[go: up one dir, main page]

JP2737135B2 - 鍵盤フレームの取付構造 - Google Patents

鍵盤フレームの取付構造

Info

Publication number
JP2737135B2
JP2737135B2 JP63018221A JP1822188A JP2737135B2 JP 2737135 B2 JP2737135 B2 JP 2737135B2 JP 63018221 A JP63018221 A JP 63018221A JP 1822188 A JP1822188 A JP 1822188A JP 2737135 B2 JP2737135 B2 JP 2737135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard frame
boss
screw
frame
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63018221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01191896A (ja
Inventor
孝道 増渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP63018221A priority Critical patent/JP2737135B2/ja
Publication of JPH01191896A publication Critical patent/JPH01191896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2737135B2 publication Critical patent/JP2737135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電子楽器等の鍵盤フレームのケースへの
取付構造に関し、ケースに鍵盤フレームをネジにより固
定するに際して、そのネジがねじ込まれるボス部のねじ
込み面に少なくとも2つの角度からそのネジの頭部が垂
直に当接するように、該ボス部のねじ込み面を形成する
ことにより、安定したネジ結合を可能としたものであ
る。
[従来の技術] 従来のこの種の鍵盤フレームの取付構造としては、例
えば第3図に示すような構造が知られている。
第3図において、11は電子楽器の本体の一部を構成す
る上ケースであり、13はこの上ケース11に固定された鍵
盤フレームである。水平面(例えばその本体下面)に対
して所定角度だけ傾斜して設けられている上ケース11の
下面には下方に向かってボス15が該下面に対して垂直に
(図中α)突設されている。上ケース11の表面にはスイ
ッチ類がディスプレイとともに配設されるもので、通常
演奏者が視認し易いように前方に向かってわずかに傾け
ているからである。
また、このボス15は上ケース11と一体に成形されてい
るもので、ボルト17がねじ込まれるものである。
一方、複数の鍵が配列される鍵盤フレーム13は演奏の
都合上水平に配設されるもので、上記ボルト17をボス15
にねじ込むことによって上ケース11の下方に固定されて
いる。すなわち、鍵盤フレーム13の後端部は上記ボス15
とボルト17の頭部との間にあってこれらに挟圧されて固
定されているのである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の鍵盤フレームの取付
構造にあっては、ネジの頭部の底面は平坦であり、か
つ、この底面が当接係合するフレームの取付、当接面も
平坦であった。そして、ネジはフレームに対して垂直で
はなく斜めにボスにねじ込まれることがある。従って、
この場合、ネジ頭部の底面が片当りしてしまい、該鍵盤
フレームの組立に際してねじ込みが緩かったりする。そ
の結果、組立後、ケースに対して鍵盤フレームがずれた
り、ガタついたりするという問題点が生じていた。
そこで、この発明は、ネジの頭部底面の片当りを防止
して、鍵盤フレームの組立を確実に行え、組立後フレー
ムのガタツキ、ズレを防止することをその目的としてい
る。
[問題点を解決するための手段] この発明は、ケースと、このケースに固定される鍵盤
フレームと、この鍵盤フレームに一体に形成されたボス
部と、このボス部のねじ込み面にねじ込まれるネジとを
備え、このねじ込み面にネジの頭部を当接させるまでネ
ジをボス部にねじ込むことにより、ケースに鍵盤フレー
ムを固定するようにした鍵盤フレームの取付構造におい
て、少なくとも2つの角度でネジをねじ込んだ際、ネジ
の軸部がこのねじ込み面に対して垂直となるように、ボ
ス部のねじ込み面を形成した鍵盤フレームの取付構造を
提供するものである。
[作用] この発明に係る鍵盤フレームの取付構造にあっては、
ボス部にネジをねじ込むことにより鍵盤フレームをケー
スに固定する。
この場合、ネジの頭部が当接する当接面においては、
該ネジは少なくとも2つの角度から当接面に対して垂直
に当接することができる。
この結果、たとえケースに対して鍵盤フレームが所定
