JP2697438B2 - トラック誤差信号の補正装置 - Google Patents
トラック誤差信号の補正装置Info
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Description
のサーボ回路に係わり、特に1ビームプッシュプル方式
のトラック誤差検出方式を採用した装置に好適なサーボ
回路に関する。
述べる。光ピックアップは、半導体レーザからのレーザ
光を集光して、ディスク媒体上の目標の位置に照射し、
情報を記録、再生するものであって、光学系と駆動系か
ら構成されている。前記光学系は、前記ディスク媒体面
上にレーザ光を集光させたり、レーザ光スポットとディ
スク媒体上の目標位置とのずれを検出したりする機構で
あり、半導体レーザ、レンズ類、ビームスプリッタ、フ
ォトダイオード等から構成される。
クの面振れに追従させるフォーカシング制御及びトラッ
ク振れに追従させるトラッキング制御を行って、ディス
ク媒体上の目標位置とレーザ光スポットとの位置関係を
一定に維持するための駆動機構であり、主にマグネッ
ト、コイル、支持部材から構成されている。その他前記
駆動系には、前記光ピックアップ全体を前記光ディスク
の半径方向の目標位置へ移動させるためのシーク制御系
の駆動機構も含まれている。
ング制御系の概要を以下に図5を基に説明する。図5
は、従来のシーク&トラッキング制御系の基本構成を示
す図である。スライダ18は、レール19に誘導されて
前記光ディスク10の半径方向に動くようになってお
り、スライダ駆動回路9によって駆動される粗動モータ
21によって駆動される。
ップが移動することをアクセス動作と言う。このアクセ
ス動作の内、目標トラックの近傍までディスクの半径方
向に光ピックアップが移動することをシーク動作と言
う。前記シーク動作は、前記光ピックアップが移動する
距離が大きい場合粗シークと呼ばれ、移動する距離が1
乃至数百トラック分の場合精細シークと呼ばれる。
前記スライダ18に固定されており、前記粗シーク動作
は、マイクロプロセッサMPU(以下、MPUと表
す。)からの指示により行われ、前記粗動モータ21に
よって前記スライダ18を移動させて前記レーザ光ビー
ムを目標トラック近傍まで移動する。前記精細シーク動
作は、前記スライダ18を停止させ、前記レーザ光ビー
ムをトラックジャンプと呼ばれる動作により1乃至数百
トラック離れたトラックへ移動させる動作のことであ
る。
で前記トラッキングアクチュエータ3に接続されてお
り、前記トラッキングアクチュエータ3によって制御さ
れて動くようになっている。前記レーザ光ビームは、前
記対物レンズ3L等を通過して前記光ディスク媒体10
の記録面で反射し、ビームスプリッタ(図示せず)、集
光レンズ(図示せず)等を介してフォトダイオード23
に入射する。前記フォトダイオード23は4分割フォト
ダイオードであり、このダイオードの複数の出力を用い
てレーザスポットのトラック中心からの(ディスクの半
径方向の)位置ずれが、1ビームプッシュプル方式によ
りトラック誤差検出回路4によってトラック誤差信号T
Eとして検出される。
てトラッキング制御回路13とトラックジャンプ制御回
路13Aは制御される。スライダ制御回路14は、光ビ
ックアップ2がスパイラル状トラックの上を移動するの
に伴いスライダ駆動回路9を制御してスライダ18を移
動させる。対物レンズ3Lの位置は前記レンズ位置セン
サ6によって検出され、記録又は再生時に前記検出出力
を0にするように制御するスライダ制御回路14と、前
記対物レンズ3Lを所定の位置にホールドするレンズホ
ールド回路7Aに入力されている。前記トラッキング制
御回路13、トラックジャンプ制御回路13A、レンズ
ホールド回路7Aの出力端子はスイッチ15Aの入力端
子62、63、64にそれぞれ接続されている。このス
イッチ15Aの出力端子61の信号によって、前記トラ
ッキングアクチュエータ3を駆動するトラッキング駆動
回路5が制御される。
ーダ20によって検出され、その出力信号はスライダを
停止させるためのスライダ位置制御回路17、スライダ
の移送速度を制御するスライダ速度制御回路8、前記ス
ライダ制御回路14にそれぞれ印加されており、これら
の3つの回路の出力端子はスイッチ16Aの入力端子6
6、67、68にそれぞれ接続されている。このスイツ
チ16Aの出力端子65の信号によって、前記粗動モー
タ21を駆動するスライダ駆動回路9が制御される。
は、前記MPUにより制御される。例えば粗シーク時に
は、端子65は端子67と接続され前記スライダ18が
高速に移送され、目的位置に到達したときに、前記端子
65は端子66と接続され前記スライダ18は短時間で
停止される。また端子61は端子64と接続される。精
細シーク時には、端子65は端子68と、端子61は端
子63とそれぞれ接続され、トラッキング制御時には、
端子65は端子68と、端子61は端子62とそれぞれ
接続される。さらに、後述するトラック誤差信号の補正
時には、端子65は端子66と、端子61は端子64と
それぞれ接続されている。即ち、トラック誤差信号TE
を補正する時、前記スライダ18は停止している。
ング制御がかからないようにした状態(以下、トラッキ
ングOFFと表す。)では、一般にトラック振れがある
程度大きく、前記トラック誤差信号TEの波形は略正弦
波状となり、直流オフセットを含んでいなければ、前記
トラック誤差信号TEの平均値は略ゼロとなり、前記ト
ラック誤差信号TEがゼロの時前記光ピックアップ2の
光ビームは前記光ディスク10のトラック中心を照射し
ていることになる。
持っている場合には、正確なトラッキング制御がかから
ない。例えば前記光ディスクの反射率の違いや、フォト
ダイオードの感度の違い、トラック溝形状の非対称性等
によってトラック誤差信号の振幅や平均値が変わること
がある。これらは前記光ピックアップが正確にトラック
中心を照射していないいわゆるオフトラック状態の原因
となる。
めには、前記ディスク装置に光ディスクが装着された際
に、前記トラック誤差信号TEの振幅、ここではPEA
K−PEAK値(以下、P−P値と表す。)を直流増幅
器のゲインを調整して所定値になるよう補正し、この振
幅を補正されたトラック誤差信号TEA(図示せず。以
下、振幅補正済みトラック誤差信号と表す。)の所定時
間内での平均値を算出し、この平均値がゼロになるよう
に前記直流増幅器に打ち消し電圧を印加してトラッキン
グ制御をかける必要がある。これがトラック誤差信号の
オフセット補正である。上記のような振幅と直流オフセ
ット電圧を補正されたトラック誤差信号を、以下補正済
みトラック誤差信号TEMと表す。
の従来例に付いて説明をする。図6は、トラック誤差信
号波形の第1の例を示す図である。図6に於いて、横軸
は時間を示し、縦軸はトラッキングOFF状態での前記
トラック誤差検出回路4の出力TEを示している。例え
ば、時間tがt1、t2、t3、t4では光ビームがト
ラックの中心或いは隣り合うトラック中心の中点にあ
り、トラッククロスと言われる状態となっている。また
tがt1の時とt3の時とでは、光ビームは1つ隣のト
ラックを照射していることを表している。
TCに、所定のサンプリング周波数で前記トラック誤差
信号TEがサンプリングされ、前記トラック誤差信号T
EのP−Pが検出され、前記トラック誤差信号TEを増
幅する直流増幅器のゲインが自動調整されて、前記トラ
ック誤差信号TEは所定のP−P値を持った信号TEA
に変換される。この振幅補正済みトラック誤差信号TE
Aの平均値が前記時間t2からt4間について算出さ
れ、この平均値がゼロになるようにオフセット補正電圧
がMPUからDAC(図示せず)を介して前記直流増幅
器37Aに印加され、前記オフセット補正が行われる。
前記のようにして、振幅、平均値共に補正された補正済
みトラック誤差信号TEMが得られる。
前記トラック誤差信号TEのトラッククロス周波数が所
定値以内に入っていることが必要である。従って、トラ
ッククロス周波数が低すぎるt2以前や、トラッククロ
ス周波数が高すぎるt4以後では前記平均値の計算は行
われない。前記トラッククロス周波数とは、前記トラッ
ク誤差信号TEのゼロクロス点から算出される周波数の
ことである。
を示す図である。図7に於いて、横軸は時間を示し、縦
軸はトラッキングOFF状態での前記トラック誤差検出
回路4の出力TEを示しているが、トラック振れの方向
が同図の左右で反転していることを示している。これは
ディスクの偏心等が原因となって起る現象であるが、こ
の場合、前記トラック誤差信号TEが一端ゼロクロスし
次にゼロクロスするまでの時間が長すぎて、即ちトラッ
ククロス周波数が低すぎて、所定のサンプリング周波数
でサンプリングした場合、所定の時間内ではサンプル数
が少なく前記トラック誤差信号TEのP−P値や振幅補
正済みトラック誤差信号TEAの平均値を算出すること
が不可能である。
合には、所定のサンプリング周波数ではサンプリング周
波数が低すぎて正確なサンプリングが行えず、オフセッ
ト補正が不可能となる。よって、前記トラック誤差信号
TEの振幅やオフセットの補正をするためには、前記ト
ラック誤差信号TEのトラッククロス周波数が所定範囲
内にあることが必要である。
トラック誤差信号の補正装置では、トラック誤差信号の
周波数が所定の範囲内になるまで回転待ちをする必要が
ある。特に偏心の小さなディスクではトラッククロス周
波数が低く、大容量のRAMが必要となったり、トラッ
ク誤差信号の補正に長時間を要したり、極端な場合には
補正が不可能になるという問題があった。
中に前記トラック誤差信号の周波数が変化しているた
め、サンプリングして得られた前記トラック誤差信号
は、波形歪みを有し、補正精度が悪いと言う問題があっ
た。本発明は上記の問題を解決すべく成されたもので、
トラック誤差信号の振幅補正やオフセット補正の精度を
向上し、トラッキング制御の精度と安定性を向上させる
ことを目的とする。
えた光ディスク媒体を使用し、前記光ディスク媒体上で
情報の記録再生を行う光ピックアップと、前記光ピック
アップの光ビームの照射位置がトラックに追従するよう
制御するトラッキングアクチュエータと、前記光ビーム
の照射位置の目標位置からのずれを検出するトラック誤
差検出回路と、前記トラック誤差検出回路の出力信号に
応じて前記トラッキングアクチュエータを駆動するトラ
ッキング駆動回路とを備えた光ディスク装置に使用され
るトラック誤差信号の補正装置に於いて、前記光ピック
アップの対物レンズの位置を前記光ピックアップの所定
の位置に保持するレンズホールド制御装置と、前記対物
レンズを前記光ディスク媒体の径方向に所定の速度で移
送する移送手段と、前記対物レンズの位置がホールドさ
れ前記移送手段で径方向に所定の速度で移送しつつトラ
ック誤差信号を検出するトラック誤差検出回路と、前記
トラック誤差信号の誤差を補正する補正回路とを備えた
トラック誤差信号の補正装置である。
於いて、光ピックアップ全体をスライダに固定し、トラ
ック振れの周波数より十分高い周波数のトラック誤差信
号が得られるような所定速度で前記スライダを移送しつ
つ、前記トラック誤差信号を検出しているので、得られ
るトラック誤差信号は略所定の周波数を持つことにな
り、最適なサンプリング周波数でサンプリングが迅速に
確実に行われてそのデータがMPUに転送される他、前
記トラック誤差信号の波形歪みが少なく、トラック振れ
の影響を殆ど受けずに前記トラック誤差信号の振幅と直
流レベルの補正が行われる。また光ビームの光軸と対物
レンズ中心がずれないように制御しつつ前記トラック誤
差信号を検出しているので、不要なオフセット電圧を持
たない状態で検出が行われ、従ってトラック誤差信号の
補正が精度良く行われる。
ィスク装置で実施した例について図1乃至図4を基に説
明する。図1は、本発明のトラック誤差信号の補正装置
の一実施例に於けるブロック図である。図1と図5に於
いて、対応する構造物や回路等で略同一の機能を有した
ものには、同じ符号を付したが、そのものについては図
1についての説明を省略する。また図5に示した光ディ
スク装置の概要については、図1についても同様であ
り、従来技術のところで図5を用いて説明済みであるの
で、共通項についての説明は省略する。
は、トラック誤差信号TEの検出に1ビームプッシュプ
ル方式を採用している。この方式は、光ディスク10に
より前記トラック誤差信号TEの振幅及び平均値が変化
すると言う問題があった。また前記振幅及び平均値は経
時変化する。以上の問題を解決するために前記トラック
誤差信号TEの校正が必要となる。
誤差検出回路4の出力TEは信号補正回路SMに印加さ
れる。この信号補正回路SMはMPUとの間で幾つかの
信号のやり取りを行っている。前記信号補正回路SMの
出力TEMは、前記したように、トラック誤差信号TE
の振幅と直流オフセット電圧が補正された信号である。
前記トラッキング制御回路13には、前記補正済みトラ
ック誤差信号TEMが印加され、前記トラッキング制御
回路13の出力端子はスイッチ15の入力端子52に接
続されている。
置センサ6によって検出され、その出力はスライダ制御
回路14とレンズホールド回路7に入力されている。こ
のレンズホールド回路7の出力端子は前記スイッチ15
の入力端子54に接続されている。このスイッチ15の
出力端子51の信号によって、前記トラッキングアクチ
ュエータ3を駆動するトラッキング駆動回路5とが制御
される。
ーダ20によって検出され、その出力信号は、スライダ
の移送速度を制御するスライダ速度制御回路8、通常時
にスライダを制御するスライダ制御回路14、前記スラ
イダ位置制御回路17にそれぞれ印加されており、これ
らの3つの回路の出力端子はスイッチ16の入力端子5
5、57、56にそれぞれ接続されている。このスイッ
チ16の出力端子58の信号によって、前記粗動モータ
21を駆動するスライダ駆動回路9が制御される。前記
スイッチ15、16は、前記MPUにより制御される。
例えばトラッキング制御時には、端子58は端子57
と、端子51は端子52とそれぞれ接続されている。
前記スイッチ16の端子58と端子55、前記スイッチ
15の端子51と端子54とがそれぞれ接続される。こ
の接続により、トラッキング制御がOFFとなり、前記
スライダ18が所定の速度で移送され、レンズホールド
回路7により、前記対物レンズ3Lが所定の位置にホー
ルドされる。前記のようなモード下にて、前記信号補正
回路SMに於いて、トラック誤差信号の補正が行われ
る。
補正時に於いて、前記スライダ18はスライダ速度制御
回路8により所定の一定速度で移送されるよう制御され
ている。即ち、この時前記光ピックアップ2が、トラッ
ク振れの周波数より十分高い周波数のトラック誤差信号
TEが得られるような所定速度で移動されつつ、前記ト
ラック誤差検出回路4によって前記トラック誤差信号T
Eが検出されている。
定の周波数を持つことになり、前記トラック誤差信号T
Eの補正時に、最適なサンプリング周波数でサンプリン
グが迅速に確実に行われる他、前記トラック誤差信号T
Eの波形歪みが少なく、トラック振れの影響を殆ど受け
ずに前記トラック誤差信号TEの振幅と直流レベルの補
正が行われる。又、同時にレンズを所定の位置に固定し
ているため、不要なオフセット電圧を持たない状態でト
ラック誤差検出が行われ、従ってトラッキング誤差信号
の補正が精度良く行われる。
して前記スライダ18の移送速度をある程度大きくする
のは、前記スライダ18の移送時に得られるトラック誤
差信号TEのトラッククロス周波数をトラック振れの周
波数より十分高くし、前記トラック誤差信号TEの波形
がトラック振れの影響を受けないようにするためであ
る。前記のようにして得られるトラック誤差信号TEの
トラッククロス周波数は、変動することなく一定値とな
っている。
ブロック図である。図2に示す信号補正回路SMに於い
て、前記トラック誤差信号TEは、ゲイン調整機能を有
する直流増幅器37に入力され、その出力信号は加算器
34に入力されている。前記直流増幅器37のゲイン
は、マイクロプロセッサMPUからの信号38により調
整される。前記加算器34には、前記MPUからのオフ
セット電圧補正用信号36がDAコンバータ35を介し
て印加されている。
れ、その出力TEMは、サンプルホールド回路31によ
って所定の周波数でサンプリングされ、その出力信号T
ESはADコンバータ32を介して前記MPUに印加さ
れている。前記MPUは、前記ADコンバータ32の出
力信号33から、前記信号TEMのP−P値と平均値を
計算する。この計算結果に基づいて前記信号36、38
がMPUより出力され、前記直流増幅器37に対する正
確なゲインと前記加算器34に対する正確なオフセット
補正用直流電圧が指示され、この結果前記補正後トラッ
ク誤差信号TEMは、所定の振幅を持ち平均値がゼロの
信号とされている。
その加速度により前記対物レンズ3Lが振動し、前記光
ビームの光軸中心と前記対物レンズ3Lの中心が一致し
なくなることがある。前記の1ビームプッシュプル方式
では,レンズが光軸中心からずれた場合、前記トラック
誤差信号TEにオフセットが発生すると言う問題があ
る。従って前記対物レンズ3Lの中心が光軸中心からず
れないようにする必要がある。
4に示すレンズホールド制御装置によりレンズの振動を
抑制するようにした。図3は、レンズ位置センサの出力
特性を示す図である。前記対物レンズ3Lは、前記光デ
ィスク10の半径方向に動くようになされている。同図
に於いて、横軸はレンズの中心と光軸とのずれ量を示
し、縦軸は対物レンズ近傍に設けたレンズ位置センサ6
の出力を示す。
ク図である。図4に於いて、位相補償及び増幅回路43
は図1におけるレンズホールド回路7に相当する。レン
ズ位置センサ6では、対物レンズの目標位置P1と現在
位置P0の差に応じた信号が出力される。これは図3に
示したような特性の信号である。前記レンズ位置センサ
6の出力は位相補償及び増幅回路43を介してトラッキ
ング駆動回路5に印加される。前記トラッキングアクチ
ュエータ3は、前記トラッキング駆動回路5の出力に応
じて、前記対物レンズ3Lの位置を制御するようになさ
れているため、前記対物レンズ3Lの位置P0は前記レ
ンズの目標位置P1に固定されたものとなっている。
尚、上記の実施例では、光ピックアップ全体がスライダ
と共に移動するような構造としたが、対物レンズとプリ
ズムなど光ピックアップの一部をスライダから分離した
いわゆる分離光学系に於いても、本発明の有効性は変わ
らない。
は、トラック誤差信号の周波数が所定の周波数範囲内に
入っていないと前記トラック誤差信号のオフセットと振
幅の補正が出来ず回転待ちが必要であったが、本発明の
トラック誤差信号の補正装置によれば、短時間で確実に
補正が行える他、トラッキング誤差信号の補正精度が向
上し、トラッキング制御の安定性が向上する。例えばト
ラッキング引き込み後のセットリング時間が短縮される
効果もある。
例に於けるブロック図である。
ある。
を示す図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】情報記録用トラックを備えた光ディスク媒
体を使用し、前記光ディスク媒体上で情報の記録再生を
行う光ピックアップと、前記光ピックアップの光ビーム
の照射位置がトラックに追従するよう制御するトラッキ
ングアクチュエータと、前記光ビームの照射位置の目標
位置からのずれを検出するトラック誤差検出回路と、前
記トラック誤差検出回路の出力信号に応じて前記トラッ
キングアクチュエータを駆動するトラッキング駆動回路
とを備えた光ディスク装置に使用されるトラック誤差信
号の補正装置に於いて、前記光ピックアップの対物レン
ズの位置を前記光ピックアップの所定の位置に保持する
レンズホールド制御装置と、前記対物レンズを前記光デ
ィスク媒体の径方向に所定の速度で移送する移送手段
と、前記対物レンズの位置がホールドされ前記移送手段
で径方向に所定の速度で移送しつつトラック誤差信号を
検出するトラック誤差検出回路と、前記トラック誤差信
号の誤差を補正する補正回路とを備えたことを特徴とす
るトラック誤差信号の補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340016A JP2697438B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | トラック誤差信号の補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340016A JP2697438B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | トラック誤差信号の補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151583A JPH05151583A (ja) | 1993-06-18 |
JP2697438B2 true JP2697438B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18332941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3340016A Expired - Lifetime JP2697438B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | トラック誤差信号の補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3690955B2 (ja) | 2000-03-01 | 2005-08-31 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853030A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 光学再生装置の追跡装置 |
JPH0721868B2 (ja) * | 1989-08-04 | 1995-03-08 | キヤノン株式会社 | 光情報処理装置 |
JPH03259428A (ja) * | 1990-03-08 | 1991-11-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光学的情報記録再生装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3340016A patent/JP2697438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05151583A (ja) | 1993-06-18 |
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