JP2740039B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JP2740039B2 JP2740039B2 JP2168690A JP16869090A JP2740039B2 JP 2740039 B2 JP2740039 B2 JP 2740039B2 JP 2168690 A JP2168690 A JP 2168690A JP 16869090 A JP16869090 A JP 16869090A JP 2740039 B2 JP2740039 B2 JP 2740039B2
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- Japan
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- drum
- clothes
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆるドラム式で、更に被乾燥衣類と接
触しこの接触如何に基づく検出信号を発する検出手段を
有する衣類乾燥機に関する。
触しこの接触如何に基づく検出信号を発する検出手段を
有する衣類乾燥機に関する。
(従来の技術) 従来より、衣類乾燥機においては、ドラムの内部に被
乾燥衣類を収容し、この被乾燥衣類を収容したドラムを
回転駆動しつつ、ドラム内部に温風を供給することによ
って、上記被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものが供
されている。しかしてこのものにおいては、更に、ドラ
ム内部に臨んで被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づ
く検出信号を発する電極等を主とした検出手段を具えた
ものが供されている。このものの場合、検出手段による
検出信号は、例えば被乾燥衣類の乾燥度の判断に役立て
られ、運転終了時期決定の判断要素となっている。又、
他のものでは、検出手段による検出信号は、被乾燥衣類
の量の判断に役立てられ、運転時間決定の判断要素とな
っている。
乾燥衣類を収容し、この被乾燥衣類を収容したドラムを
回転駆動しつつ、ドラム内部に温風を供給することによ
って、上記被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものが供
されている。しかしてこのものにおいては、更に、ドラ
ム内部に臨んで被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づ
く検出信号を発する電極等を主とした検出手段を具えた
ものが供されている。このものの場合、検出手段による
検出信号は、例えば被乾燥衣類の乾燥度の判断に役立て
られ、運転終了時期決定の判断要素となっている。又、
他のものでは、検出手段による検出信号は、被乾燥衣類
の量の判断に役立てられ、運転時間決定の判断要素とな
っている。
(発明が解決しようとする課題) 上述のものの場合、例えば運転中に、被乾燥衣類の量
が過多であったことによる過負荷のためにドラム駆動用
のモータの保護回路が作動して該モータが停止した場合
や、ドラム駆動用のベルトが切れた場合等で、ドラムが
回転されなくなったとき、あるいは運転開始時にドラム
がロックされて回転されなかったとき、いずれも、ドラ
ムが回転されないにもかかわらず、運転は継続又は開始
されて、ドラム内部に温風が供給され続けるものであ
り、特に上述の検出手段を具えたものでは、被乾燥衣類
が検出手段の電極等に触れたままや触れないままになる
ことがあって、触れたままになったときには、運転時間
が延長され、又は最長に設定される。一方、触れないま
まになったときには、運転が短縮されるものの、やはり
運転はドラムを停止させたままで続けられる。この結
果、被乾燥衣類がドラム内部の温風吹出口近くに位置し
たところでは乾燥され過ぎ、それ以外のところでは乾燥
不良となるなど、具合良く乾燥されない状態での運転が
続けられることになり、無駄に運転を続けることになっ
て、電力等を浪費してしまう。又、この場合、被乾燥衣
類の乾燥され過ぎる部分では、高温による布いたみを生
じることがあり、更に、焦げ,発火の危険性すらあっ
た。
が過多であったことによる過負荷のためにドラム駆動用
のモータの保護回路が作動して該モータが停止した場合
や、ドラム駆動用のベルトが切れた場合等で、ドラムが
回転されなくなったとき、あるいは運転開始時にドラム
がロックされて回転されなかったとき、いずれも、ドラ
