JP2734313B2 - ゴム製品の注型成形方法およびその装置 - Google Patents
ゴム製品の注型成形方法およびその装置Info
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- JP2734313B2 JP2734313B2 JP4253445A JP25344592A JP2734313B2 JP 2734313 B2 JP2734313 B2 JP 2734313B2 JP 4253445 A JP4253445 A JP 4253445A JP 25344592 A JP25344592 A JP 25344592A JP 2734313 B2 JP2734313 B2 JP 2734313B2
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、樹脂や液状ゴムを成
形やといに混合注入し、樹脂や液状ゴムを硬化・加硫さ
せる際に、型や材料中に残留または発生するエアーやガ
スを排出させる製法に関する。
形やといに混合注入し、樹脂や液状ゴムを硬化・加硫さ
せる際に、型や材料中に残留または発生するエアーやガ
スを排出させる製法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂や液状ゴムの気泡のない(ボイドレ
ス)の硬化・加硫の方法に関しては、従来、加圧缶によ
る方法,バッチ式の真空注型装置内で注入する方法など
が知られている。
ス)の硬化・加硫の方法に関しては、従来、加圧缶によ
る方法,バッチ式の真空注型装置内で注入する方法など
が知られている。
【0003】前者は、成形やといに樹脂または液状ゴム
を注入した後、それらが硬化する前に加圧缶に投入し、
窒素ガス(N2 )や圧縮空気を導入し、数kgf/cm
2 の圧力に保持し、気泡の体積を縮小することにより見
掛け上気泡を目立たないようにする製法である。また、
後者は、密閉容器の中に混合注入装置の全部または一部
と成型やといを閉じ込め、密閉容器を真空吸引し、真空
状態の中で材料注入および予備硬化・加硫を行なう方法
である。
を注入した後、それらが硬化する前に加圧缶に投入し、
窒素ガス(N2 )や圧縮空気を導入し、数kgf/cm
2 の圧力に保持し、気泡の体積を縮小することにより見
掛け上気泡を目立たないようにする製法である。また、
後者は、密閉容器の中に混合注入装置の全部または一部
と成型やといを閉じ込め、密閉容器を真空吸引し、真空
状態の中で材料注入および予備硬化・加硫を行なう方法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した前
者の加圧缶による方法では、ボイドを縮小させるだけで
(例えば、材料の粘度の影響を無視すれば、ボイル−シ
ャルルの法則により4kgf/cm2 の圧力を掛けれ
ば、ボイドの容積は常圧1kgf/cm2 のときの1/
5の大きさになる。)、本質的にボイドの除去は不可能
であり、微小なボイドは残ってしまう。また、そのため
の装置が大型となり圧力容器となるので、安全面の管理
も複雑となるという欠点がある。
者の加圧缶による方法では、ボイドを縮小させるだけで
(例えば、材料の粘度の影響を無視すれば、ボイル−シ
ャルルの法則により4kgf/cm2 の圧力を掛けれ
ば、ボイドの容積は常圧1kgf/cm2 のときの1/
5の大きさになる。)、本質的にボイドの除去は不可能
であり、微小なボイドは残ってしまう。また、そのため
の装置が大型となり圧力容器となるので、安全面の管理
も複雑となるという欠点がある。
【0005】後者の密閉容器内で真空雰囲気のもとで材
料を注入する方法はボイド発生を防止する上で最良の方
法ではあるが、混合注入装置を密閉容器内に設置するた
め、この装置が大規模となり、装置の維持管理が煩雑と
なる。また、注型装置の一部が密閉容器の外に出ている
場合は密閉容器の内と外では差圧が生じるため注型量や
配合比の管理が困難になると同時に、構造的に単純密閉
構造でなくなるためリークし易くなり、真空度保持が困
難となる。さらに、この工程はバッチ作業となるため、
前後装置との連動や連続自動化がやりにくくなるなどの
問題点がある。
料を注入する方法はボイド発生を防止する上で最良の方
法ではあるが、混合注入装置を密閉容器内に設置するた
め、この装置が大規模となり、装置の維持管理が煩雑と
なる。また、注型装置の一部が密閉容器の外に出ている
