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JP2664073B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2664073B2
JP2664073B2 JP24514088A JP24514088A JP2664073B2 JP 2664073 B2 JP2664073 B2 JP 2664073B2 JP 24514088 A JP24514088 A JP 24514088A JP 24514088 A JP24514088 A JP 24514088A JP 2664073 B2 JP2664073 B2 JP 2664073B2
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mesfet
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radiation
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勝規 西口
尚登 岡崎
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐放射線性が要求される機器に使用される半
導体装置に関するものである。
〔従来の技術〕
宇宙空間や原子炉近傍などで使用されるデバイスは、
いわゆる耐放射線性が要求される。放射線にはガンマ
(γ)線のほか中性子線、陽子線などが含まれるが、こ
れらの被爆限界は一般に、シリコン(Si)デバイスで1
×106レントゲン、ガリウムヒ素(GaAs)デバイスで1
×108レントゲン程度となっている(「宇宙開発関連シ
ンポジウム講演要旨集」P.35〜38)。
〔発明が解決しようとする課題〕
GaAsデバイスの耐放射線性を向上させる技術として
は、例えば次のようなものが従来から提案されている。
第1は、n型の活性層の下側にP型層を埋め込み、これ
によって基板へのリーク電流を低減することで、特に閾
値電圧の点で耐放射線性を向上させるものである。第2
は、ゲート長を短くするものであり、第3は、n型の活
性層を薄くしてキャリア濃度を上げるものである。
しかしながら、従来のものは総線量Rが1×108レン
トゲン程度までの耐放射線性はあるが、十分に実用的な
レベル(1×109レントゲン)とは言えない。また、上
記第3のタイプに関しては、一般的には活性層の高キャ
リア濃度化は必要とされているものの、回路設計上必要
とされるトランジスタ特性を得るという観点からの検討
は全くなされておらず、従って1×109レントゲン程度
の耐放射線性を有する実用的なトランジスタはこれまで
実現されていない。
そこで本発明は、簡単な構成により、特に飽和領域で
の相互コンダクタンスの変化の点から更に耐放射線性を
向上させることのできる半導体装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者はGaAs MESFETに放射線を照射したときに、G
aAs MESFETの飽和領域での相互コンダクタンスgmの変化
率β=gmA/gm(gmAは変化後のgm)が活性層のキャリア
濃度NDの変化量ΔNDと一定の関係を有するという事実に
着目した上で、上記の変化量ΔNDが総線量Rと一定の定
量的関係を有することを発見し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、GaAs中に深さ方向で略一様に不純
物をドーピングして形成されたMESFETと、このMESFETの
飽和領域での相互コンダクタンスgmの変化後の値をgmA
としたときの変化率β=gmA/gmが許容変化率β以内で
あるときに正常に動作するように当該MESFETと組み合せ
て構成された信号処理回路とを備え、総線量Rが1×10
9レントゲン以上1×1010レントゲン以下の放射線照射
環境下で使用され得る半導体装置であって、総線量Rの
放射線照射による活性層のキャリア濃度減少量をΔND
活性層における放射線照射前、後のキャリア移動度をそ
れぞれμ、μとしたときに、キャリア濃度の減少量△
NDが、b,cを定数とするときに、 △ND=b・Rc であり、活性層の放射線照射前のキャリア濃度NDが1×
1017cm-3以上1×1019cm-3以下であって、かつ、 ND>△ND/{1−β(μ/μ)} であることを特徴とする。このとき、活性層の実効的な
厚さaは近似的に a={[2ε/(q・ND)]・(Vbi−Vth)}1/2 なる。ここで、VbiはMESFETのビルトイン電圧であ
る。
〔作用〕
本発明によれば、照射される放射線の総線量Rが1×
109レントゲン以下の場合はもちろん、総線量Rが1×1
09レントゲン以上1×1010レントゲン以下の範囲内にお
いてあらかじめ設定された放射線量の下では、GaAs MES
