JP2708747B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP2708747B2 JP2708747B2 JP62173871A JP17387187A JP2708747B2 JP 2708747 B2 JP2708747 B2 JP 2708747B2 JP 62173871 A JP62173871 A JP 62173871A JP 17387187 A JP17387187 A JP 17387187A JP 2708747 B2 JP2708747 B2 JP 2708747B2
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- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims description 14
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は多階調デジタル画像信号処理装置に関し、こ
の種装置はデジタル画像データを使用する複写機、フア
クシミリ、プリンタに応用される。 〔従来技術〕 従来のから多階調デジタル処理法として、濃度パター
ン法やデイザ法が一般的に使用されている。 しかし、濃度パターン法では、階調性は良いが、解像
度が悪く、デイザ法においても、デイザパターンの持つ
特性により違いはあるが、階調性と解像度は両立しない
という欠点がある。 〔目的〕 本発明は上記従来技術の欠点を解消し、階調再現性と
解像度に優れた画像処理装置を提供することを目的とす
るものである。 〔構成〕 そのため本発明に係る画像処理装置は、量子化された
デジタル中間調画素信号を読み込み、所定ブロツク毎に
分割する手段と、ブロツク内の量子化レベルの平均値を
算出する手段と、ブロツク内の各画素をその量子化レベ
ルに応じて符号化する手段と、ブロツク内の量子化レベ
ルの平均値に対応したN種類の中間調パターンが記憶さ
れた中間調パターンメモリとを備え、前記中間調パター
ンメモリから、ブロツク内の量子化レベルの平均値と各
画素毎に付けられた符号に応じて画素データを読み出す
ことを特徴とするものである。 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。 第1図は本発明を適用した基本的なブロツク図であ
る。以下に入力量子化画素信号の流れを追つて第1図の
動作を説明する。 入力される画素信号(ア)は原画像の濃淡に比例した
デイジタル値であり、処理装置の画素クロツクのタイミ
ングに同期して入力されるものとする。 ブロツク作成回路1,2はm×n画素のブロツクを作成
するために副走査方向にnライン分を記憶するメモリで
ある。 スイツチS1はブロツク作成回路1に偶数ラインブロツ
クを記憶させ、ブロツク作成回路2に奇数ラインブロツ
クを記憶させるように、ラインブロツク単位で切り替わ
る。 スイツチS2はスイツチS1がつながつているブロツク作
成回路と常に反対のブロツク作成回路につながり、ブロ
ツク作成回路内のメモリに対して読み出し動作と書き込
み動作が同時に行われるのを防ぐ。スイツチS2を通つた
画像信号(イ)は同時にブロツク内の前画素データをブ
ロツク内大小比較回路3、ブロツク内平均算出回路4に
供給される。 ブロツク内大小比較回路3はブロツク画素データ
(イ)の各画素に対して量子化レベルの小さい順に番号
を付けてその番号を画素クロツクに同期して出力する。 ブロツク内平均算出回路4はブロツク画素データ
(イ)の量子化レベルの平均値をブロツク毎に出力す
る。 中間調パターンメモリ5には、出力装置に送る画素デ
ータがブロツク毎に記憶されていて、ブロツク内大小比
較回路3によつて作成される画素コード(ウ)とブロツ
ク内平均算出回路4によつて作成される階調コード
(エ)に応じて、多階調出力画素コード(オ)が読み出
される。 次に本発明のより具体的な実施例を説明する。 第2図はブロツク作成回路1,2で、入力画素信号
(ア)が8ビツトデータ、ブロツクサイズが4×4の場
合である。 入力データはラインメモリ6,7,8,9により1ラインブ
ロツク分記憶され、ラツチ10〜21によりブロツク化され
る。ブロツク作成回路の出力(イ)の(1)〜(16)
は、それぞれ第3図のような画素位置に対応している。
具体的な(イ)のデータの一例を第4図に示す。 第5図はブロツク内大小比較回路3で、データセレク
タ22で選択された画素と同一ブロツク内の画素全てをコ
ンパレータ23で比較して、その結果を加算器24で加算す
ることによつて、ブロツク内でその画素が持つ量子化レ
ベルの大きさが何番目であるかを判定する。ブロツクサ
イズが4×4の時は、加算器24の出力(ウ)である画素
コードは4ビツトになる。またコンパレータ23で比較す
る際、同一データを比較した場合は、画素位置番号の大
きい方を大きいデータとする。第4図に対応する画素コ
ードを第6図に示す。 第7図は、ブロツク内平均算出回路4で、加算器25で
全画素の量子化レベルの合計を求めて、除算器26で出力
中間調パターンの階調数に量子化する。出力中間調パタ
ーン階調数Nを64とすると除算器26の出力(エ)である
階調コードは6ビツトになる。第5図に対応する階調コ
ードを第8図に示す。 第9図は、中間調パターンメモリ5で、画素コード
