JP2681315B2 - パチンコ遊技機用の電気制御装置 - Google Patents
パチンコ遊技機用の電気制御装置Info
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- JP2681315B2 JP2681315B2 JP3128705A JP12870591A JP2681315B2 JP 2681315 B2 JP2681315 B2 JP 2681315B2 JP 3128705 A JP3128705 A JP 3128705A JP 12870591 A JP12870591 A JP 12870591A JP 2681315 B2 JP2681315 B2 JP 2681315B2
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- electric control
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- board
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機用の
電気制御装置に関し、更に詳しくは、遊技機の各部に配
設されたモータ,電磁ソレノイド,スイッチ,識別可変表
示器並びにランプ等の各種電気的部品類に係る所要の電
気的制御を行なうための電気制御装置に関する。
電気制御装置に関し、更に詳しくは、遊技機の各部に配
設されたモータ,電磁ソレノイド,スイッチ,識別可変表
示器並びにランプ等の各種電気的部品類に係る所要の電
気的制御を行なうための電気制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】パチンコ球を遊技動体としてゲームが行な
い得るこの種の遊技機において、前述の電気的部品類に
ついては、例えば前枠側に配置されたランプやデジタル
式等の表示器、また遊技盤側の各部に配置されたラン
プ、入賞装置作動用の電磁ソレノイドやモータ、各入賞
口内や通路内の球検出用のスイッチ、更には各種の図柄
を可変表示し得る識別可変表示器や図柄組合わせ表示器
等が採用されている。そしてこれらの電気的部品類は、
最終的には所要のソフト内容によりプログラムが設定さ
れた電気制御装置に集約的に結線されて、主としてゲー
ム中に発生および成立される設定条件時や特別遊技状態
時等において、夫々の可動条件に従って作動制御される
ようになっている。
い得るこの種の遊技機において、前述の電気的部品類に
ついては、例えば前枠側に配置されたランプやデジタル
式等の表示器、また遊技盤側の各部に配置されたラン
プ、入賞装置作動用の電磁ソレノイドやモータ、各入賞
口内や通路内の球検出用のスイッチ、更には各種の図柄
を可変表示し得る識別可変表示器や図柄組合わせ表示器
等が採用されている。そしてこれらの電気的部品類は、
最終的には所要のソフト内容によりプログラムが設定さ
れた電気制御装置に集約的に結線されて、主としてゲー
ム中に発生および成立される設定条件時や特別遊技状態
時等において、夫々の可動条件に従って作動制御される
ようになっている。
【0003】前記の電気制御装置は、単に制御基盤とも
称されており、一般的にはそれ自体が単一で取扱い得る
箱型ユニット状に構成されて、遊技機の各種構成部品と
は区分けされている。そして実施にあたっては、遊技機
の製造ラインの最終側工程部で装着される場合や、遊技
機と予め分離状態で移送されて遊技店内での遊技機の設
置後、または交換後に装着される場合の前提において、
前枠裏側における機構盤の所定部位に設置されて各種の
電気部分と結線されるようになっている。
称されており、一般的にはそれ自体が単一で取扱い得る
箱型ユニット状に構成されて、遊技機の各種構成部品と
は区分けされている。そして実施にあたっては、遊技機
の製造ラインの最終側工程部で装着される場合や、遊技
機と予め分離状態で移送されて遊技店内での遊技機の設
置後、または交換後に装着される場合の前提において、
前枠裏側における機構盤の所定部位に設置されて各種の
電気部分と結線されるようになっている。
【0004】従って、このような電気制御装置について
は、夫々の遊技機1台毎において何よりも先ず第一に着
脱交換可能であることが、むしろ絶対的に不可欠な要件
とされ、そして前記機構盤が前枠に対して開閉されるこ
とや、部分的に開蓋されることがある等を前提にして、
取外さないまま開閉可能であることも望まれている。ま
たこの装置は、ゲーム内容全体の正常制御をなすための
重要手段であるだけに、静電気に対する防護対策を図
り、しかもケース内部の回路基盤を外側から透視確認で
きることも望まれている。
は、夫々の遊技機1台毎において何よりも先ず第一に着
脱交換可能であることが、むしろ絶対的に不可欠な要件
とされ、そして前記機構盤が前枠に対して開閉されるこ
とや、部分的に開蓋されることがある等を前提にして、
取外さないまま開閉可能であることも望まれている。ま
たこの装置は、ゲーム内容全体の正常制御をなすための
重要手段であるだけに、静電気に対する防護対策を図
り、しかもケース内部の回路基盤を外側から透視確認で
きることも望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、遊技機
1台毎に実施される電気制御装置について、従来ではそ
の全てのものが基本的にはケース体およびカバー体から
形成される箱体内に回路基盤を内蔵セットした箱型ユニ
ットに構成されて、機構盤の設置部位に着脱交換可能に
設置されるようになっている。しかしこの制御装置のた
めの設置保持手段は、装置自体および機構盤とは別に成
形または構成された器具であって、機構盤の1台毎に設
置されるものである。このため機構盤から観た場合、盤
全体がコスト高となると共に、組立て作業等に手間が掛
かり、また前記保持手段の設置部分にはカバーや他の部
材を装着することが困難となる場合がある。
1台毎に実施される電気制御装置について、従来ではそ
の全てのものが基本的にはケース体およびカバー体から
形成される箱体内に回路基盤を内蔵セットした箱型ユニ
ットに構成されて、機構盤の設置部位に着脱交換可能に
設置されるようになっている。しかしこの制御装置のた
めの設置保持手段は、装置自体および機構盤とは別に成
形または構成された器具であって、機構盤の1台毎に設
置されるものである。このため機構盤から観た場合、盤
全体がコスト高となると共に、組立て作業等に手間が掛
かり、また前記保持手段の設置部分にはカバーや他の部
材を装着することが困難となる場合がある。
【0006】また電気制御装置内の回路基盤に対する外
部からの静電気の侵入防止や、帯電防止を図ることにつ
いて、前記ケース体およびカバー体が共に導電性材(金
属材)で成形されたものであることにより、対策が可能
とされる。しかしこのカバー体に回路基盤用の透視面を
形成することについては、未だ好適な技術が提案され
ず、また困難な面もある。ちなみに一例として、透明合
成樹脂材により透視板を成形したとしても、カバー体と
は全く性質の異なる材料であるため、この双方の異質部
材同士を好適に結合して長期間に亘り強固に組付け維持
することが極めて難しく、両者間の組付け強度が保証で
きない。
部からの静電気の侵入防止や、帯電防止を図ることにつ
いて、前記ケース体およびカバー体が共に導電性材(金
属材)で成形されたものであることにより、対策が可能
とされる。しかしこのカバー体に回路基盤用の透視面を
形成することについては、未だ好適な技術が提案され
ず、また困難な面もある。ちなみに一例として、透明合
成樹脂材により透視板を成形したとしても、カバー体と
は全く性質の異なる材料であるため、この双方の異質部
材同士を好適に結合して長期間に亘り強固に組付け維持
することが極めて難しく、両者間の組付け強度が保証で
きない。
【0007】
【発明の目的】本発明は前述した課題に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、当該遊技機
における機構盤側に対して直接的に着脱が可能に装着で
きると共に、静電気に対する防護対策を図ることの前提
において、導電性を有するカバー体に透視面を形成した
電気制御装置を提供することを目的とするものである。
適に解決するべく提案されたものであって、当該遊技機
における機構盤側に対して直接的に着脱が可能に装着で
きると共に、静電気に対する防護対策を図ることの前提
において、導電性を有するカバー体に透視面を形成した
電気制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達するため本発明は、前枠の正面内部に各
種の電気的部品類を配設した遊技盤がセットされる一
方、前枠の裏側に遊技盤裏面を透視し得る開口領域の周
囲に各種の球処理部や装置等を設けた機構盤がセットさ
れ、この機構盤の裏側に電気的部品類を制御する電気制
御装置を装備したパチンコ遊技機にあって、前記電気制
御装置は、合成樹脂材により方形箱蓋形をなす開閉扉状
基体に成形されて、前記機構盤の外側を基準にして回動
および着脱可能に取着されるケース体と、導電性材によ
り方形皿形に成形されてケース体内に敷設状に収容され
る静電気の吸収帯電防止用の遮蔽防護体と、電源回路お
よび電気的部品類等に係る所要の回路および部品等を形
成配置して遮蔽防護体内に適宜浮上離隔状態で収容保護
される方形の回路基盤と、方形箱蓋形に成形された導電
性を有する枠本体に回路基盤用の透視面が形成されてケ
ース体側に着脱可能に組付けられるカバー体とから構成
され、前記ケース体では、外側の上下部に開閉連結支持
部を形成し、この開閉連結支持部を、前記機構盤におけ
る開口領域の開口縁より外側の上下部に形成された開閉
連結支持部に掛合して、左右方向への回動と上下方向へ
の着脱とが可能に連結支持し、前記遮蔽防護体と回路基
盤およびカバー体の枠本体とでは、夫々の各隅角部に形
成されたアース接面部を互いに整合当接すると共に、遮
蔽防護体およびカバー体の枠本体の夫々の側縁に形成し
た係合支縁同志を当接した状態で前記ケース体側に組付
け保持される一方、前記カバー体では、回路基盤用の透
視面として前記枠本体に開口された窓周縁に透明合成樹
脂成形製の透視板を整合すると共に、窓周縁の孔部に透
視板の周囲に一体成形した突部を合わせて、同突部を加
圧成形により塑性変形させて圧着係合したことを特徴と
する。
所期の目的を達するため本発明は、前枠の正面内部に各
種の電気的部品類を配設した遊技盤がセットされる一
方、前枠の裏側に遊技盤裏面を透視し得る開口領域の周
囲に各種の球処理部や装置等を設けた機構盤がセットさ
れ、この機構盤の裏側に電気的部品類を制御する電気制
御装置を装備したパチンコ遊技機にあって、前記電気制
御装置は、合成樹脂材により方形箱蓋形をなす開閉扉状
基体に成形されて、前記機構盤の外側を基準にして回動
および着脱可能に取着されるケース体と、導電性材によ
り方形皿形に成形されてケース体内に敷設状に収容され
る静電気の吸収帯電防止用の遮蔽防護体と、電源回路お
よび電気的部品類等に係る所要の回路および部品等を形
成配置して遮蔽防護体内に適宜浮上離隔状態で収容保護
される方形の回路基盤と、方形箱蓋形に成形された導電
性を有する枠本体に回路基盤用の透視面が形成されてケ
ース体側に着脱可能に組付けられるカバー体とから構成
され、前記ケース体では、外側の上下部に開閉連結支持
部を形成し、この開閉連結支持部を、前記機構盤におけ
る開口領域の開口縁より外側の上下部に形成された開閉
連結支持部に掛合して、左右方向への回動と上下方向へ
の着脱とが可能に連結支持し、前記遮蔽防護体と回路基
盤およびカバー体の枠本体とでは、夫々の各隅角部に形
成されたアース接面部を互いに整合当接すると共に、遮
蔽防護体およびカバー体の枠本体の夫々の側縁に形成し
た係合支縁同志を当接した状態で前記ケース体側に組付
け保持される一方、前記カバー体では、回路基盤用の透
視面として前記枠本体に開口された窓周縁に透明合成樹
脂成形製の透視板を整合すると共に、窓周縁の孔部に透
視板の周囲に一体成形した突部を合わせて、同突部を加
圧成形により塑性変形させて圧着係合したことを特徴と
する。
【0009】
【作用】ケース体に対して静電気吸収用の遮蔽防護体お
よび回路基盤を順次収容セットすると共に、カバー体を
組付けることにより、電気制御装置全体が単一で取扱い
得る箱型ユニットに構成される。そしてこの装置は、当
該遊技機の機構盤の裏側に対して、方形箱蓋形に成形さ
れた前記ケース体自体を着脱可能に装着セットできる。
一方、遮蔽防護体およびカバー体の導電性枠本体によ
り、外部から回路基盤に侵入しようとする静電気を吸収
して回路基盤に対する静電気防護対策がなされ、またカ
バー体の透視面により外側から回路基盤が透視できる。
よび回路基盤を順次収容セットすると共に、カバー体を
組付けることにより、電気制御装置全体が単一で取扱い
得る箱型ユニットに構成される。そしてこの装置は、当
該遊技機の機構盤の裏側に対して、方形箱蓋形に成形さ
れた前記ケース体自体を着脱可能に装着セットできる。
一方、遮蔽防護体およびカバー体の導電性枠本体によ
り、外部から回路基盤に侵入しようとする静電気を吸収
して回路基盤に対する静電気防護対策がなされ、またカ
バー体の透視面により外側から回路基盤が透視できる。
【0010】
【実施例】次に本発明に係るパチンコ遊技機用の電気制
御装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
して説明する。
御装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
して説明する。
【0011】本実施例の電気制御装置の説明に先立ち、
図1〜図3に略示されるパチンコ遊技機側について、要
約説明する。すなわちこの遊技機Pでは、基本的な主要
構成として、機枠1に対して開閉および着脱が可能に組
付けられた前枠2と、この前枠2裏面に固定された収容
保持枠3に対して開閉および着脱が可能に組付けられた
機構盤4と、前枠2の前側から収容保持枠3内に着脱交
換可能に収容セットされる遊技盤6等を備えており、こ
れら主要構成体の各部に必要な装置、器具並びに部材等
が装着されている。
図1〜図3に略示されるパチンコ遊技機側について、要
約説明する。すなわちこの遊技機Pでは、基本的な主要
構成として、機枠1に対して開閉および着脱が可能に組
付けられた前枠2と、この前枠2裏面に固定された収容
保持枠3に対して開閉および着脱が可能に組付けられた
機構盤4と、前枠2の前側から収容保持枠3内に着脱交
換可能に収容セットされる遊技盤6等を備えており、こ
れら主要構成体の各部に必要な装置、器具並びに部材等
が装着されている。
【0012】なお図示しないが、前枠2ではガラス扉お
よび上球受け皿が開閉可能に取着されると共に、下球受
け皿および発射装置等が設置されており、そして上縁部
にランプ等が配置されている。また収容保持枠3では、
遊技球用の発射案内部や各種の設置連結部等が形成され
ている。一方機構盤4では、その中央に開口領域5が形
成されており、この周囲にゲーム中に発生するパチンコ
球(アウト球,セーフ球および賞品球)の処理部および装
置等が形成されると共に、各種の電気的な制御部および
部品等が配設されている。
よび上球受け皿が開閉可能に取着されると共に、下球受
け皿および発射装置等が設置されており、そして上縁部
にランプ等が配置されている。また収容保持枠3では、
遊技球用の発射案内部や各種の設置連結部等が形成され
ている。一方機構盤4では、その中央に開口領域5が形
成されており、この周囲にゲーム中に発生するパチンコ
球(アウト球,セーフ球および賞品球)の処理部および装
置等が形成されると共に、各種の電気的な制御部および
部品等が配設されている。
【0013】前記遊技盤6では、遊技領域内にモータ、
電磁ソレノイド、スイッチおよびランプ等を配置した各
種の入賞装置や通入具および識別可変表示器(図柄表示
器)等が設置されている(図1の一部分参照)。また同盤
6の裏側には、図1および図2に略示されるように、ゲ
ーム中に発生する全てのセーフ球を機構盤4の処理部側
へ集合排出する集合カバー7が開閉および着脱が可能に
取着されると共に、前記各種の電気的部品類の多くを集
約的に結線する中継基盤10等が取着されている。なお
集合カバー7は、図4に部分的に示されるように、支持
部8a、ピン8bおよび遊技盤6裏面にビス着される支
持具8c等を含む開閉連結支点部8と、図5に部分的に
示されるように、係合孔9aと、遊技盤6裏面にビス着
される施錠具9b等を含む開閉施錠部9を利用して取着
され、機構盤4の開口領域5内からも開閉可能とされて
いる。また中継基盤10は、機構盤4における電気制御
部および後述する本実施例の電気制御装置に対して夫々
必要に応じて区分結線される。
電磁ソレノイド、スイッチおよびランプ等を配置した各
種の入賞装置や通入具および識別可変表示器(図柄表示
器)等が設置されている(図1の一部分参照)。また同盤
6の裏側には、図1および図2に略示されるように、ゲ
ーム中に発生する全てのセーフ球を機構盤4の処理部側
へ集合排出する集合カバー7が開閉および着脱が可能に
取着されると共に、前記各種の電気的部品類の多くを集
約的に結線する中継基盤10等が取着されている。なお
集合カバー7は、図4に部分的に示されるように、支持
部8a、ピン8bおよび遊技盤6裏面にビス着される支
持具8c等を含む開閉連結支点部8と、図5に部分的に
示されるように、係合孔9aと、遊技盤6裏面にビス着
される施錠具9b等を含む開閉施錠部9を利用して取着
され、機構盤4の開口領域5内からも開閉可能とされて
いる。また中継基盤10は、機構盤4における電気制御
部および後述する本実施例の電気制御装置に対して夫々
必要に応じて区分結線される。
【0014】本実施例の電気制御装置は、前述した図1
〜図3のパチンコ遊技機Pにおける機構盤4および集合
カバー7の両裏側に亘り設置されて、前述の各種電気的
部品類を制御する実施態様を前提とする。そして装置の
基本的構成として、図6および図7に例示されるよう
に、機構盤4側に対して開閉および着脱が可能に装着さ
れるケース体Aと、このケース体A内に敷設状態で収容
される静電気防止対策用の遮蔽防護体Bと、この遮蔽防
護体B内に収容保護される回路基盤Cと、ケース体Aに
対して着脱可能に組付けられて、回路基盤Cを覆蓋保護
して静電気防止対策を図ると共に、外部から透視可能に
したカバー体Dとからなり、これらがビスを省略した係
止例で組付けられて、全体が単一で取扱い得る箱型ユニ
ットに構成されている。
〜図3のパチンコ遊技機Pにおける機構盤4および集合
カバー7の両裏側に亘り設置されて、前述の各種電気的
部品類を制御する実施態様を前提とする。そして装置の
基本的構成として、図6および図7に例示されるよう
に、機構盤4側に対して開閉および着脱が可能に装着さ
れるケース体Aと、このケース体A内に敷設状態で収容
される静電気防止対策用の遮蔽防護体Bと、この遮蔽防
護体B内に収容保護される回路基盤Cと、ケース体Aに
対して着脱可能に組付けられて、回路基盤Cを覆蓋保護
して静電気防止対策を図ると共に、外部から透視可能に
したカバー体Dとからなり、これらがビスを省略した係
止例で組付けられて、全体が単一で取扱い得る箱型ユニ
ットに構成されている。
【0015】そこで、本実施例の電気制御装置における
前記各構成部材毎について説明する。
前記各構成部材毎について説明する。
【0016】(ケース体Aについて) このケース体Aは、装置自体の開閉扉状基体として透明
合成樹脂材(例えばポリカーボネート材)により箱蓋形に
成形されている。そして前記遮蔽防護体B、回路基盤C
およびカバー体Dに係る各組付用手段として多数個の放
熱孔12を開口した底板部11の内側各部には、軸状の
支持座13,13aおよび係止フック14,14が形成さ
れ、左右の側縁部15,15には、係着フック16,16
等が形成され、下縁部17には係止片18,18および
受け片19,19が形成されている。またこのケース体
A自体の開閉連結用および開閉施錠用の各手段として、
図示左側の上下には、ピン孔(開閉連結支持部)21を有
する連結支片(開閉連結支持部)20が形成され、また図
示右側の上下には、支持片(着脱用部分)22が形成され
てその各透孔23に予め施錠具24が装着されている。
合成樹脂材(例えばポリカーボネート材)により箱蓋形に
成形されている。そして前記遮蔽防護体B、回路基盤C
およびカバー体Dに係る各組付用手段として多数個の放
熱孔12を開口した底板部11の内側各部には、軸状の
支持座13,13aおよび係止フック14,14が形成さ
れ、左右の側縁部15,15には、係着フック16,16
等が形成され、下縁部17には係止片18,18および
受け片19,19が形成されている。またこのケース体
A自体の開閉連結用および開閉施錠用の各手段として、
図示左側の上下には、ピン孔(開閉連結支持部)21を有
する連結支片(開閉連結支持部)20が形成され、また図
示右側の上下には、支持片(着脱用部分)22が形成され
てその各透孔23に予め施錠具24が装着されている。
【0017】なお各連結支片20は、図8に例示される
ように、機構盤4の上下所要部位に形成または配置され
た各支持部(開閉連結支持部)27に対して、互いのピン
孔21およびピン(開閉連結支持部)28を嵌挿して連結
支持される。これらの連結支片20および支持部27を
含めて、開閉連結支点部Eとされる。一方、各支持片2
2の施錠具24では、図9に例示されるように、前記集
合カバー7の上下所要部位に形成された各係合孔29に
対して着脱自在に嵌挿ロックされる割形状の係合筒具2
5が透孔23に嵌挿され、この係合筒具25をロックお
よび非ロックの状態に変化させるための操作杆26が同
筒具25に挿入されている。これらの支持片22、施錠
具24および係合孔29を含めて、開閉施錠部Fとされ
る。
ように、機構盤4の上下所要部位に形成または配置され
た各支持部(開閉連結支持部)27に対して、互いのピン
孔21およびピン(開閉連結支持部)28を嵌挿して連結
支持される。これらの連結支片20および支持部27を
含めて、開閉連結支点部Eとされる。一方、各支持片2
2の施錠具24では、図9に例示されるように、前記集
合カバー7の上下所要部位に形成された各係合孔29に
対して着脱自在に嵌挿ロックされる割形状の係合筒具2
5が透孔23に嵌挿され、この係合筒具25をロックお
よび非ロックの状態に変化させるための操作杆26が同
筒具25に挿入されている。これらの支持片22、施錠
具24および係合孔29を含めて、開閉施錠部Fとされ
る。
【0018】(遮蔽防護体Bについて) この遮蔽防護体Bは、外部から回路基盤Cに侵入しよう
とする静電気(空電ノイズともいう)を吸収して回路基盤
Cを帯電防護するものとして、導電性のある薄肉金属材
(例えばブリキ素板またはトタン素板)により、略方形蓋
皿状に成形されている。そしてケース体A内に敷設状態
とされる底板部31には、中央両側の支持座13aに対
する逃し孔32が形成されると共に、回路基盤Cの裏面
パターンを透視可能にする多数個の透視孔(開口)33が
配設されている。また底板部31の各隅部には、回路基
盤Cおよびカバー体Dに対する導電縁部(便宜上アース
接面部ともいう)34,34が座片状に折曲形成され、底
板部31の左右両側および下縁にはケース体Aに対する
係合支縁35,36が形成されている。
とする静電気(空電ノイズともいう)を吸収して回路基盤
Cを帯電防護するものとして、導電性のある薄肉金属材
(例えばブリキ素板またはトタン素板)により、略方形蓋
皿状に成形されている。そしてケース体A内に敷設状態
とされる底板部31には、中央両側の支持座13aに対
する逃し孔32が形成されると共に、回路基盤Cの裏面
パターンを透視可能にする多数個の透視孔(開口)33が
配設されている。また底板部31の各隅部には、回路基
盤Cおよびカバー体Dに対する導電縁部(便宜上アース
接面部ともいう)34,34が座片状に折曲形成され、底
板部31の左右両側および下縁にはケース体Aに対する
係合支縁35,36が形成されている。
【0019】(回路基盤Cについて)この回路基盤Cは、
前記遊技機側の各種電気的部品類に係る制御回路盤とし
て、所定の方形サイズに成形された本体(例えばガラス
繊維材を混在したエポキシ樹脂盤)37に、所要の回路
パターンが形成されて、各種の回路部品38,38およ
び電源(例えばAC24V)や電気的部品類および中継基
盤10に対するコネクター39,39等が夫々配置され
ている。そして本体37の各隅部の表裏面に半田による
導電縁部(アース接面部ともいう)40,40が形成され
ている。なお全てのアース接面部40,40は、互いに
導電接続され、また各回路部品のアース(接地)側にも接
続されている。
前記遊技機側の各種電気的部品類に係る制御回路盤とし
て、所定の方形サイズに成形された本体(例えばガラス
繊維材を混在したエポキシ樹脂盤)37に、所要の回路
パターンが形成されて、各種の回路部品38,38およ
び電源(例えばAC24V)や電気的部品類および中継基
盤10に対するコネクター39,39等が夫々配置され
ている。そして本体37の各隅部の表裏面に半田による
導電縁部(アース接面部ともいう)40,40が形成され
ている。なお全てのアース接面部40,40は、互いに
導電接続され、また各回路部品のアース(接地)側にも接
続されている。
【0020】(カバー体Dについて) このカバー体Dでは、前記遮蔽防護体Bと同様に薄肉金
属材により成形された静電気吸収用の枠本体41に、回
路基盤Cの透視面として、ケース体Aと同様な透明合成
樹脂材により方形に成形された透視板50が、予め装着
固定されている。すなわち枠本体41は、回路基盤Cの
各コネクター39,39を除いた全回路部品38,38を
覆蓋してケース体Aと整合し得る箱枠形に成形されてい
る。そして上端両側には回路基盤Cの表面上部のアース
接面部40,40に当接し得る導電縁部(アース接面部と
もいう)42,42が座片状に折曲形成され、下縁にはケ
ース体Aに対する係合支縁43が形成されている。また
この枠本体41において、図8に部分的に示されるよう
に、左右の側壁部にケース体Aの係着フック16に対す
る係合口44が形成される一方、上下の壁部には多数個
の放熱孔45,45が形成されており、そして中央に方
形の窓46が開口されている。この窓46では、その内
周囲に支縁(周縁部)47が段差状に折曲され、支縁47
の各辺部に多数個の係止孔(孔部)48,48が配置され
ている。なお係合支縁43は、前記遮蔽防護体Bの下係
合支縁36と整合当接し得、また枠本体41の両側に遮
蔽防護体Bの係合支縁35,35に対する当接縁49,4
9が形成されている。
属材により成形された静電気吸収用の枠本体41に、回
路基盤Cの透視面として、ケース体Aと同様な透明合成
樹脂材により方形に成形された透視板50が、予め装着
固定されている。すなわち枠本体41は、回路基盤Cの
各コネクター39,39を除いた全回路部品38,38を
覆蓋してケース体Aと整合し得る箱枠形に成形されてい
る。そして上端両側には回路基盤Cの表面上部のアース
接面部40,40に当接し得る導電縁部(アース接面部と
もいう)42,42が座片状に折曲形成され、下縁にはケ
ース体Aに対する係合支縁43が形成されている。また
この枠本体41において、図8に部分的に示されるよう
に、左右の側壁部にケース体Aの係着フック16に対す
る係合口44が形成される一方、上下の壁部には多数個
の放熱孔45,45が形成されており、そして中央に方
形の窓46が開口されている。この窓46では、その内
周囲に支縁(周縁部)47が段差状に折曲され、支縁47
の各辺部に多数個の係止孔(孔部)48,48が配置され
ている。なお係合支縁43は、前記遮蔽防護体Bの下係
合支縁36と整合当接し得、また枠本体41の両側に遮
蔽防護体Bの係合支縁35,35に対する当接縁49,4
9が形成されている。
【0021】これに対して前記透視板50は、窓46内
に装着されて結合されている。すなわち図10に部分的
に示す如く、透視板50における片側面の外周縁に、多
数個の突起(突部)51が一体成形により配設されてい
る。そして図11(a),(b)に示すように、該透視板5
0を支縁47内に載置したもとで、各々の突起51が各
係止孔48内に突入された後、リベットの場合と同様に
熱圧加工により皿頭形に塑性変形されて、支縁47内面
に圧着係止されている。これにより、透視板50が微動
もなく強固に結合されている。但しこの透視板50につ
いては、一例として窓46の外側(表側)に装着結合した
形態を例示する。
に装着されて結合されている。すなわち図10に部分的
に示す如く、透視板50における片側面の外周縁に、多
数個の突起(突部)51が一体成形により配設されてい
る。そして図11(a),(b)に示すように、該透視板5
0を支縁47内に載置したもとで、各々の突起51が各
係止孔48内に突入された後、リベットの場合と同様に
熱圧加工により皿頭形に塑性変形されて、支縁47内面
に圧着係止されている。これにより、透視板50が微動
もなく強固に結合されている。但しこの透視板50につ
いては、一例として窓46の外側(表側)に装着結合した
形態を例示する。
【0022】なお本実施例の電気制御装置では、前記遮
蔽防護体Bおよびカバー体Dの枠本体41で吸収した静
電気の除去について、従来から採用されている方式の一
例として、最終的にはゲームホール内の電源部からグラ
ンド(接地)に逃すことを前提としている。ちなみに参考
までに図18に略示されるように、遮蔽防護体Bに吸収
された静電気(空電ノイズ)は、図中矢印の経路で回路基
盤Cの回路内のダイオードを通過し、トランスのリーク
を利用して最終的に電源部(AC100V)の接地側へ吸
収されるようになっている。但し現実の場合において、
静電気は、グランド側に至る長い回路過程で、拡散(減
衰)されることもある。なおこれに代えて遮蔽防護体B
および枠本体41の何れかにアース線を接続してもよ
い。
蔽防護体Bおよびカバー体Dの枠本体41で吸収した静
電気の除去について、従来から採用されている方式の一
例として、最終的にはゲームホール内の電源部からグラ
ンド(接地)に逃すことを前提としている。ちなみに参考
までに図18に略示されるように、遮蔽防護体Bに吸収
された静電気(空電ノイズ)は、図中矢印の経路で回路基
盤Cの回路内のダイオードを通過し、トランスのリーク
を利用して最終的に電源部(AC100V)の接地側へ吸
収されるようになっている。但し現実の場合において、
静電気は、グランド側に至る長い回路過程で、拡散(減
衰)されることもある。なおこれに代えて遮蔽防護体B
および枠本体41の何れかにアース線を接続してもよ
い。
【0023】(実施例の作用)本実施例の電気制御装置
は、前述した各構成部材A,B,C,Dを互いに組付けて
構成され、そして各遊技機の裏側にセットされる。
は、前述した各構成部材A,B,C,Dを互いに組付けて
構成され、そして各遊技機の裏側にセットされる。
【0024】そこで先ず装置自体の組立てについて、図
12〜図17を参照して説明する。すなわちケース体A
に対して、遮蔽防護体Bは、下の係合支縁36を両受け
片19間に差込み係合して収容する。これにより同防護
体Bは、その底板部31をケース体Aの底板部11内面
に当接(敷設)すると共に、左右の係合支縁35,35を
側縁部15内側に係合し、また各隅部のアース接面部3
4,34を夫々の支持座13,13に当接すると共に、逃
し孔32を他の支持座13aに相対的に嵌挿した状態で
セットされる。
12〜図17を参照して説明する。すなわちケース体A
に対して、遮蔽防護体Bは、下の係合支縁36を両受け
片19間に差込み係合して収容する。これにより同防護
体Bは、その底板部31をケース体Aの底板部11内面
に当接(敷設)すると共に、左右の係合支縁35,35を
側縁部15内側に係合し、また各隅部のアース接面部3
4,34を夫々の支持座13,13に当接すると共に、逃
し孔32を他の支持座13aに相対的に嵌挿した状態で
セットされる。
【0025】次に回路基盤Cについては、その下縁をケ
ース体Aの両係止片18間に差込み係止して遮蔽防護体
B内に適宜押込んで収容する。これにより同基盤Cは、
その上縁がケース体Aの係止フック14の弾性変形を利
用して係合されると共に、両側縁が支持座13aに当接
支持された状態で、全体的には遮蔽防護体Bの底板部3
1に対して、適宜浮上間隔(離隔状態)で不動化セットさ
れる。そして裏面各部のアース接面部40を、同防護体
Bの各アース接面部34に整合当接している。
ース体Aの両係止片18間に差込み係止して遮蔽防護体
B内に適宜押込んで収容する。これにより同基盤Cは、
その上縁がケース体Aの係止フック14の弾性変形を利
用して係合されると共に、両側縁が支持座13aに当接
支持された状態で、全体的には遮蔽防護体Bの底板部3
1に対して、適宜浮上間隔(離隔状態)で不動化セットさ
れる。そして裏面各部のアース接面部40を、同防護体
Bの各アース接面部34に整合当接している。
【0026】そしてカバー体Dについては、ケース体A
と整合させた前提において、枠本体41の係合支縁43
を、前記受け片19間に差込み係合してケース体A側に
押込む。これによりカバー体Dは、枠本体41両側の係
合口44が、ケース体Aの係着フック16の弾性変形を
利用して係合されて、全体的にケース体Aに対して不動
化結合される。そして枠本体41上部の各アース接面部
42を、回路基盤Cの表面上部のアース接面部40に当
接し、また係合支縁43を遮蔽防護体Bの下係合支縁3
6と接合し、更には左右の当接縁49を同防護体Bの両
側の係合支縁35に当接して、夫々アース効果を図って
いる。
と整合させた前提において、枠本体41の係合支縁43
を、前記受け片19間に差込み係合してケース体A側に
押込む。これによりカバー体Dは、枠本体41両側の係
合口44が、ケース体Aの係着フック16の弾性変形を
利用して係合されて、全体的にケース体Aに対して不動
化結合される。そして枠本体41上部の各アース接面部
42を、回路基盤Cの表面上部のアース接面部40に当
接し、また係合支縁43を遮蔽防護体Bの下係合支縁3
6と接合し、更には左右の当接縁49を同防護体Bの両
側の係合支縁35に当接して、夫々アース効果を図って
いる。
【0027】この結果、電気制御装置は、開閉扉状基体
であるケース体Aに対して、遮蔽防護体B、回路基盤C
およびカバー体Dが、ビスを不要とした簡単な手順によ
り組付けられて、図1および図2に略示されるような箱
型ユニットに構成され、そして互いのアース接面部3
4,40,42同士が当接保持されている。
であるケース体Aに対して、遮蔽防護体B、回路基盤C
およびカバー体Dが、ビスを不要とした簡単な手順によ
り組付けられて、図1および図2に略示されるような箱
型ユニットに構成され、そして互いのアース接面部3
4,40,42同士が当接保持されている。
【0028】なお箱型ユニットに構成された電気制御装
置において、ケース体Aとカバー体Dとの両側面等に亘
り、封入シール(図示せず)が貼着される一方、カバー体
Dの透視板50には、社名や装置自体の電気内容事項そ
して当該遊技機の型式名等が記載されたネームシールが
貼着される。但しこのネームシールについては、透視板
50の内側に貼着してもよく、更には表面内面に印刷し
てもよい。また電気制御装置において、ケース体Aに対
して回路基盤Cおよびカバー体Dをより一層強化結合し
たい場合には、一例として遮蔽防護体B、回路基盤Cお
よびカバー体Dの夫々における上部のアース接面部3
4,40,42に小孔を設け、これらの小孔にビスを挿入
してケース体Aの上部の支持座13にねじ込むようにし
てもよい。これによればビスを使用するとしても、精々
1本または2本の最少数とすることができ、その締付け
作業の手間を大幅に簡素化し得るものである。
置において、ケース体Aとカバー体Dとの両側面等に亘
り、封入シール(図示せず)が貼着される一方、カバー体
Dの透視板50には、社名や装置自体の電気内容事項そ
して当該遊技機の型式名等が記載されたネームシールが
貼着される。但しこのネームシールについては、透視板
50の内側に貼着してもよく、更には表面内面に印刷し
てもよい。また電気制御装置において、ケース体Aに対
して回路基盤Cおよびカバー体Dをより一層強化結合し
たい場合には、一例として遮蔽防護体B、回路基盤Cお
よびカバー体Dの夫々における上部のアース接面部3
4,40,42に小孔を設け、これらの小孔にビスを挿入
してケース体Aの上部の支持座13にねじ込むようにし
てもよい。これによればビスを使用するとしても、精々
1本または2本の最少数とすることができ、その締付け
作業の手間を大幅に簡素化し得るものである。
【0029】前述のように構成された本実施例の電気制
御装置は、その実施状態として当該遊技機の機構盤4お
よび集合カバー7の両裏側に対して、ケース体Aを開閉
連結支点部Eおよび開閉施錠部Fを介して取着すること
により、簡単にセットできる。すなわち上下の各開閉連
結支点部Eにおいては、ケース体Aの連結支片20と機
構盤4の支持部27とを、互いのピン孔21およびピン
28を互いに上下方向から嵌挿して連結化する。一方上
下の開閉施錠部Fにおいては、ケース体Aの施錠具24
の操作杆26を一旦引き戻したもとで、非ロック状態と
された係合筒具25を、集合カバー7の当該係合孔29
内に嵌挿する。次いで、操作杆26を押込むことにより
係合筒具25が拡開ロック状態に変化されて、係合孔2
9にロックされる。
御装置は、その実施状態として当該遊技機の機構盤4お
よび集合カバー7の両裏側に対して、ケース体Aを開閉
連結支点部Eおよび開閉施錠部Fを介して取着すること
により、簡単にセットできる。すなわち上下の各開閉連
結支点部Eにおいては、ケース体Aの連結支片20と機
構盤4の支持部27とを、互いのピン孔21およびピン
28を互いに上下方向から嵌挿して連結化する。一方上
下の開閉施錠部Fにおいては、ケース体Aの施錠具24
の操作杆26を一旦引き戻したもとで、非ロック状態と
された係合筒具25を、集合カバー7の当該係合孔29
内に嵌挿する。次いで、操作杆26を押込むことにより
係合筒具25が拡開ロック状態に変化されて、係合孔2
9にロックされる。
【0030】またセットされた電気制御装置について、
前記双方の開閉施錠部Fの施錠具24を非ロック状態に
することにより、集合カバー7との係合を解除して、開
閉連結支点部Eで装置全体が開閉できる。そして双方の
開閉連結支点部Eの連結支片20を支持部27に対して
上方へ変位させることにより、両者20,27が分離さ
れて装置が取外しできる。
前記双方の開閉施錠部Fの施錠具24を非ロック状態に
することにより、集合カバー7との係合を解除して、開
閉連結支点部Eで装置全体が開閉できる。そして双方の
開閉連結支点部Eの連結支片20を支持部27に対して
上方へ変位させることにより、両者20,27が分離さ
れて装置が取外しできる。
【0031】本実施例の電気制御装置では、前述した箱
型ユニット状態および実施状態の何れにおいても、内部
の回路基盤Cについては、透明であるケース体Aの裏側
から遮蔽防護体Bの透視孔33,33を利用して裏面パ
ターンが透視でき、またカバー体Dの表側から透視板5
0を利用して回路部品(ハード部分)が透視できるので、
基盤Cの両面の点検確認が容易となる。
型ユニット状態および実施状態の何れにおいても、内部
の回路基盤Cについては、透明であるケース体Aの裏側
から遮蔽防護体Bの透視孔33,33を利用して裏面パ
ターンが透視でき、またカバー体Dの表側から透視板5
0を利用して回路部品(ハード部分)が透視できるので、
基盤Cの両面の点検確認が容易となる。
【0032】なお本発明の対象とする電気制御装置で
は、前記機構盤4の裏面に着脱および開閉が可能に設置
される型式のものであってもよい。そして前述した実施
例以外に他の技術も好適に推奨される。すなわちケース
体Aについては、必要に応じて放熱孔12,12を形成
した不透明な合成樹脂により成形したもの、また遮蔽防
護体Bについては、透視孔33を省略して放熱孔を必要
または適宜形成したものや透視窓を開口した枠形に成形
されたものであってもよい。
は、前記機構盤4の裏面に着脱および開閉が可能に設置
される型式のものであってもよい。そして前述した実施
例以外に他の技術も好適に推奨される。すなわちケース
体Aについては、必要に応じて放熱孔12,12を形成
した不透明な合成樹脂により成形したもの、また遮蔽防
護体Bについては、透視孔33を省略して放熱孔を必要
または適宜形成したものや透視窓を開口した枠形に成形
されたものであってもよい。
【0033】そしてカバー体Dについては、図19に例
示されるように、窓46を開口した金属製の枠本体41
と、外周囲にフランジ部52を成形した透明合成樹脂製
の透視板50とから構成する。そして双方41,50を
互いに強化結合することが前提にあって、窓46の外周
の支縁47に多数個の係止孔48,48を形成すること
に対し、フランジ部52の内面に図示しないが、前述と
同様な多数個の突起を形成したり、あるいは各係止孔4
8内に入り込んで支縁47に係着し得る凝固性の接着剤
を塗布する。この場合、合成樹脂製の結合枠53を枠本
体41内に入れて支縁47の内側に当ててフランジ部5
2と接着結合するようにしてもよい。更には支縁47の
適宜部位に凹口54を形成したことの前提において、透
視板50の外周部に各凹口54から支縁47の内側に圧
接係合し得る弾性変形可能な係着フック55を形成して
もよい。ちなみに、この透視板50が枠本体41の内側
から窓46に嵌合わせて装着結合される形態例では、フ
ランジ部52の外面に各係止孔48に対する突起が形成
される。
示されるように、窓46を開口した金属製の枠本体41
と、外周囲にフランジ部52を成形した透明合成樹脂製
の透視板50とから構成する。そして双方41,50を
互いに強化結合することが前提にあって、窓46の外周
の支縁47に多数個の係止孔48,48を形成すること
に対し、フランジ部52の内面に図示しないが、前述と
同様な多数個の突起を形成したり、あるいは各係止孔4
8内に入り込んで支縁47に係着し得る凝固性の接着剤
を塗布する。この場合、合成樹脂製の結合枠53を枠本
体41内に入れて支縁47の内側に当ててフランジ部5
2と接着結合するようにしてもよい。更には支縁47の
適宜部位に凹口54を形成したことの前提において、透
視板50の外周部に各凹口54から支縁47の内側に圧
接係合し得る弾性変形可能な係着フック55を形成して
もよい。ちなみに、この透視板50が枠本体41の内側
から窓46に嵌合わせて装着結合される形態例では、フ
ランジ部52の外面に各係止孔48に対する突起が形成
される。
【0034】またカバー体Dの別例として、図20に例
示されるように、適宜導電性材料を配合した合成樹脂母
材により成形されて窓46を開口した枠本体41と、窓
46に装着される透視板50とから構成する。そして双
方41,50の強化結合例として、窓46の支縁47の
各係止孔48,48に対して、透視板50の外周縁内面
に前記と同様な突起を形成したり、枠本体41の母材と
透視板50とを凝固性の接着剤で接着するようにしても
よい。ちなみにこの技術案によれば、開閉扉状基体であ
るケース体Aとカバー体Dの枠本体41とを、導電性材
料を配合した合成樹脂母材により、一つの箱体に成形す
ることが可能となる。
示されるように、適宜導電性材料を配合した合成樹脂母
材により成形されて窓46を開口した枠本体41と、窓
46に装着される透視板50とから構成する。そして双
方41,50の強化結合例として、窓46の支縁47の
各係止孔48,48に対して、透視板50の外周縁内面
に前記と同様な突起を形成したり、枠本体41の母材と
透視板50とを凝固性の接着剤で接着するようにしても
よい。ちなみにこの技術案によれば、開閉扉状基体であ
るケース体Aとカバー体Dの枠本体41とを、導電性材
料を配合した合成樹脂母材により、一つの箱体に成形す
ることが可能となる。
【0035】更にカバー体Dを、導電性材料を配合した
透明樹脂材により成形したり、また透明合成樹脂材によ
り成形したカバー体Dの表面または裏面に、透明度を低
下させることのない帯電防止塗料を塗布することによ
り、該カバー体Dに帯電防止機能を付加するようにして
もよい。
透明樹脂材により成形したり、また透明合成樹脂材によ
り成形したカバー体Dの表面または裏面に、透明度を低
下させることのない帯電防止塗料を塗布することによ
り、該カバー体Dに帯電防止機能を付加するようにして
もよい。
【0036】なお図19および図20の各別例カバー体
Dにおいて、前記図6および図7に示されるカバー体D
と同一または均等部分には同一符号を付して、その説明
は省略する。また夫々の別例カバー体Dについても、上
部のアース接面部42,42にビス用の小孔を設けるよ
うにしてもよい。
Dにおいて、前記図6および図7に示されるカバー体D
と同一または均等部分には同一符号を付して、その説明
は省略する。また夫々の別例カバー体Dについても、上
部のアース接面部42,42にビス用の小孔を設けるよ
うにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】前述した実施例から理解できるように、
本発明の電気制御装置では、ケース体,遮蔽防護体,回路
基盤およびカバー体を組付けて装置全体を1つの開閉式
箱型ユニット形態に構成し得ると共に取扱い得る。この
ような電気制御装置にあって、機構盤裏側への組付けに
ついては、装置自体の開口縁より外側を基準にして互い
の開閉連結支持部により左右方向への回動と上下方向へ
の着脱とが可能に連結支持し得、特別大掛りな着脱用設
置保持具や器具等を一切不要にした前提のもとで、機構
盤に対してケース体を組付けるだけで、装置全体が手早
く楽に設置セットすることができる。そして遊技盤裏面
の点検等に際しては、装置全体を機構盤に組付けたまま
開口領域外へ回動させ、該開口領域を全面的に開放させ
て遊技盤裏面を楽に点検することができる。
本発明の電気制御装置では、ケース体,遮蔽防護体,回路
基盤およびカバー体を組付けて装置全体を1つの開閉式
箱型ユニット形態に構成し得ると共に取扱い得る。この
ような電気制御装置にあって、機構盤裏側への組付けに
ついては、装置自体の開口縁より外側を基準にして互い
の開閉連結支持部により左右方向への回動と上下方向へ
の着脱とが可能に連結支持し得、特別大掛りな着脱用設
置保持具や器具等を一切不要にした前提のもとで、機構
盤に対してケース体を組付けるだけで、装置全体が手早
く楽に設置セットすることができる。そして遊技盤裏面
の点検等に際しては、装置全体を機構盤に組付けたまま
開口領域外へ回動させ、該開口領域を全面的に開放させ
て遊技盤裏面を楽に点検することができる。
【0038】しかも、ケース体内に敷設状に収容された
遮蔽防護体と回路基盤およびカバー体の枠本体とでは、
該枠本体上部の各アース接面部を、回路基盤の表面上部
のアース接面部に当接し、また係合支縁を遮蔽防護体の
下係合支縁と接合し、更には左右の当接縁を該遮蔽防護
体の両側の係合支縁に当接させることにより、外部から
回路基盤に侵入しようとする静電気を効果的に吸収して
最終的にはグランド側へ逃すもとで、回路基盤を静電気
から遮蔽保護することができる。また内部の回路基盤に
ついては、透明であるケース体の裏側から遮蔽防護体に
形成した開口を利用して裏面パターンを好適に透視し得
ると共に、前記カバー体の表側から透視面を利用して回
路基盤の表面に配設した回路部品(ハード部分)を透視確
認することができるものである。 特にカバー体の透視面
については、例えばブリキ板のような導電性材の枠本体
の窓に、例えばアクリル樹脂のような透明合成樹脂材の
透視板を合わせて、孔部に突部を加圧成形により塑性変
形させて圧着係合していることにより、互いに材質の異
なる同志の枠本体と透視板とを長く強固に係合し得、透
視板の不正開放を防止して好適な透視面を維持できるも
のである。
遮蔽防護体と回路基盤およびカバー体の枠本体とでは、
該枠本体上部の各アース接面部を、回路基盤の表面上部
のアース接面部に当接し、また係合支縁を遮蔽防護体の
下係合支縁と接合し、更には左右の当接縁を該遮蔽防護
体の両側の係合支縁に当接させることにより、外部から
回路基盤に侵入しようとする静電気を効果的に吸収して
最終的にはグランド側へ逃すもとで、回路基盤を静電気
から遮蔽保護することができる。また内部の回路基盤に
ついては、透明であるケース体の裏側から遮蔽防護体に
形成した開口を利用して裏面パターンを好適に透視し得
ると共に、前記カバー体の表側から透視面を利用して回
路基盤の表面に配設した回路部品(ハード部分)を透視確
認することができるものである。 特にカバー体の透視面
については、例えばブリキ板のような導電性材の枠本体
の窓に、例えばアクリル樹脂のような透明合成樹脂材の
透視板を合わせて、孔部に突部を加圧成形により塑性変
形させて圧着係合していることにより、互いに材質の異
なる同志の枠本体と透視板とを長く強固に係合し得、透
視板の不正開放を防止して好適な透視面を維持できるも
のである。
【図1】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の概要お
よび電気制御装置の実施態様を開放状態で示す斜視図で
ある。
よび電気制御装置の実施態様を開放状態で示す斜視図で
ある。
【図2】パチンコ遊技機の主体となる前枠側と遊技盤側
の分離状態および電気制御装置の実施態様を示す斜視図
である。
の分離状態および電気制御装置の実施態様を示す斜視図
である。
【図3】機構盤側に対する電気制御装置の設置状態を裏
側から示す正面図である。
側から示す正面図である。
【図4】遊技盤裏側にセットされる集合カバーの開閉連
結支点部を分解して示す斜視図である。
結支点部を分解して示す斜視図である。
【図5】集合カバーの開閉施錠部を分解して示す斜視図
である。
である。
【図6】本実施例の電気制御装置を主要構成部材毎に分
解して示す斜視図である。
解して示す斜視図である。
【図7】電気制御装置の各構成部材を個々に示す正面図
である。
である。
【図8】電気制御装置の開閉連結支点部と、ケース体お
よびカバー体の係合部とを分解して示す斜視図である。
よびカバー体の係合部とを分解して示す斜視図である。
【図9】電気制御装置の開閉施錠部を分解して示す斜視
図である。
図である。
【図10】カバー体の枠本体と透視板の結合部を分解し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図11】枠本体と透視板との結合例を示す平断面図で
ある。
ある。
【図12】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す側断面図である。
を各部分毎に示す側断面図である。
【図13】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す側断面図である。
を各部分毎に示す側断面図である。
【図14】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す側断面図である。
を各部分毎に示す側断面図である。
【図15】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す平断面図である。
を各部分毎に示す平断面図である。
【図16】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す平断面図である。
を各部分毎に示す平断面図である。
【図17】電気制御装置の各構成部材相互の組立て状態
を各部分毎に示す平断面図である。
を各部分毎に示す平断面図である。
【図18】静電気除去に係るアース回路の一例を略示す
る説明図である。
る説明図である。
【図19】電気制御装置に実施可能とされるカバー体の
別例を分解して示す斜視図である。
別例を分解して示す斜視図である。
【図20】電気制御装置に実施可能とされるカバー体の
別例を分解して示す斜視図である。
別例を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】 2 前枠 4 機構盤5 開口領域 6 遊技盤 11 底板部 13 支持座 13a 支持座 20 連結支片
(開閉連結支持部) 21 ピン孔(開閉連結支持部) 22 支持片
(着脱用部分) 27 支持部(開閉連結支持部) 28 ピン(開
閉連結支持部) 31 底板部 32 逃し孔 33 透視孔(開口) 34 アース接
面部 36 係合支縁 40 アース接
面部 41 枠本体 42 アース接
面部 43 係合支縁 46 窓 47 支縁(周縁部) 48 係止孔
(孔部) 50 透視板 51 突起(突
部) A ケース体 B 遮蔽防護体 C 回路基盤 D カバー体
(開閉連結支持部) 21 ピン孔(開閉連結支持部) 22 支持片
(着脱用部分) 27 支持部(開閉連結支持部) 28 ピン(開
閉連結支持部) 31 底板部 32 逃し孔 33 透視孔(開口) 34 アース接
面部 36 係合支縁 40 アース接
面部 41 枠本体 42 アース接
面部 43 係合支縁 46 窓 47 支縁(周縁部) 48 係止孔
(孔部) 50 透視板 51 突起(突
部) A ケース体 B 遮蔽防護体 C 回路基盤 D カバー体
Claims (3)
- 【請求項1】 前枠(2)の正面内部に各種の電気的部品
類を配設した遊技盤(6)がセットされる一方、前枠(2)の
裏側に遊技盤(6)裏面を透視し得る開口領域(5)の周囲に
各種の球処理部や装置等を設けた機構盤(4)がセットさ
れ、この機構盤(4)の裏側に電気的部品類を制御する電
気制御装置を装備したパチンコ遊技機にあって、前記電気制御装置は、 合成樹脂材により方形箱蓋形をな
す開閉扉状基体に成形されて、前記機構盤(4)の外側を
基準にして回動および着脱可能に取着されるケース体
(A)と、導電性材により方形皿形に成形されてケース体
(A)内に敷設状に収容される静電気の吸収帯電防止用の
遮蔽防護体(B)と、電源回路および電気的部品類等に係
る所要の回路および部品等を形成配置して遮蔽防護体
(B)内に適宜浮上離隔状態で収容保護される方形の回路
基盤(C)と、方形箱蓋形に成形された導電性を有する枠
本体(41)に回路基盤(C)用の透視面が形成されてケース
体(A)側に着脱可能に組付けられるカバー体(D)とから構
成され、前記ケース体(A)では、外側の上下部に開閉連結支持部
(20,21)を形成し、この開閉連結支持部(20,21)を、前記
機構盤(4)における開口領域(5)の開口縁より外側の上下
部に形成された開閉連結支持部(27,28)に掛合して、左
右方向への回動と上下方向への着脱とが可能に連結支持
し、 前記遮蔽防護体(B)と回路基盤(C)およびカバー体
(D)の枠本体(41)とでは、夫々の各隅角部に形成された
アース接面部(34,40,42)を互いに整合当接すると共に、
遮蔽防護体(B)およびカバー体(D)の枠本体(41)の夫々の
側縁に形成した係合支縁(36,43)同志を当接した状態で
前記ケース体(A)側に組付け保持される一方、前記カバ
ー体(D)では、回路基盤(C)用の透視面として前記枠本体
(41)に開口された窓(46)周縁に透明合成樹脂成形製の透
視板(50)を整合すると共に、窓(46)周縁の孔部(48)に透
視板(50)の周囲に一体成形した突部(51)を合わせて、同
突部(51)を加圧成形により塑性変形させて圧着係合した
ことを特徴とするパチンコ遊技機用の電気制御装置。 - 【請求項2】 前記ケース体(A)は、透明合成樹脂材に
より方形箱蓋形に成形されて、外周縁各部に前記機構盤
(4)側の着脱手段部に対する着脱用部分(20,22)を夫々形
成すると共に、底板部(11)の各部に支持座(13,13a)を形
成し、 前記遮蔽防護体(B)は、薄肉金属材により方形皿状に成
形されて、底板部(31)の各部分に支持座(13)に支持され
る前記アース接面部(34)を形成すると共に、支持座(13
a)に対する逃し口(32)を形成し、また底板部(31)に前記
回路基盤(C)の裏面パターンを透視し得る開口(33)を形
成する一方、底板部(31)の一側から前記係合支縁(36)を
外向きに折曲形成した請求項1記載のパチンコ遊技機用
の電気制御装置。 - 【請求項3】 前記カバー体(D)は、薄肉金属材または
導電性素材を配合し た樹脂母材により成形された枠本体
(41)の周縁各部に前記アース接面部(42)および係合支縁
(43)を折曲形成すると共に、枠本体(41)に開口した窓(4
6)の周縁部(47)に多数個の係止孔(48)を形成し、前記回
路基盤(C)用の透視面を構成する透明合成樹脂成形製の
透視板(50)が窓(46)の周縁部(47)に整合されたもとで、
その周縁に一体成形により配設した多数個の突部(51)を
各係止孔(48)に挿入して加圧成形により塑性変形させて
係止孔(48)の周囲に圧着係合させた状態で装着結合され
た請求項1記載のパチンコ遊技機用の電気制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128705A JP2681315B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | パチンコ遊技機用の電気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128705A JP2681315B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | パチンコ遊技機用の電気制御装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6319360A Division JP2565854B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | パチンコ遊技機用の電気制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05103856A JPH05103856A (ja) | 1993-04-27 |
JP2681315B2 true JP2681315B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=14991391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3128705A Expired - Lifetime JP2681315B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | パチンコ遊技機用の電気制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681315B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4507003B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2010-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP4507002B2 (ja) * | 2007-10-16 | 2010-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP4507010B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2010-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH647253A5 (de) * | 1980-03-13 | 1985-01-15 | Sandoz Ag | Azoverbindungen mit einer diazokomponente der thiazolreihe. |
JPS61198257A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-02 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JPS6214014A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Hitachi Ltd | 距離測定方法 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3128705A patent/JP2681315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05103856A (ja) | 1993-04-27 |
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