JP2731110B2 - 振り出し中通し竿 - Google Patents
振り出し中通し竿Info
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- JP2731110B2 JP2731110B2 JP7115994A JP7115994A JP2731110B2 JP 2731110 B2 JP2731110 B2 JP 2731110B2 JP 7115994 A JP7115994 A JP 7115994A JP 7115994 A JP7115994 A JP 7115994A JP 2731110 B2 JP2731110 B2 JP 2731110B2
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- Japan
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- rod
- fishing line
- introduction hole
- pipe
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Links
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- 230000008961 swelling Effects 0.000 claims description 6
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- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 3
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振り出し中通し竿に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】振り出し中通し竿としては、例えば実公
昭62−22139号に開示されるようなものがある。
図27に示されるように、この釣竿の元竿1は大径の基
部1aと小径の先部1bとで構成される。基部1aには
リール2が取り付けられ、先部1bには元竿1から振り
出される竿管3が挿入されている。これにより、竿管3
が元竿1内に収納された場合、元竿1と竿管3との間に
隙間aを形成して釣糸4の収容路を確保し、釣糸4の傷
付き等を防止しようとしている。また、先部1bは釣糸
4の導入孔5に近い箇所に設けられている。これによ
り、糸通し時に竿管3が鎖線位置へと押し込まれた際、
竿管3の後端の開口を導入孔5の近傍に保持し、糸通し
を容易に行うことができるようにしている。
昭62−22139号に開示されるようなものがある。
図27に示されるように、この釣竿の元竿1は大径の基
部1aと小径の先部1bとで構成される。基部1aには
リール2が取り付けられ、先部1bには元竿1から振り
出される竿管3が挿入されている。これにより、竿管3
が元竿1内に収納された場合、元竿1と竿管3との間に
隙間aを形成して釣糸4の収容路を確保し、釣糸4の傷
付き等を防止しようとしている。また、先部1bは釣糸
4の導入孔5に近い箇所に設けられている。これによ
り、糸通し時に竿管3が鎖線位置へと押し込まれた際、
竿管3の後端の開口を導入孔5の近傍に保持し、糸通し
を容易に行うことができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成であると、基部1aと先部1bとの間に大き
な傾斜のテーパー部1cを形成しなければならず、基部
1aとテーパー部1cとの境界b、先部1bとテーパー
部1cとの境界cに屈曲部が生ずる。このような屈曲部
が生じると、竿壁に皺が発生したり、竿壁を構成する炭
素繊維等の高強度繊維が折れ曲がったりし、強度低下の
原因となる。
ような構成であると、基部1aと先部1bとの間に大き
な傾斜のテーパー部1cを形成しなければならず、基部
1aとテーパー部1cとの境界b、先部1bとテーパー
部1cとの境界cに屈曲部が生ずる。このような屈曲部
が生じると、竿壁に皺が発生したり、竿壁を構成する炭
素繊維等の高強度繊維が折れ曲がったりし、強度低下の
原因となる。
【0004】また、釣糸4の導入孔5とリール2とが接
近する結果、釣糸4が導入孔5から受ける抵抗が大きく
なり、リール2の巻き上げに大きな力を要し、また、釣
糸4の放出も困難になる。
近する結果、釣糸4が導入孔5から受ける抵抗が大きく
なり、リール2の巻き上げに大きな力を要し、また、釣
糸4の放出も困難になる。
【0005】従って、本発明は、そのような欠点のない
振り出し中通し竿を提供することを提供することを目的
とする。
振り出し中通し竿を提供することを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、リール6が取り付けられる元竿7と、該
元竿7に振り出し可能に収納される穂先竿10を含む他
の竿管とを有し、上記元竿7には、上記リール6の釣糸
14を竿管内に導入する導入孔15が設けられ、上記元
竿7に隣接する竿管8の後端には、上記竿管の収納時に
上記導入孔15から上記竿管内へと上記釣糸14の収容
路を形成するように上記元竿7の後端の尻栓12と係合
する釣糸案内体17が設けられ、該竿管8の中間部には
糸通し時に該竿管8を上記元竿7に仮止めして上記釣糸
