JP2695793B2 - 日付機能を有する携帯可能電子装置 - Google Patents
日付機能を有する携帯可能電子装置Info
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- JP2695793B2 JP2695793B2 JP62227322A JP22732287A JP2695793B2 JP 2695793 B2 JP2695793 B2 JP 2695793B2 JP 62227322 A JP62227322 A JP 62227322A JP 22732287 A JP22732287 A JP 22732287A JP 2695793 B2 JP2695793 B2 JP 2695793B2
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- Electric Clocks (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば電卓やICカードのように内蔵電池
によって動作可能で、日付機能を有する携帯可能電子装
置に関する。 (従来の技術) 周知のように、時計や日付(カレンダ)機能を有した
カード状電卓やICカードにおいて、日付情報の更新をソ
フトウェアによって行う場合は、日付が変わる毎にメモ
リ内の年月日を読出し、この読出した日付に“1"を加え
て年月日を判断し、この後、メモリに年月日を書込んで
いた。このため、時計や日付機能を有したカード状電卓
やICカードは、全く使用していない場合においても、1
日に1回自動的に電源をオンとしてCPUを動作状態と
し、日付を更新するという作業が行われていた。したが
って、内蔵されている電池の電力が浪費されるものであ
り、特に、電池容量に制限がある薄型の電卓やICカード
では大きな問題であった。 一方、日付機能を全て回路(ハードウェア)によって
実現することも考えられるが、月によって日数が異なる
ことの修正、うるう年による修正を行う必要があるた
め、回路構成が複雑となるものである。したがって、薄
型の電卓やICカードではチップ構成が大規模化するた
め、得策ではないものであった。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、日付情報を更新するために内蔵電池の電
力を消費することに関する問題を解決するものであり、
その目的とするところは、電池電力の消費、および回路
規模の大型化を抑えて日付情報の更新を確実に行うこと
が可能な日付機能を有する携帯可能電子装置を提供しよ
うとするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、日付情報を生成することが可能な日付機
能を有する携帯可能電子装置であって、電源のオンオフ
を操作するためのキーボード部と、このキーボード部の
キー操作により電源がオフされた時の日付を記憶してお
くデータメモリ部と、前記日付を表示するための表示部
と、クロック信号を発生する第1の発振回路部と、この
第1の発振回路部よりも高い周波数のクロック信号を発
生する第2の発振回路部と、この第2の発振回路部の出
力に基づいて動作する制御回路部と、装置本体内に設け
られ、前記各部に駆動電源を供給する電源電池部と、前
記キーボード部による電源オン時に前記第2の発振回路
部で発振されたクロック信号を前記制御回路部に供給す
るとともに、キー入力待機時には制御回路部へのクロッ
ク信号を停止して前記制御回路部を停止状態とするクロ
ック制御回路とを具備し、前記制御回路部は前記キーボ
ード部により電源がオンされた時に起動されて、前記デ
ータメモリに記憶されている日付を読み出すとともに、
この読み出した日付に前記カウンタのカウンタ値を加算
して日付を更新し、この更新した日付を前記表示部に表
示するように構成されている。 (作用) この発明において、電源電池部は装置本体内に設けら
れ、各部に駆動電源を供給する。データメモリ部は電源
がオフされた時の日付を記憶し、カウンタ部は第1の発
振回路部の出力に基づいて電源がオフされた後の日付を
計数する。第2の発振回路部は、第1の発振回路部より
も高い周波数のクロック信号を発生し、制御回路部は第
2の発振回路部の出力に基づいて動作する。クロック制
御回路は、キーボード部による電源オン時に第2の発振
回路部で発振されたクロック信号を制御回路部に供給す
るとともに、キー入力待機時には制御回路部へのクロッ
ク信号を停止して制御回路部を停止状態とする。制御回
路部はキーボード部により電源がオンされた時に起動さ
れ、データメモリに記憶されている日付を読み出すとと
もに、この読み出した日付にカウンタのカウンタ値を加
算して日付を更新し、この更新した日付を表示部に表示
する。 (実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。 第2図は、この発明が適用されるICカードの一例を示
すものである。このICカード10の表面には図示せぬICカ
ードの読取書込装置に接続される接触部11、キーボード
部12、液晶表示素子で構成された表示部13が設けられて
いる。 前記キーボード部12は処理モードを指定する機能キー
(F1、F2、F3、F4)12a、テンキー12b、4則演算キーつ
まり加算(+)キー12c、減算(−)キー12d、除算
(÷)キー12e、乗算(×)キー12f、小数点(.)キー
12g、およびイコール(=)キー12hによって構成されて
いる。 前記機能キー12aは、オフライン時、つまりICカード1
0のみで処理を行う時、電卓モード(F1)、時刻表示モ
ード(F2)、電子通帳モード(F3)、あるいは買物モー
ド(F4)に対する処理を選択するようになっている。ま
た、前記買物モードにおいて、F4キーとテンキー12bの
組合わせに応じて、カードの種類つまり種々のクレジッ
トカード、キャッシュカードなどに対応する処理を選択
するようになっている。 前記加算キー12cはNEXTキー、つまり表示部13の表示
状態を次へ進めるキーとして用いられ、前記減算キー12
dはBACKキー、つまり表示部13の表示状態を前に戻すキ
ーとして用いられる。前記乗算キー12fは開始キーとし
て用いられ、前記小数点キー12gはNOキー、終了キーと
して用いられ、前記イコールキー12hはYESキー、電源キ
ーとして用いられるようになっている。 前記ICカード10の電気回路は、第1図に示すように構
成されている。 前記接触部11において、端子11aはクロック信号用、
端子11bはリセット信号用、端子11cはデータ入出力用、
端子11dは動作用の電源電圧供給用、端子11eは接地用、
11fは開放となっている。 前記端子11a、11bと制御用のCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)21の相互間には、クロック制御
回路22、リセット制御回路23が設けられ、前記クロック
制御回路22には、たとえば1MHzの信号を出力する水晶振
動子24が接続されている。また、前記端子11cとCPU21の
バスラインとの間には、1ビットのI/Oポート(P)25
が設けられている。さらに、前記端子11d、11eには電源
制御回路26が接続されている。この電源制御回路26には
内蔵電池27が接続されている。 一方、前記CPU21のバスラインには、制御プログラム
が記録されているプログラム・メモリ28、ワーキング・
メモリ29、たとえば4桁の暗証番号および日付情報など
が記録されたデータ・メモリ30、表示インターフェイス
回路31、キーボード・インターフェース回路32、バイナ
リの日付カウンタ33、この日付カウンタ33が接続された
時計回路34が接続されている。 前記表示インターフェイス回路31には、表示駆動回路
35を介して前記表示部13が接続されている。また、前記
キーボード・インターフェイス回路32には前記キーボー
ド部12が接続されている。また、前記時計回路34には、
クロック発振回路36が接続され、このクック発振回路36
にはたとえば32.7686kHzの信号を出力する水晶振動子37
が接続されている。 前記クロック制御回路22は、内蔵電池27によってカー
ド動作を行うオフラインモードにおいて、スタンバイ
時、つまりキー入力待機時(一定時間キー入力が行われ
ない場合)、CPU21へのクロックの供給を停止して、完
全なる停止状態を設定し、この停止状態において、電源
キー(イコールキー)12hが操作されると、クロック信
号をCPU21に供給するようになっている。 また、前記リセット制御回路23は、外部あるいは内部
からリセット信号が供給された際に、リセット信号を発
生し、CPU21に対する起動信号を出力するようになって
いる。 前記電源制御回路26は、外部から電源が供給された場
合、所定時間経過後に、内蔵電池27から外部電源に切換
え、外部電源の電圧が低下した場合や電源断となった場
合、外部電源から内蔵電池27に切換えるものである。 前記プログラム・メモリ28には、オンライン用の処理
プログラム、オフライン用の処理プログラム、製造時の
テストプログラム(自己診断プログラム)などが記憶さ
れている。 前記表示インターフェイス回路31は、前記CPU21から
供給される表示データを内部のROMで構成されるキャラ
クタジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターン
に変換し、表示駆動回路35を用いて表示部13で表示させ
るものである。 前記キーボード・インターフェース回路32は、キーボ
ード部12で操作されたキーに対応するキー入力信号をCP
U21に出力するものである。 また、前記時計回路34は、常時クロック発振回路36の
出力信号をカウントすることにより、時、分、秒の時刻
情報を生成するものであり、日付カウンタ33は、時計回
路34より24時間毎に供給されるキャリー信号をカウント
するものである。 上記構成において、日付更新の動作について説明す
る。 たとえば前記キーボード部12の電源キー(YESキー)1
2hが操作されると、電源がオンとなり、内蔵電池27から
CPU21に電力が供給される。このCPU21では、電力が供給
されると、表示部13に時刻と日付を表示する動作が行わ
れる。すなわち、CPU21によって時計回路34の時刻情報
と、日付カウンタ33のカウント値、およびデータ・メモ
リ30に記憶されている前回電源がオンとされた時の日付
情報が読出される。これら読出された情報のうち、時刻
情報は表示インターフェイス回路31、表示駆動回路35を
介して表示部13に供給されて表示される。 一方、日付カウンタ33から読出されたカウント値は、
データ・メモリ30から読出された日付情報に加算され、
この後、通常の年月日の処理、つまり日の更新、月の更
新、年の更新、およびうるう年の処理が行われる。この
年月日の処理が行われた日付情報は、表示インターフェ
イス回路31、表示駆動回路35を介して表示部13に供給さ
れ表示される。 この後、CPU21によって前記年月日の処理がなされた
日付情報がデータ・メモリ30に記憶され、日付カウンタ
33がクリアされる。 また、接触部11を介して外部装置と通信を行う場合
も、ICカードに電源が供給されると同様の動作が実行さ
れる。 上記実施例によれば、時計回路34によって24時間毎に
歩進される日付カウンタ33を設けるとともに、データ・
メモリ30に前回電源がオンとされた時の日付情報を記憶
しておき、ICカードの電源がオンとされた場合、日付情
報に日付カウンタ33のカウント値を加算して年月日の処
理を行うことにより、正規の日付情報を生成している。
したがって、従来のように24時間毎にCPU21を動作し
て、日付情報を更新するような処理が不要であるため、
内蔵電池27の電力消費を低減することが可能である。 また、ICカードの電源が切られている場合、内蔵電池
27の電力は、時計回路34、日付カウンタ33によって消費
されるが、これらの時計回路34、日付カウンタ33は簡単
な回路によって構成されているため、日付機能を全て回
路によって構成する場合に比べてはるかに、消費電力が
少ないものである。 尚、上記実施例ではこの発明をICカードに適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の電子機器に適用することも可能である。 その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種
々変形実施可能なことは勿論である。 [発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、電池電力の
消費、及び回路規模の大型化を抑えて日付情報の更新を
確実に行うことが可能な日付機能を有する携帯可能電子
装置を提供できる。
によって動作可能で、日付機能を有する携帯可能電子装
置に関する。 (従来の技術) 周知のように、時計や日付(カレンダ)機能を有した
カード状電卓やICカードにおいて、日付情報の更新をソ
フトウェアによって行う場合は、日付が変わる毎にメモ
リ内の年月日を読出し、この読出した日付に“1"を加え
て年月日を判断し、この後、メモリに年月日を書込んで
いた。このため、時計や日付機能を有したカード状電卓
やICカードは、全く使用していない場合においても、1
日に1回自動的に電源をオンとしてCPUを動作状態と
し、日付を更新するという作業が行われていた。したが
って、内蔵されている電池の電力が浪費されるものであ
り、特に、電池容量に制限がある薄型の電卓やICカード
では大きな問題であった。 一方、日付機能を全て回路(ハードウェア)によって
実現することも考えられるが、月によって日数が異なる
ことの修正、うるう年による修正を行う必要があるた
め、回路構成が複雑となるものである。したがって、薄
型の電卓やICカードではチップ構成が大規模化するた
め、得策ではないものであった。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、日付情報を更新するために内蔵電池の電
力を消費することに関する問題を解決するものであり、
その目的とするところは、電池電力の消費、および回路
規模の大型化を抑えて日付情報の更新を確実に行うこと
が可能な日付機能を有する携帯可能電子装置を提供しよ
うとするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、日付情報を生成することが可能な日付機
能を有する携帯可能電子装置であって、電源のオンオフ
を操作するためのキーボード部と、このキーボード部の
キー操作により電源がオフされた時の日付を記憶してお
くデータメモリ部と、前記日付を表示するための表示部
と、クロック信号を発生する第1の発振回路部と、この
第1の発振回路部よりも高い周波数のクロック信号を発
生する第2の発振回路部と、この第2の発振回路部の出
力に基づいて動作する制御回路部と、装置本体内に設け
られ、前記各部に駆動電源を供給する電源電池部と、前
記キーボード部による電源オン時に前記第2の発振回路
部で発振されたクロック信号を前記制御回路部に供給す
るとともに、キー入力待機時には制御回路部へのクロッ
ク信号を停止して前記制御回路部を停止状態とするクロ
ック制御回路とを具備し、前記制御回路部は前記キーボ
ード部により電源がオンされた時に起動されて、前記デ
ータメモリに記憶されている日付を読み出すとともに、
この読み出した日付に前記カウンタのカウンタ値を加算
して日付を更新し、この更新した日付を前記表示部に表
示するように構成されている。 (作用) この発明において、電源電池部は装置本体内に設けら
れ、各部に駆動電源を供給する。データメモリ部は電源
がオフされた時の日付を記憶し、カウンタ部は第1の発
振回路部の出力に基づいて電源がオフされた後の日付を
計数する。第2の発振回路部は、第1の発振回路部より
も高い周波数のクロック信号を発生し、制御回路部は第
2の発振回路部の出力に基づいて動作する。クロック制
御回路は、キーボード部による電源オン時に第2の発振
回路部で発振されたクロック信号を制御回路部に供給す
るとともに、キー入力待機時には制御回路部へのクロッ
ク信号を停止して制御回路部を停止状態とする。制御回
路部はキーボード部により電源がオンされた時に起動さ
れ、データメモリに記憶されている日付を読み出すとと
もに、この読み出した日付にカウンタのカウンタ値を加
算して日付を更新し、この更新した日付を表示部に表示
する。 (実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。 第2図は、この発明が適用されるICカードの一例を示
すものである。このICカード10の表面には図示せぬICカ
ードの読取書込装置に接続される接触部11、キーボード
部12、液晶表示素子で構成された表示部13が設けられて
いる。 前記キーボード部12は処理モードを指定する機能キー
(F1、F2、F3、F4)12a、テンキー12b、4則演算キーつ
まり加算(+)キー12c、減算(−)キー12d、除算
(÷)キー12e、乗算(×)キー12f、小数点(.)キー
12g、およびイコール(=)キー12hによって構成されて
いる。 前記機能キー12aは、オフライン時、つまりICカード1
0のみで処理を行う時、電卓モード(F1)、時刻表示モ
ード(F2)、電子通帳モード(F3)、あるいは買物モー
ド(F4)に対する処理を選択するようになっている。ま
た、前記買物モードにおいて、F4キーとテンキー12bの
組合わせに応じて、カードの種類つまり種々のクレジッ
トカード、キャッシュカードなどに対応する処理を選択
するようになっている。 前記加算キー12cはNEXTキー、つまり表示部13の表示
状態を次へ進めるキーとして用いられ、前記減算キー12
dはBACKキー、つまり表示部13の表示状態を前に戻すキ
ーとして用いられる。前記乗算キー12fは開始キーとし
て用いられ、前記小数点キー12gはNOキー、終了キーと
して用いられ、前記イコールキー12hはYESキー、電源キ
ーとして用いられるようになっている。 前記ICカード10の電気回路は、第1図に示すように構
成されている。 前記接触部11において、端子11aはクロック信号用、
端子11bはリセット信号用、端子11cはデータ入出力用、
端子11dは動作用の電源電圧供給用、端子11eは接地用、
11fは開放となっている。 前記端子11a、11bと制御用のCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)21の相互間には、クロック制御
回路22、リセット制御回路23が設けられ、前記クロック
制御回路22には、たとえば1MHzの信号を出力する水晶振
動子24が接続されている。また、前記端子11cとCPU21の
バスラインとの間には、1ビットのI/Oポート(P)25
が設けられている。さらに、前記端子11d、11eには電源
制御回路26が接続されている。この電源制御回路26には
内蔵電池27が接続されている。 一方、前記CPU21のバスラインには、制御プログラム
が記録されているプログラム・メモリ28、ワーキング・
メモリ29、たとえば4桁の暗証番号および日付情報など
が記録されたデータ・メモリ30、表示インターフェイス
回路31、キーボード・インターフェース回路32、バイナ
リの日付カウンタ33、この日付カウンタ33が接続された
時計回路34が接続されている。 前記表示インターフェイス回路31には、表示駆動回路
35を介して前記表示部13が接続されている。また、前記
キーボード・インターフェイス回路32には前記キーボー
ド部12が接続されている。また、前記時計回路34には、
クロック発振回路36が接続され、このクック発振回路36
にはたとえば32.7686kHzの信号を出力する水晶振動子37
が接続されている。 前記クロック制御回路22は、内蔵電池27によってカー
ド動作を行うオフラインモードにおいて、スタンバイ
時、つまりキー入力待機時(一定時間キー入力が行われ
ない場合)、CPU21へのクロックの供給を停止して、完
全なる停止状態を設定し、この停止状態において、電源
キー(イコールキー)12hが操作されると、クロック信
号をCPU21に供給するようになっている。 また、前記リセット制御回路23は、外部あるいは内部
からリセット信号が供給された際に、リセット信号を発
生し、CPU21に対する起動信号を出力するようになって
いる。 前記電源制御回路26は、外部から電源が供給された場
合、所定時間経過後に、内蔵電池27から外部電源に切換
え、外部電源の電圧が低下した場合や電源断となった場
合、外部電源から内蔵電池27に切換えるものである。 前記プログラム・メモリ28には、オンライン用の処理
プログラム、オフライン用の処理プログラム、製造時の
テストプログラム(自己診断プログラム)などが記憶さ
れている。 前記表示インターフェイス回路31は、前記CPU21から
供給される表示データを内部のROMで構成されるキャラ
クタジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターン
に変換し、表示駆動回路35を用いて表示部13で表示させ
るものである。 前記キーボード・インターフェース回路32は、キーボ
ード部12で操作されたキーに対応するキー入力信号をCP
U21に出力するものである。 また、前記時計回路34は、常時クロック発振回路36の
出力信号をカウントすることにより、時、分、秒の時刻
情報を生成するものであり、日付カウンタ33は、時計回
路34より24時間毎に供給されるキャリー信号をカウント
するものである。 上記構成において、日付更新の動作について説明す
る。 たとえば前記キーボード部12の電源キー(YESキー)1
2hが操作されると、電源がオンとなり、内蔵電池27から
CPU21に電力が供給される。このCPU21では、電力が供給
されると、表示部13に時刻と日付を表示する動作が行わ
れる。すなわち、CPU21によって時計回路34の時刻情報
と、日付カウンタ33のカウント値、およびデータ・メモ
リ30に記憶されている前回電源がオンとされた時の日付
情報が読出される。これら読出された情報のうち、時刻
情報は表示インターフェイス回路31、表示駆動回路35を
介して表示部13に供給されて表示される。 一方、日付カウンタ33から読出されたカウント値は、
データ・メモリ30から読出された日付情報に加算され、
この後、通常の年月日の処理、つまり日の更新、月の更
新、年の更新、およびうるう年の処理が行われる。この
年月日の処理が行われた日付情報は、表示インターフェ
イス回路31、表示駆動回路35を介して表示部13に供給さ
れ表示される。 この後、CPU21によって前記年月日の処理がなされた
日付情報がデータ・メモリ30に記憶され、日付カウンタ
33がクリアされる。 また、接触部11を介して外部装置と通信を行う場合
も、ICカードに電源が供給されると同様の動作が実行さ
れる。 上記実施例によれば、時計回路34によって24時間毎に
歩進される日付カウンタ33を設けるとともに、データ・
メモリ30に前回電源がオンとされた時の日付情報を記憶
しておき、ICカードの電源がオンとされた場合、日付情
報に日付カウンタ33のカウント値を加算して年月日の処
理を行うことにより、正規の日付情報を生成している。
したがって、従来のように24時間毎にCPU21を動作し
て、日付情報を更新するような処理が不要であるため、
内蔵電池27の電力消費を低減することが可能である。 また、ICカードの電源が切られている場合、内蔵電池
27の電力は、時計回路34、日付カウンタ33によって消費
されるが、これらの時計回路34、日付カウンタ33は簡単
な回路によって構成されているため、日付機能を全て回
路によって構成する場合に比べてはるかに、消費電力が
少ないものである。 尚、上記実施例ではこの発明をICカードに適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の電子機器に適用することも可能である。 その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種
々変形実施可能なことは勿論である。 [発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、電池電力の
消費、及び回路規模の大型化を抑えて日付情報の更新を
確実に行うことが可能な日付機能を有する携帯可能電子
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はこ
の発明が適用されるICカードの構成を示す平面図であ
る。 10……ICカード、21……CPU、27……内蔵電池、30……
データ・メモリ、33……日付カウンタ、34……時計回
路。
の発明が適用されるICカードの構成を示す平面図であ
る。 10……ICカード、21……CPU、27……内蔵電池、30……
データ・メモリ、33……日付カウンタ、34……時計回
路。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.日付情報を生成することが可能な日付機能を有する
携帯可能電子装置であって、 電源のオンオフを操作するためのキーボード部と、 このキーボード部のキー操作により電源がオフされた時
の日付を記憶しておくデータメモリ部と、 前記日付を表示するための表示部と、 クロック信号を発生する第1の発振回路部と、 この第1の発振回路部よりも高い周波数のクロック信号
を発生する第2の発振回路部と、 この第2の発振回路部の出力に基づいて動作する制御回
路部と、 装置本体内に設けられ、前記各部に駆動電源を供給する
電源電池部と、 前記キーボード部による電源オン時に前記第2の発振回
路部で発振されたクロック信号を前記制御回路部に供給
するとともに、キー入力待機時には制御回路部へのクロ
ック信号を停止して前記制御回路部を停止状態とするク
ロック制御回路とを具備し、 前記制御回路部は前記キーボード部により電源がオンさ
れた時に起動されて、前記データメモリに記憶されてい
る日付を読み出すとともに、この読み出した日付に前記
カウンタのカウンタ値を加算して日付を更新し、この更
新した日付を前記表示部に表示するように構成したこと
を特徴とする日付機能を有する携帯可能電子装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62227322A JP2695793B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 日付機能を有する携帯可能電子装置 |
DE8888114230T DE3869287D1 (de) | 1987-09-10 | 1988-08-31 | Elektronisches geraet mit kalenderfunktion. |
EP88114230A EP0306821B1 (en) | 1987-09-10 | 1988-08-31 | Electronic device with calendar function |
US07/239,220 US4964072A (en) | 1987-09-10 | 1988-09-01 | Electronic device with calendar function |
KR1019880011589A KR910005360B1 (ko) | 1987-09-10 | 1988-09-08 | 날짜표시기능을 갖는 전자장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62227322A JP2695793B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 日付機能を有する携帯可能電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6469989A JPS6469989A (en) | 1989-03-15 |
JP2695793B2 true JP2695793B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=16858989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62227322A Expired - Lifetime JP2695793B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 日付機能を有する携帯可能電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695793B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528978U (ja) * | 1978-08-16 | 1980-02-25 | ||
JPS6182189A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-04-25 | Fujitsu Ltd | 閏年の日付補正方式 |
JPS61145481A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | Ricoh Co Ltd | 複写機の電源制御方式 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP62227322A patent/JP2695793B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6469989A (en) | 1989-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |