサ44cが
配設されており、このセンサ44cがレーザ光を検出し、
検出から非検出に変化した時点をもって1ラインの走査
の始点を検出している。即ち、センサ44cのレーザ光検
出信号(パルス)がレーザ走査のライン同期パルスとし
て処理される。マゼンタ記録装置,イエロー記録装置及
びブラック記録装置の構成も第2図の装置と同一であ
る。
再び第1図を参照すると、感光体ドラムの表面は、図
示しない負電圧の高圧発生装置に接続されたチャージス
コロトロン19bk,19y,19m及び19cにより一様に帯電させ
られる。記録信号によって変調されたレーザ光が一様に
帯電した感光体表面に照射されると、光導電現象によっ
て感光体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて
消滅する。これにより、感光体ドラム18bk,18y,18m及び
18cの表面の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分は−8
00Vの電位に、原稿濃度の淡い部分に対応する部分は−1
00V程度になり、原稿の濃淡に応じた電位分布、即ち静
電潜像が形成される。この静電潜像を、それぞれ、ブラ
ック現像ユニット20bk,イエロー現像ユニット20y,マゼ
ンタ現像ユニット20m及びシアン現像ユニット20cによっ
て現像し、感光ドラム18bk,18y,18m及び18cの表面に、
それぞれブラック,イエロー,マゼンタおよびシアンの
トナー画像を形成する。
示しない負電圧の高圧発生装置に接続されたチャージス
コロトロン19bk,19y,19m及び19cにより一様に帯電させ
られる。記録信号によって変調されたレーザ光が一様に
帯電した感光体表面に照射されると、光導電現象によっ
て感光体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて
消滅する。これにより、感光体ドラム18bk,18y,18m及び
18cの表面の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分は−8
00Vの電位に、原稿濃度の淡い部分に対応する部分は−1
00V程度になり、原稿の濃淡に応じた電位分布、即ち静
電潜像が形成される。この静電潜像を、それぞれ、ブラ
ック現像ユニット20bk,イエロー現像ユニット20y,マゼ
ンタ現像ユニット20m及びシアン現像ユニット20cによっ
て現像し、感光ドラム18bk,18y,18m及び18cの表面に、
それぞれブラック,イエロー,マゼンタおよびシアンの
トナー画像を形成する。
なお、現像ユニット内のトナーは、攪拌により正に帯
電し、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器
により−200V程度にバイアスされ、感光体の表面電位が
現像バイアス以上の場所にトナーが付着し、原稿像に対
応するトナー像が形成される。
電し、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器
により−200V程度にバイアスされ、感光体の表面電位が
現像バイアス以上の場所にトナーが付着し、原稿像に対
応するトナー像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙267が送
り出しローラ23の給紙動作により繰り出されてレジスト
ローラ24の所定のタイミングで転写ベルト25に送られ
る。転写ベルト25に載せられた記録紙は、転写ベルト25
の移動により、感光体ドラム18bk,18y,18m及び18cの下
部を順次に通過し、各感光体ドラム18bk,18y,18m及び18
cを通過する際に、転写ベルトの下部で転写用コロトロ
ンの作用により、ブロック,イエロー,マゼンタ及びシ
アンの各トナー像が、記録紙上に順次に転写される。
り出しローラ23の給紙動作により繰り出されてレジスト
ローラ24の所定のタイミングで転写ベルト25に送られ
る。転写ベルト25に載せられた記録紙は、転写ベルト25
の移動により、感光体ドラム18bk,18y,18m及び18cの下
部を順次に通過し、各感光体ドラム18bk,18y,18m及び18
cを通過する際に、転写ベルトの下部で転写用コロトロ
ンの作用により、ブロック,イエロー,マゼンタ及びシ
アンの各トナー像が、記録紙上に順次に転写される。
トナー像が転写された記録紙は、次に熱定着ユニット
36に送られ、そこでトナーが記録紙に定着され、記録紙
はソータユニット(ST)950に排出される。転写後の感
光体面の残留トナーは、クリーナユニット21bk,21y,21m
および21cで除去される。
36に送られ、そこでトナーが記録紙に定着され、記録紙
はソータユニット(ST)950に排出される。転写後の感
光体面の残留トナーは、クリーナユニット21bk,21y,21m
および21cで除去される。
なおこの例では、各色の記録装置は110mmづつ離れて
配置されている。また、記録密度は16ドット/mm、主走
査方向の画素数は4752ドット、副走査方向の最大画素数
は6720ドットになっている。
配置されている。また、記録密度は16ドット/mm、主走
査方向の画素数は4752ドット、副走査方向の最大画素数
は6720ドットになっている。
コンソールユニット(CU)750の電気回路の構成を第5
dc図に示し、CUの操作パネルの外観の概略を第3図に示
す。
dc図に示し、CUの操作パネルの外観の概略を第3図に示
す。
第5d図を参照すると、CUには、コンソールボード75
0′,CPU754,I/Oデコーダドライバ756,LCDコントローラ7
57,ビデオラム758,RAM759,ROM760,割込みコントローラ7
61,シリアルI/O762,LCDドライバ763を備えている。ま
た、コンソールボード750′は、512×256ドット構成のL
CDドットマトリクス表示器751,lEd表示器群752及びスイ
ッチマトリクス群753で構成されている。
0′,CPU754,I/Oデコーダドライバ756,LCDコントローラ7
57,ビデオラム758,RAM759,ROM760,割込みコントローラ7
61,シリアルI/O762,LCDドライバ763を備えている。ま
た、コンソールボード750′は、512×256ドット構成のL
CDドットマトリクス表示器751,lEd表示器群752及びスイ
ッチマトリクス群753で構成されている。
なお、スイッチマトリクス群753は、グループ1とグ
ループ2とでなり、グループ1は第3図の49個のスイッ
チ(通常のキースイッチ)765〜813、グループ2は透明
なタッチセンサボタン753a−11〜753a−48でなってい
る。このタッチセンサとLCDドットマトリクス表示器751
とは、第3図上では同一位置に設けられている。この例
では、タッチセンサボタンは、横方向に8行、縦方向に