(ウ)、階調コード(エ)から出力装置へ送る出力コー
ド(オ)を読み出す。出力コード(オ)の量子化ビツト
数は出力装置が1画素当たりに出力できる階調数に等し
くする。 第10図に中間調パターンメモリ5に記憶された中間調
パターンデータの一例を示す。この場合、出力コード
(オ)は3ビツト(8階調)である。 〔効果〕 以上本発明によれば、 (1)ブロツク単位で平均階調レベルを求め、予め階調
性が保証されている中間調パターンメモリからデータを
読み出しているため、階調再現性が良い(これは濃度パ
ターン法の長所である)。 (2)ブロツク内の一画素単位で画素データを読み出
し、量子化レベルの小さい順に、中間調パターンメモリ
から小さい値の出力データを対応させている。これはデ
イザ法の長所であるが、デイザ法に見られるデイザパタ
ーンによる画素レベルの不均一化はおこらず、解像度が
良い。 (3)出力装置の性能や特性が変わっても中間調パター
ンデータを変更するだけで、構成は変更しなくても良い
ため、出力装置の特性に合わせることが出来る。 等の効果を奏する。
の種装置はデジタル画像データを使用する複写機、フア
クシミリ、プリンタに応用される。 〔従来技術〕 従来のから多階調デジタル処理法として、濃度パター
ン法やデイザ法が一般的に使用されている。 しかし、濃度パターン法では、階調性は良いが、解像
度が悪く、デイザ法においても、デイザパターンの持つ
特性により違いはあるが、階調性と解像度は両立しない
という欠点がある。 〔目的〕 本発明は上記従来技術の欠点を解消し、階調再現性と
解像度に優れた画像処理装置を提供することを目的とす
るものである。 〔構成〕 そのため本発明に係る画像処理装置は、量子化された
デジタル中間調画素信号を読み込み、所定ブロツク毎に
分割する手段と、ブロツク内の量子化レベルの平均値を
算出する手段と、ブロツク内の各画素をその量子化レベ
ルに応じて符号化する手段と、ブロツク内の量子化レベ
ルの平均値に対応したN種類の中間調パターンが記憶さ
れた中間調パターンメモリとを備え、前記中間調パター
ンメモリから、ブロツク内の量子化レベルの平均値と各
画素毎に付けられた符号に応じて画素データを読み出す
ことを特徴とするものである。 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。 第1図は本発明を適用した基本的なブロツク図であ
る。以下に入力量子化画素信号の流れを追つて第1図の
動作を説明する。 入力される画素信号(ア)は原画像の濃淡に比例した
デイジタル値であり、処理装置の画素クロツクのタイミ
ングに同期して入力されるものとする。 ブロツク作成回路1,2はm×n画素のブロツクを作成
するために副走査方向にnライン分を記憶するメモリで
ある。 スイツチS1はブロツク作成回路1に偶数ラインブロツ
クを記憶させ、ブロツク作成回路2に奇数ラインブロツ
クを記憶させるように、ラインブロツク単位で切り替わ
る。 スイツチS2はスイツチS1がつながつているブロツク作
成回路と常に反対のブロツク作成回路につながり、ブロ
ツク作成回路内のメモリに対して読み出し動作と書き込
み動作が同時に行われるのを防ぐ。スイツチS2を通つた
画像信号(イ)は同時にブロツク内の前画素データをブ
ロツク内大小比較回路3、ブロツク内平均算出回路4に
供給される。 ブロツク内大小比較回路3はブロツク画素データ
(イ)の各画素に対して量子化レベルの小さい順に番号
を付けてその番号を画素クロツクに同期して出力する。 ブロツク内平均算出回路4はブロツク画素データ
(イ)の量子化レベルの平均値をブロツク毎に出力す
る。 中間調パターンメモリ5には、出力装置に送る画素デ
ータがブロツク毎に記憶されていて、ブロツク内大小比
較回路3によつて作成される画素コード(ウ)とブロツ
ク内平均算出回路4によつて作成される階調コード
(エ)に応じて、多階調出力画素コード(オ)が読み出
される。 次に本発明のより具体的な実施例を説明する。 第2図はブロツク作成回路1,2で、入力画素信号
(ア)が8ビツトデータ、ブロツクサイズが4×4の場
合である。 入力データはラインメモリ6,7,8,9により1ラインブ
ロツク分記憶され、ラツチ10〜21によりブロツク化され
る。ブロツク作成回路の出力(イ)の(1)〜(16)
は、それぞれ第3図のような画素位置に対応している。
具体的な(イ)のデータの一例を第4図に示す。 第5図はブロツク内大小比較回路3で、データセレク
タ22で選択された画素と同一ブロツク内の画素全てをコ
ンパレータ23で比較して、その結果を加算器24で加算す
ることによつて、ブロツク内でその画素が持つ量子化レ
ベルの大きさが何番目であるかを判定する。ブロツクサ
イズが4×4の時は、加算器24の出力(ウ)である画素
コードは4ビツトになる。またコンパレータ23で比較す
る際、同一データを比較した場合は、画素位置番号の大
きい方を大きいデータとする。第4図に対応する画素コ
ードを第6図に示す。 第7図は、ブロツク内平均算出回路4で、加算器25で
全画素の量子化レベルの合計を求めて、除算器26で出力
中間調パターンの階調数に量子化する。出力中間調パタ
ーン階調数Nを64とすると除算器26の出力(エ)である
階調コードは6ビツトになる。第5図に対応する階調コ
ードを第8図に示す。 第9図は、中間調パターンメモリ5で、画素コード