場合は密閉容器の内と外では差圧が生じるため注型量や
配合比の管理が困難になると同時に、構造的に単純密閉
構造でなくなるためリークし易くなり、真空度保持が困
難となる。さらに、この工程はバッチ作業となるため、
前後装置との連動や連続自動化がやりにくくなるなどの
問題点がある。
【0006】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、常圧下で成形やといに混合注入し、直ちにこの
成形やといのみを密閉容器内に移し、真空吸引すること
によりボイドのない樹脂や液状ゴムの硬化・加硫をさせ
ることが可能となる。併せて、この工程は単純構造の小
型真空容器(真空カプセル)ですむことから、前後装置
と搬送系で結ぶことにより連続・自動のモールド工程が
可能となるゴム製品の注型成形方法およびその装置を提
供することを目的とする。
もので、常圧下で成形やといに混合注入し、直ちにこの
成形やといのみを密閉容器内に移し、真空吸引すること
によりボイドのない樹脂や液状ゴムの硬化・加硫をさせ
ることが可能となる。併せて、この工程は単純構造の小
型真空容器(真空カプセル)ですむことから、前後装置
と搬送系で結ぶことにより連続・自動のモールド工程が
可能となるゴム製品の注型成形方法およびその装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、混合注入
装置により樹脂または液状ゴムを型など成形やといに常
圧で注入した後、直ちにこの成形やといを密閉容器に移
し、この密閉容器を真空吸引することにより、樹脂また
は液状ゴムや成形やといに含まれるガスやエアー(ボイ
ド)を排出し、しかる後、密閉容器を常圧に戻し、この
密閉容器から成形やといを取り出し、この成形やといを
熱処理装置に投入して硬化させる真空装置による樹脂ま
たは液状ゴムのボイドレスのモールド製造方法である。
装置により樹脂または液状ゴムを型など成形やといに常
圧で注入した後、直ちにこの成形やといを密閉容器に移
し、この密閉容器を真空吸引することにより、樹脂また
は液状ゴムや成形やといに含まれるガスやエアー(ボイ
ド)を排出し、しかる後、密閉容器を常圧に戻し、この
密閉容器から成形やといを取り出し、この成形やといを
熱処理装置に投入して硬化させる真空装置による樹脂ま
たは液状ゴムのボイドレスのモールド製造方法である。
【0008】また、この発明は、成形やとい投入装置,
予熱装置,混合注入装置,密閉容器(真空カプセル)お
よび熱処理装置を順次配設し、これらの装置間を搬送コ
ンベアにて連結した注型装置において、樹脂や液状ゴム
を上記混合注入装置で成形やといに常圧で混合注入した
成形やといを密閉容器(真空カプセル)の底板に移載
し、この底板を上昇させて密閉容器に成形やといを収容
すると共に密閉容器を密閉し、所定の真空度で所定の時
間真空度を保持し、その後常圧に戻して直ちに成形やと
いを熱処理装置に投入して硬化・加硫を行わせるように
したことを特徴とするゴム製品の注型成形装置である。
予熱装置,混合注入装置,密閉容器(真空カプセル)お
よび熱処理装置を順次配設し、これらの装置間を搬送コ
ンベアにて連結した注型装置において、樹脂や液状ゴム
を上記混合注入装置で成形やといに常圧で混合注入した
成形やといを密閉容器(真空カプセル)の底板に移載
し、この底板を上昇させて密閉容器に成形やといを収容
すると共に密閉容器を密閉し、所定の真空度で所定の時
間真空度を保持し、その後常圧に戻して直ちに成形やと
いを熱処理装置に投入して硬化・加硫を行わせるように
したことを特徴とするゴム製品の注型成形装置である。
【0009】
【作用】混合注入装置の直後に、混合注入装置から切り
離して独立に密閉容器(真空カプセル)を設置する。密
閉容器の直後には熱処理(硬化・加硫)装置を設置す
る。そして、混合注入装置と密閉容器(真空カプセル)
と熱処理装置の相互間を搬送システムでつなぐ。混合注
入装置によって常圧下で樹脂や液状ゴムが注入された成
形やとい(型)は直ちに真空カプセルに移載され、真空
吸引される。所定の真空度に到達し、所定の時間保持し
た後、密閉容器(真空カプセル)を真空破壊して外気を
導入し常圧に戻す。その後直ちに搬送系により熱処理装
置に投入することにより、ボイドレスの硬化・加硫を連
続的に自動で行うことが可能となる。
離して独立に密閉容器(真空カプセル)を設置する。密
閉容器の直後には熱処理(硬化・加硫)装置を設置す
る。そして、混合注入装置と密閉容器(真空カプセル)
