JP2701721B2 - ディジタルアンギオグラフィ装置 - Google Patents
ディジタルアンギオグラフィ装置Info
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Description
と撮像し、これらマスク像とライブ像とをサブトラクシ
ョンすることによりサブトラクション像(例えば、血管
像)を得るディジタルアンギオグラフィ装置に関する。
フィ装置による血管造影は、まず、被検体に造影剤を投
与していない状態でマスク像を撮像して記憶しておき、
次に、被検体に造影剤を投与してライブ像を撮像して記
憶する。そして、後処理で、記憶しておいたマスク像と
ライブ像とをサブトラクションし、サブトラクション像
(血管像)を得ている。
アと、被検体との相対的な位置関係を例えば、被検体の
体軸方向や、体軸回りに変位させながら、複数個所の撮
像位置において、それぞれ複数枚のマスク像(マスク像
群)と複数枚のライブ像(ライブ像群)とを撮像し、複
数枚のサブトラクション像(サブトラクション像群)を
得る走行アンギオや回転アンギオを行なう場合には、マ
スク像群とライブ像群とを2回に分けて撮像し、サブト
ラクション像群は後処理で得ている。すなわち、まず、
造影剤を投与していない被検体とX線管等との相対的な
位置関係を変位させながら、予め決められた複数個所の
撮像位置でそれぞれマスク像を撮像して記憶しておく。
次に、被検体に造影剤を投与して、被検体とX線管等と
の相対的な位置関係を、マスク像群を撮像したのと同じ
軌跡で変位させながら、マスク像を撮像したのと同じ撮
像位置においてそれぞれのライブ像を撮像して記憶す
る。そして、後処理で、得られたマスク像群とライブ像
群とを、各撮像位置ごとにサブトラクションし、各撮像
位置のサブトラクション像を得ている。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。従来装置によれば、予めマスク像(マスク像群)
を撮像して記憶しておき、次に、被検体に造影剤を投与
した後、ライブ像(ライブ像群)を撮像し、後処理で、
サブトラクション像(サブトラクション像群)を得てい
るので、処理のスループットが悪いという問題がある。
イブ像(ライブ像群)の撮像との間に、被検体に造影剤
の投与を行なわなければならず、マスク像(マスク像
群)の撮像とライブ像(ライブ像群)の撮像との間に被
検体が体動し易い。被検体が体動すると、被検体とX線
管等との位置関係がずれるので、マスク像(マスク像
群)とライブ像(ライブ像群)とにずれが生じ、その結
果、得られたサブトラクション像にアーティファクトが
発生するという問題もある。
マスク像群の撮像とライブ像群の撮像を2回に分けて行
なっているので、ある撮像位置のマスク像を撮像してか
らその撮像位置のライブ像を撮像するまでに、被検体と
X線管等との相対位置の変位を1回分行なう時間と、被
検体に造影剤の投与を行なう時間とを要する。従って、
ある撮像位置のマスク像を撮像してからその撮像位置の
ライブ像を撮像するまでの時間が長くなるので、被検体
の体動は一層起き易い。また、それに加えて、ライブ像
群は、マスク像群の撮像と同じ軌跡で、被検体とX線管
等との相対的な位置関係を変位させ、同じ撮像位置で撮
像しなければならいが、これら位置関係を変位させる機
構の機械的な精度の問題から、双方の画像群の撮像位置
にずれが生じることがあり、その結果、得られたサブト
ラクション像群にアーティファクトが発生し易いという
問題もある。そこで、従来装置で走行アンギオや回転ア
ンギオを行なう場合には、細かいピッチで撮像位置を設
定し、多数枚のマスク像群とライブ像群とを撮像し、後
処理で、撮像位置の合っているマスク像とライブ像を検
索し、それら各像同士のサブトラクションを行い、アー
ティファクトの少ないサブトラクション像を得るように
構成されている。しかし、このように細かいピッチで撮
像位置を設定し、多数枚のマスク像群とライブ像群とを
撮像する場合、診察に不要な画像群を撮像することにな
るし、それら不要な画像群を撮像するために、被検体へ
の無駄なX線を曝射するという問題がある。
れたものであって、処理スループットが良く、マスク像
とライブ像のずれに起因するアーティファクトの発生を
低減し、また、診察に不要な画像群の撮像を行なわず、
被検体への無駄なX線の曝射をなくしたディジタルアン
ギオグラフィ装置を提供することを目的とする。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、マスク像とライブ像とを
撮像し、マスク像とライブ像とをサブトラクションする
ことによりサブトラクション像を得るディジタルアンギ
オグラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照射し
て、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視像を
撮像する、X線管とイメージインテンシファイアとを含
むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像され
たX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に変換
する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変換さ
れた撮像データを記憶しておく画像記憶手段と、(d)
前記イメージインテンシファイアのピント調整用電極へ
の印加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォーカス用
電圧に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記ピント
調整用電極にデフォーカス用電圧が印加された状態で前
記X線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変
換された撮像データ(マスク像)と、前記ピント調整用
電極にフォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透
視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換された
撮像データ(ライブ像)とをサブトラクションする演算
手段と、(f)前記電圧切替え手段を制御して、前記ピ
ント調整用電極にデフォーカス用電圧が印加された状態
と、フォーカス用電圧が印加された状態とを、予め決め
られた順に切り替え、それら各状態において、前記X線
透視装置と前記信号変換手段とを制御して、造影剤が投
与された被検体から、前記各状態の撮像データ(マスク
像とライブ像)を得る制御と、前記得た各撮像データの
内、少なくとも先に撮像した撮像データを前記画像記憶
手段に記憶させる制御と、少なくとも前記画像記憶手段
に記憶された、先に撮像した撮像データ(マスク像また
はライブ像)と、後に撮像した撮像データ(ライブ像ま
たはマスク像)とのサブトラクションを前記演算手段に
行なわせる制御とを行なう制御手段と備えたものであ
る。
イメージインテンシファイアと、被検体との相対的な位
置関係を変位させながら、複数枚のマスク像と複数枚の
ライブ像とを撮像し、それらマスク像とライブ像とを各
々サブトラクションすることにより複数枚のサブトラク
ション像を得るディジタルアンギオグラフィ装置であっ
て、(a)被検体にX線を照射して、前記被検体を透過
したX線を検出してX線透視像を撮像する、X線管とイ
メージインテンシファイアとを含むX線透視装置と、
(b)前記X線透視装置で撮像されたX線透視像をディ
ジタルデータ(撮像データ)に変換する信号変換手段
と、(c)前記信号変換手段で変換された撮像データを
記憶しておく画像記憶手段と、(d)前記イメージイン
テンシファイアのピント調整用電極への印加電圧を、フ
ォーカス用電圧またはデフォーカス用電圧に切り替える
電圧切替え手段と、(e)前記ピント調整用電極にデフ
ォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視装置に
より撮像され、前記信号変換手段で変換された撮像デー
タ(マスク像)と、前記ピント調整用電極にフォーカス
用電圧が印加された状態で前記X線透視装置により撮像
され、前記信号変換手段で変換された撮像データ(ライ
ブ像)とをサブトラクションする演算手段と、(f)前
記被検体と、前記X線透視装置のX線管とイメージイン
テンシファイアとの相対的な位置関係を変位させる位置
変位機構と、(g)前記位置変位機構を駆動して、造影
剤が投与された被検体と、前記X線透視装置のX線管と
イメージインテンシファイアとの相対的な位置関係を変
位させる制御と、前記位置関係が、予め決められた複数
個所の撮像位置に到達するたびに、前記電圧切替え手段
を制御して、前記ピント調整用電極にデフォーカス用電
圧が印加された状態と、フォーカス用電圧が印加された
状態とを、予め決められた順に切り替え、それら各状態
において、前記X線透視装置と前記信号変換手段とを制
御して、前記造影剤が投与された被検体から、前記各状
態の一対の撮像データ(マスク像とライブ像)を得る制
御と、前記得た一対の撮像データの内、少なくとも先に
撮像した撮像データを前記画像記憶手段に記憶させる制
御と、少なくとも前記画像記憶手段に記憶された、先に
撮像した撮像データ(マスク像またはライブ像)と、前
記画像記憶手段に記憶された撮像データと対をなす撮像
データ(ライブ像またはマスク像)とのサブトラクショ
ンを前記演算手段に行なわせる制御とを行なう制御手段
と備えたものである。
る。すなわち、制御装置は、電圧切替え手段を制御し
て、ピント調整用電極にデフォーカス用電圧が印加され
た状態と、フォーカス用電圧が印加された状態とを、予
め決められた順に切り替え、それら各状態において、X
線透視装置と信号変換手段とを制御して、造影剤が投与
された被検体から、デフォーカス用電圧が印加された状
態でのマスク像と、フォーカス用電圧が印加された状態
でのライブ像とを得る。マスク像とライブ像の撮像順
序、すなわち、ピント調整用電極へのデフォーカス用電
圧とフォーカス用電圧の切替え順序はどちらが先であっ
てもよい。これら撮像した各撮像データの内、少なくと
も先に撮像した撮像データを画像記憶手段に記憶させ
る。また、後に撮像した撮像データを画像記憶手段に記
憶させてもよい。そして、画像記憶手段に記憶された、
先に撮像された撮像データ(マスク像またはライブ像)
と、後に撮像された撮像データ(ライブ像またはマスク
像)(または、後に撮像され、画像記憶手段に記憶され
た撮像データ)とのサブトラクションを演算手段に行な
わせ、サブトラクション像を得る。
用電極へデフォーカス(ピントをぼかす)用電圧を印加
して撮像されたぼけた画像は、高周波成分が除去された
画像である。従って、造影剤が投与された被検体からぼ
けた画像を撮像すれば、血管像等の高周波成分が除去さ
れたものとなる。一方、造影剤が投与された被検体か
ら、ピント調整用電極へフォーカス(ピントが合った)
用電圧を印加して撮像されたピントの合った画像には、
血管像等の高周波成分は残っている。従って、造影剤が
投与された被検体から撮像されたぼけた画像をマスク
像、ピントが合った画像をライブ像として、これら各画
像をサブトラクションすることによりサブトラクション
像(血管像)を得ることができる。
ション像を得るので、マスク像とライブ像は、いずれも
造影剤が投与された被検体から、ピント調整用電極への
印加電圧を切り替えることにより撮像される。従って、
マスク像とライブ像との撮像の間に造影剤を被検体に投
与するための時間を取る必要がないし、マスク像とライ
ブ像は、ピント調整用電極への印加電圧を切り替えるだ
けで得られるので、マスク像とライブ像の撮像が行なわ
れる時間を短縮できる。従って、マスク像とライブ像の
撮像の間の被検体の体動を少なくでき、マスク像とライ
ブ像のずれが少なくなり、得られたサブトラクション像
に発生するアーティファクトを低減できる。
し、その後、すぐにそれら各画像をサブトラクションし
てサブトラクション像を得ているので、リアルタイムで
サブトラクション像が得られ、処理のスループットが良
くなる。
に基づき、造影剤が投与された被検体と、X線透視装置
のX線管とイメージインテンシファイアとの相対的な位
置関係を変位させ、それら位置関係が、予め決められた
複数個所の撮像位置に到達するたびに、一対の撮像デー
タ(マスク像とライブ像)を予め決められた順で得て、
一対の撮像データ同士をサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像を得ている。つまり、造影剤が
投与された被検体とX線管等との相対位置の変位を1回
行い、その間に、撮像位置ごとにマスク像とライブ像を
撮像し、この撮像位置ごとに撮像されたマスク像とライ
ブ像とをサブトラクションしてサブトラクション像を得
ているので、被検体とX線管等との相対位置の変位の回
数を減らせるし、被検体に造影剤を投与する時間を要し
ない。従って、処理のスループットが良くなる。
データは、同じ位置かあるいは若干ずれた位置で撮像さ
れる。このとき、各撮像データが若干ずれた位置で撮像
される場合、それら画像から得られるサブトラクション
像にアーティファクトが発生することが考えられる。し
かし、被検体とX線管等との相対位置が変位する速度
は、1枚の撮像データを得る速度に比べて極めて低速で
あるので、各画像を撮像する際の位置ずれも僅かであ
る。しかも、サブトラクションする画像の一方はピント
がぼけた画像であるので、位置ずれに基づく画像の僅か
なずれは、このピントのぼけに吸収される。従って、各
撮像データの撮像時に若干の位置ずれがあっても実用上
特に問題ない。よって、撮像位置として、診断に必要な
個所だけを設定することができるので、無駄な画像の撮
像を行なうのが防止できるし、被検体へ無駄なX線曝射
を行なうのも防止できる。
説明する。図1は、この発明の第一実施例に係るディジ
タルアンギオグラフィ装置の構成を示す正面図であり、
図2は、第一実施例装置のX線透視装置と天板に仰臥さ
れた被検体との位置関係を側面から見た図である。この
第一実施例は、請求項1に記載の発明に相当するもので
あり、特定の撮像部位のサブトラクション像を得るよう
に構成されている。
し、この基台1上には、被検体Mが仰臥される天板2が
水平方向に移動自在に取り付けられている。この天板2
の水平方向への移動は、基台1に内設されたモータ3に
より駆動されるように構成され、このモータ3の駆動制
御は、後述する画像処理装置30の制御部31により行
なわれるように構成されている。
のX線透視装置10は、X線管11とイメージインテン
シファイア(以下、「I.I装置」という)12が、天
板2に仰臥された被検体Mを挟むように、C型アーム1
3の両端部に取り付けられて構成されている。このC型
アーム13は、モータ19に駆動されて、図2の矢印Y
Jに示すように、被検体Mの体軸回りで回動されるよう
に構成され、被検体Mの所望の方向からパルスX線を照
射できるようになっている。このモータ19の駆動制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
続されており、高電圧発生装置14から高電圧が供給さ
れることにより、X線管11からパルスX線が発生され
るように構成されている。このX線管11からのパルス
X線の照射タイミングは、高電圧発生装置14を介して
後述する制御部31により制御される構成である。
15でコリメーションされた上で、被検体Mに照射さ
れ、被検体Mを透過したX線がI.I装置12に入射す
るように構成されている。I.I装置12に入射したX
線は、ピント調整用電極16などからなる電子レンズ系
により縮小増幅され、可視光の画像に変換されて出力さ
れ、その出力光学像は光学系17を介してビデオカメラ
18に入射し、このビデオカメラ18により、X線透視
像のビデオ信号に変換され、画像処理装置30に与えら
れる。
は、フォーカス(ピントが合った)用電圧VF またはデ
フォーカス(ピントがぼけた)用電圧VD が、電圧切替
え手段としての電圧切替え器40で切り替え供給される
ように構成されている。電圧切替え器40の切替え制御
は、後述する制御部31により行なわれる。
のビデオ信号(アナログ信号)は、制御部31に制御さ
れながら、信号変換手段としてのA/D(アナログtoデ
ィジタル)変換器32でディジタル信号に変換される。
画像処理装置30には、撮像データを記憶するための、
画像記憶手段としての画像記憶装置34、サブトラクシ
ョン像を算出するための、演算手段としての演算装置3
5、制御手段としての制御部31を備えており、制御部
31に制御されながら、A/D変換器32で変換された
ディジタル信号のX線透視像(撮像データ)をデータ処
理してサブトラクション像を算出し、得られたサブトラ
クション像をD/A(ディジタルtoアナログ)変換器3
3でアナログ信号に変換してモニタ50に表示する。
示に従って、モータ3を駆動制御して、天板2に仰臥さ
れ、造影剤が投与された被検体Mを移動させ、被検体M
の撮像位置と、X線透視装置10のX線管11、I.I
装置12との位置合わせを行なうとともに、モータ19
を駆動制御して、被検体Mに照射されるX線の照射方向
を調整する。その状態で、制御部31は、ハンドスイッ
チ60からの処理開始指示を受けて、高電圧発生装置1
4、電圧切替え器40、A/D変換器32、画像記憶装
置34、演算装置35、D/A変換器33を以下のよう
に制御して、撮像部位のサブトラクション像を算出して
モニタ50に表示させる。
ートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押され
ると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その「O
N」信号をトリガーとして、電圧切替え器40を切り替
えて、ピント調整用電極16へデフォーカス用電圧VD
を印加させる。また、この電圧切替え器40の切替えが
完了すると、高電圧発生装置14から高電圧をX線管1
1に供給させ、X線管11からパルスX線を照射させ
る。
タDはピントがぼけた画像であり、造影剤が投与された
被検体Mの撮像部位の血管像などの高周波成分が除去さ
れた画像である。このように高周波成分が除去された撮
像データをマスク像Dとして画像記憶装置34に記憶さ
せておく。こうしてマスク像Dが画像記憶装置34に記
憶されると、画像記憶装置34を書込み不可にする。
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させる。
タFはピントが合った画像であり、造影剤が投与された
被検体Mの撮像部位の血管像などの高周波成分が残って
いる画像である。このように高周波成分が残っている撮
像データをライブ像Fとして演算装置35に供給させる
とともに、先に撮像して画像記憶装置34に記憶させて
おいたマスク像Dを読み出して、演算装置35に供給さ
せる。そして、マスク像Dとライブ像Fとのサブトラク
ションを演算装置35に行なわせる。このサブトラクシ
ョンにより得られたサブトラクシン像Sは、ライブ像F
から画像の低周波成分のみを除いた骨格や軟部組織の辺
縁(エッジ)と血管を含んだ画像となる。このサブラク
ション像Sをモニタ50に表示させ撮像を終了する。
御して、ピント調整用電極16への印加電圧をVD とV
Fとに切替え、それぞれの状態において、造影剤を投与
した被検体Mから撮像データ(マスク像Dとライブ像
F)を撮像してサブトラクション像Sを得ているので、
従来装置のように、マスク像とライブ像とを撮像する間
に、被検体Mに造影剤を投与する必要がなく、マスク像
とライブ像を続けて撮像することができる。従って、各
撮像データを撮像する間の時間を短縮できるので、その
間の被検体Mの体動が少なくなり、マスク像とライブ像
とのずれが少なくなり、得られたサブトラクション像S
に発生するアーティファクトを低減できる。また、先に
撮像されたマスク像Dを画像記憶装置34に記憶させ、
マスク像Dの撮像に続けてライブ像Fを撮像し、ライブ
像Fが撮像されるとすぐにブトラクション像Sを算出し
ているので、サブトラクション像Sはリアルタイムで得
られ、処理のスループットが良い。
ライブ像Fとはそれぞれ被検体Mに造影剤が投与された
状態で撮像されるので、いずれの撮像データを先に撮像
してもよい。従って、図4のタイムチャートに示すよう
に、ピント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を先
に印加するように電圧切替え器40を制御し、ライブ像
Fを先に撮像して、画像記憶装置34に記憶させてお
き、それに続き、ピント調整用電極16へデフォーカス
用電圧VD を印加するように電圧切替え器40を制御
し、マスク像Dを後に撮像して、(画像記憶装置34か
ら読み出した)ライブ像Fとマスク像Dとをサブトラク
ションさせ、サブトラクション像Sを得るようにしても
よい。
に、1枚のマスク像Dを撮像した後、ライブ像を複数枚
撮像して、マスク像Dと各ライブ像F1、F2、…、F
n(nは2以上の自然数)とのサブトラクションをそれ
ぞれ行い、同じ撮像位置において複数枚のサブトラクシ
ョン像S1、S2、…、Snを得るようにしてもよい。
高周波成分が除去された、低周波成分のみの画像である
が、このマスク像Dを用いて、サブトラクション像Sを
算出する際、サブトラクション像Sから血管成分の情報
を除去しないように、マスク像Dから血管成分が除去さ
れている必要がある。つまり、マスク像Dを撮像する際
のピントのぼかし加減を、血管が除去されるように調整
しておく必要がある。しかし、撮像部位によって、例え
ば、頭部のように毛細血管を多い撮像部位ではぼかしの
程度を低くしても血管成分は除去されるが、胸部の大動
脈等は、ぼかしの程度を高くする必要がある。このよう
に、撮像部位(除去する血管の種類)によって、ピント
のぼかし加減が異なるので、上述の図1のようにデフォ
ーカス用電圧VD を1種類にした装置構成では、特定の
撮像部位を対象としてサブトラクション像Sが得られる
に過ぎない。従って、図1の電圧切替え器40のデフォ
ーカス用電圧VD を可変に調整できるように構成する
か、図6に示すように、複数種類のデフォーカス用電圧
VD1、… 、VDnから選択的に切り替えられるように構
成するのが好ましい。
ラクションして、サブトラクション像Sを得る際、S=
F−k・D(0≦k≦1)のように、係数kをマスク像
Dに掛け合わせることにより、サブトラクシン像Sの骨
格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させることがで
き、サブトラクシン像Sに血管像の位置情報を重畳させ
ることができる。
たサブトラクション像Sをモニタ50に表示させるよう
に構成したが、図7に示すように、得られたサブトラク
ション像Sをモニタ50に表示するとともに、画像記憶
装置34の記憶場所SA(SAは、先に撮像された撮像
データを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記
憶させておくように構成してもよい。このように構成す
ることにより、後処理でサブトラクション像Sをデータ
処理したり、モニタに再表示させること等も可能とな
る。
像データが撮像されると、その撮像データを演算装置3
5に供給して、サブトラクション像Sを算出させるよう
に構成したが、図8に示すように、後に撮像された撮像
データを演算装置35に供給して、サブトラクション像
Sを算出させるとともに、画像記憶装置34に記憶場所
BA(BAは、先に撮像された撮像データを記憶する記
憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶させておくように
構成してもよい。このように構成することにより、画像
記憶装置34に記憶しておいた各撮像データに、後処理
でデータ処理(例えば後処理でサブトラクション像Sを
算出する等)を施したり、各撮像データをモニタに表示
させること等が可能となる。なお、図8の点線で示すよ
うに、この構成に、さらに、図7の変形例のように、演
算装置35で求めたサブトラクション像Sを画像記憶装
置34の記憶場所SA(SAは、上記FA、BAと異な
る記憶場所)に記憶させておく構成を付加してもよいこ
とは言うまでもない。
た撮像データを演算装置35に供給せずに画像記憶装置
34の記憶場所BA(BAは、先に撮像された撮像デー
タを記憶する記憶場所FAと異なる記憶場所)に記憶さ
せておき、後処理で、それら各撮像データ(マスク像D
とライブ像F)とを演算装置35に供給してサブトラク
ションさせ、サブトラクション像Sを算出させ、モニタ
50に表示させるように構成してもよい。上述したよう
に、マスク像Dとライブ像Fとは、造影剤が投与された
被検体Mから撮像されるので、これら撮像データは、続
けて撮像するととができるので、このようにサブトラク
ション像Sを後処理で求めるように構成したとしても、
従来装置に比べて処理のスループットは良くなる。な
お、この変形例においても、後処理で求めたサブトラク
ション像Sを画像記憶装置34の記憶場所SA(SA
は、上記FA、BAと異なる記憶場所)に記憶させてお
くように構成することにより、サブトラクション像Sを
再度算出する手間を省くことができる。
線管11、I.I装置12等を1組備えたX線透視増置
10により、撮像部位に対して1方向からX線を照射し
て撮像データを得るように構成したが、例えば、図10
に示すように、被検体Mに対してX線管11、I.I装
置12等を2組配置し、撮像部位に対して2方向からX
線を照射してそれぞれの方向からの撮像データを得て、
各方向から得られた撮像データごとにサブトラクション
像を得るように構成してもよい。すなわち、X線管11
aから照射されI.I装置12aで撮像されたマスク像
とライブ像とをサブトラクションしてサブトラクション
像と求めるとともに、X線管11bから照射されI.I
装置12bで撮像されたマスク像とライブ像とをサブト
ラクションしてサブトラクション像と求める。これによ
り、撮像位置に対する多くの診断情報を得ることができ
る。また、被検体Mに対してX線管11、I.I装置1
2を3組以上配置し、各方向からのサブトラクション像
を求めるように構成してもよいことは言うまでもない。
図11、図12を参照して説明する。この第二実施例
は、請求項2に記載の発明に相当するものであり、被検
体と、X線透視装置のX線管とI.I装置との相対的な
位置関係を変位させながら、複数個所の撮像位置のサブ
トラクション像群を得るように構成されている。
一実施例装置(図1、図2参照)と基本的には同じであ
るが、制御部31の制御が第一実施例と異なる。これ
を、図11に示すように、被検体Mと、X線透視装置1
0のX線管11とI.I装置12との相対的な位置関係
を被検体Mの体軸方向に変位させる走行アンギオを例に
採り説明する。なお、図1、図2において天板2を水平
移動させるモータ3は、この走行アンギオの場合におい
て、請求項2の位置変位機構に相当する。
盤からの指示に従って、モータ3を駆動制御して、天板
2に仰臥され、造影剤が投与された被検体Mを移動さ
せ、被検体Mの撮像開始位置と、X線透視装置10のX
線管11、I.I装置12との位置合わせを行なうとと
もに、モータ19を駆動制御して、被検体Mに照射され
るX線の照射方向を調整する。その状態で、制御部31
は、ハンドスイッチ60からの処理開始指示を受けて、
高電圧発生装置14、電圧切替え器40、A/D変換器
32、画像記憶装置34、演算装置35、D/A変換器
33、およびモータ3を以下のように制御して、造影剤
が投与された被検体Mと、X線透視装置10のX線管1
1とI.I装置12との相対的な位置関係を被検体Mの
体軸方向に変位させながら、予め操作盤から設定された
複数個所の撮像部位のサブトラクション像群を算出して
モニタ50に表示させる。
ャートを参照して説明する。ハンドスイッチ60が押さ
れると、「ON」信号が制御部31に与えられ、その
「ON」信号をトリガーとして、モータ3の駆動を開始
して天板2を定速(例えば、200mm/秒)で移動させ、造
影剤が投与された被検体Mと、X線透視装置10のX線
管11とI.I装置12との相対的な位置関係の(被検
体Mの体軸方向への)変位を開始させるとともに、電圧
切替え器40を切り替えて、ピント調整用電極16へデ
フォーカス用電圧VD を印加させる。また、この電圧切
替え器40の切替えが完了すると、高電圧発生装置14
から高電圧をX線管11に供給させ、X線管11からパ
ルスX線を照射させてピントのぼけた画像を撮像し、画
像記憶装置34に記憶させる。この撮像データ(ピント
がぼけた画像)は、最初の撮像位置のマスク像D1とな
る。なお、マスク像D1を画像記憶装置34に記憶させ
ると、画像記憶装置34を一端書込み不可にする。
ント調整用電極16へフォーカス用電圧VF を印加させ
る。この電圧切替え器40の切替えが完了すると、高電
圧発生装置14から高電圧をX線管11に供給させ、X
線管11からパルスX線を照射させてピントが合った画
像を撮像する。この撮像データ(ピントが合った画像)
は、最初の撮像位置のライブ像F1となる。このライブ
像F1は、演算装置35に供給され、それに同期して、
先に撮像して画像記憶装置34に記憶させておいたマス
ク像D1を読み出して、演算装置35に供給させる。そ
して、マスク像D1とライブ像F1とのサブトラクショ
ンを演算装置35に行なわせる。このサブトラクション
により最初の撮像位置のサブトラクシン像S1が得られ
る。得られたサブトラクション像S1は、モニタ50に
表示させる。なお、マスク像D1の読み出しが終わる
と、画像記憶装置34を再び書込み可にする。
線透視装置10のX線管11とI.I装置12の配置位
置に到達すると、上述と同様に、電圧切替え器40の印
加電圧をデフォーカス用電圧VD に切り替えて2番目の
撮像位置のマスク像D2を撮像し、画像記憶装置34に
記憶(このとき書込み可になっている)しておき、次
に、電圧切替え器40の印加電圧をフォーカス用電圧V
F に切り替えて2番目の撮像位置のライブ像F2を撮像
して、そのライブ像F2と、画像記憶装置34に記憶し
ておいた2番目の撮像位置のマスク像D2とのサブトラ
クションを演算装置35に行なわせ、2番目の撮像位置
のサブトラクション像S2を得て、モニタ50に表示さ
せる。なお、マスク像D2が画像記憶装置34に記憶さ
れると、画像記憶装置34を書込み不可にし、マスク像
D2の読み出しが終わると、画像記憶装置34を再び書
込み可にするというようにして、各撮像位置において先
に撮像するマスク像のみを画像記憶装置34に記憶させ
るようにしている。また、各撮像位置の間隔は数10〜
数100mmごとに設定されており、天板2は定速で移動
させているので、i番目の撮像位置(iは1以上の自然
数)から何秒後に(i+1)番目の撮像位置に到達する
かが認識できる。
トラクション像S3、4番目の撮像位置のサブトラクシ
ョン像S4、…、n番目の撮像位置(nは、2以上の自
然数)のサブトラクション像Snを順次得て、モニタ5
0に順次表示させる。そして、ハンドスイッチ60の押
下が止められる(「OFF」信号が制御部31に与えら
れる)と処理を終了する。
おいてマスク像Diを先に撮像するようにしているが、
ライブ像Fiを先に撮像するように制御してもよい。
iを算出する際、Si=Fi−k・Di(0≦k≦1)
により算出すれば、各撮像位置のサブトラクション像S
1〜Snの骨格や軟部組織の辺縁(エッジ)を強調させ
ることができ、各撮像位置のサブトラクション像S1〜
Snに血管像の位置情報を重畳させることができる。
と、X線透視装置10のX線管11とI.I装置12と
の相対的な位置関係を変位させ、それら位置関係が、予
め決められた複数個所の撮像位置に到達するたびに、一
対の撮像データ(マスク像Diとライブ像Fi)を予め
決められた順で得て、一対の撮像データ同士をサブトラ
クションして各撮像位置のサブトラクション像Siを得
ているので、造影剤が投与された被検体MとX線管11
等との相対位置の変位を1回行なうだけで良く、被検体
MとX線管11等との相対位置の変位の回数を従来装置
に比べて減らせるし、被検体Mに造影剤を投与する時間
を要しない。従って、処理のスループットが良くなる。
を見ても判るように、各撮像データの撮像(パルスX線
の照射)の間にも天板2は移動しているが、X線のパル
ス幅は、ms(1/1000秒)のオーダーと短いのに対して、
天板2の移動は200mm/秒と低速であるので、1枚の撮像
データにおける天板2の移動によるぶれは実用上無視で
きる程度である。
とライブ像Fiの撮像との間にも天板2は移動している
ので、これら各撮像データは、若干ずれた位置で撮像さ
れることになる。従って、それら撮像データDi、Fi
から得られるサブトラクション像Siにアーティファク
トが発生することが考えられるが、上述したように天板
2の移動は低速で行なわれるので対して、1枚の撮像デ
ータを得る速度は高速であるので、各撮像データを撮像
する際の位置ずれも僅かである。例えば、ビデオカメラ
18において、30フレーム/秒で画像が得られるのであ
れば、1枚の撮像データを得る時間は1/30秒であり、一
方、天板2の移動速度が200mm/秒であれば、各撮像デー
タDi、Fiの撮像位置のずれは、約7mm である。しか
も、サブトラクションする撮像データの一方はピントが
ぼけた画像(Di)であるので、位置ずれに基づく画像
の僅かなずれは、このピントのぼけに吸収される。従っ
て、各撮像データDi、Fiの撮像時に若干の位置ずれ
があっても実用上特に問題ない。よって、従来装置のよ
うに、撮像位置を合わせるために、細かいピッチで撮像
位置を設定する必要がなく、診断に必要な個所だけを撮
像位置として設定することができるので、無駄な画像の
撮像を行なうのが防止できるし、被検体Mへ無駄なX線
曝射を行なうのも防止できる。
チャートに示すように、各撮像位置における一対の撮像
データDi、Fiの撮像を行なう際、天板2の移動を停
止させるように構成すれば、各撮像データの撮像(パル
スX線の照射)時の天板2の移動による画像のぶれは無
くすことができるし、各撮像位置のマスク像Diとライ
ブ像Fiを撮像する際の位置ずれもなくすことができる
ので、各撮像位置ごとに得られるサブトラクション像S
iの画質の向上を図ることができる。
ッチ60が押されると、電圧切替え器40の印加電圧を
切替え、パルスX線を照射させて最初の撮像位置のマス
ク像D1を撮像し画像記憶装置34に記憶させ、次に、
その撮像位置のライブ像F1を撮像してサブトラクショ
ン像S1を得る。このとき、天板2は停止されている。
そして、上記ライブ像を得るためのパルスX線の照射が
終了すると、天板2を移動させ、2番目の撮像位置に到
達すると、天板2を停止させる。天板2の移動が停止さ
れると、電圧切替え器40を切り替えて2番目の撮像位
置のマスク像D2を撮像し画像記憶装置34に記憶さ
せ、次に、その撮像位置のライブ像F2を撮像してサブ
トラクション像S2を得る。以後同様にして、ハンドス
イッチ60の押下が止められるまで、複数個所の撮像位
置における複数枚のサブトラクション像S1〜Snを得
る。なお、この図13の制御手順においても、各撮像位
置においてライブ像Fiを先に撮像するように構成して
もよいのは言うまでもない。
では、いずれもハンドスイッチ60の押下が止められる
と、処理を終了するように構成しているが、予め決めて
おいた撮像位置のサブトラクション像を得れば自動的に
処理を終了するように構成してもよい。例えば、胸部か
ら足部まで100mm 単位で撮像位置が決められているとす
る。このとき、ハンドスイッチ60の押下を単に処理の
開始のトリガーとして取込み、ハンドスイッチ60が押
されると、最初の撮像位置をX線管11等が配置さてい
る位置に移動させるために天板2を移動させ、最初の撮
像位置がX線管11等が配置さている位置に到達する
と、最初のマスク像D1とライブ像F1を得てサブトラ
クション像S1を得る。そして、最初の撮像位置から図
11に示すように天板2を左方向に定速(200mm/秒)で
移動させ、各撮像位置がX線管1等の配置位置に到達す
るごとに(0.5 秒ごとに)、その撮像位置のマスク像D
iとライブ像Fiを得てサブトラクション像Siを得
る。最後の撮像位置のサブトラクション像Sm(mは設
定されている撮像位置の個数)を得ると、処理を終了さ
せるように制御する。このように構成すれば、予め決め
た撮像位置のサブトラクション像S1〜Smを自動的に
得られ、その間、ハンドスイッチ60を押し続ける必要
がない。
電圧VD を可変にできるように構成するか、図6によう
に複数種類のデフォーカス用電圧VD1…VDnから選択切
替えできるように構成し、被検体Mの移動に伴って、各
撮像位置において最適となるデフォーカス用電圧VD を
随時選択するように構成してもよい。
て先に撮像された撮像データ(図12、図13ではマス
ク像D1〜Dn)は全て画像記憶装置34に記憶される
ことになるが、例えば、各撮像位置において先に撮像さ
れる撮像データが撮像されるたびに、得られた撮像デー
タを画像記憶装置34にオーバーライト(上書き)で書
き込むようにしてもよい。すなわち、各撮像位置におい
て先に撮像された撮像データを画像記憶装置34に記憶
させるのは、各撮像位置のサブトラクション像を得るた
めに、各撮像位置において後に撮像された撮像データが
撮像されるまで、先に撮像された撮像データを残してお
くためである。つまり、各撮像位置のサブトラクション
像が得られると、その撮像位置において先に撮像された
撮像データは画像記憶装置34に残しておく必要がな
い。従って、画像記憶装置34を、各撮像位置において
先に撮像された撮像データを単に一時記憶しておくため
のバッファメモリとして使用し、各撮像位置において先
に撮像される撮像データが撮像されるたびに、得られた
撮像データを画像記憶装置34にオーバーライト(上書
き)で書き込むように構成してもよい。このように構成
すれば、画像記憶装置34のメモリ容量を1枚の撮像デ
ータを記憶できるだけの容量に減少させることができ
る。
た図7の変形例のように、各撮像位置で得られたサブト
ラクション像S1〜Snを画像記憶装置34の特定の記
憶場所(SA)に順次記憶するように構成してもよい
し、図8の変形例のように、各撮像位置で得られたマス
ク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fnとをそれぞれ画像
記憶装置34の特定の記憶場所(FAとBA)に撮像さ
れた順に記憶するように構成してもよい。さらに、それ
に加えて、各撮像位置で得られたサブトラクション像S
1〜Snを画像記憶装置34の特定の記憶場所(SA)
に記憶するように構成してもよい。
X線管11等との相対位置の変位を1回行ない、その間
に、各撮像位置におけるマスク像D1〜Dnとライブ像
F1〜Fnを撮像して、画像記憶装置34の特定の記憶
場所(FAとBA)に記憶しておき、後処理で、これら
記憶された各マスク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fn
とを、各撮像位置ごとにサブトラクションして各撮像位
置のサブトラクション像S1〜Snを得るように構成し
てもよい。このように構成しても、被検体MとX線管1
1等との相対位置の変位は1回行なうだけであるし、被
検体Mに造影剤を投与するための時間も要しないので、
従来装置に比べて処理のスループットは良い。また、こ
のサブトラクション像S1〜Snを算出する際にも、画
像記憶装置34の各記憶場所FAとBAに記憶されてい
る各マスク像D1〜Dnとライブ像F1〜Fnとを記憶
された順に読み出し、それらマスク像Diとライブ像F
iとをサブトラクションするだけでよいので、従来装置
のように、撮像位置が合っているマスク像とライブ像と
を検索する必要がなく後処理の処理時間の短縮を図るこ
ともできる。
スク画像を積分した積分画像と、ライブ画像をサブトラ
クションしてもよい。このマスク像の積分画像は、サブ
トラクションするライブ画像と対のマスク画像の近辺の
マスク画像を積分する。例えば、10個所の撮影位置で
マスク像D1〜D10とライブ像F1〜F10を得てい
る場合、例えば、4番目の撮像位置のサブトラクション
像S4と求めるときには、マスク像D2〜D6を積分し
た積分画像とライブ像F4とをサブトラクションし、5
番目の撮像位置のサブトラクション像S5と求める際に
は、マスク像D3〜D7を積分した積分画像とライブ像
F5とをサブトラクションする。このようにサブトラク
ション像を算出することにより、S/N比が良いサブト
ラクション像を得ることができる。
のように、2方向以上からX線を照射し、各撮像位置に
おいて、多方向からのサブトラクション像を得るように
構成してもよい。
0を固定して、被検体M(天板2)をX線透視装置10
に対して移動するように構成したが、例えば、図14に
示すように、被検体M(天板2)を固定して、X線透視
装置10を被検体Mに対して移動させるように構成して
もよい。
との相対位置を被検体Mの体軸方向に変位させる走行ア
ンギオを例に採り説明したが、上述の第二実施例は、前
記相対位置を被検体Mの体軸回りに変位させる回転アン
ギオにも同様に適用することができる。この回転アンギ
オの場合には、図2のモータ19を定速で駆動して、X
線管11、I.I装置12等を図2の矢印に示すように
移動させながら、所定の撮像位置のサブトラクション像
S1〜Snを得るよう構成すればよい。なお、この場合
には、モータ19が位置変位機構に相当することにな
る。また、被検体MとX線管11等との相対位置をその
他の方向に変位させて、複数個所の撮像位置におけるサ
ブトラクション像S1〜Snを得るようにしてもよい。
1に記載の発明によれば、血管像等の高周波成分が除去
されたピントのぼけた画像をマスク像とし、ピントの合
った画像をライブ像として、これら各画像をイメージイ
ンテンシファイアのピント調整用電極への印加電圧を切
替えて撮像し、得られた各画像をサブトラクションして
サブトラクション像を得るように構成しているので、マ
スク像とライブ像はいずれも造影剤が投与された被検体
から撮像され、マスク像の撮像とライブ像との撮像の間
に造影剤を被検体に投与するための時間を取る必要がな
いし、マスク像とライブ像は、ピント調整用電極への印
加電圧を切り替えるだけで得られる。従って、マスク像
とライブ像の撮像時間を短縮できるので、その間の被検
体の体動を少なくでき、マスク像とライブ像のずれが少
なくなり、得られたサブトラクション像に発生するアー
ティファクトを低減できる。
像し、その後、すぐにそれら各画像をサブトラクション
してサブトラクション像を得ることができるので、処理
のスループットが良くなる。
検体とX線管等の相対位置を変位させながら複数枚のサ
ブトラクション像を得る場合、造影剤を投与された被検
体とX線管等との相対位置の変位を1回行い、その間
に、各撮像位置ごとにマスク像とライブ像を撮像し、各
撮像位置ごとに撮像されたマスク像とライブ像とをサブ
トラクションしてサブトラクション像を得ているので、
被検体とX線管等との相対位置の変位の回数を減らせる
し、被検体に造影剤を投与する時間を要しない。従っ
て、処理のスループットが良くなる。
ライブ像とのずれは無いか、無視できる程度であるの
で、得られるサブトラクション像のアーティファクトの
発生が無視できる。従って、撮像位置として、診断に必
要な個所だけを設定することができるので、無駄な画像
の撮像を行なうのが防止できるし、被検体への無駄なX
線曝射を行なうのも防止できる。
オグラフィ装置の構成を示す正面図である。
れた被検体との位置関係を側面から見た図である。
ためのタイムチャートである。
するためのタイムチャートである。
するためのタイムチャートである。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
場合の構成を示す図である。
被検体の移動状態を示す図である。
るためのタイムチャートである。
明するためのタイムチャートである。
に変位させるための変形例の構成を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 マスク像とライブ像とを撮像し、マスク
像とライブ像とをサブトラクションすることによりサブ
トラクション像を得るディジタルアンギオグラフィ装置
であって、(a)被検体にX線を照射して、前記被検体
を透過したX線を検出してX線透視像を撮像する、X線
管とイメージインテンシファイアとを含むX線透視装置
と、(b)前記X線透視装置で撮像されたX線透視像を
ディジタルデータ(撮像データ)に変換する信号変換手
段と、(c)前記信号変換手段で変換された撮像データ
を記憶しておく画像記憶手段と、(d)前記イメージイ
ンテンシファイアのピント調整用電極への印加電圧を、
フォーカス用電圧またはデフォーカス用電圧に切り替え
る電圧切替え手段と、(e)前記ピント調整用電極にデ
フォーカス用電圧が印加された状態で前記X線透視装置
により撮像され、前記信号変換手段で変換された撮像デ
ータ(マスク像)と、前記ピント調整用電極にフォーカ
ス用電圧が印加された状態で前記X線透視装置により撮
像され、前記信号変換手段で変換された撮像データ(ラ
イブ像)とをサブトラクションする演算手段と、(f)
前記電圧切替え手段を制御して、前記ピント調整用電極
にデフォーカス用電圧が印加された状態と、フォーカス
用電圧が印加された状態とを、予め決められた順に切り
替え、それら各状態において、前記X線透視装置と前記
信号変換手段とを制御して、造影剤が投与された被検体
から、前記各状態の撮像データ(マスク像とライブ像)
を得る制御と、前記得た各撮像データの内、少なくとも
先に撮像した撮像データを前記画像記憶手段に記憶させ
る制御と、少なくとも前記画像記憶手段に記憶された、
先に撮像した撮像データ(マスク像またはライブ像)
と、後に撮像した撮像データ(ライブ像またはマスク
像)とのサブトラクションを前記演算手段に行なわせる
制御とを行なう制御手段と備えたことを特徴とするディ
ジタルアンギオグラフィ装置。 - 【請求項2】 X線管、イメージインテンシファイア
と、被検体との相対的な位置関係を変位させながら、複
数枚のマスク像と複数枚のライブ像とを撮像し、それら
マスク像とライブ像とを各々サブトラクションすること
により複数枚のサブトラクション像を得るディジタルア
ンギオグラフィ装置であって、(a)被検体にX線を照
射して、前記被検体を透過したX線を検出してX線透視
像を撮像する、X線管とイメージインテンシファイアと
を含むX線透視装置と、(b)前記X線透視装置で撮像
されたX線透視像をディジタルデータ(撮像データ)に
変換する信号変換手段と、(c)前記信号変換手段で変
換された撮像データを記憶しておく画像記憶手段と、
(d)前記イメージインテンシファイアのピント調整用
電極への印加電圧を、フォーカス用電圧またはデフォー
カス用電圧に切り替える電圧切替え手段と、(e)前記
ピント調整用電極にデフォーカス用電圧が印加された状
態で前記X線透視装置により撮像され、前記信号変換手
段で変換された撮像データ(マスク像)と、前記ピント
調整用電極にフォーカス用電圧が印加された状態で前記
X線透視装置により撮像され、前記信号変換手段で変換
された撮像データ(ライブ像)とをサブトラクションす
る演算手段と、(f)前記被検体と、前記X線透視装置
のX線管とイメージインテンシファイアとの相対的な位
置関係を変位させる位置変位機構と、(g)前記位置変
位機構を駆動して、造影剤が投与された被検体と、前記
X線透視装置のX線管とイメージインテンシファイアと
の相対的な位置関係を変位させる制御と、前記位置関係
が、予め決められた複数個所の撮像位置に到達するたび
に、前記電圧切替え手段を制御して、前記ピント調整用
電極にデフォーカス用電圧が印加された状態と、フォー
カス用電圧が印加された状態とを、予め決められた順に
切り替え、それら各状態において、前記X線透視装置と
前記信号変換手段とを制御して、前記造影剤が投与され
た被検体から、前記各状態の一対の撮像データ(マスク
像とライブ像)を得る制御と、前記得た一対の撮像デー
タの内、少なくとも先に撮像した撮像データを前記画像
記憶手段に記憶させる制御と、少なくとも前記画像記憶
手段に記憶された、先に撮像した撮像データ(マスク像
またはライブ像)と、前記画像記憶手段に記憶された撮
像データと対をなす撮像データ(ライブ像またはマスク
像)とのサブトラクションを前記演算手段に行なわせる
制御とを行なう制御手段と備えたことを特徴とするディ
ジタルアンギオグラフィ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5329703A JP2701721B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ディジタルアンギオグラフィ装置 |
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JP5329703A JP2701721B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ディジタルアンギオグラフィ装置 |
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JPH07154695A JPH07154695A (ja) | 1995-06-16 |
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1993
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