4列の配列になっており、全部で32個のマトリクス状ス
イッチを構成している。
ループ2とでなり、グループ1は第3図の49個のスイッ
チ(通常のキースイッチ)765〜813、グループ2は透明
なタッチセンサボタン753a−11〜753a−48でなってい
る。このタッチセンサとLCDドットマトリクス表示器751
とは、第3図上では同一位置に設けられている。この例
では、タッチセンサボタンは、横方向に8行、縦方向に
4列の配列になっており、全部で32個のマトリクス状ス
イッチを構成している。
第5d図において、グループ1のスイッチが押される
と、I/Oデコーダドライバ756が割り込み信号756aをアク
ティブ(高レベルH)にし、グループ2のスイッチが押
されると、割り込み信号756bをアクティブ(H)にす
る。割り込み信号756a又は756bがアクティブになると、
CPU754は割り込みサービスルーチンを実行し、コンソー
ルボード上の全てのスイッチのオン/オフ状態を読取
る。またその直後、CPU754は、オン/オフの変化したス
イッチの情報を含む情報群を、SCON700に送信する。
と、I/Oデコーダドライバ756が割り込み信号756aをアク
ティブ(高レベルH)にし、グループ2のスイッチが押
されると、割り込み信号756bをアクティブ(H)にす
る。割り込み信号756a又は756bがアクティブになると、
CPU754は割り込みサービスルーチンを実行し、コンソー
ルボード上の全てのスイッチのオン/オフ状態を読取
る。またその直後、CPU754は、オン/オフの変化したス
イッチの情報を含む情報群を、SCON700に送信する。
また、何らかの表示が必要な時には、LED表示器群752
又はLCDドットマトリクス表示器751上にそれを表示す
る。表示を変更するのは、スイッチマトリクス群753の
いずれか1つ又は複数が押されたとき、もしくはSCON70
0より表示コマンドを受け取った時である。
又はLCDドットマトリクス表示器751上にそれを表示す
る。表示を変更するのは、スイッチマトリクス群753の
いずれか1つ又は複数が押されたとき、もしくはSCON70
0より表示コマンドを受け取った時である。
次に、第1図の複写機のシステム全体の動作を説明す
る。システム全体の動作は、主にシステムコントローラ
(SCON)700によって制御される。第7a図に、SCONの動
作の概略を示す。第7a図を参照して各ステップの処理の
内容を説明する。
る。システム全体の動作は、主にシステムコントローラ
(SCON)700によって制御される。第7a図に、SCONの動
作の概略を示す。第7a図を参照して各ステップの処理の
内容を説明する。
(a) このステップでは、各出動作モード(例えばカ
ラーモード,複写枚数,記録倍率等々)を複写機の初期
状態のモードとして予め設定された状態に自動的に設定
する。
ラーモード,複写枚数,記録倍率等々)を複写機の初期
状態のモードとして予め設定された状態に自動的に設定
する。
(b) このステップでは、複写機は待機状態であり、
コンソールユニット(CU)750を介してオペレータから
の指示があるまで待つ。即ち、オペレータが、コンソー
ルユニットのキースイッチ(第3図参照)のいずれかを
操作すると、それがステイタスとしてSCONに入力される
ので、それが入力されままで待つ。
コンソールユニット(CU)750を介してオペレータから
の指示があるまで待つ。即ち、オペレータが、コンソー
ルユニットのキースイッチ(第3図参照)のいずれかを
操作すると、それがステイタスとしてSCONに入力される
ので、それが入力されままで待つ。
(c) このステップでは、コンソールユニット750か
ら送られたステイタスの内容を調べて、第3図に示すス
タートキー813が押されたか否かを識別する。スタート
キー843が押された時にはステップ(e)に進み、それ
以外のキーが押された場合にはステップ(d)に進む。
ら送られたステイタスの内容を調べて、第3図に示すス
タートキー813が押されたか否かを識別する。スタート
キー843が押された時にはステップ(e)に進み、それ
以外のキーが押された場合にはステップ(d)に進む。
(d) このステップでは、コンソールユニット750か
ら送られたステイタスの内容を調べ、入力されたキーに
対応付けられた動作モード、例えば複写モード,複写枚
数,複写倍率,色モードを識別し、その動作モードにお
いてユニットSC,IR,MU,PR,CU,DG,ST,ADが実行すべき動
作を演算算出し、それに対応する各種ユニットに直ちに
送信する。
ら送られたステイタスの内容を調べ、入力されたキーに
対応付けられた動作モード、例えば複写モード,複写枚
数,複写倍率,色モードを識別し、その動作モードにお
いてユニットSC,IR,MU,PR,CU,DG,ST,ADが実行すべき動
作を演算算出し、それに対応する各種ユニットに直ちに
送信する。
例えば、オペレータによって、複写枚数が10枚、主走
査方向の複写倍率が0.82、副走査方向の複写倍率が1.2
5、色モードが3色カラーモード、給紙モードが自動転
写紙選択モードに指定された場合には、それを示すステ
イタスがCUからSCONに送信され、それに応答して、SCON
は所定のモード設定プログラムを実行し、その結果とし
て、スキャナユニット(SC)100に、走査回数として11
回、キャリッジ走査速度として1.25、走査方向として順
方向を示すコマンドを送出する。なお、ここで、走査回
数が複写枚数+1に設定されているのは、この実施例
で、作像を行なわない1回のプレスキャンを複写動作に
先立って行なうためである。また、同様に他のユニット
に対しても所定のコマンドを送出する。
査方向の複写倍率が0.82、副走査方向の複写倍率が1.2
5、色モードが3色カラーモード、給紙モードが自動転
写紙選択モードに指定された場合には、それを示すステ
イタスがCUからSCONに送信され、それに応答して、SCON
は所定のモード設定プログラムを実行し、その結果とし
て、スキャナユニット(SC)100に、走査回数として11
回、キャリッジ走査速度として1.25、走査方向として順
方向を示すコマンドを送出する。なお、ここで、走査回
数が複写枚数+1に設定されているのは、この実施例
で、作像を行なわない1回のプレスキャンを複写動作に
先立って行なうためである。また、同様に他のユニット
に対しても所定のコマンドを送出する。
(e) このステップでは、実際の複写動作を実行す
る。実際には、SCON700は、前述の同期信号Lsync及びCL
Kφをカウントしてプロセスの進行状況(タイミング)
を管理し、カウント値が各々のユニットを動作開始すべ
きタイミングに達した時に、それぞれ、予め定めたプロ
グラムに従って、対応するユニットに、作動開始コマン
ドを送信する。
る。実際には、SCON700は、前述の同期信号Lsync及びCL
Kφをカウントしてプロセスの進行状況(タイミング)
を管理し、カウント値が各々のユニットを動作開始すべ
きタイミングに達した時に、それぞれ、予め定めたプロ
グラムに従って、対応するユニットに、作動開始コマン
ドを送信する。
各ユニットは、各々SCONからの作動開始コマンドを受
けると、前記ステップ(d)又は(a)で設定された動
作モードに従って、それぞれ動作を開始する。即ち、AD
は原稿の送りをスタートし、SUは原稿読取走査を開始
し、IPは画像信号の処理を開始し、PRは複写像の作像を
開始する。もっとも、第1回の走査では、プレスキャン
であるので、PRは作像を行なわない。
けると、前記ステップ(d)又は(a)で設定された動
作モードに従って、それぞれ動作を開始する。即ち、AD
は原稿の送りをスタートし、SUは原稿読取走査を開始
し、IPは画像信号の処理を開始し、PRは複写像の作像を
開始する。もっとも、第1回の走査では、プレスキャン
であるので、PRは作像を行なわない。
(f) このステップでは、コピープロセスの実行中に
動作中止指示が入力されたか否かを識別する。
動作中止指示が入力されたか否かを識別する。
(g) このステップでは、動作中止指示に従って、各
ユニットに動作中止コマンドを送信する。このコマンド
を受けると、スキャナユニット100は、直ちに走査を停
止し、蛍光灯31,32を消灯し、キャリッジ8,9をホーム
ポジションに戻す。また、プリンタユニット600は、レ
ーザドライバ612BK,612C,612M,612Yに印加する画像信号
を空白(非記録)レベルに設定し、チャージスコロトロ
ン19BK,19C,19M,19Y及び現像ユニット20BK,20C,20M,20Y
も停止する。従って、中止指示を発した直後に作像は中
止され、無駄なトナーの消費が防止される。
ユニットに動作中止コマンドを送信する。このコマンド
を受けると、スキャナユニット100は、直ちに走査を停
止し、蛍光灯31,32を消灯し、キャリッジ8,9をホーム
ポジションに戻す。また、プリンタユニット600は、レ
ーザドライバ612BK,612C,612M,612Yに印加する画像信号
を空白(非記録)レベルに設定し、チャージスコロトロ
ン19BK,19C,19M,19Y及び現像ユニット20BK,20C,20M,20Y
も停止する。従って、中止指示を発した直後に作像は中
止され、無駄なトナーの消費が防止される。
更に、転写紙は、レジストローラ対24より下流に位置
するものは全てソータ950に排出し、それ以降の未給紙
の転写紙については給紙を中止する。従って、給紙する
転写紙の数が予め設定した複写枚数に達しなくても、中
止指示を発した時点以降は転写紙の給紙は停止する。
するものは全てソータ950に排出し、それ以降の未給紙
の転写紙については給紙を中止する。従って、給紙する
転写紙の数が予め設定した複写枚数に達しなくても、中
止指示を発した時点以降は転写紙の給紙は停止する。
(h) このステップでは、モード設定によって予め設
定した複写枚数のコピープロセスを終了したか否かを識
別する。終了してなければ、前述のステップ(e)を再
び実行して次のプロセスを実行し、終了したらステップ
(i)に進む。
定した複写枚数のコピープロセスを終了したか否かを識
別する。終了してなければ、前述のステップ(e)を再
び実行して次のプロセスを実行し、終了したらステップ
(i)に進む。
(i) 各ユニットからのエラーステイタスを調べ、そ
れらがカラーを生じることなく動作を終了したか否かを
総合的に識別し、その結果をメッセージとして表示する
ために、コンソールユニット750に所定の表示コマンド
を送信する。
れらがカラーを生じることなく動作を終了したか否かを
総合的に識別し、その結果をメッセージとして表示する
ために、コンソールユニット750に所定の表示コマンド
を送信する。
ここで、ステップ(f)について詳細に説明する。こ
の実施例においては、複写機が動作中の時にその動作停
止指示を発する場合には、3種類の方法が利用できる。
第1の方法は、コンソールユニット750の操作パネル
(第3図参照)に設けられた多数のキースイッチのうち
のいずれか(どれでもよい)を操作すること、第2の方
法は、プラテン2上の原稿1を取り去るか又は移動する
こと、第3の方法は、ADFユニット980を持ち上げて原稿
の押圧を解除することである。これらについて、以下に
具体的に説明する。
の実施例においては、複写機が動作中の時にその動作停
止指示を発する場合には、3種類の方法が利用できる。
第1の方法は、コンソールユニット750の操作パネル
(第3図参照)に設けられた多数のキースイッチのうち
のいずれか(どれでもよい)を操作すること、第2の方
法は、プラテン2上の原稿1を取り去るか又は移動する
こと、第3の方法は、ADFユニット980を持ち上げて原稿
の押圧を解除することである。これらについて、以下に
具体的に説明する。
第7b図に、コンソールユニット750の動作の一部を示
す。第7b図を参照して説明する。なおこの処理は、キー
入力があった時に実行される割込サービスルーチンであ
る。画像形成プロセスを実行中でない時、即ち待機中
に、スタートキー813が押されると、スタート指示ステ
イタスをSCONに送信し、表示器751上に“どこを押して
もコピー中止が可能です”を表示する。また、画像形成
プロセスを実行している時には、どのキーが押されたの
かに関わりなく、直ちにコピー中止ステイタスをSCONに
送信し、表示器751上に、“コピーを中止します”を表
示する。
す。第7b図を参照して説明する。なおこの処理は、キー
入力があった時に実行される割込サービスルーチンであ
る。画像形成プロセスを実行中でない時、即ち待機中
に、スタートキー813が押されると、スタート指示ステ
イタスをSCONに送信し、表示器751上に“どこを押して
もコピー中止が可能です”を表示する。また、画像形成
プロセスを実行している時には、どのキーが押されたの
かに関わりなく、直ちにコピー中止ステイタスをSCONに
送信し、表示器751上に、“コピーを中止します”を表
示する。
コンソールユニット750がコピー中止ステイタスを送信
すると、SCONは、第7a図のステップ(f)で中止指示有
を識別し、複写動作を中断するように動作する。操作パ
ネルには、第3図に示すように多数のキーが設けられて
おり、これらは通常は各種のモード設定やコピースター
トの指示に用いられるが、複写動作を実行している時に
は、いずれも、コピー中止を指示するためのキースイッ
チとして機能する。
すると、SCONは、第7a図のステップ(f)で中止指示有
を識別し、複写動作を中断するように動作する。操作パ
ネルには、第3図に示すように多数のキーが設けられて
おり、これらは通常は各種のモード設定やコピースター
トの指示に用いられるが、複写動作を実行している時に
は、いずれも、コピー中止を指示するためのキースイッ
チとして機能する。
例えば、オペレータが複写動作の開始後にモード設定
のミスに気が付いてコピーを中止したい場合、一般の複
写機では予めその機能を割り当てた1つの停止キーを備
えているので、オペレータは、操作パネル上の多数のキ
ースイッチの中から1つの停止キーを捜し出してそれを
押す必要がある。しかし、この実施例では、操作パネル
上の多数のキースイッチのいずれを押しても、直ちにコ
ピー動作を中止することができるので、特別なキースイ
ッチを捜す手間がかからない。
のミスに気が付いてコピーを中止したい場合、一般の複
写機では予めその機能を割り当てた1つの停止キーを備
えているので、オペレータは、操作パネル上の多数のキ
ースイッチの中から1つの停止キーを捜し出してそれを
押す必要がある。しかし、この実施例では、操作パネル
上の多数のキースイッチのいずれを押しても、直ちにコ
ピー動作を中止することができるので、特別なキースイ
ッチを捜す手間がかからない。
操作パネル上のキースイッチを押してコピー動作を中
止する場合の装置の動作タイミングの一例を第11a図に
示すので参照されたい。
止する場合の装置の動作タイミングの一例を第11a図に
示すので参照されたい。
第8a図に、第5b図の原稿検知回路297の具体的な構成
を示す。第8a図を参照すると、この回路には、ウインド
コンパレータ297-1R,297-1G,297-1B,カウンタ297−2,ゲ
ート297−3,297−4,297-10,ラッチ297−5,297−6,分周
器297−7,297−9,ディレ−回路297−8及びフリップフ
ロップ297-11が備わっている。
を示す。第8a図を参照すると、この回路には、ウインド
コンパレータ297-1R,297-1G,297-1B,カウンタ297−2,ゲ
ート297−3,297−4,297-10,ラッチ297−5,297−6,分周
器297−7,297−9,ディレ−回路297−8及びフリップフ
ロップ297-11が備わっている。
各々のウインドコンパレータは、A,B及びDの入力端
子の値が、A<D<Bの条件を満たす時に出力端子Oが
高レベルHになり、そうでない時には出力端子Oは低レ
ベルLになる。
子の値が、A<D<Bの条件を満たす時に出力端子Oが
高レベルHになり、そうでない時には出力端子Oは低レ
ベルLになる。
ところで、この実施例においては、ADFユニット980の
原稿を押圧する面に、一般の原稿ではめったに用いられ
ない色の特殊な顔料で着色されたゴム材料が用いられて
いる。つまり、原稿読取面の原稿の存在しない部分の濃
度(光反射率)を読取る時の画像信号R,G,Bの信号レベ
ルは、前記顔料に特有の値になる。
原稿を押圧する面に、一般の原稿ではめったに用いられ
ない色の特殊な顔料で着色されたゴム材料が用いられて
いる。つまり、原稿読取面の原稿の存在しない部分の濃
度(光反射率)を読取る時の画像信号R,G,Bの信号レベ
ルは、前記顔料に特有の値になる。
そこで、画像信号が原稿の背景(原稿の押圧面:前記
顔料)から得られた画像か否かを識別できるように、ウ
インドコンパレータの、しきい値を設定してある。即
ち、ウインドコンパレータ297-1Rの入力端子Aには前記
顔料のR色成分の濃度レベルより若干小さな値NARを、
また入力端子Bには前記顔料のR色成分の濃度レベルよ
り若干大きな値NBRを、それぞれ印加してある。同様
に、ウインドコンパレータ297-1Gの入力端子Aには前記
顔料のG色成分の濃度レベルより若干小さな値NAGを、
また入力端子Bには前記顔料のG色成分の濃度レベルよ
り若干大きな値NBGを、それぞれ印加してあり、ウイン
ドコンパレータ297-1Bの入力端子Aには前記顔料のB色
成分の濃度レベルより若干小さな値NABを、また入力端
子Bには前記顔料のB色成分の濃度レベルより若干大き
な値NBBを、それぞれ印加してある。
顔料)から得られた画像か否かを識別できるように、ウ
インドコンパレータの、しきい値を設定してある。即
ち、ウインドコンパレータ297-1Rの入力端子Aには前記
顔料のR色成分の濃度レベルより若干小さな値NARを、
また入力端子Bには前記顔料のR色成分の濃度レベルよ
り若干大きな値NBRを、それぞれ印加してある。同様
に、ウインドコンパレータ297-1Gの入力端子Aには前記
顔料のG色成分の濃度レベルより若干小さな値NAGを、
また入力端子Bには前記顔料のG色成分の濃度レベルよ
り若干大きな値NBGを、それぞれ印加してあり、ウイン
ドコンパレータ297-1Bの入力端子Aには前記顔料のB色
成分の濃度レベルより若干小さな値NABを、また入力端
子Bには前記顔料のB色成分の濃度レベルより若干大き
な値NBBを、それぞれ印加してある。
分周器297−7及び297−9は、それぞれ、周期信号Ls
ync及びCLKφを1/16に分周した信号を生成する。これら
の信号は、原稿検知動作において、走査位置を知るため
に利用される。この例では、周期信号Lsync及びCLKφの
1パルスが操作距離の1/16mmに対応しているので、原稿
検知動作は、1mmの分解能で処理されることになる。
ync及びCLKφを1/16に分周した信号を生成する。これら
の信号は、原稿検知動作において、走査位置を知るため
に利用される。この例では、周期信号Lsync及びCLKφの
1パルスが操作距離の1/16mmに対応しているので、原稿
検知動作は、1mmの分解能で処理されることになる。
カウンタ297−2は、1/16に分周された同期信号CLKφ
を計数し、主走査方向の走査位置(画素位置)に対応す
る数値(1mm単位)を生成する。ラッチ297−5及び297
−6は、カウンタ297−2が出力する数値を、所定の条
件が満たされる時にラッチして、IPコントローラ298に
出力する。即ち、ラッチ297−5は、各々の主走査にお
いて、走査位置が背景(原稿押圧面)領域から原稿領域
に変化した時に、カウンタ297−2の出力する走査位置
の値をラッチし、ラッチ297−6は、各々の主走査にお
いて、走査位置が原稿領域から背景(原稿押圧面)領域
に変化した時は、カウンタ297−2の出力する走査位置
の値をラッチする。
を計数し、主走査方向の走査位置(画素位置)に対応す
る数値(1mm単位)を生成する。ラッチ297−5及び297
−6は、カウンタ297−2が出力する数値を、所定の条
件が満たされる時にラッチして、IPコントローラ298に
出力する。即ち、ラッチ297−5は、各々の主走査にお
いて、走査位置が背景(原稿押圧面)領域から原稿領域
に変化した時に、カウンタ297−2の出力する走査位置
の値をラッチし、ラッチ297−6は、各々の主走査にお
いて、走査位置が原稿領域から背景(原稿押圧面)領域
に変化した時は、カウンタ297−2の出力する走査位置
の値をラッチする。
従って、ラッチ297−5及び297−6は、主走査方向に
おける原稿と背景との境界位置の値を保持することにな
る。つまり、第9a図上で言えば、副走査位置がy1の時
は、ラッチ297−5及び297−6が出力する値は、それぞ
れ主走査座標x1及びx2になる。
おける原稿と背景との境界位置の値を保持することにな
る。つまり、第9a図上で言えば、副走査位置がy1の時
は、ラッチ297−5及び297−6が出力する値は、それぞ
れ主走査座標x1及びx2になる。
また、フリップフロップ297-11は、各主走査におい
て、原稿の有無を示す信号DQを出力する。
て、原稿の有無を示す信号DQを出力する。
第7f図にIPコントローラ298の内部のメモリマップの
一部を示し、第8b図に第8a図の回路の動作タイミングを
示し、第7c図,第7d図及び第7e図に、IPコントローラ29
8の動作の一部を示す。各図を参照して説明する。
一部を示し、第8b図に第8a図の回路の動作タイミングを
示し、第7c図,第7d図及び第7e図に、IPコントローラ29
8の動作の一部を示す。各図を参照して説明する。
第7e図に示す処理は、コピー動作を開始する時、即ち
コンソール750のスタートキー813が押された直後に実行
される。この処理では、まず、第7f図に示すレジスタx1
i,x2i,y1i,y2i,DF,LCTR及びNに初期値をそれぞれスト
アし、マイクロコンピュータ自身の割込みマスクを解除
し、キャリッジ8を順方向に副走査開始させる。
コンソール750のスタートキー813が押された直後に実行
される。この処理では、まず、第7f図に示すレジスタx1
i,x2i,y1i,y2i,DF,LCTR及びNに初期値をそれぞれスト
アし、マイクロコンピュータ自身の割込みマスクを解除
し、キャリッジ8を順方向に副走査開始させる。
第7c図及び第7d図の処理は、同期信号Lsyncを分周し
た信号が現われた後、第8b図に示す遅延時間tDを経過し
た時に、割込み処理として繰り返し実行される。この処
理では、次のように動作する。まず、ステップ11では、
副走査方向のライン数を計数するレジスタLCTRにレジス
タDFの値を加算する。順方向走査の場合は、レジスタDF
が1なので、LCTRの値は、Lsyncが現われる毎にカウン
トアップされ、また逆方向走査(リターン)の場合はレ
ジスタDFが−1になるのでLCTRはLsyncが現われる毎に
カウントダウンされる。つまり、LCTRの内容は、副走査
方向の位置に対応する。
た信号が現われた後、第8b図に示す遅延時間tDを経過し
た時に、割込み処理として繰り返し実行される。この処
理では、次のように動作する。まず、ステップ11では、
副走査方向のライン数を計数するレジスタLCTRにレジス
タDFの値を加算する。順方向走査の場合は、レジスタDF
が1なので、LCTRの値は、Lsyncが現われる毎にカウン
トアップされ、また逆方向走査(リターン)の場合はレ
ジスタDFが−1になるのでLCTRはLsyncが現われる毎に
カウントダウンされる。つまり、LCTRの内容は、副走査
方向の位置に対応する。
ステップ12では、レジスタy1iの内容が初期値(−
1)か否かを調べる。最初はy1iの値が−1なので、ス
テップ13に進み、DQが1なら、即ち原稿が検知されてい
れば、LCTRの内容、即ち、その時の副走査位置をレジス
タy1iにストアする。ステップ14を実行すると、レジス
タy1iの内容が変わるので、次にこの処理を実行する時
には、ステップ12の次にステップ15に進む。
1)か否かを調べる。最初はy1iの値が−1なので、ス
テップ13に進み、DQが1なら、即ち原稿が検知されてい
れば、LCTRの内容、即ち、その時の副走査位置をレジス
タy1iにストアする。ステップ14を実行すると、レジス
タy1iの内容が変わるので、次にこの処理を実行する時
には、ステップ12の次にステップ15に進む。
ステップ15では、レジスタx1iの内容が初期値(−
1)か否かを調べる。最初はx1iの値が−1なので、ス
テップ16に進み、ラッチ297−5の出力(x1)及びラッ
チ297−6の出力(x2)を、それぞれレジスタx1i及びx2
iにストアする。
1)か否かを調べる。最初はx1iの値が−1なので、ス
テップ16に進み、ラッチ297−5の出力(x1)及びラッ
チ297−6の出力(x2)を、それぞれレジスタx1i及びx2
iにストアする。
ステップ16を実行すると、レジスタx1iの内容が変わ
るので、次にこの処理を実行する時には、ステップ15の
次にステップ17に進む。
るので、次にこの処理を実行する時には、ステップ15の
次にステップ17に進む。
ステップ17では、レジスタy2iの内容が初期値(−
1)か否かを調べる。走査位置が原稿面上にある間は、
y2iは−1のままであるので、次にステップ18に進み、
信号DQをチェックして原稿の有無を調べる。原稿を検出
している時は、DQが1なので、次にステップ19に進む。
この場合、ラッチ297−5が出力する信号x1をレジスタx
1iの内容と比較し、ラッチ297−6が出力する信号x2を
レジスタx2iの内容と比較する。
1)か否かを調べる。走査位置が原稿面上にある間は、
y2iは−1のままであるので、次にステップ18に進み、
信号DQをチェックして原稿の有無を調べる。原稿を検出
している時は、DQが1なので、次にステップ19に進む。
この場合、ラッチ297−5が出力する信号x1をレジスタx
1iの内容と比較し、ラッチ297−6が出力する信号x2を
レジスタx2iの内容と比較する。
そして、両方の比較結果の少なくとも一方が等しくな
い場合、ステップ21に進み、コピー中止ステイタスをSC
ON700に送信する。つまり、主走査方向において、原稿
と背景との2つの境界位置x1,x2を、走査中に原稿を最
初に検出した時にレジスタx1i,x2iに記憶された位置と
それぞれ比較し、位置に変化が現われた場合に、SCONに
コピー中止ステイタスを送信する。このステイタスをSC
ONが受信すると、SCONは、第7a図のステップ(f)で中
止指示有を識別し、複写動作を中断するように動作す
る。
い場合、ステップ21に進み、コピー中止ステイタスをSC
ON700に送信する。つまり、主走査方向において、原稿
と背景との2つの境界位置x1,x2を、走査中に原稿を最
初に検出した時にレジスタx1i,x2iに記憶された位置と
それぞれ比較し、位置に変化が現われた場合に、SCONに
コピー中止ステイタスを送信する。このステイタスをSC
ONが受信すると、SCONは、第7a図のステップ(f)で中
止指示有を識別し、複写動作を中断するように動作す
る。
原稿1は、通常第9b図に示すように、プラテン2上に
各辺の向きが走査方向と揃うように位置決めされて、そ
の後でコピー動作が開始されるので、通常、原稿検知回
路297が原稿1を検知している間は、ラッチ297−5が出
力する信号x1及びラッチ297−6が出力する信号x2の値
はそれぞれ一定であり、IPコントローラ298の処理がス
テップ21に進むことはない。
各辺の向きが走査方向と揃うように位置決めされて、そ
の後でコピー動作が開始されるので、通常、原稿検知回
路297が原稿1を検知している間は、ラッチ297−5が出
力する信号x1及びラッチ297−6が出力する信号x2の値
はそれぞれ一定であり、IPコントローラ298の処理がス
テップ21に進むことはない。
ところが、オペレータが例えばコピーモードの設定ミ
スに気付き、故意に原稿1を動かすと、それ以後はラッ
チ297−5が出力する信号x1及びラッチ297−6が出力す
る信号x2の値が変化し、x1とx1i,x2とx2iが一致しなく
なるので、ステップ21に進み、コピー中止が実行され
る。つまり、オペレータは、原稿1の位置を動かすだけ
で、特別なキー操作を行なうことなくコピー動作を中止
できる。
スに気付き、故意に原稿1を動かすと、それ以後はラッ
チ297−5が出力する信号x1及びラッチ297−6が出力す
る信号x2の値が変化し、x1とx1i,x2とx2iが一致しなく
なるので、ステップ21に進み、コピー中止が実行され
る。つまり、オペレータは、原稿1の位置を動かすだけ
で、特別なキー操作を行なうことなくコピー動作を中止
できる。
ステップ18でDQ=1でなくなると、即ち1回の主走査
中に原稿が全く検知されなくなると、ステップ22に進
み、レジスタLCTRの内容をレジスタy2iにストアし、DF
に−1をストアし、ステップ23でキャリッジ8の復動方
向の走査を開始させる。
中に原稿が全く検知されなくなると、ステップ22に進
み、レジスタLCTRの内容をレジスタy2iにストアし、DF
に−1をストアし、ステップ23でキャリッジ8の復動方
向の走査を開始させる。
従って、レジスタx1i及びx2iには、それぞれ主走査方
向の原稿の始端位置及び終端位置の値が保持され、レジ
スタy1i及びy2iには、それぞれ副走査方向の原稿の始端
位置及び終端位置が保持される。
向の原稿の始端位置及び終端位置の値が保持され、レジ
スタy1i及びy2iには、それぞれ副走査方向の原稿の始端
位置及び終端位置が保持される。
ステップ22を実行した後で再びこの処理にエントリー
し、ステップ17に進むと、y2iが−1でないので、第7d
図のステップ24に進む。そして、LCTRが0でない時、走
査位置が副走査方向の走査開始位置まで戻っていない時
は、ステップ25に進む。そして、レジスタLCTRの値がy1
iが保持する値とy2iが保持する値の間にあるか否か、即
ち副走査位置が原稿面上か否かを識別する。
し、ステップ17に進むと、y2iが−1でないので、第7d
図のステップ24に進む。そして、LCTRが0でない時、走
査位置が副走査方向の走査開始位置まで戻っていない時
は、ステップ25に進む。そして、レジスタLCTRの値がy1
iが保持する値とy2iが保持する値の間にあるか否か、即
ち副走査位置が原稿面上か否かを識別する。
副走査位置が原稿面上にある時は、ステップ26に進
む。この場合、ラッチ297−5が出力する信号x1をレジ
スタx1iの内容と比較しラッチ297−6が出力する信号x2
をレジスタx2iの内容と比較する。そして、両方の比較
結果の少なくとも一方が等しくない場合、ステップ28に
進み、コピー中止ステイタスをSCON700に送信する。
む。この場合、ラッチ297−5が出力する信号x1をレジ
スタx1iの内容と比較しラッチ297−6が出力する信号x2
をレジスタx2iの内容と比較する。そして、両方の比較
結果の少なくとも一方が等しくない場合、ステップ28に
進み、コピー中止ステイタスをSCON700に送信する。
つまり、原稿画像の読取りを行なわない副動走査中に
おいても、主走査方向の原稿と背景との境界位置x1及び
x2が常時監視され、それが最初にレジスタx1i及びx2iに
記憶した位置に対して変化した場合には、コピー動作の
中心が実行される。
おいても、主走査方向の原稿と背景との境界位置x1及び
x2が常時監視され、それが最初にレジスタx1i及びx2iに
記憶した位置に対して変化した場合には、コピー動作の
中心が実行される。
また、ステップ25でレジスタLCTRの値が、レジスタy1
iの値とy2iの値との間にない時、即ち副走査位置が原稿
を外れている時に、ステップ29で信号DQが1になり、原
稿が検出されると、ステップ30に進み、この場合もコピ
ー中止ステイタスをSCON700に送信し、コピー動作の中
止を実行する。
iの値とy2iの値との間にない時、即ち副走査位置が原稿
を外れている時に、ステップ29で信号DQが1になり、原
稿が検出されると、ステップ30に進み、この場合もコピ
ー中止ステイタスをSCON700に送信し、コピー動作の中
止を実行する。
従って、原稿1を主走査方向と副走査方向のいずれの
方向に動かしても、コピー動作を中止することができ
る。
方向に動かしても、コピー動作を中止することができ
る。
ステップ29で信号DQが1でなければ、即ち原稿を検出
しなければ、ステップ31に進む。そして、レジスタDFが
1なら、ステップ32に進んで、DFに−1をストアし、キ
ャリッジ8を副動走査方向に走査開始させる。
しなければ、ステップ31に進む。そして、レジスタDFが
1なら、ステップ32に進んで、DFに−1をストアし、キ
ャリッジ8を副動走査方向に走査開始させる。
キャリッジ8が副走査開始位置まで戻ると、レジスタ
LCTRの値が0になるので、ステップ24の次にステップ34
に進む。そして、レジスタNの値をモード設定により設
定したコピー枚数+1の値と比較する。実行した複写サ
イクル数が設定枚数に満たない時には、ステップ37に進
み、レジスタDFに1をストアし、レジスタNの内容をカ
ウントアップし、再びキャリッジ8を順方向(往走査方
向)に走査開始させる。所定の複写サイクルが全て終了
すると、ステップ35に進んでキャリッジ8を停止し、ス
キャナ走査完了ステイタスをSCON700に送信する。
LCTRの値が0になるので、ステップ24の次にステップ34
に進む。そして、レジスタNの値をモード設定により設
定したコピー枚数+1の値と比較する。実行した複写サ
イクル数が設定枚数に満たない時には、ステップ37に進
み、レジスタDFに1をストアし、レジスタNの内容をカ
ウントアップし、再びキャリッジ8を順方向(往走査方
向)に走査開始させる。所定の複写サイクルが全て終了
すると、ステップ35に進んでキャリッジ8を停止し、ス
キャナ走査完了ステイタスをSCON700に送信する。
また、この例では、ADFユニット980を閉じて原稿1を
押圧した状態でコピー動作を開始すると、ADFユニット9
80を開き原稿の押圧を解除する場合に、原稿と背景との
境界が検知されなくなるので、ラッチ297−5から出力
される信号x1及びラッチ297−6から出力される信号x2
が変化し、この場合には原稿1を動かす前にコピー中止
ステイタスが出力される。
押圧した状態でコピー動作を開始すると、ADFユニット9
80を開き原稿の押圧を解除する場合に、原稿と背景との
境界が検知されなくなるので、ラッチ297−5から出力
される信号x1及びラッチ297−6から出力される信号x2
が変化し、この場合には原稿1を動かす前にコピー中止
ステイタスが出力される。
原稿1の位置を変えることによってコピー動作を中止
する場合の装置の動作タイミングの一例を第11b図に示
すのでそれを参照されたい。なおこの例では、第1回目
の走査は、画像形成を伴なわないプレスキャンであり、
通常より速い速度でキャリッジ8が走査される。
する場合の装置の動作タイミングの一例を第11b図に示
すのでそれを参照されたい。なおこの例では、第1回目
の走査は、画像形成を伴なわないプレスキャンであり、
通常より速い速度でキャリッジ8が走査される。
レジスタx1i,x2i,y1i,y2iに保持された情報は、原稿
のサイズや位置を識別するために利用される。
のサイズや位置を識別するために利用される。
この実施例においては、第10図に示すように、原稿を
搬送するADFユニット980が、原稿をその背面から押圧す
る圧板の機能をも備えており、またユニット980は、オ
ペレータの手動操作によってスキャナユニット100に対
し開閉自在に構成されている。また、厚物の原稿に対応
できるように、ADFユニット980は上下方向に移動可能に
なっている。ADFユニット980には永久磁石984が設けら
れており、スキャナユニット100上には永久磁石984と対
向する位置に、磁界センサ112が配置してある。
搬送するADFユニット980が、原稿をその背面から押圧す
る圧板の機能をも備えており、またユニット980は、オ
ペレータの手動操作によってスキャナユニット100に対
し開閉自在に構成されている。また、厚物の原稿に対応
できるように、ADFユニット980は上下方向に移動可能に
なっている。ADFユニット980には永久磁石984が設けら
れており、スキャナユニット100上には永久磁石984と対
向する位置に、磁界センサ112が配置してある。
従って、磁界センサ112は、スキャナユニット100とAD
Fユニット980との距離(原稿の厚み)及びADFユニット9
80の開閉状態に応じた信号レベルの電気信号を出力す
る。第5a図に示すスキャナコントローラ101は、磁界セ
ンサ112が出力する信号のレベルを監視している。そし
て、コピー動作の実行中に、磁界センサ112が出力する
信号に所定以上のレベル変化が生じると、SCONに対し
て、コピー中止ステイタスを送信する。SCONは、コピー
中止ステイタスをスキャナユニット100から受けると、
第7a図に示すステップ(f)で、中止指示有にみなし、
コピー動作を中止する。
Fユニット980との距離(原稿の厚み)及びADFユニット9
80の開閉状態に応じた信号レベルの電気信号を出力す
る。第5a図に示すスキャナコントローラ101は、磁界セ
ンサ112が出力する信号のレベルを監視している。そし
て、コピー動作の実行中に、磁界センサ112が出力する
信号に所定以上のレベル変化が生じると、SCONに対し
て、コピー中止ステイタスを送信する。SCONは、コピー
中止ステイタスをスキャナユニット100から受けると、
第7a図に示すステップ(f)で、中止指示有にみなし、
コピー動作を中止する。
つまり、この実施例では、コピー動作を開始した後
で、その動作を途中で中断したい場合には、ADFユニッ
ト980を原稿読取面から少し持ち上げ、開くように操作
すればよい。これにより、オペレータは特別にキースイ
ッチを走査しなくとも、自動的にコピー動作は中止され
る。
で、その動作を途中で中断したい場合には、ADFユニッ
ト980を原稿読取面から少し持ち上げ、開くように操作
すればよい。これにより、オペレータは特別にキースイ
ッチを走査しなくとも、自動的にコピー動作は中止され
る。
ADFユニット980を動かしてコピー動作を中止する場合
の装置の動作タイミングの一例を第11c図に示すので、
それを参照されたい。
の装置の動作タイミングの一例を第11c図に示すので、
それを参照されたい。
なお、上記実施例においては、デジタルカラー複写機
の場合を説明したが、原稿からの画像光を直接感光体に
照射して画像を再現する型式のアナログ複写機やファク
シミリ装置においても本発明は実施しうる。
の場合を説明したが、原稿からの画像光を直接感光体に
照射して画像を再現する型式のアナログ複写機やファク
シミリ装置においても本発明は実施しうる。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、特別なストップキー
を操作しなくとも、プラテン上に載置した原稿の位置を
動かしたり、圧板のように原稿をその背面から押圧する
部材を動かすことによって、自動的に画像処理動作を中
心することができるので、操作ミスに気が付いた時にす
ばやく動作を中止できる。
を操作しなくとも、プラテン上に載置した原稿の位置を
動かしたり、圧板のように原稿をその背面から押圧する
部材を動かすことによって、自動的に画像処理動作を中
心することができるので、操作ミスに気が付いた時にす
ばやく動作を中止できる。
第1図は、本発明を実施する一形式のデジタルカラー複
写機の機構部の構成を示す正面図である。 第2図は、第1図の装置の一部分の構成を示す斜視図で
ある。 第3図は、第1図の装置のコンソールユニットの操作パ
ネルの外観を示す正面図である。 第4図は、第1図の装置の電装部の構成の概略を示すブ
ロック図である。 第5a図,第5b図,第5c図,第5d図及び第5e図は、それぞ
れ第4図のSC,IP,PR,CU及びSCONの構成を示すブロック
図である。 第6図は、各ユニットに使用されたマイクロコンピュー
タの内部構造を示すブロック図である。 第7a図,第7b図,第7c図,第7d図及び第7e図は、各ユニ
ットの動作の一部を示すフローチャート、第7f図は、マ
イクロコンピュータ297−3のメモリ割り当ての一部分
を示すメモリマップである。 第8a図は原稿検知回路297の構成を示すブロック図、第8
b図は第8a図の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。 第9a図及び第9b図は原稿画像読取面の走査方向及び座標
と原稿との位置関係を示す平面図である。 第10図は、スキャナユニットとADFユニットの断面を右
側面方向から見た断面図である。 第11a図,第11b図及び第11c図は、それぞれ、コピー動
作を途中で中止する場合の装置の動作タイミングの例を
示すタイムチャートである。 1:原稿、2:プラテン 31,32:蛍光灯、5:結像レンズ 6:ダイクロイックプリズム 7r,7g,7b:CCD(光学検出手段) 8:第1キャリッジ、9:第2キャリッジ 13bk,13c,13m,13y:回転多面鏡 18bk,18c,18m,18y:感光体ドラム 39:光学センサ 43BK,43C,43M,43Y:半導体レーザ 100:スキャナユニット、101:スキャナコントローラ 110:CCDドライバ、112:磁界センサ 200:イメージプロセッサ、297:原稿検知回路 298:IPコントローラ(制御手段) 400:メモリユニット 600:プリンタユニット(画像処理手段) 700:システムコントローラ、750:コンソールユニット 753a,765〜813:キースイッチ 900:デジタイザタブレット、950:ソータユニット 980:ADFユニット(原稿押圧手段) 984:永久磁石