と熱処理装置の相互間を搬送システムでつなぐ。混合注
入装置によって常圧下で樹脂や液状ゴムが注入された成
形やとい(型)は直ちに真空カプセルに移載され、真空
吸引される。所定の真空度に到達し、所定の時間保持し
た後、密閉容器(真空カプセル)を真空破壊して外気を
導入し常圧に戻す。その後直ちに搬送系により熱処理装
置に投入することにより、ボイドレスの硬化・加硫を連
続的に自動で行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図1は、実施例のゴム製品の注型成形方法に適
用する装置の前後装置まで含めたライン全体の側面図で
ある。即ち、成形やとい(型)投入装置1によって予熱
装置2に投入された成形やとい(型)3は、予熱装置2
を通過中に所定の温度に昇温される。ライン全体の集中
制御盤4の指令により、この予熱装置2から搬出された
成形やとい(型)3は、搬送コンベア5を通って次に混
合注入装置6の下に進み、樹脂または液状ゴムが注入さ
れる。そして、直ちに搬送コンベア5と移載装置7によ
り密閉容器(真空カプセル)8の下に移載される。密閉
容器(真空カプセル)8の底板9が上昇し、材料の注入
された成形やとい(型)3は密閉容器(真空カプセル)
8に密封される。すると同時に、真空ポンプ10が始動
し、密閉容器(真空カプセル)8の排気を行う。密閉容
器(真空カプセル)8内が所定の真空度に到達し、その
真空度を所定の時間保持した後真空ポンプ10が停止
し、外気が導入され、常圧に復帰する。密閉容器(真空
カプセル)8が開放すると、移載装置7が成形やとい
(型)3を取り出し、熱処理装置コンベア11に移載す
る。そして、熱処理装置12にて所定の温度で所定の時
間熱処理して硬化・加硫を行った後、成形やとい(型)
3は払い出しコンベア13にて払い出され、型抜きして
完成品となる。
明する。図1は、実施例のゴム製品の注型成形方法に適
用する装置の前後装置まで含めたライン全体の側面図で
ある。即ち、成形やとい(型)投入装置1によって予熱
装置2に投入された成形やとい(型)3は、予熱装置2
を通過中に所定の温度に昇温される。ライン全体の集中
制御盤4の指令により、この予熱装置2から搬出された
成形やとい(型)3は、搬送コンベア5を通って次に混
合注入装置6の下に進み、樹脂または液状ゴムが注入さ
れる。そして、直ちに搬送コンベア5と移載装置7によ
り密閉容器(真空カプセル)8の下に移載される。密閉
容器(真空カプセル)8の底板9が上昇し、材料の注入
された成形やとい(型)3は密閉容器(真空カプセル)
8に密封される。すると同時に、真空ポンプ10が始動
し、密閉容器(真空カプセル)8の排気を行う。密閉容
器(真空カプセル)8内が所定の真空度に到達し、その
真空度を所定の時間保持した後真空ポンプ10が停止
し、外気が導入され、常圧に復帰する。密閉容器(真空
カプセル)8が開放すると、移載装置7が成形やとい
(型)3を取り出し、熱処理装置コンベア11に移載す
る。そして、熱処理装置12にて所定の温度で所定の時
間熱処理して硬化・加硫を行った後、成形やとい(型)
3は払い出しコンベア13にて払い出され、型抜きして
完成品となる。
【0011】次に、密閉容器(真空カプセル)8の具体
例を図2に基づいて詳細に説明する。搬送コンベア5に
よって運ばれてきた成形やとい(型)3はストッパ14
にて一旦停止した後、移載装置7により持ち上げられ、
密閉容器(真空カプセル)8の底板9に降ろされる。移
載装置7はそのまま前進し、停止する。次に、成形やと
い(型)3を載せた底板9がシリンダ15により押し上
げられ、密閉容器(真空カプセル)8に重ね合わされて
密封される。同時に真空ポンプ10が始動し、外気導入
リーク弁16が閉じ、真空弁17が開いて真空吸引が始
まる。
例を図2に基づいて詳細に説明する。搬送コンベア5に
よって運ばれてきた成形やとい(型)3はストッパ14
にて一旦停止した後、移載装置7により持ち上げられ、
密閉容器(真空カプセル)8の底板9に降ろされる。移
載装置7はそのまま前進し、停止する。次に、成形やと
い(型)3を載せた底板9がシリンダ15により押し上
げられ、密閉容器(真空カプセル)8に重ね合わされて
密封される。同時に真空ポンプ10が始動し、外気導入
リーク弁16が閉じ、真空弁17が開いて真空吸引が始
まる。
【0012】導入配管と吸引配管にはそれぞれ絞り弁1
8,19が設けてあり、リークと真空吸引の速さを調整
できるようになっている。また、密閉容器(真空カプセ
ル)8には覗き窓20とスポットライト21を備えてお
り、密閉容器(真空カプセル)8の内部を観察できるよ
うになっている。さらに、密閉容器(真空カプセル)8
の天板と底板9にはヒータ22と温度センサ23がそれ
ぞれ設置されており、これにより密閉容器(真空カプセ
ル)8内の温度調節がなされる。
8,19が設けてあり、リークと真空吸引の速さを調整
できるようになっている。また、密閉容器(真空カプセ
ル)8には覗き窓20とスポットライト21を備えてお
り、密閉容器(真空カプセル)8の内部を観察できるよ
うになっている。さらに、密閉容器(真空カプセル)8
の天板と底板9にはヒータ22と温度センサ23がそれ
ぞれ設置されており、これにより密閉容器(真空カプセ
ル)8内の温度調節がなされる。
【0013】密閉容器(真空カプセル)8内の真空度
は、真空計24に表示され、所定の真空度に達するとタ
イマーが作動して所定の時間その真空度を維持するよう
になっている。その間、成形やとい(型)3に注入され
た材料は、真空にさらされるため内部のエアーは悉く排
気される。
は、真空計24に表示され、所定の真空度に達するとタ
イマーが作動して所定の時間その真空度を維持するよう
になっている。その間、成形やとい(型)3に注入され
た材料は、真空にさらされるため内部のエアーは悉く排
気される。
【0014】その後、真空ポンプ10が停止し、真空弁
17が閉じて外気導入(リーク)弁16が開いて真空が
破壊され、密閉容器(真空カプセル)8内が大気圧に復
帰する。すると、接点付真空計24の信号によりエアシ
リンダ15が下降して密閉容器(真空カプセル)8の底
板9が降ろされる。次に、移載装置7が戻ってきて成形
やとい(型)3を持ち上げ、熱処理装置12のゲート2
5が開いて成形やとい(型)3は次段の熱処理装置12
内で所定の温度,所定の時間熱処理されて硬化・加硫が
行われ、完成品となる。
17が閉じて外気導入(リーク)弁16が開いて真空が
破壊され、密閉容器(真空カプセル)8内が大気圧に復
帰する。すると、接点付真空計24の信号によりエアシ
リンダ15が下降して密閉容器(真空カプセル)8の底
板9が降ろされる。次に、移載装置7が戻ってきて成形
やとい(型)3を持ち上げ、熱処理装置12のゲート2
5が開いて成形やとい(型)3は次段の熱処理装置12
内で所定の温度,所定の時間熱処理されて硬化・加硫が
行われ、完成品となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明のゴム製
品の注型成形方法によれば、加圧缶を用いたり、装置全
体を密閉室内に閉じ込めて混合注入する(真空注型)必
要がなく、設備の大型化や安全上の問題を解消すること
ができると共に、常圧で注入後密閉容器へ移す方法なの
で密閉容器に収容できる大きさであれば大きさの異なる
いろいろな種類の成形やといに容易に適応することがで
き、部品交換が少なく非常に実用的である。また、小型
設備で気泡のないモールドが可能となり、しかも前後の
装置や搬送系と組み合わせて連続化,自動化が可能とな
るため、省人化が図られる。さらに、バッチ作業や人手
による作業の場合、外気温に影響されやすいが、この発
明の場合には各工程の通過時間などの条件が一定となる
ため、品質上もバラツキの少ない安定したものが得られ
る。そして、重い成形やとい(型)を運んだり、高温の
材料を手で運ぶなどのいはゆる3K作業からの脱却が図
られ、作業環境が改善される。
品の注型成形方法によれば、加圧缶を用いたり、装置全
体を密閉室内に閉じ込めて混合注入する(真空注型)必
要がなく、設備の大型化や安全上の問題を解消すること
ができると共に、常圧で注入後密閉容器へ移す方法なの
で密閉容器に収容できる大きさであれば大きさの異なる
いろいろな種類の成形やといに容易に適応することがで
き、部品交換が少なく非常に実用的である。また、小型
設備で気泡のないモールドが可能となり、しかも前後の
装置や搬送系と組み合わせて連続化,自動化が可能とな
るため、省人化が図られる。さらに、バッチ作業や人手
による作業の場合、外気温に影響されやすいが、この発
明の場合には各工程の通過時間などの条件が一定となる
ため、品質上もバラツキの少ない安定したものが得られ
る。そして、重い成形やとい(型)を運んだり、高温の
材料を手で運ぶなどのいはゆる3K作業からの脱却が図
られ、作業環境が改善される。
【図1】この発明のゴム製品の注型成形方法に適用され
る装置のライン全体の構成を示す側面図、
る装置のライン全体の構成を示す側面図、
【図2】図1の密閉容器(真空カプセル)の詳細を示す
側面図である。
側面図である。
1 成形やとい投入装置 2 予熱装置 3 成形やとい 4 集中制御盤 5 搬送コンベア 6 混合注入装置 7 移載装置 8 密閉容器(真空カプセル) 9 底板 10 真空ポンプ 11 熱処理装置コンベア 12 熱処理装置 13 払い出しコンベア 14 ストッパ 15 シリンダ 16 外気導入リーク弁 17 真空弁 18,19 絞り弁 20 覗き窓 21 スポットライト 22 ヒータ 23 温度センサ 24 接点付真空計 25 ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼本 政信 茨城県日立市助川町3丁目1番1号「日 立電線株式会社電線工場内」 (56)参考文献 特開 平1−122418(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】混合注入装置により樹脂または液状ゴムを
型など成形やといに常圧で注入した後、直ちにこの成形
やといを密閉容器(真空カプセル)に移し、この密閉容
器(真空カプセル)を真空吸引することにより、樹脂ま
たは液状ゴムや成形やといに含まれるガスやエアー(ボ
イド)を排出し、しかる後、密閉容器を常圧に戻し、こ
の密閉容器から成形やといを取り出し、この成形やとい
を熱処理装置に投入して樹脂または液状ゴムを硬化させ
るようにしたことを特徴とするゴム製品の注型成形方
法。 - 【請求項2】成形やとい投入装置,予熱装置,混合注入
装置,密閉容器(真空カプセル)および熱処理装置を順
次配設し、これらの装置間を搬送コンベアにて連結した
注型装置において、樹脂や液状ゴムを上記混合注入装置
で成形やといに常圧で混合注入した成形やといを密閉容
器(真空カプセル)の底板に移載し、この底板を上昇さ
せて密閉容器(真空カプセル)に成形やといを収容する
と共に密閉容器(真空カプセル)を密閉し、所定の真空
度で所定の時間真空度を保持し、その後常圧に戻して直
ちに成形やといを熱処理装置に投入して硬化・加硫を行
わせるようにしたことを特徴とするゴム製品の注型成形
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253445A JP2734313B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ゴム製品の注型成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253445A JP2734313B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ゴム製品の注型成形方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679734A JPH0679734A (ja) | 1994-03-22 |
JP2734313B2 true JP2734313B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17251501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4253445A Expired - Fee Related JP2734313B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ゴム製品の注型成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734313B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681695B2 (ja) * | 1987-11-06 | 1994-10-19 | 東邦設備機工株式会社 | フロアマットの成形方法とその装置 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4253445A patent/JP2734313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679734A (ja) | 1994-03-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |