JP2698701B2 - Lanシステム - Google Patents
LanシステムInfo
- Publication number
- JP2698701B2 JP2698701B2 JP2293898A JP29389890A JP2698701B2 JP 2698701 B2 JP2698701 B2 JP 2698701B2 JP 2293898 A JP2293898 A JP 2293898A JP 29389890 A JP29389890 A JP 29389890A JP 2698701 B2 JP2698701 B2 JP 2698701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lan
- arp
- address
- lcp
- broadcast frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数の機器間の通信がLANを介して行わ
れるLANシステムに係り、特に1つの機器に複数のLAN制
御装置(LCP)を設けて送受信を分散制御するようにし
た分散制御方式に関する。
れるLANシステムに係り、特に1つの機器に複数のLAN制
御装置(LCP)を設けて送受信を分散制御するようにし
た分散制御方式に関する。
(従来の技術) 一般に、CSMA/CD(Carrier Sence Multiple Access/C
ollision Detection)方式を適用するLANシステム、例
えばIEEE(アメリカ電気電子学会)802.3準拠のLANシス
テムでは、LANを介して相互に通信を行う計算機等の各
機器に対し、各機器に固有のLANアドレス(6バイトか
らなるアドレス)が割当てられる。送信元の機器は、こ
のLANアドレスを宛先アドレスとして指定してフレーム
をLAN上に送出することにより、目的とする相手機器
(送信先)へフレームを送信することができる。
ollision Detection)方式を適用するLANシステム、例
えばIEEE(アメリカ電気電子学会)802.3準拠のLANシス
テムでは、LANを介して相互に通信を行う計算機等の各
機器に対し、各機器に固有のLANアドレス(6バイトか
らなるアドレス)が割当てられる。送信元の機器は、こ
のLANアドレスを宛先アドレスとして指定してフレーム
をLAN上に送出することにより、目的とする相手機器
(送信先)へフレームを送信することができる。
LANアドレスは、予め機器内のデータベースに格納し
ておくことにより、或いはTCP/IP(Transmission Contr
ol Protocol/Internet Protocol)のARP(Address Reso
lution Protocol)と呼ばれるプロトコルにより、求め
られるものである。通常は、汎用性を考慮してARPが用
いられる。以下にARPの概要を述べる。
ておくことにより、或いはTCP/IP(Transmission Contr
ol Protocol/Internet Protocol)のARP(Address Reso
lution Protocol)と呼ばれるプロトコルにより、求め
られるものである。通常は、汎用性を考慮してARPが用
いられる。以下にARPの概要を述べる。
まずARPは、TCP/IP上で機器を識別するためのアドレ
ス(インタネットアドレスと呼ばれる)から、LANアド
レス(IEEE802.3準拠のLANアドレス)を求めるためのプ
ロトコルである。ここで或る機器Aが別の機器BとLAN
を介して通信を行いたいものとする。この通信のために
は、機器Aが機器Bのインタネットアドレスを知ってい
ることが前提となる。このインタネットアドレスは、機
器Bの内のファイル(データベース)に格納されている
こともあるし、ネットワーク上のアプリケーションの1
つであるネームサーバによって通知されることもある。
ス(インタネットアドレスと呼ばれる)から、LANアド
レス(IEEE802.3準拠のLANアドレス)を求めるためのプ
ロトコルである。ここで或る機器Aが別の機器BとLAN
を介して通信を行いたいものとする。この通信のために
は、機器Aが機器Bのインタネットアドレスを知ってい
ることが前提となる。このインタネットアドレスは、機
器Bの内のファイル(データベース)に格納されている
こともあるし、ネットワーク上のアプリケーションの1
つであるネームサーバによって通知されることもある。
さて、機器Aが機器BのLANアドレスを知るには、通
常、以下の手順による。
常、以下の手順による。
機器Aは、機器Bのインタネットアドレスを持つARP
要求を、LAN上に同報フレーム(LAN上の全ての機器を宛
先とする同報アドレスを持つフレーム)で送信する。こ
のARP要求(ARP要求フレーム)には、機器AのLANアド
レスが送信元アドレス(送信元LANアドレス)として設
定されている。
要求を、LAN上に同報フレーム(LAN上の全ての機器を宛
先とする同報アドレスを持つフレーム)で送信する。こ
のARP要求(ARP要求フレーム)には、機器AのLANアド
レスが送信元アドレス(送信元LANアドレス)として設
定されている。
LAN上の機器は、全てこのARP要求を受信する。
ARP要求を受信した各機器のうち、ARP要求中に入って
いるインタネットアドレスが自身のインタネットアドレ
スと異なる機器、即ち機器B以外の機器は、このARP要
求を廃棄する。
いるインタネットアドレスが自身のインタネットアドレ
スと異なる機器、即ち機器B以外の機器は、このARP要
求を廃棄する。
一方、ARP要求中に入っているインタネットアドレス
が自身のインタネットアドレスと一致する機器、即ち機
器Bは、このARP要求に対する対応(ARP応答と呼ぶ)を
機器Aに返す。このARP応答は、受信したARP要求中に設
定されている送信元機器AのLANアドレスを指定して送
信されるため、機器Aだけに受信され、他の機器が受信
することはない。
が自身のインタネットアドレスと一致する機器、即ち機
器Bは、このARP要求に対する対応(ARP応答と呼ぶ)を
機器Aに返す。このARP応答は、受信したARP要求中に設
定されている送信元機器AのLANアドレスを指定して送
信されるため、機器Aだけに受信され、他の機器が受信
することはない。
機器AはARP応答を受信すると、同応答中に設定され
ている送信元LANアドレスにより、機器BのLANアドレス
を得ることができる。
ている送信元LANアドレスにより、機器BのLANアドレス
を得ることができる。
これにより機器Aは、以降の機器Bへの送信を、ARP
要求に対するARP応答から得たLANアドレスを用いて行
う。
要求に対するARP応答から得たLANアドレスを用いて行
う。
ところで、LANを介して相互に通信を行う各機器とLAN
との間には、各機器毎に、その機器をLANに接続するた
めのLANインタフェース機構が設けられる。このLANイン
タフェース機構はLAN制御装置(LAN Control Processo
r)と呼ばれる。LAN制御装置(以下、LCPと称する)は
対応する機器からの要求によりLAN上へのフレーム送信
を行う送信機能と、LAN上を流れるフレームを監視し、
自身のLANアドレス(または同報アドレス)を持つフレ
ームのみを取込む受信機能を持つ。
との間には、各機器毎に、その機器をLANに接続するた
めのLANインタフェース機構が設けられる。このLANイン
タフェース機構はLAN制御装置(LAN Control Processo
r)と呼ばれる。LAN制御装置(以下、LCPと称する)は
対応する機器からの要求によりLAN上へのフレーム送信
を行う送信機能と、LAN上を流れるフレームを監視し、
自身のLANアドレス(または同報アドレス)を持つフレ
ームのみを取込む受信機能を持つ。
近年、このLCPに、TCP/IPプロトコルをファームウェ
アで実現し、LCPと接続されている計算機等の機器の負
荷を軽減することが行われている。しかし、逆にLCPで
の処理量が増えるため、大規模なシステムではLCPでの
処理がネックとなり、機器側で処理できる量が、LCPの
処理能力により制限されて頭打ちとなる問題があった。
アで実現し、LCPと接続されている計算機等の機器の負
荷を軽減することが行われている。しかし、逆にLCPで
の処理量が増えるため、大規模なシステムではLCPでの
処理がネックとなり、機器側で処理できる量が、LCPの
処理能力により制限されて頭打ちとなる問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のLANシステムでは、システム規
模が大きくなると、AANと計算機等の機器との間にあっ
てフレームの送受信を司るLANインタフェース機構(LC
P)での処理能力がネックとなり、機器側での単位時間
当たりの通信処理量の増加が図れないという問題があっ
た。
模が大きくなると、AANと計算機等の機器との間にあっ
てフレームの送受信を司るLANインタフェース機構(LC
P)での処理能力がネックとなり、機器側での単位時間
当たりの通信処理量の増加が図れないという問題があっ
た。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的
は、1つの機器に複数のLANインタフェース機構を接続
して負荷を分散することにより、1つの機器に接続され
るLANインタフェース機構全体の処理能力の向上を図
り、もって機器側の通信処理能力を自身の限界まで高
め、しかも相手機器などのLANインタフェース機構を使
用するかを意識させないで済むLANシステムを提供する
ことにある。
は、1つの機器に複数のLANインタフェース機構を接続
して負荷を分散することにより、1つの機器に接続され
るLANインタフェース機構全体の処理能力の向上を図
り、もって機器側の通信処理能力を自身の限界まで高
め、しかも相手機器などのLANインタフェース機構を使
用するかを意識させないで済むLANシステムを提供する
ことにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、複数の機器間の通信がLANを介して行わ
れるLANシステムにおいて、同システム内の複数の機器
のうちの少なくとも1つに、固有のLANアドレスが割当
てられるLANインタフェース機構(LCP)を複数接続する
と共に、この複数のLCPが接続される機器に、この複数
のLCPの負荷状態を監視する負荷監視手段と、LCPの1つ
でARP要求のための(通信相手のLANアドレスを取得する
ための)同報フレームが受信され、そのARP要求に対す
る応答(ARP応答)をARP要求元に返す必要がある場合
に、負荷監視手段の負荷監視結果をもとに負荷の軽いLC
Pを応答元として選択する処理手段(ARP処理手段)とを
設けたことを特徴とするものである。
れるLANシステムにおいて、同システム内の複数の機器
のうちの少なくとも1つに、固有のLANアドレスが割当
てられるLANインタフェース機構(LCP)を複数接続する
と共に、この複数のLCPが接続される機器に、この複数
のLCPの負荷状態を監視する負荷監視手段と、LCPの1つ
でARP要求のための(通信相手のLANアドレスを取得する
ための)同報フレームが受信され、そのARP要求に対す
る応答(ARP応答)をARP要求元に返す必要がある場合
に、負荷監視手段の負荷監視結果をもとに負荷の軽いLC
Pを応答元として選択する処理手段(ARP処理手段)とを
設けたことを特徴とするものである。
この発明はまた、上記複数のLCPの1つに同報フレー
ム受信の許可を与える同報フレーム受信制御手段を、上
記複数のLCPが接続される機器に更に設けたことを特徴
とする。
ム受信の許可を与える同報フレーム受信制御手段を、上
記複数のLCPが接続される機器に更に設けたことを特徴
とする。
(作用) 上記の構成において、複数のLCPが接続されている機
器、例えば機器B内の同報フレーム受信制御手段は、複
数のLCPのうちの1つを選び、同報フレームを受信する
ことの許可を与える。これにより、LANシステム内の他
の機器、例えば機器Aが機器Bのインタネットアドレス
からLANアドレスを求めるためのARP要求を同報フレーム
によりLAN上に送信した場合には、機器Bについては、
同装置Bに接続されている複数のLCPのうち、同報フレ
ーム受信が許可されている唯一のLCPにおいてのみARP要
求が受信される。この受信ARP要求は機器B内のARP処理
手段に渡される。
器、例えば機器B内の同報フレーム受信制御手段は、複
数のLCPのうちの1つを選び、同報フレームを受信する
ことの許可を与える。これにより、LANシステム内の他
の機器、例えば機器Aが機器Bのインタネットアドレス
からLANアドレスを求めるためのARP要求を同報フレーム
によりLAN上に送信した場合には、機器Bについては、
同装置Bに接続されている複数のLCPのうち、同報フレ
ーム受信が許可されている唯一のLCPにおいてのみARP要
求が受信される。この受信ARP要求は機器B内のARP処理
手段に渡される。
ARP処理手段は、渡されたARP要求中に自装置Bのイン
タネットアドレスが入っている場合、したがって自装置
BがARP要求に対する応答(ARP応答)を返さなければな
らない場合、負荷監視手段の監視結果をもとに、自装置
Bに接続されている複数のLCPの中から、その時点にお
いて負荷の最も少ないLCPをARP応答元として選択し、そ
の選択したLCPの固有のLANアドレスを(装置BのLANア
ドレスとして)ARP応答内に設定して、同LCPにARP応答
の送信を依頼する。これにより、選択(依頼)されたLC
Pが、ARP要求元の機器AにARP応答を返す。機器AはARP
応答から機器B(に接続されているARP応答元にLCP)の
LANアドレスを得、機器Bとの通信を、ARP応答を返した
LCPを介して実行することができる。
タネットアドレスが入っている場合、したがって自装置
BがARP要求に対する応答(ARP応答)を返さなければな
らない場合、負荷監視手段の監視結果をもとに、自装置
Bに接続されている複数のLCPの中から、その時点にお
いて負荷の最も少ないLCPをARP応答元として選択し、そ
の選択したLCPの固有のLANアドレスを(装置BのLANア
ドレスとして)ARP応答内に設定して、同LCPにARP応答
の送信を依頼する。これにより、選択(依頼)されたLC
Pが、ARP要求元の機器AにARP応答を返す。機器AはARP
応答から機器B(に接続されているARP応答元にLCP)の
LANアドレスを得、機器Bとの通信を、ARP応答を返した
LCPを介して実行することができる。
以上の状態で、他の機器Cが機器Bと通信するために
ARP要求を同報フレームにより送出すると、先にARP応答
を返したLCPの負荷は機器Aとの間のフレーム送受信で
大きくなっていることから、今後は別のLCPがのARP応答
元として選択される。この結果、新たに選択されたLCP
が機器Cとの間のフレーム送受信を行うことになり、負
荷分散が図られる。しかも、機器Bとの通信を必要とす
る機器(ARP要求側機器)は、従来と同様のARP要求(通
信相手のLANアドレスを取得するための同報フレーム)
を送信するだけで、送受信の対象となる相手機器側LCP
のLANアドレスを相手機器のLANアドレスとして知ること
ができ、相手機器に複数のLCPが接続されていても、ど
のLCPを使うかを何等意識する必要がない。
ARP要求を同報フレームにより送出すると、先にARP応答
を返したLCPの負荷は機器Aとの間のフレーム送受信で
大きくなっていることから、今後は別のLCPがのARP応答
元として選択される。この結果、新たに選択されたLCP
が機器Cとの間のフレーム送受信を行うことになり、負
荷分散が図られる。しかも、機器Bとの通信を必要とす
る機器(ARP要求側機器)は、従来と同様のARP要求(通
信相手のLANアドレスを取得するための同報フレーム)
を送信するだけで、送受信の対象となる相手機器側LCP
のLANアドレスを相手機器のLANアドレスとして知ること
ができ、相手機器に複数のLCPが接続されていても、ど
のLCPを使うかを何等意識する必要がない。
(実施例) 第1図はこの説明の一実施例に係るLANシステムのブ
ロツク構成図である。同図において、10はCSMA/CD方式
のLAN、例えばIEEE802.3に準拠したLAN、11はLAN10の通
信媒体をなすLANケーブルである。20は情報処理装置、3
0−1,30−2…30−nはLAN10と情報処理装置20との間に
あって、情報処理装置20のためにLAN10(のLANケーブル
11)からのフレーム受信とLAN10へのフレーム送信を司
るLCP(LAN制御装置)である。LCP30−1〜30−nに
は、それぞれ固有のLANアドレス(IEEE802.3に準拠した
LANアドレス)が割当てられる。これは、情報処理装置2
0にn個のLANアドレスが割当てられることと等価であ
る。LCP30−1〜30−nはバス12−1〜12−nによって
情報処理装置20に接続されると共に、トランシーバケー
ブル13−1〜13−nによって(図示せぬトランシーバを
介して)LAN10のLANケーブル11に接続されている。LAN1
0のLANケーブル11にはまた、パーソナルコンピュータま
たはワークステーションなどのm台の機器(以下、PC/W
Sと称する)40−1,42−2…40−mがLCP(図示せず)を
介して接続されている。PC/WS40−1〜40−mは、情報
処理装置20との間で、或いは相互間で、LAN10を介して
通信を行うようになっている。
ロツク構成図である。同図において、10はCSMA/CD方式
のLAN、例えばIEEE802.3に準拠したLAN、11はLAN10の通
信媒体をなすLANケーブルである。20は情報処理装置、3
0−1,30−2…30−nはLAN10と情報処理装置20との間に
あって、情報処理装置20のためにLAN10(のLANケーブル
11)からのフレーム受信とLAN10へのフレーム送信を司
るLCP(LAN制御装置)である。LCP30−1〜30−nに
は、それぞれ固有のLANアドレス(IEEE802.3に準拠した
LANアドレス)が割当てられる。これは、情報処理装置2
0にn個のLANアドレスが割当てられることと等価であ
る。LCP30−1〜30−nはバス12−1〜12−nによって
情報処理装置20に接続されると共に、トランシーバケー
ブル13−1〜13−nによって(図示せぬトランシーバを
介して)LAN10のLANケーブル11に接続されている。LAN1
0のLANケーブル11にはまた、パーソナルコンピュータま
たはワークステーションなどのm台の機器(以下、PC/W
Sと称する)40−1,42−2…40−mがLCP(図示せず)を
介して接続されている。PC/WS40−1〜40−mは、情報
処理装置20との間で、或いは相互間で、LAN10を介して
通信を行うようになっている。
LCP30−1〜30−nは同報フレーム受信許可フラグ
(F)31−1〜31−nを有している。同報フレーム受信
許可フラグ31−i(i=1〜n)は、LCP30−iがLAN10
のLANケーブル11上の同報フレームを受信することを許
可(オンの場合)/禁止(オフの場合)するためのもの
で、情報処理装置20(内の後述する同報フレーム受信制
御部23)によって操作される。
(F)31−1〜31−nを有している。同報フレーム受信
許可フラグ31−i(i=1〜n)は、LCP30−iがLAN10
のLANケーブル11上の同報フレームを受信することを許
可(オンの場合)/禁止(オフの場合)するためのもの
で、情報処理装置20(内の後述する同報フレーム受信制
御部23)によって操作される。
情報処理装置20は、同装置20に接続されるLCP30−1
〜30nの単位時間当りの送受信量を計測するLCP負荷監視
部21、LCP負荷監視部21によって計測されたLCP30−1〜
30−nの送受信量がLCP30−1〜30−nの負荷量として
保持される負荷テーブル22、LCP30−1〜30−nの1つ
(LCP30−i)を同報フレーム受信用に選択して、その
選択したLCP30−i内の同報フレーム受信フラグ31−i
をオンする同報フレーム受信制御部23、およびARP処理
部24の各機能ブロックを有している。ARP処理部24は、
同報フレーム受信が許可されたLCP30−iによってARP要
求が受信された場合に同ARP要求を処理し、自身が要求
先であるときはLCP30−1〜30−nの1つを用いて要求
元にARP応答を返すようになっている。
〜30nの単位時間当りの送受信量を計測するLCP負荷監視
部21、LCP負荷監視部21によって計測されたLCP30−1〜
30−nの送受信量がLCP30−1〜30−nの負荷量として
保持される負荷テーブル22、LCP30−1〜30−nの1つ
(LCP30−i)を同報フレーム受信用に選択して、その
選択したLCP30−i内の同報フレーム受信フラグ31−i
をオンする同報フレーム受信制御部23、およびARP処理
部24の各機能ブロックを有している。ARP処理部24は、
同報フレーム受信が許可されたLCP30−iによってARP要
求が受信された場合に同ARP要求を処理し、自身が要求
先であるときはLCP30−1〜30−nの1つを用いて要求
元にARP応答を返すようになっている。
第2図は第1図に示すARP処理部34の処理(ARP処理)
手順を説明するためのフローチャートである。
手順を説明するためのフローチャートである。
次に、第1図の構成の動作を説明する。
まず情報処理装置20内の同報フレーム受信制御部13
は、n台のLCP30−1〜30−nのうちの1台、例えばLCP
30−1を選び、このLCP30−1に対して同報フレームの
受信を許可しておく。これは、LCP30−1内部の同報フ
レーム受信許可フラグ31−1をオンにすることにより実
現される。本実施例において、同報フレーム受信許可フ
ラグ31−i(i=1〜n)がオフの場合には、対応する
LCP30−iはLAN10のLANケーブル11上の同報フレームを
取込まない。これに対し、同報フレーム受信許可フラグ
31−iがオンの場合には、LCP30−iはLANケーブル11上
の同報フレームを内部に取込み、情報処理装置20に渡
す。したがって、LCP30−1内の同報フレーム受信許可
フラグ30−1が選択的にオンされた上記の例では、LCP3
0−1〜30−nのうちのLCP30−1だけが、LANケーブル1
1上の同報フレームを受信する。
は、n台のLCP30−1〜30−nのうちの1台、例えばLCP
30−1を選び、このLCP30−1に対して同報フレームの
受信を許可しておく。これは、LCP30−1内部の同報フ
レーム受信許可フラグ31−1をオンにすることにより実
現される。本実施例において、同報フレーム受信許可フ
ラグ31−i(i=1〜n)がオフの場合には、対応する
LCP30−iはLAN10のLANケーブル11上の同報フレームを
取込まない。これに対し、同報フレーム受信許可フラグ
31−iがオンの場合には、LCP30−iはLANケーブル11上
の同報フレームを内部に取込み、情報処理装置20に渡
す。したがって、LCP30−1内の同報フレーム受信許可
フラグ30−1が選択的にオンされた上記の例では、LCP3
0−1〜30−nのうちのLCP30−1だけが、LANケーブル1
1上の同報フレームを受信する。
以上のような同報フレーム受信に対する制御が必要な
理由は次の通りである。即ち、各LCP30−1〜30−nに
同報フレーム受信を許可しておくと、全てのLCP30−1
〜30−nが同じ同報フレームを受信してしまい、情報処
理装置20内では、これらの同報フレームの同一性の確認
や、1つだけを残して他のフレームを廃棄するといった
余分な処理が必要となるためである。
理由は次の通りである。即ち、各LCP30−1〜30−nに
同報フレーム受信を許可しておくと、全てのLCP30−1
〜30−nが同じ同報フレームを受信してしまい、情報処
理装置20内では、これらの同報フレームの同一性の確認
や、1つだけを残して他のフレームを廃棄するといった
余分な処理が必要となるためである。
なお、同報フレーム受信許可フラグ31−1のオンによ
り同報フレーム受信可状態となったLCP30−1が故障
し、その旨が情報処理装置20によって検出された場合に
は、情報処理装置20は次の制御を行う。即ち情報処理装
置20は、まず故障LCP30−1を理論的にサービスから切
離すと共に、残りのLCP30−2〜30−nの中から1つLCP
を選択する。次に情報処理装置20は、選択したLCP内の
同報フレーム受信許可フラグをオンすることにより、同
報フレーム受信処理の継続を図る。
り同報フレーム受信可状態となったLCP30−1が故障
し、その旨が情報処理装置20によって検出された場合に
は、情報処理装置20は次の制御を行う。即ち情報処理装
置20は、まず故障LCP30−1を理論的にサービスから切
離すと共に、残りのLCP30−2〜30−nの中から1つLCP
を選択する。次に情報処理装置20は、選択したLCP内の
同報フレーム受信許可フラグをオンすることにより、同
報フレーム受信処理の継続を図る。
一方、情報処理装置20内のLCP負荷監視部21は、情報
処理装置20に接続されている各LCP30−1〜30−nの単
位時間当りの送受信量を計測し、負荷テーブル22に設定
する。この負荷テーブル22の内容は、一定時間間隔で更
新され、常に最新の送受信量、即ちLCP30−1〜30−n
の最新の負荷状態を示すように管理される。なお、送受
信量としては、送受信の総量でも、或いは回数でも、簡
単に実現でき負荷も少なくて済むものを適宜選べばよ
い。
処理装置20に接続されている各LCP30−1〜30−nの単
位時間当りの送受信量を計測し、負荷テーブル22に設定
する。この負荷テーブル22の内容は、一定時間間隔で更
新され、常に最新の送受信量、即ちLCP30−1〜30−n
の最新の負荷状態を示すように管理される。なお、送受
信量としては、送受信の総量でも、或いは回数でも、簡
単に実現でき負荷も少なくて済むものを適宜選べばよ
い。
ここで、以上のように、情報処理装置20において同報
フレーム受信制御部23とLCP負荷監視部21とが動作して
いる状態で、情報処理装置20内のARP処理部24がARP要求
を受取って適当なLCPを選択し、このLCPを用いてARP応
答を返す処理(ARP処理)について、第2図のフローチ
ャートを参照して説明する。
フレーム受信制御部23とLCP負荷監視部21とが動作して
いる状態で、情報処理装置20内のARP処理部24がARP要求
を受取って適当なLCPを選択し、このLCPを用いてARP応
答を返す処理(ARP処理)について、第2図のフローチ
ャートを参照して説明する。
今、PC/WS40−1において、情報処理装置20と通信を
行う必要性が生じたものとする。このときPC/WS40−1
には、情報処理装置20(に接続されているLCP)のIEEE8
02.3LANアドレスが分らないものとする。この場合PC/WS
40−1は、(従来の技術)の項でも述べたように、情報
処理装置20のインタネットアドレスから同装置20のLAN
アドレスを求めるためのARP要求を、同報フレームによ
りLAN10のLANケーブル11に送出する。このLANケーブル1
1上のARP要求(ARP要求フレーム)の宛先アドレスには
同報アドレスが用いられ、送信元アドレス(発信元アド
レス)にはPC/WS40−1のLANアドレスが用いられる。
行う必要性が生じたものとする。このときPC/WS40−1
には、情報処理装置20(に接続されているLCP)のIEEE8
02.3LANアドレスが分らないものとする。この場合PC/WS
40−1は、(従来の技術)の項でも述べたように、情報
処理装置20のインタネットアドレスから同装置20のLAN
アドレスを求めるためのARP要求を、同報フレームによ
りLAN10のLANケーブル11に送出する。このLANケーブル1
1上のARP要求(ARP要求フレーム)の宛先アドレスには
同報アドレスが用いられ、送信元アドレス(発信元アド
レス)にはPC/WS40−1のLANアドレスが用いられる。
上記したLANケーブル11上のARP要求フレームは、LCP3
0−1〜30−nのうち同報フレーム受信が許可されてい
る(受信許可フラグがオンされている)LCP30−1によ
って受信される。また上記ARP要求フレームは、同報フ
レームであるが故にPC/WS40−2〜40−m側でも受信さ
れる。このARP要求フレームに含まれるインタネットア
ドレスは情報処理装置20のインタネットアドレスである
ため、このARP要求フレームは情報処理装置20以外では
廃棄される。
0−1〜30−nのうち同報フレーム受信が許可されてい
る(受信許可フラグがオンされている)LCP30−1によ
って受信される。また上記ARP要求フレームは、同報フ
レームであるが故にPC/WS40−2〜40−m側でも受信さ
れる。このARP要求フレームに含まれるインタネットア
ドレスは情報処理装置20のインタネットアドレスである
ため、このARP要求フレームは情報処理装置20以外では
廃棄される。
さて、同報フレームの受信が許可されているLCP30−
1は、LANケーブル11上のPC/WS40−1からの同報フレー
ムを受信すると、同フレーム(ARP要求)を情報処理装
置20にバス12−1経由で転送する。情報処理装置20に転
送された同報フレームが本実施例のようにARP要求の場
合、同ARP要求は情報処理装置20内のARP処理部24に渡さ
れる(ステツプS1)。
1は、LANケーブル11上のPC/WS40−1からの同報フレー
ムを受信すると、同フレーム(ARP要求)を情報処理装
置20にバス12−1経由で転送する。情報処理装置20に転
送された同報フレームが本実施例のようにARP要求の場
合、同ARP要求は情報処理装置20内のARP処理部24に渡さ
れる(ステツプS1)。
ARP処理部24はARP要求を受取ると、同ARP要求内に存
在するインタネットアドレスを取出し、そのアドレスが
自身のインタネットアドレス(情報処理装置20のインタ
ネットアドレス)と一致しているか否かをチェックする
(ステツプS2)。もし、一致しない場合には、ARP処理
部24は受取ったARP要求を廃棄して、次のARP要求を待
つ。
在するインタネットアドレスを取出し、そのアドレスが
自身のインタネットアドレス(情報処理装置20のインタ
ネットアドレス)と一致しているか否かをチェックする
(ステツプS2)。もし、一致しない場合には、ARP処理
部24は受取ったARP要求を廃棄して、次のARP要求を待
つ。
これに対し本実施例のように、受取ったARP要求内の
インタネットアドレスが自身のインタネットアドレスと
一致する場合には、ARP処理部24は自身がARP応答を返さ
なければならないものと判断し、以降のステツプへ進
む。
インタネットアドレスが自身のインタネットアドレスと
一致する場合には、ARP処理部24は自身がARP応答を返さ
なければならないものと判断し、以降のステツプへ進
む。
まずARP処理部24は、LCP負荷監視部21が定期更新して
いる負荷テーブル22を調べ、LCP30−1〜30−nの中か
ら、その時点において負荷の最も少ないLCPをARP要求応
答元として選択する(ステツプS3)。ここでは、LCP30
−nが選択されたものとする。
いる負荷テーブル22を調べ、LCP30−1〜30−nの中か
ら、その時点において負荷の最も少ないLCPをARP要求応
答元として選択する(ステツプS3)。ここでは、LCP30
−nが選択されたものとする。
ARP処理部24はLCP30−nをARP要求応答元として選択
すると、そのLCP30−nのLANアドレスを(情報処理装置
20の)送信元アドレスとし、受取ったARP要求の送信元
アドレスであるPC/WS40−1のLANアドレスを宛先アドレ
スとするARP応答を作成する(ステツプS4)。
すると、そのLCP30−nのLANアドレスを(情報処理装置
20の)送信元アドレスとし、受取ったARP要求の送信元
アドレスであるPC/WS40−1のLANアドレスを宛先アドレ
スとするARP応答を作成する(ステツプS4)。
ARP処理部24はPC/WS40−1(RRP要求元)に返すべきA
RP応答を作成すると、そのARP応答をLANケーブル11上に
送信するように、ステツプS3で選択したLCP30−nにバ
ス12−nを介して依頼する(ステツプS5)。これによ
り、ARP処理部24におけるARP要求に対する一連のARP処
理は終了となる。
RP応答を作成すると、そのARP応答をLANケーブル11上に
送信するように、ステツプS3で選択したLCP30−nにバ
ス12−nを介して依頼する(ステツプS5)。これによ
り、ARP処理部24におけるARP要求に対する一連のARP処
理は終了となる。
ARP処理部24からの依頼を受けたLCP30−nは、ARP処
理部24で作成されたARP応答(ARP応答フレーム)をLAN
ケーブル11上に送出する。このARP応答は、その宛先ア
ドレスで指定されるARP要求元のPC/WS40−1で受信され
る。
理部24で作成されたARP応答(ARP応答フレーム)をLAN
ケーブル11上に送出する。このARP応答は、その宛先ア
ドレスで指定されるARP要求元のPC/WS40−1で受信され
る。
PC/WS40−1は、受信したARP応答の送信元アドレスか
ら、情報処理装置20(に接続されているLCP30−n)のI
EEE802.3LANアドレスを得、このLANアドレスを宛先アド
レスに用いることで、情報処理装置20との間でTCP/IPの
コミュニケーションを開始する。この際、PC/WS40−1
からの送信フレームは、同フレーム中の宛先アドレスで
示されるLANアドレスが割当てられているLCP30−nで受
信されて情報処理装置20に渡される。このため、PC/WS4
0−1はLCP30−nを何等意識せずに情報処理装置20と通
信することができる。
ら、情報処理装置20(に接続されているLCP30−n)のI
EEE802.3LANアドレスを得、このLANアドレスを宛先アド
レスに用いることで、情報処理装置20との間でTCP/IPの
コミュニケーションを開始する。この際、PC/WS40−1
からの送信フレームは、同フレーム中の宛先アドレスで
示されるLANアドレスが割当てられているLCP30−nで受
信されて情報処理装置20に渡される。このため、PC/WS4
0−1はLCP30−nを何等意識せずに情報処理装置20と通
信することができる。
このようにして、PC/WS40−1と情報処理装置20との
間の通信がLCP30−nを介して行われると、LCP30−nの
負荷が多くなる。この状態で、PC/WS40−2〜40−mの
うちの例えばPC/WS40−2が情報処理装置20と通信を行
おうとして、ARP要求を同報フレームにより送出する
と、情報処理装置20内のARP処理部24のARP処理により、
今度はLCP30−n以外のLCPがARP応答元として選択され
る。そして、選択されたLCPからARP応答がARP要求元(P
C/WS40−2)に返される。この結果、PC/WS40−2は、
情報処理装置20との間の通信を新たに選択されたLCPを
介して(しかも、このLCPを何等意識することなく)行
うことができる。同様にして、m台のPC/WS40−1〜40
−mが情報処理装置20との間でほぼ並行して通信を行お
うとする場合には、各PC/WS40−1〜40−mに対してそ
れぞれ異なるLCPから、そのLCPの固有のLANアドレスがA
RP応答で返される(PC/WS数よりもLCP数の方が多い場
合)。このため、各PC/WS40−1〜40−mは、それぞれ
異なるLCPを介して情報処理装置20とほぼ並行して通信
でき、結果的にLCPの負荷が分散されたことになる。
間の通信がLCP30−nを介して行われると、LCP30−nの
負荷が多くなる。この状態で、PC/WS40−2〜40−mの
うちの例えばPC/WS40−2が情報処理装置20と通信を行
おうとして、ARP要求を同報フレームにより送出する
と、情報処理装置20内のARP処理部24のARP処理により、
今度はLCP30−n以外のLCPがARP応答元として選択され
る。そして、選択されたLCPからARP応答がARP要求元(P
C/WS40−2)に返される。この結果、PC/WS40−2は、
情報処理装置20との間の通信を新たに選択されたLCPを
介して(しかも、このLCPを何等意識することなく)行
うことができる。同様にして、m台のPC/WS40−1〜40
−mが情報処理装置20との間でほぼ並行して通信を行お
うとする場合には、各PC/WS40−1〜40−mに対してそ
れぞれ異なるLCPから、そのLCPの固有のLANアドレスがA
RP応答で返される(PC/WS数よりもLCP数の方が多い場
合)。このため、各PC/WS40−1〜40−mは、それぞれ
異なるLCPを介して情報処理装置20とほぼ並行して通信
でき、結果的にLCPの負荷が分散されたことになる。
なお、前記実施例では、IEEE802.3に準拠したLANシス
テムに実施した場合について説明したが、本発明は同報
フレームの送受信が可能であり、送信相手のLANアドレ
スを知るために同報フレームを送出するようなLANシス
テム全般に適用できる。
テムに実施した場合について説明したが、本発明は同報
フレームの送受信が可能であり、送信相手のLANアドレ
スを知るために同報フレームを送出するようなLANシス
テム全般に適用できる。
また、前記実施例では、複数のLCP(LAN制御装置)が
接続される情報処理装置(20)が1つの場合について説
明したが、同様の構成の情報処理装置が複数設けられた
システムにも適用可能である。更にPC/WS(パーソナル
コンピュータまたはワークステーション)にも複数のLS
Pを接続することも可能である。但し、多数の機器との
間で並列的に通信を行うことが少ないものに複数のLSP
を接続することは無駄である。
接続される情報処理装置(20)が1つの場合について説
明したが、同様の構成の情報処理装置が複数設けられた
システムにも適用可能である。更にPC/WS(パーソナル
コンピュータまたはワークステーション)にも複数のLS
Pを接続することも可能である。但し、多数の機器との
間で並列的に通信を行うことが少ないものに複数のLSP
を接続することは無駄である。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、複数の機器間
の通信がLANを介して行われるLANシステムにおいて、複
数の機器のうちの少なくとも1つに固有のLANアドレス
が割当てられる複数のLANインタフェース機構を接続
し、この複数のLANインタフェース機構を介してその接
続先の機器(特定機器と呼ぶ)と複数の機器との間の通
信が並列的に行える構成としたことにより、LANインタ
フェース機構の処理能力やバッファ容量に関係なく、特
定機器自身の性能の限界まで、通信処理能力を向上させ
ることができる。しかも、特定機器と通信を行う側にと
っては、どのLANインタフェース機構を介して通信を行
うかを何等意識することなく、従来と同様に相手機器
(特定機器)だけを意識するだけでよい。また、LANイ
ンタフェース機構が故障しても他のLANインタフェース
機構により処理を継続できるため、信頼性が向上する。
の通信がLANを介して行われるLANシステムにおいて、複
数の機器のうちの少なくとも1つに固有のLANアドレス
が割当てられる複数のLANインタフェース機構を接続
し、この複数のLANインタフェース機構を介してその接
続先の機器(特定機器と呼ぶ)と複数の機器との間の通
信が並列的に行える構成としたことにより、LANインタ
フェース機構の処理能力やバッファ容量に関係なく、特
定機器自身の性能の限界まで、通信処理能力を向上させ
ることができる。しかも、特定機器と通信を行う側にと
っては、どのLANインタフェース機構を介して通信を行
うかを何等意識することなく、従来と同様に相手機器
(特定機器)だけを意識するだけでよい。また、LANイ
ンタフェース機構が故障しても他のLANインタフェース
機構により処理を継続できるため、信頼性が向上する。
第1図はこの発明の一実施例に係るLANシステムのブロ
ック構成図、第2図は第1図に示すARP処理部24の処理
手順を説明するためのフローチャートである。 10…LAN、11…LANケーブル、12−1〜12−n…バス、13
−1〜13−n…トランシーバケーブル、20…情報処理装
置、21…LCP負荷監視部、22…負荷テーブル、23…同報
フレーム受信制御部、24…ARP処理部、30−1〜30−n
…LCP(LAN制御装置、LANインタフェース機構)、31−
1〜31−n…同報フレーム受信許可フラグ(F)、40−
1〜40−m…PC/WS。
ック構成図、第2図は第1図に示すARP処理部24の処理
手順を説明するためのフローチャートである。 10…LAN、11…LANケーブル、12−1〜12−n…バス、13
−1〜13−n…トランシーバケーブル、20…情報処理装
置、21…LCP負荷監視部、22…負荷テーブル、23…同報
フレーム受信制御部、24…ARP処理部、30−1〜30−n
…LCP(LAN制御装置、LANインタフェース機構)、31−
1〜31−n…同報フレーム受信許可フラグ(F)、40−
1〜40−m…PC/WS。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の機器間の通信がLAN(ローカルエリ
アネットワーク)を介して行われるLANシステムにおい
て、 上記複数の機器のうちの少なくとも1つに、その機器と
上記LANとの間にあってフレーム送受信を行うもので、
固有のLANアドレスが割当てられるLANインタフェース機
構を複数接続すると共に、 この複数のLANインタフェース機構が接続される上記機
器に、この複数のLANインタフェース機構の負荷状態を
監視する負荷監視手段と、上記LANインタフェース機構
で通信相手のLANアドレスを取得するための同報フレー
ムが受信され、そのフレームに対する応答を同報フレー
ム送信元に返す必要がある場合に、上記負荷監視手段の
負荷監視結果をもとに負荷の軽いLANインタフェース機
構を応答元として選択する処理手段とを設け、 1つの機器に複数のLANインタフェース機構を接続して
負荷分散を行うようにしたことを特徴とするLANシステ
ム。 - 【請求項2】上記複数のLANインタフェース機構の1つ
だけに同報フレーム受信の許可を与える同報フレーム受
信制御手段を、上記複数のLANインタフェース機構が接
続される上記機器に更に設け、この同報フレームを受信
制御手段によって許可された上記LANインタフェース機
構だけで同報フレームの受信を行わせるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のLANシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2293898A JP2698701B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Lanシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2293898A JP2698701B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Lanシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167841A JPH04167841A (ja) | 1992-06-15 |
JP2698701B2 true JP2698701B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17800584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2293898A Expired - Fee Related JP2698701B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | Lanシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698701B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066362A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-14 | Hitachi Ltd | Lanにおけるホストシステムのメッセージ処理負荷分散方式 |
US5862450A (en) * | 1995-12-14 | 1999-01-19 | Sun Microsytems, Inc. | Method and apparatus for delivering simultaneous constant bit rate compressed video streams at arbitrary bit rates with constrained drift and jitter |
US5633810A (en) * | 1995-12-14 | 1997-05-27 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for distributing network bandwidth on a media server |
JP3866242B2 (ja) * | 2002-01-30 | 2007-01-10 | 富士通株式会社 | 伝送装置 |
JP4963794B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2012-06-27 | 株式会社日立製作所 | 情報処理システム及び方法 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2293898A patent/JP2698701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167841A (ja) | 1992-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2219333C (en) | Data communication network with highly efficient polling procedure | |
EP1414186B1 (en) | System and method for providing internet broadcasting data based on hierarchical structure | |
JP4053967B2 (ja) | Vlanサーバ | |
US7085860B2 (en) | Method and apparatus for a non-disruptive recovery of a single partition in a multipartitioned data processing system | |
CN109871224A (zh) | 一种基于用户标识的灰度发布方法、系统、介质及设备 | |
JPH0831884B2 (ja) | ネットワークアドレス割当てシステム | |
GB2258124A (en) | Protocol parallel processing apparatus | |
US9137135B2 (en) | Selective IP address allocation for probes that do not have assigned IP addresses | |
US6950873B2 (en) | Apparatus and method for port sharing a plurality of server processes | |
US20070061484A1 (en) | Methods and apparatus for processing a DHCP request using rule-based classification | |
JP2003046570A (ja) | パケット監視方式 | |
JP2698701B2 (ja) | Lanシステム | |
JP2001313674A (ja) | ネットワーク装置およびコンピュータネットワーク | |
US9847927B2 (en) | Information processing device, method, and medium | |
CN106534290B (zh) | 一种自适应被维护设备ip地址的维护方法及装置 | |
US7783784B1 (en) | Method and apparatus for adaptive selection of algorithms to load and spread traffic on an aggregation of network interface cards | |
US7529851B1 (en) | Method and apparatus for MAC address assignment | |
US7697496B2 (en) | System and method for multi-accessing radio communication data call | |
JP2006033106A (ja) | サービス提供プラットフォームシステム | |
JP3807371B2 (ja) | 分散型ネットワークを管理する管理範囲決定方法、装置及びプログラム | |
JP3675806B2 (ja) | 通信ネットワークにおけるアドレス付与方法及び装置 | |
JP4148013B2 (ja) | データ通信装置及びデータ通信方法 | |
AU711109C (en) | Data communication network with highly efficient polling procedure | |
JPH07143177A (ja) | ノード監視装置 | |
JPH11234291A (ja) | ネットワーク管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |