JP2736776B2 - 水洗式便器 - Google Patents
水洗式便器Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/12—Swivel-mounted bowls, e.g. for use in restricted spaces slidably or movably mounted bowls; combinations with flushing and disinfecting devices actuated by the swiveling or sliding movement of the bowl
- E03D11/125—Height adjustable bowls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K13/00—Seats or covers for all kinds of closets
- A47K13/10—Devices for raising and lowering, e.g. tilting or lifting mechanisms; Collapsible or rotating seats or covers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03C—DOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
- E03C1/00—Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
- E03C1/12—Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
- E03C1/32—Holders or supports for basins
- E03C1/322—Holders or supports for basins connected to the wall only
- E03C1/324—Holders or supports for basins connected to the wall only adjustable
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
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- E03D11/13—Parts or details of bowls; Special adaptations of pipe joints or couplings for use with bowls, e.g. provisions in bowl construction preventing backflow of waste-water from the bowl in the flushing pipe or cistern, provisions for a secondary flushing, for noise-reducing
- E03D11/16—Means for connecting the bowl to the floor, e.g. to a floor outlet
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S4/00—Baths, closets, sinks, and spittoons
- Y10S4/02—Disappearing bowl
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は水洗式便器に関する。特に、この水洗式便
器は、低位置と高位置間で可動する水力作動水圧シリン
ダーと、送水パイプに接続した水洗通路と、前記水洗通
路と前記送水パイプとの間に介在した伸縮自在パイプ
と、延伸パイプを介し排出ダクトに接続した出口パイプ
を具えている。 〔従来の技術〕 米国特許第3,605,134号に開示された水洗式便器によ
れば、水力作動シリンダーは送水パイプに選択自在に接
続可能な二っのチャンバーを有している。この水洗式便
器の欠陥は多量の水を消費することである。実際に、そ
のシリンダーは、水を上昇させるための水補給および水
を下降させるための別の水補給を必要とする。シリンダ
ーのチャンバーから排水された水は、更に排出パイプに
直接排水され、こうして無駄に使われる。更に、水圧シ
リンダーの使用は、可動部材による押さえとシリンダー
の密封により故障や漏水のリスクをもたらす。 〔発明の構成と作用〕 この発明に係る水洗式便器によれば、水力作動水圧シ
リンダーは、三方弁を介し送水パイプと水洗通路に選択
自在に接続できる伸縮自在のシリンダーであって、その
伸縮自在のシリンダーと三方弁との間にパイプを介在さ
せたことに特徴をもつ。この水洗式便器は、たった一つ
のチャンバーのみをもつ水圧シリンダーが高位置にその
シリンダーを上昇させる場合に限り水の補給を必要とす
るので、かなりの水が節約される。更に、シリンダーに
残している水は、水洗通路に送水され、それによって排
出パイプに排出される前に便器内を清浄にする。 更に、この伸縮自在の水圧シリンダーは、どのような
摩擦部材も使用していないので、摩耗の危険はない。 この発明の一実施例によれば、水洗式便器は、それが
低位置にある場合、支持するためのストッパーを具えた
固定基台と、高・低の位置間で上下移動するためのガイ
ド手段を具え、前記伸縮自在シリンダーは前記便器と固
定基台の間に配設されている。 このような構成の下で、便器はその位置がどこにあっ
ても、安定して保持されおり、使用者にとって極めて安
全である。 水圧シリンダーが入ってくる過剰な水量を防止するた
め、この水圧シリンダーの上下端の間に可動制限部材を
配設することが好ましく、この可動制限部材は、例え
ば、便器が頂部位置に到達する時伸張されるケーブルに
よって形成される。 かくて、この伸縮自在水圧シリンダーは、水圧により
偶発的に損傷することはありえない。 この発明の第2実施例によれば、便器は、床に配設さ
れる基台と便器下面に固定したプレートとの間に、互い
にヒンジされた少なくとも二つのアームを有し、この二
つのアームの端は、基台とプレートにそれぞれヒンジさ
れた軸に対し同じ側面上に位置している。これに対し、
前記軸に対し他の側面で位置している端は、基台とプレ
ートにそれぞれ固定した摺動部で可動する。 便器が2組の平行アームを具えている場合、水圧シリ
ンダーはこれら二つの平行アームを共に接続する支持プ
レートと、前記基台とプレートをもつ部材グループ一つ
との間に配設可能である。 更に、同一ペアの二つのアームは、便器がその頂部位
置に到達する時、可動ストッパーの端に接触するように
構成した突出部材を設けることが望ましい。 これらの突出部材により、過剰な水が水圧シリンダー
に侵入するという危険は事実上除去され、従って水圧シ
リンダーの偶発的損傷はあり得ない。 便器が低位置と高位置の間でピボット軸支用に設けた
蓋をもつ場合、水圧シリンダーが低位置から高位置に便
器を可動する時、蓋がその低位置から高位置へピボット
回動により上昇できるよう、更に、水圧シリンダーが蓋
をその頂部から低位置に可動する時、蓋がその高位置か
ら低位置へピボット回動により下降できるようにした自
動制御手段を設けることもできる。 かくて、便器が高位置になると、蓋は自動的に上昇す
る。この場合、蓋を手で持ちあげる必要はない。それ
故、使用者(男子)が便器を小便用として使用する場
合、尿は通常通り便器内に放尿される。 制御手段は、好ましくはヒンジ軸の後方で蓋に延伸す
る突出部材と、一端が突出部材に固定した第1ケーブル
と、他端が同様に突出部材に固定した第2ケーブルと、
蓋が上昇位置にある時、突出部材が抵抗するようにした
ストッパーを具える。なお、第1ケーブルの他端は、便
器の前面に設けた第1固定スプリングに接続しており、
一方、第2ケーブルの他端は、便器の後面に設けた第2
固定スプリングに接続している。そして、第1固定スプ
リングは、第2固定スプリングより抵抗力が強い。ま
た、この制御手段は、便器が低位置から離間すると、第
1ケーブルは伸張され、第2ケーブルは、便器が高位置
に達する前に伸張され、そして突出部材がストッパーに
対し押圧する場合、第1固定スプリングは第2固定スプ
リングの後で緊張するように構成されている。 更に、この発明に係る水洗式便器は、貯水タンクを具
えることもできる。この貯水タンクは便器に固定しても
独立させてもよい。いずれの場合も水洗通路の上流側に
設ける。また、貯水タンクは、水洗に必要な十分な水量
を流すだけの配管設備を講じておくことが肝要である。
また便器の排出パイプに研磨手段を設けておくこともで
きる。 〔実施例〕 以下に、この発明の実施例を添付図面に基ずいて説明
する。 図において、水洗通路1は、パイプ5を介し、また水
補給部7、ハンドル8,流出部9を具えた従来の水洗系統
6を介し、パイプ2に接続している。この従来の水洗系
統は、その他のタンク等におきかえることもできる。 この発明の水洗式便器は、水力作動水圧シリンダー10
を具え、この水圧シリンダーは第1図に示す通り低位置
に可動することもできるし、第2図に示す通り高位置に
可動することもできる。更に、この水洗式便器は、パイ
プ2と5間に配設された伸縮ホース11と、出口パイプ3
と排出ダクト4を具えている。 この伸縮自在の水圧シリンダー10は、ペダル操作ある
いはリモートコントロール式のいずれにも適した三方弁
13(three position valve)を介し、送水パイプ2に選
択自在に接続している。 三方弁13は、水洗系統の流出部9に接続したパイプ14
および水圧シリンダー10に接続したパイプ15と、パイプ
5との接続部に位置しており、上記パイプ15は伸縮ホー
ス16を具える。三方弁13は、第1図に示す位置Iにある
場合パイプ2と5をパイプ14と15から断絶する。この場
合、水洗便器は、水洗系統の水補給部7のみが送水パイ
プ2に接続しているので、静止している。 一方、三方弁13は、第2図に示す位置IIにある場合、
パイプ15をパイプ2と5に接続し、パイプ14を断絶す
る。この場合、水は伸縮自在の水圧シリンダー10に引込
まれ、水を満たしながら便器は上昇してゆく。 便器は、20cm乃至30cmの間隔で上下移動可能である。
もちろん、この便器を所定位置で固定しておくことも可
能である。実際上、三方弁13が頂部位置に到達する前に
三方弁13を所与の時間位置Iにもどすだけでよい。 三方弁13は、パイプ14,15をパイプ2と5から断絶さ
せる間、また、その三方弁が第3図に示す位置IIIにあ
る時、パイプ14,15を接続させる。この場合、伸縮自在
水圧シリンダー内に含まれた水は、便器の重さだけで水
洗系統の流出部9に送り出され、かくて水洗通路1に直
接流れる。それによって便器は浄化される。三方弁13
は、もちろん便器を中間位置に固定するため位置Iに、
もどすこともできる。便器の下向速度は、三方弁13を適
宜制御することによって調節することができる。 伸縮シリンダー10の上下面は、便器が頂部位置に達す
る時にのみ伸張されるケーブルによって形成された可動
制限部材17によって支えられる。水圧シリンダー10に取
入れられた最大量の水は、かくて制限され、偶発的損傷
のリスクを回避する。 第1図と第2図に示す便器は、ストッパー19をもつ固
定台18を具えている。このストッパー19は、第1図に示
すような低位置にある場合、また二つの垂直ロッド20
(図面では、その1個のみ図示)が、低位置と高位置で
便器の側部を摺動する場合、便器の抑止手段となる。な
お、垂直ロッド20は便器の後端部に位置している。 第1図乃至第3図で明かな通り、伸縮自在シリンダー
10の下面は固定台18に固定され、その上面は、便器の下
面に取付けたプレートに固定される。 便器はまた、その背面に取付けた二つの垂直ロッド20
にそれぞれ嵌合するスリーブ21を具えている。これらの
垂直ロッド20は、可動制限部材に欠陥がある場合、第2
の安全手段を提供できるように上部ストッパー23を具え
ている。更に、この便器は、従来と同じように、軸25で
ヒンジされた便座24と、軸27で便座にヒンジされた蓋26
をもつ。便座24と蓋26は、それぞれの軸に対し同側面に
位置し、便器の表面に対し開閉自在となっている。 便座24は、第1図に示すように低位置に設定すること
もできるし、第2図に示すように高位置に設定すること
もできる。低位置の場合には、便座24は水平に配設さ
れ、一方高位置の場合、便座24は水洗系統6と略平行
に、起立し、上向きの便座24は低位置面より90度わずか
に起立した状態となっている。 好ましくは、蓋26を便座24に接続し、かつ双方を共に
可動させる手段(図示せず)を設けるのがよい。 更に、伸縮自在の水圧シリンダー10が便器を低位置か
ら高位置へ可動させる場合、便座24と蓋26を低位置から
高位置へ自動的に回動させ、また、便器が低位置にもど
った場合、上位便器と蓋を高位置から低位置へ自動的に
回動させる制御手段が設けられている。 以下に、この制御手段の構成を説明する。 制御手段は、軸25より便座24に延伸する突出部材28
と、一端が突出部材28に固定した第1ケーブル29と、他
端が同じく突出部材28に固定した第2ケーブル31と、便
座24が上昇位置にある場合、突出部材28が係合接触する
ストッパー33とを具えている。なお、第2ケーブル31の
一端は、基台18の背後に固定した第2スプリングに接続
されている。 ケーブル29と31は、便器の位置がどのような高さにあ
っても第1及び第2スプリング30と32が、垂直方向に延
伸するように構成したガイド部材34と35と協働する。そ
の長さは、便器がその低位置から離間するやいなや第1
ケーブル29が伸張するように、また、便器がその頂部位
置に到達する前に第2ケーブル31が伸張するように選択
可能である。 突出部材28がストッパー33に抗して接触する場合、第
1スプリング30が第2スプリング32の後で伸張するよう
に、第1スプリング30は第2スプリング32より大きい抵
抗力をもつ。水が伸縮自在の水圧シリンダー10内に送給
されると、便器は上昇し、直ちに第1ケーブル29を伸張
する。突出部材28は便座を上昇させながら第1図矢印F
方向に回動する。 便器が上昇を継続している間に、第2ケーブル31は伸
張し、第2スプリング32を伸張させる。それによって突
出部材28はストッパー33に接し、これに対し第1スプリ
ング30は、伸縮自在のシリンダーが十分に満水になるま
で伸張する。便座24はこの時上昇位置にあり、この上昇
位置で便座24は第2図に示す水洗系統6方向に僅かに傾
斜している。 もしパイプ15が水洗系統6の流出部9に接続している
ならば、水圧シリンダー10内の水は便器の重さで水洗通
路に送給される。 水圧シリンダーが空になり始める場合、まず最初に第
1スプリング30が完全にゆるみ、そしてケーブル29も僅
かにゆるみ、その後で第2スプリング32が便座24を僅か
に前方に傾斜させながら順次ゆるむ。すなわち、矢印F
の反対方向にピボット回動する。 この時、第2ケーブル31はゆるみ、これに対し便座の
重みの作用により再び伸張する第1ケーブル29は、便座
をその低位置にもどす。 なお、自動制御手段があっても、便座24をその低位置
から高位置へ手動により可動することもできる。 また、便座の制御手段を不操作の状態にするための手
段(図示せず)を設けることもできる。この時、便座は
便器が高位置にある時低位置のままの状態に保つことが
できる。 第4図と第5図は、この発明の他の実施例を示す。こ
の実施例は、便器が低位置と高位置の間で可動する場
合、それをガイドするためのガイド手段の構成の面で前
述の実施例と異る。 具体的に説明すると、便器は、床面の基台36と、便器
下面に固定したプレート37と、互いに平行した2組のア
ーム38,39(一組のみ図示されている)を具える。アー
ム38,39は、その端から等距離の軸40の周囲で互いにヒ
ンジされている。 この実施例では、アーム38,39の前端は、基台36とプ
レート37に対し、それぞれ41,42の部分でヒンジされて
いる。これにたいし、後端はプレート37と基台36にそれ
ぞれ固定した摺動部43,44に沿って可動する。 ヒンジ軸41,42の位置は、この発明の精神に逸脱しな
い限り、摺動部43,44の位置と代替可能である。 更に、伸縮自在水圧シリンダー10′は、ヒンジ軸40の
前方にあるアーム39の部分を接続するプレート37と支持
プレート45の間に介在している。水圧シリンダー10′と
三方弁13を接続するパイプ15′は、水圧シリンダー10′
の上面に開口し、便器に固定されている。 第4図,第5図に示す通り、水圧シリンダー10′は異
った位置で装着されている。水圧シリンダー10′はヒン
ジ軸40の後部にあるアーム38の部分を接続するプレート
37と支持プレートの間に配設することも出来るし、また
ヒンジ軸40の前方にあるアーム38の部分を接続する基台
36と支持プレートの間に配設することも出来るし、ある
いはまた、ヒンジ軸40の後部にあるアーム39の部分を接
続する基台36と支持プレートの間に配設することも出来
る。 アーム38,39は、便器が第5図に示す最高部に達する
と、互いに接触して衝程ストッパーとなるように構成し
た突出部材46,47をもつ。これらの突出部材により過剰
な水が水圧シリンダーに侵入するというリスクは完全に
除去される。 第4図と第5図に示す便器の高さ調節の操作方法は、
第1図と第2図に示す便器の場合と同じなので、その説
明は省略する。ここで簡単に付言しておきたい点は、第
4図に示す低位置から第5図に示す高位置に便器を可動
するためにパイプ15′を送水パイプ2に接続するだけで
十分である。そして、便器の重量の作用で便器を低位置
に戻すことができるようにパイプ14にパイプ15′を接続
すればよい。 上述した二つのタイプ水洗式便器は、個々の家庭,ア
パート,ホテル,病院,老人ホームその他公共の場所で
使用できるし、また身体障害者や老人に援護が必要なと
ころでは極めて有益である。この水洗式便器は、現存の
ものを取外し、交換することも可能である。この場合
は、現存の便器が水平出口をもつか、垂直出口をもつか
の問題だけである。いずれにせよ、この発明に係る水洗
式便器は、低価格で、迅速に従来のものと交換、設置す
ることが可能である。 なお、この水洗式便器の材料は、磁器でも、プラスチ
ック材でも、その他の剛性の材料でもよい。また、必要
な場合は、排出ダクトに粉砕手段を設けてもよい。
器は、低位置と高位置間で可動する水力作動水圧シリン
ダーと、送水パイプに接続した水洗通路と、前記水洗通
路と前記送水パイプとの間に介在した伸縮自在パイプ
と、延伸パイプを介し排出ダクトに接続した出口パイプ
を具えている。 〔従来の技術〕 米国特許第3,605,134号に開示された水洗式便器によ
れば、水力作動シリンダーは送水パイプに選択自在に接
続可能な二っのチャンバーを有している。この水洗式便
器の欠陥は多量の水を消費することである。実際に、そ
のシリンダーは、水を上昇させるための水補給および水
を下降させるための別の水補給を必要とする。シリンダ
ーのチャンバーから排水された水は、更に排出パイプに
直接排水され、こうして無駄に使われる。更に、水圧シ
リンダーの使用は、可動部材による押さえとシリンダー
の密封により故障や漏水のリスクをもたらす。 〔発明の構成と作用〕 この発明に係る水洗式便器によれば、水力作動水圧シ
リンダーは、三方弁を介し送水パイプと水洗通路に選択
自在に接続できる伸縮自在のシリンダーであって、その
伸縮自在のシリンダーと三方弁との間にパイプを介在さ
せたことに特徴をもつ。この水洗式便器は、たった一つ
のチャンバーのみをもつ水圧シリンダーが高位置にその
シリンダーを上昇させる場合に限り水の補給を必要とす
るので、かなりの水が節約される。更に、シリンダーに
残している水は、水洗通路に送水され、それによって排
出パイプに排出される前に便器内を清浄にする。 更に、この伸縮自在の水圧シリンダーは、どのような
摩擦部材も使用していないので、摩耗の危険はない。 この発明の一実施例によれば、水洗式便器は、それが
低位置にある場合、支持するためのストッパーを具えた
固定基台と、高・低の位置間で上下移動するためのガイ
ド手段を具え、前記伸縮自在シリンダーは前記便器と固
定基台の間に配設されている。 このような構成の下で、便器はその位置がどこにあっ
ても、安定して保持されおり、使用者にとって極めて安
全である。 水圧シリンダーが入ってくる過剰な水量を防止するた
め、この水圧シリンダーの上下端の間に可動制限部材を
配設することが好ましく、この可動制限部材は、例え
ば、便器が頂部位置に到達する時伸張されるケーブルに
よって形成される。 かくて、この伸縮自在水圧シリンダーは、水圧により
偶発的に損傷することはありえない。 この発明の第2実施例によれば、便器は、床に配設さ
れる基台と便器下面に固定したプレートとの間に、互い
にヒンジされた少なくとも二つのアームを有し、この二
つのアームの端は、基台とプレートにそれぞれヒンジさ
れた軸に対し同じ側面上に位置している。これに対し、
前記軸に対し他の側面で位置している端は、基台とプレ
ートにそれぞれ固定した摺動部で可動する。 便器が2組の平行アームを具えている場合、水圧シリ
ンダーはこれら二つの平行アームを共に接続する支持プ
レートと、前記基台とプレートをもつ部材グループ一つ
との間に配設可能である。 更に、同一ペアの二つのアームは、便器がその頂部位
置に到達する時、可動ストッパーの端に接触するように
構成した突出部材を設けることが望ましい。 これらの突出部材により、過剰な水が水圧シリンダー
に侵入するという危険は事実上除去され、従って水圧シ
リンダーの偶発的損傷はあり得ない。 便器が低位置と高位置の間でピボット軸支用に設けた
蓋をもつ場合、水圧シリンダーが低位置から高位置に便
器を可動する時、蓋がその低位置から高位置へピボット
回動により上昇できるよう、更に、水圧シリンダーが蓋
をその頂部から低位置に可動する時、蓋がその高位置か
ら低位置へピボット回動により下降できるようにした自
動制御手段を設けることもできる。 かくて、便器が高位置になると、蓋は自動的に上昇す
る。この場合、蓋を手で持ちあげる必要はない。それ
故、使用者(男子)が便器を小便用として使用する場
合、尿は通常通り便器内に放尿される。 制御手段は、好ましくはヒンジ軸の後方で蓋に延伸す
る突出部材と、一端が突出部材に固定した第1ケーブル
と、他端が同様に突出部材に固定した第2ケーブルと、
蓋が上昇位置にある時、突出部材が抵抗するようにした
ストッパーを具える。なお、第1ケーブルの他端は、便
器の前面に設けた第1固定スプリングに接続しており、
一方、第2ケーブルの他端は、便器の後面に設けた第2
固定スプリングに接続している。そして、第1固定スプ
リングは、第2固定スプリングより抵抗力が強い。ま
た、この制御手段は、便器が低位置から離間すると、第
1ケーブルは伸張され、第2ケーブルは、便器が高位置
に達する前に伸張され、そして突出部材がストッパーに
対し押圧する場合、第1固定スプリングは第2固定スプ
リングの後で緊張するように構成されている。 更に、この発明に係る水洗式便器は、貯水タンクを具
えることもできる。この貯水タンクは便器に固定しても
独立させてもよい。いずれの場合も水洗通路の上流側に
設ける。また、貯水タンクは、水洗に必要な十分な水量
を流すだけの配管設備を講じておくことが肝要である。
また便器の排出パイプに研磨手段を設けておくこともで
きる。 〔実施例〕 以下に、この発明の実施例を添付図面に基ずいて説明
する。 図において、水洗通路1は、パイプ5を介し、また水
補給部7、ハンドル8,流出部9を具えた従来の水洗系統
6を介し、パイプ2に接続している。この従来の水洗系
統は、その他のタンク等におきかえることもできる。 この発明の水洗式便器は、水力作動水圧シリンダー10
を具え、この水圧シリンダーは第1図に示す通り低位置
に可動することもできるし、第2図に示す通り高位置に
可動することもできる。更に、この水洗式便器は、パイ
プ2と5間に配設された伸縮ホース11と、出口パイプ3
と排出ダクト4を具えている。 この伸縮自在の水圧シリンダー10は、ペダル操作ある
いはリモートコントロール式のいずれにも適した三方弁
13(three position valve)を介し、送水パイプ2に選
択自在に接続している。 三方弁13は、水洗系統の流出部9に接続したパイプ14
および水圧シリンダー10に接続したパイプ15と、パイプ
5との接続部に位置しており、上記パイプ15は伸縮ホー
ス16を具える。三方弁13は、第1図に示す位置Iにある
場合パイプ2と5をパイプ14と15から断絶する。この場
合、水洗便器は、水洗系統の水補給部7のみが送水パイ
プ2に接続しているので、静止している。 一方、三方弁13は、第2図に示す位置IIにある場合、
パイプ15をパイプ2と5に接続し、パイプ14を断絶す
る。この場合、水は伸縮自在の水圧シリンダー10に引込
まれ、水を満たしながら便器は上昇してゆく。 便器は、20cm乃至30cmの間隔で上下移動可能である。
もちろん、この便器を所定位置で固定しておくことも可
能である。実際上、三方弁13が頂部位置に到達する前に
三方弁13を所与の時間位置Iにもどすだけでよい。 三方弁13は、パイプ14,15をパイプ2と5から断絶さ
せる間、また、その三方弁が第3図に示す位置IIIにあ
る時、パイプ14,15を接続させる。この場合、伸縮自在
水圧シリンダー内に含まれた水は、便器の重さだけで水
洗系統の流出部9に送り出され、かくて水洗通路1に直
接流れる。それによって便器は浄化される。三方弁13
は、もちろん便器を中間位置に固定するため位置Iに、
もどすこともできる。便器の下向速度は、三方弁13を適
宜制御することによって調節することができる。 伸縮シリンダー10の上下面は、便器が頂部位置に達す
る時にのみ伸張されるケーブルによって形成された可動
制限部材17によって支えられる。水圧シリンダー10に取
入れられた最大量の水は、かくて制限され、偶発的損傷
のリスクを回避する。 第1図と第2図に示す便器は、ストッパー19をもつ固
定台18を具えている。このストッパー19は、第1図に示
すような低位置にある場合、また二つの垂直ロッド20
(図面では、その1個のみ図示)が、低位置と高位置で
便器の側部を摺動する場合、便器の抑止手段となる。な
お、垂直ロッド20は便器の後端部に位置している。 第1図乃至第3図で明かな通り、伸縮自在シリンダー
10の下面は固定台18に固定され、その上面は、便器の下
面に取付けたプレートに固定される。 便器はまた、その背面に取付けた二つの垂直ロッド20
にそれぞれ嵌合するスリーブ21を具えている。これらの
垂直ロッド20は、可動制限部材に欠陥がある場合、第2
の安全手段を提供できるように上部ストッパー23を具え
ている。更に、この便器は、従来と同じように、軸25で
ヒンジされた便座24と、軸27で便座にヒンジされた蓋26
をもつ。便座24と蓋26は、それぞれの軸に対し同側面に
位置し、便器の表面に対し開閉自在となっている。 便座24は、第1図に示すように低位置に設定すること
もできるし、第2図に示すように高位置に設定すること
もできる。低位置の場合には、便座24は水平に配設さ
れ、一方高位置の場合、便座24は水洗系統6と略平行
に、起立し、上向きの便座24は低位置面より90度わずか
に起立した状態となっている。 好ましくは、蓋26を便座24に接続し、かつ双方を共に
可動させる手段(図示せず)を設けるのがよい。 更に、伸縮自在の水圧シリンダー10が便器を低位置か
ら高位置へ可動させる場合、便座24と蓋26を低位置から
高位置へ自動的に回動させ、また、便器が低位置にもど
った場合、上位便器と蓋を高位置から低位置へ自動的に
回動させる制御手段が設けられている。 以下に、この制御手段の構成を説明する。 制御手段は、軸25より便座24に延伸する突出部材28
と、一端が突出部材28に固定した第1ケーブル29と、他
端が同じく突出部材28に固定した第2ケーブル31と、便
座24が上昇位置にある場合、突出部材28が係合接触する
ストッパー33とを具えている。なお、第2ケーブル31の
一端は、基台18の背後に固定した第2スプリングに接続
されている。 ケーブル29と31は、便器の位置がどのような高さにあ
っても第1及び第2スプリング30と32が、垂直方向に延
伸するように構成したガイド部材34と35と協働する。そ
の長さは、便器がその低位置から離間するやいなや第1
ケーブル29が伸張するように、また、便器がその頂部位
置に到達する前に第2ケーブル31が伸張するように選択
可能である。 突出部材28がストッパー33に抗して接触する場合、第
1スプリング30が第2スプリング32の後で伸張するよう
に、第1スプリング30は第2スプリング32より大きい抵
抗力をもつ。水が伸縮自在の水圧シリンダー10内に送給
されると、便器は上昇し、直ちに第1ケーブル29を伸張
する。突出部材28は便座を上昇させながら第1図矢印F
方向に回動する。 便器が上昇を継続している間に、第2ケーブル31は伸
張し、第2スプリング32を伸張させる。それによって突
出部材28はストッパー33に接し、これに対し第1スプリ
ング30は、伸縮自在のシリンダーが十分に満水になるま
で伸張する。便座24はこの時上昇位置にあり、この上昇
位置で便座24は第2図に示す水洗系統6方向に僅かに傾
斜している。 もしパイプ15が水洗系統6の流出部9に接続している
ならば、水圧シリンダー10内の水は便器の重さで水洗通
路に送給される。 水圧シリンダーが空になり始める場合、まず最初に第
1スプリング30が完全にゆるみ、そしてケーブル29も僅
かにゆるみ、その後で第2スプリング32が便座24を僅か
に前方に傾斜させながら順次ゆるむ。すなわち、矢印F
の反対方向にピボット回動する。 この時、第2ケーブル31はゆるみ、これに対し便座の
重みの作用により再び伸張する第1ケーブル29は、便座
をその低位置にもどす。 なお、自動制御手段があっても、便座24をその低位置
から高位置へ手動により可動することもできる。 また、便座の制御手段を不操作の状態にするための手
段(図示せず)を設けることもできる。この時、便座は
便器が高位置にある時低位置のままの状態に保つことが
できる。 第4図と第5図は、この発明の他の実施例を示す。こ
の実施例は、便器が低位置と高位置の間で可動する場
合、それをガイドするためのガイド手段の構成の面で前
述の実施例と異る。 具体的に説明すると、便器は、床面の基台36と、便器
下面に固定したプレート37と、互いに平行した2組のア
ーム38,39(一組のみ図示されている)を具える。アー
ム38,39は、その端から等距離の軸40の周囲で互いにヒ
ンジされている。 この実施例では、アーム38,39の前端は、基台36とプ
レート37に対し、それぞれ41,42の部分でヒンジされて
いる。これにたいし、後端はプレート37と基台36にそれ
ぞれ固定した摺動部43,44に沿って可動する。 ヒンジ軸41,42の位置は、この発明の精神に逸脱しな
い限り、摺動部43,44の位置と代替可能である。 更に、伸縮自在水圧シリンダー10′は、ヒンジ軸40の
前方にあるアーム39の部分を接続するプレート37と支持
プレート45の間に介在している。水圧シリンダー10′と
三方弁13を接続するパイプ15′は、水圧シリンダー10′
の上面に開口し、便器に固定されている。 第4図,第5図に示す通り、水圧シリンダー10′は異
った位置で装着されている。水圧シリンダー10′はヒン
ジ軸40の後部にあるアーム38の部分を接続するプレート
37と支持プレートの間に配設することも出来るし、また
ヒンジ軸40の前方にあるアーム38の部分を接続する基台
36と支持プレートの間に配設することも出来るし、ある
いはまた、ヒンジ軸40の後部にあるアーム39の部分を接
続する基台36と支持プレートの間に配設することも出来
る。 アーム38,39は、便器が第5図に示す最高部に達する
と、互いに接触して衝程ストッパーとなるように構成し
た突出部材46,47をもつ。これらの突出部材により過剰
な水が水圧シリンダーに侵入するというリスクは完全に
除去される。 第4図と第5図に示す便器の高さ調節の操作方法は、
第1図と第2図に示す便器の場合と同じなので、その説
明は省略する。ここで簡単に付言しておきたい点は、第
4図に示す低位置から第5図に示す高位置に便器を可動
するためにパイプ15′を送水パイプ2に接続するだけで
十分である。そして、便器の重量の作用で便器を低位置
に戻すことができるようにパイプ14にパイプ15′を接続
すればよい。 上述した二つのタイプ水洗式便器は、個々の家庭,ア
パート,ホテル,病院,老人ホームその他公共の場所で
使用できるし、また身体障害者や老人に援護が必要なと
ころでは極めて有益である。この水洗式便器は、現存の
ものを取外し、交換することも可能である。この場合
は、現存の便器が水平出口をもつか、垂直出口をもつか
の問題だけである。いずれにせよ、この発明に係る水洗
式便器は、低価格で、迅速に従来のものと交換、設置す
ることが可能である。 なお、この水洗式便器の材料は、磁器でも、プラスチ
ック材でも、その他の剛性の材料でもよい。また、必要
な場合は、排出ダクトに粉砕手段を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る水洗式便器の一実施例の断面
図で、便器は低位置に配設されている。 第2図は、第1図水洗式便器が高位置に配設された場合
の断面図である。 第3図は、上記実施例における三方弁の一状態を示す説
明図である。 第4図は、この発明に係る水洗式便器の他の実施例の断
面図で、便器は低位置に配設されている。 第5図は、第4図水洗式便器が高位置に配設された場合
の断面図である。 1……水洗通路 2,5……パイプ 3……出口パイプ 4……排出パイプ 6……水洗系統 7……水補給部 8……ハンドル 9……流出部 10,10′……伸縮自在の水圧シリンダー 11……伸縮ホース 13……三方弁 14,15……パイプ 15′……パイプ 17……可動制限部材 18……固定台 19……ストッパー 20……垂直ロッド 24……便座 26……蓋 28……突出部材 29……第1ケーブル 31……第2ケーブル 33……ストッパー
図で、便器は低位置に配設されている。 第2図は、第1図水洗式便器が高位置に配設された場合
の断面図である。 第3図は、上記実施例における三方弁の一状態を示す説
明図である。 第4図は、この発明に係る水洗式便器の他の実施例の断
面図で、便器は低位置に配設されている。 第5図は、第4図水洗式便器が高位置に配設された場合
の断面図である。 1……水洗通路 2,5……パイプ 3……出口パイプ 4……排出パイプ 6……水洗系統 7……水補給部 8……ハンドル 9……流出部 10,10′……伸縮自在の水圧シリンダー 11……伸縮ホース 13……三方弁 14,15……パイプ 15′……パイプ 17……可動制限部材 18……固定台 19……ストッパー 20……垂直ロッド 24……便座 26……蓋 28……突出部材 29……第1ケーブル 31……第2ケーブル 33……ストッパー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.低位置と高位置間で可動する水力作動の水圧シリン
ダー(10,10′)と、送水パイプ(2)に接続した水洗
通路(1)と、前記水洗通路と前記送水パイプとの間に
介在させた伸縮ホース(11)と、伸縮パイプ(12)を介
し、排出ダクト(4)に接続した出口パイプ(3)を具
えた水洗式便器であって、 水圧シリンダー(10,10′)は、三方弁(13)を介して
送水パイプ(2)と水洗通路(1)に選択自在の接続可
能である伸縮自在にシリンダーで、この水圧シリンダー
と三方弁(13)との間に伸縮ホース(16)を介在させた
ことを特徴とする水洗式便器。 2.前記水洗式便器は、その便器が低位置にある場合、
便器を支持するためのストッパー(19)つきの固定台
(18)と、低位置と高位置間で可動中、便器をガイドす
るための垂直ロッド(20)を具えたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の水洗式便器。 3.前記伸縮自在の水圧シリンダー(10)は、その上面
と下面の間に介在した可動制限部材(17)を有し、この
可動制限部材は、水圧シリンダーが高位置に達すると、
伸長するケーブルによって構成することを特徴とする特
許請求の範囲第1項または第2項いずれか記載の水洗式
便器。 4.前記便器は、床面上に設けた基台(36)と便器の下
面に固定したプレート(37)との間に、軸(40)を介
し、互いにヒンジされた少なくとも二つのアーム(38,3
9)を具え、これら二つのアームの端部には、基台とプ
レートにそれぞれヒンジされた軸(41,42)に対し同じ
側に位置し、これに対し、前記軸に対し他の側で位置し
ている端は、前記基台とプレートにそれぞれ固定した摺
動部(43,44)で可動することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の水洗式便器。 5.前記便器は、互いに平行に配設した2組のアーム
(38、38,39、39)を設けたことを特徴とする特許請求
の範囲第4項記載の水洗式便器。 6.前記水圧シリンダー(10′)は、前記2組の平行ア
ームのうち、便器前端側の端部が上下する平行アーム間
に設けられた支持プレート(45)と、基台(36)あるい
はプレート(37)との間に介在させたことを特徴とする
特許請求の範囲第5項記載の水洗式便器。 7.同じ組の前記アーム(38,39)は、便座が高位置に
どとくと、互いに接触して衝程ストッパーとなる形状の
突出部材(46,47)を具えたことを特徴とする特許請求
の範囲第4項または第5項いずれか記載の水洗式便器。 8.低位置から高位置へピボット回動可能な便座(24)
を具えた水洗式便座であって、 前記水圧シリンダー(10)が低位置から高位置へ便器を
可動させる場合、便座(24)を低位置から高位置へピボ
ット回動可能にすると共に、前記水圧シリンダーが高位
置から低位置へ便器を可動させる場合、便座を高位置か
ら低位置へピボット回動可能にした制御手段を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水洗式便
器。 9.前記制御手段は、ヒンジ軸(25)の後方で、便座
(24)に延伸する突出部材(28)と、一端が突出部材
(28)に固定し、他端が便座前部の第1固定スプリング
(30)に接続した第1ケーブルと、一端が突出部材(2
8)に固定し、他端が便器後部の第2固定スプリング(3
2)に接続した第2ケーブルを具え、前記第1固定スプ
リングは、第2固定スプリングより強い抵抗をもち、更
に、便座(24)が全開位置まで回動した場合、突出部材
(28)が係合するストッパーを設けると共に、 これら制御手段においては、便座が低位置から離間する
と同時に、第1ケーブル(29)が伸長し、さらに、便器
が高位置にとどく前に第2ケーブル(31)が伸長し、か
つ突出部材(28)がストッパー(33)に対し接触する
と、第1固定スプリング(30)が第2固定スプリング
(32)の後で伸長するように前記第1ケーブル(29)お
よび第2ケーブル(31)が張架されていることを特徴と
する特許請求の範囲第8項記載の便器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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FR8609337 | 1986-06-27 | ||
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