の角度をもって配設され、ネジでこれらを固定しなけれ
ばならないときにも、そのネジによる固定は確実なもの
とすることが容易になっていて、鍵盤フレームを安定し
て固定することができるものである。
また、ボス部と鍵盤フレームとを一体に形成している
ため、ねじ止め時にボス部が移動せず、その作業性が高
い。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1実施例 第1図はこの発明に係る鍵盤フレームの取付構造の第
1実施例を示すものである。
この図に示すように、電子鍵盤楽器の本体を構成する
上ケース21と下ケース23とは組立られて箱状に形成され
ている。下ケース23は平坦に形成された下面を有するの
に対し、上ケース21は該水平に載置される下ケース23下
面に対して所定角度だけ傾斜してその前方が低くなるよ
うに形成されている。上ケース21の上面にはディスプレ
イインジケータ、スイッチ等が配設されるからである。
鍵盤フレーム25はほぼ水平にこの上下ケース21、23に
固定されるもので、そのフレーム25の上側より複数の鍵
27、29からなる鍵盤が取り付けられる。
鍵盤フレーム25の前端部は上記下ケース23より上方に
向かって突出したボス31にネジ33によって固定されてい
る。また、鍵盤フレーム25の後端部は上記上ケース21の
前端側下面より垂直に下方に向かって突出して設けられ
たボス35にネジ37によって固定されている。このネジ37
は上記重ね合わされた各鍵27、29の後端部をボス35に共
締めするものである。
ここで、上記ボス35はこれらの鍵盤フレーム25及び鍵
後端部に対して所定角度だけ傾斜して配設されている。
これに対して、上記鍵盤フレーム25の後端側には、該
鍵後端部を固定するためのフレームボス部41がボス35に
対向して形成されている。鍵盤フレーム25と一体に成形
されたこのフレームボス部41は、下方に向かって突出し
てその垂直断面が半円形に形成されており、かつ、その
ボス部41には上下方向にネジ37の径よりも大径の孔43が
形成されている。すなわち、鍵盤フレーム25の後端部に
は下方に向かって突出した半球状のフレームボス部41が
一体に形成されているのである。
従って、以上の構成に係る鍵盤フレームの取付構造に
あっては、ネジ37をボス35にねじ込み鍵盤フレーム25を
上ケース21に固定するものである。
この場合、ネジ37の軸部はこのフレームボス部41の孔
43を遊嵌されてボス35にねじ込まれる。そして、このと
き、上述のように、ネジ37の頭部(皿部)底面が当接す
るフレームボス部41の下面は所定の曲率で円弧状に形成
されているため、ネジ37の頭部底面が片当りすることな
く垂直にこの円弧状下面に当接している。
この結果、ボス35が如何なる角度に傾斜していてもネ
ジ37は片当りすることなく垂直にねじ込むことができ、
鍵盤フレーム25及び鍵27、29の後端部の固定が強固に行
えることとなっている。
また、もちろん、上ケース21のボス35がもし鍵盤フレ
ーム25に対して垂直に形成されていた場合には、該フレ
ームボス部41の円弧状下面によってネジ37は同様に強固
に固定するものである。
第2実施例 第2図はこの発明の第2実施例に係る鍵盤フレームの
取付構造を示すその断面図である。
この実施例にあっては、上ケース61のボス63が鍵盤フ
レーム65に対して垂直に形成されているものである。鍵
盤フレーム65の後端部には一体的に成形してなる半球形
のフレームボス部67が設けられている。
従って、ネジ69は垂直にこのフレームボス部67を通っ
てボス63にねじ込まれることになる。
その他の構成、作用は上記実施例と同様であり、省略
する。
なお、鍵盤フレームに一体としてボス部材を形成する
場合、その下面は円弧面で形成し、その中央部に下方に
向かって断面積が徐々に大きくなるテーパ孔を形成して
も良い。このテーパ孔にはボルトが遊挿されるもので、
テーパ孔の上端開口はこのボルトの軸部の径とほぼ同等
の大きさの径を有して形成される。
この場合、ボルトはボス(被固定部)の傾斜角度に対
応してねじ込まれるが、円弧状下面によってボルト頭部
底面は常に垂直にこの円弧状下面に当接している。
[効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、ネジの
頭部底面の片当りを防止して、鍵盤フレームの組立を確
実に行え、組立後フレームのガタツキ、ズレを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る鍵盤フレームの取付構造の第1
実施例を示すその縦断面図、 第2図はこの発明の第2実施例に係る鍵盤フレームを示
すその縦断面図、 第3図は従来の鍵盤フレームの取付構造に係る取付部を
示すその縦断面図である。 21……上ケース、 25……鍵盤フレーム、 37……ネジ、41 ……フレームボス部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、 このケースに固定される鍵盤フレームと、 この鍵盤フレームに一体に形成されたボス部と、 このボス部のねじ込み面にねじ込まれるネジとを備え、 このねじ込み面にネジの頭部を当接させるまでネジをボ
    ス部にねじ込むことにより、ケースに鍵盤フレームを固
    定するようにした鍵盤フレームの取付構造において、 少なくとも2つの角度でネジをねじ込んだ際、ネジの軸
    部がこのねじ込み面に対して垂直となるように、ボス部
    のねじ込み面を形成したことを特徴とする鍵盤フレーム
    の取付構造。
JP63018221A 1988-01-27 1988-01-27 鍵盤フレームの取付構造 Expired - Fee Related JP2737135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63018221A JP2737135B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 鍵盤フレームの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63018221A JP2737135B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 鍵盤フレームの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01191896A JPH01191896A (ja) 1989-08-01
JP2737135B2 true JP2737135B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=11965589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63018221A Expired - Fee Related JP2737135B2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 鍵盤フレームの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2737135B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6667136B2 (ja) * 2016-01-20 2020-03-18 カシオ計算機株式会社 機器ケース、電子機器および電子楽器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133939Y2 (ja) * 1971-01-22 1976-08-23
JPS55102409U (ja) * 1979-01-11 1980-07-17
JPS5830514A (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 堀口 「とし」男 傾斜面に於ける締結装置
JPH0310412Y2 (ja) * 1985-02-22 1991-03-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01191896A (ja) 1989-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3927292B2 (ja) ユーザ設置ユニット固定装置
JP2694650B2 (ja) 車両用バンパの構造
JP2737135B2 (ja) 鍵盤フレームの取付構造
US5583743A (en) Appliance housing and speakers mounted thereto
US4306701A (en) Rear view mirror mounting arrangement
US20070105419A1 (en) Electrical connector assembly
CN1143199C (zh) 能确保键盘主体与罩壳定位、固定的键盘装置
JP4135296B2 (ja) 鍵盤装置
JPS645122Y2 (ja)
JPH0350420Y2 (ja)
JP2001239859A (ja) メータ装置の取付構造
US5650581A (en) Jack base for electric musical instruments
JP4018379B2 (ja) 配線用ボックス装置
JPH0424542Y2 (ja)
JPS5837032Y2 (ja) 時計に於けるガラス板の受け構造
RU2025580C1 (ru) Анкерное крепежное устройство
JPS6327393Y2 (ja)
JPH0224154Y2 (ja)
JPH0247880Y2 (ja)
JPH0410120Y2 (ja)
JPS585267Y2 (ja) 掛時計の文字板の保護板
JP2001178572A (ja) 棚の取付構造
JP2702459B2 (ja) ポール付ポスト用受皿
KR950005684Y1 (ko) 디지탈 피아노의 햄머암 브라켓 체결구조
KR19990018095U (ko) 냉장고의 인너케이스용 부시

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees