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JP2703758B2 - Tv信号送受信システム - Google Patents

Tv信号送受信システム

Info

Publication number
JP2703758B2
JP2703758B2 JP61145692A JP14569286A JP2703758B2 JP 2703758 B2 JP2703758 B2 JP 2703758B2 JP 61145692 A JP61145692 A JP 61145692A JP 14569286 A JP14569286 A JP 14569286A JP 2703758 B2 JP2703758 B2 JP 2703758B2
Authority
JP
Japan
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signal
synchronization
amplitude
period
suppression
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61145692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS632482A (ja
Inventor
武尚 番場
洋一郎 榎並
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP61145692A priority Critical patent/JP2703758B2/ja
Publication of JPS632482A publication Critical patent/JPS632482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2703758B2 publication Critical patent/JP2703758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、CATVやDBSを利用した有料TV放送等の送受
信に用いられるTV信号の送受信システムに関する。 (2)従来の技術 従来より、有料TV放送等において第三者による盗視を
防止するために、第4図及び第5図に示す回路と、第6
図に示す信号が用いられている。第4図は、TV信号送受
信システムにおける送信機を示すものであり、入力端子
11及び12には送信しようとする映像信号及びFM音声信号
がそれぞれ供給される。映像信号からは、同期分離回路
14で水平同期信号及び垂直同期信号が抽出され、同期抑
圧信号発生回路15に供給される。同期抑圧信号発生回路
15は、第6図(c)に示す信号に相当する信号、即ち、
各同期信号の区間でハイレベルとなる同期抑圧信号Cを
作り、同期抑圧回路13及び振幅変調回路16に供給する。 同期抑圧回路13では、入力端子11に供給される映像信
号の同期信号の部分、即ち、第6図(a)に示すように
時間T1の個所で水平同期信号を、時間T2の個所で垂直同
期信号を、それぞれ6dB〜10dB程度レベル圧縮して加算
回路18に供給する。また、振幅変調回路16は、同期抑圧
信号発生回路15から供給される同期抑圧信号Cを基準に
して、入力端子12に供給されるFM音声信号の同期信号の
部分で振幅が大となる第6図(b)に示す振幅変調FM音
声信号Bを作る。これ等の同期抑圧回路14及び振幅変調
回路16の出力、即ち同期抑圧映像信号Aと振幅変調FM音
声信号Bは、加算回路18で加算されて出力端子19よりTV
信号として出力され、その後に伝播路に応じた変調と送
信出力とが行われる。 第5図は、TV信号送受信システムにおける受信機を示
している。同図において、入力端子1には第4図で説明
した送信機から送出された同期抑圧映像信号Aと振幅変
調FM音声信号Bを含むTV信号が供給される。同期抑圧映
像信号Aは、第6図(a)に示すように時間T1の個所で
水平同期信号が、また時間T2の個所で垂直同期信号が、
それぞれ6dB〜10dB程度レベル圧縮されている。また、
振幅変調FM音声信号Bは、映像信号がレベル圧縮された
個所でレベルがハイレベルに変化する同期抑圧信号によ
り振幅変調されている(第6図(b)の信号B)。 振幅変調FM音声信号Bは、音声信号フィルター3で映
像信号Aから周波数分離され、AM検波回路4で検波され
る(第6図(c)の信号C)。AM検波回路4の出力信号
Cは、パルス幅調整回路5でパルス幅の調整が行われ、
同期抑圧映像信号A水平同期信号及び垂直同期信号がレ
ベル圧縮された個所に対応してハイレベルとなるよう
に、パルス幅を拡幅した信号Dが作成される。パルス幅
調整回路5は、例えば、時定数回路とレベルスライサー
によって構成される。パルス幅調整回路5の出力である
同期抑圧解除信号Dは、同期抑圧映像信号Aの水平同期
信号及び垂直同間信号がレベル圧縮された個所に対応し
てハイレベルとなるので、これを利得可変増幅器2に供
給して利得を制御することにより、第6図(a)に破線
で示すように、スクランブルされる以前のTV信号に復元
される。このようにして、TV信号の送受信が行われる。 (3)発明が解決しようとする問題点 このような第4図及び第5図に示す従来のTV信号送受
信システムでは、回路が簡単になる等の長所がある反
面、第6図(b)に示す振幅変調FM音声信号BをAM検波
するだけで第6図(d)に示す同期抑圧解除信号Dが簡
単に作れるため、第三者による盗視が容易に行われ、ス
クランブルを利用したTV信号送受信システムの目的を達
成し得ないという問題点があった。 一方また、特開昭60−163588号「ペイテレビシステム
におけるスクランブル方法」には、水平同期信号と垂直
同期信号の少なくとも一方のレベルを抑圧して映像スク
ランブル処理を施すとともに、このレベル抑圧期間にお
いて音声信号の極性を反転してスクランブル処理した音
声信号をFM変調し、同期抑圧映像信号とFM音声信号にさ
らにレベル抑圧期間を特定するためのタイミング信号を
加えたTV信号を送信し、受信側ではタイミング信号に基
づいて映像スクランブルならびに音声スクランブルを解
除するようにしたTV信号送受信システムが開示されてい
る。 しかしながら、このものは、TV信号を映像と音声の両
方にスクランブル処理を施して盗視聴を防止するための
システムであり、スクランブル解除にはレベル抑圧期間
を特定するためのタイミング信号を映像信号や音声信号
とは別個に送信する必要があり、受信したFM音声信号か
らはスクランブル期間すなわち同期抑圧期間を割り出す
ことは不可能である。また、音声信号はFM変調する前に
同期抑圧期間に対応して極性反転するため、FM変調の視
点からすると同期抑圧期間においてだけ正規の信号を18
0度位相反転した変調信号を得るに等しく、その結果FM
変調波の粗密が突発的に変化する不自然さによりFM復調
に悪影響が及びやすく、FM復調出力のうち同期抑圧期間
を極性復元して再生できたとしても、極性復元部分と元
の極性のままの部分の持続部分が滑らかに接続できない
ために、復調ノイズが寄生しやすい等の問題を抱えるも
のであった。また、同期抑圧期間の始端を指示するタイ
ミング信号は、水平同期信号についても垂直同期信号に
ついても同様のパルス幅に統一さており、しかもただ単
にタイミング信号変調部において高周波で変調して送信
しているだけである。すなわち、水平同期信号期間と垂
直同期信号期間の少なくとも一方で同期抑圧を行うとい
った幅広いスクランブル処理を包含する技術概念に捕ら
われるあまり、例えば水平同期信号期間と垂直同期信号
期間の両方で同期抑圧を行うといったより限定された条
件下で、受信側での水平同期信号期間と垂直同期信号期
間の判別に配慮してパルス幅を意図的に異ならしめると
いった工夫にまで技術的な追求がなされていないことは
明らかであった。常識的には、受信側で水平同期信号期
間や垂直同期信号期間との対応種別を特定できるように
する上で、送信側のタイミング信号変調部において変調
に用いる高周波を水平同期信号期間と垂直同期信号期間
で異なる周波数に切り替えるといったような工夫は不可
欠であり、このためタイミング信号変調部の構成が複雑
化し、同時にまた受信側に用意するタイミング信号復調
部の構成も複雑化せざるを得ないといった問題を抱える
ものであった。 (4)問題点を解決するための手段 本発明は、簡単な回路構成でかつ盗視を有効に防止す
ることを目的とするものであり、映像信号から同期分離
し、水平及び垂直の各同期信号期間に対応する同期抑圧
信号を発生し、該同期抑圧信号に基づいて前記映像信号
を水平同期信号期間及び垂直同期信号期間においてレベ
ル圧縮して同期抑圧映像信号を生成するとともに、前記
同期抑圧信号の始端に同期して水平と垂直の各同期信号
期間との対応種別を互いに異なるパルス幅をもって示す
タイミングパルスを発生し、該タイミングパルスに基づ
いて前記タイミングパルスにより前記各同期信号期間に
おけるFM音声信号の振幅を他の期間と異ならしめて振幅
変調FM音声信号を生成し、該振幅変調FM音声信号を前記
同期抑圧映像信号に混合してTV信号とするTV信号送信機
と、該TV信号送信機から送信された前記TV信号を受信
し、該TV信号から振幅変調FM音声信号を抽出し、該振幅
変調FM音声信号を振幅復調して前記タイミングパルスを
抽出し、該タイミングパルスにパルス幅に応じて拡幅量
が異なるパルス幅変換を施して水平同期期間と垂直同期
期間にそれぞれほぼ対応する同期抑圧解除信号を生成
し、該同期抑圧解除信号に基づいて前記TV信号に含まれ
る同期抑圧映像信号のレベル圧縮を解除するTV信号受信
機とを備えたことを特徴とするものである。 (5)作用 本発明によれば、FM音声信号を、同期抑圧映像信号の
同期抑圧期間にそのまま対応した同期抑圧信号でもって
振幅変調するのではなく、水平同期信号期間と垂直同期
信号期間とで異なるパルス幅を有し、同期抑圧期間の始
端を示すだけで同期抑圧期間とは対応しないタイミング
パルスによって振幅変調するため、受信側では振幅変調
FM音声信号を振幅復調しただけで映像信号を抑圧解除す
るための同期抑圧解除信号を生成できず、盗視を有効に
防止することができる。 (6)実施例 以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1図及び
第2図は、本発明によるTV信号送受信システムの一実施
例を示すブロック図である。第1図は、TV信号送受信シ
ステムにおける送信機を示している。 第1図において、入力端子11及び12には送信しようと
する映像信号及びFM音声信号がそれぞれ供給される。映
像信号からは、同期分離回路14で水平同期信号及び垂直
同期信号が抽出され、同期抑圧信号発生回路15に供給さ
れる。同期抑圧信号発生回路15は、水平と垂直の各同期
信号期間でハイレベルとなる同期抑圧信号を作り、同期
抑圧回路13及びパルス幅変換器17に供給する。 同期抑圧回路13では、入力端子11に供給される映像信
号の同期信号の部分、即ち、第3図(a)に示すように
時間T1の個所で水平同期信号を、時間T2の個所で垂直同
期信号を、それぞれ6dB〜10dB程度レベル圧縮し、同期
抑圧映像信号として加算回路18に供給する。また、パル
ス幅変換器17は、同期信号抑圧信号発生回路15から供給
される同期抑圧信号に基づいて、第6図(c)に示した
ように、水平同期信号期間の始端からパルス幅t1のタイ
ミングパルスCを作り、垂直同期信号期間の始端からパ
ルス幅t2のタイミングパルスCを生成する。このタイミ
ングパルスCは、その立上がり同期抑圧信号の始端に関
する情報を担っており、そのパルス幅の大小が垂直と水
平の同期信号期間の種別に関する情報を担ってはいる
が、同期抑圧期間の幅そのものに関する情報は盗視防止
の目的から意図的に欠落させてあり、このタイミングパ
ルスCが振幅変調回路16においてFM音声信号の振幅変調
に供せられる。 振幅変調回路16は、パルス幅変換器17から供給される
タイミングパルスCに応じて、入力端子12に供給される
FM音声信号を振幅変調し、タイミングパルスCのパルス
期間において振幅が大となる第3図(b)に示す信号、
すなわち振幅変調FM音声信号Bを生成する。これ等の同
期抑圧回路13及び振幅変調回路16の出力、即ち同期抑圧
映像信号Aと振幅変調FM音声信号Bは、加算回路18で加
算されて出力端子19より出力されてTV信号とされ、その
後に伝播路に応じた変調と送信出力とが行われる。 第2図は、TV信号送受信システムにおける受信機を示
している。第2図において、入力端子1には同期抑圧映
像信号Aと振幅変調FM音声信号Bとを含むTV信号が供給
されている。同期抑圧映像信号Aは、第3図(a)に示
したように、時間T1の個所で水平同期信号が、また時間
T2の個所で垂直同期信号がそれぞれ6dB〜10dB程度レベ
ル圧縮されている。 振幅変調FM音声信号Bは、タイミングパルスCによっ
て振幅変調されており、このタイミングパルスCは、第
3図(c)に示すように、水平同期信号期間の始端から
パルス幅t1だけハイレベルが持続し、また、垂直同期信
号期間の始端からパルス幅t3だけハイレベルを持続する
パルスとなっている。なお、本実施例に示した振幅変調
FM音声信号Bにおいては、垂直同期信号期間に含まれる
最後の等価パルスだけは信号b4として変調に利用するよ
うにしているが、垂直同期信号期間に含まれる他の等価
パルスは利用していない。 入力端子1に供給されたTV信号のうち、振幅変調FM音
声信号Bは、音声信号フィルター3で周波数分離されて
抽出され、続くAM検波回路4にて振幅復調され、第3図
(c)に示したタイミングパルスCが抽出される。AM検
波回路4の出力である信号Cは、パルス幅調整回路5と
パルス幅検出回路6及びフリップフロップ7のリセット
端子Rに供給される。 パルス幅調整回路5は、パルス幅t1をパルス幅T1に拡
幅する回路であり、例えば時定数回路とレベルスライサ
ーによって構成される。反転時間がT1のモノマルチバイ
ブレータによって構成することもできる。パルス幅調整
回路5の出力は、第3図(d)に示す信号Dのようにパ
ルス幅が拡幅されてから、オアゲート8の入力端子に供
給される。 パルス幅検出回路6は、タイミングパルスCのパルス
幅が、パルス幅t1かパルス幅t3かを判別する回路であ
り、例えば入力パルスの立上りでトリガーされ反転時間
がt1のモノマルチバイブレータと、このモノマルチバイ
ブレータの出力とタイミングパルスCの論理積をとるア
ンドゲートとによって構成される。パルス幅検出回路6
は、第3図(c)に示したタイミングパルスC3の立上り
から時間t1だけ経過したときにハイレベルとなる出力信
号を出力する。このパルス幅検出回路6の出力は、フリ
ップフロップ7のセット端子Sに供給される。 フリップフロップ7は、パルス幅検出回路6の出力の
立上りによってセットされ、AM検波回路4の出力である
タイミングパルスCの立上りによってリセットされるRS
型のフリップフロップである。フリップフロップ7の出
力Qは、第2図(e)に示す信号Eのようになり、オア
ゲート8の入力端子に供給される。 オアゲート8は、パルス幅調整回路5の出力である信
号Dと、フリップフロップ7の出力である信号Eとの論
理和をとる。その出力は、第3図(e)に示す信号すな
わち同期抑圧解除信号Fとなる。この同期抑圧解除信号
Fは、信号Aの時間T1および時間T2の個所でハイレベル
となる信号なので、この同期抑圧解除信号Fを利得可変
増幅器3に供給して、ハイレベルとなる時間だけ利得を
増大させる。これにより、入力端子1に供給される信号
から、レベル圧縮(スクランブル)される以前のTV信号
を復元(デスクランブル)することができる。復元され
たTV信号は、出力端子9から外部のTV受像機やモニター
に供給される。 このように、TV信号送受信システムによれば、水平及
び垂直の同期信号期間に対応する同期抑圧信号の始端に
同期して水平と垂直の各同期信号期間との対応種別を互
いに異なるパルス幅をもって示すタイミングパルスCを
発生し、このタイミングパルスCに基づいてFM音声信号
を振幅変調するようにしたから、FM音声信号自体は音声
情報を担う搬送波の位相がタイミングパルスによって妨
害を受けることはなく、音声信号に対してはスクランブ
ルがかからないので、盗聴防止は期待できないものの、
音声信号は通常のFM復調によって正常に復調することが
でき、しかもスクランブル処理とスクランブル解除に伴
う音質劣化とは無縁である。また、FM音声信号を同期抑
圧映像信号の同期抑圧期間にそのまま対応した同期抑圧
信号でもって振幅変調するのではなく、水平同期信号期
間と垂直同期信号期間とで異なるパルス幅を有し、同期
抑圧期間の始端を示すだけで同期抑圧期間とは対応しな
いタイミングパルスCによって振幅変調しているため、
振幅変調FM音声信号を振幅変調しただけでは同期抑圧信
号を再生することきできず、このため同期抑圧信号を簡
単に再生して映像信号を盗視する訳にはいかず、受信側
では水平同期信号期間と垂直同期信号期間とでパルス幅
が異なるタイミングパルスを、パルス幅の違いに応じて
拡幅し、水平と垂直の各同期信号期間に対応した同期抑
圧解除信号を得て同期抑圧映像信号を抑圧解除する必要
があり、従ってパルス幅の拡幅処理は処理原理を秘匿し
なくとも模倣は困難であり、比較的簡単な回路構成でも
って映像信号の盗視を確実に防止することができる。 なお、本実施例の場合、抑圧解除信号Fのパルス幅T4
は、正確には時間T2より短くなる。従って、短い分だ
け、同期抑圧映像信号Aはレベル圧縮された状態のまま
で利得可変増幅器2から出力されることになる。しかし
ながら、時間T2の間は垂直同期信号期間内であってTV画
面の画枠から外れた可視外であること、またレベル圧縮
されたままで出力されるのは最後の等価パルスの後であ
って同期信号は正確に復元(デスクランブル)されてい
ることから、出力端子9に接続されたTV受像機やモニタ
ー上の画面に影響を与えることはない。 以上、本発明は、上記実施例に限定されず、次のよう
な変形も可能である。例えば、フリップフロップ7の代
りに、パルス幅検出回路6の出力によってトリガーさ
れ、反転時間T2のモノマルチバイブレータを使用するこ
とができる。この場合、信号b4(垂直同期信号期間中の
最後の等価パルス)を利用しなくても、利得制御信号と
してパルス幅T2を作り出すことができる。 (7)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、水平及び垂直
の同期信号期間に対応する同期抑圧信号の始端に同期し
て水平と垂直の各同期信号期間との対応種別を互いに異
なるパルス幅をもって示すタイミングパルスを発生し、
このタイミングパルスに基づいてFM音声信号を振幅変調
するようにしたから、FM音声信号自在は音声情報を担う
搬送波の位相がタイミングパルスによって妨害を受ける
ことはなく、音声信号に対してはスクランブルがかから
ないので、盗聴防止は期待できないものの、音声信号は
通常のFM復調によって正常に復調することができ、しか
もスクランブル処理とスクランブル解除に伴う音質劣化
とは無縁であり、またFM音声信号を同期抑圧映像信号の
同期抑圧期間にそのまま対応した同期抑圧信号でもって
振幅変調するのではなく、水平同期信号期間と垂直同期
信号期間とで異なるパルス幅を有し、同期抑圧期間の始
端を示すだけで同期抑圧期間とは対応しないタイミング
パルスによって振幅変調しているため、振幅変調FM音声
信号を振幅復調しただけでは同期抑圧信号を再生するこ
ときできず、このため同期抑圧信号を簡単に再生して映
像信号を盗視する訳にはいかず、受信側では水平同期信
号期間と垂直同期信号期間とでパルス幅が異なるタイミ
ングパルスを、パルス幅の違いに応じて拡幅し、水平と
垂直の各同期信号期間に対応した同期抑圧解除信号を得
て同期抑圧映像信号を抑圧解除する必要があり、従って
パルス幅の拡幅処理は処理原理を秘匿しなくとも模倣は
困難であり、比較的簡単な回路構成でもって映像信号の
盗視を確実に防止することができる等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は、それぞれ本発明によるTV信号送受
信システムの一実施例を示すブロック図、第3図は、第
1,2図に示した回路の動作を説明する波形図、第4図及
び第5図は、それぞれ従来のTV信号送受信システムを示
すブロック図、第6図は、第4,5図に示した回路の動作
を説明する波形図である。 2……利得可変増幅器 4……AM検波回路 5……パルス幅調整回路 6……パルス幅検出回路 7……フリップフロップ 8……オアゲート 13……同期抑圧回路 15……同期抑圧信号発生回路 16……振幅変調回路 17……パルス幅変換器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.映像信号から同期分離し、水平及び垂直の各同期信
    号期間に対応する同期抑圧信号を発生し、該同期抑圧信
    号に基づいて前記映像信号を水平同期信号期間及び垂直
    同期信号期間においてレベル圧縮して同期抑圧映像信号
    を生成するとともに、前記同期抑圧信号の始端に同期し
    て水平と垂直の各同期信号期間との対応種別を互いに異
    なるパルス幅をもって示すタイミングパルスを発生し、
    該タイミングパルスに基づいて前記タイミングパルスに
    より前記各同期信号期間におけるFM音声信号の振幅を他
    の期間と異ならしめて振幅変調FM音声信号を生成し、該
    振幅変調FM音声信号を前記同期抑圧映像信号に混合して
    TV信号とするTV信号送信機と、該TV信号送信機から送信
    された前記TV信号を受信し、該TV信号から振幅変調FM音
    声信号を抽出し、該振幅変調FM音声信号を振幅復調して
    前記タイミングパルスを抽出し、該タイミングパルスに
    パルス幅に応じて拡幅量が異なるパルス幅変換を施して
    水平同期期間と垂直同期期間にそれぞれほぼ対応する同
    期抑圧解除信号を生成し、該同期抑圧解除信号に基づい
    て前記TV信号に含まれる同期抑圧映像信号のレベル圧縮
    を解除するTV信号受信機とを備えたことを特徴とするTV
    信号送受信システム。
JP61145692A 1986-06-20 1986-06-20 Tv信号送受信システム Expired - Lifetime JP2703758B2 (ja)

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JPS632482A JPS632482A (ja) 1988-01-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163588A (ja) * 1984-02-03 1985-08-26 Alps Electric Co Ltd ペイテレビシステムにおけるスクランブル方法

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