JP2733627B2 - 横編機 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、横編機、特に前後に対設したニードルベッ
ド上にそれぞれ独立して設けたキャリッジを有する横編
機に関する。
ド上にそれぞれ独立して設けたキャリッジを有する横編
機に関する。
少なくとも2つのニードルベッドを有する横編機にお
いて、編成を行うために編成カムを備えたキャリッジは
針が列設された各ニードルベッドに沿ってその上を往復
動できるようになっている。そして、前記キャリッジは
通常ブリッジと呼ばれる連結部材によって前カムボック
スと後カムボックスとが連結されている。前後一対に備
えられたニードルベッド上方の該ニードルベッド長手方
向に走査する導糸レール上に装着された導糸桿によって
のみ編糸がニードルベッド上の針へ供給される、所謂一
般の横編機においては、前記連結部材は前後カムボック
スの頂点上方でU字形ないしはブリッジ状の形状をし
て、その下方で前後それぞれのカムボックスを連結して
いる。
いて、編成を行うために編成カムを備えたキャリッジは
針が列設された各ニードルベッドに沿ってその上を往復
動できるようになっている。そして、前記キャリッジは
通常ブリッジと呼ばれる連結部材によって前カムボック
スと後カムボックスとが連結されている。前後一対に備
えられたニードルベッド上方の該ニードルベッド長手方
向に走査する導糸レール上に装着された導糸桿によって
のみ編糸がニードルベッド上の針へ供給される、所謂一
般の横編機においては、前記連結部材は前後カムボック
スの頂点上方でU字形ないしはブリッジ状の形状をし
て、その下方で前後それぞれのカムボックスを連結して
いる。
これに対し、特開昭48−9057号公報に開示されている
ような経メリヤス類似編組織を編成できるための経糸挿
入装置を備えた横編機においては、前記の導糸桿以外に
も後ニードルベッド又は前ニードルベッド上方に設けら
れた経糸挿入装置により、経糸がニードルベッド長手方
向に対して垂直方向から前ニードルベッド又は後ニード
ルベッド上の針へと供給されるため、カムボックスの連
結部材はカムボックス側方に突設の連杆を介してニード
ルベッド長手方向に対して、水平に少なくとも経糸挿入
装置の幅よりも長く延びて、前後カムボックスを連結す
ることによって、キャリッジの往復動の際に経糸挿入装
置との衝突を避けるようにしている。
ような経メリヤス類似編組織を編成できるための経糸挿
入装置を備えた横編機においては、前記の導糸桿以外に
も後ニードルベッド又は前ニードルベッド上方に設けら
れた経糸挿入装置により、経糸がニードルベッド長手方
向に対して垂直方向から前ニードルベッド又は後ニード
ルベッド上の針へと供給されるため、カムボックスの連
結部材はカムボックス側方に突設の連杆を介してニード
ルベッド長手方向に対して、水平に少なくとも経糸挿入
装置の幅よりも長く延びて、前後カムボックスを連結す
ることによって、キャリッジの往復動の際に経糸挿入装
置との衝突を避けるようにしている。
前記例の如き横編機では前後カムボックスに装備され
たそれぞれの編成カムは、キャリッジ上の同位相にある
わけで、例えば、片側に2基の編成カムを有するキャリ
ッジを使用して、ゴム編組織を編成する場合には、相対
向するカムボックスの4基の編成カムをフルに活用して
編成を行うことができる。
たそれぞれの編成カムは、キャリッジ上の同位相にある
わけで、例えば、片側に2基の編成カムを有するキャリ
ッジを使用して、ゴム編組織を編成する場合には、相対
向するカムボックスの4基の編成カムをフルに活用して
編成を行うことができる。
しかし、ゴム編地を編成する際、前後ニードルベッド
の針で編まれた編目が不揃いなときに、従来では、ノッ
クオーバータイミングに直接影響を及ぼすステッチカム
を削る等して、そのタイミングを調整し対処していた
が、その作業は煩わしく、また熟練の要するものであ
る。さらに従来機では、袋編組織を編成する場合には、
相対向するカムボックスのどちらか一方の編成カムしか
使用されず、実質5割の機能しか発揮しない。また平編
組織を編成する際に、前後何れかのカムボックスは、使
用されていないにもかかわらず、その往復動を余儀なく
されるため、無駄な電力の消費のみならず、機械疲労の
要因となり、編機自身の寿命を縮める結果となってい
る。また、前記記載の経糸挿入装置を備えた横編機にお
いては、少なくとも経糸挿入装置全体の幅よりも広いカ
ムボックス連結部材が必要とされ、経糸挿入装置がニー
ドルベッドと同幅をもつ種類の横編機であれば、編機自
体の幅はそのまま倍となり、甚だしく編機を巨大化させ
ている。
の針で編まれた編目が不揃いなときに、従来では、ノッ
クオーバータイミングに直接影響を及ぼすステッチカム
を削る等して、そのタイミングを調整し対処していた
が、その作業は煩わしく、また熟練の要するものであ
る。さらに従来機では、袋編組織を編成する場合には、
相対向するカムボックスのどちらか一方の編成カムしか
使用されず、実質5割の機能しか発揮しない。また平編
組織を編成する際に、前後何れかのカムボックスは、使
用されていないにもかかわらず、その往復動を余儀なく
されるため、無駄な電力の消費のみならず、機械疲労の
要因となり、編機自身の寿命を縮める結果となってい
る。また、前記記載の経糸挿入装置を備えた横編機にお
いては、少なくとも経糸挿入装置全体の幅よりも広いカ
ムボックス連結部材が必要とされ、経糸挿入装置がニー
ドルベッドと同幅をもつ種類の横編機であれば、編機自
体の幅はそのまま倍となり、甚だしく編機を巨大化させ
ている。
本発明は上記の点に鑑みて、前後に対向して設けられ
たニードルベッド上を往復動するキャリッジのそれぞれ
を、別個の駆動系により一方のみ又は双方同時に駆動す
ることができるようにすることのできる編機を得ること
を目的とする。
たニードルベッド上を往復動するキャリッジのそれぞれ
を、別個の駆動系により一方のみ又は双方同時に駆動す
ることができるようにすることのできる編機を得ること
を目的とする。
前後に対設したニードルベッド、及び、該ニードルベ
ッドに挿入されたニードルを操作するためのカムを有す
るキャリッジを、各ニードルベッド上にガイドレールに
より支持してなる横編機において、各キャリッジを非連
繋状態とし、各キャリッジにそれぞれ別個の駆動系を設
けると共に、各駆動係を共通する1つの駆動源に接続す
るか、或いは、それぞれ別個の駆動源に接続した。
ッドに挿入されたニードルを操作するためのカムを有す
るキャリッジを、各ニードルベッド上にガイドレールに
より支持してなる横編機において、各キャリッジを非連
繋状態とし、各キャリッジにそれぞれ別個の駆動系を設
けると共に、各駆動係を共通する1つの駆動源に接続す
るか、或いは、それぞれ別個の駆動源に接続した。
前後対向して設けた対のニードルベッドのそれぞれに
互いに非連繋状態に設けたキャリッジを、駆動源に連な
るそれぞれ別個の駆動系を介して同期的に往復動させる
ことにより従前の編成手段と全く同様に編成を行う。ま
た、一方のキャリッジの移動を休止させたい場合には 1.上記別個の駆動系の一方の駆動系内に設けたクラッチ
を切ることにより、 2.双方別個に駆動できる駆動源の一方を停止することに
より、 当該駆動系の動力の伝達を停止し、他方のキャリッジの
み往復動させる。このとき停止させたキャリッジはブレ
ーキ装置により或いは停止しているモータの制動作用に
より妄りに移動するのを防止することが好ましい。
互いに非連繋状態に設けたキャリッジを、駆動源に連な
るそれぞれ別個の駆動系を介して同期的に往復動させる
ことにより従前の編成手段と全く同様に編成を行う。ま
た、一方のキャリッジの移動を休止させたい場合には 1.上記別個の駆動系の一方の駆動系内に設けたクラッチ
を切ることにより、 2.双方別個に駆動できる駆動源の一方を停止することに
より、 当該駆動系の動力の伝達を停止し、他方のキャリッジの
み往復動させる。このとき停止させたキャリッジはブレ
ーキ装置により或いは停止しているモータの制動作用に
より妄りに移動するのを防止することが好ましい。
本発明装置の第1の実施例を第1図乃至第4図と共に
次に説明する。
次に説明する。
フレーム1上に山形に対向して前側ニードルベッド2
と後側ニードルベッド3とを設ける。ニードルベッド2,
3の上位にはガイドレール4,5により前側キャリッジ6
を、ガイドレール7,8により後側キャリッジ9を、それ
ぞれニードルベッド2,3と平行に走行できるように支持
する。対向する前後のニードルベッド2,3の頂部間には
支持部材10により図示しない導糸杆を案内する導糸レー
ル11を支持する。前記キャリッジ6,9には導糸杆係止部
材支持アーム12,13を設けてある。導糸杆係止部材支持
アーム12,13にはそれぞれ導糸杆係止部材14,15を設け、
図示しない導糸杆と係合させたとき導糸杆を連行する。
と後側ニードルベッド3とを設ける。ニードルベッド2,
3の上位にはガイドレール4,5により前側キャリッジ6
を、ガイドレール7,8により後側キャリッジ9を、それ
ぞれニードルベッド2,3と平行に走行できるように支持
する。対向する前後のニードルベッド2,3の頂部間には
支持部材10により図示しない導糸杆を案内する導糸レー
ル11を支持する。前記キャリッジ6,9には導糸杆係止部
材支持アーム12,13を設けてある。導糸杆係止部材支持
アーム12,13にはそれぞれ導糸杆係止部材14,15を設け、
図示しない導糸杆と係合させたとき導糸杆を連行する。
編機機台の前面両端にはプーリ20,21を支持し、その
間にキャリッジ駆動ベルト22を張架し、該ベルト22と前
側キャリッジ6とを連結部材23で連結する。同様に後側
キャリッジ9も機台両端に設けたプーリ24,25との間に
キャリッジ駆動ベルト26を張架し、該ベルト26と後側キ
ャリッジ9とを連結部材27で連結する。前記プーリ21,2
5と一体にそれぞれプーリ28,29を設け、該プーリ28,29
と駆動軸30の両端に設けたプーリ31,32との間にベルト3
3,34を架け渡す。駆動軸30のプーリ35と駆動源である駆
動モータ36のモータ軸プーリ37との間にベルト38を架け
渡す。駆動軸30のプーリ35とプーリ32との間にはクラッ
チ39及び駆動軸30の回転を停止させるためのブレーキ40
を設ける。
間にキャリッジ駆動ベルト22を張架し、該ベルト22と前
側キャリッジ6とを連結部材23で連結する。同様に後側
キャリッジ9も機台両端に設けたプーリ24,25との間に
キャリッジ駆動ベルト26を張架し、該ベルト26と後側キ
ャリッジ9とを連結部材27で連結する。前記プーリ21,2
5と一体にそれぞれプーリ28,29を設け、該プーリ28,29
と駆動軸30の両端に設けたプーリ31,32との間にベルト3
3,34を架け渡す。駆動軸30のプーリ35と駆動源である駆
動モータ36のモータ軸プーリ37との間にベルト38を架け
渡す。駆動軸30のプーリ35とプーリ32との間にはクラッ
チ39及び駆動軸30の回転を停止させるためのブレーキ40
を設ける。
上記構成により、モータ36,プーリ37,ベルト38,プー
リ35,駆動軸30,プーリ31,ベルト33,プーリ28,プーリ21,
ベルト22,前側キャリッジ6と連なる前側キャリッジ駆
動系41が形成され、一方、モータ36,プーリ37、ベルト3
8,プーリ35,駆動軸30,クラッチ39,ブレーキ40,駆動軸3
0,プーリ32,ベルト34,プーリ29,プーリ25,ベルト26,後
側キャリッジ9と連なる後側キャリッジ駆動系42が形成
される。また、キャリッジの位置を検出するために、前
側ニードルベッド2に選針ゲージ43を、前側キャリッジ
6にセンサ44を設けている。
リ35,駆動軸30,プーリ31,ベルト33,プーリ28,プーリ21,
ベルト22,前側キャリッジ6と連なる前側キャリッジ駆
動系41が形成され、一方、モータ36,プーリ37、ベルト3
8,プーリ35,駆動軸30,クラッチ39,ブレーキ40,駆動軸3
0,プーリ32,ベルト34,プーリ29,プーリ25,ベルト26,後
側キャリッジ9と連なる後側キャリッジ駆動系42が形成
される。また、キャリッジの位置を検出するために、前
側ニードルベッド2に選針ゲージ43を、前側キャリッジ
6にセンサ44を設けている。
今、上記装置において従前の如く、前後のニードルベ
ッド6,9を一体に同期させて往復動させようとするとき
は、クラッチ39を接続した状態でブレーキ40を開放し、
モータ36を回転する。すると、その回転は等しく駆動系
41,42に伝達され前側キャリッジ6と後側キャリッジ9
は同期した状態で往復動する。
ッド6,9を一体に同期させて往復動させようとするとき
は、クラッチ39を接続した状態でブレーキ40を開放し、
モータ36を回転する。すると、その回転は等しく駆動系
41,42に伝達され前側キャリッジ6と後側キャリッジ9
は同期した状態で往復動する。
また、前側キャリッジ6のみ往復動させる場合は、ク
ラッチ39を切った状態でブレーキ40を作動させ、モータ
39を回転する。このとき、その回転は前側キャリッジ6
を往復動する駆動系41には上記と同様に伝達されるが、
後側キャリッジ9を往復動する駆動系42には前述の如く
クラッチ39が切ってあるために動力は伝達されず、後側
キャリッジ9は停止したままの状態となる。
ラッチ39を切った状態でブレーキ40を作動させ、モータ
39を回転する。このとき、その回転は前側キャリッジ6
を往復動する駆動系41には上記と同様に伝達されるが、
後側キャリッジ9を往復動する駆動系42には前述の如く
クラッチ39が切ってあるために動力は伝達されず、後側
キャリッジ9は停止したままの状態となる。
上記動作についての電気信号のブロック図を第4図に
示す。
示す。
第2の実施例を第5図に示す。
本実施例においては、駆動源である駆動モータ36の駆
動力を前面側キャリッジ,後面側キャリッジの任意の何
れか一方に伝達できるようにしたものである。
動力を前面側キャリッジ,後面側キャリッジの任意の何
れか一方に伝達できるようにしたものである。
駆動モータ36のモータ軸に設けたプーリ37と、駆動軸
30に設けたプーリ35との間にベルト38を架け渡した点は
第1の実施例と同一であるが、駆動軸30により回転伝達
される駆動系41,42のそれぞれにおいて駆動力の伝達を
断続できるよう、駆動軸30における駆動系41,42の範囲
内のそれぞれにクラッチ50,51を設ける。52,53はそれぞ
れ駆動軸30の回転を停止する制動ブレーキである。
30に設けたプーリ35との間にベルト38を架け渡した点は
第1の実施例と同一であるが、駆動軸30により回転伝達
される駆動系41,42のそれぞれにおいて駆動力の伝達を
断続できるよう、駆動軸30における駆動系41,42の範囲
内のそれぞれにクラッチ50,51を設ける。52,53はそれぞ
れ駆動軸30の回転を停止する制動ブレーキである。
本実施例において、前側,後側両キャリッジを作動す
る場合は、両クラッチ50,51を作動状態にすることによ
って駆動モータ36の回転は両駆動系41,42に伝達され、
また、必要に応じ前側又は後側の何れか一方のキャリッ
ジ6又は9のみを移動させるときは何れか一方のクラッ
チ51又は30を作動させれば良い。このとき不作動状態の
駆動系42又は41のブレーキ53又は52を作動させ不作動状
態のキャリッジ9又は6が移動しないようにする。
る場合は、両クラッチ50,51を作動状態にすることによ
って駆動モータ36の回転は両駆動系41,42に伝達され、
また、必要に応じ前側又は後側の何れか一方のキャリッ
ジ6又は9のみを移動させるときは何れか一方のクラッ
チ51又は30を作動させれば良い。このとき不作動状態の
駆動系42又は41のブレーキ53又は52を作動させ不作動状
態のキャリッジ9又は6が移動しないようにする。
上記において、後側キャリッジ9も前側キャリッジ6
とは同期しない状態で移動することも生ずるのであるか
ら、その位置の検出を行なわなければならない。このた
め、後側ニードルベッド3に選針ゲージ43bを、後側キ
ャリッジ6にセンサ44bをそれぞれ設けている。
とは同期しない状態で移動することも生ずるのであるか
ら、その位置の検出を行なわなければならない。このた
め、後側ニードルベッド3に選針ゲージ43bを、後側キ
ャリッジ6にセンサ44bをそれぞれ設けている。
第3の実施例を第6図に示す。
本実施例においては、駆動源である駆動モータを駆動
系41,42のそれぞれに設けてある。即ち、駆動軸を前面
側キャリッジ駆動用の駆動軸30aと後面側キャリッジ駆
動用の駆動軸30bの2本用い、それぞれにプーリ35a,35b
を設ける。そして、前面側キャリッジ駆動用の駆動モー
タ36aのモータ軸プーリ37aと前記プーリ35aとの間にベ
ルト38aを架け渡す。同様に後面側キャリッジ駆動用の
駆動モータ36bのモータ軸プーリ37bと前記プーリ35bと
の間にベルト38bを架け渡す。本実施例にあっても、第
2の実施例と同様に前側キャリッジ6と後側キャリッジ
9とは同期して移動すると共に、何れか一方のみの移動
もあるから、後側キャリッジ用の選針ゲージ43b,センサ
44bを設けてある。
系41,42のそれぞれに設けてある。即ち、駆動軸を前面
側キャリッジ駆動用の駆動軸30aと後面側キャリッジ駆
動用の駆動軸30bの2本用い、それぞれにプーリ35a,35b
を設ける。そして、前面側キャリッジ駆動用の駆動モー
タ36aのモータ軸プーリ37aと前記プーリ35aとの間にベ
ルト38aを架け渡す。同様に後面側キャリッジ駆動用の
駆動モータ36bのモータ軸プーリ37bと前記プーリ35bと
の間にベルト38bを架け渡す。本実施例にあっても、第
2の実施例と同様に前側キャリッジ6と後側キャリッジ
9とは同期して移動すると共に、何れか一方のみの移動
もあるから、後側キャリッジ用の選針ゲージ43b,センサ
44bを設けてある。
本実施例において、前側,後側両キャリッジを作動す
る場合は、両モータ36a,36bを完全に同期させて回転す
る。また、前側キャリッジ6又は後側キャリッジ9のみ
移動させるときは、それぞれの駆動モータ36a又は36bの
何れかを作動させれば良い。
る場合は、両モータ36a,36bを完全に同期させて回転す
る。また、前側キャリッジ6又は後側キャリッジ9のみ
移動させるときは、それぞれの駆動モータ36a又は36bの
何れかを作動させれば良い。
本発明装置は、以上詳述した如き構成としたために、
対向して設けたニードルベッド上のキャリッジの双方を
同期した状態で往復動させることも一方のキャリッジの
みを往復動することも任意に行うことができる。このた
め種々の編成を行え、例えば、袋編編成において、前後
キャリッジを互いにずらすことによりキャリッジ上のカ
ムボックスをずらせ、編成カムを4位相とさせ、それぞ
れの位相での編成を行い、またゴム編地編成におけるノ
ックオーバータイミングの変更を調節可能とさせる、並
びに平編編成の場合のように、編成に使用されていない
側のカムボックスを編成領域外のところに待機させるな
ど、任意の位置に前後カムボックスの位置を調整するこ
とが可能となる。また、経糸挿入装置をもつ横編機にお
いては、機械幅を従来よりずっとコンパクトにすること
ができる。更に,一方の側のキャリッジのみ移動させ得
るから従来の如き編成を行わないキャリッジをも往復動
させることによる無駄をなくすことができる。
対向して設けたニードルベッド上のキャリッジの双方を
同期した状態で往復動させることも一方のキャリッジの
みを往復動することも任意に行うことができる。このた
め種々の編成を行え、例えば、袋編編成において、前後
キャリッジを互いにずらすことによりキャリッジ上のカ
ムボックスをずらせ、編成カムを4位相とさせ、それぞ
れの位相での編成を行い、またゴム編地編成におけるノ
ックオーバータイミングの変更を調節可能とさせる、並
びに平編編成の場合のように、編成に使用されていない
側のカムボックスを編成領域外のところに待機させるな
ど、任意の位置に前後カムボックスの位置を調整するこ
とが可能となる。また、経糸挿入装置をもつ横編機にお
いては、機械幅を従来よりずっとコンパクトにすること
ができる。更に,一方の側のキャリッジのみ移動させ得
るから従来の如き編成を行わないキャリッジをも往復動
させることによる無駄をなくすことができる。
図面は本発明装置の実施の一例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は背面図、第3図は側面図、第4図はブ
ロック図、第5図,第6図は第2,3の実施例の側面図で
ある。 2…前側ニードルベッド,3…後側ニードルベッド,4,5,
7,8…ガイドレール,6…前側キャリッジ,9…後側キャリ
ッジ,36,36a,36b…駆動モータ,39,50,51…クラッチ,40,
52,53…ブレーキ,41,42…駆動系
正面図、第2図は背面図、第3図は側面図、第4図はブ
ロック図、第5図,第6図は第2,3の実施例の側面図で
ある。 2…前側ニードルベッド,3…後側ニードルベッド,4,5,
7,8…ガイドレール,6…前側キャリッジ,9…後側キャリ
ッジ,36,36a,36b…駆動モータ,39,50,51…クラッチ,40,
52,53…ブレーキ,41,42…駆動系
Claims (5)
- 【請求項1】前後に対設したニードルベッド、及び、該
ニードルベッドに挿入されたニードルを操作するための
カムを有するキャリッジを、各ニードルベッド上にガイ
ドレールにより支持してなる横編機において、各キャリ
ッジを非連繋状態とし、各キャリッジにそれぞれ別個の
駆動系を設けると共に、各駆動係を共通する1つの駆動
源に接続するか、或いは、それぞれ別個の駆動源に接続
してなることを特徴とする横編機。 - 【請求項2】前面及び後面のニードルベッド上にそれぞ
れ設けた前面及び後面のキャリッジをそれぞれ別個に駆
動する2つの駆動系を1つの駆動源に接続し、前面又は
後面のいずれか一方のキャリッジへの駆動系内にクラッ
チを設けてなる請求項1記載の横編機。 - 【請求項3】前面及び後面のニードルベッド上にそれぞ
れ設けた前面及び後面のキャリッジをそれぞれ別個に駆
動する2つの駆動系を1つの駆動源に接続し、前面及び
後面の双方のキャリッジへの駆動系内に共にクラッチを
設けてなる請求項1記載の横編機。 - 【請求項4】前面又は後面の一方のキャリッジの駆動系
内にクラッチを設け、該クラッチとキャリッジ間の駆動
系内に駆動移動停止用制動装置を設けたことを特徴とす
る請求項2又は3のいずれか記載の横編機。 - 【請求項5】2つの駆動係のそれぞれに設けたクラッチ
と、それぞれの駆動係により駆動されるキャリッジとの
間に駆動停止用の制動装置を設けれてなる請求項2又は
3のいずれか記載の横編機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233690A JP2733627B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 横編機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233690A JP2733627B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 横編機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03220348A JPH03220348A (ja) | 1991-09-27 |
JP2733627B2 true JP2733627B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11802458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1233690A Expired - Fee Related JP2733627B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 横編機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733627B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035854A1 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-21 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 移動体連行状態切換え可能な横編機 |
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