写機の機構部の構成を示す正面図である。 第2図は、第1図の装置の一部分の構成を示す斜視図で
ある。 第3図は、第1図の装置のコンソールユニットの操作パ
ネルの外観を示す正面図である。 第4図は、第1図の装置の電装部の構成の概略を示すブ
ロック図である。 第5a図,第5b図,第5c図,第5d図及び第5e図は、それぞ
れ第4図のSC,IP,PR,CU及びSCONの構成を示すブロック
図である。 第6図は、各ユニットに使用されたマイクロコンピュー
タの内部構造を示すブロック図である。 第7a図,第7b図,第7c図,第7d図及び第7e図は、各ユニ
ットの動作の一部を示すフローチャート、第7f図は、マ
イクロコンピュータ297−3のメモリ割り当ての一部分
を示すメモリマップである。 第8a図は原稿検知回路297の構成を示すブロック図、第8
b図は第8a図の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。 第9a図及び第9b図は原稿画像読取面の走査方向及び座標
と原稿との位置関係を示す平面図である。 第10図は、スキャナユニットとADFユニットの断面を右
側面方向から見た断面図である。 第11a図,第11b図及び第11c図は、それぞれ、コピー動
作を途中で中止する場合の装置の動作タイミングの例を
示すタイムチャートである。 1:原稿、2:プラテン 31,32:蛍光灯、5:結像レンズ 6:ダイクロイックプリズム 7r,7g,7b:CCD(光学検出手段) 8:第1キャリッジ、9:第2キャリッジ 13bk,13c,13m,13y:回転多面鏡 18bk,18c,18m,18y:感光体ドラム 39:光学センサ 43BK,43C,43M,43Y:半導体レーザ 100:スキャナユニット、101:スキャナコントローラ 110:CCDドライバ、112:磁界センサ 200:イメージプロセッサ、297:原稿検知回路 298:IPコントローラ(制御手段) 400:メモリユニット 600:プリンタユニット(画像処理手段) 700:システムコントローラ、750:コンソールユニット 753a,765〜813:キースイッチ 900:デジタイザタブレット、950:ソータユニット 980:ADFユニット(原稿押圧手段) 984:永久磁石
Claims (3)
- 【請求項1】所定の画像読取面上に配置される原稿の画
像を読取り、所定の画像出力動作を行なう画像処理手
段; 前記画像読取面を読取走査して、画像信号を発生する画
像読取手段; 記憶手段を含み、同一原稿の一連の複数回の繰返し画像
読取の第1回目の画像読取で、前記画像読取手段が発生
する画像信号に基づいて、原稿と原稿背景との境界位置
を識別し、識別した境界位置を前記記憶手段に記憶し、
前記同一原稿の一連の複数回の繰返し画像読取の第2回
目の画像読取で、前記画像読取手段が発生する画像信号
に基づいて、原稿と原稿背景との境界位置を識別し、こ
れを前記記憶手段に記憶された境界位置と比較し、不一
致のときには画像形成中止信号を発生する、原稿検知手
段;及び、 前記画像形成中止信号に応答して、前記画像処理手段の
画像処理動作を中断する、制御手段; を備える画像処理機器の停止装置。 - 【請求項2】前記画像読取手段は、前記画像処理手段の
原稿画像を読取る手段と共通である、請求項1記載の画
像処理機器の停止装置。 - 【請求項3】第1回目の画像読取は原稿の往走査読取、
第2回目の画像読取は原稿の復走査読取である、請求項
2記載の画像処理機器の停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126534A JP2744432B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 画像処理機器の停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126534A JP2744432B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 画像処理機器の停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01296265A JPH01296265A (ja) | 1989-11-29 |
JP2744432B2 true JP2744432B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14937582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63126534A Expired - Lifetime JP2744432B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | 画像処理機器の停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2744432B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052156A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-25 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JPS60230156A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Minolta Camera Co Ltd | 両面複写機 |
JPS6230265A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿給送装置付複写機 |
JPS62239662A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-20 | Canon Inc | 原稿処理装置 |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP63126534A patent/JP2744432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01296265A (ja) | 1989-11-29 |
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