(ウ)、階調コード(エ)から出力装置へ送る出力コー
ド(オ)を読み出す。出力コード(オ)の量子化ビツト
数は出力装置が1画素当たりに出力できる階調数に等し
くする。 第10図に中間調パターンメモリ5に記憶された中間調
パターンデータの一例を示す。この場合、出力コード
(オ)は3ビツト(8階調)である。 〔効果〕 以上本発明によれば、 (1)ブロツク単位で平均階調レベルを求め、予め階調
性が保証されている中間調パターンメモリからデータを
読み出しているため、階調再現性が良い(これは濃度パ
ターン法の長所である)。 (2)ブロツク内の一画素単位で画素データを読み出
し、量子化レベルの小さい順に、中間調パターンメモリ
から小さい値の出力データを対応させている。これはデ
イザ法の長所であるが、デイザ法に見られるデイザパタ
ーンによる画素レベルの不均一化はおこらず、解像度が
良い。 (3)出力装置の性能や特性が変わっても中間調パター
ンデータを変更するだけで、構成は変更しなくても良い
ため、出力装置の特性に合わせることが出来る。 等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置全体のブロツク図、
第2図はそのうちのブロツク作成回路の一例を示す図、
第3図はその出力の画素位置対応を示す図、第4図はそ
の具体的な出力データを表した図、第5図はブロツク内
大小比較回路の一例を示す図、第6図はその具体的な出
力データを表した図、第7図はブロツク内平均算出回路
の一例を示す図、第8図はその具体的な出力データを表
した図、第9図は中間調パターンメモリの一例を示す
図、第10図はその具体的な出力データを表した図であ
る。 S1,S2……切換スイツチ、1,2……ブロツク作成回路、3
……ブロツク内大小比較回路、4……ブロツク内平均算
出回路、5……中間調パターンメモリ。
第2図はそのうちのブロツク作成回路の一例を示す図、
第3図はその出力の画素位置対応を示す図、第4図はそ
の具体的な出力データを表した図、第5図はブロツク内
大小比較回路の一例を示す図、第6図はその具体的な出
力データを表した図、第7図はブロツク内平均算出回路
の一例を示す図、第8図はその具体的な出力データを表
した図、第9図は中間調パターンメモリの一例を示す
図、第10図はその具体的な出力データを表した図であ
る。 S1,S2……切換スイツチ、1,2……ブロツク作成回路、3
……ブロツク内大小比較回路、4……ブロツク内平均算
出回路、5……中間調パターンメモリ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.量子化されたデジタル中間調画素信号を読み込み、
所定ブロツク毎に分割する手段と、 ブロツク内の量子化レベルの平均値を算出する手段と、 ブロツク内の各画素をその量子化レベルに応じて符号化
する手段と、 ブロツク内の量子化レベルの平均値に対応したN種類の
中間調パターンが記憶された中間調パターンメモリとを
備え、 前記中間調パターンメモリから、ブロツク内の量子化レ
ベルの平均値と各画素毎に付けられた符号に応じて画素
データを読み出すことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62173871A JP2708747B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62173871A JP2708747B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418368A JPS6418368A (en) | 1989-01-23 |
JP2708747B2 true JP2708747B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=15968678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62173871A Expired - Lifetime JP2708747B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708747B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5896137A (en) * | 1995-02-15 | 1999-04-20 | Fuji Xerox, Co., Ltd. | Image processing apparatus having storage area for efficiently storing two-value and multi-value image data |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP62173871A patent/JP2708747B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418368A (en) | 1989-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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