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JP2719848B2 - 動物の排泄物処理材及びその製造方法 - Google Patents

動物の排泄物処理材及びその製造方法

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Publication number
JP2719848B2
JP2719848B2 JP51309894A JP51309894A JP2719848B2 JP 2719848 B2 JP2719848 B2 JP 2719848B2 JP 51309894 A JP51309894 A JP 51309894A JP 51309894 A JP51309894 A JP 51309894A JP 2719848 B2 JP2719848 B2 JP 2719848B2
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JP
Japan
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substance
residue
extract
coffee extract
excrement disposal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP51309894A
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JPH08505084A (ja
Inventor
伊藤  博
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Daiki Co Ltd
Original Assignee
Daiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiki Co Ltd filed Critical Daiki Co Ltd
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Publication of JPH08505084A publication Critical patent/JPH08505084A/ja
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Publication of JP2719848B2 publication Critical patent/JP2719848B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • B01D39/16Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
    • B01D39/1607Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous
    • B01D39/1623Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/28Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets
    • B03C3/30Plant or installations without electricity supply, e.g. using electrets in which electrostatic charge is generated by passage of the gases, i.e. tribo-electricity

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、動物、特に猫科及び犬科動物並びにその他
愛玩動物等の動物の粒状の排泄物処理材及びその製造方
法に関し、特に、焙煎コーヒー豆からコーヒー抽出液を
抽出する際に生じる抽出残渣、所謂、コーヒー抽出粕
(以下、コーヒー抽出液抽出残渣という)の有効利用を
図る、動物、特に猫科及び犬科動物並びにその他愛玩動
物等の動物の粒状の排泄物処理材及びその製造方法に関
する。
背景技術 家畜、愛玩動物等の動物の排泄物処理材、特に屋内で
の排泄物処理材としては、砂、ベントナイト、ゼオライ
ド、製紙用パルプ、パルプスラッジなどを小塊状に成形
して使用されている。
この種の愛玩動物の排泄物処理材は、例えば室内で使
用されるところから、清潔で、衛生的であることが望ま
れ、使用後、清潔さ及び衛生上の点から、廃棄処理され
易いのが望まれる。しかし、砂、ゼオライト、ベントナ
イトなどの無機物の場合は、使用時、砕けて埃となり易
く、また使用後放置する間に汚臭を発生しても、非可燃
物であるため焼却処理を行うことができず、また下水等
に流すこともできない。そこで、消臭効果が低く、価格
が高いが、吸水能に優れ、可燃物であることから、製紙
用パルプ及び紙粉の小塊状成形物が使用されている。
このコーヒー抽出液抽出残渣の有効利用は、コーヒー
抽出液の抽出液抽出残渣が、缶コーヒー、インスタント
コーヒー等のコーヒー飲料の需要の増加に伴い、膨大な
量に上り、しかもコーヒー抽出液抽出残渣には、多量の
脂肪が含有されていて、その処理に多大の費用を要して
いるところから、コーヒー飲料産業の最大の課題を解決
するものである。しかし、コーヒー抽出液抽出残渣の褐
色の色は、動物の飼い主の好むところでないために、問
題とされている。
ところで、動物の排泄物処理材は、一般に、室内で使
用されるために、衛生的な感じを与える色調であること
が要求されている。
本発明は、コーヒー抽出液抽出残渣のもつ褐色の色彩
による動物排泄物処理材としての商品価値の低下に係る
問題点を解決することを目的としている。
発明の開示 本発明は、動物が排泄した尿の吸収性及び保水性が良
く、排泄物に接して塊状化でき、また焼却でき、しか
も、廃物のコーヒー抽出液抽出残渣、即ちコーヒー抽出
粕を、その色彩にとらわれることなく、有効に利用でき
る動物の排泄物処理材を提供することを目的としてい
る。
即ち、本発明は、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽
出残渣を主として含有し、1ミリメートル以上の粒径を
有する乾燥造粒物であることを特徴とする動物の排泄物
処理材にあり、また、本発明は、焙煎コーヒー豆のコー
ヒー抽出液抽出残渣を主として含有し、1ミリメートル
以上の粒径を有し、表面の少なくともその一部が着色物
質により被覆されている着色された乾燥造粒物であるこ
とを特徴とする動物の排泄物処理材にある。
さらに、本発明は、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液
抽出残渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より少ない量の
配合物質を配合して、造粒して、前記コーヒー抽出液抽
出残渣を主として含有する造粒物を形成し、該造粒物の
水分が10重量%以下となるまで、該造粒物を乾燥するこ
とを特徴とする動物の排泄物処理材の製造方法にあり、
また、本発明は、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出
残渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない量の
配合物質及び殺菌作用を有する物質を配合して、造粒し
て、前記抽出残渣を主として含有する造粒物を形成し、
該造粒物の水分が10重量%以下となるまで、該造粒物を
乾燥することを特徴とする動物の排泄物処理材の製造方
法にあり、そしてまた、本発明は、焙煎コーヒー豆のコ
ーヒー抽出液抽出残渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣よ
り夫々少ない量の配合物質、殺菌作用を有する物質及び
着色物質を配合して、造粒して、前記抽出残渣を主とし
て含有する造粒物を形成し、該造粒物の水分が10重量%
以下となるまで、該造粒物を乾燥することを特徴とする
動物の排泄物処理材の製造方法にある。
さらにまた、本発明は、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽
出液抽出残渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より少ない
量の配合物質を配合して、造粒して、前記コーヒー抽出
液抽出残渣を主として含有する造粒物を形成し、この形
成された造粒物の表面に着色物質を付着させ、乾燥する
ことを特徴とする動物の着色排泄物処理材の製造方法に
あり、また本発明は、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液
抽出残渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない
量の配合物質及び殺菌作用を有する物質を配合して、造
粒して、前記コーヒー抽出液抽出残渣を主として含有す
る造粒物を形成し、この形成された造粒物の表面に着色
物質を付着させ、乾燥することを特徴とする動物の着色
排泄物処理材の製造方法あり、さらに、本発明は、焙煎
コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残渣に、該コーヒー抽
出液抽出残渣より夫々少ない量の配合物質、殺菌作用を
有する物質及び着色物質を配合して、造粒して、前記コ
ーヒー抽出液抽出残渣を主として含有する造粒物を形成
し、この形成された造粒物の表面に着色物質を付着さ
せ、乾燥することを特徴とする動物の着色排泄物処理材
の製造方法にある。
本発明において、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液の
抽出残渣の造粒物は、コーヒー臭を有し、かなりの脂肪
分を含有して、脂肪感を有する。このようなコーヒー臭
や脂肪感に対して、猫等の動物は、比較的敏感であるの
で、動物の排泄物処理材としての使用時に、動物に、さ
らさらした感触を与え、また、排泄物処理材の長期保存
に当たって、黴等を生じないように、さらに、動物の排
泄物処理材中のコーヒー抽出液抽出残渣から発生するコ
ーヒー臭を和らげるために、本発明においては、焙煎コ
ーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残渣の造粒物は、好まし
くは、含有水分が10重量%以下、さらに好ましくは、5
重量%以下になるまで乾燥される。このように水分が10
%以下となるように乾燥することにより、コーヒー抽出
液抽出残渣の造粒物のコーヒー臭や脂肪による感触の悪
さは、大いに減少できるので、猫等の動物が、これらに
対して敏感であっても、動物の排泄の際に排泄物処理材
として使用する上で影響を与えない。
また、本発明において、動物の排泄物処理材は、焙煎
コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残渣を主として含有す
るので、造粒物の表面及び外観は、該コーヒー抽出液抽
出残渣の本来有する褐色になっており、室内等において
使用するのに、見た目が一見悪い。
したがって、本発明において、コーヒー抽出液抽出残
渣は、このコーヒー抽出液抽出残渣の固有の色とは異な
る色の着色物質により着色されるのが好ましい。例えば
白色粉状の配合物質を、排泄物処理材の40重量%以下の
量、好ましくは、10重量%以下の量で、造粒に先立っ
て、該コーヒー抽出液抽出残渣に混合したり、該コーヒ
ー抽出液抽出残渣の造粒物の表面にまぶしたりして、コ
ーヒー抽出液抽出残渣の造粒物の色調を、コーヒー抽出
液抽出残渣の色調と異なる色調に、例えば、略白色又は
白色に近づかせるなどして、コーヒー抽出液抽出残渣の
造粒物のコーヒー抽出液抽出残渣の色を緩和させること
ができる。
また、本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の粒
子を前記着色物質により着色し、次いで、この着色され
たコーヒー抽出液抽出残渣の粒子を造粒して、コーヒー
の色を確実に隠した造粒物とすることもでき、またこの
造粒物を更に着色することもできる。またこの他に、コ
ーヒー抽出液抽出残渣を造粒し、この造粒物を着色物質
により着色して、コーヒーの色を隠した造粒物とするこ
とができる。
本発明において、このような着色物質として、顔料及
び染料を使用することができる。このような顔料及び染
料には、白色のものとして、紙粉、炭酸カルシウム、酸
化チタン及び合成パールがあり、黒色のもとしては、カ
ーボン、エリオクロムブラックT、アミノブラック10B
及びクロラゾルブラックBHがある。青色の顔料及び染料
としては、シアニンブルー、アゾブルー及びパテントブ
ルーがあり、緑色の顔料及び染料としては、シアニング
リーン及びエメラルドグリーンがあり、黄色の顔料及び
染料としては、アゾイエロー、アシッドイエロー及びハ
ンサイエローがある。紙粉は、染料、顔料等により予め
着色して、各種着色用の材料として使用することができ
る。
本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の乾燥造粒
物又は着色乾燥造粒物は、その儘、動物の排泄物処理材
として使用することができるが、この場合、埃となるの
を避けるために、例えば0.1mmより小さい粒径の細かい
粉状部分を分離しておくのが好ましい。
本発明において、動物の排泄物処理材は、コーヒー抽
出液抽出残渣等の微細な粉塵の発生を極力避けるため
に、、例えば1mm以上の粒径の造粒物に造粒されるのが
好ましいが、3mm以上の粒径の粒子に造粒すると、例え
ばトイレ用の箱から室内に散り難くなり、仮令散ったと
しても、粒子を拾い集めるのが容易であり、室内の衛生
を保つ上で好ましい。しかし、これらの場合、1mm以下
の粒子の存在や、3mm以下の粒子の存在を完全に排斥す
るものではない。本発明において、造粒物は、球状、柱
状、粒状及び/又は顆粒状等各種形状に形成することが
できる。
本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の着色乾燥
造粒物に配合される配合物質は、コーヒー抽出液抽出残
渣造粒物の油性の性質を緩和し、また該造粒物の粘着性
及び吸水性を向上させ、さらに押出し造粒装置における
造粒物の滑り易さを増すために配合されるものである。
このような配合物質は、コーヒー抽出液抽出残渣の粘着
性をさせるための増量物質として機能するものであっ
て、紙粉、茶殻、おから、木屑、蜜柑の実の皮等の柑橘
果皮、ビート糖の粕、即ちビートパルプ、シリカゲル、
製紙用パルプ、製紙スラッジ、活性炭入りパルプ廃物、
パルプスラッジ、ポリビニルアルコール(PVA)(ポバ
ール:商品名)、小麦粉、澱粉、コーンスターチ、カル
ボキシメチルセルロース(CMC)、アルギン酸ナトリウ
ム、プルラン、カゼイン又はゼラチンなどがあり、これ
らは、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合
して配合物質として使用される。また、アルコール溶解
性の配合物質としては、ヒドロキシエチルセルロース
(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポ
リビニルピロリドン或は(PVP)などがあり、この場合
も同様に、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を
混合して配合物質として使用することができる。シリカ
ゲル、ゼラチン等のゲル化剤及びポリビニルアルコール
は、コーヒー抽出液抽出残渣の固形化を安定させる接着
剤として機能するので好ましい。
本発明の動物の排泄物処理材においては、その吸水能
及び保水機能を高めるための配合物質とし、粉状の高吸
水性樹脂を配合することができる。
本発明において配合される高吸水性樹脂は、該樹脂に
対し重量で数十倍から二千倍程度の水を吸収しても、形
を保持できる樹脂であり、例えば、ビニルエステルとエ
チレン系不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合体
鹸化物、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアク
リル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重
合体、ポリアクリロニトリルの部分加水分解物、カルボ
キシメチルセルロースの架橋物、ポリエチレングリコー
ルの架橋物、キトサンの塩又はプルランのゲルなどがあ
る。これら高級水性樹脂は、造粒に先立って、コーヒー
抽出液抽出残渣の粒子に、単独で又は2種以上の混合物
の形で配合することができる。
本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の粒子に
は、造粒に先立って、粉状の配合物質を40重量%以下の
量で、好ましくは10重量%以下の量で混合することがで
きる。この場合、配合物質の色調は、本発明の動物の排
泄物処理材の色調に合わせた色調とするのが好ましい。
コーヒー抽出液抽出残渣の粒子が、造粒に先立って予め
着色される場合には、配合物質の色調は、着色粒子の色
調と混合して、単一色又は混合色とすることができる。
しかし、本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の着
色粒子の色調と配合物の色調とを一致させると、斑模様
を少なくできるので好ましい。
本発明において、配合物質は、コーヒー抽出液抽出残
渣の着色又は未着色の粒子と混合して加えてもよく、ま
た別途に加えても良いが、造粒物中で、コーヒー抽出液
抽出残渣粒子と合体させるようにするのが好ましい。
本発明において、着色物質及び配合物質の色彩を例え
ば白一色に揃えると、排泄物の検査用指示薬の発色の確
認が容易となり、適宜の指示薬を配合して、動物の排泄
物による検診を簡単に行うことができる。本発明におい
て使用される動物用の排泄物検査用指示薬としては、例
えば、従来の動物用の尿検査用指示薬と同様に、人の尿
検査用指示薬、即ち尿pH指示薬、尿蛋白指示薬、尿糖指
示薬、尿ヘモグロビン指示薬及びその他の人の尿検査用
指示薬が使用することができる。
本発明において、このような指示薬を配合する場合に
は、指示薬の発色を容易に検出できるようにするため
に、コーヒー抽出液抽出残渣の乾燥粒子の表面を白色に
着色し、これに白色乃至略白色の配合物質に指示薬を添
加混合したものを配合するのが好ましい。この場合、上
記の白色の顔料及び染料に替えて、白色乃至略白色の増
量材等の配合物質を着色物質として使用することができ
る。したがって、例えば上に列記の白色の着色物質以外
に、例えば、ベントナイト、ゼオライト、炭酸カルシウ
ム及び石膏等の鉱物質の白色配合物質、並びに小麦粉、
紙粉、製紙用パルプ粉、製紙スラッジ及びCMC等の白色
配合物質を、コーヒー抽出液抽出残渣粒子の表面の着色
物質として、使用することができる。
尿pH指示薬の場合は、使用される着色物質及び配合物
質はpHに影響を与えないものとされる。例えば紙粉、チ
タン白等が使用される。
また、本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣の着
色乾燥造粒物は、それ自体脱臭能を有しているが、動物
が排泄した尿等が分解して汚臭となるのを極力避けるた
めに、本発明の動物の排泄物処理材には、コーヒー抽出
液抽出残渣の着色乾燥造粒物に、補助脱臭剤として、10
重量%以下の量で、吸着能を有する白色粉状のベントナ
イト、ゼオライト等、又は例えば黒色のたばこ用のチャ
コールフイルターの屑といった活性炭入りパルプ廃物な
どを配合することができる。これらは造粒物中に配合さ
れるのが好ましい。
本発明において、動物の排泄物処理材は、保存時の黴
の発生を避けるために、コーヒー抽出液抽出残渣の着色
乾燥造粒物に、殺菌作用を有する物質を添加することが
できる。本発明において、このような殺菌作用を有する
物質は、脱色作用を有しないものが好ましい。したがっ
て、食塩、ソルビン酸又はその塩、プロピオン酸カルシ
ウム、ヒノキチオール並びに安息香酸又はその塩、など
の殺菌剤、防腐剤及び防黴剤が使用される。酸化により
容易に脱色されない顔料を着色物質とする場合には、次
亜塩素酸カルシウムを配合することができる。ヒノキチ
オールの添加は、檜及びひば等のヒノキチオールを含有
する木粉を添加して行われる。このようなヒノキチオー
ル含有の木粉を使用すると、製材工場の廃物を有効に利
用することができるので好ましい。
本発明において、尿に触れて粉体粒子相互を接着させ
て、容易に塊を形成して、尿に触れた部分を容易に取り
出し易くさせるようにしたり、使用時の排泄物処理材の
粉化を避けるために、コーヒー抽出液抽出残渣に、接着
機能を有する配合物質を配合するのが好ましい。このよ
うな配合物質には、水溶性又は水分散性の配合物質とし
て、紙粉、製紙用パルプ、製紙スラッジ、パルプスラッ
ジ、ポリビニルアルコール(PVA)、小麦粉、澱粉、コ
ーンスターチ、カリボキシメチルセルロース(CMC)、
プルラン又はゼラチンなどがあり、これらは、単独で使
用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形
で使用される。また、アルコール溶解性の配合物質とし
ては、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキ
シプロピルセルロース(HPC)又はポリビニルピロリド
ン或(PVP)などがあり、この場合も同様に、単独で使
用されるか、又はこれら2種以上を混合して混合物の形
で使用される。
本発明の排泄物処理材においては、その吸水能を高め
るために、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残渣に
高吸水性樹脂を配合することができる。
本発明において、コーヒー抽出液抽出残渣は、造粒装
置により造粒される。造粒装置としては、従来周知の、
押出し造粒装置を使用することができる。しかし、この
他に、パン型、ドラム型及び流動層型の各種造粒装置を
使用することができる。これらの造粒装置において、成
形された造粒物の表面への白色粉末の付着は、造粒物が
形成されたところで、造粒物表面に、例えば白色粉末を
直接付着させたり、又は白色粉末を溶液又は懸濁液に変
えて、噴霧等により付着させることができる。
前記コーヒー抽出液抽出残渣の着色造粒物には、造粒
後、更に接着能を有する配合物質、高吸水性樹脂、殺菌
作用を有する配合物質又はその他配合物質をまぶすなど
して、造粒物の表面に配合物質を付着させ、その後乾燥
することにより容易に剥落しないようにするのが好まし
い。
本発明において、動物の排泄物処理材は、コーヒー抽
出液抽出残渣を含む造粒物表面が着色物質で着色されて
いるので、コーヒー特有の褐色は隠されて、排泄物処理
材の使用時における、例えば室内の調度との調和、衛生
感、使用者の好み及び色彩雰囲気等に応じることが可能
なり、商品の多色化を可能とすることができる。
本発明において、動物の排泄物処理材はコーヒー抽出
液抽出残渣を含む造粒物表面が着色物質で着色されてい
るので、表面に付着した排泄物は、処理材により容易に
包むことができ、排泄物の汚臭等は、コーヒー抽出液抽
出残渣に吸着されて周囲に汚臭が放散されることはな
い。
しかも、本発明においては、コーヒー抽出液抽出残渣
はそれ自体吸着能を有するので、吸着物質を特に加える
ことなく、動物の排泄物処理材として使用することがで
きる。したがって、本発明の動物の排泄物処理材は、動
物の排泄した尿を吸収し、消臭性が良好である。さら
に、本発明の排泄物処理材は、特に着色物質で着色して
あるので、尿検査用指示薬を配合しても、その発色を際
立たせることが容易であり、動物の排泄した尿の色を検
査して、動物の健康状態を監視することが容易となる。
本発明において、ポリビニルアルコール及び/又は小
麦粉が混合されている場合には、動物の排泄物に付着し
て、排泄物を塊状に包み込むこととなり、後始末が簡単
かつ容易である。また、動物の排泄処理材中に補助脱臭
剤及び/又は高吸水性樹脂が混合されている場合には、
排泄物処理材として更に優れた脱臭性並びに吸水性及び
保水性を発揮する。
本発明は、従来、廃物とされて、その処理が問題とさ
れていたコーヒー抽出液抽出残渣、茶殻、活性炭入りパ
ルプ廃物、紙粉等の可燃性の廃物を、動物の排泄物処理
材として有効に利用するものであり、しかも、主たる量
を可燃物で構成するので、焼却等廃棄処理が容易であ
る。
本発明は、動物の排泄物処理材は、脱臭性に優れるコ
ーヒー抽出液抽出残渣を主として含有し、1mm以上、好
ましくは3mm以上の粒径の造粒物に、吸水性及び/又は
脱臭性の配合物質と共に成形されるので、動物の排泄し
た尿の吸収が良く、また保水性が良く、消臭性が顕著に
良好である。
しかも、本発明の排泄物処理材には、特に高吸水性樹
脂、又は小麦粉、ポリビニルアルコール、澱粉若しくは
ゲル化剤その他接着能を有する配合物質、又は殺菌作用
を有する物質或はこれら配合物質の二以上のものを混合
して配合できるので、動物の排泄物に付着して、排泄物
を塊状に包み込むこととなり、後始末が簡単かつ容易で
ある。また、脱臭剤及び/又は吸水剤が混合されている
場合には、排泄物処理材として更に優れた脱臭性及び吸
水性を発揮する。さらにまた、殺菌作用を有する物質が
混合されている場合には、排泄物処理材は、黴などの発
生がなく長期間に亙って保存することができる 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例のコーヒー抽出液抽出残渣
の造粒及び造粒着色方法の工程を説明する工程図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の実施の態様の例を説明するが、本発明
は、以下の説明及び例示によって何等制限されるもので
はない。
図1は、本例に使用されるコーヒー抽出液抽出残渣を
造粒着色する装置の一例を示す概念図である。
図1において、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の管路
1が設けられているコーヒー抽出液抽出残渣供給用の原
料タンク2、底部に着色材供給用の管路3が設けられて
いる着色材供給用の原料タンク4及び同様に底部に配合
物質供給用の管路5が設けられている配合物質供給用の
原料タンク6が設けられている。夫々の原料タンク2、
4及び6の管路1、3及び5は、夫々、流路切換装置7
に接続しており、流路切換装置7の流路を切換えること
により、コーヒー抽出液抽出残渣、着色物質又は配合物
質を、流路切換装置7の流出側に設けられている管路8
を介して、選択的に撹拌装置9に導入することができ
る。
本例において、撹拌装置9への、コーヒー抽出液抽出
残渣、着色物質又は配合物質の導入は、撹拌装置9に接
続する真空装置10を動作させて、この吸引力により行わ
れる。
流路切換装置7からの管路8及び真空装置10への管路
11は、何れも撹拌装置9の上方空間部に接続している。
撹拌装置9の下部開閉口12は、コンベヤ13の供給側ホ
ッパー14の上方に位置して設けられる。ベルトコンベヤ
13は、造粒装置15の供給側ホッパー16上にまで延びて設
けられている。本例において、造粒装置15は、押出し造
粒装置であり、直径6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱体に
成形されるようにダイス(図示されていない)が設けら
れている。造粒物は造粒装置15のダイス部出口17から押
し出される。造粒装置15のダイス部出口17の下方には、
造粒物搬送用のネットコンベヤ18が設けられている。こ
のネットコンベヤ18は、噴霧装置19を貫通して、円盤乾
燥器20の上部導入口21まで延びて設けられている。
噴霧装置19には、ネットコンベヤ18の上方及び下方
に、ネットコンベヤ18に向けて噴霧用ノズル22が設けら
れており、ネットコンベヤ18上を搬送される粒子に、噴
霧用ノズル22から被覆物質を噴霧することができる。噴
霧装置19の底部23には、被覆物質供給口24、被覆物質搬
送用管路25及び円盤乾燥器20の底部26に接続する被覆物
質戻送用管路27が設けられている。被覆物質搬送用管路
25は搬送ポンプ28に接続し、搬送ポンプ28は被覆物質搬
送用上部管路29に接続しており、被覆物質搬送用上部管
路29は噴霧用ノズル22に接続している。
被覆物質は、噴霧装置19の底部に、被覆物質供給口24
から新規に供給される被覆物質、造粒物に付着しないで
底部23に集まる被覆物質及び被覆物質戻送用管路27から
戻送される被覆物質を、搬送ポンプ28を介して吸引し
て、被覆物質搬送用上部管路29から噴霧用ノズル22に送
り、噴霧用ノズル22から造粒物に噴霧される。噴霧装置
19で被覆物質を噴霧された被覆物質が被着された造粒物
は、噴霧装置19からネットコンベヤ18により加熱乾燥器
20に送られる。
熱風乾燥器20の上部に設けられた排気管路30は、加熱
装置31の気体入口32に接続し、加熱装置31の気体出口33
は、熱風導入管路34を介して熱風乾燥器20の底部26に接
続している。したがって、熱風乾燥器20の排気は加熱装
置31に送られ加熱され、熱風導入管路34を介して熱風乾
燥器20の底部26に送られて、熱風乾燥器の加熱に循環使
用される。
熱風乾燥器20の底部26には、篩(図示されていない)
が設けられており、篩上出口には、着色乾燥造粒物を包
装装置35に送る乾燥造粒物搬送用コンベヤ36が設けられ
ている。熱風乾燥器20の底部26には噴霧装置底部23に接
続して被覆物質戻送用管路27が形成されており、加熱乾
燥器20の乾燥工程で砕けた篩下部分は被覆用粉体とし
て、噴霧装置19に送られ、噴霧ノズル22から噴霧され、
再度造粒物の被覆に使用される。
本例の装置は以上のように構成されるているので、先
ず流路切換装置7を動作させて、コーヒー抽出液抽出残
渣を原料タンク2から撹拌装置9内に導入し、次いで流
路切換装置7の流路を切り替えて、着色物質を原料タン
ク4から撹拌装置9内に導入して、さらに流路切換装置
7を切り替えて、配合物質を原料タンク6から撹拌装置
9内に導入して、撹拌装置9により撹拌を行う。着色物
質及び配合物質が撹拌配合されたコーヒー抽出液抽出残
渣配合物は、着色物質の色に応じて、白色、黄色、緑色
又は青色等の色を呈する。
着色配合工程が終了したところで、撹拌装置7の下部
開閉口12を開いて、着色配合されたコーヒー抽出液抽出
残渣配合物を、ホッパー14へ入れる。ホッパー14に入れ
られた着色配合されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物
は、ベルトコンベヤ13により造粒装置15のホッパー16に
入れられ、造粒される。造粒されたコーヒー抽出液抽出
残渣の着色造粒物はネツトコンベヤ18によって、被覆物
質を噴霧により被着させるために、噴霧装置19に送ら
れ、噴霧ノズル22から被覆物質が噴霧される。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の着色
造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円盤乾燥器20に
送られ、乾燥される。乾燥されたコーヒー抽出液抽出残
渣の着色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のものが、コンベ
ヤ36によって、包装装置35に送られ、動物の排泄物処理
材となる。
本例の動物の排泄物処理材製造装置において、造粒装
置15は、脱水を行うことができる脱水造粒装置であり、
脱水される水は、排水管37に流れ、浄水装置38により浄
化される。
例1. 焙煎コーヒー豆粉砕物に水を加えてコーヒー抽出液を
抽出した抽出残渣、即ちコーヒー粕を、水分が10重量%
以下になるまで熱風乾燥機により乾燥した。この乾燥し
て得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、塩化ナ
トリウム50g、ポリビニルアルコール20g、紙粉250g及び
水800mlを混合機に入れて混合した。混合物を押出し造
粒装置の押出部に入れて、直径6mmの開口を複数有する
スクリーンを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して
造粒した。この造粒物を熱風乾燥機で水分が10%以下に
なるまで乾燥し、主として、直径5mm、長さ10mmのペレ
ットを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂
とした。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性
を有し、屋内に不快な臭い発生するのを避けることがで
きた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
例2. 例1で得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、
安息香酸10g、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモ
サブ500(登録商標)50g、紙粉500g及び水850mlを混合
機に入れて混合した。混合物を押し出し造粒装置の押出
部に入れて、直径6mmの開口を複数有するスクリーンを
通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。こ
のペレットに造粒物を熱風乾燥機で水分が10%になるま
で乾燥して、主として、直径5mm、長さ10mmのペレット
を得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とし
た。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、強力な吸
水性及び脱臭性を有し、室内にアンモニア臭を感じなか
った。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排
泄した部分は、容易にり出すことができた。しかも本例
の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性に優れ、屋内
に不快な臭い発生するのを避けることができた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
例3. 例1で得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、
塩化ナトリウム50g、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂
ハイモサブ500(登録商標)10g、ポリビニルアルコール
