JP2666139B2 - 小型滑走艇 - Google Patents
小型滑走艇Info
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- JP2666139B2 JP2666139B2 JP62220392A JP22039287A JP2666139B2 JP 2666139 B2 JP2666139 B2 JP 2666139B2 JP 62220392 A JP62220392 A JP 62220392A JP 22039287 A JP22039287 A JP 22039287A JP 2666139 B2 JP2666139 B2 JP 2666139B2
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- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
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- B63B1/02—Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement
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- B63B1/16—Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving additional lift from hydrodynamic forces
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- B63B34/00—Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は小型滑走艇に関するもので、特に船体の後
部中央に縦方向に配置した騎乗形座席を備えた船体に関
する。 〔従来の技術〕 一般に小型滑走艇は船幅が小さいので複数の乗員のた
めの座席は前後に着座するよう騎乗形に形成するのが合
理的である。そこで、水ジェット推進装置を備えた小型
滑走艇では、操舵ハンドルを備えたブリッジの後部に騎
乗形の座席を備え、座席と舷側との間に乗員の脚が入る
前後方向の空間が形成されている。 他方、斯かる艇長の短い小型滑走艇にあっては凌波性
を向上させるため乗員が乗船したとき艇尾が水中に没す
る程度に艇首が持ち上がるよう重量配分を設定する必要
がある。そのため騎乗形の座席の両側に設けられる前記
脚置部の後部を艇尾に開口させ、水を導入させることに
よって艇尾の浮力を減じている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このように乗員が乗艇したとき脚置部
へ水を導入するようにしたものは、乗員の脚や靴を濡ら
さないで乗艇せんとする場合に些か具合が悪い。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は艇の後部に乗艇する際に乗員の脚が濡れ難
い小型滑走艇を得ることを目的とするものである。 本発明に係る小型滑走艇は、合成樹脂製の下部材の上
部開口を、同じく合成樹脂製の上部材によって閉じて艇
体を構成し、その上部材の中央部に操舵ハンドルを支持
するブリッジを突設し、ブリッジの後側に後方へ伸びる
騎乗型の座席を連設すると共に、その座席の両側に脚置
部を形成した小型滑走艇であって、前記座席を前側の運
転者用座席とこの運転者用座席の後側の同乗者用座席と
によって構成するとともに、前記脚置部における艇体外
側の端部を上方へ立上げることによって舷側を形成し、
前記脚置部の後部であって前記同乗者用座席の着座部よ
り後方に、艇体の幅方向に延在するとともにこの幅方向
に対をなしかつ座席前部の側方の脚置部より上方に突出
する段部を、脚置部を部分的に上方へ膨出させることに
よって前記上部材と一体に形成したものである。 〔作 用〕 乗員が艇の後部に乗艇したとき水は段部によって乗員
の脚元側に流れ難くなる。 〔実施例〕 以下、図示の実施例によってこの発明を説明すると、
図はこの発明に係る2人乗りの小型滑走艇であり、図
中、1は繊維強化合成樹脂で作られた小型滑走艇の艇体
である。艇体1は船底部と舷側とを合成樹脂によって一
体的に成型した箱形の下部材1aと、その下部材1aの上部
開口を、同じく合成樹脂によって成形された上部材1bで
覆って、その重合縁において水密に固着して中空の艇体
1を構成してある。1cは艇内の前部および後部の左右舷
側部に充填された浮体であり、合成樹脂の発砲体からな
っている。 艇体1をなす上部材1bの上面には中央部に操舵ハンド
ル2を設けたブリッジ3が備えられ、その後部に騎乗形
の2人乗り座席4が連接されている。この座席4は、前
側の運転者用座席とこの運転者用座席の後側の同乗者用
座席とによって構成している。 ブリッジ3の前部には内部のエンジン室に通じるハッ
チ5が設けられている。図中、波線で示す6はエンジ
ン、7はエンジン6によって駆動される従来から公知の
ウォータジェット装置であり、7aはその水流の噴出口で
ある。なお、ハッチ5は艇体の重心CGに対して座席4の
前部ほぼ等しい距離に配置され、乗員が艇体の前側に移
乗したときその上面を補助座席としても使用出来るよう
にクッション5cを設け、ブリッジ3の前部に各1名が着
座したときにも、艇体の前後方向の傾きが大きく変化し
ないように配慮してある。 座席4の両側には乗員が跨座したときの脚置部8が設
けられており、脚置部8は座席4と舷側9との間に位置
してハッチ5の側方から艇尾に至る細長い溝状に形成さ
れている。脚置部8の床面には艇幅方向に伸びる高い水
止め部10が床面と一体に成形して突設されており、これ
によって、乗員の2名が座席4に着座したとき、艇尾の
一部が水中に没しても、水止め部10に阻止されて脚置部
8に水が流れ込まないようにしてある。前記水止め部10
が本発明に係る段分を構成している。 すなわち、この水止め部10は、脚置部8の後部であっ
て前記同乗者用座席の着座部より後方に、艇体1の幅方
向に延在するとともにこの幅方向に対をなしかつ座席前
部の側方の脚置部8より上方に突出するように、脚置部
8を部分的に上方へ膨出させることによって前記上部材
1bと一体に形成している。脚置部8が艇尾より所定距離
sだけ艇内側に位置して設けられるのは、海水を脚置部
8の後部へ導入して乗員の2名が乗艇したときの艇尾が
沈む角度を大きくさせると共に、水止め部10の水面から
の高さLを実質的に高くし、且つ脚置部8の前部への進
水を阻止するためである。8aは逆止弁であり、雨や波に
よって脚置部8が浸水したとき、その水を排除すべく水
止め部10を側路する排水通路8b中に介装したもので、脚
置部8内から艇外への水流のみを許容する構造を採って
いる。また、前記排水通路8bは、脚置部8の床面に沿っ
て艇体1の前後方向に延設している。さらに、前記一対
の水止め部10より艇体1の幅方向の中央側には、第1図
に示すように、再乗艇部11を設けている。この際乗艇部
11は、前記水止め部10より低い平面からなり、艇体1の
後方に向かって解放されるように構成している。このよ
うに再乗艇部11を艇体後部に設けることにより、乗員が
遊泳した後に再び乗艇するときに、水止め部10に手をか
けて再乗艇部11から乗り込むことができる。しかも、こ
のように艇体1の後端が相対的に低いと、座席4に後方
を向いて着座した同乗者が前記水止め部10に足をかける
ことによって、身体を安定させて後方を見ることができ
る。 斯くて、座席4に2名が着座すると、艇体と水面とが
接する、いわゆる水線がW1で示されるように、艇尾が沈
み艇首が持ち上がる。エンジン6を始動させればウォー
タジェット装置の噴出口7aから噴出する水流により艇は
航走を開始する。艇の速度が増すと艇体はほぼ同じ角度
で滑走を始めるので水線W2で示すように、吃水が浅くな
り底面の抵抗が減じて高速航走が可能となる。もっと
も、このときは既に艇尾も水中から浮いており、水止め
部10の有無に拘わらず脚置部8への浸水はなくなる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る小型滑走艇は、合成
樹脂製の下部材の上部開口を、同じく合成樹脂製の上部
材によって閉じて艇体を構成し、その上部材の中央部に
操舵ハンドルを支持するブリッジを突設し、ブリッジの
後側に後方へ伸びる騎乗型の座席を連設すると共に、そ
の座席の両側に脚置部を形成した小型滑走艇であって、
前記座席を前側の運転者用座席とこの運転者用座席の後
側の同乗者用座席とによって構成するとともに、前記脚
置部における艇体外側の端部を上方へ立上げることによ
って舷側を形成し、前記脚置部の後部であって前記同乗
者用座席の着座部より後方に、艇体の幅方向に延在する
とともにこの幅方向に対をなしかつ座席前部の側方の脚
置部より上方に突出する段部を、脚置部を部分的に上方
へ膨出させることによって前記上部材と一体に形成した
ため、乗員が艇の後部に乗艇し後部が沈んだときにも前
記段部によって水は乗員の脚元側に流れ難くなり、乗員
の脚元が濡れ難くなる。 また、座席に後方を向いて着座した同乗者が前記段部
に足をかけることによって、身体を安定させて後方を見
ることができるという効果もある。 さらに、本発明に係る小型滑走艇は、一対の段部より
艇体の幅方向の中央側に、前記段部より低い平面からな
り艇体の後方に向かって解放される再乗艇部を設けたた
め、乗員が遊泳した後に再び乗艇するときに、段部に手
をかけて再乗艇歩から乗り込むことができるから、再乗
艇が容易である。
部中央に縦方向に配置した騎乗形座席を備えた船体に関
する。 〔従来の技術〕 一般に小型滑走艇は船幅が小さいので複数の乗員のた
めの座席は前後に着座するよう騎乗形に形成するのが合
理的である。そこで、水ジェット推進装置を備えた小型
滑走艇では、操舵ハンドルを備えたブリッジの後部に騎
乗形の座席を備え、座席と舷側との間に乗員の脚が入る
前後方向の空間が形成されている。 他方、斯かる艇長の短い小型滑走艇にあっては凌波性
を向上させるため乗員が乗船したとき艇尾が水中に没す
る程度に艇首が持ち上がるよう重量配分を設定する必要
がある。そのため騎乗形の座席の両側に設けられる前記
脚置部の後部を艇尾に開口させ、水を導入させることに
よって艇尾の浮力を減じている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このように乗員が乗艇したとき脚置部
へ水を導入するようにしたものは、乗員の脚や靴を濡ら
さないで乗艇せんとする場合に些か具合が悪い。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は艇の後部に乗艇する際に乗員の脚が濡れ難
い小型滑走艇を得ることを目的とするものである。 本発明に係る小型滑走艇は、合成樹脂製の下部材の上
部開口を、同じく合成樹脂製の上部材によって閉じて艇
体を構成し、その上部材の中央部に操舵ハンドルを支持
するブリッジを突設し、ブリッジの後側に後方へ伸びる
騎乗型の座席を連設すると共に、その座席の両側に脚置
部を形成した小型滑走艇であって、前記座席を前側の運
転者用座席とこの運転者用座席の後側の同乗者用座席と
によって構成するとともに、前記脚置部における艇体外
側の端部を上方へ立上げることによって舷側を形成し、
前記脚置部の後部であって前記同乗者用座席の着座部よ
り後方に、艇体の幅方向に延在するとともにこの幅方向
に対をなしかつ座席前部の側方の脚置部より上方に突出
する段部を、脚置部を部分的に上方へ膨出させることに
よって前記上部材と一体に形成したものである。 〔作 用〕 乗員が艇の後部に乗艇したとき水は段部によって乗員
の脚元側に流れ難くなる。 〔実施例〕 以下、図示の実施例によってこの発明を説明すると、
図はこの発明に係る2人乗りの小型滑走艇であり、図
中、1は繊維強化合成樹脂で作られた小型滑走艇の艇体
である。艇体1は船底部と舷側とを合成樹脂によって一
体的に成型した箱形の下部材1aと、その下部材1aの上部
開口を、同じく合成樹脂によって成形された上部材1bで
覆って、その重合縁において水密に固着して中空の艇体
1を構成してある。1cは艇内の前部および後部の左右舷
側部に充填された浮体であり、合成樹脂の発砲体からな
っている。 艇体1をなす上部材1bの上面には中央部に操舵ハンド
ル2を設けたブリッジ3が備えられ、その後部に騎乗形
の2人乗り座席4が連接されている。この座席4は、前
側の運転者用座席とこの運転者用座席の後側の同乗者用
座席とによって構成している。 ブリッジ3の前部には内部のエンジン室に通じるハッ
チ5が設けられている。図中、波線で示す6はエンジ
ン、7はエンジン6によって駆動される従来から公知の
ウォータジェット装置であり、7aはその水流の噴出口で
ある。なお、ハッチ5は艇体の重心CGに対して座席4の
前部ほぼ等しい距離に配置され、乗員が艇体の前側に移
乗したときその上面を補助座席としても使用出来るよう
にクッション5cを設け、ブリッジ3の前部に各1名が着
座したときにも、艇体の前後方向の傾きが大きく変化し
ないように配慮してある。 座席4の両側には乗員が跨座したときの脚置部8が設
けられており、脚置部8は座席4と舷側9との間に位置
してハッチ5の側方から艇尾に至る細長い溝状に形成さ
れている。脚置部8の床面には艇幅方向に伸びる高い水
止め部10が床面と一体に成形して突設されており、これ
によって、乗員の2名が座席4に着座したとき、艇尾の
一部が水中に没しても、水止め部10に阻止されて脚置部
8に水が流れ込まないようにしてある。前記水止め部10
が本発明に係る段分を構成している。 すなわち、この水止め部10は、脚置部8の後部であっ
て前記同乗者用座席の着座部より後方に、艇体1の幅方
向に延在するとともにこの幅方向に対をなしかつ座席前
部の側方の脚置部8より上方に突出するように、脚置部
8を部分的に上方へ膨出させることによって前記上部材
1bと一体に形成している。脚置部8が艇尾より所定距離
sだけ艇内側に位置して設けられるのは、海水を脚置部
8の後部へ導入して乗員の2名が乗艇したときの艇尾が
沈む角度を大きくさせると共に、水止め部10の水面から
の高さLを実質的に高くし、且つ脚置部8の前部への進
水を阻止するためである。8aは逆止弁であり、雨や波に
よって脚置部8が浸水したとき、その水を排除すべく水
止め部10を側路する排水通路8b中に介装したもので、脚
置部8内から艇外への水流のみを許容する構造を採って
いる。また、前記排水通路8bは、脚置部8の床面に沿っ
て艇体1の前後方向に延設している。さらに、前記一対
の水止め部10より艇体1の幅方向の中央側には、第1図
に示すように、再乗艇部11を設けている。この際乗艇部
11は、前記水止め部10より低い平面からなり、艇体1の
後方に向かって解放されるように構成している。このよ
うに再乗艇部11を艇体後部に設けることにより、乗員が
遊泳した後に再び乗艇するときに、水止め部10に手をか
けて再乗艇部11から乗り込むことができる。しかも、こ
のように艇体1の後端が相対的に低いと、座席4に後方
を向いて着座した同乗者が前記水止め部10に足をかける
ことによって、身体を安定させて後方を見ることができ
る。 斯くて、座席4に2名が着座すると、艇体と水面とが
接する、いわゆる水線がW1で示されるように、艇尾が沈
み艇首が持ち上がる。エンジン6を始動させればウォー
タジェット装置の噴出口7aから噴出する水流により艇は
航走を開始する。艇の速度が増すと艇体はほぼ同じ角度
で滑走を始めるので水線W2で示すように、吃水が浅くな
り底面の抵抗が減じて高速航走が可能となる。もっと
も、このときは既に艇尾も水中から浮いており、水止め
部10の有無に拘わらず脚置部8への浸水はなくなる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る小型滑走艇は、合成
樹脂製の下部材の上部開口を、同じく合成樹脂製の上部
材によって閉じて艇体を構成し、その上部材の中央部に
操舵ハンドルを支持するブリッジを突設し、ブリッジの
後側に後方へ伸びる騎乗型の座席を連設すると共に、そ
の座席の両側に脚置部を形成した小型滑走艇であって、
前記座席を前側の運転者用座席とこの運転者用座席の後
側の同乗者用座席とによって構成するとともに、前記脚
置部における艇体外側の端部を上方へ立上げることによ
って舷側を形成し、前記脚置部の後部であって前記同乗
者用座席の着座部より後方に、艇体の幅方向に延在する
とともにこの幅方向に対をなしかつ座席前部の側方の脚
置部より上方に突出する段部を、脚置部を部分的に上方
へ膨出させることによって前記上部材と一体に形成した
ため、乗員が艇の後部に乗艇し後部が沈んだときにも前
記段部によって水は乗員の脚元側に流れ難くなり、乗員
の脚元が濡れ難くなる。 また、座席に後方を向いて着座した同乗者が前記段部
に足をかけることによって、身体を安定させて後方を見
ることができるという効果もある。 さらに、本発明に係る小型滑走艇は、一対の段部より
艇体の幅方向の中央側に、前記段部より低い平面からな
り艇体の後方に向かって解放される再乗艇部を設けたた
め、乗員が遊泳した後に再び乗艇するときに、段部に手
をかけて再乗艇歩から乗り込むことができるから、再乗
艇が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は艇体
の外観図、第2図は縦断面図である。 1b……上部材、4……座席、8……脚置部、9……舷
側、10……水止め部(段部)。
の外観図、第2図は縦断面図である。 1b……上部材、4……座席、8……脚置部、9……舷
側、10……水止め部(段部)。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.合成樹脂製の下部材の上部開口を、同じく合成樹脂
製の上部材によって閉じて艇体を構成し、その上部材の
中央部に操舵ハンドルを支持するブリッジを突設し、ブ
リッジの後側に後方へ伸びる騎乗型の座席を連設すると
共に、その座席の両側に脚置部を形成した小型滑走艇で
あって、前記座席を前側の運転者用座席とこの運転者用
座席の後側の同乗者用座席とによって構成するととも
に、前記脚置部における艇体外側の端部を上方へ立上げ
ることによって舷側を形成し、前記脚置部の後部であっ
て前記同乗者用座席の着座部より後方に、艇体の幅方向
に延在するとともにこの幅方向に対をなしかつ座席前部
の側方の脚置部より上方に突出する段部を、脚置部を部
分的に上方へ膨出させることによって前記上部材と一体
に形成したことを特徴とする小型滑走艇。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62220392A JP2666139B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 小型滑走艇 |
EP88113521A EP0304821B1 (en) | 1987-08-28 | 1988-08-19 | Jet boat |
EP88113522A EP0304822B1 (en) | 1987-08-28 | 1988-08-19 | Jet boat |
ES198888113522T ES2039532T3 (es) | 1987-08-28 | 1988-08-19 | Bote a reaccion. |
ES88113521T ES2043747T3 (es) | 1987-08-28 | 1988-08-19 | Bote de propulsion a chorro. |
US07/240,100 US4945852A (en) | 1987-09-04 | 1988-09-02 | Compact planning type boat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62220392A JP2666139B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 小型滑走艇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6463491A JPS6463491A (en) | 1989-03-09 |
JP2666139B2 true JP2666139B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=16750396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62220392A Expired - Fee Related JP2666139B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-09-04 | 小型滑走艇 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4945852A (ja) |
JP (1) | JP2666139B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3053195B2 (ja) * | 1990-07-02 | 2000-06-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 被駆動船 |
FR2664205B1 (fr) * | 1990-07-06 | 1992-10-23 | Zodiac Int | Embarcation a coque mixte avec carene rigide et boudin gonflable de flottabilite. |
JP2897937B2 (ja) * | 1990-12-21 | 1999-05-31 | 本田技研工業株式会社 | 小型船 |
FR2674496B1 (fr) * | 1991-03-26 | 1993-07-09 | Zodiac Int | Embarcation pneumatique gonflable avec tableau arriere non plan. |
JP2998340B2 (ja) * | 1991-10-09 | 2000-01-11 | ヤマハ発動機株式会社 | 水ジェット推進艇 |
US5390621A (en) * | 1991-11-01 | 1995-02-21 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Watercraft |
US5447116A (en) * | 1993-05-18 | 1995-09-05 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Personal watercraft |
US6178912B1 (en) | 1993-08-02 | 2001-01-30 | Old Town Canoe Company | Sit-on-top kayak with space efficient cockpit area |
US5964177A (en) * | 1993-08-02 | 1999-10-12 | Old Town Canoe Co. | Sit-on-top kayak |
US6058873A (en) * | 1995-09-21 | 2000-05-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Hull construction for small watercraft |
US5570654A (en) * | 1995-10-10 | 1996-11-05 | Rood; Richard K. | Folding auxiliary seat for personal water craft |
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JP2001088790A (ja) | 1999-09-28 | 2001-04-03 | Yamaha Motor Co Ltd | 小型滑走艇の吸気消音構造 |
JP2008120314A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Yamaha Marine Co Ltd | ウォータービークル |
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