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JP2725863B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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Publication number
JP2725863B2
JP2725863B2 JP30294589A JP30294589A JP2725863B2 JP 2725863 B2 JP2725863 B2 JP 2725863B2 JP 30294589 A JP30294589 A JP 30294589A JP 30294589 A JP30294589 A JP 30294589A JP 2725863 B2 JP2725863 B2 JP 2725863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
magnetron
cooking
frequency
voltage
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP30294589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03163788A (ja
Inventor
秀夫 藤井
良一 古沢
義治 大森
幸弘 北田
孝宏 林
直美 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP30294589A priority Critical patent/JP2725863B2/ja
Publication of JPH03163788A publication Critical patent/JPH03163788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2725863B2 publication Critical patent/JP2725863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、主に一般家庭において調理用に使用され
る電子レンジに関する。
(ロ)従来の技術 従来の電子レンジにおいては、商用交流電源の周波数
が50Hzか、あるいは60Hzかを判別し、その判別結果に応
じて自動的に二次側高圧コンデンサの容量を切り換えた
り、あるいは、高圧トランスの一次コイルの巻線を切り
換えたりして、周波数にかかわらず出力がほぼ同じにな
るように調整していた。しかし、マグネトロンは高圧ト
ランスの二次コイルからヒーター電圧を得ているため、
周波数によりヒーター電圧が異なり、そのためマグネト
ロンが発振立ち上がり時間が50Hzと60Hzとでは異なって
くる。この問題に対し、通電開始から一定時間は一次コ
イルの巻線切換スイッチを一方の側に切換え、マグネト
ロンを発振可能状態まで発熱させるためのヒーター電圧
を電源周波数の違いにかかわらず確保するようにし、一
定時間後のマグネトロンの発振動作においては、切換え
スイッチを周波数判別結果に対応する側に切換えるもの
が知られている(例えば、特開昭63−224179号参照)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、マグネトロンの発振動作つまり発振立ち上
がり時間の調理仕上がりに対する影響は、調理シーケン
スの中でマグネトロン発振のON−OFF制御を数多く用い
る場合に大きくなる。一方、発振立ち上がり時間は周波
数のみではなく電源電圧によっても影響をうける。従っ
て、実際の調理の仕上がり具合は、電源電圧に依存する
発振立ち上がり時間およびマイクロ波出力によって異な
ってくるという問題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもの
で、電源周波数や電源電圧が変動しても、常に所望の調
理結果を得ることが可能な電子レンジを提供するもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、加熱室の食品を加熱するマグネトロンを
備え、入力される調理条件に従ってマグネトロンの出力
をオン−オフ駆動して調理する電子レンジにおいて、電
源電圧および電源周波数に対応する補正調理条件を予め
設定した設定手段と、電源電圧および電源周波数を検出
する検出手段と、電源電圧および電源周波数が変動した
ときには入力された調理条件を補正してマグネトロンを
駆動する制御手段を備えたことを特徴とする電子レンジ
である。
(ホ)作用 電源電圧又は電圧周波数が変動すると、それを検出手
段が検出し、制御手段が、入力調理条件を電源電圧およ
び電源周波数の変動に対応して補正した上でマグネトロ
ンを駆動するので、常に所望の調理結果が得られる。
(ヘ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるものではない。
第1図はこの発明の一実施例を示す電子レンジの電気
回路図であり、1は商用交流電源、2は過電流が流れた
場合に溶断するヒューズ、3は加熱室を開閉するドア
(図示しない)の開閉動作に伴ってON・OFFするドアス
イッチ、4はモニタースイッチ、5は高圧トランス6の
一次コイルに設けられた出力調整用リレー、7は電源周
波数が60Hzの時に使用する高圧コンデンサ、8は電源周
波数が50Hzの時にリレー9によりコンデンサ7に並列に
接続される高圧コンデンサ、10は高圧ダイオード、11は
加熱室(図示しない)の食品を加熱するマグネトロン、
12は降圧トランス、13は全波整流回路、14は抵抗とコン
デンサからなる平滑回路、15は周波数検知回路、16はD/
A変換回路、17はコンパレータ、18はCPU,ROM,RAM及びI/
Oポートを内蔵するマイクロコンピュータ、19はリレー
5を駆動してマグネトロン11をON・OFFさせそのON・OFF
比(デューティ比)でマグネトロンの出力調整を行うリ
レー駆動回路、20は周波数検知回路15によって検知され
る電源周波数が50Hzの時にリレー9を駆動してマグネト
ロン11のON時の出力を60Hzの時の出力とほぼ同じに維持
させるリレー駆動回路、21は調理スタートキーや調理条
件設定キー等を備えた入力操作部である。電源1の電圧
が降圧トランス12によって降圧され回路15を介してマイ
クロコンピュータ18に入力されると、マイクロコンピュ
ータ18はその入力から周波数検知を行う。また、降圧ト
ランス12によって降圧された電圧は、全波整流回路13お
よび平滑回路14を介して電源電圧に比例する直流電圧に
変換される。コンパレータ17は、この直流電圧をマイク
ロコンピュータ18からD/A変換回路を介して出力される
直流参照電圧と比較して、マイクロコンピュータ18に入
力する。マイクロコンピュータ18はコンパレータ17の出
力によって電源電圧を検出して前述の周波数検知結果と
併せて調理シーケンスの選択を行う。
第2図は電源周波数及び電源電圧と選択すべき調理シ
ーケンスA、B、Cとの関係を示す説明図であり、この
関係はマイクロコンピュータ18のROMに予め記憶されて
いる。調理シーケンスBにおいては、電源電圧が低くマ
グネトロン11の発振の立ち上がり時間が長くなるため、
マグネトロン11の実質的なON時間が短縮されると共に電
源電圧の低下によるマグネトロンの出力低下が生じる。
従って、調理シーケンスBの領域は調理シーケンスAの
領域よりマグネトロン11の出力が約30%低下する。調理
シーケンスCの領域においては、電源電圧が高いのでマ
グネトロン11の発振立ち上がり時間が短く実質のON時間
が長くなり、しかも、マグネトロン11の出力が上昇す
る。従って、調理シーケンスAの領域より約10%だけマ
グネトロン11の出力が高くなる。
そこで調理シーケンスA,B,Cに対応させてマグネトロ
ン11のON・OFF比、つまりデューティ比を第3図に示す
ように設定することによって、電源周波数や電源電圧が
変化してもマグネトロン11の出力が一定に維持され、調
理の仕上がりが常に均一に保たれる。なお、第2図及び
第3図に示す電源周波数と電源電圧に対応する各調理シ
ーケンスの領域、及びマグネトロン11のON・OFFデュー
ティ比の関係は、実際の調理実験から求めてもよいし、
計算によって算出してもよい。
上記動作を第4図に示すフローチャートを用いて説明
する。入力操作部21において調理シーケンスAが設定さ
れ、調理スタートが指令されると、マイクロコンピュー
タ18は電源電圧Vs及び電圧周波数Fを検知し(ステップ
101)、電源周波数F=50Hzである場合には(ステップ1
02)、電源周波数Vsが(100−a1)V以下であると(ス
テップ103)、調理シーケンスBが実行される(ステッ
プ104)。また、電源電圧Vsが(100−a1)Vよりも大き
く(100+b1)V以下であると(ステップ105)、調理シ
ーケンスAが実行される(ステップ106)。また、電源
電圧Vsが(100+b1)Vよりも大きい場合には、調理シ
ーケンスCが実行される(ステップ107)。ステップ102
において電源周波数F=60Hzの場合には、電源電圧Vsが
(100−a2)V以下であると(ステップ108)、調理シー
ケンスBが実行される(ステップ104)。また、電源電
圧Vsが(100−a2)Vより大きく(100+b2)V以下であ
る場合には(ステップ109)、調理シーケンスAが実行
される(ステップ106)。ステップ109において電源電圧
Vsが(100+2b)Vよりも大きい場合には調理シーケン
スCが実行される(ステップ107)。このようにして電
源周波数及び電源電圧に対応させて自動的にマグネトロ
ンのデューティ比が制御されるので、電源事情が変化し
ても常に調理の仕上がりが一定に保たれる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、電源周波数や電源電圧が変動して
もそれに対応して調理シーケンスにおけるマグネトロン
の駆動デューティ比が自動的に制御されるので、調理条
件に対応した所望の調理結果を常に得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す電子レンジの電気回
路図、第2図は電源周波数及び電源電圧に対する調理シ
ーケンスの種類を示す説明図、第3図は調理シーケンス
とマグネトロンの駆動デューティ比との関係を示す説明
図、第4図は第1図に示す電子レンジの動作を説明する
フロチャートである。 1……商用電源、5,9……リレー、 6……高圧トランス、11……マグネトロン、 12……降圧トランス、 16……D/A変換器、 17……コンパレータ、 18……マイクロコンピュータ、 19,20……リレー駆動回路、 21……入力操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北田 幸弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 林 孝宏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 杉原 直美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−163792(JP,A) 特開 平1−163993(JP,A) 実公 昭49−1521(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室の食品を加熱するマグネトロンを備
    え、入力される調理条件に従ってマグネトロンの出力を
    オン−オフ駆動して調理する電子レンジにおいて、電源
    電圧および電源周波数に対応する補正調理条件を予め設
    定した設定手段と、電源電圧および電源周波数を検出す
    る検出手段と、電源電圧および電源周波数が変動したと
    きには入力された調理条件を補正してマグネトロンを駆
    動する制御手段を備えたことを特徴とする電子レンジ。
JP30294589A 1989-11-20 1989-11-20 電子レンジ Expired - Fee Related JP2725863B2 (ja)

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JPH03163788A JPH03163788A (ja) 1991-07-15
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