JP2734328B2 - 鉄道車両の車体 - Google Patents
鉄道車両の車体Info
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- JP2734328B2 JP2734328B2 JP5058408A JP5840893A JP2734328B2 JP 2734328 B2 JP2734328 B2 JP 2734328B2 JP 5058408 A JP5058408 A JP 5058408A JP 5840893 A JP5840893 A JP 5840893A JP 2734328 B2 JP2734328 B2 JP 2734328B2
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Description
り、特に押出し型材によって構成されるものに好適な鉄
道車両の車体に関するものである。
体ブロック製作方法は、側窓等の開口部を予め構成した
薄板を治具上にセットし、該薄板外板の上に直接縦方向
および横方向の骨部材を載せ、前記薄外板と縦方向およ
び横方向の骨部材とを接合していた。なお、この種の製
作方法として関連するものには例えば特公昭63−12
027号等が挙げられる。
れる車両車体においては、該型材自体に骨組を一体に形
成しているため、各部位に前記型材を車体長手方向ある
いは周方向に配置して互いに接合する構造となってい
た。なお、この種の構造として関連するものには例え
ば、社団法人日本鉄道車輌工業会昭和53年9月15日
発行「軽金属車輌委員会報告書 No.3 昭和49−昭
和52年」第70頁ないし第72頁等が挙げられる。
製の車両車体の場合は、薄外板の表面に歪が生じ易く、
車両車体完成後に前記歪の除去作業を行なう必要があっ
た。したがって、歪を除去するために多大な時間と労力
を必要としていた。また、車両車体製作時に前記歪が生
じないようにするために、薄外板に張力を与えた状態で
骨部材と接合することが考えられるが、張力付与のため
の装置が必要となり、かつ、薄外板の設置に多くの工数
を必要とすることが考えられる。
にあっては、各押出し型材同士の接合が複雑になり作業
の自動化が図れないという問題があった。特に、従来の
軽合金製押出し型材は、互いの複合部を重ね合わせる構
造であり、該押出し型材の両面で接合のための溶接作業
を行なわなければならず、多大な時間と労力が必要であ
った。
めには押出し型材自体の板厚を厚くすることが考えられ
るが、軽合金製とは言え車両車体全体での重量が増大す
るという問題があった。
い鉄道車両の車体を提供することにある。
体と、屋根構体と、一対の妻構体と、台枠とを備えた鉄
道車両の車体において、 前記屋根構体は、押出し型材か
らなる複数の外板部材と複数の骨部材とから構成されて
おり、前記各外板部材はその長手方向を車体長手方向に
沿わせて配置され、前記各外板部材の車体内面側にフラ
ンジ部とウエブとからなるT字型断面のリブが車体長手
方向に沿って形成されており、前記各外板部材はその幅
方向に並べられて突合せ溶接により接合され、 前記各骨
部材は、その長手方向を前記外板部材の長手方向に対し
て交差する方向に配置されており、前記各骨部材は前記
各外板部材のリブのフランジ部に溶接によりそれぞれ接
合されていることにより、達成される。
構体と、一対の妻構体と、台枠とを備えた鉄道車両の車
体において、 前記側構体は、押出し型材からなる複数の
外板部材と複数の側柱とから構成されており、前記各外
板部材はその長手方向を車体長手方向に沿わせて配置さ
れ、前記各外板部材の車体内面側にフランジ部とウエブ
とからなるT字型断面のリブ が車体長手方向に沿って形
成されており、前記各外板部材はその幅方向に並べられ
て突合せ溶接により接合され、 前記各側柱は、その長手
方向を前記外板部材の長手方向に対して交差する方向に
配置されており、前記各骨部材は前記各外板部材のリブ
のフランジ部に溶接によりそれぞれ接合されていること
により、達成される。
根構体と、一対の妻構体と、台枠とを備えた鉄道車両の
車体において、 前記屋根構体は、押出し型材からなる複
数の外板部材と複数の骨部材とから構成されており、前
記各外板部材はその長手方向を車体長手方向に沿わせて
配置され、前記各外板部材の車体内面側にフランジ部と
ウエブとからなるT字型断面のリブが車体長手方向に沿
って形成されており、前記各外板部材はその幅方向に並
べられて突合せ溶接により接合され、 前記各骨部材は、
その長手方向を前記外板部材の長手方向に対して交差す
る方向に配置されており、前記各骨部材は前記各外板部
材のリブのフランジ部に溶接によりそれぞれ接合されて
おり、前記側構体は、押出し型材からなる複数の外板部
材と複数の側柱とから構成されており、前記各外板部材
はその長手方向を車体長手方向に沿わせて配置され、前
記各外板部材の車体内面側にフランジ部とウエブとから
なるT字型断面のリブが車体長手方向に沿って形成され
ており、前記各外板部材はその幅方向に並べられて突合
せ溶接により接合され、 前記各側柱は、その長手方向を
前記外板部材の長手方向に対して交差する方向に配置さ
れており、前記各骨部材は前記各外板部材のリブのフラ
ンジ部に溶接によりそれぞれ接合されていることによ
り、達成される。
体内面にリブを有しており、該リブに骨部材を溶接する
構造のため、該外板部材と骨部材との溶接部の変形が外
板部材の車体外表面に与える影響を最小限にすることが
でき、車体表面の歪を少 なくすることができる。
ンジに側柱のフランジ部の幅方向端部を溶接により接合
しており、側柱のフランジ部がリブのフランジの表面に
対してほぼ垂直に接合されるため、前記外板部材の面外
変形を防止することができ、車体表面の歪を少なくする
ことができる。
外板部材が車体内面にリブを有しており、該リブに骨部
材を溶接する構造のため、該外板部材と骨部材との溶接
部の変形が外板部材の車体外表面に与える影響を最小限
にすることができ、車体表面の歪を少なくすることがで
きるとともに、外板部材のリブのフランジに側柱のフラ
ンジ部の幅方向端部を溶接により接合しており、側柱の
フランジ部がリブのフランジの表面に対してほぼ垂直に
接合されるため、前記外板部材の面外変形を防止するこ
とができ、車体表面の歪を少なくすることができる。
よって説明する。同図において、1は側構体,屋根構体
の外表面に一致した部材支持面を有した治具である。す
なわち、前記部材支持面は側構体および屋根構体の表面
を構成する外板部材を支持し、その幅方向断面形状は車
両車体完成時の表面形状に一致した形状となっている。
2,3,4,5は側構体を構成する外板部材で、車体長
手方向に引通して配置され、その内面には長手方向に伸
びたリブ13が一体に形成された軽合金製押出し型材か
ら構成される。6,7,8は前記屋根構体を構成する外
板部材で、車体長手方向に引通して配置され、その内面
には長手方向に伸びたリブが一体に形成された軽合金製
押出し型材から構成される。9は前記外板部材2,3,
4,5の内面側すなわちリブ13を形成している側に配
置される骨部材に相当する側柱である。該側柱9の下端
は長土台あるいは台枠の側梁に接合される。10は前記
外板部材6,7,8の内面側すなわちリブを形成してい
る側に配置されている骨部材に相当する垂木である。
に説明する。まず、前記部材支持面を側構体の外板表面
に一致させて構成した前記治具1の上に、側構体を構成
する外板部材2,3,4,5をその幅方向に並べて配置
する。該各外板部材2,3,4,5をそれぞれ位置決め
した後、これらを拘束する。前記拘束は前記外板部材
2,3,4,5の接合端部分を重点に行なう。このよう
に拘束した状態で、前記外板部材2,3,4,5を車体
長手方向に連続した溶接線11を形成することにより接
合する。なお、前記外板部材2,3,4,5の溶接線1
1の溶接は、該外板部材2,3,4,5の内側なすわち
リブ13を形成している側から行なわれ、隣合う接合端
が完全に溶着するように行なわれる。すなわち、溶接方
向の裏面にビードを出して溶接し、該ビード部は後で表
面を平滑に仕上げる。この時、前記溶接部に未溶着部や
ブローホール等の確認を行なうことができる。また、前
記外板部材2と外板部材3,外板部材3と外板部材4,
外板部材4と外板部材5の各接合部は、その溶接作業を
同時に行なうこともできる。すなわち、前記各外板部材
間の溶接線11はすべて車体長手方向に並行に伸びてい
るため、自動化して同時に行なうことができる。前記外
板部材2,3,4,5の溶接接合作業が終了した時点
で、該外板の内面側すなわち上面に骨部材である側柱9
をその接合位置に載せる。この状態で、外板部材2,
3,4,5と側柱9を拘束し、該各外板部材2,3,
4,5の各リブ13と側柱9とを溶接線11aを形成す
ることにより接合する。
2,3,4,5の接合部分は車体長手方向に直線状に伸
びているため、容易に自動化でき、また、前述のように
複数の接合部分の溶接を同時に行なうことも可能であ
る。したがって、側構体すなわち車体ブロック製作時に
おける作業工数を低減でき、短時間に容易に車体ブロッ
クを製作することができる。
9との接合は、リブ13の上面を介して行なわれるた
め、溶接線11aを構成する際の溶接熱によって、外板
表面に生じる歪を低減できる。
合および該外板部材を接合した外板と側柱9との接合
は、全て外板部材2,3,4,5の内側から行なえるた
め、同一の治具1上で前記各構成部材を移動あるいは反
転させることなく行なえる。したがって、前記外板の移
動,反転に伴う工数を削減でき、かつ、変形に伴う外板
表面の歪発生等の不具合も生じることがない。
構体と同様に屋根構体の外板表面に一致した部材支持面
を有する治具上で行なわれる。したがって、屋根構体に
ついても同様な効果が達成できる。
外板部材4の該窓開口部に相当する箇所を切欠いて構成
する。前記窓開口部の加工は、後述する図5ないし図8
のように行なわれる。すなわち、外板部材4単体の時点
で窓開口部の縁に相当する位置に形成されているリブ1
3を所定の幅で切除する。前記リブ13を切除する幅
は、窓開口部の周囲に窓ガラス等を設置するために必要
な幅および窓開口部の加工に伴う寸法公差を考慮したも
のとなっている。このリブ13の切除作業と同時に、窓
開口部の形状に沿って断続的に切れ目34をいれる。そ
して、前述のように他の外板部材2,3,5と接合し、
さらに、側柱9を接合して側構体が完成した時点で、前
記窓開口部の切れ目34に沿って不要な部分を完全に除
去する。なお、前記切れ目34の幅は外板部材4が他の
外板部材と接合される際、骨部材との接合時および側構
体,屋根構体,台枠相互の接合時の溶接入熱による変形
に耐え得るようその強度を考慮して決定する。また、窓
開口部の加工については、車体全体が完成した後に行な
っても良い。
切除することにより、作業性の向上が図れる。また、窓
開口部の加工については、側構体あるいは車両車体全体
が完成した状態で行なうことにより、外板4と他の外板
との接合時,骨部材との接合時および側構体,屋根構
体,台枠相互の接合時における溶接入熱による影響を受
けにくく変形を防止できる。
は、前記切れ目34を設けることなく実行してもよい。
に相当する部分のリブ13を除去することにより、窓を
構成する部材例えば窓ガラスまたは窓枠等の設置が容易
に行なえる。さらに、窓部周囲のシールも容易に行なえ
る。
ついて説明する。図2に示すように床板部材12は、台
枠上部に設置され、その幅方向断面については円弧状す
なわち曲率を設けた構成となっている。該床板部材12
を構成する床板14も、その内面側すなわち客室内側に
リブ13を一体に成形した軽合金製押出し型材で構成さ
れている。この床板14は車体長手方向に引通して設置
され、その幅方向に複数並べて互に接合して床板部材1
2を構成している。また、床板14のリブ13を形成し
た面の反対側の面には、該床板部材12自体を横梁16
に固定するためのフランジ15がそれぞれに形成されて
いる。
接合するための治具は、その部材支持面を床板部材12
のリブ13側の面に一致した曲面を有している。また、
該治具の部材支持面には、前記リブ13を挿入可能な凹
部が形成されている。
板14を、リブ13が形成された面を下にして載せ、該
各床板14の接合端を重点的に拘束した状態で溶接接合
する。そして、前記床板部材12の上に台枠を構成する
横梁あるいは横梁と側梁を載せ拘束した状態で、双方を
接合する。このようにして台枠ブロックを構成すること
によって、該台枠ブロックについても、同一治具上で一
方向側からの溶接で製作できるため、作業性の向上が図
れる。
成する以外に、横梁に床板支持面を事前に構成してお
き、該横梁と側梁とを治具上で組立てた後、前記横梁上
面を治具として活用することも考えられる。
ロックを構成する治具は、各ブロックの板部材表面形状
に一致した部材支持面を有しているため、各板部材相互
の曲率を精度よく対応させて接合することができる。し
たがって、車両車体の外表面を精度よく構成でき、見栄
えを向上できる。また、各板部材表面の寸法精度を保っ
た状態で、該板部材に骨部材を接合することになり、こ
の点からも車両車体表面の見栄えを向上できる。
ついても、リブを有する板部材によって構成すれば、同
様な効果が得られる。
を図3によって説明する。図中、20は車両車体の幅方
向中心線であり、同図は左側のみの断面を示している。
床板部材21は複数の床板21aから構成され、その幅
方向端部には側梁22が接合されている。前記床板21
aには客室床材27を支持するためのフランジ26およ
びリブ25が一体に形成され、該床板21aは軽合金製
押出し型材である。側外板23は複数の外板部材23a
から構成され、該外板部材23aにもリブ25が一体に
形成されている。屋根外板24は複数の外板部材24a
から構成され、該外板部材24aにもリブ25が一体に
形成されている。
a,24a同士の接合部Wは、それぞれの一方側から行
なわれる。該接合部Wについて、外板部材23aの場合
について図4により説明する。該外板部材23aの接合
端29は、他の部分よりもその板厚が厚くなっており、
その端面には内側へ向けてV型の溶接開先が形成されて
いる。すなわち、前記接合端29は外板部材23aのリ
ブ25を設けた側から溶接接合する構成となっている。
なお、前記開先形状は、V型に限らずU型等他の形状と
してもよい。
側外板23と屋根外板24との接合部W”は重ね溶接に
よって接合される。すなわち、側構体,屋根構体および
台枠等の各ブロックの接合部に相当する部分について
は、重ね溶接によって接合する。
a,24aおよび平板21aがリブ25を有しているた
め、車両が高速でトンネル内を通過する際に生じる圧力
変動に対して十分な剛性を確保できる。したがって、前
記外板部材23a,24aおよび床板21a自体の板厚
を薄くして、車両車体全体の軽量化を図ることもでき
る。
床部材の窓開口部あるいは他の開口部の加工方法につい
て説明する。同図において、リブを有した板部材31
は、ベッド32の上に固定され、切削加工機33によっ
て、リブの切除および切れ目34が加工される。なお、
リブの切除および切れ目34は窓開口部あるいは他の開
口部の位置および形状に対応させて行なわれる。また、
切欠き溝34は断続して形成され、つなぎ部35を形成
している。このつなぎ部35は、該板部材31を他の板
部材あるいは骨部材と接合する際あるいは各車体ブロッ
クの接合時に生じる力によって、該板部材31が変形す
るのを防止するために必要な幅を有して形成される。
治具36上で接合する状況を段階的に示したものであ
る。図6において、各板部材31は治具36の部材支持
面上で、位置決めし拘束されている。該治具36の両側
には自動溶接機37が走行するためのレール38が設け
られている。該自動溶接機37によって前記複数の板部
材31を接合する。次に、図7に示すように前記板部材
31上に骨部材39を載せて、両者を接合する。そし
て、図8に示すように前記骨部材39の接合が完了した
時点で、前記窓開口部あるいは他の開口部を開口させ
る。
にこの溶接用の治具内で、押出し型材のリブと骨部材と
の溶接を上方から行っている。つまり、押出し型材同士
の溶接は車両の内面側から行い、次に、この内面側から
骨部材の溶接を行っているので、例えば押出し型材同士
の溶接を外面から行い、次にこのブロックを反転させて
内面に骨部材を溶接する方法に比べて、変形を防止して
正確なブロックを製作できると共に、作業が簡単にな
り、安価に製作できるものである。
骨部材の溶接熱による歪が押出し型材の板部分(すなわ
ち、車両の外板)に及ぶことがない。また、リブへの溶
接であるので、溶接位置が間欠的になり、この点からも
車両の外板への溶接入熱が少なくなる。このため、特
に、外観が重要である側構体に用いた場合、歪取り作業
を不要にできるものである。
ように骨部材を溶接しているので、該骨部材を溶接した
各車体ブロックを車両の組立てのために搬送するに当っ
て、該各車体ブロックの変形を少くできる。
分の押出し型材が弱い。しかし、開口部と開口部との間
に骨部材を配置して、開口部の部分およびその上下の部
分の合計3つの部分の押出し型材を1つの骨部材(側
柱)で連結しているので、強くでき、歪の発生を防止で
きるものである。更に、側柱は前記3つの部分の押出し
型材のリブにそれぞれ交差しているので、強固にでき、
歪の発生を防止できるものである。
なリブを削除するので、切削装置を小型にできる。
部に切れ目34を入れるようにしているので、切れ目3
4を入れる切断装置を小型にできる。複数の押出し型材
を溶接した後、切れ目34の不連続部(つなぎ部35)
を切断して開口部を作るようにしているので、この切断
器はポータブル等の小型のものを用いることができる。
従って、全体の切断装置を小型にできる。
いる。このため、押出し型材に大きな開口部が空いてい
ないので、押出し型材の搬送時の型材の変形を防止でき
るものである。
変形しやすい部分に不連続部(つなぎ部35)を設けて
いるので、溶接時の変形を防止できる。このつなぎ部3
5は図から明らかなように溶接線に沿って設けた切れ目
34の長さの中央部に設けるのが良い。
型材の上端よりも下方に窓の上端を有し、押出し型材の
下端よりも上方に窓の下端を設けている。このため、押
出し型材を並べて長手方向に沿って連続溶接できる。つ
まり、窓があっても連続溶接ができる。一般に、溶接は
溶接の始端と終端に欠陥が発生しやすいが、連続溶接な
ので欠陥の発生を抑制できるものである。
接合部が外板部材のリブのフランジ部であるため、接合
部の溶接による変形が側外板の表面に影響を与えること
なく、車体表面の歪を最小限にできる。
ランジ部端部を接合することにより、前記外板部材の面
外変形を防止して、車体表面の歪を抑えることができ
る。
外板部材の歪を抑えて、外表面に歪の少ない車体を提供
することができる。
によって製作された車体の一部分を示す斜視図である。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
1a…溶接線、13…リブ。
Claims (5)
- 【請求項1】一対の側構体と、屋根構体と、一対の妻構
体と、台枠とを備えた鉄道車両の車体において、 前記屋根構体は、押出し型材からなる複数の外板部材と
複数の骨部材とから構成されており、前記各外板部材は
その長手方向を車体長手方向に沿わせて配置され、前記
各外板部材の車体内面側にフランジ部とウエブとからな
るT字型断面のリブが車体長手方向に沿って形成されて
おり、前記各外板部材はその幅方向に並べられて突合せ
溶接により接合され、 前記各骨部材は、その長手方向を前記外板部材の長手方
向に対して交差する方向に配置されており、前記各骨部
材は前記各外板部材のリブのフランジ部に溶接によりそ
れぞれ接合されていること、 を特徴とする鉄道車両の車体。 - 【請求項2】請求項1に記載の鉄道車両の車体におい
て、 前記各骨部材は、一対のフランジ部と該フランジ部をつ
なぐウエブとからなるU字型断面をなしており、前記各
骨部材はそのフランジ部の幅方向の端部を前記各側外板
のリブのフランジ部に溶接により接合されていること、 を特徴とする鉄道車両の車体。 - 【請求項3】請求項1に記載の鉄道車両の車体におい
て、 前記各外板部材は、車体内面側から溶接する溶接開先を
形成していること、 を特徴とする鉄道車両の車体。 - 【請求項4】一対の側構体と、屋根構体と、一対の妻構
体と、台枠とを備えた鉄道車両の車体において、 前記側構体は、押出し型材からなる複数の外板部材と複
数の側柱とから構成さ れており、前記各外板部材はその
長手方向を車体長手方向に沿わせて配置され、前記各外
板部材の車体内面側にフランジ部とウエブとからなるT
字型断面のリブが車体長手方向に沿って形成されてお
り、前記各外板部材はその幅方向に並べられて突合せ溶
接により接合され、 前記各側柱は、その長手方向を前記外板部材の長手方向
に対して交差する方向に配置されており、前記各骨部材
は前記各外板部材のリブのフランジ部に溶接によりそれ
ぞれ接合されていること、 を特徴とする鉄道車両の車体。 - 【請求項5】一対の側構体と、屋根構体と、一対の妻構
体と、台枠とを備えた鉄道車両の車体において、 前記屋根構体は、押出し型材からなる複数の外板部材と
複数の骨部材とから構成されており、前記各外板部材は
その長手方向を車体長手方向に沿わせて配置され、前記
各外板部材の車体内面側にフランジ部とウエブとからな
るT字型断面のリブが車体長手方向に沿って形成されて
おり、前記各外板部材はその幅方向に並べられて突合せ
溶接により接合され、 前記各骨部材は、その長手方向を前記外板部材の長手方
向に対して交差する方向に配置されており、前記各骨部
材は前記各外板部材のリブのフランジ部に溶接によりそ
れぞれ接合されて おり、前記側構体は、押出し型材からなる複数の外板部材と複
数の側柱とから構成されており、前記各外板部材はその
長手方向を車体長手方向に沿わせて配置され、前記各外
板部材の車体内面側にフランジ部とウエブとからなるT
字型断面のリブが車体長手方向に沿って形成されてお
り、前記各外板部材はその幅方向に並べられて突合せ溶
接により接合され、 前記各側柱は、その長手方向を前記外板部材の長手方向
に対して交差する方向に配置されており、前記各骨部材
は前記各外板部材のリブのフランジ部に溶接によりそれ
ぞれ接合されていること、 を特徴とする鉄道車両の車体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058408A JP2734328B6 (ja) | 1993-03-18 | 鉄道車両の車体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058408A JP2734328B6 (ja) | 1993-03-18 | 鉄道車両の車体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP612290A Division JPH0645340B2 (ja) | 1989-01-18 | 1990-01-17 | 車両の構体ブロック製作方法および構体構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10572797A Division JP3171814B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 車両の側構体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JPH068820A JPH068820A (ja) | 1994-01-18 |
JP2734328B2 true JP2734328B2 (ja) | 1998-03-30 |
JP2734328B6 JP2734328B6 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010173468A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Tokyu Car Corp | レーザ溶接方法 |
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JP2010173468A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Tokyu Car Corp | レーザ溶接方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068820A (ja) | 1994-01-18 |
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