FETの飽和領域での相互コンダクタンスgmは所定範囲
(信号処理回路によって定まる許容範囲)に収まり、従
ってGaAs MESFETとこれに協動する信号処理回路とを備
えて構成される半導体装置は、当初の設計値通りに正常
に動作することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の原理および構成を図面を参照して詳細
に説明する。
本発明の半導体装置はGaAsからなるMESFETと、これと
協動するように組み合された信号処理回路を有し、この
MESFETと信号処理回路により例えば増幅回路、インバー
タ、発振回路などの組合せ回路などが構成される。この
組合せ回路におけるMESFETは飽和領域での所定の相互コ
ンダクタンスgmを有するが、この相互コンダクタンスgm
は放射線照射環境下で変化することが従来から知られて
いる。そして、変化した後の相互コンダクタンスgmA
信号処理回路によりあらかじめ要求されている範囲外の
値になると、この組合せ回路は正常に動作しなくなる。
以下、本明細書ではこの許容範囲における相互コンダク
タンスgmの変化率β=gmA/gmの許容値を、許容変化率β
と定義して説明する。
上記のように、MESFETの飽和領域での相互コンダクタ
ンスgmは放射線照射により変化することが知られている
が、閾値電圧Vthについても放射線照射環境下で変化す
ることが知られている。これらの変化の原因について
は、第1に放射線による活性層のキャリア濃度の減少、
第2に放射線による電子移動度の低下などが報告されて
いる。本発明者は、上記の第1の点について詳細な検討
を行ない、活性層におけるキャリア濃度NDの減少量ΔND
と照射放射線の総線量Rの間には、 ΔND=b・Rc の関係が成り立つことを閾値電圧Vthの変化の実験値か
ら見出し、この関係が相互コンダクタンスgmの変化の実
験値を極めて適切に説明していることを確認した。ここ
で、b,cは共に定数であって、(1)式は活性層の初期
(放射線照射前)のキャリア濃度NDが1×1017〜1×10
19cm-3であり、かつ照射される放射線の総線量Rが1×
108〜1×1010レントゲンの範囲において成立する。こ
の場合、定数b,cは活性層の初期キャリア濃度や放射線
のエネルギーあるいは基板の品質等のばらつきにより、
ある程度の幅をもっている。本発明者の実験によれば、
定数b,cは 1.99×1010≦b≦3.98×1010 0.5≦c≦0.8 程度の幅を有しており、代表的な値としてはb=3.06×
1010、c=0.678であり、従ってキャリア濃度減少量ΔN
Dの代表値は ΔND=3.06×1010・R0.678 と表すことができる。
以下、この(1)式の関係を発見するに至った実験を
説明する。
まず、第1図に断面図で示すリセスゲート構造のGaAs
MESFETを用意する。同図に示す通り、半絶縁性のGaAs
基板1上にn型活性層2およびn+型コンタクト層3をエ
ピタキシャル成長法で形成し、ゲート領域のn型活性層
2およびn+型コンタクト層3の一部をエッチングで除去
してリセス構造とする。次に、真空蒸着法でn+型コンタ
クト層3上にソース電極4およびドレイン電極5をオー
ミック金属で形成し、n型活性層2上にゲート電極6を
ショットキ金属で形成する。ここで、ゲート電極6の直
下におけるn型活性層2を従来品に比べて十分に薄く、
具体的には実効厚さaは500Å程度(従来品は1000Å前
後)とし、n型活性層2のキャリア濃度NDは従来品に比
べて高濃度に、具体的には1×1018cm-3とする。
このようなGaAs MESFETの閾値電圧Vthの理論値は、培
風館「超高速化合物半導体デバイス」P.63によれば、 Vth=Vbi−(q・ND・a2)/2ε …(2) として求めることができる。ここで、VbiはMESFETのビ
ルトイン電圧、qは電子の電荷、εはn型活性層2の誘
電率である。従って、放射線の照射によりn型活性層2
のキャリア濃度NDがNDAになったとすると、放射線照射
後の閾値電圧VthAは VthA=Vbi−(q・NDA・a2)/2ε …(3) となる。このため、放射線照射による閾値電圧Vthのず
れ量ΔVthは ΔVth=VthA−Vth ={Vbi−(q・NDA・a2)/2ε} −{Vbi−(q・ND・a2)/2ε} ={(q・a2)/2ε}・(ND−NDA) …(4) となるので、放射線照射によるキャリア濃度の減少量を
ΔNDとすると、 ΔVth={(q・a2)/2ε}・ΔND …(5) となる。
次に、本発明者は活性層2の実効厚さを500Å、キャ
リア濃度を1×1018cm-3とした第1図のMESFETを用い
て、総線量R=1×108、1×109および3×109レント
ゲンのガンマ線を照射し、閾値電圧Vthの変化量ΔVth
調べた。その結果、第2図に黒点で示すような結果が得
られた。そこで、(5)式に従って、第2図の結果か
ら、総線量R=1×108、1×109、3×109レントゲン
の場合のキャリア濃度の変化量(減少量)ΔNDを求める
と、第3図の黒点のようになり、先に示した ΔND=3.06×1010・R0.678 …(1) の関係式(第3図中の点線)が成り立つことがわかっ
た。この(1)式の関係を第2図にあてはめると、図中
の点線のようになり、実験結果と理論値がよく一致して
いる。
上記の(1)式の関係は、R=1×108、1×109、3
×109レントゲンの3つの放射線照射量における実測値
から求めたものであり、一般式を導くためのデータとし
てはやや不十分であると言うことも可能である。そこ
で、更に本発明者は、幾何学形状においてほぼ同一構造
であって、活性層2の実効的な厚さaを1130Åとしキャ
リア濃度NDを2.09×1017cm-3としたイオン注入による従
来タイプのGaAs MESFETを用いて、コバルト60によるガ
ンマ線の照射実験を行なった。この場合、総線量はR=
1×106、1×107、1×108、3×108、1×109、2×1
09、3×109とした。得られた閾値電圧Vthの変化は第4
図の黒点のようになり、点線で示す理論値とよく一致し
た。
次に本発明者は、第2図および第4図の閾値電圧Vth
の特性を得たGaAs MESFETと同一のMESFETを用いて、放
射線照射による飽和領域での相互コンダクタンスgmの変
化を実測した。その結果、第2図の特性に対応して第5
図のような相互コンダクタンスgmの変化率βの特性が得
られ、第4図の特性に対応して第6図のような相互コン
ダクタンスgmの変化の特性が得られた。第5図および第
6図において、黒点は実験値であり、点線は下記に示す
理論式(10)に前述の(1)式を適用して得た理論値で
ある。
そこで、次に相互コンダクタンスgmの変化率β=gmA/
gmの理論式を求める。まず、MESFETの飽和領域での相互
コンダクタンスgmは、ソース抵抗Rsを無視した真性FET
について gm={(Wg・μ・q・ND・a)/Lg ×{1−[(Vbi−VG)/Vp1/2 …(6) となる。ここで、Wgはゲート幅、μは活性層2における
電子移動度、Lgはゲート長、VGはゲート電圧、Vpはピン
チオフ電圧である。計算を簡単にするためにVG=Vbi
時の相互コンダクタンスgmをgmmaxとすると、(6)式
は gmmax=(Wg・μ・q・ND・a)/Lg …(7) となる。従って、放射線照射による変化率βは、(7)
式より β=gmmaxA/gmmax =(μ・NDA)/(μ・ND) …(8) となる。ここで、NDAは放射線照射後のキャリア濃度で
あり、 NDA=ND−ΔND …(9) であるから、(8)式は β={μ(ND−ΔND)}/(μ・ND) …(10) となる。
ここで、(10)式を検討すると、変化率βは電子移動
度μの放射線照射による変化(μ→μ)にも影響され
ることがわかるが、放射線照射前のキャリア濃度が1×
1018cm-3程度の場合にはμA/μ=0.95程度であり、高濃
度になるにつれて変化は小さくなる。そこで、μA/μ=
0.95として計算を行なったところ、結果は第5図および
第6図の点線のようになり、先に説明したように実験値
との一致が確認された。
これらの実験および考案の結果、第1に、放射線損傷
におけるMESFETの特性劣化の主たる原因は活性層におけ
るキャリア濃度の減少にあり、関係式(1)は放射線照
射下のキャリア濃度の減少を極めてよく説明しているこ
とがわかった。第2に、(10)式においてμは定数であ
りμA/μの値は近似的に推定でき、しかもΔNDは放射線
量に依存して(1)式から定まるものであるから、活性
層の初期のキャリア濃度NDの設定のみにより相互コンダ
クタンスの変化率βを所定値に設定できることがわかっ
た。具体的には、従来品のように活性層2のキャリア濃
度NDを2×1017cm-3前後としたときには、耐放射線性は
第6図のように不十分なものになっているが、キャリア
濃度NDを1×1018cm-3に設定したときには、第5図のよ
うに耐放射線性は著しく改善される。
以上の知見にもとづき、総線量Rが1×109レントゲ
ン以下の場合はもちろん、総線量Rが1×109レントゲ
ン以上1×1010レントゲン以下の放射線照射環境下であ
っても正常に動作する半導体装置の構造を、特に活性層
2のキャリア濃度の点から特定することができる。すな
わち、GaAs MESFETが信号処理回路と組み合されて上記
半導体装置が形成され、MESFETの飽和領域での相互コン
ダクタンスgmの許容変化率がβであるときに、半導体
装置に係る組み合せ回路が設計値通りの動作をするため
には、活性層2の初期のキャリア濃度NDは(10)式より ND>ΔND/{1−βL(μ/μ)} …(11) でなければならず、この場合の活性層2の実効的な厚さ
aは a={[ε/(q・ND)]・(Vbi−Vth)}1/2 …(12) となる。ここで、総線量R=1×109レントゲンについ
て、相互コンダクタンスgmmaxの許容変化率β=0.9
(gmmaxA>0.9gmmax)として具体的に計算すると、キャ
リア濃度の変化量ΔNDは(1)式より ΔND=3.87×1016cm-3 となり、活性層2のキャリア濃度は(10)式より7.35×
1017cm-3以上となる。そして、このような活性層2のキ
ャリア濃度おいて閾値電圧Vthを Vth=−1.2V としたときには、活性層2の実効的な厚さは(12)式よ
り585Åとなる。但し、 誘電率ε=ε・ε =12.0×8.85×10-12F/m 電子の電荷q=1.602×10-19C ビルトイン電圧Vbi=0.7V とする。
耐放射線性に関する本発明品と従来品の比較を、第7
図に示す。同図において、(イ),(ロ),(ハ)の曲
線は従来から市販のMESFETの特性を示しており、特に
(ロ)の曲線は活性層2のキャリア濃度NDを2.09×1017
cm-3とした第6図の特性に対応している。また、曲線
(ニ)は市販のHEMT(高電子移動度トランジスタ)の特
性を示している。同図から明らかなように、これら従来
品では総線量R=1×109レントゲンを境界として変化
率は急に高い値になっている。一方、n型活性層の下側
にp型層を埋め込んで基板へのリーク電流を低減させた
MESFETの特性は、同図中の曲線(ホ)のようになり、閾
値電圧の特性改善は見られるものの(図示せず)、相互
コンダクタンスの特性改善は得られない。これに対し、
活性層2のキャリア濃度NDを1×1018cm-3とした(第5
図の特性のものに対応した)本発明の構造では、曲線
(ヘ)の如くR=1×109レントゲンでも変化率βは十
分低い値に抑えられ、著しく耐放射線性が向上している
ことがわかる。
本発明については、上記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。
例えば、活性層の形成はエピタキシャル成長法に限ら
ず、イオン注入法を用いてもよい。また、第1図のよう
なリセスゲート構造とすることも必須ではない。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明では、照射される放
射線の総線量Rが1×109レントゲン以下の場合はもち
ろん、総線量Rが1×109レントゲン以上1×1010レン
トゲン以下であってもGaAs MESFETの飽和領域での相互
コンダクタンスgmは所定の許容範囲に収まり、従ってGa
As MESFETとこれに協動する信号処理回路とを備えて構
成される半導体装置は、当初の設計値通りに正常に動作
することになる。このため、耐放射線性を著しく向上さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理を説明するGaAs MESFETの断面
図、第2図は、本発明に係るMESFETの閾値変化量ΔVth
の放射線量Rに対する依存性を示す図、第3図は、キャ
リア濃度減少量ΔNDの放射線量Rに対する依存性を示す
図、第4図は、従来のMESFETの閾値Vthの変化の放射線
量Rに対する依存性を調べた実験の結果を示す図、第5
図は、本発明に係るMESFETの飽和領域での相互コンダク
タンスgmの変化率βの放射線量Rに対する依存性を示す
図、第6図は従来のMESFETの飽和領域での相互コンダク
タンスgmの変化の放射線量Rに対する依存性を示す図、
第7図は、本発明品の耐放射線性を従来品と比較した特
性図である。 1……GaAs基板、2……n型活性層、3……n+型コンタ
クト層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GaAs中に深さ方向で略一様に不純物をドー
    ピングして形成されたMESFETと、このMESFETの飽和領域
    での相互コンダクタンスgmの変化後の値をgmAとしたと
    きの変化率β=gmA/gmが許容変化率β以内であるとき
    に正常に動作するように当該MESFETと組み合わせて構成
    された信号処理回路とを備え、総線量Rが1×109レン
    トゲン以上1×1010レントゲン以下の放射線照射環境下
    で使用され得る半導体装置であって、 前記総線量Rの放射線照射による前記活性層のキャリア
    濃度NDの減少量を△ND、前記活性層における前記放射線
    照射前、後のキャリア移動度をそれぞれμ,μとした
    ときに、 前記キャリア濃度の減少量△NDが、b,cを定数とすると
    きに、 △ND b・Rc であり、 前記活性層の放射線照射前のキャリア濃度NDが1×1017
    cm-3以上1×1019cm-3以下であって、かつ、 ND>△ND/{1−β(μ/μ)} であることを特徴とする半導体装置。
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