JP2738170B2 - 開閉器用操作器 - Google Patents
開閉器用操作器Info
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
閉路状態と開路状態と接地状態との3つの状態をとる3
ポジション断路器等を操作するのに適した開閉器用操作
器に関するものである。
を操作する従来の操作器として、電動機により駆動され
る駆動軸と、該駆動軸と直交する方向に伸びる回転軸
と、駆動軸の回転を回転軸に伝達する機構と、回転軸の
回転を断路器用クラッチを介して出力軸に伝える出力伝
達機構と、接地開閉器用の手動操作軸の回転を接地開閉
器用クラッチを介して出力軸に伝達する手動操作機構と
を備えたものがある。この操作器の出力軸には出力レバ
ーが取付けられていて、該出力レバーがリンク機構を介
して断路器の操作入力軸に連結される。
部分を開閉操作する場合には、電動機等により駆動軸を
回転させて回転軸を回転させ、該回転軸の回転を断路器
用クラッチを介して出力軸に伝達する。このとき出力リ
ンクは、断路器を閉路する位置と断路器を開路する位置
との間を回動する。
器用クラッチを切り、接地開閉器用クラッチをつないだ
状態で手動操作軸を回転させることにより出力軸を回転
させる。このとき出力リンクは、接地開閉器を開く位置
(断路器の開路位置と同じ)と接地開閉器を閉じる位置
との間を回動する。
動軸が回転軸及び出力軸の軸線方向に対して直角な方向
に伸びるように配置されていたため、操作器の幅寸法が
大きくなるのを避けられなかった。
では、断路器用クラッチと接地開閉器クラッチとを必要
とるため、構造が複雑になるのを避けられなかった。ま
た接地開閉器を操作する場合にはクラッチを操作する必
要があるため、操作が面倒であった。
ができるようにした開閉器用操作器を提供することにあ
る。
して構造を簡単にし、操作を容易にした開閉器用操作器
を提供することにある。
に平行に配置されてフレームに回転自在に支持された第
1及び第2のネジ棒と、第1及び第2のネジ棒にそれぞ
れねじ結合された雌ネジ部を有し、移動範囲が規制され
た第1及び第2の可動部材と、一端及び他端がそれぞれ
第1及び第2の可動部材に回動自在に結合されたリンク
と、リンクに回動自在に結合された出力ロッドと、第1
及び第2のネジ棒をそれぞれ回転駆動する第1及び第2
の駆動機構とを備えて構成される。
第2の可動部材を移動範囲の一端側に位置させた状態
で、第1のネジ棒を回転させて第1の可動部材を移動範
囲の一端から他端に移動させることにより、出力ロッド
を第1の位置から第2の位置まで変位させることがで
き、次いで第2のネジ棒を回転させて第2の可動部材を
移動範囲の一端から他端に移動させることにより、出力
ロッドを第2の位置から第3の位置まで変位させること
ができる。従って可動接触子が3位置をとる3ポジショ
ン断路器を操作することができる。この場合、断路器部
を操作するための駆動力の入力部と、接地用開閉器部を
操作するための駆動力の入力部とは独立しているため、
断路器の操作と接地開閉器の操作とを切り換えるための
クラッチ機構を設ける必要がなく、構造を簡単にするこ
とができる。
動軸)と出力ロッドとを同方向に配置することができ、
従来の操作器のように駆動軸と出力軸とを直交させて配
置する必要がないため、操作器の幅寸法の縮小を図るこ
とができる。
モータを接続すれば操作器の駆動方式を電動式とするこ
とができ、ネジ棒に手動操作ハンドルを取付ければ駆動
方式を手動式とすることができるため、断路器及び接地
開閉器をともに電動操作または手動操作としたり、断路
器及び接地開閉器の一方及び他方をそれぞれ電動操作及
び手動操作としたりすることができ、操作器の駆動方式
に多様性を持たせることができる。また各ネジ棒の一端
をモータに連結した状態で、各ネジ棒の他端に操作ハン
ドルを取付けることにより、電動操作と手動操作とを併
用することもできる。
例を示したもので、これらの図において、1は互いに平
行に配置された1対の矩形状の板1a,1bと、これら
の板の4隅にそれぞれ配置されて両板の間を連結する角
柱状の連結部材1Cとから成るフレームである。図1
(A)に示したように、フレームの一方の板1aの中央
部には窓部1a1が設けられている。板1a,1bの間を
互いに平行に伸びるように第1及び第2のネジ棒2A及
び2Bが設けられ、これらのネジ棒の一端及び他端はそ
れぞれ板1a及び1bを貫通した状態で、それぞれの板
に軸受を介して支持されている。
Bを介してモータ4A,4Bが取付けられ、これらのモ
ータの出力軸は、取り付け台3A,3B内で、板1aを
貫通した第1及び第2のネジ棒2A及び2Bの一端にそ
れぞれカップリング5A及び5Bを介して連結されてい
る。
ガイド孔602(図1B参照)とを有する第1及び第2
の可動部材で、これらの可動部材6A及び6Bの雌ネジ
部601,601はそれぞれ第1及び第2のネジ棒2A
及び2Bのネジ部201,201にねじ結合されてい
る。また第1及び第2の可動部材6A及び6Bのガイド
孔602は、板1a,1bに両端が固定されたガイド棒
7A,7Bと摺動自在に嵌合されている。これらのガイ
ド棒により、可動部材6A及び6Bが、ネジ棒2A及び
2Bの軸線方向にのみ変位し得るようにガイドされてお
り、ネジ棒2A及び2Bの回転に伴って可動部材6A及
び6Bがそれぞれネジ棒の軸線方向に沿って直線移動す
るようになっている。第1及び第2の可動部材6A及び
6Bの移動範囲はフレーム1の板1a,1bにより規制
されている。即ち、板1a,1bは可動部材6A,6B
の移動範囲を規制するストッパとして機能する。
それぞれリンク8の一端及び他端が回動自在に結合され
ている。図示の例では対のリンク8が可動部材6A,6
Bを間に挟むように配置されていて、第1及び第2の可
動部材6A及び6Bにそれぞれ固定された軸9A及び9
Bが、対のリンク8,8の両端にそれぞれ設けられた長
孔8aに嵌合され、これらの軸9A,9Bを介してリン
ク8,8が可動部材6A,6Bに回動自在に結合されて
いる。
され、この連結子の一端は、リンク8,8の中央部にピ
ン11を介して回動自在に結合されている。尚図1
(B)に示された12は、連結子10とリンク8,8と
の間に挿入されたスペーサである。連結子10は、その
他端がフレーム1の板1aの窓部1a1内を通してモータ
側に指向するように配置され、該連結子10の他端に
は、モータ4A,4Bの間に配置された出力ロッド13
の一端がねじ結合等により固定されている。
には角柱状の操作ハンドル取付け部2a,2bが設けら
れ、これらの取付け部には、図2に示すような操作ハン
ドル14を取付け得るようになっている。即ち、この例
では、ネジ棒2A,2Bをモータ4A,4B及び操作ハ
ンドル14のいずれによっても回転させることができる
ようになっている。
により3ポジション断路器DESを操作する場合の動作
を説明したもので、この断路器は、軸15により回動自
在に支持された可動接触子16と、断路器用の固定接触
子17と、接地開閉器用の固定接触子18とを備えてい
る。出力ロッド13の他端は、可動接触子16の中間部
に回動自在に(出力ロッドと可動接触子との間に相対的
な回動運動を許容する状態で)連結されている。
動部材6A及び6Bがともにフレームの板1a側に位置
しており、この状態では、可動接触子16が「入」位置
にあって接触子17に接触し、3ポジション断路器DE
Sの断路器部分が閉路している。
させて第1のネジ棒2Aを一方向に回転させると、第1
の可動部材6Aがフレームの板1b側に移動する。これ
により出力ロッド13がフレーム1側に移動し、3ポジ
ション断路器DESの可動接触子16が固定接触子17
と18との間の「切」位置に変位する。これにより断路
器が開路する。
させて第2のネジ棒2Bを一方向に回転させると、第2
の可動部材2Bがフレームの板1b側に移動し、出力ロ
ッド13が更にフレーム1側に移動する。これにより可
動接触子16が図3(C)に示す「接地」位置に変位し
て接地開閉器用の固定接触子18に接触する。
路状態にするには、まず第2のネジ棒2Bを回転させて
第2の可動部材6Bを板1a側に移動させ、図3(B)
に示すように可動接触子16を「切」位置に変位させ
る。次いで第1のネジ棒2Aを回転させて第2の可動部
材6Aを板1a側に移動させ、可動接触子16を図3
(A)に示す「入」位置に変位させる。
から図3(B)の過程を経ずに第2のネジ棒2Bを回転
させて第2の可動部材6Bを板1b側に移動させようと
しても、リンク8がつっぱっるため可動部材6Bを移動
させることができない。従って、断路器が閉路している
状態から直接接地状態に切り替えることはできない。同
様に、接地状態から閉路状態に直接切り替えることもで
きない。従って、断路器部と接地用開閉器部との間のイ
ンターロックを自動的に図ることができる。
たように、可動部材6Aの移動範囲の両端を検出するリ
ミットスイッチLS1a及びLS1bを設け、可動部材6B
の移動範囲の両端を検出するリミットスイッチLS2a及
びLS2bを設けると、可動部材6Aがリミットスイッチ
LS1a及びLS1bをそれぞれ動作させる位置まで移動し
たときにモータ4Aを停止させ、可動部材6Bがリミッ
トスイッチLS2a及びLS2bをそれぞれ動作させる位置
まで移動したときにモータ4Bを停止させるように制御
することができる。この場合には、リミットスイッチL
S1a,LS1b及びLS2a,LS2bにより可動部材6A及
び6Bの移動範囲が規制される。
する駆動力を与える入力部と接地用開閉器を操作する駆
動力を与える入力部とが独立しているため、クラッチ機
構を設けることなく、3ポジション断路器の断路器部と
接地用開閉器部とをそれぞれ操作する操作器を得ること
ができる。また駆動軸である第1及び第2のネジ棒の軸
線方向と出力ロッド13の軸線方向とがほぼ同方向であ
るので、操作器の幅方向寸法を縮小することができる。
モータにより駆動するとしたが、手動ハンドルによりこ
れらのネジ棒を操作することもできる。またモータを取
り外して、手動ハンドルのみによりネジ棒を操作する構
成とすることもできる。
が与えられるネジ棒と出力ロッドとを同方向に配置する
ことができるため、操作器の幅寸法の縮小を図ることが
できる利点がある。
に変位させることができるため、3ポジション断路器を
操作することができる。この場合、断路器部を操作する
ための駆動力の入力部と、接地用開閉器部を操作するた
めの駆動力の入力部とが独立しているため、断路器の操
作と接地開閉器の操作とを切り換えるためのクラッチ機
構を設ける必要がなく、構造を簡単にすることができ
る。
駆動手段としてモータ及び手動操作ハンドルのいずれを
も使用することができる。従って、断路器及び接地開閉
器をともに電動操作または手動操作としたり、断路器及
び接地開閉器の一方及び他方をそれぞれ電動操作及び手
動操作としたりすることができ、操作器の駆動方式に多
様性を持たせることができる利点がある。
た側面図、(B)は図(A)のY−Y線断面図である。
する説明図である。
棒、4A,4B…モータ、6A…第1の可動部材、6B
…第2の可動部材、8…リンク、13…出力ロッド。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに平行に配置されてフレームに回転
自在に支持された第1及び第2のネジ棒と、 前記第1及び第2のネジ棒にそれぞれねじ結合された雌
ネジ部を有し、移動範囲が規制された第1及び第2の可
動部材と、 一端及び他端がそれぞれ前記第1及び第2の可動部材に
回動自在に結合されたリンクと、 前記リンクに回動自在に結合された出力ロッドと、 前記第1及び第2のネジ棒をそれぞれ回転駆動する第1
及び第2の駆動機構とを備えたことを特徴とする開閉器
用操作器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171252A JP2738170B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 開閉器用操作器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171252A JP2738170B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 開閉器用操作器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9103117A Division JP3042445B2 (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 開閉器用操作器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0660775A JPH0660775A (ja) | 1994-03-04 |
JP2738170B2 true JP2738170B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=15919879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3171252A Expired - Fee Related JP2738170B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 開閉器用操作器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2738170B2 (ja) |
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CN102945766A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-02-27 | 常州太平洋电力设备(集团)有限公司 | 用于充气柜的三工位操作装置 |
CN104269286B (zh) * | 2014-09-26 | 2016-08-24 | 陕西得瑞电力设备有限责任公司 | 一种三位置操作机构 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-07-11 JP JP3171252A patent/JP2738170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0660775A (ja) | 1994-03-04 |
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