JP2685722B2 - X線分析方法 - Google Patents
X線分析方法Info
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- JP2685722B2 JP2685722B2 JP6275583A JP27558394A JP2685722B2 JP 2685722 B2 JP2685722 B2 JP 2685722B2 JP 6275583 A JP6275583 A JP 6275583A JP 27558394 A JP27558394 A JP 27558394A JP 2685722 B2 JP2685722 B2 JP 2685722B2
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- ray
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- rays
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体検出器を用いた
X線分析方法に関するものである。
X線分析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体検出器を用いた全反射蛍
光X線分析においては、試料に含まれる微量成分を主に
分析するので、試料に照射される1次X線、すなわちX
線源に用いられるターゲット材の特性X線である励起X
線によるバックグラウンドが分析の大きな弊害となり、
励起X線の低エネルギー側の強度までも除去することが
必要となる。励起X線の強度がピークよりも低エネルギ
ー側に裾野を生じるのは、半導体検出器に入射した励起
X線によって発生した電子の一部が、半導体検出器の外
へ逃げるので信号値が低減するためである。
光X線分析においては、試料に含まれる微量成分を主に
分析するので、試料に照射される1次X線、すなわちX
線源に用いられるターゲット材の特性X線である励起X
線によるバックグラウンドが分析の大きな弊害となり、
励起X線の低エネルギー側の強度までも除去することが
必要となる。励起X線の強度がピークよりも低エネルギ
ー側に裾野を生じるのは、半導体検出器に入射した励起
X線によって発生した電子の一部が、半導体検出器の外
へ逃げるので信号値が低減するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
では、励起X線の低エネルギー側の強度を除去すること
がなされておらず、精度の高い分析ができない。
では、励起X線の低エネルギー側の強度を除去すること
がなされておらず、精度の高い分析ができない。
【0004】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、半導体検出器を用いたX線分析方法におい
て、半導体検出器に入射される高強度の測定対象外のX
線の強度を差し引いて、測定対象の2次X線の補償済み
強度を求めることが可能なX線分析方法を提供すること
を目的とする。
たもので、半導体検出器を用いたX線分析方法におい
て、半導体検出器に入射される高強度の測定対象外のX
線の強度を差し引いて、測定対象の2次X線の補償済み
強度を求めることが可能なX線分析方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の方法は、半導体検出器を用いたX線分析
方法において、分析対象元素を既知量蒸着させた標準試
料より発生した測定対象の2次X線の測定強度から前記
既知量に相当する強度を差し引くことにより、半導体検
出器に入射される高強度の測定対象外のX線について、
その波長に対する強度関係のプロフィールを求めてお
き、分析対象元素を含む未知試料より発生した測定対象
の2次X線の測定強度から前記測定対象外のX線のプロ
フィールの分を差し引いて、測定対象の2次X線の補償
済み強度を求める。このプロフィールは、実際にその波
長のX線が入射されていないにもかかわらず半導体検出
器から出力される電気信号による裾野部分を含んでい
る。このように、本発明の方法は、入射X線によらない
バックグラウンド成分を差し引いて測定対象の2次X線
の真の強度を求めることに特徴がある。
に、請求項1の方法は、半導体検出器を用いたX線分析
方法において、分析対象元素を既知量蒸着させた標準試
料より発生した測定対象の2次X線の測定強度から前記
既知量に相当する強度を差し引くことにより、半導体検
出器に入射される高強度の測定対象外のX線について、
その波長に対する強度関係のプロフィールを求めてお
き、分析対象元素を含む未知試料より発生した測定対象
の2次X線の測定強度から前記測定対象外のX線のプロ
フィールの分を差し引いて、測定対象の2次X線の補償
済み強度を求める。このプロフィールは、実際にその波
長のX線が入射されていないにもかかわらず半導体検出
器から出力される電気信号による裾野部分を含んでい
る。このように、本発明の方法は、入射X線によらない
バックグラウンド成分を差し引いて測定対象の2次X線
の真の強度を求めることに特徴がある。
【0006】
【作用および効果】請求項1の方法では、半導体検出器
に入射される高強度の測定対象外のX線について、標準
試料により、その波長に対する強度関係のプロフィール
を求めておき、測定対象の試料より発生した測定対象の
2次X線の強度から前記測定対象外のX線のプロフィー
ルの分を差し引いて、測定対象の2次X線の補償済み強
度を求めるので、精度の高いX線分析ができる。
に入射される高強度の測定対象外のX線について、標準
試料により、その波長に対する強度関係のプロフィール
を求めておき、測定対象の試料より発生した測定対象の
2次X線の強度から前記測定対象外のX線のプロフィー
ルの分を差し引いて、測定対象の2次X線の補償済み強
度を求めるので、精度の高いX線分析ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。まず、本実施例に用いるX線分析装置の概略を
説明する。図1に示すように、本実施例に用いるX線分
析装置においては、X線源21から発生した1次X線、
すなわちX線源21に用いられるターゲット材の特性X
線である励起X線22が、試料9,23に照射され、試
料9,23から発生した2次X線24が、半導体検出器
25に入射される。そして、その入射された2次X線2
4の強度が検出され、強度に相当する信号が波高値分別
回路のような分析器26に入力されて、2次X線24の
強度が分析測定される。ここで、前述したように、半導
体検出器25で検出される励起X線の強度がピークより
も低エネルギー側に裾野を生じる。その理由は、半導体
検出器に入射した励起X線によって発生した電子の一部
が、半導体検出器の外へ逃げるので信号値が低減するた
めであるが、これについて、詳しく説明する。
明する。まず、本実施例に用いるX線分析装置の概略を
説明する。図1に示すように、本実施例に用いるX線分
析装置においては、X線源21から発生した1次X線、
すなわちX線源21に用いられるターゲット材の特性X
線である励起X線22が、試料9,23に照射され、試
料9,23から発生した2次X線24が、半導体検出器
25に入射される。そして、その入射された2次X線2
4の強度が検出され、強度に相当する信号が波高値分別
回路のような分析器26に入力されて、2次X線24の
強度が分析測定される。ここで、前述したように、半導
体検出器25で検出される励起X線の強度がピークより
も低エネルギー側に裾野を生じる。その理由は、半導体
検出器に入射した励起X線によって発生した電子の一部
が、半導体検出器の外へ逃げるので信号値が低減するた
めであるが、これについて、詳しく説明する。
【0008】図2に半導体検出器の縦断面を示す。半導
体検出器は、X線1,2が入射される側から、P層をな
す金の薄膜3、P層をなし不感層であるシリコン膜4、
I層をなし有感層であるシリコン層5、N層をなし不感
層であるシリコン膜6、およびN層をなす金の薄膜7を
備えており、P層をなす金の薄膜3に対しN層をなす金
の薄膜7に高電圧がかけられている。半導体検出器への
入射X線(検出X線)1が完全に半導体検出器の検出有
効体積5中に吸収されるときは、そのX線のエネルギー
はすべて電子の運動エネルギーに変換され、発生した電
子流は半導体検出器へ接続された電子回路により波高値
(微小電圧)として測定可能信号になる(完全電荷収集
効果)。
体検出器は、X線1,2が入射される側から、P層をな
す金の薄膜3、P層をなし不感層であるシリコン膜4、
I層をなし有感層であるシリコン層5、N層をなし不感
層であるシリコン膜6、およびN層をなす金の薄膜7を
備えており、P層をなす金の薄膜3に対しN層をなす金
の薄膜7に高電圧がかけられている。半導体検出器への
入射X線(検出X線)1が完全に半導体検出器の検出有
効体積5中に吸収されるときは、そのX線のエネルギー
はすべて電子の運動エネルギーに変換され、発生した電
子流は半導体検出器へ接続された電子回路により波高値
(微小電圧)として測定可能信号になる(完全電荷収集
効果)。
【0009】ところが、検出器半導体表面3に近い所で
入射X線2が吸収されるときは、2次的に発生した電子
が、X線2が入射した方向とは逆方向の検出器有効体積
外に進むことがあり、このプロセスで発生する2次電子
は弾性・非弾性錯乱効果をともない、複雑な過程を経な
がら電子の持つエネルギーは減少し、同時に低エネルギ
ーを持つ電子の数の増加となる。この不完全な電荷収集
効果の発生の結果、波高値分布は低エネルギー側に裾野
を生じる。これは、測定対象外のX線2のエネルギー凖
位が低い程、その低エネルギー側の裾野のX線強度が強
くなることを意味し、その裾野と同じエネルギー凖位に
測定対象のX線が存在する場合に、この裾野が測定強度
に与える誤差の影響がより大きくなる。
入射X線2が吸収されるときは、2次的に発生した電子
が、X線2が入射した方向とは逆方向の検出器有効体積
外に進むことがあり、このプロセスで発生する2次電子
は弾性・非弾性錯乱効果をともない、複雑な過程を経な
がら電子の持つエネルギーは減少し、同時に低エネルギ
ーを持つ電子の数の増加となる。この不完全な電荷収集
効果の発生の結果、波高値分布は低エネルギー側に裾野
を生じる。これは、測定対象外のX線2のエネルギー凖
位が低い程、その低エネルギー側の裾野のX線強度が強
くなることを意味し、その裾野と同じエネルギー凖位に
測定対象のX線が存在する場合に、この裾野が測定強度
に与える誤差の影響がより大きくなる。
【0010】ここで、励起X線の強度がピークよりも低
エネルギー側に裾野を生じるのは、図1において、励起
X線22を照射された試料9,23から発生したコンプ
トン散乱線やレーリー散乱線24が、半導体検出器25
に入射するためであるとの考えもあるが、この影響は微
小である。これを確かめるため、X線管21および試料
9,23の代わりに、コンプトン散乱線やレーリー散乱
線を発生せずにMn −Kα線およびMn −Kβ線を発生
する放射性同位体である55Fe をX線源として、半導体
検出器25でMn −Kα線の強度を検出したところ、図
3に示すように、X線管21(図1)および試料9,2
3(図1)を用いたときと同様にピーク値ip を示すエ
ネルギーよりも低エネルギー側に裾野8を生じた。
エネルギー側に裾野を生じるのは、図1において、励起
X線22を照射された試料9,23から発生したコンプ
トン散乱線やレーリー散乱線24が、半導体検出器25
に入射するためであるとの考えもあるが、この影響は微
小である。これを確かめるため、X線管21および試料
9,23の代わりに、コンプトン散乱線やレーリー散乱
線を発生せずにMn −Kα線およびMn −Kβ線を発生
する放射性同位体である55Fe をX線源として、半導体
検出器25でMn −Kα線の強度を検出したところ、図
3に示すように、X線管21(図1)および試料9,2
3(図1)を用いたときと同様にピーク値ip を示すエ
ネルギーよりも低エネルギー側に裾野8を生じた。
【0011】本実施例では、励起X線のピークよりも低
エネルギー側の裾野の強度を取り除くために、図4に縦
断面で示すような標準試料9を用いる。例えば、図1に
おいて、励起X線22にW−Lβ線22を用いて、未知
試料23であるシリコンウエハ中の亜鉛から発生するZ
n −Kα線24の強度iを測定したいときには、図4の
ようにシリコンウエハ10に亜鉛11を既知量蒸着させ
た標準試料9を用意する。そして、図5に示すように、
この標準試料9から発生するZn −Kα線の強度Im を
測定し、その強度Im から既知であるZn −Kα線の真
の強度Iを差し引いて、励起X線であるW−Lβ線の裾
野の強度Ib を求めておく。
エネルギー側の裾野の強度を取り除くために、図4に縦
断面で示すような標準試料9を用いる。例えば、図1に
おいて、励起X線22にW−Lβ線22を用いて、未知
試料23であるシリコンウエハ中の亜鉛から発生するZ
n −Kα線24の強度iを測定したいときには、図4の
ようにシリコンウエハ10に亜鉛11を既知量蒸着させ
た標準試料9を用意する。そして、図5に示すように、
この標準試料9から発生するZn −Kα線の強度Im を
測定し、その強度Im から既知であるZn −Kα線の真
の強度Iを差し引いて、励起X線であるW−Lβ線の裾
野の強度Ib を求めておく。
【0012】次に、図6に示すように、未知試料から発
生するZn −Kα線の強度im を測定し、その強度im
から前記求めておいたW−Lβ線の裾野の強度Ib を差
し引くことにより、未知試料から発生するZn −Kα線
の真の強度iが求められる。亜鉛以外の元素について
も、同様に標準試料を作製して、その元素の特性X線に
対応するエネルギーでのW−Lβ線の裾野の強度を求め
ておけば、未知試料から発生するその元素の特性X線の
真の強度が求められる。なお、本実施例では、図1にお
けるX線管21のターゲット材としてタングステンを用
い、励起X線22としてW−Lβ線を発生させたが、タ
ーゲット材に金を用いて励起X線22としてAu −Lβ
線を発生させることや、ターゲット材にモリブデンを用
いて励起X線22としてMo −Lα線を発生させること
もできる。
生するZn −Kα線の強度im を測定し、その強度im
から前記求めておいたW−Lβ線の裾野の強度Ib を差
し引くことにより、未知試料から発生するZn −Kα線
の真の強度iが求められる。亜鉛以外の元素について
も、同様に標準試料を作製して、その元素の特性X線に
対応するエネルギーでのW−Lβ線の裾野の強度を求め
ておけば、未知試料から発生するその元素の特性X線の
真の強度が求められる。なお、本実施例では、図1にお
けるX線管21のターゲット材としてタングステンを用
い、励起X線22としてW−Lβ線を発生させたが、タ
ーゲット材に金を用いて励起X線22としてAu −Lβ
線を発生させることや、ターゲット材にモリブデンを用
いて励起X線22としてMo −Lα線を発生させること
もできる。
【0013】本発明は、測定対象のX線の強度から、検
出器に入射されたバックグラウンド成分を形成するX線
の強度を差し引くという一般的なX線分析の手法とは異
なり、測定対象のX線の強度から、半導体検出器25に
入射されていないにもかかわらずこの検出器25から出
力されてバックグラウンド成分となる電気信号(強度に
対応)を差し引くことに特徴がある。
出器に入射されたバックグラウンド成分を形成するX線
の強度を差し引くという一般的なX線分析の手法とは異
なり、測定対象のX線の強度から、半導体検出器25に
入射されていないにもかかわらずこの検出器25から出
力されてバックグラウンド成分となる電気信号(強度に
対応)を差し引くことに特徴がある。
【0014】本発明を利用したX線分析装置において
は、前述のようにして求めたバックグラウンドとなる裾
野の強度Ib をメモリに記憶させておき、演算器により
未知試料の測定データから裾野の強度Ib を減算するこ
とにより、自動的にデータ処理を行う。これにより、精
度の高いX線分析を迅速に行うことができる。
は、前述のようにして求めたバックグラウンドとなる裾
野の強度Ib をメモリに記憶させておき、演算器により
未知試料の測定データから裾野の強度Ib を減算するこ
とにより、自動的にデータ処理を行う。これにより、精
度の高いX線分析を迅速に行うことができる。
【0015】以上のように、本実施例では、半導体検出
器に入射される励起X線について、標準試料により、そ
の波長に対する強度関係のプロフィールを求めておき、
未知試料より発生した測定対象の2次X線の強度から前
記励起X線のプロフィールの分を差し引いて、測定対象
の2次X線の補償済み強度を求めるので、精度の高いX
線分析ができる。
器に入射される励起X線について、標準試料により、そ
の波長に対する強度関係のプロフィールを求めておき、
未知試料より発生した測定対象の2次X線の強度から前
記励起X線のプロフィールの分を差し引いて、測定対象
の2次X線の補償済み強度を求めるので、精度の高いX
線分析ができる。
【図1】本実施例に用いるX線分析装置の概略図であ
る。
る。
【図2】半導体検出器の縦断面図である。
【図3】放射性同位体である55Fe をX線源として、半
導体検出器で検出したMn −Kα線の強度を示す図であ
る。
導体検出器で検出したMn −Kα線の強度を示す図であ
る。
【図4】本実施例で用いる標準試料の縦断面図である。
【図5】本実施例において標準試料を用いて求めた励起
X線であるW−Lβ線の裾野の強度を示す図である。
X線であるW−Lβ線の裾野の強度を示す図である。
【図6】本実施例において求めた未知試料から発生する
Zn −Kα線の真の強度を示す図である。
Zn −Kα線の真の強度を示す図である。
9…標準試料、23…測定対象の試料、25…半導体検
出器、Ib …測定対象外のX線の強度、im …測定対象
の2次X線の強度、i…測定対象の2次X線の補償済み
強度。
出器、Ib …測定対象外のX線の強度、im …測定対象
の2次X線の強度、i…測定対象の2次X線の補償済み
強度。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体検出器を用いたX線分析方法にお
いて、分析対象元素を既知量蒸着させた標準試料より発生した
測定対象の2次X線の測定強度から前記既知量に相当す
る強度を差し引くことにより、 半導体検出器に入射され
る高強度の測定対象外のX線について、その波長に対す
る強度関係のプロフィールを求めておき、分析対象元素を含む未知 試料より発生した測定対象の2
次X線の測定強度から前記測定対象外のX線のプロフィ
ールの分を差し引いて、測定対象の2次X線の補償済み
強度を求めることを特徴とするX線分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275583A JP2685722B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | X線分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275583A JP2685722B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | X線分析方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08114563A JPH08114563A (ja) | 1996-05-07 |
JP2685722B2 true JP2685722B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=17557485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275583A Expired - Lifetime JP2685722B2 (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | X線分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2685722B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL180482A0 (en) * | 2007-01-01 | 2007-06-03 | Jordan Valley Semiconductors | Inspection of small features using x - ray fluorescence |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2928688B2 (ja) * | 1992-09-07 | 1999-08-03 | 株式会社東芝 | 汚染元素分析方法及び装置 |
JPH06174663A (ja) * | 1992-12-01 | 1994-06-24 | Toshiba Corp | 汚染元素分析方法 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP6275583A patent/JP2685722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08114563A (ja) | 1996-05-07 |
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