ムが回転されないにもかかわらず、運転は継続又は開始
されて、ドラム内部に温風が供給され続けるものであ
り、特に上述の検出手段を具えたものでは、被乾燥衣類
が検出手段の電極等に触れたままや触れないままになる
ことがあって、触れたままになったときには、運転時間
が延長され、又は最長に設定される。一方、触れないま
まになったときには、運転が短縮されるものの、やはり
運転はドラムを停止させたままで続けられる。この結
果、被乾燥衣類がドラム内部の温風吹出口近くに位置し
たところでは乾燥され過ぎ、それ以外のところでは乾燥
不良となるなど、具合良く乾燥されない状態での運転が
続けられることになり、無駄に運転を続けることになっ
て、電力等を浪費してしまう。又、この場合、被乾燥衣
類の乾燥され過ぎる部分では、高温による布いたみを生
じることがあり、更に、焦げ,発火の危険性すらあっ
た。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従
ってその目的は、ドラムが回転されない異状が発生した
ときの無駄な運転や布いたみ,危険事態の発生を極力避
けることのできる優れた衣類乾燥機を提供するにある。
ってその目的は、ドラムが回転されない異状が発生した
ときの無駄な運転や布いたみ,危険事態の発生を極力避
けることのできる優れた衣類乾燥機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の衣類乾燥機にお
いては、被乾燥衣類を収容して回転駆動され温風が供給
されて上記被乾燥衣類を乾燥させるドラムの内部に臨ん
で上記被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づく検出信
号を発する検出手段を具備すると共に、この検出手段か
ら入力される信号が連続状態で所定時間続いたときに異
常と判断し異常対応処理を行なう制御をする制御手段を
具備したことを特徴とするものである。
いては、被乾燥衣類を収容して回転駆動され温風が供給
されて上記被乾燥衣類を乾燥させるドラムの内部に臨ん
で上記被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づく検出信
号を発する検出手段を具備すると共に、この検出手段か
ら入力される信号が連続状態で所定時間続いたときに異
常と判断し異常対応処理を行なう制御をする制御手段を
具備したことを特徴とするものである。
(作用) 既述のように、ドラムが回転されない異状が発生した
ときには、被乾燥衣類が検出手段の電極等に触れたまま
や触れないままになる。このようになると、検出手段か
らは所定の検出信号が連続して発せられるようになる。
そこで、制御手段により、その検出信号を読込んで、読
込んだ信号が連続状態で所定時間続いたときに、異常と
判断し、異常対応処理を行なうことによって、無駄な運
転や布いたみ,危険事態の発生を極力避けることができ
る。
ときには、被乾燥衣類が検出手段の電極等に触れたまま
や触れないままになる。このようになると、検出手段か
らは所定の検出信号が連続して発せられるようになる。
そこで、制御手段により、その検出信号を読込んで、読
込んだ信号が連続状態で所定時間続いたときに、異常と
判断し、異常対応処理を行なうことによって、無駄な運
転や布いたみ,危険事態の発生を極力避けることができ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき、図面を参照して説明
する。
する。
まず第2図には衣類乾燥機全体の外箱1を示してお
り、これの前面部の中央部に被乾燥衣類出入口2を形成
し、且つ、その出入口2を開閉する扉3を枢設してい
る。外箱1の内部には、ドラム4を収容しており、収容
したドラム4は、その後面部の中心部に設けた軸5を、
外箱1の後部に設けた支持板6に回転可能に支承せし
め、前面部に形成した径大な開口部7を、外箱1の前部
に設けたドラム支え8に同じく回転可能に支承せしめて
いる。ドラム4外の外箱1内上部には、該ドラム4をベ
ルト9を介して回転させるモータ10を配設している。
り、これの前面部の中央部に被乾燥衣類出入口2を形成
し、且つ、その出入口2を開閉する扉3を枢設してい
る。外箱1の内部には、ドラム4を収容しており、収容
したドラム4は、その後面部の中心部に設けた軸5を、
外箱1の後部に設けた支持板6に回転可能に支承せし
め、前面部に形成した径大な開口部7を、外箱1の前部
に設けたドラム支え8に同じく回転可能に支承せしめて
いる。ドラム4外の外箱1内上部には、該ドラム4をベ
