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JP2688074B2 - 複数回の使用量のペレット状機能材料を含有する水溶性袋を包含する製品とその使用方法 - Google Patents

複数回の使用量のペレット状機能材料を含有する水溶性袋を包含する製品とその使用方法

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JP2688074B2
JP2688074B2 JP63245876A JP24587688A JP2688074B2 JP 2688074 B2 JP2688074 B2 JP 2688074B2 JP 63245876 A JP63245876 A JP 63245876A JP 24587688 A JP24587688 A JP 24587688A JP 2688074 B2 JP2688074 B2 JP 2688074B2
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soluble
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エリザベス・ジェイ・グラッドフェルター
シェリル・デイー・スロカム
Original Assignee
エコラッブ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22300587&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2688074(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by エコラッブ・インコーポレーテッド filed Critical エコラッブ・インコーポレーテッド
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、複数回の使用量のペレット状の水溶性又
は分散し得る機能性材料を含む水溶性の袋を包含する製
品に関する。布処理組成物、器具洗浄用組成物、洗濯用
組成物、鍋及び皿のプレソーク組成物、銀器プレソーク
組成物、床クリーナー組成物、リンク用組成物、消毒剤
組成物、殺菌剤組成物、一般用途用クリーナー組成物、
等全ては、包み込まれ得て、それを水溶性袋から分散し
得る。
より具体的には、この発明は、ディスペンサーからの
スプレーの水又は水流で、ペレットに水を浴びせて接触
させることにより、水溶性袋を溶解させるようなディス
ペンサーにおいて使用され得る複数回の使用量のペレッ
ト状機能性材料を含む水溶性袋を包含する製品に関す
る。水を接触させることにより、ディスペンサー中のペ
レットがある期間にわたって溶解し使用溶液を形成す
る。
発明の背景 従来、多くの実験諸機関及び工業的洗浄装置、器具洗
浄用及び洗濯用の機械は、通常スプレータイプのディス
ペンサー中において使い捨てできる不溶解性の容器内
に、粉状の洗浄剤又は固体注型洗浄剤を用いて、水スプ
レーと洗浄剤との接触により洗浄剤溶液を形成する。使
い捨ての容器中の粉状の洗浄剤又は固体注型洗浄剤を、
通常洗浄剤使用溶液を形成するために、粉状の洗浄剤又
は固体注型洗浄剤と水スプレーを接触させるようなディ
スペンサー中に入れる。粉末洗浄剤は使用者によって安
易に零され、ムダを引起し及び被害が起り得る。粉末
は、粉末状の洗浄剤をディスペンサーに入れる時に、ま
きちらしたり、近くの人に吸入させるという危険で困ら
せたりする点でも不便である。粉末状の洗浄剤組成物も
容易に誤用し及びムダにする。更に、粉末は容易に盗ま
れ得る。更に、粉末状の洗浄剤を使用するときはいつで
も、直接使用者と洗浄剤が接触する可能性が高い。その
上、粉末は一般に多くのフィラーを含むので凝縮できな
い。このように、粉末上の洗浄剤の使用者は、より多く
の量の洗浄剤を購入し及び蓄えなければならない。
粉末は、ある期間にわたって水と接触させ、ディスペ
ンサー中で乾燥させた後に、固まる傾向がある。このよ
うな粉末状の洗浄剤の固化は、連続した洗浄剤形成サイ
クルの間で、ディスペンサー中において水により接触さ
れ得る露出表面領域の量を減少させる。このように、粉
末状の洗浄剤の固化は分配効率を妨害する。
固体注型洗浄剤は、粉末状の洗浄剤の使用における基
礎的な問題を解決するものである。しかしながら、多く
の使用者は、習慣的に、又は新しいディスペンサーの設
置を嫌うことから、又はコストのために、又はその他の
理由で粉末状の洗浄剤を使用し続けている。
水溶性の単一使用の包み内の粉末状又はペレット状洗
浄剤を含む単一使用の家庭用洗浄剤包みは技術的に既知
である。ダンロップ(Dunlop)の米国特許第3,198,740
号参照。そのような包みを洗浄装置内の洗浄水の中に直
接挿入するようにし、ディスペンサー中で使用しないよ
うにする。各々の包みは一回の使用又は適用に匹敵す
る。更に、そのような包みは、実験諸機関での使用より
もむしろ家庭で使用するようになる。
使用者を粉末に関する危険にさらすことなしに、粉末
分散系において使用され得る機能性材料に対する要望が
存在している。
ディスペンサー中で使用し得て、粉をまきちらす、吸
入、及び零すことのような使用者へ粉末状の安全障害を
もたらさない溶液を形成するような、工業的複数回使用
機能性組成物に対する要望がそれゆえ存在する。
粉末に代えて、高濃度の活性成分を持ち、調製におい
て高い柔軟性を持つような複数回使用機能性組成物に対
する要望も存在している。
機能性組成物のムダ、盗み、及び誤用を最少にするよ
うな、粉末に代わる複数回使用機能性組成物に対する要
望も存在している。
使用者と機能性組成物との接触がないような、粉末に
代わる再使用不能の複数回使用機能性組成物に対する要
望も存在している。
置き換えられる複数回使用機能性組成物を、最初に使
い捨て可能な容器を除去しなければならないこと又は機
能性組成物を使い果すまで待つことなしに、ディスペン
サー中の複数回使用機能性組成物の上に直接入れること
ができるような複数回使用機能性組成物に対する要望も
存在している。
水と接触させた後乾燥しても、機能性組成物の溶解に
悪影響を及ぼすような著しく塊となったり、ケーキ状に
なったりすることがない複数回使用機能性組成物への要
望も存在している。
発明の簡単な記述 上記粉末使用の欠点が、一般にペレット状機能性組成
物を僅か約200g、450g封入している封止した水溶性容器
を含む製造物により、解決され得ることを見出した。
粉末状の器具洗浄用使用の欠点が、通常少なくとも約
900gのペレット状器具洗浄用機能性組成物を封入してい
る封止した水溶性容器を含む製造物により、解決され得
ることを見出した。
そのような製品は、ディスペンサー内で製品上に水を
向けて濃縮液を形成し、その濃縮液を使用場所に注ぐこ
とにより使用され得る。
その製品に含まれるペレット状組成物の量は、限定は
されないが以下のものに従って変化し得る:ディスペン
サーサイズ、形成した溶液の用途、ペレット組成、その
他。
発明の詳細な記述 三つの図全体を通して、同じ符号は同じ部分を表わし
ている。図面においてディスペンサー内に据えられた、
ペレット状機能性組成物4を含有する封止された水溶性
袋(バッグ)3を包含する製品16が示されている(第1
図参照)。
ペレット状機能性組成物4を含む封止された水溶性袋
3を除去できる水不浸透性外部包装に更に含む製品16も
指す。(第2図参照) 水溶性フィルム この発明の製品16の水溶性袋3は市販されている多く
の水溶性フィルムから製造され得る。
好適な水溶性フィルム形成材料は、限定はされない
が、以下のものを含む。
ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、メチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセル
ロースナトリウム塩、ポリビニルピロリドン、ポリ(ア
ルキル)オキサゾリン、及びポリエチレングリコールの
フィルム形成誘導体。
好ましいポリビニルアルコールは極めて良好なフィル
ム形成材料であり、殆どの条件下で良好な強度及び柔軟
性を有する。フィルムとして注型する市販のポリビニル
アルコール組成物は分子量及び加水分解の程度が様々で
ある。殆どのフィルムに適用するためには、分子量が約
10,000ないし約100,000であることが好ましい。加水分
解の程度とは、ポリビニルアルコールの酢酸エステル基
が水酸基に置換される割合である。フィルムに適用する
には、加水分解の範囲は通常約70%から100%までであ
る。このように、「ポリビニルアルコール」という言葉
は通常ポリ酢酸ビニル化合物を含む。
これらから製造されたそのような水溶性フィルム及び
水溶性袋3はクリス・クラフト・インダストリーズ(Ch
ris Craft Industries)Inc.のMONO−SOL部門を含む
多くの商業上の供給元から入手できる。特に好適なタイ
プの水溶性ポリビニルアルコールフィルムは、クリス・
クラフト・インダストリーズInc.のMONO−SOL部門から
入手できる7−000シリーズのポリビニルアルコールフ
ィルムである。7−000シリーズのポリビニルアルコー
ルフィルムは、約34゜Fないし約200゜Fの水温において
溶解する。そのようなフィルムは無害で、高度の化学的
抵抗性を示す。0.002±0,0002インチ厚の7−000シリー
ズポリビニルアルコールフィルムは以下のような性質及
び固有の性能を有する。
水溶性袋3中で使用する水溶性フィルムを選ぶとき、
水溶性袋3を溶解しようとする水温を考慮しなければな
らない。この発明を広い水温の範囲で適切に機能させる
ように、低い水温で溶解し得る水溶性フィルムを選ぶこ
とがしばしば望ましいことがある。例えば、第1洗浄サ
イクルの間に使用される水が次サイクルにおいて使用さ
れる水よりも低い温度を持つことは希ではない。
水溶性袋3中で使用される好適な水溶性フィルムは、
約34゜Fの水温で溶解するようなものを含む。しかしな
がら、水溶性袋3のより速い溶解速度及びそれによる製
品のより速い分散の為には、水溶性袋3において使用さ
れる水溶性フィルムが約100゜F〜200゜Fの範囲の水温で
溶解することが好ましい。それから形成される水溶性袋
3中に含まれるペレット4と反応しないよな水溶性フィ
ルムを選ぶことも重要である。水溶性袋3を形成するた
めに水溶性フィルムを選ぶときに考えられる他の要因に
は、以下のようなものが含まれる:ポンプ、パイプ、及
びノズルを含む器具上においての水溶性フィルムの影
響;捨て水中での水溶性フィルムの影響;水溶性フィル
ムの毒性;水溶性フィルムの印刷性;及び自動袋製造装
置において使用される水溶性フィルムの特性(即ち、シ
ール性、引張り強度、及び引裂き強度)。
印刷性は水溶性袋3上に適切は警告及び指示を印刷す
ることを望み得るので要因である。
水溶性袋3として好適な材料は、旨く使用されるため
に以下の最小限の性質を有する。
材料が約350゜F、30psi、3/4秒の最高ホットバー熱シ
ール領域を有していればよい。
材料が、約1秒、80psi、1秒冷却の最大インパルス
シール領域を有していればよい。
材料が最低約34゜Fの、溶解性に対する最小水温領域
を有していればよい。
材料がASTM D822試験法に従って約6,000lb./sq.in.
の最小引張り強度(破断)を有していればよい。
材料がASTM D1922試験法に従って約1,000gm/milの最
小引裂き強度を有していればよい。
材料がASTM D822試験法に従って約450%の最小伸び
率を有していればよい。
水溶性袋 プラスチックフィルム包装製造工業で使用される一般
的な方法に従って、水溶性袋3を作ることができる。し
かしながら、この発明において使用されるそのような水
溶性袋3は、伝統的製法による水溶性袋3より典型的に
大きなサイズである。しかし、そのような水溶性バッグ
3は、前記のような多くの供給元から特別に注文するこ
とができる。水溶性袋3はコストの理由で水溶性ポリビ
ニルアルコールフィルムで作られることが好ましい。
水溶性袋3は、水溶性フィルムの2枚の矩形のシート
を対面して置き、縁を一致させて3つの縁を工業的に既
知であるシーリング装置及び方法を使用して、熱シール
又は水性シールすることによる水溶性フィルムから調製
され得る。
若しくは、当該技術分野で知られる他の方法が使用さ
れ得る。
秤量したペレット状の機能性材料4を前もって調製し
た水溶性袋3に注加することにより満たし、最後に4番
目の縁を熱シールする。
ポリビニルアルコールフィルムは吸湿性があり、その
物理的性質は温度及び湿度の変化で変化し得る。
このようなペレット状の機能性組成物4を含む封止さ
れた水溶性袋3を包含する製品16は、大気中の湿度から
保護されるべきである。その製品16を、更に以下に記述
されるような湿気を通さない外部包装2中に入れ得る。
水溶性袋3の壁の厚みは、約20ないし90ミクロン、溶解
性のために好ましくは約25ないし50ミクロン、効果的な
封印、速い溶解性及び機械加工性のために最も好ましく
は約50ミクロンに亘り得る。
ここで使用する「ミル」という単位を以下のように規
定する:1ミル=0.001インチ。
水溶性袋3は、約20ミクロン以上の最小壁厚を有して
いればよい。
水溶性袋3は、ペレット状の機能性材料の所望量を封
入するために必要とされるどのような寸法にも成り得
る。
水溶性袋3の長さは、約6ないし18インチ、自動化充
填のために約8ないし16インチ、及びディスペンサー内
に合うために約7ないし7.5インチに亘り得る。
水溶性袋3の幅は、約5ないし10インチ、自動化充填
のために約6.5ないし8インチ、及びディスペンサー内
に合うために約7ないし7.5インチに亘り得る。
しかしながら、包み込まれる想定される最少量のペレ
ット状組成物として約200ないし450ポンドが現在考えら
れているので、想定される内部の袋の寸法は、通常幅約
4ないし5インチ、長さ約5ないし7インチである。
ペレット4の性質による使用者への便宜のために、水
溶性袋3は約200gないし900gの容量を有していればよ
い。
水溶性容器が含むであろうペレット状組成物の量は、
ペレット状組成物及び想定される使用量の大きさに依存
する。
ペレット状ケイ酸塩洗濯洗浄剤又はペレット状洗濯軟
化剤を含むことを意図した水溶性容器3は約450gの通常
の容量を有していればよい。
ペレット状ケイ酸塩器具洗浄組成物又はペレット状カ
セイ器具洗浄組成物を含むことを意図した水溶性容器3
は約900gの通常の容量を有していればよい。
ペレット状プレソーク組成物、ペレット状一般用途用
組成物、又はペレット状の硬質表面用クリーナーを含む
ことを意図した水溶性容器3は約200gの通常の容量を有
していればよい。
器具洗浄用ペレット状機能組成物が水溶性容器3によ
り包み込まれるときはいつでも、水溶性容器は通常少な
くとも約900gのペレット状機能性組成物4を包み込む。
水溶性袋3は、使用者への便宜のために約3kgないし9
kgの最大容量を有していればよい。好ましくは、水溶性
袋3がペレット状組成物及び想定される使用量により約
1kgないし5kg、最も好ましくは約2ないし3kgの容量を
有していればよい。
水溶性袋3は約40゜Fないし180゜Fの水温及び約25な
いし30psigの水圧で約0.5ないし3分の範囲にわたる溶
解速度を有していればよい。
ペレット状器具洗浄組成物を含む水溶性袋は、使用者
への便宜のために約900gないし9kgの容量を有していれ
ばよい。
およそ4ポンドのペレット状機能性材料4を含む典型
的な水溶性袋3は、約0.25インチないし0.5インチのシ
ールマージンを持つ、全体寸法縦約8インチ、横約12イ
ンチを有し得る。
およそ6ポンドのペレット状機能性材料4を含む典型
的な水溶性袋3は、約0.25インチないし0.5インチのシ
ールマージンを持つ、内部寸法縦約7.5インチ、横約14
インチを有し得る。
これらの形状は典型的なものであり、ディスペンサー
の大きさ及び特定の使用を望むことにより変化し得る。
上に記述された様式はフラットバッグ様式として知られ
ている。しかしながら、他の水溶性袋及び水溶性容器様
式の使用は、この発明に対して可能である。
水溶性袋は、連結して使用するように作られたディス
ペンサー内に適合するような寸法を有していればよい。
製品16は種々の大きさを持つ種々のディスペンサーにお
いて使用し得る。
ディスペンサーは、少なくとも一つ又はそれ以上の製
品16を含むのに充分な体積を有していればよい。
ペレット状機能性材料 水溶性袋3をディスペンサー5に入れ、水と接触させ
る時に、水溶性袋3は複数回使用に対して提供されるた
めに充分なペレット4を含む。
水溶性袋3は少なくとも約2回、使用者への便宜のた
めに好ましくは約4ないし20回、使用者への便宜のため
に最も好ましくは約8ないし12回提供されるのに充分な
量のペレット4を含む。ペレット状材料量に依存する他
に、使用回数は水温、水圧、ペレット組成物、水流速
度、水溶性袋組成物、及びそれぞれの使用中のペレット
が水と接触する時間の長さにも依存する。
それぞれのペレット4の質量は通常約2ないし30g、
溶解のために好ましくは約5ないし15g、及び好ましい
溶解速度のために最も好ましくは約7ないし8gの範囲に
わたる。もしペレット4が大きすぎるならば、溶解速度
は小さすぎることになるだろう。もし溶解速度が小さい
ならば、形成した溶液は低すぎる濃度の溶解した機能性
材料を有するだろう。もしペレット4が小さすぎるなら
ば、溶解速度が高すぎるものになるだろう。もし溶解速
度が高すぎるならば、形成した溶液は高すぎる濃度の溶
解した機能性材料を有するだろう。通常、水をノズル11
を通してペレット状材料4にスプレーする時間の長さを
制御する集中モニタリングデバイスを有する洗浄及び洗
濯装置に洗浄剤溶液が導入される。もし装置において非
常に濃縮した形で溶液を入れるならば、濃度はセンサー
が濃度を検出する前に、高過ぎるレベルに達し、ディス
ペンサーに水の流れを止める。更に、高過ぎる濃度は生
成物の性質に影響し得た。
ペレット4は以下の寸法を有し得る。幅は約5から30
mmの範囲にわたり、高さは約10から80mmの範囲にわた
り、深さは約10から30mmの範囲にわたる。好ましくは、
それぞれのペレットが幅約19mm、高さ約30mmを、好まし
い溶解のために幅約15mmを有する。
ここで使用される「ペレット」4という言葉は、「ペ
レット状機能性材料」4、及び「ペレット状機能性組成
物」と同じ意味で使用される。その言葉は以下のものに
限定されないが、塊、錠剤、ペレット、金属塊、その他
をも含む。
「濃縮する」、「溶液」、及び「使用溶液」という言
葉はここで同じ意味に使用される。
この発明の水溶性袋3中で使用されるペレット4の形
状は、多様である得る。ペレト4の形状は、以下のもの
に限定されないが:球形、ピラミッド型、立方体、へん
球面、角柱、円筒系、その他を含む、いかなる規則正し
い幾何学的形状を含み得る。
この発明の水溶性袋3中で使用されるペレット4の形
状は製造の容易さの点で回転楕円体の形状であることが
好ましい。
湿気不浸透性外部包装 貯蔵、輸送、及び取扱い中において、複数使用量のペ
レット状機能性材料4を含む水溶性袋3を包含するこの
発明の製品16を保護するために、高湿度、雨、及び露の
ような大気中の湿気、及び水はね又は濡れた手による水
との突発的な接触の損害から防ぐような水不浸透性外部
包装2を提供し得る。この水不浸透性外部包装は、各々
の場合で最も望ましいものとなるなら、個々の製品16又
は製品16の集団のどちらに対しても提供され得る。使用
者の安全、便利さ、及び生成物の保護のために、各々の
製品16に対して個々に水不浸透性外部包装2を提供す
る。一旦水不浸透性外部包装2を除去すれば、製品16を
水の接触から防ぐか又は即座にディスペンサー5に挿入
すべきである。
「水不浸透性外部包装」2及び「湿気不浸透性外部包
装」という言葉はここで同じ意味で使用される。
水不浸透性外部包装2に好適な材料は、以下のものに
限定はされないが:ポリエチレン、又はポリプロピレン
のようなポリオレフィンフィルム、ポリエチレンで耐湿
効果を持ち得るクラフト紙、耐湿性セロファン、グラシ
ン、金属箔、金属化ポリマーフィルム、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン又はロウ紙、及び
積層物においてはこれらの材料の組合わせを含む。水不
浸透性外部包装2に対する材料の選択は、材料コスト及
び必要強度を含む多くの要因によって決定される。水不
浸透性外部包装2が、材料コスト及び湿気バリアー性の
点でポリエチレンフィルムを含むことが好ましい。
水不浸透性外部包装2の製造においての使用に際して
いくつかの製造業者から入手可能な好ましいポリエチレ
ンフィルムは以下のような性質を有する。
構 成 帯電防止被膜 高密度ポリエチレン 20% 白色リニア低密度ポリエチレン 60% サーリン(Surlyn)(シーラント層) 20% キャリパー:絶対最小厚さ2.70ミル。特性 測定値 透明度(%光透過) 34.4% 収率(in2/1b) 10,561 熱封止範囲 200−250゜F,60psi,1/2秒 水蒸気透過速度 0.18 WVTR(gm/100in2/100℃ 24時間、90%RH) 酸素透過試験 95.0 O2透過(cc/100in2,24時間/1atm./73゜,50%RH)性能特性 測定値 引張強度(破断) 3300最小−3900最大psi 引き裂き強度 616g MD/536G MD 伸び 663% MD/620%CD 針さし衝撃(50%破損) 214G 水不浸透性外部包装2として好適な材料は、水不浸透
性外部包装2として旨く使用されるためにある程度の最
小限の性質を有していればよい。
材料は100゜F、90%R.H.で僅か約0.5gm/100sq.in./24
時間の水蒸気透過速度(WVTR)を有するものにすべきで
ある。
材料は少なくとも約3,000psiの引張り強度(破断)を
有していればよい。
水不浸透外部包装2は少なくとも約35ミクロンの壁厚
を有していればよい。
水不浸透外部包装2は少なくとも約200gの容量を有し
ていればよい。
湿気不浸透性外部包装2の処理には、本質的に有害な
材料の通常の包みの処理を行なうように不健康又は汚染
の危険がある。湿気不浸透性外部包装は、水溶性袋3の
成分と接触しないので、本質的に有害な材料成分の残量
はその中には残らない。勿論、水溶性袋3それ自身は、
完全に溶解し、そのために処理の問題は発生しない。
湿気不浸透性外部包装2として働く袋は、それに含ま
れる水溶性袋3よりも約1ないし3インチ広く、約1な
いし4インチ長くして、通常フィルムを切ることを除い
て、三つの縁を熱シールすることによる、水溶性フィル
ム袋3と同じ方法によって作られる。
湿気不浸透外部包装2のマージン、好ましくはサイド
マージンは、マージンを通ってパートウェイを広げるよ
うなスリット2aを含み得、湿気不浸透性外部包装2をあ
ける際に使用者の手助けとなる。
以下の寸法を有するポリエチレンの水不浸透性外部包
装2はペレット状機能性組成物4を4ポンド含む水溶性
袋3を包み込むのに使用し得る。
寸法 内寸法(封止部を除く) 幅(入口) 8−3/4インチ 長さ 12−3/4インチ 厚さ 0.0027インチ 最小 寸法許容量 +/− 1/4インチ スタイル:平型袋スタイル 封止:10mmの3端封止 少なくとも10mmのマージンを与えるように、熱により
4番目の縁を封止する。
水不浸透性外部包装2は限定はされないが以下のもの
を含む種々の形態を包含し得る;箱、カートン、封筒、
袋、桶、バケツ、カン、及びジャー。水不浸透性外部包
装は取り扱い及び貯蔵の点でフレキシブルなバックを包
含することが好ましい。
湿気不浸透性外部包装2の外側は使用に対する及び適
切な警告の指示をそこに印刷し得る。
使用方法 包み込まれたペレット状機能性材料4は通常、水不浸
透性外部包装2を除去した後、製品16をディスペンサー
中に入れることにより使用される。この発明の水溶性袋
3は、ペレット状機能性材料4の量が多すぎて、単一使
用サイクルに対して器具洗浄及び洗濯装置に直接入らな
いものを含む。
この発明の製品16は種々のタイプのディスペンサーに
おいて使用され得る。この発明の製品16は、ディスペン
サーハウジング14、パーフォレートゲート6、セーフテ
ィーゲート9、及びノズル11を具備するディスペンサー
5中で使用されるのが好ましい。(第1図参照) ディスペンサー5は通常製品16をディスペンサー5中
に挿入するために、ちょうつがいのある蓋15または他の
アクセス手段を有する。
ディスペンサー5の寸法は、ディスペンサーが含むの
に必要なとされる製品16のサイズ及び数により変化し得
る。
パーフォレートゲート6は通常ディスペンサーハウジ
ング14の低い部分に位置している。パーフォレートゲー
ト6はディスペンサーハウジング14の壁に共同に連結し
得るか又は、ディスペンサーハウジング14の内周に位置
した狭い棚8上に直接載り得る。
パーフォレートゲート6はディスペンサー5内のペレ
ット4を含む水溶性袋3を支えるのに役立つ。
パーフォレートゲート6は、水溶性袋3及びペレット
4と下方からスプレーされる水の接触を促進するために
平らであることが好ましい。
パーフォレートゲート6は、多くの隙間7を含む。隙
間7は中に含まれる水溶性袋3及びペレット4を溶解す
るために、適量の水をパーフォレートゲート6を通って
スプレーされるのに充分なサイズ及び数がなければなら
ない。下方のノズル11からの水とパーフォレートゲート
6によって支えられるペレット4及び水溶性袋3との接
触を促進するために、分散を促進するためにはパーフォ
レートゲート6ができるだけ多くの隙間7を含むことが
好ましい。パーフォレートゲート6が水溶性袋3及びペ
レットの重量を支えるのに弱く、又は格子隙間を通って
ペレットが通過できるほど隙間7を多くすべきでない。
ここで使用される「パーフォレートゲート」は、限定
はされないが以下のものを含む:スクリーン、多数の穴
又は隙間を有するゲート、及び多数の穴又は隙間を有す
るトラップ。
パーフォレートゲート6に含まれる隙間7は、サイズ
を変化し得る。各々の隙間7は約0.5cm2から5cm2にわた
る範囲を持つことが好ましく、生成物の支持の点で約1
ないし4cm2が好ましく、最も効果的な分散の点で約1な
いし3cm2が最も好ましい。
隙間7は水溶性袋3中のペレット4より小さくするの
で、水溶性袋3が溶解したらすぐにパーフォレートゲー
ト6に隙間を通ってペレット4は落ちない。
パーフォレートゲート6中の隙間7は、限定はされな
いが以下のものを含む種々の形態を持ち得る:円形、楕
円形、正方形、長方形、スリット形、円筒形、ひし形。
隙間7は製造のし易さの点でひし形が好ましい。
パーフォレートゲート6は限定されはしないが、以下
のものを含む多くの材料を含有し得る:金属及びプラス
チック。パーフォレートゲート6は支持及び製造のし易
さの点で金属を含有することが好ましい。パーフォレー
トゲート6は展伸金属格子を含むことが好ましい。
セーフティーゲート9は通常パーフォレートゲート6
の下方に位置する。セーフティーゲート9は、パーフォ
レートゲート6に含まれる隙間7を通って落ちるのに充
分な小さいサイズに浸触された、いかなる細別されたペ
レット4粒子を集めるのに役立つ。セーフティーゲート
9は通常、約5mm×5mm又はそれより大きいものを含む粒
子が、セーフティーゲート中に含まれる隙間10を通って
いかないようなサイズを持つ。
セーフティーゲート9は限定はされないが以下のもの
を含む多くの材料を含有するし得る:プラスチック、金
属、及びワイヤーメッシュ。
セーフティーゲート9が経済性の理由でプラスチック
を含むことが好ましい。
セーフティーゲート9は、ペレット4粒子が入り、デ
ィスペンサー5から溶液を使用する器具洗浄装置のよう
なユニットに導くライン13を詰まらせることを防ぐ。ノ
ズル11を通ってスプレーされる水は、パーフォレートゲ
ート6を通って、パーフォレートゲート6により支持さ
れた水溶性袋3及びペレット4に達しペレット4を溶解
し、その結果使用溶液を形成させる。このようにして形
成された溶液は、パーフォレートゲート6及びセーフテ
ィーゲート9を通ってライン13を経てディスペンサー5
の外に流れ出される。セーフティーゲート9上に落ちた
ペレット4の粒子は、ディスペンサー5の外に流れるに
つれて使用溶液と接触して溶解される。
ノズル11又は他の流体による分散手段は、通常、水又
は他の溶解性流体が、溶液を形成するために、パーフォ
レートゲート6上に載っている水溶性袋3及びペレット
4に向けられるように設置されている。
パーフォレートゲート6上に載っている製品16に、下
方からノズル11を通って水をスプレーできるような様式
では、パーフォレートゲート6の下方にノズル11を設置
し得る。もしくは、下方からよりもむしろ、上方11-
は側方11--のような他の方向から水溶性袋3上に水をス
プレーするようにディスペンサー5中に構成されるノズ
ル11を設置し得る。このように、ノズル11は限定はされ
ないが以下のものを含む多くの位置に設置され得る、水
溶性袋3の上方11-、水溶性袋3の側方11--、及び水溶
性袋3の下方11、その他。
バルブ17は蓋15が開く時にいつでも、水がノズル11を
通ってスプレーされるのを防ぐことに役立つ。そのよう
なバルブ17の使用は、使用者に水又は溶液をスプレーさ
れることを保護する安全手段として役立つ。好適なバル
ブはこれに限定はされないが、ソレノイドバルブを含
む。
好ましい様式として、ディスペンサー5は以下のよう
な寸法及び特性を有する: パーフォレートゲート6は円形で、約17cmの直径を有
するものが好ましい。
パーフォレートゲート6の隙間7は、ひし形で、約縦
1cm横2.5cmの範囲を有するものが好ましい。
セーフティーゲート9は円形で、約7cmの直径を有す
るものが好ましい。
セーフティーゲート9中の隙間10は約縦5mm横5mmの範
囲を有するものが好ましい。
セーフティーゲート9はパーフォレートゲート6の4c
m下方に設置することが好ましい。
ノズル11はセーフティーゲート9の上方約1cmに設置
することが好ましい。
ディスペンサーハウジング14は、漏斗形底部14bを有
する上部円筒形ハウジングを具備するものが好ましい。
入口12は、ディスペンサーハウジング14の漏斗形底部14
bでディスペンサー5に連結されている。入口12及びノ
ズル11は共に水又は流体アクセス手段を具備する。
セーフティーゲート9及びノズル11はディスペンサー
ハウジング14の漏斗形底部14bに設置されることが好ま
しい。漏斗形底部14bに接しているディスペンサーハウ
ジング14の円筒形部14aの部分で、ディスペンサーハウ
ジング14の内周の回りに設置されている。
約3mmの幅を持つ狭い棚8上に、パーフォレートゲー
ト6は載っている。
ディスペンサーハウジング14の円筒形部14aは、約18c
mの直径を有するものが好ましい。円筒形部14aのトップ
は、前部に約14cmの高さ、並びに蓋15のちょうつがい15
a及び15bが設置されている後部に高さを有するように曲
げられることが好ましい。パーフォレートゲート6の上
部のディスペンサーの容積が、4,000ないし6,000cm3
あることが好ましい。
水溶性袋3及びこれに含まれるペレット4の溶解速度
は、水溶性袋3とこれに含まれるペレット4にスプレー
される水の温度及び圧力を含む多くの要因に依存してい
る。水圧が高ければ高いほど、水溶性袋3及びペレット
4の溶解速度は大きくなる。同様に、水温が高ければ高
いほど、水溶性袋3及びペレット4の溶解速度は大きく
なる。ペレット自身の大きさも溶解速度に影響する。
ペレットが小さければ小さいほど、その溶解速度は大
きくなる。反対に、ペレットが大きければ大きいほど、
その溶解速度は小さくなる。
ペレット4の溶解速度は、ペレット4が事前に湿って
いるかどうかによっても影響される。もしペレット4が
前の溶液形成サイクルの間に湿ってしまっているなら、
そのとき次の溶液形成サイクルの間により大きい溶解速
度を持つことになるだろう。
ペレット4の溶解速度はペレット4の密度によっても
影響される。ペレットの密度が高ければ高いほど、ゆっ
くり溶解する。
この発明の水溶性袋3において使用されるペレット4
は、約1.0ないし3.0gm/ml、好ましくは分散のために約
1.7ないし2.0gm/ml、及び最も好ましくは砕け易さ及び
分散の点で1.8ないし1.9gm/mlの範囲にわたる密度を有
し得る。
この発明の製品16において使用する器具洗浄用ペレッ
ト4は、消費者が皿を洗浄する時に通常使用される水の
温度範囲を有する水と接触したとき、約7ないし10分未
満では完全に溶解しないような溶解速度を有する。
溶解速度は水溶性袋3自身の組成及びその中に含まれ
るペレット4の組成にも依存される。
この発明の水溶性袋は、約40゜Fない180゜F又はそれ
より高い温度、約25ないし30psigの圧力を有する水と約
0.5ないし3分以内で接触させて溶解するべきである。
使用場所で所望の濃度の機能性材料が得られるような
速度で製品16を溶解するべきである。
約0.5ないし5分以内でその使用場所に分散させ得る
ような濃縮物を形成するために充分な温度及び圧力を有
する水スプレーとペレット状機能性材料を接触させるこ
とが好ましい。使用場所で所望の濃度の機能性材料を達
成するために必要な分散時間が、3分未満であることが
好ましい。
製品16上にノズル11を通ってスプレーされた水の温度
は、水溶性容器3及びペレット状機能性材料4の組成に
より変化し得る。
水は水溶性容器を溶解するために、少なくとも約34゜
Fの最低温度を有することが好ましい。最低水温もペレ
ット状機能性材料の組成に依存する。
この発明の方法に従う製品16上にノズル11を通ってス
プレーされる水の温度は、約80ないし160゜F、より好ま
しくは10ないし140゜F、及び最も好ましくは効果的な分
散のために約110ないし140゜Fの範囲にわたり得る。
この発明の方法に従う製品16上にノズル11を通ってス
プレーされる水の圧力は変化し得る。水圧は、約12ない
し60ポンド/平方インチ、最も好ましくは効果的な分散
のために約25ないし30ポンド/平方インチの範囲にわた
ることが好ましい。
ディスペンサー内での水とペレット状機能性材料が接
触して、結果として溶液を形成する。そのような溶液は
ライン13によって洗浄槽、バケツ、又は溶液が必要など
のような場所にも注がれる。
イオンセンサ又は他の濃度モニタリングデバイスは、
ディスペンサー5内に含まれるペレット4への水の作用
により形成される溶液の濃度を決定するために使用され
得る。イオンセンサは、水がノズル11を通ってスプレー
される時間の長さを規定するのに役立ち、このようにし
て、機能性材料溶液濃度に関して高い正確さを保証する
ことに役立つ。
この発明の製品16は、限定はされないが以下のものを
含む他の種々のディスペンサーにおいて使用され得るこ
とが可能である:貯槽水ディスペンサー及び水圧ディス
ペンサー。
前記でディスペンサー5は、イオンセンサデバイス又
は他の濃度モニタリングデバイスが溶液中に含まれる機
能性材料の濃度を正確に調節することができることによ
り、使用者にとって好ましいものとなる。
この発明の製品16を溶解するために使用したディスペ
ンサー5は、水溶性袋3中に含まれるペレット4から溶
液を形成するためにそれ自身で使用され得る。換言すれ
ば、ディスペンサー5は、ディスペンサー5を連結して
使用する器具洗浄用装置、洗濯用装置、その他のような
装置に直接搭載され得る。もしくは、ディスペンサー5
は、連結して使用されるか又は壁のそばに据付けられる
装置の隣の床上に設置され得る。
ペレット状機能性組成物 この発明の製品16は、これに限定されるものではない
が、布処理組成物、器具洗浄用組成物、洗濯用組成物、
鍋及び皿のクリーナー又はプレソーク用組成物、床クリ
ーナー用組成物、リンス用組成物、消毒剤組成物、一般
洗浄用組成物その他を含む複数回使用量のペレット状機
能性材料4を含み得る。この発明のペレット材料は室温
で固体である。材料は、圧縮成型、圧縮造粒、注型、水
和硬化、有機物硬化剤の使用、その他を含む種々のメカ
ニズムにより固化される。
1. 洗濯用組成物 組成Iは洗浄剤ペレットを含み、一方組成IIはペレッ
トを溶解する水のpHを下げる(即ち、酸性化又は加酸)
のにも役立つ繊維軟化ペレットを含む。
1(a).洗濯用組成物−組成I−洗濯用洗浄剤ペレッ
ト ケイ酸アルカリ金属 洗濯用洗浄剤ペレットはケイ酸アルカリ金属を約0な
いし100重量%、好ましくは洗浄性及び分散能のために
約30ないし60重量%、及び最も好ましくは溶解性のため
に48ないし52重量%含有してよい。
ケイ酸アルカリ金属は式(M2O)x:(SiO2)yによっ
て表わされ得る(ここでxはアルカリ金属酸化物のモル
数でyは二酸化ケイ素のモル数である)。x:yの比は約
0.25:1ないし5:1、好ましくは洗浄性及び分散能のため
に約1:1ないし3:1、並びに最も好ましくは洗浄性及び繊
維への損害の減少のために約1:1ないし2:1の範囲にわた
り得る。
アルカリ金属の水酸化物 洗濯用洗浄剤ペレットはアルカリ金属の水酸化物の源
を約0ないし80重量%、好ましくは溶解性及び洗浄性の
ために約20ないし60重量%、並びに最も好ましくは効果
的な洗浄のために約20ないし50重量%含有してよい。好
適なアルカリ金属の水酸化物は水酸化カリウム及び水酸
化ナトリウムを含む。
金属イオン封鎖剤 洗濯用洗浄剤ペレットは、金属イオン封鎖剤を約0な
いし100重量%、好ましくは硬水のキレート化及び汚れ
除去の改善をするために約10ないし60重量%、並びに最
も好ましくは効果的な金属イオン封鎖のために約15ない
し30重量%含有し得る。好適な金属イオン封鎖剤は限定
はされないが以下のものを含む:ピロリン酸塩、トリポ
リリン酸塩のようなリン酸アルカリ金属、アルミノケイ
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、並びにEDTA、NTA、ホ
スホネート、ポリアクリル酸、アクリル酸のコポリマ
ー、イタコン酸のコポリマー、その他のような有機の金
属イオン封鎖剤。金属イオン封鎖剤がコストの点でトリ
ポリリン酸ナトリウムを含有することが好ましい。
染料 洗濯用洗浄剤ペレットは、染料も約0ないし0.5重量
%、好ましくは約0.005ないし0.05重量%、並びに最も
好ましくは約0.018ないし0.022重量%含有してよい。
再被着防止剤 洗濯用洗浄剤ペレットは、再被着防止剤も約0ないし
10重量%、好ましくは汚れを懸濁する及び繊維上の被着
を防止するために約2ないし8重量%、並びに最も好ま
しくは効果的な流れの懸濁のために約2ないし4重量%
含有してよい。好適な再被着防止剤は限定はされないが
以下のものを含む:カルボキシメチルセルロースのよう
な置換セルロース、ポリビニルピロリジン、高分子カル
ボキシル酸塩材料、及びエトキシ酸アミド。再被着防止
剤は、効能の点でカルボキシメチルセルロースを含むこ
とが好ましい。
光学的光沢剤 洗濯用洗浄剤ペレットは、光学的光沢剤も約0ないし
5重量%、好ましくは約0.1ないし1.0重量%含有してよ
い。
非イオン界面活性剤 洗濯用洗浄剤ペレットは、非イオン界面活性剤も約0
ないし50重量%、好ましくは約10ないし40重量%、最も
好ましくは約20ないし30重量%含有してよい。好適な非
イオン界面活性剤は、限定はされないが以下のものを含
む:プロポキシル化及び/又はエトキシル化アルキルフ
ェノール、プロポキシル化及び/又はエトキシル化脂肪
族アルコール及びカルボキシルエステル。効果的な洗浄
性、低コスト、入手の容易さ、並びに泡が少ないという
点で好ましい非イオン界面活性剤は、9ないし10モルの
エトキシレートを有するエトキシル化アルキルノニルフ
ェノール及び7ないし9モルのエトキシレートを有する
C12ないしC15直鎖アルコールである。
アニオン性界面活性剤 洗濯用洗浄剤ペレットは、アニオン性界面活性剤も約
0ないし20重量%、好ましくは微粒子状の汚れの分散の
ために約5ないし15重量%含有してよい。好適なアニオ
ン性界面活性剤は、限定はされないが以下のものを含
む:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルコールス
ルフェート、アルコールエーテルスルフェート、並びに
α−オレフィンスルホン酸塩。アニオン性界面活性剤
は、コスト及び効能の点で直鎖アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩を含有することが好ましい。
炭酸ナトリウム 洗濯用洗浄剤ペレットは、炭酸ナトリウムも約0ない
し80重量%含有してよい。
芳香剤 洗濯用洗浄剤は、芳香剤も約0ないし1.0重量%、好
ましくは約0.05ないし0.5重量%含有してよい。
水和水 洗濯用洗浄剤ペレットは、水和水も約0ないし30重量
%、好ましくは破損、粉々になること、及び生成物の活
性を凝縮させることを防ぐ強いペレットのために0ない
し15重量%含有してよい。
実施例1 以下の実施例は、ペレット状ケイ酸塩洗濯用洗浄剤機
能性材料を含んだ、この発明の水溶性袋の良好な溶解速
度を示すものである。以下の寸法を持つ水溶性袋をディ
スペンサー中に挿入する:長さ7.5インチ、幅10イン
チ、及び厚さ1.5ミルで、3ポンドのペレットを含み、
表Aにおいて示す性質を有したクリス・クラフト、イン
ダストリーズ,Inc.(Chris Craft Industries,Inc.)
から購入されたポリビニルアルコールフィルムバッグを
包含するもの。ケイ酸塩洗濯用洗浄剤ペレットは以下の
組成を有する。成分 wt% 1.メタケイ酸ナトリウム 40 2.水酸化ナトリウム 27 3.トリポリリン酸ナトリウム 20 4.カルボキシメチルセルロース 3 5.染料 0 6.光学的光沢剤 1 7.エトキシレート9.5モルを含む エトキシル化ノニルフェノール 3 8.直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 1 9.芳香剤 0 10.水和水 5 ペレットを含む水溶性袋を溶液を形成するために、13
5ないし155゜Fの温度を有する水と接触させる。溶液を
形成し、25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移し
た。槽内が所望の濃度に達するのに約3分未満であるこ
とが、イオンセンサーによって測定された。
1(b)洗濯用組成物−組成II−洗濯用軟化剤ペレット 組成IIは洗濯軟化剤ペレットを含む。
中程度のpHの酸 洗濯用軟化剤ペレットは、中程度のpHの酸を約50ない
し100重量%、好ましくはリネンpHを下げて皮膚への刺
激を防ぎ、硬い塩の水の濯ぎ能を高めるために約70ない
し90重量%含有し得る。好適な中程度のpHの酸は限定は
されないが以下のものを含む:ケイフッ化アンモニウ
ム、ケイフッ化ナトリウム、酒石酸、クエン酸、シュウ
酸、酸フッ化ナトリウム、並びに酸フッ化アンモニウ
ム。中程度のpHの酸は、溶解性、毒性、及びコストの点
でケイフッ化アンモニウムを含有することが好ましい。
中程度のpHの酸とは、水中の濃度が約0.25重量%で、
約2及び理想的に約4以上のpHが得られるような酸であ
る。
第4級界面活性剤 洗濯用軟化剤ペレットは、第4級界面活性剤も約50な
いし100重量%、好ましくは約10ないし50重量%、並び
に最も好ましくは約20ないし40重量%含有する。
好適な第4級塩は限定はされないが以下のものを含
む:第4級塩化アンモニウム、第4級メチル硫酸アンモ
ニウム、イミダゾリニウム型第4級塩、ジアルキルジメ
チル第4級塩、モノアルキルトリメチル第4級塩、並び
にジアミドアミン塩基性第4級塩。使用される第4級塩
が固体で約120゜F以上の融点を有することが好ましい。
この発明で使用される第4級塩は、繊維軟化能及び静的
還元能を有していればよい。第4級塩は効能及び融点の
点でジステアリルジメチル塩化アンモニウムを含有する
ことが好ましい。
光学的光沢剤 洗濯用軟化剤ペレットは、光学的光沢剤も約0ないし
2重量%、好ましくは約0.1ないし0.4重量%含有してよ
い。
芳香剤 洗濯用軟化剤ペレットは、芳香剤も約0ないし2重量
%、好ましくは約0.1ないし0.5重量%含有してよい。
鉄制御剤 洗濯用軟化剤ペレットは、鉄制御剤も約0ないし20重
量%、好ましくは鉄イオンの被着によって引起される黄
変を少なくするために約5ないし15重量%含有してよ
い。好適な鉄調節剤は、限定はされないが以下のものを
含む:シュウ酸、クエン酸、HEDP(ヒドロキシエチレン
二リン酸)のようなもの、酸フッ化ナトリウム又はアン
モニウム、並びにニトリロ三酢酸及びエチレンジアミン
二酢酸のような有機アミノポリカルボキシル化化合物。
水和水 洗濯用軟化剤ペレットは、水和水も約0ないし43重量
%、好ましくは組成物中の不活性材料の割合を減少させ
るために約0ないし15重量%含有してよい。
酵素 洗濯用軟化剤ペレットは、酵素も約0ないし5重量
%、好ましくはタンパク質及びデンプンの除去のために
約1ないし4重量%含有して良い。好適な酵素は限定は
されないが以下のものを含む:アミラーゼ、プロテアー
ゼ、リパーゼ、及びセルラーゼ。
酵素はカプセル封入されていても良い。酵素をカプセ
ル封入する好適な材料は限定はされないが以下のものを
含む:無機塩、セルロース置換体、ポリエチレングリコ
ール、並びにロウ。
実施例2 以下の実施例は、洗濯用軟化剤ペレット状機能性材料
を含んだ、この発明の水溶性袋の良好な溶解速度を示す
ものである。以下の寸法を持つ水溶性バッグをディスペ
ンサー中に挿入する:長さ7.5インチ、幅6インチ、及
び厚さ1.5ミルで、並びに1ポンドのペレットを含み、
表Aにおいて示す性質を有したクリス・クラフト・イン
ダストリーズ,Inc.から購入されたポリビニルアルコー
ルフィルムバッグを包含するもの。
洗濯用軟化剤ペレットの組成は以下のとおりである。成 分 wt% 1.ケイフッ化アンモニウム 60 2.ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 第四級界面活性剤 3.光学的光沢剤 25 4.芳香剤 1 5.鉄制御剤−クエン酸 0.5 6.水和水 13.5 ペレットを含む水溶性袋を溶液を形成するために135
ないし155゜Fの温度を有する水と接触させる。形成した
溶液を25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移した。
槽内が所望の濃度に達するのに3分未満であることが、
イオンセンサーによって測定された。
2. 器具洗浄用組成物 本発明者らは、この発明の水溶性袋中で多使用回数量
のペレット状器具洗浄用組成物が使用されてもよいと信
じている。
組成式Iはメタケイ酸塩ベースの器具洗浄用組成物を
含み、一方組成IIはカセイアルカリベースの器具洗浄用
組成物を含む。
2(a)。器具洗浄用組成物−組成I−メタケイ酸ベー
金属イオン封鎖剤 この発明のメタケイ酸塩ベースの器具洗浄用組成物
は、金属イオン封鎖剤を約10ないし70重量%、好ましく
は硬いイオンの効果的なイオン封鎖のために約30ないし
40重量%含有することが好ましい。
洗浄槽において使用される雑用水は、洗浄剤成分と反
応して洗浄効果を減少させ及び/又は洗浄された基質上
に外観上見苦しい被着物を残すようなかなりの量の硬い
イオン、最も一般的にはカルシウム及びマグネシウムイ
オンを含む。金属イオン封鎖剤は、カルシウム又はマグ
ネシウム化合物の結晶成長を防いだり遅らせる作用をし
て、それにより他の成分との反応及びそれらの沈澱物を
除去する。
有効な無機の金属イオン封鎖剤は、限定はされないが
以下のものを含む:水溶性アルカリ金属のオルトリン酸
塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、並びにメタリン酸塩
のような縮合リン酸化合物。金属イオン封鎖剤はコスト
の点で無機の金属イオン封鎖剤であることが好ましい。
コストの点で、トリポリリン酸ナトリウムが好ましい
無機の金属イオン封鎖剤である。
ケイ酸アルカリ金属 この発明のペレット状メタケイ酸塩ベース器具洗浄用
組成物は、ケイ酸アルカリ金属を10ないし70重量%含有
し得る。ペレット状器具洗浄用組成物が、ケイ酸アルカ
リ金属をアルカリ度を与えるために約30ないし60重量
%、最も好ましくは充分なアルカリ度を与えるために約
40重量%含有することが好ましい。
ケイ酸アルカリ金属はアルカリ金属酸化物(M2O)及
び二酸化ケイ素(SiO2)の反応生成物で一般化学式(M2
O)X:(SiO2を持つ(ここで、X及びYはアルカリ
金属酸化物と二酸化ケイ素のモル比を示す)。
種々のX:Yモル比を持つケイ酸アルカリ金属の製造方
法は、カーク・オズマー(Kirk−Othmar)のエンサイク
ロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Encyclop
edia of Chemical Technology)第2版、第18巻、p
p.139−141において開示されているようによく知られて
いる。ここに記載されているペレット状器具洗浄用組成
物の目的とする性質や利点は、X:Y比が約1:1〜3:1、好
ましくは1:1のケイ酸アルカリ金属を使用することによ
って得られる。これらの比のケイ酸アルカリ金属は効果
的な洗浄に充分なアルカリ性と、アルミニウム、磁器、
ガラス製品等を組成物の中の塩基成分のエッチング効果
から保護するのに充分な二酸化ケイ素を持つ。
高洗浄性、器具の保護、低コストのために最も好まし
いケイ酸アルカリ金属はNa2O:SiO2比が1:1を有するメタ
ケイ酸ナトリウムである。
二次的金属イオン封鎖剤 この発明のペレット状メタケイ酸塩ベース器具洗浄用
組成物は、二次的金属イオン封鎖剤を約0ないし10重量
%含有し得る。ペレット状メタケイ酸塩器具洗浄用組成
物が、より良い生成物性能のために二次的金属イオン封
鎖剤を約0ないし4重量%含有することが好ましい。好
適な二次的金属イオン封鎖剤は、分子量1,000〜3,000の
ポリマーポリカルボン酸、EDTA(エチレンジアミン4酢
酸)、NTA(ニトリロ三酢酸)、クエン酸のようなポリ
電解質を含む。
二次的金属イオン封鎖剤は、生成物性能のために有機
の金属イオン封鎖剤であることが好ましい。
二次的金属イオン封鎖剤は性能の点でポリアクリル酸
ナトリウムであることが好ましい。
フィラー この発明のペレット状メタケイ酸塩ベース器具洗浄用
組成物は、約0ないし60重量%のフィラーも含有し得
る。ペレット状器具洗浄用組成物は、フィラーをコスト
の点で約0ないし40重量%、及び最も好ましくはコスト
の点で約18ないし22重量%含有することが好ましい。
好適なフィラーは限定はされないが以下のものを含
む:炭酸ナトリウム及び硫酸ナトリウム。
ペレットにフィラーが含有すればするほど、ペレット
は安くなる。経済的な理由及び炭酸ナトリウムが付加的
なアルカリ源として役立つという事実から、フィラーが
炭酸ナトリウムを含有することが好ましい。
漂白源 ペレット状メタケイ酸ベース器具洗浄用組成物は、漂
白源も約0.1ないし10重量%含有してよい。ペレット状
器具洗浄用組成物が、脱色効果のために約1ないし6重
量%、最も好ましくはコストと相まって良好な脱色効果
のために約2ないし3重量%の漂白源を含むことが好ま
しい。
ペレット状器具洗浄用組成物において使用される好適
な漂白物質は、皿、平型食器、鍋釜、織物、カウンター
トップ、器具、床板等のような器物から重大な損傷なし
に汚れを落とす能力のあるよく知られている漂白物質を
含む。そのような漂白物質は、次亜塩素酸塩、塩素酸
塩、塩素化リン酸塩、クロロイソシアネート、クロロア
ミン等のような漂白物質や過酸化水素、過ホウ素酸塩、
過炭酸塩等のような過酸化化合物を含むが、これだけに
限られたものではない。好ましい漂白物質は典型的な洗
浄工程において通常に起こる条件下でCl+、Br+、OCl-
OBr-のような活性ハロゲン種を遊離するものを含む。最
も好ましいのは漂白物質がCl+、又はOCl-を遊離するも
のである。有用な塩素を遊離する漂白物質は、次亜塩素
酸カルシウム、次亜塩素酸リチウム、塩素化リン酸三ナ
トリウム、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、ジクロ
ロイソシアヌル酸カリウム、ペンタイソシアヌレート、
トリクロロメラミン、スルフォンジクロロアミド、1,3
−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン、n−ジクロ
ロスクシンイミド、n,n-−ジクロロアゾジカルボンイミ
ド、n,n-−ジクロロアセチル尿素、n,n-−ジクロロビウ
レット、トリクロロシアヌル酸、並びにそれらの水和物
を含むが、これらに限定されるものではない。
高活性で漂白効果の高い最も好ましい漂白源は、ジク
ロロイソシアヌル酸のアルカリ金属塩とその水和物であ
る。
脱泡界面活性剤 この発明のペレット状メタケイ酸ベース器具洗浄用組
成物は、0ないし10重量%脱泡界面活性剤も含有して良
い。
器具洗浄組成物が、脱泡性能のために0ないし4重量
%、最も好ましくは生成物性能の妨害なしの最大脱泡効
果のために約0ないし2重量%脱泡界面活性剤を含むこ
とが好ましい。
脱泡剤はタンパク質の泡の安定度を減少させるために
適当な疎水性/親水性バランスを有する化学化合物であ
る。疎水性は分子の親油性の部分によって提供され得
る。例えば、芳香族アルキル基若しくはアルキル基、オ
キシプロピレン単位やオキシプロピレン鎖、又は例えば
テトラメチレンオキシドのような、オキシエチレン以外
の他のオキシアルキル官能基がある。親水性はオキシエ
チレン単位、鎖、ブロック及び/又はエステル基、例え
ば、有機リン酸エステル、塩型基、又は塩形成基によっ
て提供され得る。通常、脱泡剤は疎水性の基、ブロック
又は鎖、並びに親水性基のエステル基、ブロック、単位
又は鎖を持った非イオン性の有機界面活性脱泡剤がある
がアニオン性、カチオン性、及び両性脱泡剤も知られて
いる。非イオン性の脱泡界面活性剤の開示については、
1962年8月7日発行のマーティン(Martin)その他によ
る米国特許第3,048,548号、1967年8月1日発行のブル
ネル(Brunelle)その他による米国特許第3,334,147
号、及び1969年5月13日発行のルー(Rue)その他によ
る米国特許第3,442,242号を参照。リン酸エステルも好
適であり、例えば、式RO−(PO3M)−nRのエステルであ
る。この式においてnは1から約60までの範囲の数であ
り、環状リン酸塩の場合は通常10よりも小さい数であ
る。又Mはアルカリ金属であり、Rは有機基、又はMで
あり、少なくとも一つのRはオキシアルキレン鎖のよう
な有機基である。
好適な脱泡界面活性剤は限定はされないが以下のもの
を含む:エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロッ
ク非イオン界面活性剤、フッ化炭素、及びアルキル化リ
ン酸エステル。
脱泡界面活性剤が経済的理由でアルキル硫酸エステル
を含有することが好ましい。
付加的成分 ペレット状器具洗浄用組成物は、更に0ないし10重量
%の香料及び0ないし10重量%の芳香剤も含有して良
い。
この発明のペレット状機能性組成物は、限定はされな
いが以下のものを含む多くの工程によって製造され得
る:バッチ工程及び連続工程。
バッチ工程において、メタケイ酸ナトリウム、低密度
トリポリリン酸、界面活性剤、ソーダ灰、並びに乾燥し
たポリアクリル酸塩を順不同でリボンブレンダー又はナ
ウタミキサー加える。加える最後のものは塩素源である
(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物)。種々
の乾燥した成分を5〜10分間混合し、ドラム中に集め、
ベルトフィーダーを通して造粒機に送り込む。
連続工程において、各々の乾燥した成分を15フィート
リボンブレンダーに1時間当り1,000ポンドの化合流速
で適当量送り込む。リボンブレンダーはプレ混合物を形
成するために連続ミキサーとして使用される。即ち、材
料を一方に送り込み、他方から連続的に出す。
プレ混合物をダブルロール及び鉛直スクリューを取付
けたストロング−スコット(Strong−Scott)により製
造されたモデル25C59の造粒機に送り込む。スクリュー
はプレ混合物をロール間に押し進めるのに役立つ。ロー
ルは約15r.p.m.で回転し、1時間当り1,000ポンドの速
度でペレットを形成する。水圧力を2,200psig.にセット
する。造粒機で形成されたペレットは、0.5インチメッ
シュの版を取り付けた直径3フィートのスクリーナーの
上に落ちる。スクリーンはペレットのバリ取りに役立
つ。微粉末はリボンブレンダー又はナウタミキサーに戻
されリサイクルされる。最終的なペレット製品は集めら
れて、包装される。
種々の乾燥した成分は、通常リボンブレンダー又はナ
ウタミキサーに順不同で加えられる。塩素源は、通常、
塩素源が他の成分と接触する時間の長さを最小にするた
めに最後に加えられる。
実施例3 以下の実施例は、この発明に従って調製されたペレッ
トの良好な溶解速度を示す。以下の組成を有する5ポン
ドのメタケイ酸ベース器具洗浄用ペレットをディスペン
サーに挿入し、溶液を形成するために135ないし155゜F
の温度を有する水をノズルを通してスプレーして接触さ
せる。成 分 wt% 1.トリポリリン酸ナトリウム 29.2 2.メタケイ酸ナトリウム 45.0 3.ポリアクリル酸ナトリウム 1.9 4.ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 2.4 5.炭酸ナトリウム 20.6 6.アルキルリン酸エステル 0.9 このようにして形成させた溶液を25ガロンの淡水の入
った30ガロンの槽に移した。槽内が所望の濃度に達する
のに僅か2分であったことがイオンセンサーによって測
定された。
実施例4 以下の実施例はペレット状機能性組成物を含んだ、こ
の発明の水溶性袋の良好な溶解速度を示す。以下の寸法
を有する水溶性袋をディスペンサーに挿入した:長さ14
インチ、幅7.5インチ、及び厚さ1.5ミル、並びに表Aに
おいて示される性質を有し、クリス・クラフト・インダ
ストリーズ、Inc.から購入できるポリビニルアルコール
フィルムバッグを含み、その中に5ポンドのペレットを
含む。ペレットは実施例3において記述されたペレット
と同様の組成を有する。溶液を形成させるためにペレッ
トを含む水溶性袋を135ないし155゜Fの温度を有する水
と接触させる。このようにして形成させた溶液を25ガロ
ンの淡水の入った30ガロンの槽に移した。槽内が所望の
濃度に達するのに僅か3分7秒であったことがイオンセ
ンサーによって測定された。
表B 以下の試験データは、粉末状の器具洗浄用洗浄剤と比
較した場合のこの発明の水溶性袋に含まれるメタケイ酸
ベース器具洗浄用ペレットによって示される優れた性能
を示す。
試験は以下のように行われた:6ヶ月間、三つの異なる
粉末状の洗浄剤を多くの試験機械の中で実験諸機関の器
具洗浄用機械に対してディスペンサー中で使用した。粉
末の性能をカップ、ガラス製品、銀器の色付き、被膜被
着、斑点が起こるかどうかを測定した評価した。
次の2,3ヶ月間、この発明のペレット状器具洗浄用組
成物を含む水溶性容器を包含する製品を粉末状の洗浄剤
に代えてディスペンサー中で使用した。
粉末状生成物の比較として使用されたこの発明のペレ
ット状生成物の使用が短かったにもかかわらず、この発
明の使用から得られた結果が、粉末状生成物の使用によ
って得られた結果と等しかった。
この発明では粉末で生じたような飛散及び零す等の問
題を生じないことも観察された。
試験に供されたこの発明のメタケイ酸塩ベース器具洗
浄用ペレット、即ちペレットA及びペレットBは以下の
組成を有する。
ペレットAは実施例3において示される組成を有す
る。
ペレットBは以下の組成式を有する。wt% 成分 59.6 メタケイ酸ナトリウム 4.0 ポリアクリル酸ナトリウム 5.4 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 29.8 トリポリリン酸ナトリウム金属イオン封鎖剤 1.2 アルキルリン酸エステル ペレットBの5ポンドを実施例4で記載された水溶性
袋の性質を有する水溶性袋中に包含させた。
ペレットAの5ポンドを実施例4で記載されたような
水溶性袋中に包含させた。
ペレットAを含むこの発明の製品及びペレットBを含
むこの発明の製品に対して試験された三つの粉末状組成
物は以下の組成を有する: 各々の試験において示される上記のデータのように、
ペレット状機能性材料を含むこの発明の製品の少ない使
用で得られる結果と同じ結果を達成するためには、より
多くの粉末状生成物を使用しなければならない。
粉末状生成物Iwt% 成 分 18.0 トリポリリン酸ナトリウム 48.8 炭酸ナトリウム 2.6 ポリアクリル酸ナトリウム 29.0 メタケイ酸ナトリウム 1.6 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 粉末状生成物IIwt% 成 分 4.2 炭酸ナトリウム 1.5 ポリアクリル酸ナトリウム 1.8 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 8.8 塩化ナトリウム 1.0 アルキルリン酸エステル 22.4 水酸化ナトリウム 22.5 トリポリリン酸ナトリウム 粉末状生成物IIIwt% 成 分 14.3 トリポリリン酸ナトリウム 35.7 炭酸ナトリウム 1.0 ポリアクリル酸ナトリウム 1.0 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 22.0 塩化ナトリウム 1.0 アルキルリン酸エステル 25.0 水酸化ナトリウム 2(b).器具洗浄用組成物−組成II−カセイアルカリ
ベース 以下の表は、この発明の水溶性袋3において使用され
得るカセイアルカリの器具洗浄用ペレット4に対する組
成及び調製方法を示す。
アルカリ金属の水酸化物 カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、アルカリ金
属の水酸化物を約15ないし70重量%、好ましくは25ない
し50重量%、並びに最も好ましくは洗浄性能のために40
重量%含んでよい。好適なアルカリ金属の水酸化物は限
定はされないが、以下のものを含む:水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、又は水酸化カリウムと水酸化ナトリ
ウムの混合物。
無機の金属イオン封鎖剤 カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、無機の金属
イオン封鎖剤を約10ないし50重量%、好ましくは硬水の
制御のために約25ないし45重量%、及び最も好ましくは
節約及びリン含量の適切な制限のために約35重量%含有
して良い。好適な無機の金属イオン封鎖剤は限定はされ
ないが以下のものを含む:ピロリン酸4ナトリウム、ピ
ロリン酸4カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸カリウム。好ましい無機の金属イオン封鎖剤
は入手の容易さ及び節約の点でトリポリリン酸ナトリウ
ムである。
有機の金属イオン封鎖剤を無機の金属イオン封鎖剤と
置換することができる。しかしながら、経済性の理由で
無機の金属イオン封鎖剤を使用することが好ましい。
漂白源 カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、漂白源を約
0ないし8重量%、好ましくは節約の点で約2ないし6
重量%、及び最も好ましくはコスト効果の点で約5重量
%含有して良い。好適な漂白源は限定はされないが以下
のものを含む:次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸リチ
ウム、塩素化リン酸三ナトリウム、ジクロロイソシアヌ
ル酸ナトリウム2水和物、ジクロロイソシアヌル酸カリ
ウム2水和物、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、並
びにジクロロイソシアヌル酸カリウム。漂白源は入手の
容易さ及び節約の点でジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
ム2水和物を含有することが好ましい。
フィラー カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、フィラーを
約0ないし40重量%、好ましくは10ないし30重量%、及
び最も好ましくはコスト効果のために約15重量%含有し
てよい。好適なフィラーは限定はされないが以下のもの
を含む:炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ
酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、並びに塩化ナトリウ
ム。コスト効果及び付加的なアルカリ源を与えるという
点で、炭酸ナトリウムが好ましいフィラーである。
有機の金属イオン封鎖剤 カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、有機の金属
イオン封鎖剤も約0ないし7重量%、好ましくは節約の
点で約2ないし5重量%、及び最も好ましくはコスト効
果の点で約3重量%含んで良い。
好適な有機の金属イオン封鎖剤は、限定はされないが
以下のものを含む:クエン酸、エチレンジアミン4酢酸
(EDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ポリアクリル酸、
アクリル酸のコポリマー、イタコン酸のコポリマー、ア
ミノトリメチルホスホネートのような有機ホスホネー
ト、等。
好ましい有機の金属イオン封鎖剤は、硬いイオンの晶
出を妨害するような分散能力を有する金属イオン封鎖の
利点を加えるために、ポリアクリル酸ナトリウムのよう
なポリアクリル酸塩のようなポリマーの金属イオン封鎖
剤を含む。
脱泡界面活性剤 カセイアルカリの器具洗浄用ペレットは、脱泡界面活
性剤を約0ないし5重量%、好ましくは性能の点で約1
ないし3重量%、及び最も好ましくはコスト効果の点で
約2重量%含んで良い。
「脱泡剤」はタンパク質の泡の安定度を減少させるた
めに適当な疎水性/親水性バランスを有する化学化合物
である。疎水性は分子の親油性の部分によって提供され
得る。(例えば、芳香族アルキル基若しくはアラルキル
基;及びオキシプロピレン単位やオキシプロピレン鎖、
又は例えばテトラメチレンオキシドのような、オキシエ
チレン以外の他のオキシアルキル官能基がある)。親水
性はオキシエチレン単位、鎖、ブロック及び/又はエス
テル基、(例えば、有機リン酸エステル)、塩型基、又
は塩形成基によって提供され得る。通常、脱泡剤は疎水
性の基、ブロック又は鎖、並びに親水性基のエステル
基、ブロック、単位又は鎖を持った非イオン成の有機界
面活性剤脱泡剤があるがアニオン性、カチオン性、及び
両性脱泡剤も知られている。非イオン性の脱泡界面活性
剤の開示については、1962年8月7日発行のマーティン
その他による米国特許第3,048,548号、1967年8月1日
発行のブルネルその他による米国特許第3,334,147号、
及び1969年5月13日発行のルーその他による米国特許第
3,442,242号を参照。リン酸エステルも好適であり、例
えば、式RO−(PO3M)−nRのエステルである。この式に
おいてnは前に規定したものであり、Rは有機基、又は
M(前に規定した)であり、少なくとも一つのRはオキ
シアルキレン鎖のような有機基である。
脱泡界面活性剤がBASFから入手可能である、分子量約
2,500、プロピレンオキシド80%のプルロニック(pluro
nic)25−R2のようなエチレンオキド及びプロピレンオ
キシドのブロックポリマーを含有することが好ましい。
調製方法 この発明のカセイアルカリの器具洗浄用ペレットを形
成するために、全ての成分をリボンミキサーのような適
当なミキサー中でドライブレンドして均一な混合物を形
成する。その後、この混合物は、約5ないし15gの質量
を有するペレットを形成するために造粒機を使用して造
粒される。
実施例5 以下の実施例はカセイアルカリの器具洗浄用ペレット
状機能性組成物を含む、この発明の水溶性袋の良好な溶
解速度を示す。以下の寸法を有する水溶性袋をディスペ
ンサーに挿入する:長さ12インチ、幅7.5インチ、及び
厚さ1.5ミル、並びにペレット5ポンドを含み、表Aに
おいて示した性質を有する、クリス・クラフト・インダ
ストリーズ、Inc.から購入されるポリビニルアルコール
フィルムバッグを含むもの。
カセイアルカリベース器具洗浄用ペレット組成物:成 分 wt% 1.水酸化ナトリウム 40 2.トリポリリン酸ナトリウム 35 3.ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム2水和物 5 4.炭酸ナトリウム 15 5.ポリアクリル酸ナトリウム 分子量1000−5000 ペレットを含む水溶性袋を135ないし155゜Fの温度を
有する水と接触させて溶液を形成する。形成した溶液を
25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移す。槽内が所
望の濃度に達するのに3分未満であることが、イオンセ
ンサーによって測定された。
3. プレソーク用組成物 この発明のペレット状機能性組成物はプレソーク用組
成物を含んでもよい。種々のペレット状プレソーク用組
成物は、この発明の水溶性袋中で使用されてよい。この
発明の水溶性袋中で使用され得るペレット状銀器プレソ
ーク剤及び汚れ落し組成物の実施例は以下の通りであ
る。
ペレット状プレソーク用組成物 ペレット状プレソーク用組成物は、約10ないし34重量
%のビルダー又は金属イオン封鎖剤を含有してよい。ペ
レット状プレソーク用組成物が、約20ないし30重量%、
最も好ましくは約24重量%のビルダー又は金属イオン封
鎖剤を含むことが好ましい。好適なビルダー又は金属イ
オン封鎖剤は、限定はされないが以下のものを含む:ト
リポリリン酸ナトリウム、EDTA(エチレンジアミン4酢
酸)、ピロリン酸4ナトリウム、ゼオライト、クエン
酸、ポリアクリル酸塩、NTA(ニトリロ三酢酸)、並び
に炭酸ナトリウム。水の硬さの制御及びコストの点で、
ビルダー又は金属イオン封鎖剤がトリポリリン酸ナトリ
ウムを含有することが好ましい。
導電性フィラー ペレット状プレソーク用組成物は、導電性フィラーも
約10ないし70重量%、好ましくはコスト及び分散制御の
点で約50ないし70重量%、最も好ましくはコスト及び分
散制御の点で約62.74重量%含んで良い。導電性フィラ
ーは、銀器の汚れを落とすために必要とする水の導電性
を増加させるのに役立つ。好適な導電性フィラーは、限
定はされないが以下のものを含む:ソーダ灰、硫酸ナト
リウム、塩化ナトリウム、ホウ砂、炭酸水素ナトリウ
ム、並びにセスキ炭酸ナトリウム。導電性フィラーはコ
スト、処理、並びに分散制御の点でソーダ灰を含有する
ことが好ましい。
非イオン性界面活性剤 ペレット状プレソーク用組成物は、非イオン性界面活
性剤も約1ないし5重量%、好ましくはヌレ性のために
約2ないし4重量%、及び最も好ましくはヌレ性のため
に約3重量%含んでよい。
非イオン性界面活性剤は良好な洗浄力を示す(即ち、
泡立ち及び良好なヌレ性を示す)。
好適な非イオン性界面活性剤は限定はさりないが以下
のものを含む:ノニルフェノールエトキシレート、及び
直鎖アルコールエトキシレート。非イオン性界面活性剤
は、最適な表面のヌレ性のためにエトキシ化ノニルフェ
ノールを含有することが好ましい。
アニオン性界面活性剤 ペレット状プレソーク用組成物は、アニオン性界面活
性剤も約1ないし5重量%、好ましくはヌレ性のために
約2ないし4重量%、最も好ましくはヌレ性のために約
3重量%含有しても良い。好適なアニオン性界面活性剤
は限定はされないが以下のものを含む:スルフラミン、
α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウ
ム。アニオン性界面活性剤が最適なヌレ性のためにスル
フラミンを含有することが好ましい。
酵素 ペレット状プレソーク用組成物は、酵素も約0.01ない
し5.0重量%、好ましくは汚れの除去のために約0.5ない
し2.0重量%、及び最も好ましくは汚れ除去のために約
1.0重量%含有してもよい。好適な酵素は限定はされな
いが以下のものを含む:エスペラーゼ、アミラーゼ、リ
パーゼ、並びにそれらの組合わせ。エスペラーゼはタン
パク質を分解し、一方アミラーゼはデンプンを分解し、
リパーゼは脂肪を分解するのに役立つ。もし三つの酵素
がプレソーク用組成物中で使用されるならば、各々の酵
素に対する広い範囲が約0.1ないし5.0重量%になる。こ
のように、三つの異なる酵素を使用するならば、プレソ
ーク用試剤は15重量%まで含有し得る。
水 ペレット状プレソーク用組成物は、水も約1ないし30
重量%、好ましくは分散制御及びコストのために約1な
いし10重量%、最も好ましくは分散制御及びコストのた
めに約6.0重量%含有してよい。水は造粒工程において
手助けをし、並びにフィラーとしても作用する。
染料 ペレット状プレソーク用組成物は、染料を約0ないし
0.10重量%、好ましくは美観のために約0.05ないし0.07
重量%、最も好ましくは美観のために約0.06重量%含有
してよい。好適な染料はpH10以上で安定であるどのよう
な染料も含む。
芳香剤 ペレット状プレソーク用組成物は、芳香剤も約0ない
し0.5重量%、好ましくは美観のために約0.05ないし3
重量%、最も好ましくは美観のために約0.20重量%含有
してよい。好適な芳香剤は全体の系において適合するど
のようなものも含む。
ペレット状プレソーク用組成物はバッチ又は連続処理
により形成され得る。ペレット状プレソーク用組成物は
以下の方法に従い製造され得る。
プレソーク用ペレットの調製 ペレット状プレソーク用組成物はバッチ又は連続処理
により形成され得る。以下のものはバッチ製造工程の実
施例である。乾燥した25重量%の粉末若しくは粒状の金
属イオン封鎖剤、又はビルダーを100lb.の混合槽に充填
し、攪拌を始めた。その後、染料を4重量%の水に溶解
し、トリポリリン酸ナトリウム上にスプレーして、均一
な色になるまで攪拌を続ける。
次に、導電性フィラー(ソーダ灰)、非イオン性界面
活性剤(ノニルフェノールエトキシレート、エチレンオ
キシド単位)、アニオン性界面活性剤(スルフラミ
ン)、芳香剤、並びに酵素(エスペラーゼ)を攪拌継続
中に混合槽にこの順序で加え、プレ混合生成物を結果と
して形成させる。
プレ混合物をダブルロール及び鉛直スクリューを備え
たストロング−スコットにより製造されたモデル25C59
の造粒機に送り込む。スクリューはプレ混合物をロール
間に押し進めるのに役立つ。ロールは約15r.p.m.で回転
し、1時間当りペレット1,000lbs.の速度でペレットを
形成する。水圧力を2,200psig.にセットする。造粒機で
形成されたペレットは、0.5--メッシュのスクリーンを
取り付けた直径3フィートのスクリーナーの上に落ち
る。スクリーンはペレットのバリ取りに役立つ。微粉末
はリボンブレンダー又はナウタミキサーに戻されリサイ
クルされる。最終的なペレット製品は集められて、包装
される。
実施例6 以下の実施例はペレット状プレソーク用機能性組成物
を含む、この発明の水溶性袋の良好な溶解速度を示す。
以下の寸法を有する水溶性バッグをディスペンサーに挿
入する:長さ14インチ、幅7.5インチ、及び厚さ1.5ミ
ル、並びにペレット5ポンドを含み表Aにおいて示した
性質を有する、クリス・クラフト・インダストリーズ、
Inc.から購入されるポリビニルアルコールフィルムバッ
グを含むもの。成 分 wt% 1.トリポリリン酸ナトリウム 24 2.ソーダ灰 62.74 3.エトキシル酸塩9.5モルを有する エトキシル酸ノニルフェノール 3.00 4.スルフラミン 3.00 5.水 6.00 6.エスペラーゼ 1.00 7.染料 0.06 8.芳香剤 0.20 ペレットを含む水溶性袋を135ないし155゜Fの温度を
有する水と接触させて、溶液を形成する。形成させた溶
液を25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移す。槽内
が所望の濃度に達するのに3分未満であることが、イオ
ンセンサーによって測定された。
4. 一般用途用床及び壁のクリーナー並びに皿洗浄用ペ
レット 以下の一般用途用床及び壁のクリーナー並びに皿洗浄
用ペレットは、この発明の水溶性袋において使用され得
る。
フィラー 一般用途用ペレットは、約0ないし85重量%のフィラ
ーを含有し得る。好適なフィラーは限定はされないが以
下のものを含む:硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、及
び他の中性溶解塩。軟質金属の腐触を最少にするため
に、フィラーが硫酸ナトリウムを含有することが好まし
い。
アニオン性界面活性剤 一般用途用ペレットは、アニオン性界面活性剤を約5
ないし70重量%、好ましくはコスト及び性能の点で5な
いし35重量%含有し得る。好適なアニオン性界面活性剤
は、限定はされないが以下のものを含む:直鎖ドデシル
ベンゼンスルホン酸塩、アルコールエトキシ硫酸塩、ア
ルカノスルホン酸塩、アルカリ及びアルカリ金属土類
塩。高濃度のアニオン性界面活性剤は、容易に造粒され
得、並びに水中での溶解時に良好に溶解するようなペレ
ットをもたらす。しかし、低濃度のアニオン性界面活性
剤はより安価なペレットをもたらす。
非イオン性界面活性剤 含まれる一般用途用ペレットは、約0ないし30重量%
の非イオン性界面活性剤を含有し得る。アニオン性界面
活性剤2重量部ごとに非イオン性界面活性剤1重量部を
含むような量で、非イオン性界面活性剤を含むことが好
ましい。好適な非イオン性界面活性剤は、限定はされな
いが以下のものを含む:脂肪酸アミド、エチレンオキシ
ド、及び/又はアルコールのプロピレンオキシド付加
物。
腐蝕防止剤 一般用途用ペレットは、ケイ酸ナトリウム又はケイ酸
カリウム、好ましくはケイ酸ナトリウムのような低アル
カリケイ酸塩のような腐蝕防止剤を約0ないし5重量%
も含有して良い。M2O:SiO2比が約1:1よりも小さいこと
が好ましい。
任意の成分として、染料約0ないし1重量%及び芳香
剤約0ないし1重量%を含む。
一般用途用ペレットは、従来の高圧ペレット製造法に
よって形成される。その方法は、粒状又は粉末状の無水
材料を一緒にして、それらを混合してプレ混合生成物を
形成し、その後プレ混合物を造粒機に移す工程を含む。
任意の成分として軟化剤約0ないし3重量%、有機の
金属イオン封鎖剤約0ないし10重量%、並びに無機の金
属イオン封鎖剤約0ないし30重量%を含む。もう一つの
任意の成分は流動剤である。
実施例7 以下の実施例はペレット状一般用途用機能性組成物含
む、この発明の水溶性袋の良好な溶解速度を示す。以下
の寸法を有する水溶性袋をディスペンサーに挿入する:
長さ12インチ、幅7.5インチ、及び厚さ1.5ミル、並びに
ペレット4ポンドを含み表Aにおいて示した性質を有す
る、クリス・クラフト・インダストリーズ、Inc.から購
入されるポリビニルアルコールフィルムバッグを含むも
の。ペレットは以下の組成を有する。成 分 wt% 1.硫酸ナトリウム 82.4 2.直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸塩 14.7 2.低アルカリ性ケイ酸ナトリウム 1.0 4.染料 0.0075 5.ダイアトマセアスアース(流動剤) 1.0 6.緩和剤 0.3925 7.ポリアクリル酸ナトリウム 0.5 ペレットを含む水溶性袋を135ないし155゜Fの温度を
有する水と接触させて、溶液を形成する。形成させた溶
液を25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移す。槽内
が所望の濃度に達するのに3分10秒より短いことが、イ
オンセンサーによって測定された。
5.硬質表面用クリーナーペレット 以下のペレット状硬質表面用クリーナーは、この発明
の水溶性袋中で使用され得る。
ペレット状硬質表面用クリーナーは、緩衝剤を約12.0
ないし18.0重量%、好ましくは約15.0重量%含有し得
て、好適な緩衝剤は限定はされないが以下のものを含
む:炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸
ナトリウムの混合物、リン酸2ナトリウム、リン酸3ナ
トリウム、リン酸ナトリウム、リン酸2ナトリウム及び
リン酸3ナトリウムの混合物、四ホウ酸ナトリウム及び
ホウ砂のようなホウ酸塩、並びに炭酸塩及びリン酸塩の
組合わせ。好適な炭酸塩及びリン酸塩の混合物は、pH約
9ないし10を生じ、約1:1の重量比を有する。
好ましい緩衝剤は炭酸水素ナトリウムを含有する。
ペレット状硬質表面クリーナーは、アルカリ分及びア
ンモニウム源を約8.0ないし12.0重量%、好ましくは10.
0重量%含有し得る。好適な源は限定はされないが以下
のものを含む:炭酸水素アンモニウム、リン酸アンモニ
ウム、リン酸二アンモニウム、塩化アンモニウム及び炭
酸ナトリウムの混合物、並びに溶液中でアンモニウムイ
オンを形成し得る他の源。
アルカリ分及びアンモニウム源は弱いアルカリ性の源
を与え、使用者の満足を増加するようなアンモニアの源
としても役立つ。
この組成物は、アルカリ性源も約8.0ないし12.0重量
%、好ましくは約10.0重量%含有し得て、好適なアルカ
リ性源は限定はされないが以下のものを含む:ソーダ灰
(炭酸ナトリウム)、リン酸3ナトリウム、ホウ砂、ケ
イ酸アルカリ金属、等。
この組成物は、無機の金属イオン封鎖剤も約12.0ない
し18.0重量%、好ましくは15.0重量%含有し得る。好適
な金属イオン封鎖剤は、限定はされないが洗濯用洗浄剤
ペレットにおいて好適に使用されるものを含む。
金属イオン封鎖剤が、低密度トリポリリン酸ナトリウ
ム球を含むことが好ましい。球は粉砕され得るという点
で粉末以上に好ましく、結果としてより強く砕けにくい
ペレットをもたらす。
有機の金属イオン封鎖剤を無機の金属イオン封鎖剤と
置換えることができる。
ペレット状硬質表面クリーナーは、アニオン性界面活
性剤も約22.0ないし28.0重量%、好ましくは約25重量%
含有し得る。好適なアニオン性界面活性剤は、限定はさ
れないが以下のものを含む:ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、並びに非ペー
スト状であるペレットをもたらす他のアニオン性界面活
性剤。
アニオン性界面活性剤が、コストの理由でドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムを含有することが好まし
い。
ペレット状硬質表面用クリーナーは、非イオン性界面
活性剤も約22.0ないし28.0重量%、好ましくは約15.0重
量%含有し得る。そのような非イオン性界面活性剤は高
発泡性であればよい。好適な非イオン性界面活性剤は、
限定はされないが以下のものを含む:ノニルフェノール
及びオクチルフェノールのようなアルキルフェノールと
エチレンオキシドとの反応生成物である脂肪族アルコー
ルエトキシレート。
好ましい非イオン性界面活性剤は、7ないし10モルの
エチレンオキシドを有するオクチル及びノニルフェノー
ルを含む。
ペレット状硬質表面用クリーナーは、有機の金属イオ
ン封鎖剤も約8.0ないし12.0重量%、好ましくは約10.0
重量%含有し得る。
有機の金属イオン封鎖剤は、エチレンジアミン4酢酸
4ナトリウムを含有することが好ましい。
実施例8 以下の実施例はペレット状硬質表面用機能性組成物を
含む、この発明の水溶性袋の良好な溶解速度を示す。以
下の寸法を有する水溶性袋をディスペンサーに挿入す
る:長さ14インチ、幅7.5インチ、及び厚さ1.5ミル、並
びにペレット4ポンドを含み、表Aにおいて示した性質
を有する、クリス・クラフト・インダストリーズ、Inc.
から購入されるポリビニルアルコールフィルムバッグを
含む。成 分 wt% 1.炭酸水素ナトリウム 15.0 2.炭酸水素アンモニウム 10.0 2.低密度ソーダ灰 10.0 4.低密度トリポリリン酸ナトリウム 15.0 5.ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 25.0 6.ポリオキシエチル酸化アルコール 15.0 7.エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム 10.0 ペレットを含む水溶性袋を135ないし155゜Fの温度を
有する水と接触させて、溶液を形成する。形成させた溶
液を25ガロンの淡水の入った30ガロンの槽に移す。槽内
が所望の濃度に達するのに3分より短いことが、イオン
センサーによって測定された。
この発明の他の変更例は、前述の記述を考慮して当業
者には明らかになるだろう。この記述は、この発明を明
確に開示するような個々の態様の特定の実施例を与える
ように意図されたものである。従って、この発明は、こ
れらの態様又は特定の構成及びここで表わされるような
形状を有する成分の使用に限定されない。付記された特
許請求の範囲の真意及び広い範囲に従うこの発明の他の
全ての変更並びに変化例を含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ペレット状機能性材料を含む水溶性袋を包含
する製品を据えたディスペンサー装置の一部破断正面透
視図である。 第2図は、第1図で示されるペレット状機能性材料を含
む水溶性袋を包含する製品を更に水不浸透性外部包装に
包含させたものの一部破断正面図である。 第3図は、既に溶解してしまった水溶性容器に以前に封
入されていたペレット状機能性組成物の上に載せている
製品を据えたディスペンサーの中央を通って全体の切断
部の正面図である。 1……水不浸透性外部包装に入れた製品、2……水不浸
透性外部包装、2a……スリット、3……水溶性袋、4…
…ペレット、5……ディスペンサー、6……パーフォレ
ートゲート、7……パーフォレートゲートの隙間、8…
…棚、9……セーフティーゲート、10……セーフティー
ゲートの隙間、11……ノズル、11-……ノズル(上
方)、11--……ノズル(側方)、12……入口、13……ラ
イン、14……ディスペンサーハウジング、15……蓋、16
……製品、17……バルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−68266(JP,A) 実開 昭60−35065(JP,U)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)ケイ酸アルカリ金属約5ないし90重量%;及び (ii)金属イオン封鎖剤約1ないし90重量% を含有する製品。
  2. 【請求項2】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)中程度のpHの酸約50ないし100重量%;及び (ii)第4級の界面活性剤約50ないし100重量% を含有することを特徴とする製品。
  3. 【請求項3】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)金属イオン封鎖剤約10ないし70重量%; (ii)ケイ酸アルカリ金属約10ないし70重量%;及び (iii)漂白源約0.1ないし10重量% を含有する製品。
  4. 【請求項4】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)アルカリ金属の水酸化物約15ないし70重量%;及
    び (ii)無機の金属イオン封鎖剤約10ないし50重量% を含有することを特徴とする製品。
  5. 【請求項5】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)金属イオン封鎖剤約10ないし34重量%; (ii)導電性フィラー約10ないし70重量%; (iii)非イオン性界面活性剤約1ないし5重量%; (iv)水和水約1ないし5重量%;及び (v)酵素約0.01ないし15重量% を含有することを特徴とする製品。
  6. 【請求項6】液体の作用によりディスペンサーから使用
    場所に分配され得る製品であって、 (a)封止された水溶性容器;及び (b)該水溶性容器に含有された少なくとも200gのペレ
    ット状の水溶性又は分散可能な機能性組成物を該水溶性
    容器に含み、該水溶性容器が該ディスペンサー内に適合
    包含し、該ペレット状機能性組成物が、 (i)効果的な緩衝量の緩衝剤; (ii)中度のアルカリ度及び所望量のアンモニアを提供
    するために効果的な量のアルカリ及びアンモニウム源; (iii)金属イオン封鎖剤約8ないし30重量%;及び (iv)界面活性剤約12ないし28重量%; を含有する製品。
  7. 【請求項7】水溶性容器が水溶性袋を含有する請求項1
    ないし7のいずれか1項に記載の製品。
  8. 【請求項8】水溶性容器が湿気不浸透性外部包装内に封
    入されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
    製品。
  9. 【請求項9】水溶性容器がポリビニルアルコール、ポリ
    酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン、又はそれらの混合
    物から成る群より選ばれた水溶性ポリマーを含有する請
    求項1ないし7のいずれか1項に記載の製品。
  10. 【請求項10】それぞれのペレットが約2ないし30gの
    質量を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
    製品。
  11. 【請求項11】ペレット状機能性材料が約0.5ないし3
    分さらされるように、約40゜Fの最低水温及び約25ない
    し30psigの最低ノズル圧力を有する水スプレーを浴びさ
    せた時に水溶性容器が溶解する請求項1ないし7のいず
    れか1項に記載の製品。
  12. 【請求項12】 (a)ディスペンス装置内に以下の成分を含有する製品
    を載置する工程、 (i)封止された水溶性フィルム;及び (ii)容器内に包含されており、ケイ酸塩、アルカリ金
    属の水酸化物、もしくはそれらの混合物を含有する多数
    回使用量のペレット状の水溶性または分散性洗浄用組成
    物、 (b)ディスペンサー内に含まれた製品に水を注いで、
    フィルムを溶解して開口し、アルカリ洗浄濃縮物の用品
    を形成する工程、並びに (c)ディスペンサーからアルカリ洗浄濃縮物の用品を
    得る工程、 を具備する水系アルカリ洗浄用組成物を供給する方法。
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