10g及び水1000mlを混合機に入れて混合した。混合物を
押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径6mmの開口を
複数有するスクリーンを通して押出し、チョッパーで適
宜裁断して造粒した。この造粒物に、高吸水性樹脂、ポ
リビニルアルコール、塩化ナトリウム及び小麦粉の混合
した粉末組成物を、噴霧し、この造粒物を熱風乾燥機で
乾燥し、直径約5mm〜5.5mm、長さ約10mm〜12mmのペレッ
トを得た。このペレットを集めて、猫のトイレ用の砂と
した。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、強力な吸
水性及び脱臭性を有し、室内にアンモニア臭を感じなか
った。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分が塊状となつており、容易に取り出すことが
できた。しかも吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快な
臭い発生するのを避けることができる。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
例4. 例1で得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、
塩化ナトリウム150g、ポリビニルアルコール50g、紙粉2
00g及び水1000mlを混合機に入れて混合した。混合物を
押し出し造粒装置の押出部に入れて、直径6mmの開口を
複数有するスクリーンを通して押出し、チョッパーで適
宜裁断して造粒した。この造粒物に、高吸水性樹脂、ポ
リビニルアルコール、塩化ナトリウム及び小麦粉の混合
した粉末組成物を、噴霧し、この造粒物を熱風乾燥機で
乾燥し、直径約5mm〜5.5mm、長さ約10mm〜12mmのペレッ
トを得た。このペレットを集めて、猫のトレイ用の砂と
した。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、強力な吸
水性及び脱臭性を有し、室内にアンモニア臭を感じなか
った。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分が塊状となつており、容易に取り出すことが
できた。しかも、吸水性及び脱臭性に優れ、屋内に不快
な臭い発生するのを避けることができる。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
例5. 例1で得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、
塩化ナトリウム100g、ポリビニルアルコール50g、ハイ
モ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)50g、紙粉300g及び水1000mlを混合機に入れて混合
した。混合物を押出し造粒装置の押出部に入れて、直径
6mmの開口を複数有するスクリーンを通して押出し、チ
ョッパーで適宜裁断して造粒した。このペレットに造粒
物を熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、主
として、直径5mm、長さ10mmのペレットを得た。このペ
レットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性
を有し、屋内に不快な臭い発生するのを避けることがで
きた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
例6. 例1で得られた乾燥コーヒー抽出液抽出残渣1,000g、
安息香酸10g、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイマ
サブ500(登録商標)20g、ポリビニルアルコール10g、
パルプスラッジ(水分60%)1000gを混合機に入れて混
合した。混合物を押出し造粒装置の押出部に入れて、直
径6mmの開口を複数有するスクリーンを通して押出し、
チョッパーで適宜裁断して造粒した。このペレットに造
粒物を熱風乾燥機で水分が10%以下になるまで乾燥し、
主として、直径5mm、長さ10mmのペレットを得た。この
ペレットを集めて、猫のトイレ用の砂とした。
室内において、この猫のトイレ用の砂に35℃の温度の
20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。吸水力は重量の3倍以上得られた。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ3cmに
敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用
しており、使用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、吸水性及び脱臭性
に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避けることがで
きた。
また、本例の猫のトイレ用の砂を、使用後、水洗トイ
レに流したが、何等問題がなかった。
本例において、パルプスラッジ1000gに代えて、パル
プ400g及び水600gを使用したが略同様の結果が得られ
た。
例7. 焙煎したコーヒー豆粉砕物に水を加えてコーヒーを抽
出した抽出残渣、即ち含水率60%のコーヒー抽出液抽出
残渣2,250gを、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タ
ンク2に入れ、次いで着色物質として、炭酸カルシウム
225gを着色材供給用原料タンク4に入れ、着色物質に次
いで、配合物質として、小麦粉225g、ポリビニルアルコ
ール9g及び塩化ナトリウム45gを配合物質供給用原料タ
ンク6に入れる。
原料を夫々の原料タンクに入れたところで、流路切換
装置7の流路を切り替えて、流路切換装置7の流路を、
先ず乾燥コーヒー抽出液抽出残渣供給用原料タンク2に
連通させ、真空装置10を作動させて、その真空圧によ
り、該乾燥コーヒー抽出液抽出残渣供給用原料タンク2
から乾燥コーヒー抽出液抽出残渣を、撹拌装置9内に吸
引導入する。該乾燥コーヒー抽出液抽出残渣供給用原料
タンク2から、乾燥コーヒー抽出液抽出残渣を撹拌装置
9内に吸引導入したところで、流路切換装置7の流路を
切り替えて、流路切換装置7の流路を、着色物質供給用
原料タンク4に連通させ、真空装置を作動させて、その
真空圧により、着色物質供給用原料タンク4より、着色
物質の炭酸カルシウムを、撹拌装置9内に吸引導入す
る。着色剤供給用原料タンク4より、着色物質の炭酸カ
ルシウムを、撹拌装置9に導入されたところで、流路切
換装置7の流路を配合物質供給用原料タンク4に連通さ
せるように切換え、真空装置を作動させて、その真空圧
により、配合物質供給用原料タンク4より、配合物質の
小麦粉及びポリビニルアルコール並びに殺菌性の物質の
塩化ナトリウムを、撹拌装置9内に吸引導入する。
配合物質供給用原料タンク4より、配合物質の紙粉及
びコーンスターチを、撹拌装置9に導入されたところ
で、撹拌装置9を作動させて、着色剤の炭酸カルシウム
並びに配合物質の小麦粉、ポリビニルアルコール及び塩
化ナトリウムを撹拌混合する。
炭酸カルシウム、小麦粉、ポリビニルアルコール及び
塩化ナトリウムが配合されたコーヒー抽出液抽出残渣
は、全体が白色の斑状を呈しており、撹拌装置9の下部
開閉口12を開いて、白色斑状のコーヒー抽出液抽出残渣
配合物を、ホッパー14へ入れる。ホッパー14に入れられ
た白色に着色されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物は、
ベルトコンベヤ13により造粒装置15のホッパー16に入れ
られ、直径6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱状の白色斑状
の造粒物が形成された。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、噴霧装置19に送られ、
噴霧ノズル22から、炭酸カルシウム20g、ハイモ株式会
社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)14g及び
ポリビニルアルコール1.5gの被覆物質が噴霧された。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円
盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のも
のが分離され、コンベヤ36によって取出し、主として、
直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の
温度の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非
常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア
臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例8. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣2,000gを、コー
ヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入れ、次い
で着色物質として、炭酸カルシウム200gを着色材供給用
原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、
茶殻200g、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ
500(登録商標)50g、澱粉糊500gを配合物質供給用原料
タンク6に入れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装置
9に、コーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の炭酸カルシ
ウム並びに配合物質の茶殻、高吸水性樹脂ハイモサブ50
0(登録商標)及び澱粉糊を入れて、コーヒー抽出液抽
出残渣配合物を製造し、これを造粒装置に送り造粒し、
直径6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱状の白色斑状の造粒
物が形成された。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、噴霧装置19に送られ、
噴霧ノズル22から、炭酸カルシウム37g、前記高吸水性
樹脂ハイモサブ500(登録商標)13g及びポリビニルアル
コール2.6gの被覆物質が噴霧された。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円
盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のも
のが分離され、コンベヤ36によつて取出し、主として、
直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の
温度の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非
常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア
臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例9. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣2,250gを、コー
ヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入れ、次い
で着色物質として、炭酸カルシウム250gを着色材供給用
原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、
茶殻100g、澱粉糊500gを配合物質供給用原料タンク6に
入れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装置9に、コー
ヒー抽出液抽出残渣、着色物質の炭酸カルシウム並びに
配合物質の茶殻、及び澱粉糊を入れて、コーヒー抽出液
抽出残渣配合物を製造し、これを造粒装置に送り造粒
し、直径6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱状の造粒物を形
成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、噴霧装置19に送られ、
噴霧ノズル22から、炭酸カルシウム23g、前記高吸水性
樹脂ハイモサブ500(登録商標)16g及びポリビニルアル
コール2gの被覆物質が噴霧された。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円
盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のも
のが分離され、コンベヤ36によつて取出し、主として、
直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られた。室
内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の温度
の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非常に
吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を
感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例10. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣2,675gを、コー
ヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入れ、次い
で着色物質として、炭酸カルシウム375gを着色材供給用
原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、
茶殻750g、ポリビニルアルコール75g、ハイモ株式会社
製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)80g、小麦
粉400g及び安息香酸20gを配合物質供給用原料タンク6
に入れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装置9に、コ
ーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の炭酸カルシウム並び
に配合物質の茶殻、ポリビニルアルコール、高吸水性樹
脂ハイモサブ500(登録商標)、小麦粉及び安息香酸を
入れて、コーヒー抽出液抽出残渣配合物を製造し、これ
を造粒装置に送り造粒し、直径6.4mm、長さ12.5mmの細
い円柱状の造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、炭酸カルシウム30g、前記
高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)22g及びポリビ
ニルアルコール2.7gの被覆用混合物質が噴霧された。さ
らに、続いて第2噴霧装置(図示されていない)に送ら
れ、第2噴霧ノズル(図示されていない)から、炭酸カ
ルシウム40g、前記高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)14g及びポリビニルアルコール2.9gの被覆用混合物
質が噴霧された。
被覆用混合物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣
の白色に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によっ
て、円盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコ
ーヒー抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物の1mm以上の粒
径のものが分離され、コンベヤ36によつて取出し、主と
して、直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られ
た。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の
温度の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非
常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア
臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例7乃至例9に示される本発明の実施例におおいて
は、何れも一回の噴霧により被覆物質の被着を行ってい
るが、これらの事例においても、二回又はさらに3回の
噴霧により被覆物質の被着を行うことができる。この場
合、一回目の噴霧と同様の被覆物質の配合で再度繰り返
し行うことしてもよいが、着色物質の比率を一回目の噴
霧の場合より高めて行うことにより、着色効果を高める
ことができる。しかし、着色物質の被着効果を高める場
合には、一回目の噴霧の場合に比して、二回目の噴霧に
おける接着性物質の比率を高めて行うことができる。
例11. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣2,675gを、コー
ヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入れ、次い
で着色物質として、炭酸カルシウム120gを着色材供給用
原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、
茶殻150g、ポリビニルアルコール15g、コンスターチ180
g、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登
録商標)60g、紙粉360g及び安息香酸5gを配合物質供給
用原料タンク6に入れ、以下、例7の場合と同様に、撹
拌装置9に、コーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の炭酸
カルシウム並びに配合物質の茶殻、ポリビニルアルコー
ル、コーンスターチ、高吸水性樹脂ハイモサブ500(登
録商標)、紙粉及び安息香酸を入れて、コーヒー抽出液
抽出残渣配合物を製造し、これを造粒装置に送り造粒
し、直径6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱状の白色斑状の
造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、炭酸カルシウム20g、前記
高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)15g及びポリビ
ニルアルコール6gの被覆用混合物質が噴霧された。さら
に、続いて第2噴霧装置(図示されていない)に送ら
れ、第2噴霧ノズル(図示されていない)から、被覆物
質の紙粉66gが噴霧された。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円
盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のも
のが分離され、コンベヤ36によつて取出し、主として、
直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の
温度の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非
常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア
臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例12. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣2,675gを、コー
ヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入れ、次い
で着色物質として、紙粉360gを着色材供給用原料タンク
4に入れ、これに次いで、配合物質として、茶殻150g、
ポバール20g、コンスターチ180g、ハイモ株式会社製の
高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)90g、及び安息
香酸10gを配合物質供給用原料タンク6に入れ、以下、
例7の場合と同様に、撹拌装置9に、コーヒー抽出液抽
出残渣、着色物質の紙粉並びに配合物質の茶殻、ポバー
ル、コーンスターチ、高吸水性樹脂ハイモサブ500(登
録商標)及び安息香酸を入れて、コーヒー抽出液抽出残
渣配合物を製造し、これを造粒装置に送り造粒し、直径
6.4mm、長さ12.5mmの細い円柱状の白色斑状の造粒物を
形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、ポバール及び紙粉の被覆用
混合物質が噴霧された。さらに、続いて第2噴霧装置
(図示されていない)に送られ、第2噴霧ノズル(図示
されていない)から、被覆物質の紙粉が噴霧された。乾
燥後、本例においては、尿pH指示薬のBTB1%溶液が塗布
され乾燥された。
被覆物質が被着されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された造粒物は、ネットコンベヤ18によって、円
盤乾燥器20に送られ、乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の着色乾燥造粒物の1mm以上の粒径のも
のが分離され、コンベヤ36によつて取出し、主として、
直径5mm、長さ10mmの猫のトイレ用の砂が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、35℃の
温度の20倍に希釈したアンモニア水50mlを加えたが、非
常に吸水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア
臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例13. 含水率55%のコーヒー抽出液抽出残渣32.5kg及び水15
kgを、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に
入れ、次いで着色物質として、オムツ及びナプキン廃材
の紙粉10kgを着色材料供給用原料タンク4に入れ、これ
に次いで、配合物質として、ハイモ株式会社製の高吸水
性樹脂ハイモサブ500(登録商標)1.5kg及び安息香酸2.
5gを配合物質供給用原料タンク6に入れ、以下、例7の
場合と同様に、撹拌装置9に、含水させたコーヒー抽出
液抽出残渣、着色物質の紙粉並びに配合物質の高吸水性
樹脂ハイモサブ500(登録商標)及び安息香酸を入れ
て、コーヒー抽出液抽出残渣配合物を製造し、これを口
径6.0mm、プレート厚さ30mmのミートチョッパーに送
り、造粒し、小さい円柱状の白色斑状の造粒物が形成さ
れた。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によって、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、重量比3%のパウダーに近
い粉末紙粉が噴霧された(表面の紙粉の付着重量比3〜
5%)。粉末紙粉が噴霧された造粒物は、篩分け装置で
余分の付着物が分離され、次いで、1%〜10%のポリビ
ニルアルコールの希釈溶液が噴霧された(表面の紙粉の
付着重量比3〜5%)。ポリビニルアルコールが噴霧さ
れた造粒物は、続く第2噴霧装置(図示されていない)
に送られ、第2噴霧ノズル(図示されていない)から、
重量比5%のパウダーに近い粉末紙粉が噴霧された。2
回目の粉末紙粉が噴霧された造粒物は、篩分け装置で余
分の付着物を分離され、次いで、0.1〜0.02%のポリビ
ニルアルコールの希釈溶液が噴霧され、次いで、熱風乾
燥器に送られ、100℃の温度で40乃至50分の間、熱風乾
燥され、水分5〜7%に乾燥された。乾燥されたコーヒ
ー抽出液抽出残渣の白色に着色された乾燥造粒物は、1m
m以上の粒径のものが分離されて、コンベヤ36によって
取出され、主として、直径6mm、長さ7mmの猫のトイレ用
の砂が、30.5kg得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂50gは、室温で疑
似尿130gを吸収し、非常に吸水性及び脱臭性が良好であ
り、室内にアンモニア臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的で
あり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用された
が、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使用
の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例14. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣32.5kg及び水15
kgを、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に
入れ、次いで着色物質として、オムツ及びナプキン廃材
の紙粉10kgを着色材料供給用原料タンク4に入れ、これ
に次いで、配合物質として、ハイモ株式会社製の高吸水
性樹脂ハイモサブ500(登録商標)1kg、小麦粉2.5kg及
び安息香酸2.5gを配合物質供給用原料タンク6に入れ、
以下、例7の場合と同様に、撹拌装置9に、含水させた
コーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の紙粉並びに配合物
質の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)、小麦粉
及び安息香酸を入れて、コーヒー抽出液抽出残渣配合物
を製造し、これを口径6.0mm、プレート厚さ30mmのミー
トチョッパーに送り、造粒し、小さい円柱状の白色斑状
造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によつて、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、重量比3〜5%の紙粉が噴
霧された(表面の紙粉の付着重量比3〜5%)。紙粉が
噴霧された造粒物は、篩分け装置で余分の付着物が分離
され、次いで、1%〜10%のポリビニルアルコールの希
釈溶液が噴霧された。ポリビニルアルコールが噴霧され
た造粒物は、続く第2噴霧装置(図示されていない)に
送られ、第2噴霧ノズル(図示されていない)から、重
量比3〜5%の紙粉が噴霧された。(表面の紙粉の付着
重量比3〜5%)。2回目の紙粉が噴霧された造粒物
は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、次いで、0.
1〜0.002%のポリビニルアルコールの希釈溶液が噴霧さ
れ、続いて、熱風乾燥器に送られ、100℃の温度で40乃
至50分の間、熱風乾燥され、水分5〜7%に乾燥され
た。乾燥されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色に着色さ
れた乾燥造粒物は、1mm以上の粒径のものが分離され
て、コンベヤ36によつて取出され、主として、直径6m
m、長さ7mmの猫のトイレ用の砂が、32.5kg得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂50gは、室温で
疑似尿115gを吸収し、非常に吸水性及び脱臭性が良好で
あり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例15. 含水率55%のコーヒー抽出液抽出残渣35kg及び水15kg
を、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入
れ、次いで配合物質として、ビートパルプ即ちビート糖
の粕5kg、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ5
00(登録商標)3kg及び安息香酸10gを配合物質供給用原
料タンク6に入れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装
置9に、含水させたコーヒー抽出液抽出残渣、並びに配
合物質のビート糖の粕、高吸水性樹脂ハイモサブ500
(登録商標)及び安息香酸を入れて、コーヒー抽出液抽
出残渣配合物を製造し、これを口径6.0mm、プレート厚
さ30mmのミートチョッパーに送り、造粒し、小さい円柱
状の白色斑状の造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によって、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、重量比3%の紙粉が噴霧さ
れた(表面の紙粉の付着重量比3〜5%)。紙粉が噴霧
された造粒物は、篩分け装置で余分の付着物が分離さ
れ、次いで、1%〜10%濃度のポリビニルアルコールの
希釈溶液が噴霧された。ポリビニルアルコール希釈溶液
が噴霧された造粒物は、続く第2噴霧装置(図示されて
いない)に送られ、第2噴霧ノズル(図示されていな
い)から、重量比5%の紙粉が噴霧された。(表面の紙
粉の付着重量比3〜5%)。2回目の紙粉が噴霧された
造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、次い
で、0.1〜0.002%濃度のポリビニルアルコールの希釈溶
液が噴霧され、続いて、熱風乾燥器に送られ、100℃の
温度で40乃至50分の間、熱風乾燥され、水分5〜7%に
乾燥された。乾燥されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色
に着色された乾燥造粒物は、1mm以上の粒径のものが分
離されて、コンベヤ36によつて取出され、主として、直
径6mm、長さ7mmの猫のトイレ用の砂が、30kg得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂50gは、室温で
疑似尿150gを吸収し、非常に吸水性及び脱臭性が良好で
あり、室内にアンモニア臭を感じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、容易に取り出すことができた。
しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するのを避
けることができた。
例16. 含水率65%のコーヒー抽出液抽出残渣17.5kg及び水3.
6kgを、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2
に入れ、次いで着色物質として、紙粉5kgを着色材供給
用原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質とし
て、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500
(登録商標)1kgを配合物質供給用原料タンク6に入
れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装置9に、含水さ
せたコーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の紙粉並びに配
合物質の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)を入
れて、コーヒー抽出液抽出残渣配合物を製造し、これを
口径6.0mmのミートチョッパーに送り、造粒し、小さい
円柱状の白色斑状の造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によって、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、粒径が0.5mm以下の紙粉が
噴霧された。紙粉が噴霧された造粒物は、篩分け装置で
余分の付着物が分離され、次いで、ポリビニルアルコー
ルの希釈溶液が噴霧された。ポリビニルアルコール希釈
溶液が噴霧された造粒物は、続く第2噴霧装置(図示さ
れていない)に送られ、第2噴霧ノズル(図示されてい
ない)から、粒径が0.3mm以下の紙粉90重量%及びハイ
モ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)10重量%の混合物が噴霧された。2回目の紙粉が噴
霧された造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離さ
れ、次いで、ポリビニルアルコールの希釈溶液が噴霧さ
れた。2回目のポリビニルアルコール希釈溶液が噴霧さ
れた造粒物は、続く第3噴霧装置(図示されていない)
に送られ、第3噴霧ノズル(図示されていない)から、
粒径が0.1mm以下の紙粉85重量%、ハイモ株式会社製の
高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)5重量%及びC
MC10重量%の混合物が噴霧された。3回目の紙粉が噴霧
された造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離さ
れ、次いで、プロピレングリコールの希釈溶液が噴霧さ
れ、続いて、熱風乾燥器に送られ、100℃の温度で40乃
至50分の間、熱風乾燥され、水分9%に乾燥された。乾
燥されたコーヒー抽出液抽出残渣の白色に着色された乾
燥造粒物は、1mm以上の粒径のものが分離されて、コン
ベヤ36によって取出され、主として、直径8mm、長さ10m
の猫のトイレ用の砂が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂300gは、35℃で
アンモニア含有の食塩希釈溶液600gを吸収し、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、表面に添加された紙粉の粒子が
微粉であるために、多少流失するが、この流失により、
CMC及び高吸水性樹脂が作用して排泄物処理材の粒子相
互が結合して固まるために容易に取り出すことができ
た。しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発生するの
を避けることができた。
例17. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣15kg及び水1.5k
gを、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に
入れ、次いで着色物質として、紙粉6kgを着色材供給用
原料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、
ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録
商標)1kg、含水率80%の茶殻5kg及び安息香酸10gを配
合物質供給用原料タンク6に入れ、以下、例7の場合と
同様に、撹拌装置9に、含水させたコーヒー抽出液抽出
残渣、着色物質の紙粉並びに配合物質の高吸水性樹脂ハ
イモサブ500(登録商標)、茶殻及び安息香酸を入れ
て、コーヒー抽出液抽出残渣配合物を製造し、これを口
径6.0mmのミートチョッパーに送り、造粒し、小さい円
柱状の白色斑状の造粒物を形成した。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によって、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、粒径が0.5mm以下の紙粉が
噴霧された。紙粉が噴霧された造粒物は、篩分け装置で
余分の付着物が分離され、次いで、水が噴霧された。水
が噴霧された造粒物は、続く第2噴霧装置(図示されて
いない)に送られ、第2噴霧ノズル(図示されていな
い)から、粒径が0.3mm以下の紙粉90重量%及びハイモ
株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)1
0重量%の混合物が噴霧された。2回目の紙粉が噴霧さ
れた造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、
次いで、水が噴霧された。2回目の水が噴霧された造粒
物は、続く第3噴霧装置(図示されていない)に送ら
れ、第3噴霧ノズル(図示されていない)から、粒径が
0.1mm以下の紙粉85重量%、ハイモ株式会社製の高吸水
性樹脂ハイモサブ500(登録商標)5重量%及びCMC10重
量%の混合物が噴霧された。3回目の紙粉が噴霧された
造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、次い
て、プロピレングリコールの希釈溶液が噴霧され、続い
て、熱風乾燥器に送られ、100℃の温度で40乃至50分の
間、熱風乾燥され、水分9%に乾燥された。乾燥された
コーヒー抽出液抽出残渣の白色乾燥造粒物は、1mm以上
の粒径のものが分離されて、コンベヤ36によって取出さ
れ、主として、直径8mm、長さ10mの猫のトイレ用の砂が
得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂300gは、35℃で
アンモニア含有の食塩希釈溶液600gを吸収し、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、表面が粘着しない割に、容易に
均一な状態で固まり、ブロック化し、容易に取り出すこ
とができた。しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発
生するのを避けることができた。しかも脱臭性に優れ、
屋内に不快な臭い発生するのを避けることができた。
例18. 含水率60%のコーヒー抽出液抽出残渣15kg及び水3kg
を、コーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タンク2に入
れ、次いで着色物質として、紙粉5kgを着色材供給用原
料タンク4に入れ、これに次いで、配合物質として、ハ
イモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)1kg及びヒバ材の木粉5kgを配合物質供給用原料タン
ク6に入れ、以下、例7の場合と同様に、撹拌装置9
に、含水させたコーヒー抽出液抽出残渣、着色物質の紙
粉並びに配合物質の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録
商標)及び木粉を入れて、コーヒー抽出液抽出残渣配合
物を製造し、これを口径6.0mmのミートチョッパーに送
り、造粒し、小さい円柱状の白色斑状の造粒物を形成し
た。
造粒されたコーヒー抽出液抽出残渣配合物の造粒物
は、ネツトコンベヤ18によって、第1噴霧装置19に送ら
れ、第1噴霧ノズル22から、粒径が05mm以下の紙粉が噴
霧された。紙粉が噴霧された造粒物は、篩分け装置で余
分の付着物が分離され、次いで、水が噴霧された。水が
噴霧された造粒物は、続く第2噴霧装置(図示されてい
ない)に送られ、第2噴霧ノズル(図示されていない)
から、粒径が0.3mm以下の紙粉90重量%及びハイモ株式
会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商標)10重
量%の混合物が噴霧された。2回目の紙粉が噴霧された
造粒物は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、次い
で、水が噴霧された。2回目の水が噴霧された造粒物
は、続く第3噴霧装置(図示されていない)に送られ、
第3噴霧ノズル(図示されていない)から、粒径0.1mm
以下の紙粉85重量%、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂
ハイモサブ500(登録商標)5重量%及びCMC10重量%の
混合物が噴霧された。3回目の紙粉が噴霧された造粒物
は、篩分け装置で余分の付着物を分離され、次いで、プ
ロピレングリコールの希釈溶液が噴霧され、続いて、熱
風乾燥器に送られ100℃の温度で40乃至50分の間、熱風
乾燥され、水分9%に乾燥された。乾燥されたコーヒー
抽出液抽出残渣の白色に着色された乾燥造粒物は、1mm
以上の粒径のものが分離されて、コンベヤ36によつて取
出され、主として直径8mm、長さ10mの猫のトイレ用の砂
が得られた。
室内において、この猫のトイレ用の砂300gは、35℃で
アンモニア含有の食塩希釈溶液600gを吸収し、非常に吸
水性及び脱臭性が良好であり、室内にアンモニア臭を感
じなかった。
この猫のトイレ用の砂は、全体が白色を呈して清潔的
であり、猫のトイレに厚さ3cmの厚さに敷いて使用され
たが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、使
用の上で何等支障がなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂は、猫が排
泄した部分については、表面に粘着しない割に、容易に
均一な状態で固まり、ブロック化し、容易に取り出すこ
とができた。しかも脱臭性に優れ、屋内に不快な臭い発
生するのを避けることができた。
以上の例は、白色の着色物質を中心になされている
が、元より白色物質に代えて白色以外の色彩の着色物質
を単独又は適宜混合してい使用することができる。
産業上の利用可能性 本発明は、動物の排泄物処理材は、焙煎コーヒー豆の
コーヒー抽出液抽出残渣を主として含有し、1mm以上の
粒径の粒子に成形されるので、その侭廃棄物として処理
されていた該コーヒー抽出液抽出残渣を有効利用するこ
とができることとなり、また原料として使用される該コ
ーヒー抽出液抽出残渣は可燃物であるから、使用後の排
泄物処理材は、可燃性廃棄物として容易に焼却処理でき
ることとなり、従来の排泄物処理材に比して、廃棄物処
理が容易である。
本発明において、動物の排泄物処理材は、表面が着色
