JP2681411B2 - 植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置 - Google Patents
植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置Info
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- JP2681411B2 JP2681411B2 JP21326090A JP21326090A JP2681411B2 JP 2681411 B2 JP2681411 B2 JP 2681411B2 JP 21326090 A JP21326090 A JP 21326090A JP 21326090 A JP21326090 A JP 21326090A JP 2681411 B2 JP2681411 B2 JP 2681411B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、農作物や花卉等の栽培植物やその栽培土壌
(試料)に施す、様々な薬剤の薬効を調べる為に、多種
類の試作薬液を、多数の被施与試料に次々に自動的に噴
霧出来る様に構成した、植物試験栽培等用の薬液自動噴
霧装置に関する。
(試料)に施す、様々な薬剤の薬効を調べる為に、多種
類の試作薬液を、多数の被施与試料に次々に自動的に噴
霧出来る様に構成した、植物試験栽培等用の薬液自動噴
霧装置に関する。
(従来の技術) 上記の如き試験を行うには、従来は、ポット植えした
植物やポットに詰めた土壌等の試料を噴霧室に持ち込
み、スプレーガンを使って各種の試作薬剤を此等の試料
に噴霧し、それらの薬剤の薬効比較を行っていた。そし
て、この噴霧作業は専ら人手に頼っていた。
植物やポットに詰めた土壌等の試料を噴霧室に持ち込
み、スプレーガンを使って各種の試作薬剤を此等の試料
に噴霧し、それらの薬剤の薬効比較を行っていた。そし
て、この噴霧作業は専ら人手に頼っていた。
(発明が解決しようとする課題) その為、上記噴霧作業には、以下に列挙した如き様々
の要解決課題が残されていた。
の要解決課題が残されていた。
a) 上記薬効比較試験は、薬剤の種類の他に、その使
用濃度を変えたり、複数種類の薬剤の調合を変えたりし
て行うので、1回の試験の為に用意される薬液の種類と
試料の数は極めて多く、噴霧室への顔料の出し入れを人
手に頼る方法では、余りにも時間と人手が掛かり過ぎて
いた。
用濃度を変えたり、複数種類の薬剤の調合を変えたりし
て行うので、1回の試験の為に用意される薬液の種類と
試料の数は極めて多く、噴霧室への顔料の出し入れを人
手に頼る方法では、余りにも時間と人手が掛かり過ぎて
いた。
b) 噴霧室内に浮遊する薬液蒸気を作業者が吸入する
と言う、健康管理上の問題が有った。
と言う、健康管理上の問題が有った。
c) スプレーガンを手で振り回して、試料全体に薬液
を吹き付ける方法では、各試料に均等に薬液を施すこと
が難しく、試験結果の信頼性に問題が有った。
を吹き付ける方法では、各試料に均等に薬液を施すこと
が難しく、試験結果の信頼性に問題が有った。
d) 植物の地上部を対象とした噴霧と、その栽培土壌
を対象とした噴霧とを、連続的に効率良く行うことが出
来なかった。
を対象とした噴霧とを、連続的に効率良く行うことが出
来なかった。
e) 試験中に薬液の種類を切り替える都度、スプレー
ガンや給液パイプ内を洗浄する作業に、多くの時間と手
間を要していた。
ガンや給液パイプ内を洗浄する作業に、多くの時間と手
間を要していた。
そこで、本発明の目的は、噴霧室への試料の出し入
れ、噴霧操作、薬液の種類の切替毎に行う噴霧装置の洗
浄、等の一連の作業を略全面的に自動化させると共に、
複数の試料供給ラインに同時に薬液噴霧を行なうことも
出来て、上記従来の問題点を概ね解消させ得る様に構成
した、植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置を提供する
にある。
れ、噴霧操作、薬液の種類の切替毎に行う噴霧装置の洗
浄、等の一連の作業を略全面的に自動化させると共に、
複数の試料供給ラインに同時に薬液噴霧を行なうことも
出来て、上記従来の問題点を概ね解消させ得る様に構成
した、植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置を提供する
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に、本発明による植物試験栽
培等用の薬液自動噴霧装置は、 栽培ポット等の試料201を載置する、水平回転、上下
動及び水平移動可能な回転載物台1を備えた、略気密な
噴霧室A1と、 上下に首振動可能に且つ試料に対して前後動可能に前
記噴霧室A1内に垂設され、前記試料201に薬液を噴霧す
る噴霧装置E1と、 栽培土壌等の試料202を載置する固定載物台2を備え
た、略気密な噴霧室A2と、 前記固定載物台2の面積の範囲内で前後左右に移動可
能に前記噴霧室A2内に垂設され、前記試料202に薬液を
噴霧する噴霧装置E2と、 互いに隣接させて設けた前記噴霧室A1及び噴霧室A2
の、前記噴霧装置E1及びE2に共用される薬液供給部Dと
を備える構成とした。
培等用の薬液自動噴霧装置は、 栽培ポット等の試料201を載置する、水平回転、上下
動及び水平移動可能な回転載物台1を備えた、略気密な
噴霧室A1と、 上下に首振動可能に且つ試料に対して前後動可能に前
記噴霧室A1内に垂設され、前記試料201に薬液を噴霧す
る噴霧装置E1と、 栽培土壌等の試料202を載置する固定載物台2を備え
た、略気密な噴霧室A2と、 前記固定載物台2の面積の範囲内で前後左右に移動可
能に前記噴霧室A2内に垂設され、前記試料202に薬液を
噴霧する噴霧装置E2と、 互いに隣接させて設けた前記噴霧室A1及び噴霧室A2
の、前記噴霧装置E1及びE2に共用される薬液供給部Dと
を備える構成とした。
そして、前記薬液供給部Dは、薬液の種類が夫々異な
る複数の薬液容器7を、その供給ステーション71から前
記噴霧装置E1に向けて順次移送し、且つ、空になった前
記薬液容器7をその取出ステーション72に向けて移送す
る構成を備えており、 前記噴霧装置E1の設置箇所に移送された前記薬液容器
7を、薬液吸入部位96にもたらす薬液容器上昇機構Fを
付設するとよい。
る複数の薬液容器7を、その供給ステーション71から前
記噴霧装置E1に向けて順次移送し、且つ、空になった前
記薬液容器7をその取出ステーション72に向けて移送す
る構成を備えており、 前記噴霧装置E1の設置箇所に移送された前記薬液容器
7を、薬液吸入部位96にもたらす薬液容器上昇機構Fを
付設するとよい。
又、前記噴霧装置E1の薬液吸入部位96と、前記噴霧装
置E2とを、吸気切替弁97、調圧弁98及び給液切替弁99を
介して、ホース8a及び8bにより接続するとよい。
置E2とを、吸気切替弁97、調圧弁98及び給液切替弁99を
介して、ホース8a及び8bにより接続するとよい。
前記薬液容器昇降機構Fに、前記噴霧装置E1,E2を洗
滌する洗滌機構Gを付設すると共に、前記薬液吸入部位
96を、前記薬液容器7又は前記洗滌機構Gの洗滌液容器
125の位置に選択的にもたらす選択移動手段90,91を設け
るとよい。
滌する洗滌機構Gを付設すると共に、前記薬液吸入部位
96を、前記薬液容器7又は前記洗滌機構Gの洗滌液容器
125の位置に選択的にもたらす選択移動手段90,91を設け
るとよい。
前記噴霧室A1又はA2には、前記回転載物台1又は固定
載物台2上に複数の前記試料201又は202を順次供給す
る、搬入装置B1又はB2を連設するとよい。
載物台2上に複数の前記試料201又は202を順次供給す
る、搬入装置B1又はB2を連設するとよい。
前記搬入装置B1又はB2には、複数の前記試料201又は2
02を載せたトレー200を前記噴霧室A1又はA2の入口迄搬
送するベルトコンベア33等の搬送手段と、該搬送手段の
末端に移動された前記トレー200を、前記載物台1又は
2上に押しやる載替機構40とを設けるとよい。
02を載せたトレー200を前記噴霧室A1又はA2の入口迄搬
送するベルトコンベア33等の搬送手段と、該搬送手段の
末端に移動された前記トレー200を、前記載物台1又は
2上に押しやる載替機構40とを設けるとよい。
前記噴霧室A1又はA2には、前記載物台1又は2上の前
記試料201又は202を、夫々噴霧室A1又はA2の外に搬出す
る搬出装置C1又はC2を連設するとよい。
記試料201又は202を、夫々噴霧室A1又はA2の外に搬出す
る搬出装置C1又はC2を連設するとよい。
前記搬出装置C1又はC2は、前記載物台1又は2上の前
記トレー200の縁を引っ掛けて前記噴霧室A1又はA2の外
に引き出す、上下に回動可能な引出杆59を設けた引出機
構55と、引き出されたトレー200を所定箇所に搬送する
ベルトコンベア54等の搬送手段とを設けるとよい。
記トレー200の縁を引っ掛けて前記噴霧室A1又はA2の外
に引き出す、上下に回動可能な引出杆59を設けた引出機
構55と、引き出されたトレー200を所定箇所に搬送する
ベルトコンベア54等の搬送手段とを設けるとよい。
そして、前記薬液容器7内の薬液を撹拌する撹拌手段
Hとして、該薬液容器7内の薬液に不活性ガスを吹き込
む送気チューブ130を、その先端が前記薬液吸入部位96
の先端に隣接する状態で配設するとよい。
Hとして、該薬液容器7内の薬液に不活性ガスを吹き込
む送気チューブ130を、その先端が前記薬液吸入部位96
の先端に隣接する状態で配設するとよい。
又、前記噴霧室A1には、この室内を排気する排気能力
調節可能な排気手段として、ダンパ21を組込んだダクト
22を設るとよい。
調節可能な排気手段として、ダンパ21を組込んだダクト
22を設るとよい。
更に、前記噴霧室A1には、この室内の雰囲気に対流を
生じさせる気流発生手段として、フアン23を付設すると
よい。
生じさせる気流発生手段として、フアン23を付設すると
よい。
(作 用) 噴霧室Aの外に待機する多数個の試料は、搬入装置B
によって順次噴霧室A内の載物台1(2)上に移され
る。
によって順次噴霧室A内の載物台1(2)上に移され
る。
一方、薬液供給ステーション71上に待機する多数個の
薬液容器7は、薬液供給部Dによって噴霧室A内に設置
された噴霧装置Eの設置個所に移送され、薬液容器昇降
機構Fによって噴霧装置Eの薬液吸入部位96にもたらさ
れる。
薬液容器7は、薬液供給部Dによって噴霧室A内に設置
された噴霧装置Eの設置個所に移送され、薬液容器昇降
機構Fによって噴霧装置Eの薬液吸入部位96にもたらさ
れる。
この状態で、噴霧装置Eが、薬液容器7内の薬液を試
料に噴霧する。
料に噴霧する。
次いで、空になった薬液容器7は、再び薬液供給装置
Dによって取出ステーション72に移送される。
Dによって取出ステーション72に移送される。
そして、異種の薬液を入れた薬液容器7に取り替える
都度、噴霧装置Eは洗浄機構Gによって洗浄される。
都度、噴霧装置Eは洗浄機構Gによって洗浄される。
又、沈降性成分を含む薬液に就いては、撹拌機構Hに
よって薬液容器内の薬液が撹拌される。
よって薬液容器内の薬液が撹拌される。
更に、複数の噴霧室Aを並設した場合には、各々の噴
霧室Aに搬入される試料に同時に薬液が噴霧される。
霧室Aに搬入される試料に同時に薬液が噴霧される。
薬液自動噴霧装置の上記一連の作動は、コンピュータ
を内臓する制御装置300によって自動的に行われる。
を内臓する制御装置300によって自動的に行われる。
(実 施 例) 以下に、図面を参照し乍ら本発明の一実施例を説明す
る。
る。
先ず、薬液自動噴霧装置全体の該略構成を、その平面
図としての第3図によって説明すると、Aは噴霧室で、
その内部には、装置の前後(図では上下)方向に第1の
噴霧室A1と第2の噴霧室A2とを設けている。
図としての第3図によって説明すると、Aは噴霧室で、
その内部には、装置の前後(図では上下)方向に第1の
噴霧室A1と第2の噴霧室A2とを設けている。
第1の噴霧室A1の床面には回転載物台(載物台)1
が、又、第2の噴霧室A2の床面には固定載物台(載物
台)2が夫々設置されている。
が、又、第2の噴霧室A2の床面には固定載物台(載物
台)2が夫々設置されている。
第1噴霧室A1及び第2噴霧室A2の夫々の入口3及び4
には、多数の試料、この場合は、多数個のトレー200に
夫々複数個宛載せられた、植物の栽培ポット201及び栽
培土壌を詰めたポット202を、回転載物台1及び固定載
物台2上に夫々順次移送するコンベア式の搬入装置B1及
びB2の各末端側が連接されている。
には、多数の試料、この場合は、多数個のトレー200に
夫々複数個宛載せられた、植物の栽培ポット201及び栽
培土壌を詰めたポット202を、回転載物台1及び固定載
物台2上に夫々順次移送するコンベア式の搬入装置B1及
びB2の各末端側が連接されている。
又、第1の噴霧室A1及び第2の噴霧室A2の夫々の出口
5及び6には、薬液処理済の試料を室外に搬出するコン
ベア式の搬出装置C1及びC2の各始端側が連接されてい
る。
5及び6には、薬液処理済の試料を室外に搬出するコン
ベア式の搬出装置C1及びC2の各始端側が連接されてい
る。
Dは薬液供給部で、第1及び第2の噴霧室A1及びA2の
中間箇所に於いて、装置の左右方向に設置され、種類の
異なる薬液を入れた多数の薬液容器7を整列状に待機さ
せて、順次噴霧装置に供給する様に構成されている。
中間箇所に於いて、装置の左右方向に設置され、種類の
異なる薬液を入れた多数の薬液容器7を整列状に待機さ
せて、順次噴霧装置に供給する様に構成されている。
第1の噴霧室A1の上方部には第1の噴霧装置E1が、
又、第2の噴霧室A2の上方部には第2の噴霧装置E2が夫
々設置されている。
又、第2の噴霧室A2の上方部には第2の噴霧装置E2が夫
々設置されている。
第1の噴霧装置E1の下側には、薬液容器7内の薬液を
噴霧装置E1の薬液吸入部位96にもたらす薬液容器昇降機
構Fが設けられている。第2の噴霧装置E2の薬液吸入口
は、ホース8a,8bを介して薬液吸入部位96に連らなって
いる。
噴霧装置E1の薬液吸入部位96にもたらす薬液容器昇降機
構Fが設けられている。第2の噴霧装置E2の薬液吸入口
は、ホース8a,8bを介して薬液吸入部位96に連らなって
いる。
薬液容器昇降機構Fには、噴霧装置E1,E2を洗浄する
洗浄機構Gと、薬液容器内を撹拌する撹拌機構Hとが付
設されている。
洗浄機構Gと、薬液容器内を撹拌する撹拌機構Hとが付
設されている。
次に、薬液自動噴霧装置の細部の構成を順次説明す
る。
る。
先ず、回転載物台1は、第4,5図に示した様に、トレ
ー200を載せるターンテーブル9を回転させるスプライ
ン軸10を、モータ11によりギア12を介して駆動させる様
になっている。そして、ターンテーブル9を上下動させ
る為に、スプライン軸10に平行させて、モータ13により
駆動される螺杆14を立設し、この螺杆14の上端に螺着し
て上下動部材15を、ターンテール9の直下に於いてスプ
ライン軸10に挿嵌させている。
ー200を載せるターンテーブル9を回転させるスプライ
ン軸10を、モータ11によりギア12を介して駆動させる様
になっている。そして、ターンテーブル9を上下動させ
る為に、スプライン軸10に平行させて、モータ13により
駆動される螺杆14を立設し、この螺杆14の上端に螺着し
て上下動部材15を、ターンテール9の直下に於いてスプ
ライン軸10に挿嵌させている。
この回転載物台1は、その全体を第1の噴霧装置E1に
近付き又は遠ざかる方向に水平に移動させられる様、上
記の回転及び上下動機構も含めて架台16に載架し、レー
ル17に載せたこの架台16を、リニアモータ18等によって
往復動させる様にしている。
近付き又は遠ざかる方向に水平に移動させられる様、上
記の回転及び上下動機構も含めて架台16に載架し、レー
ル17に載せたこの架台16を、リニアモータ18等によって
往復動させる様にしている。
気密に構成された第1の噴霧室A1には、第2図の様
に、その底部に落下薬液を集めるドレン19を設け、その
下方に薬液回収容器20を据え置いている。又、第1の噴
霧室A1の上部には、室内の排気手段として、ダンパ21を
組込んだダクト22を設け、下部には、噴霧室A1内の雰囲
気の組成を一様にする為の、気流発生手段としてのフア
ン23を設置している。
に、その底部に落下薬液を集めるドレン19を設け、その
下方に薬液回収容器20を据え置いている。又、第1の噴
霧室A1の上部には、室内の排気手段として、ダンパ21を
組込んだダクト22を設け、下部には、噴霧室A1内の雰囲
気の組成を一様にする為の、気流発生手段としてのフア
ン23を設置している。
次に、搬入装置B1は、第1図、第3図及び第6,7図に
示した構成を備えている。
示した構成を備えている。
即ち、1対の台車30,30間に水平に架設された樋状の
フレーム31の上側には、モータ32(第3図)により駆動
されてトレー200を移送する、搬送手段としてのベルト
コンベア33が組付けられている。
フレーム31の上側には、モータ32(第3図)により駆動
されてトレー200を移送する、搬送手段としてのベルト
コンベア33が組付けられている。
34(第7図)はフレーム31の末端に取着されてトレー
200の移動を停止させるストッパで、シリンダ35により
駆動される止ピン36が、ベルトコンベア33の末端部上面
に出没する様になっている。
200の移動を停止させるストッパで、シリンダ35により
駆動される止ピン36が、ベルトコンベア33の末端部上面
に出没する様になっている。
フレーム31には、ベルトコンベア33の末端迄移送され
たトレー200を、回転載物台1上に載せ替える為の載替
機構40が組込まれている。
たトレー200を、回転載物台1上に載せ替える為の載替
機構40が組込まれている。
この載替機構40は、第6,7図の様に樋状のフレーム31
の底部の長手方向にロッドレスシリンダ41を配設し、そ
の滑動子42には、フレーム31の両内側面にガイドされて
往復動する滑動板43の一端側を取着し、滑動板43の他端
側に取着した基板44に、トレー200の後端を回転載物台
1上に向けて押しやる押圧部45を組付けて構成されてい
る。
の底部の長手方向にロッドレスシリンダ41を配設し、そ
の滑動子42には、フレーム31の両内側面にガイドされて
往復動する滑動板43の一端側を取着し、滑動板43の他端
側に取着した基板44に、トレー200の後端を回転載物台
1上に向けて押しやる押圧部45を組付けて構成されてい
る。
この押圧部45は、第7図に示した様に基板44に取着さ
れたシリンダ46によって、コンベアの上面に出没される
押圧板47が、その突出時にトレー200の後端に当接され
る様に構成されている。
れたシリンダ46によって、コンベアの上面に出没される
押圧板47が、その突出時にトレー200の後端に当接され
る様に構成されている。
尚、第1の噴霧室A1の入口3には、ロッドレスシリン
ダ48により開閉されるシャッタ49を設けている。
ダ48により開閉されるシャッタ49を設けている。
次に、第1図、第3図及び第8図に示した搬出装置C1
は、1対の台車51,51間に水平に架設した樋状のフレー
ム52の上側に、モータ53(第3図)により駆動されるベ
ルトコンベア54を、搬送手段として組付けている。そし
て、ベルトコンベア54の始端側には、回転載物台1上の
トレー200をベルトコンベア54上に引き出す為の引出機
構55を設けている。
は、1対の台車51,51間に水平に架設した樋状のフレー
ム52の上側に、モータ53(第3図)により駆動されるベ
ルトコンベア54を、搬送手段として組付けている。そし
て、ベルトコンベア54の始端側には、回転載物台1上の
トレー200をベルトコンベア54上に引き出す為の引出機
構55を設けている。
この引出機構55は、第8図の様にフレーム52上の長手
方向に設置したロッドレスシリンダ56の滑動子57に、ロ
ータリーアクチュエータ58を取着し、その水平回動軸
に、トレー200の縁を引っ掛ける引出杆59を軸嵌させた
構成を備えている。
方向に設置したロッドレスシリンダ56の滑動子57に、ロ
ータリーアクチュエータ58を取着し、その水平回動軸
に、トレー200の縁を引っ掛ける引出杆59を軸嵌させた
構成を備えている。
尚、第1の噴霧室A1の出口5には、ロッドレスシリン
ダ60によって開閉されるシャッタ61を設けている。
ダ60によって開閉されるシャッタ61を設けている。
第2の噴霧室A2に連設した第2の搬入装置B2は、第1
の搬入装置B1と同じ構造を備えている。又、第2の搬出
装置C2の構成は、第1の搬送装置C1のそれと同様であ
る。
の搬入装置B1と同じ構造を備えている。又、第2の搬出
装置C2の構成は、第1の搬送装置C1のそれと同様であ
る。
次に、薬液異供給部Dは、第9,10図に示した様に、第
1の噴霧装置E1の下方に於いて、その左右方向に配設さ
れたガイドレール70と、このガイドレール一70の始端
(図の左端)に接して配置され、薬液を入れた多数の薬
液容器7を待機させる供給ステーション71と、終端に接
して配置され、空の薬液容器7を取り出す取出ステーシ
ョン72とを備えている。
1の噴霧装置E1の下方に於いて、その左右方向に配設さ
れたガイドレール70と、このガイドレール一70の始端
(図の左端)に接して配置され、薬液を入れた多数の薬
液容器7を待機させる供給ステーション71と、終端に接
して配置され、空の薬液容器7を取り出す取出ステーシ
ョン72とを備えている。
この場合、薬液容器7としては試験管を用い、5本宛
の薬液容器7を容器入スタンド73に縦列状に並べて収容
する様にしている。
の薬液容器7を容器入スタンド73に縦列状に並べて収容
する様にしている。
74はロッドレスシリンダで、供給ステーション71上
に、ガイドレール70と平行状に並べられて待機する複数
の容器スタンド73のうち最前列のものを、順次ガイドレ
ール70上に押し出す役割を果たす。
に、ガイドレール70と平行状に並べられて待機する複数
の容器スタンド73のうち最前列のものを、順次ガイドレ
ール70上に押し出す役割を果たす。
この押し出された容器スタンド73は、ガイドレール70
上を噴霧装置E1に直下に移送され、薬液を噴霧装置E1に
吸い上げられた後、ガイドレール73上を更に移送されて
その末端に達して、シリンダ75により取出ステーション
72上に移される様になっている。
上を噴霧装置E1に直下に移送され、薬液を噴霧装置E1に
吸い上げられた後、ガイドレール73上を更に移送されて
その末端に達して、シリンダ75により取出ステーション
72上に移される様になっている。
各容器スタンド73の裏面には、薬液容器7の立設間隔
に対応した間隔を隔てた5箇所に、係合用穴73aを設け
ている。
に対応した間隔を隔てた5箇所に、係合用穴73aを設け
ている。
そして、ガイドレール70の左半部の下方には、容器ス
タンド73を、ガイドレール70の始端から噴霧装置E1の直
下まで移動させるロッドレスシリンダ76を設け、その移
動子77には、係合用穴73a内に出没する係合子78aを取着
したシリンダ78を立設している。
タンド73を、ガイドレール70の始端から噴霧装置E1の直
下まで移動させるロッドレスシリンダ76を設け、その移
動子77には、係合用穴73a内に出没する係合子78aを取着
したシリンダ78を立設している。
79は、噴霧装置E1の直下に達した容器スタンド73を、
薬液容器7相互間の間隔分宛前進させる歩進用シリンダ
で、その作動杆79aには、係合用穴73aに出没する係合子
80aを設けたシリンダ80を立設している。
薬液容器7相互間の間隔分宛前進させる歩進用シリンダ
で、その作動杆79aには、係合用穴73aに出没する係合子
80aを設けたシリンダ80を立設している。
81はロッドレスシリンダで、ガイドレール70の右半部
の下方に設置されて、空になった容器スタンド73を、ガ
イドレール70の末端まで移動させる役割を果たし、その
移動子82には、前記係合用穴73a内に出没する係合子83a
を設けたシリンダ83を立設している。
の下方に設置されて、空になった容器スタンド73を、ガ
イドレール70の末端まで移動させる役割を果たし、その
移動子82には、前記係合用穴73a内に出没する係合子83a
を設けたシリンダ83を立設している。
次に、第1の噴霧装置E1を示した第11〜14図に於い
て、90は可動基盤で、第1の噴霧室A1の天井に取着した
ガイドレール90aに支持され、シリンダ91によって噴霧
室A1の前後方向に所定距離往復動出来る様になってお
り、可動基盤90及びシリンダ91は、後述する第1の噴霧
装置E1の薬液吸入部位96を、薬液容器7と、後述する洗
浄機構Gの洗浄易容器125との、各上方位置に選択的に
もたらす選択移動手段を構成している。
て、90は可動基盤で、第1の噴霧室A1の天井に取着した
ガイドレール90aに支持され、シリンダ91によって噴霧
室A1の前後方向に所定距離往復動出来る様になってお
り、可動基盤90及びシリンダ91は、後述する第1の噴霧
装置E1の薬液吸入部位96を、薬液容器7と、後述する洗
浄機構Gの洗浄易容器125との、各上方位置に選択的に
もたらす選択移動手段を構成している。
92は可動基盤90に垂設したフレームで、第1の噴霧装
置E1の本体をなす第1のエアースプレーガン93が、その
水平支軸94の周りに上下に首振動可能に組付けられてい
る。95は支軸94を回動させるサーボモータである。
置E1の本体をなす第1のエアースプレーガン93が、その
水平支軸94の周りに上下に首振動可能に組付けられてい
る。95は支軸94を回動させるサーボモータである。
96は吸液チューブからなる薬液吸入部位で、フレーム
92の下端部に垂設されている。
92の下端部に垂設されている。
エアースプレーガン93の給気口93aは、電磁式の給気
切替弁97及び調圧弁98を介して、圧縮空気の供給源I,J
(第2図参照)に接続されている。又、薬液を吸入する
吸液口93bは、電磁式の給液切替弁99を介して、薬液吸
入部位96の上端に接続されている。
切替弁97及び調圧弁98を介して、圧縮空気の供給源I,J
(第2図参照)に接続されている。又、薬液を吸入する
吸液口93bは、電磁式の給液切替弁99を介して、薬液吸
入部位96の上端に接続されている。
次に、第2の噴霧装置E2は、第13,14図に示した様
に、第2の噴霧室A2の天井部に設けた前後・左右動機構
100に垂設した取付杆101の下端に、第2の噴霧装置E2の
本体部をなす第2のエアースプレーガン102を下向きに
取り付けた構成を備えている。
に、第2の噴霧室A2の天井部に設けた前後・左右動機構
100に垂設した取付杆101の下端に、第2の噴霧装置E2の
本体部をなす第2のエアースプレーガン102を下向きに
取り付けた構成を備えている。
前後・左右動機構100は、第2の噴霧室A2の天井部
に、装置の左右方向に第1の螺杆103を配設し、この螺
杆103に螺合された第1の移動子104に、第1の螺杆103
と直交方向に第2の螺杆105を取着し、この螺杆105に螺
着した移動子106に、取付杆101を垂設した構成を備えて
いる。
に、装置の左右方向に第1の螺杆103を配設し、この螺
杆103に螺合された第1の移動子104に、第1の螺杆103
と直交方向に第2の螺杆105を取着し、この螺杆105に螺
着した移動子106に、取付杆101を垂設した構成を備えて
いる。
107は第1の螺杆103の取付用フレーム、108は螺杆103
を回動させるパルスモータ、109は第2の螺杆105の取付
用フレーム、110は螺杆105を回動させるパルスモータで
ある。
を回動させるパルスモータ、109は第2の螺杆105の取付
用フレーム、110は螺杆105を回動させるパルスモータで
ある。
第2のエアースプレーガン102の給気口102aは、送気
用のホース8aを介して給気切替弁97に連らなり、又、給
液口102bは、給液用のホース8bを介して給液切替弁99に
連なっている。
用のホース8aを介して給気切替弁97に連らなり、又、給
液口102bは、給液用のホース8bを介して給液切替弁99に
連なっている。
次に、薬液容器昇降機構Fは、第13図及び第15,16図
に示した様に、第1の噴霧装置E1の薬液吸入部位96に隣
接させて立設したフレーム120に、ロッドレスシリンダ1
21を縦向きに設置し、その移動子121aに、薬液容器7の
計量装置122例えばロードセルや重量センサ等を介し
て、薬液容器7を掴む電磁式のチャック123を取着した
構成になっている。
に示した様に、第1の噴霧装置E1の薬液吸入部位96に隣
接させて立設したフレーム120に、ロッドレスシリンダ1
21を縦向きに設置し、その移動子121aに、薬液容器7の
計量装置122例えばロードセルや重量センサ等を介し
て、薬液容器7を掴む電磁式のチャック123を取着した
構成になっている。
この薬液容器昇降機構Fに隣接して設けた洗浄機構G
は、フレーム120に縦向きに取着したロッドレスシリン
ダ124と、その移動子124aに取り付けた二重壁構造の洗
浄液容器125(第16図参照)と、電磁弁126を介在させた
給液チューブ127とで構成されている。
は、フレーム120に縦向きに取着したロッドレスシリン
ダ124と、その移動子124aに取り付けた二重壁構造の洗
浄液容器125(第16図参照)と、電磁弁126を介在させた
給液チューブ127とで構成されている。
給液チューブ127の先端は、洗浄容器125の内側容器の
底面に接続されており、汚れた洗浄液は外側容器にオー
バーフローさせて、ドレンチューブ128により図示を省
いた回収タンクに収容する様になっている。
底面に接続されており、汚れた洗浄液は外側容器にオー
バーフローさせて、ドレンチューブ128により図示を省
いた回収タンクに収容する様になっている。
ロッドレスシリンダ124によって上下動される洗浄液
容器125は、選択移動手段を構成するシリンダ91によっ
て、薬液吸入部位96が洗浄液容器125の直上にもたらさ
れた時、上昇動されて、薬液吸入部位96を洗浄液中に浸
漬させる様になっている。
容器125は、選択移動手段を構成するシリンダ91によっ
て、薬液吸入部位96が洗浄液容器125の直上にもたらさ
れた時、上昇動されて、薬液吸入部位96を洗浄液中に浸
漬させる様になっている。
又、薬液容器昇降機構Fには、薬液容器7内の薬液を
撹拌する撹拌機構Hが付設されているので、この撹拌機
構Hの構成を第17図を参照し乍ら説明する。
撹拌する撹拌機構Hが付設されているので、この撹拌機
構Hの構成を第17図を参照し乍ら説明する。
即ち、薬液吸入部位96には、薬液容器7内の薬液に窒
素ガス等の不活性ガスを吹き込む送気チューブ130が沿
わされており、送気チューブ130の先端は薬液吸入部位9
6の先端に略隣接して位置され、基端側は、電磁弁131を
介在させた配管132を介して窒素ガスボンベ(図示略)
等の不活性ガスの供給源に接続されている。
素ガス等の不活性ガスを吹き込む送気チューブ130が沿
わされており、送気チューブ130の先端は薬液吸入部位9
6の先端に略隣接して位置され、基端側は、電磁弁131を
介在させた配管132を介して窒素ガスボンベ(図示略)
等の不活性ガスの供給源に接続されている。
この図中で、300は薬液自動噴霧装置を所定のプログ
ラムに従って作動制御する制御装置で、配線群301によ
って、各モータ、各ロッドレスシリンダ、給気切替弁9
7、調圧弁98、給液切替弁99、電磁弁126,131、ダンパ2
1、フアン23等に接続されている。
ラムに従って作動制御する制御装置で、配線群301によ
って、各モータ、各ロッドレスシリンダ、給気切替弁9
7、調圧弁98、給液切替弁99、電磁弁126,131、ダンパ2
1、フアン23等に接続されている。
次に、上記構成の作用を説明する。
この実施例では、第1の噴霧室A1内で、植物を植えた
ポット(試料)201に、試験用薬液を噴霧し、それと同
時に、第2の噴霧室A2内で、栽培用土壌を詰めたポット
(試料)202に、試験用薬液を噴霧する様にしている。
ポット(試料)201に、試験用薬液を噴霧し、それと同
時に、第2の噴霧室A2内で、栽培用土壌を詰めたポット
(試料)202に、試験用薬液を噴霧する様にしている。
先ず、第1,第2の搬入装置B1,B2の各ベルトコンベア3
3,54を駆動させる。そして、トレー200に夫々複数個宛
整列状に載せた試料201,202を各ベルトコンベア33,54上
に順次供給する、 トレー200がベルトコンベア33の終端に達すると、常
時は突出位置を占めているストッパ34の止ピン36によっ
てその移動を停止されると共に、ベルトコンベア33の駆
動モータ32が停止され、且つ、第1の噴霧室A1の常時は
閉ざされているシャッタ49が、ロッドレスシリンダ48に
よって解放される。
3,54を駆動させる。そして、トレー200に夫々複数個宛
整列状に載せた試料201,202を各ベルトコンベア33,54上
に順次供給する、 トレー200がベルトコンベア33の終端に達すると、常
時は突出位置を占めているストッパ34の止ピン36によっ
てその移動を停止されると共に、ベルトコンベア33の駆
動モータ32が停止され、且つ、第1の噴霧室A1の常時は
閉ざされているシャッタ49が、ロッドレスシリンダ48に
よって解放される。
それと同時に、載替機構40の常時は後退動(図の右方
に移動)しているロッドレスシリンダ41が前進動すると
共に、常時はベルトコンベア33の下方に没入している押
圧板47が、シリンダ46によって上昇動され、且つ、シリ
ンダ35が止ピン36を後退させる。
に移動)しているロッドレスシリンダ41が前進動すると
共に、常時はベルトコンベア33の下方に没入している押
圧板47が、シリンダ46によって上昇動され、且つ、シリ
ンダ35が止ピン36を後退させる。
その為、押圧板47がその終端に当接されたトレー200
は、ロッドレスシリンダ41によってベルトコンベア33の
末端から回転載物台1上に押しやられる。この載せ替え
が終わると、ロッドレスシリンダ41は後退し、押圧板47
は下降され、シャッタ49は閉ざされ、止ピン36は再び突
出される。そして、ベルトコンベア33が再び駆動され
て、次のトレー200がその末端位置に移送される。第2
の搬入装置B2も、上記と同様に作動される。
は、ロッドレスシリンダ41によってベルトコンベア33の
末端から回転載物台1上に押しやられる。この載せ替え
が終わると、ロッドレスシリンダ41は後退し、押圧板47
は下降され、シャッタ49は閉ざされ、止ピン36は再び突
出される。そして、ベルトコンベア33が再び駆動され
て、次のトレー200がその末端位置に移送される。第2
の搬入装置B2も、上記と同様に作動される。
一方、薬液供給部Dも作動されて、ロッドレスシリン
ダ74が供給ステーション71上の最前列の容器スタンド73
を、ガイドレール70上に押し、次いで、ロッドレスシリ
ンダ76が、容器スタンド73を移動させて、その最前部の
薬液容器7を薬液容器昇降機構Fと対向する位置にもた
らす。
ダ74が供給ステーション71上の最前列の容器スタンド73
を、ガイドレール70上に押し、次いで、ロッドレスシリ
ンダ76が、容器スタンド73を移動させて、その最前部の
薬液容器7を薬液容器昇降機構Fと対向する位置にもた
らす。
すると、第13図に示した様に、薬液容器昇降機構Fの
常時は下降位置を占めるロッドレスシリンダ121は、そ
の移動子121aに取着したチャック123に前記最前部の薬
液容器7を把持させたうえ上昇動する。その為、上方に
位置された薬液吸入部位96が、この薬液容器7の薬液中
に浸漬される。
常時は下降位置を占めるロッドレスシリンダ121は、そ
の移動子121aに取着したチャック123に前記最前部の薬
液容器7を把持させたうえ上昇動する。その為、上方に
位置された薬液吸入部位96が、この薬液容器7の薬液中
に浸漬される。
そして、薬液中に沈降性の成分が含まれている場合に
は、撹拌機構Hの電磁弁131が開弁されて、撹拌用の不
活性ガスが薬液容器7内の薬液中に吹き込まれる。
は、撹拌機構Hの電磁弁131が開弁されて、撹拌用の不
活性ガスが薬液容器7内の薬液中に吹き込まれる。
この状態で、第1のエアスプレーガン93が作動開始さ
れて、薬液容器7内の薬液を試料201に向けて噴霧す
る。この時、エアスプレーガン93は所定の作動プログラ
ムに従って、水平支軸94の周りに上下に首振り運動す
る。それと同時に、ターンテーブル9も所定の回転速度
で回転し、且つ上下動され、更に、必要に応じて、回転
載物台1の全体がレール17に沿って前又は後方に水平移
動されて、エアスプレーガン93の噴射ノズルと試料201
との間隔を適正距離に保たせる。
れて、薬液容器7内の薬液を試料201に向けて噴霧す
る。この時、エアスプレーガン93は所定の作動プログラ
ムに従って、水平支軸94の周りに上下に首振り運動す
る。それと同時に、ターンテーブル9も所定の回転速度
で回転し、且つ上下動され、更に、必要に応じて、回転
載物台1の全体がレール17に沿って前又は後方に水平移
動されて、エアスプレーガン93の噴射ノズルと試料201
との間隔を適正距離に保たせる。
噴霧装置E1の作動中は、ダクト22内のダンパ21及びシ
ャッタ49,61は閉ざされ、且つ、フアン23が作動され
て、噴霧室A1外への薬液蒸気の排出が防がれると共に、
噴霧室A1内の雰囲気組成が均等化されるので、トレー20
0上の各試料201に極めて均等に且つ効率的に薬液が噴霧
される。
ャッタ49,61は閉ざされ、且つ、フアン23が作動され
て、噴霧室A1外への薬液蒸気の排出が防がれると共に、
噴霧室A1内の雰囲気組成が均等化されるので、トレー20
0上の各試料201に極めて均等に且つ効率的に薬液が噴霧
される。
薬液容器7内の薬液が所定量だけ噴霧されると、薬液
容器7の重さを測る計量装置122がこれを検知して、又
は、図示しないタイマー等によって、エアスプレーガン
93及び撹拌機構Hの作動を停止させる。
容器7の重さを測る計量装置122がこれを検知して、又
は、図示しないタイマー等によって、エアスプレーガン
93及び撹拌機構Hの作動を停止させる。
それに伴って、第1の噴霧室A1の出口5のシャッタ61
が開かれ、常時は搬出装置C1の始端側に位置されている
引出機構55の引出杆59が、第8図に2点鎖線で示した後
方に回動された休止位置から、実線で示した前方に倒れ
る作動位置に向けて回動され、その先端の爪をトレー20
0の縁に引っ掛ける。すると、定常の前進位置に有った
ロッドレスシリンダ56が滑動子57を後退させて、回転載
物台1上のトレー200を搬出装置C1のベルトコンベア54
上に引き出す。この時ベルトコンベア54の駆動モータ53
が起動されて、トレー200をその末端に向けて移動させ
ると共に、シャッタ61が閉ざされる。
が開かれ、常時は搬出装置C1の始端側に位置されている
引出機構55の引出杆59が、第8図に2点鎖線で示した後
方に回動された休止位置から、実線で示した前方に倒れ
る作動位置に向けて回動され、その先端の爪をトレー20
0の縁に引っ掛ける。すると、定常の前進位置に有った
ロッドレスシリンダ56が滑動子57を後退させて、回転載
物台1上のトレー200を搬出装置C1のベルトコンベア54
上に引き出す。この時ベルトコンベア54の駆動モータ53
が起動されて、トレー200をその末端に向けて移動させ
ると共に、シャッタ61が閉ざされる。
次に、薬液の種類を替えたい時には、制御装置300は
排気モードに切替えられて、フアン23を作動させた侭、
ダンパ21が開き、ダクト22に接続された吸気装置(図示
略)によって、噴霧室A1内の薬液で汚れた空気が排除さ
れる。
排気モードに切替えられて、フアン23を作動させた侭、
ダンパ21が開き、ダクト22に接続された吸気装置(図示
略)によって、噴霧室A1内の薬液で汚れた空気が排除さ
れる。
一方、薬液容器昇降機構Fのチャック123に把持され
ていた薬液容器7は、容器スタンド73に戻され、ロッド
レスシリンダ81が作動して、この容器スタンド73をガイ
ドレール70の末端迄移動させたうえ、シリンダ75によっ
て取出ステーション72上に移す。そして、別の種類の薬
液を入れた薬液容器7を載せた容器スタンド73が、薬液
吸入部位96の下方にもたらされる。
ていた薬液容器7は、容器スタンド73に戻され、ロッド
レスシリンダ81が作動して、この容器スタンド73をガイ
ドレール70の末端迄移動させたうえ、シリンダ75によっ
て取出ステーション72上に移す。そして、別の種類の薬
液を入れた薬液容器7を載せた容器スタンド73が、薬液
吸入部位96の下方にもたらされる。
尚、容器スタンド73に収容されているこの場合は5本
の薬液容器7は、薬液自動噴霧装置の通常の作動状態で
は、歩進用シリンダ79によって隣接する薬液容器7相互
の間隔分宛前進されて、5本の薬液容器7内の薬液が順
次消費される。
の薬液容器7は、薬液自動噴霧装置の通常の作動状態で
は、歩進用シリンダ79によって隣接する薬液容器7相互
の間隔分宛前進されて、5本の薬液容器7内の薬液が順
次消費される。
上記の様に薬液容器7の取替えを行なっている間に、
第11図に示した様に可動基盤90の移動用シリンダ91が移
動され、フレーム93を、図中に実線で示し噴霧位置か
ら、2点鎖線で示した洗浄位置に移動させるので、吸液
チューブ96は、常時は下降位置を占める洗浄液容器125
の直上にもたらされる。
第11図に示した様に可動基盤90の移動用シリンダ91が移
動され、フレーム93を、図中に実線で示し噴霧位置か
ら、2点鎖線で示した洗浄位置に移動させるので、吸液
チューブ96は、常時は下降位置を占める洗浄液容器125
の直上にもたらされる。
そして、フレーム92の移動後に、ロッドレスシリンダ
124が働いて、洗浄液容器125を上昇動させるので、薬液
吸入部位96はこの容器内の洗浄液中に浸漬される。そこ
でエアースプレーガン93が作動されて、第1の噴霧装置
E1及び薬液吸入部位96内を洗浄する。これによって、種
類の異なる薬液が、噴霧装置E1内で混合される不都合を
避けられる。噴射ノズルから噴射された洗浄液は、ドレ
ン19に集められて薬液回収容器20内に収容される。
124が働いて、洗浄液容器125を上昇動させるので、薬液
吸入部位96はこの容器内の洗浄液中に浸漬される。そこ
でエアースプレーガン93が作動されて、第1の噴霧装置
E1及び薬液吸入部位96内を洗浄する。これによって、種
類の異なる薬液が、噴霧装置E1内で混合される不都合を
避けられる。噴射ノズルから噴射された洗浄液は、ドレ
ン19に集められて薬液回収容器20内に収容される。
この洗浄を終えると、フレーム92は基の噴霧位置に戻
され、又、電磁弁131が所定時間開弁されて、洗浄液容
器125に洗浄液が補給される。
され、又、電磁弁131が所定時間開弁されて、洗浄液容
器125に洗浄液が補給される。
以上は、第1の噴霧室A1内での薬液噴霧及び噴霧装置
E1の洗浄作動を説明したが、第2の噴霧室A2内でも、第
1の噴霧室A1の作動と平行して、又はそれとは別個に、
第1噴霧室A1と同様に、第1の噴霧装置E1の薬液吸入部
位96からホース8bを介して供給される薬液の噴霧を行わ
せることが出来る。その場合、第1の噴霧装置E1に付設
した給気切替弁97、調圧弁98、給液切替弁99を切替え、
又調整する作動プログラムを、制御装置300に設定して
置けば良い。
E1の洗浄作動を説明したが、第2の噴霧室A2内でも、第
1の噴霧室A1の作動と平行して、又はそれとは別個に、
第1噴霧室A1と同様に、第1の噴霧装置E1の薬液吸入部
位96からホース8bを介して供給される薬液の噴霧を行わ
せることが出来る。その場合、第1の噴霧装置E1に付設
した給気切替弁97、調圧弁98、給液切替弁99を切替え、
又調整する作動プログラムを、制御装置300に設定して
置けば良い。
そして、調圧弁98の操作により、第2の噴霧装置E2の
薬液噴射圧を十分に低く設定すれば、栽培土壌を詰めた
ポット202に薬液を噴霧する際に、土壌が吹き飛ばされ
る不具合を生じない。この様に噴射圧を低くすれば、第
2の噴霧室A2には、噴霧後の排気手段を設けなくても済
む。
薬液噴射圧を十分に低く設定すれば、栽培土壌を詰めた
ポット202に薬液を噴霧する際に、土壌が吹き飛ばされ
る不具合を生じない。この様に噴射圧を低くすれば、第
2の噴霧室A2には、噴霧後の排気手段を設けなくても済
む。
第2のエアースプレーガン102は、前後左右動機構100
によって、トレー200上に並べられた各試料202に1つ1
つの上に順次移動されて、各試料に薬液を一様に噴霧す
る。
によって、トレー200上に並べられた各試料202に1つ1
つの上に順次移動されて、各試料に薬液を一様に噴霧す
る。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかな様に、本発明の植物試験
栽培等用の薬液自動噴霧装置によれば、以下に列挙した
如き、様々の優れた効果を奏する。
栽培等用の薬液自動噴霧装置によれば、以下に列挙した
如き、様々の優れた効果を奏する。
(a) 噴霧室内に設置されて、栽培ポット等の試料を
載せる回転載物台を、水平回転、上下動及び試料に対向
して水平移動可能に設けると共に、噴霧装置の噴霧ノズ
ルを、上下方向に首振動及び試料に対向して前後動可能
に設置したので、試験される全ての試料に偏りなく一様
に薬液を噴霧出来、試験結果の信頼性を十分に高められ
る。
載せる回転載物台を、水平回転、上下動及び試料に対向
して水平移動可能に設けると共に、噴霧装置の噴霧ノズ
ルを、上下方向に首振動及び試料に対向して前後動可能
に設置したので、試験される全ての試料に偏りなく一様
に薬液を噴霧出来、試験結果の信頼性を十分に高められ
る。
(b) 上記とは別の噴霧室内に設置した、固定載物台
上のポット詰め土壌等の複数の試料に薬液を噴霧する噴
霧装置は、その噴霧ノズルを下向きにして、固定載物台
の面積の範囲内で前後左右方向に移動可能に設けたの
で、複数の試料の全てに一様に、且つ、能率的に薬液を
噴霧出来る。
上のポット詰め土壌等の複数の試料に薬液を噴霧する噴
霧装置は、その噴霧ノズルを下向きにして、固定載物台
の面積の範囲内で前後左右方向に移動可能に設けたの
で、複数の試料の全てに一様に、且つ、能率的に薬液を
噴霧出来る。
(c) 上記2つの噴霧室を互いに隣接させて設けるこ
とによって、栽培ポットに植えた植物と、ポット詰め土
壌等との2種類の試料群に、同時に能率的に薬液を噴霧
出来る。
とによって、栽培ポットに植えた植物と、ポット詰め土
壌等との2種類の試料群に、同時に能率的に薬液を噴霧
出来る。
(d) 夫々種類や濃度等が異なる薬液を入れた多数の
薬液容器は、供給ステーションと取出ステーションを備
えた薬液供給部、及び薬液容器昇降機構の働きによっ
て、人手を煩わさずに次々と噴霧装置の薬液吸入部位に
もたらし、次いで、取除くことが出来る。
薬液容器は、供給ステーションと取出ステーションを備
えた薬液供給部、及び薬液容器昇降機構の働きによっ
て、人手を煩わさずに次々と噴霧装置の薬液吸入部位に
もたらし、次いで、取除くことが出来る。
(e) 2つの噴霧室を設けた場合には、薬液容器昇降
機構は、2つの噴霧装置のいずれか一方だけに付設し、
この機構と他方の噴霧装置とは、吸気切換弁、調圧弁及
び給液切換弁を介在させた2本のホースで接続すること
によって、装置の全体構成を簡素化出来ると共に、試験
目的に応じて2つの噴霧室を自在に使い分けられ、又、
試料の種類に適した噴霧圧に調節することも出来る。
機構は、2つの噴霧装置のいずれか一方だけに付設し、
この機構と他方の噴霧装置とは、吸気切換弁、調圧弁及
び給液切換弁を介在させた2本のホースで接続すること
によって、装置の全体構成を簡素化出来ると共に、試験
目的に応じて2つの噴霧室を自在に使い分けられ、又、
試料の種類に適した噴霧圧に調節することも出来る。
(f) 薬液の種類を代える都度、薬液容器昇降機構に
付設した洗滌機構によって、噴霧装置を迅速・確実に洗
滌出来る。
付設した洗滌機構によって、噴霧装置を迅速・確実に洗
滌出来る。
(g) 薬液を噴霧すべき試料は、各噴霧室の入口に連
設した搬入装置によって、人手を煩わさずに能率的に回
転載物台及び固定載物台上に載せられる。
設した搬入装置によって、人手を煩わさずに能率的に回
転載物台及び固定載物台上に載せられる。
(h) 回転載物台及び固定載物台上の噴霧済試料は、
各噴霧室の出口に連設した搬出装置によって、人手を煩
わさずに能率的に搬出来る。
各噴霧室の出口に連設した搬出装置によって、人手を煩
わさずに能率的に搬出来る。
(i) 撹拌手段によって、薬液容器内に不活性ガスを
吹き込めば、薬液中の沈降性成分の分離沈降が防がれ、
試験結果の信頼性が高められる。
吹き込めば、薬液中の沈降性成分の分離沈降が防がれ、
試験結果の信頼性が高められる。
(j) 噴霧室に設けた気流発生手段によって、室内の
雰囲気組成が一様化されるので、このことによっても、
全ての試料により均等に薬液を施せる。
雰囲気組成が一様化されるので、このことによっても、
全ての試料により均等に薬液を施せる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は噴霧室内部の側面図、第3図は平面図、第
4図及び第5図は夫々回転載物台の縦断側面図及び縦断
正面図、第6図及び第7図は夫々搬入装置終端側の部分
の正面図及び側面図、第8図は搬出装置の始端側部分の
正面図、第9図及び第10図は夫々薬液供給部の平面図及
び側面図、第11図及び第12図は夫々第1の噴霧装置の側
面図及び正面図、第13図及び第14図は夫々第2の噴霧装
置の側面図及び正面図、第15図及び第16図は夫々薬液吸
入部及び洗浄機構の側面図及び平面図、第17図は撹拌機
構の見取図である。 符号表 A……噴霧室、A1……第1の噴霧室 A2……第2の噴霧室、B1……第1の搬入装置 B2……第2の搬入装置、C1……第1の搬出装置 C2……第2の搬出装置、D……薬液供給部 E1……第1の噴霧装置、E2……第2の噴霧装置 F……薬液容器昇降機構、G……洗浄機構 H……撹拌機構 1……回転載物台(載物台) 2……固定載物台(載物台) 3,4……入口、5,6……出口 7……薬液容器、8a,8b……ホース 9……ターンテーブル、10……スプライン軸 11,13……モータ、12……ギア 14……螺杆、15……上下動部材 16……架台、17……レール 18……リニアモータ、19……ドレン 20……薬液回収容器、21……ダンパ 22……ダクト(排気手段) 23……フアン(気流発生手段) 30,51……台車、31,52……フレーム 32,53……モータ 33,54……ベルトコンベア(搬送手段) 34……ストッパ、35……シリンダ 36……止ピン 40……載替機構 41,48,56,60,76,81,121……ロッドレスシリンダ 42,57……滑動子、43……滑動板 44……基盤、45……押圧部 46……シリンダ、47……押圧板 49,61……シャッタ 51……台車、55……引出機構 57……滑動子、59……引出杆 70……ガドレール、71……供給ステーション 72……取出ステーション、73……容器スタンド 73a……係合用穴、75……シリンダ 77,82……移動子、78……シリンダ 78a,79a,80a,83a……係合子 79……歩進用シリンダ、80,83……シリンダ 90……可動基盤(選択移動手段) 91……シリンダ(選択吸入手段) 92……フレーム 93……第1のエアースプレーガン 94……水平支軸、95……サーボモータ 96……薬液吸入部位、97……給気切替弁 98……調圧弁、99……給液切替弁 100……前後左右動機構 101……取付杆 102……第2のエアースプレーガン 102a……給気口、102b……給液口 103,105……螺杆、104,106……移動子 107,109……取付用フレーム 108,110……パルスモータ 120……フレーム 121,124……ロッドレスシリンダ 121a,124a……移動子 122……計量装置、123……チャック 125……洗浄液容器、126,131……電磁弁 127……給液チューブ、128……ドレンチューブ 130……送気チューブ、132……配管 200……トレー、201,202……試料 300……制御装置、301……配線
図、第2図は噴霧室内部の側面図、第3図は平面図、第
4図及び第5図は夫々回転載物台の縦断側面図及び縦断
正面図、第6図及び第7図は夫々搬入装置終端側の部分
の正面図及び側面図、第8図は搬出装置の始端側部分の
正面図、第9図及び第10図は夫々薬液供給部の平面図及
び側面図、第11図及び第12図は夫々第1の噴霧装置の側
面図及び正面図、第13図及び第14図は夫々第2の噴霧装
置の側面図及び正面図、第15図及び第16図は夫々薬液吸
入部及び洗浄機構の側面図及び平面図、第17図は撹拌機
構の見取図である。 符号表 A……噴霧室、A1……第1の噴霧室 A2……第2の噴霧室、B1……第1の搬入装置 B2……第2の搬入装置、C1……第1の搬出装置 C2……第2の搬出装置、D……薬液供給部 E1……第1の噴霧装置、E2……第2の噴霧装置 F……薬液容器昇降機構、G……洗浄機構 H……撹拌機構 1……回転載物台(載物台) 2……固定載物台(載物台) 3,4……入口、5,6……出口 7……薬液容器、8a,8b……ホース 9……ターンテーブル、10……スプライン軸 11,13……モータ、12……ギア 14……螺杆、15……上下動部材 16……架台、17……レール 18……リニアモータ、19……ドレン 20……薬液回収容器、21……ダンパ 22……ダクト(排気手段) 23……フアン(気流発生手段) 30,51……台車、31,52……フレーム 32,53……モータ 33,54……ベルトコンベア(搬送手段) 34……ストッパ、35……シリンダ 36……止ピン 40……載替機構 41,48,56,60,76,81,121……ロッドレスシリンダ 42,57……滑動子、43……滑動板 44……基盤、45……押圧部 46……シリンダ、47……押圧板 49,61……シャッタ 51……台車、55……引出機構 57……滑動子、59……引出杆 70……ガドレール、71……供給ステーション 72……取出ステーション、73……容器スタンド 73a……係合用穴、75……シリンダ 77,82……移動子、78……シリンダ 78a,79a,80a,83a……係合子 79……歩進用シリンダ、80,83……シリンダ 90……可動基盤(選択移動手段) 91……シリンダ(選択吸入手段) 92……フレーム 93……第1のエアースプレーガン 94……水平支軸、95……サーボモータ 96……薬液吸入部位、97……給気切替弁 98……調圧弁、99……給液切替弁 100……前後左右動機構 101……取付杆 102……第2のエアースプレーガン 102a……給気口、102b……給液口 103,105……螺杆、104,106……移動子 107,109……取付用フレーム 108,110……パルスモータ 120……フレーム 121,124……ロッドレスシリンダ 121a,124a……移動子 122……計量装置、123……チャック 125……洗浄液容器、126,131……電磁弁 127……給液チューブ、128……ドレンチューブ 130……送気チューブ、132……配管 200……トレー、201,202……試料 300……制御装置、301……配線
フロントページの続き (72)発明者 川久保 克彦 滋賀県野州郡野州町野州1041 三共株式 会社内 (72)発明者 白鳥 衛 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共 株式会社内 (72)発明者 佐藤 健二 愛知県名古屋市東区代官町27番28号 愛 知電機商事株式会社内 (72)発明者 岩田 昭廣 愛知県名古屋市東区代官町27番28号 愛 知電機商事株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−188022(JP,A) 特開 昭57−159432(JP,A) 実開 平1−116074(JP,U) 実開 平2−8566(JP,U)
Claims (11)
- 【請求項1】栽培ポット等の試料201を載置する、水平
回転、上下動及び水平移動可能な回転載物台1を備え
た、略気密な噴霧室A1と、 上下に首振動可能に且つ試料に対して前後動可能に前記
噴霧室A1内に垂設され、前記試料201に薬液を噴霧する
噴霧装置E1と、 栽培土壌等の試料202を載置する固定載物台2を備え
た、略気密な噴霧室A2と、 前記固定載物台2の面積の範囲内で前後左右に移動可能
に前記噴霧室A2内に垂設され、前記試料202に薬液を噴
霧する噴霧装置E2と、 互いに隣接させて設けた前記噴霧室A1及び噴霧室A2の、
前記噴霧装置E1及びE2に共用される薬液供給部Dとを備
えることを特徴とする植物試験栽培等用の薬液自動噴霧
装置。 - 【請求項2】前記薬液供給部Dは、薬液の種類が夫々異
なる複数の薬液容器7を、その供給ステーション71から
前記噴霧装置E1に向けて順次移送し、且つ、空になった
前記薬液容器7をその取出ステーション72に向けて移送
する構成を備えており、 前記噴霧装置E1の設置箇所に移送された前記薬液容器7
を、薬液吸入部位96にもたらす薬液容器上昇機構Fが付
設されていることを特徴とする請求項1記載の植物試験
栽培等用の薬液自動噴霧装置。 - 【請求項3】前記噴霧装置E1の薬液吸入部位96と、前記
噴霧装置E2とを、吸気切替弁97、調圧弁98及び給液切替
弁99を介して、ホース8a及び8bにより接続したことを特
徴とする請求項1又は2記載の植物試験栽培等用の薬液
自動噴霧装置。 - 【請求項4】前記薬液容器昇降機構Fに、前記噴霧装置
E1,E2を洗滌する洗滌機構Gを付設すると共に、前記薬
液吸入部位96を、前記薬液容器7又は前記洗滌機構Gの
洗滌液容器125の位置に選択的にもたらす選択移動手段9
0,91を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置。 - 【請求項5】前記噴霧室A1又はA2には、前記回転載物台
1又は固定載物台2上に複数の前記試料201又は202を順
次供給する、搬入装置B1又はB2を連設したことを特徴と
する請求項1記載の植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装
置。 - 【請求項6】前記搬入装置B1又はB2は、複数の前記試料
201又は202を載せたトレー200を前記噴霧室A1又はA2の
入口迄搬送するベルトコンベア33等の搬送手段と、該搬
送手段の末端に移動された前記トレー200を、前記載物
台1又は2上に押しやる載替機構40とを備えることを特
徴とする請求項5記載の植物試験栽培等用の薬液自動噴
霧装置。 - 【請求項7】前記噴霧室A1又はA2には、前記載物台1又
は2上の前記試料201又は202を、夫々噴霧室A1又はA2の
外に搬出する搬出装置C1又はC2を連設したことを特徴と
する請求項1記載の植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装
置。 - 【請求項8】前記搬出装置C1又はC2は、前記載物台1又
は2上の前記トレー200の縁を引っ掛けて前記噴霧室A1
又はA2の外に引き出す、上下に回動可能な引出杆59を設
けた引出機構55と、引き出されたトレー200を所定箇所
に搬送するベルトコンベア54等の搬送手段とを備えるこ
とを特徴とする請求項7記載の植物試験栽培等用の薬液
自動噴霧装置。 - 【請求項9】前記薬液容器7内の薬液を撹拌する撹拌手
段Hとして、該薬液容器7内の薬液に不活性ガスを吹き
込む送気チューブ130を、その先端が前記薬液吸入部位9
6の先端に隣接する状態で配設したことを特徴とする請
求項2又は4記載の植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装
置。 - 【請求項10】前記噴霧室A1に、この室内を排気する排
気能力調節可能な排気手段として、ダンパ21を組込んだ
ダクト22を設けたことを特徴とする請求項1記載の植物
試験栽培等用の薬液自動噴霧装置。 - 【請求項11】前記噴霧室A1に、この室内の雰囲気に対
流を生じさせる気流発生手段として、フアン23を付設し
たことを特徴とする請求項1記載の植物試験栽培等用の
薬液自動噴霧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21326090A JP2681411B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21326090A JP2681411B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494631A JPH0494631A (ja) | 1992-03-26 |
JP2681411B2 true JP2681411B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=16636151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21326090A Expired - Lifetime JP2681411B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 植物試験栽培等用の薬液自動噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681411B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102652510A (zh) * | 2012-05-28 | 2012-09-05 | 西北农林科技大学 | 一种喷雾控制综合试验台 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108307859A (zh) * | 2018-02-02 | 2018-07-24 | 陈金辉 | 一种园艺观赏盆栽喷药装置 |
CN111642493B (zh) * | 2020-06-24 | 2022-04-26 | 常州胜杰生命科技股份有限公司 | 一种高效定量绿色储粮专用自动化喷施系统 |
CN112595539B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-10-28 | 黑龙江省农业机械工程科学研究院 | 农用药液高压静电喷雾试验台 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP21326090A patent/JP2681411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102652510A (zh) * | 2012-05-28 | 2012-09-05 | 西北农林科技大学 | 一种喷雾控制综合试验台 |
CN102652510B (zh) * | 2012-05-28 | 2013-07-17 | 西北农林科技大学 | 一种喷雾控制综合试验台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494631A (ja) | 1992-03-26 |
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