ルト9を介して回転させるモータ10を配設している。
又、上記ドラム4に対して、その後部から外下方そし
て前部にかけては、ドラム4内に温風を供給する温風供
給装置11を設けており、それを詳細に述べると、ドラム
4の後部中央部に多数の小孔を穿設して形成した出気口
12、出気口12に連通したファンケーシング13、ファンケ
ーシング13内を前後に仕切るように配設した両翼形のフ
ァン14、ファンケーシング13の前部に連通したダクト1
5、ダクト15の先方に位置してドラム支え8に取付けた
強弱切換可能なヒータ16、ドラム支え8に多数の小孔を
穿設して形成した温風吹出口である入気口17、そしてフ
ァン14をファンケーシング13外のこの場合外箱1内上部
からベルト18を介して回転駆動するように設けたモータ
19から成っている。なお、この温風供給装置11の上記出
気口12部分にはドラム4内に位置してフィルタ20を装設
している。又、外箱1の背面の開放部を塞いだ背板21に
は、中央部に外気取入口22を形成しており、下部に外気
戻し口23を形成している。
て前部にかけては、ドラム4内に温風を供給する温風供
給装置11を設けており、それを詳細に述べると、ドラム
4の後部中央部に多数の小孔を穿設して形成した出気口
12、出気口12に連通したファンケーシング13、ファンケ
ーシング13内を前後に仕切るように配設した両翼形のフ
ァン14、ファンケーシング13の前部に連通したダクト1
5、ダクト15の先方に位置してドラム支え8に取付けた
強弱切換可能なヒータ16、ドラム支え8に多数の小孔を
穿設して形成した温風吹出口である入気口17、そしてフ
ァン14をファンケーシング13外のこの場合外箱1内上部
からベルト18を介して回転駆動するように設けたモータ
19から成っている。なお、この温風供給装置11の上記出
気口12部分にはドラム4内に位置してフィルタ20を装設
している。又、外箱1の背面の開放部を塞いだ背板21に
は、中央部に外気取入口22を形成しており、下部に外気
戻し口23を形成している。
外箱1内の上部には、回路基板24を配設しており、こ
の回路基板24に、第3図に示す制御回路の主構成部品を
実装している。しかして、その制御回路にあっては、マ
イクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)25を制
御手段として具えており、このマイコン25に、電源26か
ら電源スイッチ27及び整流回路28を介して直流電源を供
給するようにしている。又、マイコン25には、前記ドラ
ム4内に臨ませてドラム支え8の下部に取付けた電極29
(第2図参照)から検出回路30を介して、ドラム4内で
の被乾燥衣類との接触如何に基づく検出信号が入力され
るようにしており、従って、それら電極29及び検出回路
30によってその検出信号を発する検出手段31を構成して
いる。そしてそのほか、マイコン25には、運転を開始す
るための「スタート」スイッチ32からスタート信号が、
又、ドラム4内の温度を検出するように設けた温度セン
サ33(第2図参照)からその温度検出信号が、更にクロ
ックパルス発生回路34からクロックパルスがそれぞれ入
力されるようにしており、その入力並びにあらかじめ記
憶した制御プログラムに基づいて、マイコン25は、前記
モータ10,19及びヒータ16(ヒータ16a,16b)並びに異常
報知器であるこの場合ブザー35を通電駆動するための駆
動回路36にその各通電制御信号を与えるようにしてい
る。
の回路基板24に、第3図に示す制御回路の主構成部品を
実装している。しかして、その制御回路にあっては、マ
イクロコンピュータ(以下マイコンと略称する)25を制
御手段として具えており、このマイコン25に、電源26か
ら電源スイッチ27及び整流回路28を介して直流電源を供
給するようにしている。又、マイコン25には、前記ドラ
ム4内に臨ませてドラム支え8の下部に取付けた電極29
(第2図参照)から検出回路30を介して、ドラム4内で
の被乾燥衣類との接触如何に基づく検出信号が入力され
るようにしており、従って、それら電極29及び検出回路
30によってその検出信号を発する検出手段31を構成して
いる。そしてそのほか、マイコン25には、運転を開始す
るための「スタート」スイッチ32からスタート信号が、
又、ドラム4内の温度を検出するように設けた温度セン
サ33(第2図参照)からその温度検出信号が、更にクロ
ックパルス発生回路34からクロックパルスがそれぞれ入
力されるようにしており、その入力並びにあらかじめ記
憶した制御プログラムに基づいて、マイコン25は、前記
モータ10,19及びヒータ16(ヒータ16a,16b)並びに異常
報知器であるこの場合ブザー35を通電駆動するための駆
動回路36にその各通電制御信号を与えるようにしてい
る。
そこで、以下には、上記マイコン25の制御に基づく作
用について、第1図及び第4図をも参照しながら説明す
る。
用について、第1図及び第4図をも参照しながら説明す
る。
まず電源スイッチ27が操作されて、次に「スタート」
スイッチ32が操作されると、マイコン25は第1図に示す
ようにヒータ16に通電すると共に、モータ10,19に通電
する(ステップS1)。次いで、検出手段31の電極29から
検出回路30を介して入力される検出信号を読込んで(ス
テップS2)、それにより示される被乾燥衣類の乾燥度の
判断をし(ステップS3)、乾燥していないと判断される
うちは、この場合、乾燥が終了したと判断される時間T1
以内でもあると判断して、次に上記検出手段31の電極29
から検出回路30を介して入力される検出信号数nのカウ
ントをし(ステップS4)、その後、所定時間T2(この場
合、30秒)以内であるか否かの判断をして(ステップS
5)、以内ではないと判断されるまで、ステップS4,S5を
繰返す。そして、所定時間T2以内ではないと判断されれ
ば、次にカウントした検出信号数nが1以下であるか否
かの判断をする(ステップS6)。
スイッチ32が操作されると、マイコン25は第1図に示す
ようにヒータ16に通電すると共に、モータ10,19に通電
する(ステップS1)。次いで、検出手段31の電極29から
検出回路30を介して入力される検出信号を読込んで(ス
テップS2)、それにより示される被乾燥衣類の乾燥度の
判断をし(ステップS3)、乾燥していないと判断される
うちは、この場合、乾燥が終了したと判断される時間T1
以内でもあると判断して、次に上記検出手段31の電極29
から検出回路30を介して入力される検出信号数nのカウ
ントをし(ステップS4)、その後、所定時間T2(この場
合、30秒)以内であるか否かの判断をして(ステップS
5)、以内ではないと判断されるまで、ステップS4,S5を
繰返す。そして、所定時間T2以内ではないと判断されれ
ば、次にカウントした検出信号数nが1以下であるか否
かの判断をする(ステップS6)。
ここで、先に通電されたモータ10が正常に起動し、該
モータ10によって回転駆動されるドラム4も正常に回転
される状態であれば、その回転によって、該ドラム4内
に収容された被乾燥衣類が撹拌され、上記検出手段31の
電極29に断続的に頻繁に接触する。このため、電極29か
らはその接触による信号が第4図の(a)に示すように
断続的で頻繁に発せられ、それに応じて検出回路30から
は同図(b)に示すようにハイ(H)の出力信号がロウ
(L)の出力信号と交互で多数発せられる。このような
状況で、マイコン25は先のステップS4でそのハイの出力
信号数をカウントするもので、ドラム4が正常に回転さ
れたこのときには、上述のようにハイの出力信号が多数
発せられるため、ステップS6ではカウントした検出信号
数nが1以下ではない(1より多い)との判断をし、従
ってこの場合、次には同図(c)に示すリセット信号を
与えてカウント数を0に戻し(ステップS7)、ステップ
S2に戻る。従って、以降、次のステップS3で先の時間T1
以内ではない(乾燥した)と判断されるまで、上述同様
のことを繰返す。
モータ10によって回転駆動されるドラム4も正常に回転
される状態であれば、その回転によって、該ドラム4内
に収容された被乾燥衣類が撹拌され、上記検出手段31の
電極29に断続的に頻繁に接触する。このため、電極29か
らはその接触による信号が第4図の(a)に示すように
断続的で頻繁に発せられ、それに応じて検出回路30から
は同図(b)に示すようにハイ(H)の出力信号がロウ
(L)の出力信号と交互で多数発せられる。このような
状況で、マイコン25は先のステップS4でそのハイの出力
信号数をカウントするもので、ドラム4が正常に回転さ
れたこのときには、上述のようにハイの出力信号が多数
発せられるため、ステップS6ではカウントした検出信号
数nが1以下ではない(1より多い)との判断をし、従
ってこの場合、次には同図(c)に示すリセット信号を
与えてカウント数を0に戻し(ステップS7)、ステップ
S2に戻る。従って、以降、次のステップS3で先の時間T1
以内ではない(乾燥した)と判断されるまで、上述同様
のことを繰返す。
これに対して、先に通電されたモータ10が正常に起動
せず、又はドラム4が正常に回転されない状態であれ
ば、ドラム4内の被乾燥衣類は撹拌されず、よって検出
手段31の電極29には、その被乾燥衣類の量が第2図中二
点鎖線Aで示すように多ければ、接触したままになり、
同図中二点鎖線Bで示すように少なければ、接触しない
ままになる。このようになると、電極29から発せられる
信号も連続的に「有り」、又は「無し」となり(第4図
では便宜上その両方を表わしている)、それに応じて検
出回路30からはハイ(H)の出力信号が連続的に発せら
れ、又はロウ(L)の出力信号が連続的に発せられる。
このため、マイコン25は、ステップS6ではカウントした
検出信号数nが1以下(1又は0)であるとの判断を
し、それに基づいて、この場合、次には、異常対応処理
として、ブザー35に通電してこれを鳴動させ異常報知を
すると共に、ヒータ16への通電を断ち、モータ10,19へ
の通電も断つ(ステップS8)。
せず、又はドラム4が正常に回転されない状態であれ
ば、ドラム4内の被乾燥衣類は撹拌されず、よって検出
手段31の電極29には、その被乾燥衣類の量が第2図中二
点鎖線Aで示すように多ければ、接触したままになり、
同図中二点鎖線Bで示すように少なければ、接触しない
ままになる。このようになると、電極29から発せられる
信号も連続的に「有り」、又は「無し」となり(第4図
では便宜上その両方を表わしている)、それに応じて検
出回路30からはハイ(H)の出力信号が連続的に発せら
れ、又はロウ(L)の出力信号が連続的に発せられる。
このため、マイコン25は、ステップS6ではカウントした
検出信号数nが1以下(1又は0)であるとの判断を
し、それに基づいて、この場合、次には、異常対応処理
として、ブザー35に通電してこれを鳴動させ異常報知を
すると共に、ヒータ16への通電を断ち、モータ10,19へ
の通電も断つ(ステップS8)。
なお、上述のような異状がなくて、ステップS2〜S7が
繰返されるうちは、ドラム4の回転による被乾燥衣類の
撹拌と併せて、ファン14がモータ19により回転されるこ
とによって、ドラム4内の空気がフィルタ12を通じて出
気口12からファンケーシング13内の前部に吸入され、ダ
クト15内へと吐出される一方、機外の空気が外箱背板21
の外気取入口22からファンケーシング13内の後部に吸入
されて、外気戻し口23から排出されるものであり、かく
して、ファンケーシング13内では、ドラム4内の空気と
機外の空気とがファン14を境に接して熱交換され、ドラ
ム4内空気の除湿が行なわれる。よって、ダクト15内に
は除湿されたドラム4内空気が通り、これがヒータ16部
分に至って加熱され、温風と化して入気口17からドラム
4内に供給され、該ドラム4内で撹拌されている上記被
乾燥衣類と接してこれを徐々に乾燥させる。
繰返されるうちは、ドラム4の回転による被乾燥衣類の
撹拌と併せて、ファン14がモータ19により回転されるこ
とによって、ドラム4内の空気がフィルタ12を通じて出
気口12からファンケーシング13内の前部に吸入され、ダ
クト15内へと吐出される一方、機外の空気が外箱背板21
の外気取入口22からファンケーシング13内の後部に吸入
されて、外気戻し口23から排出されるものであり、かく
して、ファンケーシング13内では、ドラム4内の空気と
機外の空気とがファン14を境に接して熱交換され、ドラ
ム4内空気の除湿が行なわれる。よって、ダクト15内に
は除湿されたドラム4内空気が通り、これがヒータ16部
分に至って加熱され、温風と化して入気口17からドラム
4内に供給され、該ドラム4内で撹拌されている上記被
乾燥衣類と接してこれを徐々に乾燥させる。
そして、ステップS3で時間T1以内ではない(乾燥し
た)と判断されるようになれば、次にヒータ16への通電
を断ち(ステップS9)、更に次に一定時間が経過したか
否かの判断をして(ステップS10)、経過したと判断さ
れたところでモータ10,19への通電を断ち(ステップS1
1)、ブザー35を通電鳴動させて終了報知をし(ステッ
プS12)、終了する。
た)と判断されるようになれば、次にヒータ16への通電
を断ち(ステップS9)、更に次に一定時間が経過したか
否かの判断をして(ステップS10)、経過したと判断さ
れたところでモータ10,19への通電を断ち(ステップS1
1)、ブザー35を通電鳴動させて終了報知をし(ステッ
プS12)、終了する。
このように本構成のものによれば、ドラム4が回転さ
れない異状が発生したときには、被乾燥衣類が検出手段
31の電極29に触れたままや触れないままになることによ
り検出回路30から連続して発せられる検出信号を読込ん
で、異常と判断し、異常対応処理を行なうことによっ
て、無駄な運転を避けることができるものであり、それ
によって、電力等の浪費を防止でき、又、布いたみも防
止できて、更に被乾燥衣類の焦げ,発火といった危険事
態の発生も防止でき、安全性を向上させることができ
る。
れない異状が発生したときには、被乾燥衣類が検出手段
31の電極29に触れたままや触れないままになることによ
り検出回路30から連続して発せられる検出信号を読込ん
で、異常と判断し、異常対応処理を行なうことによっ
て、無駄な運転を避けることができるものであり、それ
によって、電力等の浪費を防止でき、又、布いたみも防
止できて、更に被乾燥衣類の焦げ,発火といった危険事
態の発生も防止でき、安全性を向上させることができ
る。
なお、異常対応処理としては、報知だけであってもよ
く、又、ヒータ16及びモータ10,19の断電だけであって
も良い。
く、又、ヒータ16及びモータ10,19の断電だけであって
も良い。
[発明の効果] 以上の記述で明らかなように、本発明の衣類乾燥機に
よれば、被乾燥衣類を収容して回転駆動されるドラムを
具え、このドラムの内部に温風を供給して上記被乾燥衣
類を乾燥させるものにあって、上記ドラムの内部に臨ん
で上記被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づく検出信
号を発する検出手段を具備し、そして、この検出手段か
ら入力される信号が連続状態で所定時間続いたときに異
常と判断し異常対応処理を行なう制御をする制御手段を
具備したのであるから、ドラムが回転されない異状が発
生したときの無駄な運転や布いたみ,危険事態の発生を
極力避けることができるという優れた効果が得られるも
のである。
よれば、被乾燥衣類を収容して回転駆動されるドラムを
具え、このドラムの内部に温風を供給して上記被乾燥衣
類を乾燥させるものにあって、上記ドラムの内部に臨ん
で上記被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づく検出信
号を発する検出手段を具備し、そして、この検出手段か
ら入力される信号が連続状態で所定時間続いたときに異
常と判断し異常対応処理を行なう制御をする制御手段を
具備したのであるから、ドラムが回転されない異状が発
生したときの無駄な運転や布いたみ,危険事態の発生を
極力避けることができるという優れた効果が得られるも
のである。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は全体
の作用を示したフローチャート、第2図は全体の縦断側
面図、第3図は概略電気構成図、第4図は各信号の変化
を示した波形図である 図面中、4はドラム、10はモータ、11は温風供給装置、
14はファン、16はヒータ、19はモータ、25はマイクロコ
ンピュータ(制御手段)、31は検出手段を示す。
の作用を示したフローチャート、第2図は全体の縦断側
面図、第3図は概略電気構成図、第4図は各信号の変化
を示した波形図である 図面中、4はドラム、10はモータ、11は温風供給装置、
14はファン、16はヒータ、19はモータ、25はマイクロコ
ンピュータ(制御手段)、31は検出手段を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】被乾燥衣類を収容して回転駆動されるドラ
ムを具え、このドラムの内部に温風を供給して前記被乾
燥衣類を乾燥させるものであって、前記ドラムの内部に
臨んで前記被乾燥衣類と接触しこの接触如何に基づく検
出信号を発する検出手段と、この検出手段から入力され
る信号が連続状態で所定時間続いたときに異常と判断し
異常対応処理を行なう制御をする制御手段とを具備した
ことを特徴とする衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2168690A JP2740039B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2168690A JP2740039B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458998A JPH0458998A (ja) | 1992-02-25 |
JP2740039B2 true JP2740039B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
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