物質で着色されている、焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出
液抽出残渣の乾燥粒子を含有しているので、従来の動物
の排泄物処理材に比して、使用場所の色調に合わせて、
種々の色調、即ち適宜の色彩の排泄物処理材を選ぶこと
が可能となり、衛生的な雰囲気はもとより、室内の色彩
の調和を保つことができる。
しかもコーヒー抽出液抽出残渣は、それ自体吸着能を
有するので、従来の動物の排泄物処理材に比して、検尿
用指示薬の使用が容易となり、動物の健康状態を把握す
ることが容易となる。
本発明は、従来、廃物とされて、その処理が問題とさ
れていたコーヒー抽出液抽出残渣、茶殻即ちお茶の出し
殻、木粉及びビート糖の粕などを、動物の排泄物処理材
として有効に利用するものであり、しかも、主として可
燃物で構成するので、廃棄処理が容易である。
本発明は、焙煎コーヒー豆の抽出残渣、即ちコーヒー
抽出液抽出残渣の乾燥物粒子の表面に着色物を付着させ
て、動物の排泄物処理材とするので、その侭廃棄物とし
て処理されていたコーヒー抽出液抽出残渣に比して、着
色剤の使用は少量であり、使用後の排泄物処理材は、可
燃性廃棄物として容易に焼却処理できることとなり、従
来の排泄物処理材に比して、廃棄物処理が容易である。
以上のように、本発明は、従来の動物の廃棄物処理材
に比して、コーヒー抽出液抽出残渣及びお茶の出し殻の
廃棄に係る問題点と、従来の使用済みの動物の排泄物処
理材の非可燃性に係る廃棄処理の問題点を一挙に解決す
るものであり、資源の有効利用、コーヒー飲料及びお茶
の製造上のコストの軽減及び環境廃棄物の処理の軽減等
の点で有意義なものである。

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残渣
    を主として含有し、1ミリメートル以上の粒径を有する
    乾燥造粒物であることを特徴とする動物の排泄物処理
    材。
  2. 【請求項2】乾燥造粒物が、焙煎コーヒー豆のコーヒー
    抽出液抽出残渣より少ない量の配合物質を含有すること
    を特徴とする請求の範囲第1項に記載の動物の排泄物処
    理材。
  3. 【請求項3】乾燥造粒物が、焙煎コーヒー豆のコーヒー
    抽出液抽出残渣より、夫々少ない量の配合物質及び殺菌
    作用を有する物質を含有することを特徴とする請求の範
    囲第1項に記載の動物の排泄物処理材。
  4. 【請求項4】乾燥造粒物が、焙煎コーヒー豆のコーヒー
    抽出液抽出残渣より、夫々少ない量の配合物質、殺菌作
    用を有する物質及び着色物質を含有することを特徴とす
    る請求の範囲第1項に記載の動物の排泄物処理材。
  5. 【請求項5】乾燥造粒物が、焙煎コーヒー豆のコーヒー
    抽出液抽出残渣を30重量%以上の量で含有するものであ
    ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の動物の排
    泄物処理材。
  6. 【請求項6】乾燥造粒物が、焙煎コーヒー豆のコーヒー
    抽出液抽出残渣を50重量%以上の量で含有するものであ
    ることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の動物の排
    泄物処理材。
  7. 【請求項7】乾燥造粒物の水分含有量が10重量%以下で
    あることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の動物の
    排泄物処理材。
  8. 【請求項8】配合物質の含有量が10重量%以下であるこ
    とを特徴とする請求の範囲第2項に記載の動物の排泄物
    処理材。
  9. 【請求項9】配合物質が、紙粉、製紙用パルプ、活性炭
    入りパルプ廃物、茶殻、パルプスラッジ、製紙スラッ
    ジ、ポリビニルアルコール、小麦粉、おから、コーンス
    ターチ、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、高吸
    水性樹脂、ビニルエステル、澱粉、カルボキシメチルセ
    ルロース、ベントナイト又はゼオライト或はこれら2種
    以上の混合物であることを特徴とする請求の範囲第2項
    に記載の動物の排泄物処理材。
  10. 【請求項10】殺菌作用を有する物質が、殺菌剤、防黴
    剤及び/又は防腐剤であることを特徴とする請求の範囲
    第3項に記載の動物の排泄物処理材。
  11. 【請求項11】殺菌作用を有する物質が、安息香酸若し
    くはその塩、ソルビン酸若しくはその塩、プロピオン酸
    カルシウム、次亜塩素酸ナトリウム又は食塩或はこれら
    2以上の混合物であることを特徴とする請求の範囲第3
    項に記載の動物の排泄物処理材。
  12. 【請求項12】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣を主として含有し、1ミリメートル以上の粒径を有
    し、表面の少なくともその一部が着色物質により被覆さ
    れている着色された乾燥造粒物であることを特徴とする
    動物の排泄物処理材。
  13. 【請求項13】着色された乾燥造粒物が、焙煎コーヒー
    豆のコーヒー抽出液抽出残渣並びに該抽出残渣より少な
    い量の配合物質を含有するコア部を有することを特徴と
    する請求の範囲第12項に記載の動物の排泄物処理材。
  14. 【請求項14】着色された乾燥造粒物が、焙煎コーヒー
    豆のコーヒー抽出液抽出残渣並びに該抽出残渣より、夫
    々少ない量の配合物質及び殺菌作用を有する物質を含有
    するコア部を有することを特徴とする請求の範囲第11項
    に記載の動物の排泄物処理材。
  15. 【請求項15】着色された乾燥造粒物が、焙煎コーヒー
    豆のコーヒー抽出液抽出残渣並びに該抽出残渣より、夫
    々少ない量の配合物質、殺菌作用を有する物質及び着色
    物質を含有するコア部を有することを特徴とする請求の
    範囲第11項に記載の動物の排泄物処理材。
  16. 【請求項16】着色物質が、白色の顔料及び染料とし
    て、紙粉、炭酸カルシウム、酸化チタン及び合成パール
    であり、黒色の顔料及び染料として、カーボン、エリオ
    クロムブラックT、アミノブラック10B及びクロラゾル
    ブラックBHであり、青色の顔料及び染料として、シアニ
    ンブルー、アゾブルー及びパテントブルーであり、緑色
    の顔料及び染料として、シアニングリーン及びエメラル
    ドグリーンであり、黄色の顔料及び染料として、アゾイ
    エロー、アシッドイエロー及びハンサイエローであるこ
    とを特徴とする請求の範囲第13項に記載の動物の排泄物
    処理材。
  17. 【請求項17】着色された乾燥造粒物が、焙煎コーヒー
    豆のコーヒー抽出液抽出残渣を30重量%以上の量で含有
    するものであることを特徴とする請求の範囲第11項に記
    載の動物の排泄物処理材。
  18. 【請求項18】着色された乾燥造粒物が、焙煎コーヒー
    豆のコーヒー抽出液抽出残渣を50重量%以上の量で含有
    するものであることを特徴とする請求の範囲第15項に記
    載の動物の排泄物処理材。
  19. 【請求項19】着色された乾燥造粒物の水分含有量が10
    重量%以下であることを特徴とする請求の範囲第11項に
    記載の動物の排泄物処理材。
  20. 【請求項20】着色された乾燥造粒物が、配合物質を10
    重量%以下の量で含有していることを特徴とする請求の
    範囲第12項に記載の動物の排泄物処理材。
  21. 【請求項21】配合物質が、紙粉、製紙用パルプ、活性
    炭入りパルプ廃物、茶殻、パルプスラッジ、製紙スラッ
    ジ、ポリビニルアルコール、小麦粉、コーンスターチ、
    カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、高吸水性樹
    脂、ビニルエステル澱粉、カルボキシメチルセルロー
    ス、ベントナイト又はゼオライト或はこれら2種以上の
    混合物であることを特徴とする請求の範囲第12項に記載
    の動物の排泄物処理材。
  22. 【請求項22】殺菌作用を有する物質が、殺菌剤、防黴
    剤及び/又は防腐剤であることを特徴とする請求の範囲
    第13項に記載の動物の排泄物処理材。
  23. 【請求項23】殺菌作用を有する物質が、安息香酸若し
    くはその塩、ソルビン酸若しくはその塩、プロピオン酸
    カルシウム、次亜塩素酸ナトリウム又は食塩或はこれら
    2以上の混合物であることを特徴とする請求の範囲第13
    項に記載の動物の排泄物処理材。
  24. 【請求項24】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より少ない量の配合物
    質を配合して、造粒して、前記コーヒー抽出液抽出残渣
    を主として含有する造粒物を形成し、該造粒物の水分が
    10重量%以下となるまで、該造粒物を乾燥することを特
    徴とする動物の排泄物処理材の製造方法。
  25. 【請求項25】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない量の配
    合物質及び殺菌作用を有する物質を配合して、造粒し
    て、前記抽出残渣を主として含有する造粒物を形成し、
    該造粒物の水分が10重量%以下となるまで、該造粒物を
    乾燥することを特徴とする動物の排泄物処理材の製造方
    法。
  26. 【請求項26】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない量の配
    合物質、殺菌作用を有する物質及び着色物質を配合し
    て、造粒して、前記抽出残渣を主として含有する造粒物
    を形成し、該造粒物の水分が10重量%以下となるまで、
    該造粒物を乾燥することを特徴とする動物の排泄物処理
    材の製造方法。
  27. 【請求項27】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より少ない量の配合物
    質を配合して、造粒して、前記コーヒー抽出液抽出残渣
    を主として含有する造粒物を形成し、この形成された造
    粒物の表面に着色物質を付着させ、乾燥することを特徴
    とする動物の排泄物処理材の製造方法。
  28. 【請求項28】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない量の配
    合物質及び殺菌作用を有する物質を配合して、造粒し
    て、前記コーヒー抽出液抽出残渣を主として含有する造
    粒物を形成し、この形成された造粒物の表面に着色物質
    を付着させ、乾燥することを特徴とする動物の排泄物処
    理材の製造方法。
  29. 【請求項29】焙煎コーヒー豆のコーヒー抽出液抽出残
    渣に、該コーヒー抽出液抽出残渣より夫々少ない量の配
    合物質、殺菌作用を有する物質及び着色物質を配合し
    て、造粒して、前記コーヒー抽出液抽出残渣を主として
    含有する造粒物を形成し、この形成された造粒物の表面
    に着色物質を付着させ、乾燥することを特徴とする動物
    の排泄物処理材の製造方法。
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