案内体17を上記導入孔15に臨ましめる膨出部26が
形成された振り出し中通し竿の構成を採用し、また、リ
ール6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振り出し
可能に収納される穂先竿10を含む他の竿管とを有し、
上記元竿7に隣接する竿管8には、上記リール6の釣糸
14を竿管内に導入する導入孔15が設けられ、上記元
竿7に隣接する竿管8及び該竿管8に隣接する他の竿管
9の各々の後端には、上記竿管の収納時に上記導入孔1
5から上記竿管内へと上記釣糸14の収容路を形成する
ように上記元竿7の後端の尻栓12と係合する縁部16
と釣糸案内体17とが各々設けられ、該他の竿管9の中
間部には糸通し時に該他の竿管9を上記元竿7に隣接す
る竿管8に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導入孔
15に臨ましめる膨出部26が形成された振り出し中通
し竿の構成を採用し、また、上記振り出し中通し竿にお
いて、上記導入孔15が設けられた竿管及び該竿管に内
側から接する竿管の一方又は双方には、両竿管間に上記
釣糸の収容路を確保するための突出部24が設けられた
構成を採用し、また、上記振り出し中通し竿において、
上記釣糸案内体17には、上記導入孔15から挿入され
る線材の先を竿管内へと導く案内片が設けられた構成を
採用し、また、上記振り出し中通し竿において、上記膨
出部26と該膨出部26が係合する竿管の先端とには、
上記釣糸案内体17を上記導入孔15に定位置で臨まし
めるための位置合わせマーク27a,27b,27c,
27d,28が表示された構成を採用している。
め、本発明は、リール6が取り付けられる元竿7と、該
元竿7に振り出し可能に収納される穂先竿10を含む他
の竿管とを有し、上記元竿7には、上記リール6の釣糸
14を竿管内に導入する導入孔15が設けられ、上記元
竿7に隣接する竿管8の後端には、上記竿管の収納時に
上記導入孔15から上記竿管内へと上記釣糸14の収容
路を形成するように上記元竿7の後端の尻栓12と係合
する釣糸案内体17が設けられ、該竿管8の中間部には
糸通し時に該竿管8を上記元竿7に仮止めして上記釣糸
案内体17を上記導入孔15に臨ましめる膨出部26が
形成された振り出し中通し竿の構成を採用し、また、リ
ール6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振り出し
可能に収納される穂先竿10を含む他の竿管とを有し、
上記元竿7に隣接する竿管8には、上記リール6の釣糸
14を竿管内に導入する導入孔15が設けられ、上記元
竿7に隣接する竿管8及び該竿管8に隣接する他の竿管
9の各々の後端には、上記竿管の収納時に上記導入孔1
5から上記竿管内へと上記釣糸14の収容路を形成する
ように上記元竿7の後端の尻栓12と係合する縁部16
と釣糸案内体17とが各々設けられ、該他の竿管9の中
間部には糸通し時に該他の竿管9を上記元竿7に隣接す
る竿管8に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導入孔
15に臨ましめる膨出部26が形成された振り出し中通
し竿の構成を採用し、また、上記振り出し中通し竿にお
いて、上記導入孔15が設けられた竿管及び該竿管に内
側から接する竿管の一方又は双方には、両竿管間に上記
釣糸の収容路を確保するための突出部24が設けられた
構成を採用し、また、上記振り出し中通し竿において、
上記釣糸案内体17には、上記導入孔15から挿入され
る線材の先を竿管内へと導く案内片が設けられた構成を
採用し、また、上記振り出し中通し竿において、上記膨
出部26と該膨出部26が係合する竿管の先端とには、
上記釣糸案内体17を上記導入孔15に定位置で臨まし
めるための位置合わせマーク27a,27b,27c,
27d,28が表示された構成を採用している。
【0007】
【作用】本発明において、元竿に導入孔を設ける場合
は、竿管の収納時に竿管の収納時に、元竿に隣接する竿
管の後端の釣糸案内体が、元竿の後端の尻栓と係合し、
釣糸の導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成する。
このため、釣糸が竿管の壁間等に挟まれることがなく、
釣竿に傷等を生じない。
は、竿管の収納時に竿管の収納時に、元竿に隣接する竿
管の後端の釣糸案内体が、元竿の後端の尻栓と係合し、
釣糸の導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成する。
このため、釣糸が竿管の壁間等に挟まれることがなく、
釣竿に傷等を生じない。
【0008】糸通し時には竿管の中間部の膨出部が元竿
に対し仮止めされ、釣糸案内体が導入孔に臨むことにな
る。このため、元竿に従来のような小径の先部を長く確
保したり導入孔に近付けたりする必要がなく、リールと
導入孔との間隔を大きくでき、釣糸に加わる抵抗を低減
することができる。
に対し仮止めされ、釣糸案内体が導入孔に臨むことにな
る。このため、元竿に従来のような小径の先部を長く確
保したり導入孔に近付けたりする必要がなく、リールと
導入孔との間隔を大きくでき、釣糸に加わる抵抗を低減
することができる。
【0009】また、元竿に大きな傾斜のテーパー部を形
成する必要がないので、竿壁は平滑になり、竿壁を構成
する炭素繊維等の高強度繊維が折れ曲がったりせず、従
って強度を高めることができる。
成する必要がないので、竿壁は平滑になり、竿壁を構成
する炭素繊維等の高強度繊維が折れ曲がったりせず、従
って強度を高めることができる。
【0010】本発明において、元竿に隣接する竿管に釣
糸の導入孔が設けられる場合は、竿管の収納時に、元竿
に隣接する竿管及び該竿管に隣接する他の竿管の各々の
後端の縁部と釣糸案内体とが元竿の後端の尻栓と係合
し、導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成する。こ
れにより、釣糸の傷付き、切断等が防止される。竿管の
元竿内でのがたつきも防止される。また、導入孔が元竿
に隣接する竿管に設けられることから、リールと導入孔
との間隔をそれだけ大きくでき、釣糸に加わる抵抗を低
減することができる。
糸の導入孔が設けられる場合は、竿管の収納時に、元竿
に隣接する竿管及び該竿管に隣接する他の竿管の各々の
後端の縁部と釣糸案内体とが元竿の後端の尻栓と係合
し、導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成する。こ
れにより、釣糸の傷付き、切断等が防止される。竿管の
元竿内でのがたつきも防止される。また、導入孔が元竿
に隣接する竿管に設けられることから、リールと導入孔
との間隔をそれだけ大きくでき、釣糸に加わる抵抗を低
減することができる。
【0011】本発明において、上記導入孔が設けられた
竿管及び該竿管に内側から接する竿管の一方又は双方に
突出部が設けられる場合は、両竿管間に釣糸の収容路を
確実に形成することができる。
竿管及び該竿管に内側から接する竿管の一方又は双方に
突出部が設けられる場合は、両竿管間に釣糸の収容路を
確実に形成することができる。
【0012】本発明において、上記釣糸案内体に案内片
が設けられる場合は、上記導入孔から挿入される線材の
先を竿管内へと簡易かつ迅速に導くことができる。本発
明において、上記膨出部と該膨出部が係合する竿管の先
端とに位置合わせマークが表示されている場合は、上記
釣糸案内体を上記導入孔に正確に臨ましめ、糸通しを簡
易かつ迅速化することができる。
が設けられる場合は、上記導入孔から挿入される線材の
先を竿管内へと簡易かつ迅速に導くことができる。本発
明において、上記膨出部と該膨出部が係合する竿管の先
端とに位置合わせマークが表示されている場合は、上記
釣糸案内体を上記導入孔に正確に臨ましめ、糸通しを簡
易かつ迅速化することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る振り出し中通し竿の実施
例を図面に基づいて説明する。実施例1 図1乃至図4に示されるように、この振り出し中通し竿
は、リール6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振
り出し可能に収納される穂先竿10を含む他の竿管8,
9とを有している。この場合、元竿7と穂先竿10との
間には二本の竿管8,9が介在している。
例を図面に基づいて説明する。実施例1 図1乃至図4に示されるように、この振り出し中通し竿
は、リール6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振
り出し可能に収納される穂先竿10を含む他の竿管8,
9とを有している。この場合、元竿7と穂先竿10との
間には二本の竿管8,9が介在している。
【0014】元竿7の中間部にはリールシート11が取
り付けられ、該リールシート11によりリール6が元竿
7上に着脱自在に取り付けられている。元竿7の後端は
尻栓12により閉じられている。該尻栓12の内側に
は、後述のように他の竿管8,9の後部と係合する環状
突起13が設けられている。
り付けられ、該リールシート11によりリール6が元竿
7上に着脱自在に取り付けられている。元竿7の後端は
尻栓12により閉じられている。該尻栓12の内側に
は、後述のように他の竿管8,9の後部と係合する環状
突起13が設けられている。
【0015】上記元竿7に隣接する竿管8には、上記リ
ール6から繰り出される釣糸14を竿管8,9,10内
に導入する導入孔15が設けられている。導入孔15
は、図2および図7に示されるように、該竿管8に長穴
が穿設され、同様な長穴が穿設された管15aが長穴同
士合致するように該竿管8に被せられ、該管15aの長
穴の縁に図8に示されるような縁部材15bが嵌め込ま
れ、固定されることにより形成されている。管15aは
竿管8の補強も兼ねることになる。
ール6から繰り出される釣糸14を竿管8,9,10内
に導入する導入孔15が設けられている。導入孔15
は、図2および図7に示されるように、該竿管8に長穴
が穿設され、同様な長穴が穿設された管15aが長穴同
士合致するように該竿管8に被せられ、該管15aの長
穴の縁に図8に示されるような縁部材15bが嵌め込ま
れ、固定されることにより形成されている。管15aは
竿管8の補強も兼ねることになる。
【0016】上記元竿7に隣接する竿管8及び該竿管8
に隣接する他の竿管9の各々の後端には、図2および図
3に示されるように、上記竿管8,9の収納時に上記導
入孔15から上記竿管8,9内へと上記釣糸14の収容
路を形成するように上記元竿7の後端の尻栓12と係合
する縁部16と釣糸案内体17とが各々設けられてい
る。収容路は、竿管8,9間の隙間23と後述の隙間1
8とで構成される。
に隣接する他の竿管9の各々の後端には、図2および図
3に示されるように、上記竿管8,9の収納時に上記導
入孔15から上記竿管8,9内へと上記釣糸14の収容
路を形成するように上記元竿7の後端の尻栓12と係合
する縁部16と釣糸案内体17とが各々設けられてい
る。収容路は、竿管8,9間の隙間23と後述の隙間1
8とで構成される。
【0017】元竿7に隣接する竿管8の後端は環状であ
り、その内側の縁部が尻栓12の環状突起13の外周面
に接することにより尻栓12に保持されるようになって
いる。該竿管8の外側の縁部が環状突起13の内周面に
接するようにしてもよい。
り、その内側の縁部が尻栓12の環状突起13の外周面
に接することにより尻栓12に保持されるようになって
いる。該竿管8の外側の縁部が環状突起13の内周面に
接するようにしてもよい。
【0018】釣糸案内体17は、図9および図10に示
されるように、上記他の竿管9の後部に螺入されるネジ
部17aと、該ネジ部17aを螺入する際の摘み17b
と、該摘み17bから後方に突出する三本の脚部17
c,17d,17eとを備えている。三本の脚部17
c,17d,17eは、尻栓12の環状突起13の内周
面に接しうるよう摘み17bに対し環状に配置され、夫
々の脚17c,17d,17eは尻栓の環状突起13の
高さよりも高く形成されている。これにより、図3に示
されるように、釣糸案内体17の脚17c,17d,1
7eが尻栓12の環状突起13内に入り込むと、該他の
竿管9は元竿7に支持されると共に環状突起13の先端
との間に複数個の隙間18を形成する。該隙間18は上
記釣糸14の収容路の一部を構成する。
されるように、上記他の竿管9の後部に螺入されるネジ
部17aと、該ネジ部17aを螺入する際の摘み17b
と、該摘み17bから後方に突出する三本の脚部17
c,17d,17eとを備えている。三本の脚部17
c,17d,17eは、尻栓12の環状突起13の内周
面に接しうるよう摘み17bに対し環状に配置され、夫
々の脚17c,17d,17eは尻栓の環状突起13の
高さよりも高く形成されている。これにより、図3に示
されるように、釣糸案内体17の脚17c,17d,1
7eが尻栓12の環状突起13内に入り込むと、該他の
竿管9は元竿7に支持されると共に環状突起13の先端
との間に複数個の隙間18を形成する。該隙間18は上
記釣糸14の収容路の一部を構成する。
【0019】上記ネジ部17aの内側には、図3に示さ
れるように、穂先竿10の後端の釣糸案内体19を受け
入れるためのすり鉢状の穴20が形成されている。ま
た、両竿管9,10の釣糸案内体17,19には、釣糸
のガイドリング21,22が夫々はめ込まれている。
れるように、穂先竿10の後端の釣糸案内体19を受け
入れるためのすり鉢状の穴20が形成されている。ま
た、両竿管9,10の釣糸案内体17,19には、釣糸
のガイドリング21,22が夫々はめ込まれている。
【0020】図21に示されるように、竿管8,9の収
納時に二つの竿管8,9間に上記釣糸14の収容路であ
る隙間23を確実に形成することができるよう、導入孔
15の縁部材15bの下端には突出部24が設けられて
いる。突出部24は竿管9に設けてもよい。また、図2
3に示されるように、突出部24は導入孔15の縁部材
15b以外の箇所に設けてもよいし、図24に示される
ように、スプリング等の弾性部材25により内側の竿管
8の方に常時付勢される回動片として設けてもよい。
納時に二つの竿管8,9間に上記釣糸14の収容路であ
る隙間23を確実に形成することができるよう、導入孔
15の縁部材15bの下端には突出部24が設けられて
いる。突出部24は竿管9に設けてもよい。また、図2
3に示されるように、突出部24は導入孔15の縁部材
15b以外の箇所に設けてもよいし、図24に示される
ように、スプリング等の弾性部材25により内側の竿管
8の方に常時付勢される回動片として設けてもよい。
【0021】上記他の竿管9の中間部には、図4に示さ
れるように、糸通し時に該他の竿管9を上記元竿7に隣
接する竿管8に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導
入孔15に臨ましめる膨出部26が形成されている。該
膨出部26は、元竿7に隣接する竿管8の先端の内周面
に沿って前後に通過可能であるが、該内周面との間で大
きな摩擦力を生じるようになっている。
れるように、糸通し時に該他の竿管9を上記元竿7に隣
接する竿管8に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導
入孔15に臨ましめる膨出部26が形成されている。該
膨出部26は、元竿7に隣接する竿管8の先端の内周面
に沿って前後に通過可能であるが、該内周面との間で大
きな摩擦力を生じるようになっている。
【0022】上記釣糸案内体17の三本の脚部17c,
17d,17eのうち一本の脚17dは、図4乃至図6
に示されるように、上記導入孔15から挿入される釣糸
14又は線材の先を竿管9内へと導く案内片として機能
するようになっている。線材は、例えばワイヤーであ
り、リール6の釣糸14を竿管9,10内に挿通する際
に用いられるものである。このように、釣糸案内体17
に案内片が設けられる場合は、上記導入孔15から挿入
される釣糸14又は線材の先を竿管9,10内へと簡易
かつ迅速に導くことができる。
17d,17eのうち一本の脚17dは、図4乃至図6
に示されるように、上記導入孔15から挿入される釣糸
14又は線材の先を竿管9内へと導く案内片として機能
するようになっている。線材は、例えばワイヤーであ
り、リール6の釣糸14を竿管9,10内に挿通する際
に用いられるものである。このように、釣糸案内体17
に案内片が設けられる場合は、上記導入孔15から挿入
される釣糸14又は線材の先を竿管9,10内へと簡易
かつ迅速に導くことができる。
【0023】その場合、案内片としての脚17dを上記
導入孔15に正確に合致させることができるよう、図1
8乃至図20に示されるように、上記膨出部26と該膨
出部26が係合する竿管8の先端とには、位置合わせマ
ーク27a,27b,27c,27d,28が表示され
ている。双方のマークが合致すれば、上記案内片が上記
導入孔15に正確に臨むこととなる。このように、位置
合わせマーク27a,27b,27c,27d,28が
表示されている場合は、上記案内片を上記導入孔15に
正確に臨ましめ、糸通しを簡易かつ迅速に行うことがで
きる。
導入孔15に正確に合致させることができるよう、図1
8乃至図20に示されるように、上記膨出部26と該膨
出部26が係合する竿管8の先端とには、位置合わせマ
ーク27a,27b,27c,27d,28が表示され
ている。双方のマークが合致すれば、上記案内片が上記
導入孔15に正確に臨むこととなる。このように、位置
合わせマーク27a,27b,27c,27d,28が
表示されている場合は、上記案内片を上記導入孔15に
正確に臨ましめ、糸通しを簡易かつ迅速に行うことがで
きる。
【0024】なお、該釣糸案内体17は、図11に示さ
れるように、上記脚17c,17d,17eに代え半円
筒形片17fを備えるような構成であってもよい。ま
た、釣糸案内体17は、図12に示されるように、多数
の凸条29が放射状に形成された構成であってもよい。
その場合、図13及び図14に示されるように、尻栓1
2の環状突起13の内周には、凸条29の後端を受け止
め、釣糸14を通す隙間18を形成するための突起30
が周方向に一定間隔で形成される。また、この場合上記
案内片が設けられていないので、図15に示されるよう
に位置合わせのためのマーク31は竿管8,9の前後方
向の位置決めをすることができる一つの環として表示さ
れている。
れるように、上記脚17c,17d,17eに代え半円
筒形片17fを備えるような構成であってもよい。ま
た、釣糸案内体17は、図12に示されるように、多数
の凸条29が放射状に形成された構成であってもよい。
その場合、図13及び図14に示されるように、尻栓1
2の環状突起13の内周には、凸条29の後端を受け止
め、釣糸14を通す隙間18を形成するための突起30
が周方向に一定間隔で形成される。また、この場合上記
案内片が設けられていないので、図15に示されるよう
に位置合わせのためのマーク31は竿管8,9の前後方
向の位置決めをすることができる一つの環として表示さ
れている。
【0025】さらに、釣糸案内体17は、図16に示さ
れるように、表面の平滑な円筒形に形成し、これに対応
する尻栓12の方に釣糸14を通す隙間18を確保する
ための多数の凸条32及び突起33を放射状に形成する
ようにしてもよい。凸条32及び突起33とが釣糸案内
体17と環状突起13との間に介在し両者間に釣糸14
を通すための隙間18を形成することとなる。
れるように、表面の平滑な円筒形に形成し、これに対応
する尻栓12の方に釣糸14を通す隙間18を確保する
ための多数の凸条32及び突起33を放射状に形成する
ようにしてもよい。凸条32及び突起33とが釣糸案内
体17と環状突起13との間に介在し両者間に釣糸14
を通すための隙間18を形成することとなる。
【0026】しかして、この振り出し中通し釣竿は、そ
の使用時においては、図1に示されるように、穂先竿1
0及び他の中間の竿管8,9が元竿7から振り出され引
き伸ばされ、リール6からの釣糸14が導入孔15から
竿管8,9,10内に至り穂先竿10の先から引き出さ
れた状態とされる。
の使用時においては、図1に示されるように、穂先竿1
0及び他の中間の竿管8,9が元竿7から振り出され引
き伸ばされ、リール6からの釣糸14が導入孔15から
竿管8,9,10内に至り穂先竿10の先から引き出さ
れた状態とされる。
【0027】収納時においては、図2及び図3に示され
るように、竿管8,9が元竿7に押し込まれることによ
り、元竿7に隣接する竿管8及び該竿管8に隣接する他
の竿管9の各々の後端の縁部16と釣糸案内体17とが
元竿7の後端の尻栓12と係合する。これにより、導入
孔15から竿管9内へと釣糸14の収容路が形成され
る。すなわち、二つの竿管8,9の周壁間には導入孔1
5から尻栓12の方へと隙間23が形成され、該尻栓1
2の環状突起13と釣糸案内体17の脚17c,17
d,17eとの間に隙間18が形成され、これら両隙間
23,18が釣糸14の収容路を構成する。釣糸14は
導入孔15から穂先竿10内に至るまでの間において竿
壁等から圧迫を受けず、釣糸14の傷付きや切断が防止
される。
るように、竿管8,9が元竿7に押し込まれることによ
り、元竿7に隣接する竿管8及び該竿管8に隣接する他
の竿管9の各々の後端の縁部16と釣糸案内体17とが
元竿7の後端の尻栓12と係合する。これにより、導入
孔15から竿管9内へと釣糸14の収容路が形成され
る。すなわち、二つの竿管8,9の周壁間には導入孔1
5から尻栓12の方へと隙間23が形成され、該尻栓1
2の環状突起13と釣糸案内体17の脚17c,17
d,17eとの間に隙間18が形成され、これら両隙間
23,18が釣糸14の収容路を構成する。釣糸14は
導入孔15から穂先竿10内に至るまでの間において竿
壁等から圧迫を受けず、釣糸14の傷付きや切断が防止
される。
【0028】なお、穂先竿10の後端は、他の竿管9の
釣糸案内体17の中に差し込まれることにより固定され
る。糸通し時には、図4乃至図6に示されるように、竿
管9の中間部の膨出部26が竿管8に対し仮止めされ
る。その際、図19のように位置合せマーク27a,2
7b,27c,27d,28を利用して竿管8,9同士
の位置合わせを行い、図5に示されるように釣糸案内体
17を導入孔15の真下に配置させる。これにより、釣
糸14の先又は釣糸を先導する線材の先が釣糸案内体1
7の脚17dに正確に当たり、竿管9内に円滑に入り込
み、糸通しが速やかになされる。
釣糸案内体17の中に差し込まれることにより固定され
る。糸通し時には、図4乃至図6に示されるように、竿
管9の中間部の膨出部26が竿管8に対し仮止めされ
る。その際、図19のように位置合せマーク27a,2
7b,27c,27d,28を利用して竿管8,9同士
の位置合わせを行い、図5に示されるように釣糸案内体
17を導入孔15の真下に配置させる。これにより、釣
糸14の先又は釣糸を先導する線材の先が釣糸案内体1
7の脚17dに正確に当たり、竿管9内に円滑に入り込
み、糸通しが速やかになされる。
【0029】実施例2 図25に示されるように、この振出し中通し竿は、リー
ル6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振り出し可
能に収納される穂先竿10(図1参照)を含む他の竿管
8,9(図1参照)とを有している。この場合、元竿7
の先端の内周には環状隆起部34が形成され、振り出さ
れた竿管8の後部外周面が該環状隆起部34の表面に接
触して止まるようになっている。また、該竿管8が元竿
7内に収納されたときに該竿管8の外周壁が環状隆起部
34に接触するので、該竿管8の外周壁と元竿7の内周
壁との間に釣糸14の収容路である隙間23が形成され
ることになる。
ル6が取り付けられる元竿7と、該元竿7に振り出し可
能に収納される穂先竿10(図1参照)を含む他の竿管
8,9(図1参照)とを有している。この場合、元竿7
の先端の内周には環状隆起部34が形成され、振り出さ
れた竿管8の後部外周面が該環状隆起部34の表面に接
触して止まるようになっている。また、該竿管8が元竿
7内に収納されたときに該竿管8の外周壁が環状隆起部
34に接触するので、該竿管8の外周壁と元竿7の内周
壁との間に釣糸14の収容路である隙間23が形成され
ることになる。
【0030】なお、元竿7の環状隆起部34は、図26
に示されるように、先端に小径部35aを有する芯金3
5に対して二種類のプリプレグシート36a,36を巻
回することにより形成することができる。
に示されるように、先端に小径部35aを有する芯金3
5に対して二種類のプリプレグシート36a,36を巻
回することにより形成することができる。
【0031】上記元竿7には、上記リール6の釣糸14
を竿管8内に導入する導入孔15が設けられ、上記元竿
7に隣接する竿管8の後端には、竿管8の収納時に上記
導入孔15から竿管8内へと上記釣糸14の収容路であ
る隙間18(図2及び図3参照)を形成するように上記
元竿7の後端の尻栓12と係合する釣糸案内体17が設
けられている。
を竿管8内に導入する導入孔15が設けられ、上記元竿
7に隣接する竿管8の後端には、竿管8の収納時に上記
導入孔15から竿管8内へと上記釣糸14の収容路であ
る隙間18(図2及び図3参照)を形成するように上記
元竿7の後端の尻栓12と係合する釣糸案内体17が設
けられている。
【0032】該竿管8の中間部には糸通し時に該竿管8
を上記元竿7に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導
入孔15に臨ましめる膨出部26が形成されている。膨
出部26の表面と元竿7の先には、実施例1におけると
同様、位置合せ用のマークが表示されている。
を上記元竿7に仮止めして上記釣糸案内体17を上記導
入孔15に臨ましめる膨出部26が形成されている。膨
出部26の表面と元竿7の先には、実施例1におけると
同様、位置合せ用のマークが表示されている。
【0033】しかして、竿管8の収納時には、元竿7に
隣接する竿管8の後端の釣糸案内体17が元竿7の後端
の尻栓12と係合し、導入孔15から竿管内へと釣糸1
4の収容路を形成する。このため、釣糸14が竿管7,
8の壁間等に挟まれることがなく、釣糸14に傷等を生
じない。
隣接する竿管8の後端の釣糸案内体17が元竿7の後端
の尻栓12と係合し、導入孔15から竿管内へと釣糸1
4の収容路を形成する。このため、釣糸14が竿管7,
8の壁間等に挟まれることがなく、釣糸14に傷等を生
じない。
【0034】糸通し時には、竿管8の中間部の膨出部2
6が元竿7に対し仮止めされ、釣糸案内体17が導入孔
15に臨み、操作者は導入孔15から釣糸案内片の脚1
7dを覗き見ることができる。
6が元竿7に対し仮止めされ、釣糸案内体17が導入孔
15に臨み、操作者は導入孔15から釣糸案内片の脚1
7dを覗き見ることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、竿管の収納時に、元竿
に隣接する竿管の後端の釣糸案内体が、元竿の後端の尻
栓と係合し、釣糸の導入孔から竿管内へと釣糸の収容路
を形成するので、釣糸が竿管の壁間等に挟まれることが
なく、釣糸に傷等を生じない。また、糸通し時に、竿管
の中間部の膨出部が元竿に対し仮止めされ、釣糸案内体
が導入孔に臨み糸通しが可能になるので、元竿に従来の
ような小径の先部を長く確保したり該先部を導入孔に近
付けたりする必要がなく、リールと導入孔との間隔を大
きくし、釣糸に加わる抵抗を低減することができる。ま
た、元竿に大きな傾斜のテーパー部を形成する必要がな
いので、竿壁は平滑になり、竿壁を構成する炭素繊維等
の高強度繊維が折れ曲がったりせず、従って強度を高め
ることができる。
に隣接する竿管の後端の釣糸案内体が、元竿の後端の尻
栓と係合し、釣糸の導入孔から竿管内へと釣糸の収容路
を形成するので、釣糸が竿管の壁間等に挟まれることが
なく、釣糸に傷等を生じない。また、糸通し時に、竿管
の中間部の膨出部が元竿に対し仮止めされ、釣糸案内体
が導入孔に臨み糸通しが可能になるので、元竿に従来の
ような小径の先部を長く確保したり該先部を導入孔に近
付けたりする必要がなく、リールと導入孔との間隔を大
きくし、釣糸に加わる抵抗を低減することができる。ま
た、元竿に大きな傾斜のテーパー部を形成する必要がな
いので、竿壁は平滑になり、竿壁を構成する炭素繊維等
の高強度繊維が折れ曲がったりせず、従って強度を高め
ることができる。
【0036】また、本発明において、元竿に隣接する竿
管に釣糸の導入孔が設けられる場合は、竿管の収納時
に、元竿に隣接する竿管及び該竿管に隣接する他の竿管
の各々の後端の縁部と釣糸案内体とが元竿の後端の尻栓
と係合し、導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成す
る。これにより、釣糸の傷付き、切断等が防止される。
竿管の元竿内でのがたつきも防止される。また、導入孔
が元竿に隣接する竿管に設けられることから、リールと
導入孔との間隔をそれだけ大きくし、釣糸に加わる抵抗
を低減することができる。
管に釣糸の導入孔が設けられる場合は、竿管の収納時
に、元竿に隣接する竿管及び該竿管に隣接する他の竿管
の各々の後端の縁部と釣糸案内体とが元竿の後端の尻栓
と係合し、導入孔から竿管内へと釣糸の収容路を形成す
る。これにより、釣糸の傷付き、切断等が防止される。
竿管の元竿内でのがたつきも防止される。また、導入孔
が元竿に隣接する竿管に設けられることから、リールと
導入孔との間隔をそれだけ大きくし、釣糸に加わる抵抗
を低減することができる。
【0037】また、本発明において、上記導入孔が設け
られた竿管及び該竿管に内側から接する竿管の一方又は
双方に突出部が設けられる場合は、両竿管間に釣糸の収
容路を確実に形成することができる。
られた竿管及び該竿管に内側から接する竿管の一方又は
双方に突出部が設けられる場合は、両竿管間に釣糸の収
容路を確実に形成することができる。
【0038】また、本発明において、上記釣糸案内体に
案内片が設けられる場合は、上記導入孔から挿入される
線材の先を竿管内へと簡易かつ迅速に導くことができ
る。また、本発明において、上記膨出部と該膨出部が係
合する竿管の先端とに位置合わせマークが表示されてい
る場合は、上記案内片を上記導入孔に正確に臨ましめ、
操作者が導入孔から竿内の案内片を見ることができるよ
うにし、糸通しを容易化しうる。
案内片が設けられる場合は、上記導入孔から挿入される
線材の先を竿管内へと簡易かつ迅速に導くことができ
る。また、本発明において、上記膨出部と該膨出部が係
合する竿管の先端とに位置合わせマークが表示されてい
る場合は、上記案内片を上記導入孔に正確に臨ましめ、
操作者が導入孔から竿内の案内片を見ることができるよ
うにし、糸通しを容易化しうる。
【図1】本発明に係る振出し中通し竿の使用時における
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】上記振出し中通し竿の収納時における縦断面図
である。
である。
【図3】図2中元竿後端部の部分拡大断面図である。
【図4】上記振出し中通し竿の糸通し時における縦断面
図である。
図である。
【図5】図4中V矢視図である。
【図6】図5中VI−VI線断面図である。
【図7】元竿の導入孔の箇所の部分切欠平面図である。
【図8】上記導入孔の縁部材を下方より見た斜視図であ
る。
る。
【図9】釣糸案内体の斜視図である。
【図10】上記釣糸案内体を開口側から見た正面図であ
る。
る。
【図11】釣糸案内体の他の実施例の斜視図である。
【図12】釣糸案内体の他の実施例の斜視図である。
【図13】図12で示される釣糸案内体と竿管との結合
関係を示す部分切欠縦断面図である。
関係を示す部分切欠縦断面図である。
【図14】図12で示される釣糸案内体と結合される尻
栓の部分切欠斜視図である。
栓の部分切欠斜視図である。
【図15】膨出部の箇所の部分切欠斜視図である。
【図16】釣糸案内体の他の実施例の斜視図である。
【図17】図16で示される釣糸案内体と結合される尻
栓の部分切欠斜視図である。
栓の部分切欠斜視図である。
【図18】膨出部の箇所の部分切欠斜視図である。
【図19】膨出部と竿管との係合箇所を示す部分切欠平
面図である。
面図である。
【図20】図19中XX−XX線断面図である。
【図21】振り出し中通し竿の収納時状態を示す部分切
欠縦断面図である。
欠縦断面図である。
【図22】図21中XXII−XXII線断面図である。
【図23】振り出し中通し竿の他の実施例の収納状態を
示す部分切欠縦断面図である。
示す部分切欠縦断面図である。
【図24】振り出し中通し竿の他の実施例の収納状態を
示す部分切欠縦断面図である。
示す部分切欠縦断面図である。
【図25】振出し中通し竿の他の実施例の糸通し時にお
ける縦断面図である。
ける縦断面図である。
【図26】図25で示される元竿の製造工程の一部を示
す説明図である。
す説明図である。
【図27】従来の振出し中通し竿の元竿を示す縦断面図
である。
である。
6…リール 7…元竿 8,9…竿管 10…穂先竿 12…尻栓 14…釣糸 15…導入孔16…縁部 17…釣糸案内体 24…突出部 26…膨出部 27a,27b,27c,27d,28…位置合わせマ
ーク
ーク
Claims (5)
- 【請求項1】 リールが取り付けられる元竿と、該元竿
に振り出し可能に収納される穂先竿を含む他の竿管とを
有し、上記元竿には、上記リールの釣糸を竿管内に導入
する導入孔が設けられ、上記元竿に隣接する竿管の後端
には、上記竿管の収納時に上記導入孔から上記竿管内へ
と上記釣糸の収容路を形成するように上記元竿の後端の
尻栓と係合する釣糸案内体が設けられ、該竿管の中間部
には糸通し時に該竿管を上記元竿に仮止めして上記釣糸
案内体を上記導入孔に臨ましめる膨出部が形成されたこ
とを特徴とする振り出し中通し竿。 - 【請求項2】 リールが取り付けられる元竿と、該元竿
に振り出し可能に収納される穂先竿を含む他の竿管とを
有し、上記元竿に隣接する竿管には、上記リールの釣糸
を竿管内に導入する導入孔が設けられ、上記元竿に隣接
する竿管及び該竿管に隣接する他の竿管の各々の後端に
は、上記竿管の収納時に上記導入孔から上記竿管内へと
上記釣糸の収容路を形成するように上記元竿の後端の尻
栓と係合する縁部と釣糸案内体とが各々設けられ、該他
の竿管の中間部には糸通し時に該他の竿管を上記元竿に
隣接する竿管に仮止めして上記釣糸案内体を上記導入孔
に臨ましめる膨出部が形成されたことを特徴とする振り
出し中通し竿。 - 【請求項3】 上記導入孔が設けられた竿管及び該竿管
に内側から接する竿管の一方又は双方には、両竿管間に
上記釣糸の収容路を確保するための突出部が設けられた
ことを特徴とする請求項1又は2の振り出し中通し竿。 - 【請求項4】 上記釣糸案内体には、上記導入孔から挿
入される線材の先を竿管内へと導く案内片が設けられた
ことを特徴とする請求項1又は2の振り出し中通し竿。 - 【請求項5】 上記膨出部と該膨出部が係合する竿管の
先端とには、上記釣糸案内体を上記導入孔に定位置で臨
ましめるための位置合わせマークが表示されたことを特
徴とする請求項1又は2の振り出し中通し竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115994A JP2731110B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 振り出し中通し竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115994A JP2731110B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 振り出し中通し竿 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19744396A Division JPH08336344A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 振り出し中通し竿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274773A JPH07274773A (ja) | 1995-10-24 |
JP2731110B2 true JP2731110B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13452581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7115994A Expired - Lifetime JP2731110B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 振り出し中通し竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2731110B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3912657B2 (ja) * | 2001-12-18 | 2007-05-09 | 株式会社シマノ | 釣竿 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP7115994A patent/JP2731110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07274773A (ja) | 1995-10-24 |
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