JP2663759B2 - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
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- JP2663759B2 JP2663759B2 JP3220036A JP22003691A JP2663759B2 JP 2663759 B2 JP2663759 B2 JP 2663759B2 JP 3220036 A JP3220036 A JP 3220036A JP 22003691 A JP22003691 A JP 22003691A JP 2663759 B2 JP2663759 B2 JP 2663759B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、喉や鼻等の呼吸器系に
生じた炎症等の治療に用いられるものであって、特に蒸
気噴出を利用して薬液 (吸入液) の噴霧を行う、所謂温
熱式の吸入器に関する。
生じた炎症等の治療に用いられるものであって、特に蒸
気噴出を利用して薬液 (吸入液) の噴霧を行う、所謂温
熱式の吸入器に関する。
【0002】
【従来の技術】喉用の吸入器としては、本願出願人が特
願平3-11935 として先に出願したものが存在し、これを
図8に示す。図において、1 は吸入器本体、2 は噴霧口
を有する本体カバーで、これらによりハウジングを形成
する。4 は蒸気発生手段で、水W を収容する給水タンク
5 、この水を加熱するヒータ6 、この加熱により発生し
た蒸気を導出する蒸気ガイド7 等よりなり、蒸気ガイド
7 の先端には蒸気を噴出させるために蒸気ノズル8 が設
けられる。9 は薬液 (吸入水) M を収容する吸入カッ
プ、10は吸入カップ9 の薬液を吸い上げる薬液ガイド、
11は薬液ガイド10の先端でかつ蒸気ノズル8 の近傍に設
けられる薬液ノズルである。この吸入器は、蒸気が蒸気
ノズル8 から噴出する際に薬液が薬液ノズル11から吸い
出されることにより蒸気と薬液が混合して本体カバー2
の噴霧口より噴霧される。
願平3-11935 として先に出願したものが存在し、これを
図8に示す。図において、1 は吸入器本体、2 は噴霧口
を有する本体カバーで、これらによりハウジングを形成
する。4 は蒸気発生手段で、水W を収容する給水タンク
5 、この水を加熱するヒータ6 、この加熱により発生し
た蒸気を導出する蒸気ガイド7 等よりなり、蒸気ガイド
7 の先端には蒸気を噴出させるために蒸気ノズル8 が設
けられる。9 は薬液 (吸入水) M を収容する吸入カッ
プ、10は吸入カップ9 の薬液を吸い上げる薬液ガイド、
11は薬液ガイド10の先端でかつ蒸気ノズル8 の近傍に設
けられる薬液ノズルである。この吸入器は、蒸気が蒸気
ノズル8 から噴出する際に薬液が薬液ノズル11から吸い
出されることにより蒸気と薬液が混合して本体カバー2
の噴霧口より噴霧される。
【0003】このような喉用の吸入器は、噴霧される薬
液量が5〜7cc/分程度が適正とされ、また薬液が有効
に喉の患部に到達沈着するには薬液の粒子径は10〜30μ
m が適切とされている。
液量が5〜7cc/分程度が適正とされ、また薬液が有効
に喉の患部に到達沈着するには薬液の粒子径は10〜30μ
m が適切とされている。
【0004】一方、鼻用の吸入器も市販されているが、
鼻腔容積の関係から噴霧される薬液量が2〜4cc/分程
度が適正とされ、また薬液が有効に鼻の患部に到達沈着
するには薬液の粒子径は5〜15μm が適切とされてお
り、噴霧量がこれより多い場合は、鼻から薬液が垂れ出
してくることがある。さらに、鼻用の吸入器にあっては
楽な姿勢で鼻腔への吸入ができるよう、例えば上方に噴
霧するような構造が望ましい。
鼻腔容積の関係から噴霧される薬液量が2〜4cc/分程
度が適正とされ、また薬液が有効に鼻の患部に到達沈着
するには薬液の粒子径は5〜15μm が適切とされてお
り、噴霧量がこれより多い場合は、鼻から薬液が垂れ出
してくることがある。さらに、鼻用の吸入器にあっては
楽な姿勢で鼻腔への吸入ができるよう、例えば上方に噴
霧するような構造が望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように吸入器
といっても、喉用と鼻用ではそれぞれに要求される仕様
が大きく異なっているため、それぞれに専用のものとな
っている。従って、両方の疾患を有する人が両方の治療
を行う場合、喉用と鼻用の2台の吸入器を購入せざるを
得なかった。
といっても、喉用と鼻用ではそれぞれに要求される仕様
が大きく異なっているため、それぞれに専用のものとな
っている。従って、両方の疾患を有する人が両方の治療
を行う場合、喉用と鼻用の2台の吸入器を購入せざるを
得なかった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その第一の目的とするところは、1台で喉と鼻の治
療が使い勝手良くできる吸入器を提供することである。
その第二の目的とするところは、鼻の治療に好適な鼻用
アタッチメントを提供することである。その第三の目的
とするところは、喉と鼻の治療に対しそれぞれに好まし
い薬液の噴霧が行える吸入器を提供することである。そ
の第四の目的とするところは、喉用と鼻用のアタッチメ
ントを装着したときそれを検出してそれぞれに好ましい
薬液の噴霧が行える吸入器を提供することである。
で、その第一の目的とするところは、1台で喉と鼻の治
療が使い勝手良くできる吸入器を提供することである。
その第二の目的とするところは、鼻の治療に好適な鼻用
アタッチメントを提供することである。その第三の目的
とするところは、喉と鼻の治療に対しそれぞれに好まし
い薬液の噴霧が行える吸入器を提供することである。そ
の第四の目的とするところは、喉用と鼻用のアタッチメ
ントを装着したときそれを検出してそれぞれに好ましい
薬液の噴霧が行える吸入器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の吸入器は、収容された水をヒータ
にて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイドにて
導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるために蒸気
ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を収容す
る吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する際に薬
液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられる薬液
ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む混合蒸
気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハウジン
グと、着脱部に着脱自在な喉用アタッチメントと、を有
する吸入器において、噴出する混合蒸気の通過路を非直
線とし、混合蒸気の噴霧量を喉用アタッチメントから噴
霧する場合より少なくするとともに、混合蒸気の噴霧粒
子径を喉用アタッチメントから噴霧する場合より小さく
する鼻用アタッチメントを吸入器に着脱自在に設けた構
成としてある。
めに、請求項1記載の吸入器は、収容された水をヒータ
にて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイドにて
導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるために蒸気
ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を収容す
る吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する際に薬
液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられる薬液
ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む混合蒸
気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハウジン
グと、着脱部に着脱自在な喉用アタッチメントと、を有
する吸入器において、噴出する混合蒸気の通過路を非直
線とし、混合蒸気の噴霧量を喉用アタッチメントから噴
霧する場合より少なくするとともに、混合蒸気の噴霧粒
子径を喉用アタッチメントから噴霧する場合より小さく
する鼻用アタッチメントを吸入器に着脱自在に設けた構
成としてある。
【0008】請求項2記載の吸入器は、収容された水を
ヒータにて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイ
ドにて導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるため
に蒸気ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を
収容する吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する
際に薬液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられ
る薬液ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む
混合蒸気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハ
ウジングと、着脱部に着脱自在であって混合蒸気の通過
路が略直線的である喉用アタッチメント及び/又は着脱
部に着脱自在であって混合蒸気の通過路が非直線的であ
る鼻用アタッチメントと、を有し、該鼻用アタッチメン
トが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側筒部
と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部とを有
し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を設け
た構成としてある。
ヒータにて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイ
ドにて導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるため
に蒸気ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を
収容する吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する
際に薬液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられ
る薬液ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む
混合蒸気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハ
ウジングと、着脱部に着脱自在であって混合蒸気の通過
路が略直線的である喉用アタッチメント及び/又は着脱
部に着脱自在であって混合蒸気の通過路が非直線的であ
る鼻用アタッチメントと、を有し、該鼻用アタッチメン
トが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側筒部
と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部とを有
し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を設け
た構成としてある。
【0009】請求項3記載の吸入器は、収容された水を
ヒータにて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイ
ドにて導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるため
に蒸気ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を
収容する吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する
際に薬液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられ
る薬液ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む
混合蒸気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハ
ウジングと、着脱部に着脱自在であって混合蒸気の通過
路が略直線的である喉用アタッチメント及び/又は着脱
部に着脱自在であって混合蒸気の通過路が非直線的であ
る鼻用アタッチメントと、を有し、ヒータの消費電力が
少なくとも2段階に切替え可能となる構成としてある。
ヒータにて加熱することにより発生した蒸気を蒸気ガイ
ドにて導出する蒸気発生手段と、蒸気を噴出させるため
に蒸気ガイドの先端に設けられる蒸気ノズルと、薬液を
収容する吸入カップと、蒸気ノズルから蒸気が噴出する
際に薬液を吸い出すために蒸気ノズルの近傍に設けられ
る薬液ノズルと、各部材を収容するとともに薬液を含む
混合蒸気を噴霧するアタッチメントの着脱部を設けたハ
ウジングと、着脱部に着脱自在であって混合蒸気の通過
路が略直線的である喉用アタッチメント及び/又は着脱
部に着脱自在であって混合蒸気の通過路が非直線的であ
る鼻用アタッチメントと、を有し、ヒータの消費電力が
少なくとも2段階に切替え可能となる構成としてある。
【0010】請求項4記載の吸入器は、請求項3記載の
ものにおけるアタッチメントの着脱部の近傍に喉用と鼻
用のアタッチメント検出手段を設け、その検出手段が喉
用アタッチメントを検出したときはヒータの消費電力を
相対的に大きく、鼻用アタッチメントを検出したときは
ヒータの消費電力を相対的に小さく切替えられる構成と
してある。
ものにおけるアタッチメントの着脱部の近傍に喉用と鼻
用のアタッチメント検出手段を設け、その検出手段が喉
用アタッチメントを検出したときはヒータの消費電力を
相対的に大きく、鼻用アタッチメントを検出したときは
ヒータの消費電力を相対的に小さく切替えられる構成と
してある。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、喉用アタッチメ
ント及び鼻用アタッチメントが着脱自在であるので、い
ずれの治療も1台の吸入器で、しかも使い勝手良く行
え、また、鼻用アタッチメントが混合蒸気の噴霧量を喉
用アタッチメントから噴霧する場合より少なくするとと
もに、混合蒸気の噴霧粒子径を喉用アタッチメントから
噴霧する場合より小さくする。
ント及び鼻用アタッチメントが着脱自在であるので、い
ずれの治療も1台の吸入器で、しかも使い勝手良く行
え、また、鼻用アタッチメントが混合蒸気の噴霧量を喉
用アタッチメントから噴霧する場合より少なくするとと
もに、混合蒸気の噴霧粒子径を喉用アタッチメントから
噴霧する場合より小さくする。
【0012】請求項2記載の構成によれば、鼻用アタッ
チメントが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側
筒部と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部と
を有し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を
設けているので、霧化された薬液のうち粒子径の大きい
ものは曲がり切れずにアタッチメント内に残留し、噴霧
口からは鼻の治療に適した粒子径の小さいものが噴霧さ
れ、また喉用に適した薬液量では鼻用では多過ぎるとこ
ろ逃がし口より一部の薬液を逃がして適量にすることが
できる。
チメントが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側
筒部と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部と
を有し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を
設けているので、霧化された薬液のうち粒子径の大きい
ものは曲がり切れずにアタッチメント内に残留し、噴霧
口からは鼻の治療に適した粒子径の小さいものが噴霧さ
れ、また喉用に適した薬液量では鼻用では多過ぎるとこ
ろ逃がし口より一部の薬液を逃がして適量にすることが
できる。
【0013】請求項3記載の構成によれば、喉の治療に
際してはヒータの消費電力を大きくして薬液の噴霧量や
粒子径を大きく、鼻の治療に際しては消費電力を小さく
して薬液の噴霧量や粒子径を小さくして治療の部位に応
じた薬液の噴霧が行える。
際してはヒータの消費電力を大きくして薬液の噴霧量や
粒子径を大きく、鼻の治療に際しては消費電力を小さく
して薬液の噴霧量や粒子径を小さくして治療の部位に応
じた薬液の噴霧が行える。
【0014】請求項4記載の構成によれば、喉用と鼻用
のアタッチメントのいずれかを装着したとき、それぞれ
に応じたヒータの消費電力として治療の部位に応じた薬
液の噴霧が行える。
のアタッチメントのいずれかを装着したとき、それぞれ
に応じたヒータの消費電力として治療の部位に応じた薬
液の噴霧が行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。なお、先の従来例における基本的機
能が同様の部材には、同一の符号を付している。
基づいて説明する。なお、先の従来例における基本的機
能が同様の部材には、同一の符号を付している。
【0016】1 は吸入器本体、2 は本体カバーで、これ
らによりハウジング (外郭) を形成する。吸入器本体1
は、前方がえぐられたような上面開口の変形箱状をなし
ており、その内方に蒸気発生手段、蒸気ノズル、薬液ノ
ズル等が、そのえぐられた部分に吸入カップがそれぞれ
収容され、その上面に本体カバー2 が着脱自在に取り付
けられる。吸入器本体1からは電源コード1aが延出し、
その側面には吸入器を作動させるための電源スイッチ1b
が露設してある。1cは電流ヒューズである。また、吸入
器本体1 には、後述する蒸気ノズルの軸線延長部の両側
に、後述する喉用及び鼻用アタッチメントの着脱部1dが
設けてある。具体的には、吸入器本体1の上部底壁から
2個の柱状ボスを連設してその先端付近に設ける。本体
カバー2は、後述する蒸気ノズルの軸線延長部が含まれ
るような開口部2aを有しており、この開口部2aには着脱
部1dが臨んでいる。つまり、後述する喉用及び鼻用アタ
ッチメントは、着脱部1dに装着されてこの開口部2aから
突出するのである。
らによりハウジング (外郭) を形成する。吸入器本体1
は、前方がえぐられたような上面開口の変形箱状をなし
ており、その内方に蒸気発生手段、蒸気ノズル、薬液ノ
ズル等が、そのえぐられた部分に吸入カップがそれぞれ
収容され、その上面に本体カバー2 が着脱自在に取り付
けられる。吸入器本体1からは電源コード1aが延出し、
その側面には吸入器を作動させるための電源スイッチ1b
が露設してある。1cは電流ヒューズである。また、吸入
器本体1 には、後述する蒸気ノズルの軸線延長部の両側
に、後述する喉用及び鼻用アタッチメントの着脱部1dが
設けてある。具体的には、吸入器本体1の上部底壁から
2個の柱状ボスを連設してその先端付近に設ける。本体
カバー2は、後述する蒸気ノズルの軸線延長部が含まれ
るような開口部2aを有しており、この開口部2aには着脱
部1dが臨んでいる。つまり、後述する喉用及び鼻用アタ
ッチメントは、着脱部1dに装着されてこの開口部2aから
突出するのである。
【0017】4 は蒸気発生手段で、水W を収容する給水
タンク5 、この水W を加熱するヒータ6 、この加熱によ
り発生した蒸気を導出する蒸気ガイド7 等よりなる。給
水タンク5 は、大略有底円筒状をなし、中央には中空パ
イプ状の排出路5aを有して水W が過剰に給水されたとき
これを排出する。5bは排水受けで、排出路5aから排出さ
れた水を受ける。また、給水タンク5 の一側面には、側
壁とヒータ6 にて小容量の湯沸室6aが形成され、最下部
の給水路5cを介して連通している。従って給水タンク5
内の水位WS1 と湯沸室6a内の水位WS2 とは略同等とな
る。また、給水タンク5 と湯沸室6aは、上部でも連通路
5dを介して連通しており、湯沸室6aで発生した蒸気は再
び給水タンク5 に送られる。ヒータ6 は、平板状のPT
Cヒータであり、通常2個の発熱素子を並列接続してそ
の周囲をアルミニウム板でサンドイッチした構造であ
る。このヒータ6 は、電流ヒューズ1c、電源スイッチ1
b、電源コード1aを介して交流電源に接続される。蒸気
ガイド7 は、給水タンク5 の連通路5dに対応した他側面
に先端側が上り傾斜となるよう連設される。また、給水
タンク5 の上方開口部は、蓋5eによって閉塞される。こ
の蓋5eは、給水タンク5 の上方開口部を閉塞した状態
で、排出路5aを閉塞し、連通路5dと蒸気ガイド7 に臨む
リング状の蒸気溜室5gを形成する。また排出路5aを閉塞
する部分は、貫通孔と協動するダイヤフラムやコイルば
ね等により構成された安全弁5fとなっている。この安全
弁5fは、蒸気ノズルが目詰まりして内部圧力が異常上昇
したとき作動して、この圧力を貫通孔より外部に逃が
す。かくして蒸気発生手段4 は、給水タンク5 に収容さ
れた水W を湯沸室6aを形成するヒータ6 にて加熱し、そ
れによって発生した蒸気を連通路5d、蒸気溜室5gを通っ
て蒸気ガイド7 に導出する。
タンク5 、この水W を加熱するヒータ6 、この加熱によ
り発生した蒸気を導出する蒸気ガイド7 等よりなる。給
水タンク5 は、大略有底円筒状をなし、中央には中空パ
イプ状の排出路5aを有して水W が過剰に給水されたとき
これを排出する。5bは排水受けで、排出路5aから排出さ
れた水を受ける。また、給水タンク5 の一側面には、側
壁とヒータ6 にて小容量の湯沸室6aが形成され、最下部
の給水路5cを介して連通している。従って給水タンク5
内の水位WS1 と湯沸室6a内の水位WS2 とは略同等とな
る。また、給水タンク5 と湯沸室6aは、上部でも連通路
5dを介して連通しており、湯沸室6aで発生した蒸気は再
び給水タンク5 に送られる。ヒータ6 は、平板状のPT
Cヒータであり、通常2個の発熱素子を並列接続してそ
の周囲をアルミニウム板でサンドイッチした構造であ
る。このヒータ6 は、電流ヒューズ1c、電源スイッチ1
b、電源コード1aを介して交流電源に接続される。蒸気
ガイド7 は、給水タンク5 の連通路5dに対応した他側面
に先端側が上り傾斜となるよう連設される。また、給水
タンク5 の上方開口部は、蓋5eによって閉塞される。こ
の蓋5eは、給水タンク5 の上方開口部を閉塞した状態
で、排出路5aを閉塞し、連通路5dと蒸気ガイド7 に臨む
リング状の蒸気溜室5gを形成する。また排出路5aを閉塞
する部分は、貫通孔と協動するダイヤフラムやコイルば
ね等により構成された安全弁5fとなっている。この安全
弁5fは、蒸気ノズルが目詰まりして内部圧力が異常上昇
したとき作動して、この圧力を貫通孔より外部に逃が
す。かくして蒸気発生手段4 は、給水タンク5 に収容さ
れた水W を湯沸室6aを形成するヒータ6 にて加熱し、そ
れによって発生した蒸気を連通路5d、蒸気溜室5gを通っ
て蒸気ガイド7 に導出する。
【0018】8 は蒸気ノズルで、蒸気を噴出させるため
に蒸気ガイド7の先端に設ける。9は吸入カップで、断面
略半円状の有底筒状をなし、さらに中仕切りによって薬
液M を収容する薬液収容室9aと、外部に噴霧されずに吸
入器本体1 に残留した液体を収容する廃液収容室9bを有
する。10は薬液ガイドで、吸入カップ9 の深さより十分
長いパイプにて形成され、吸入カップ9 の薬液M を吸い
上げるべく下端側の吸い込み口10a は吸入カップ9 の底
部近傍に位置している。11は薬液ノズルで、薬液ガイド
10の先端でかつ蒸気ノズル8 の近傍に設けられる。
に蒸気ガイド7の先端に設ける。9は吸入カップで、断面
略半円状の有底筒状をなし、さらに中仕切りによって薬
液M を収容する薬液収容室9aと、外部に噴霧されずに吸
入器本体1 に残留した液体を収容する廃液収容室9bを有
する。10は薬液ガイドで、吸入カップ9 の深さより十分
長いパイプにて形成され、吸入カップ9 の薬液M を吸い
上げるべく下端側の吸い込み口10a は吸入カップ9 の底
部近傍に位置している。11は薬液ノズルで、薬液ガイド
10の先端でかつ蒸気ノズル8 の近傍に設けられる。
【0019】13は喉用アタッチメントで、内方側開口は
広く外方側開口すなわち噴霧口13fは狭くして薬液M を
含む混合蒸気の通過路が略直線的で相対的に短くなるよ
う、しかも外郭の両側は本体カバー2 の開口部2aの広さ
に対応させて形成する。そしてこの外郭の両側には、断
面円形状の取着軸部13d を突設している。前述した着脱
部1dは、この取着軸部13d を嵌め込みかつ喉用アタッチ
メント13が取着軸部13d を支点として回動し得るように
する。喉用アタッチメント13は、取着軸部13dを支点と
して回動させることにより、薬液を含んだ混合蒸気の噴
霧方向を変えることができる。
広く外方側開口すなわち噴霧口13fは狭くして薬液M を
含む混合蒸気の通過路が略直線的で相対的に短くなるよ
う、しかも外郭の両側は本体カバー2 の開口部2aの広さ
に対応させて形成する。そしてこの外郭の両側には、断
面円形状の取着軸部13d を突設している。前述した着脱
部1dは、この取着軸部13d を嵌め込みかつ喉用アタッチ
メント13が取着軸部13d を支点として回動し得るように
する。喉用アタッチメント13は、取着軸部13dを支点と
して回動させることにより、薬液を含んだ混合蒸気の噴
霧方向を変えることができる。
【0020】14は鼻用アタッチメントで、混合蒸気の通
過路が非直線的で相対的に長くなるようしかも内方側の
外郭の両側は本体カバー2 の開口部2aの広さに対応させ
て形成する。具体的には、少なくとも蒸気ノズル8の軸
線方向に略一致する (吸入器本体1 に装着した状態にお
いて) 基端 (内方) 側筒部14a 及び基端側筒部14aの軸
線方向と交差する先端 (外方) 側筒部14b を有し、両筒
部14a,14b の軸線のなす角度を 120°程度として先端側
筒部14b は上方に伸びるようにしてある。この両筒部14
a,14b は適宜の曲率でもって連続しており、基端側筒部
14a の外郭の両側には、喉用アタッチメント13と同様、
断面円形状の取着軸部14d を突設している。また基端側
筒部14a の端部は拡開状になっており、吸入器本体1 の
着脱部1dに装着しかつ本体カバー2 を取り付けた状態で
その端部は吸入器本体1 や本体カバー2 に当接して喉用
アタッチメント13のように回動することがない。これ
は、鼻に噴霧するときはアタッチメントに接触し易いの
でより安全のため好ましいものであるが、必ずしもこれ
に限るものではない。また、基端側筒部14a には、混合
蒸気を一部逃がすための逃がし口14c が設けてある。こ
れは、喉に対して適量の薬液をそのまま鼻に噴霧すると
多過ぎるからである。
過路が非直線的で相対的に長くなるようしかも内方側の
外郭の両側は本体カバー2 の開口部2aの広さに対応させ
て形成する。具体的には、少なくとも蒸気ノズル8の軸
線方向に略一致する (吸入器本体1 に装着した状態にお
いて) 基端 (内方) 側筒部14a 及び基端側筒部14aの軸
線方向と交差する先端 (外方) 側筒部14b を有し、両筒
部14a,14b の軸線のなす角度を 120°程度として先端側
筒部14b は上方に伸びるようにしてある。この両筒部14
a,14b は適宜の曲率でもって連続しており、基端側筒部
14a の外郭の両側には、喉用アタッチメント13と同様、
断面円形状の取着軸部14d を突設している。また基端側
筒部14a の端部は拡開状になっており、吸入器本体1 の
着脱部1dに装着しかつ本体カバー2 を取り付けた状態で
その端部は吸入器本体1 や本体カバー2 に当接して喉用
アタッチメント13のように回動することがない。これ
は、鼻に噴霧するときはアタッチメントに接触し易いの
でより安全のため好ましいものであるが、必ずしもこれ
に限るものではない。また、基端側筒部14a には、混合
蒸気を一部逃がすための逃がし口14c が設けてある。こ
れは、喉に対して適量の薬液をそのまま鼻に噴霧すると
多過ぎるからである。
【0021】この実施例では、先端側筒部14b の端部に
着脱自在の鼻ガイド14e が取り付けてあり、これに2個
の噴霧口14f,14f と混合蒸気を一部逃がすための逃がし
口14c が設けてある。この鼻ガイド14e は、大人用や子
供用を用意して適宜取り替えるのが好ましいが、勿論先
端側筒部14b と一体的に形成してもよい。
着脱自在の鼻ガイド14e が取り付けてあり、これに2個
の噴霧口14f,14f と混合蒸気を一部逃がすための逃がし
口14c が設けてある。この鼻ガイド14e は、大人用や子
供用を用意して適宜取り替えるのが好ましいが、勿論先
端側筒部14b と一体的に形成してもよい。
【0022】かかる吸入器の使用法及び動作を説明す
る。まず、治療すべき部位に応じてアタッチメントを選
択して装着する。次に、吸入カップ9 の薬液収容室9aに
薬液Mを注入して吸入器本体1 にセットする。次に、給
水タンク5 に所定量の水W を注入し蓋5eにより閉塞す
る。この場合、水W が排出路5aの上端面を越える程注入
してもその分は排出路5aから排出される。また給水タン
ク5 の水W は、給水路5cを通って小容量の湯沸室6aに流
入し、給水タンク5 内の水位WS1 と湯沸室6a内の水位WS
2 とは同等となる。そして、本体カバー2 を吸入器本体
1 に取り付ける。
る。まず、治療すべき部位に応じてアタッチメントを選
択して装着する。次に、吸入カップ9 の薬液収容室9aに
薬液Mを注入して吸入器本体1 にセットする。次に、給
水タンク5 に所定量の水W を注入し蓋5eにより閉塞す
る。この場合、水W が排出路5aの上端面を越える程注入
してもその分は排出路5aから排出される。また給水タン
ク5 の水W は、給水路5cを通って小容量の湯沸室6aに流
入し、給水タンク5 内の水位WS1 と湯沸室6a内の水位WS
2 とは同等となる。そして、本体カバー2 を吸入器本体
1 に取り付ける。
【0023】このような準備作業が完了した後、電源ス
イッチ1bをオンにしてヒータ6 に通電する。湯沸室6aで
は水W がヒータ6 に加熱されて数十秒後に蒸気を発生
し、その蒸気は連通路5dを通って蒸気溜室5gに蓄えら
れ、やがて蒸気溜室5gが高圧になって蒸気ガイド7 を通
り蒸気ノズル8 から噴出する。この蒸気噴出の際、ベン
チュリー効果によって薬液M が薬液ガイド10を通って吸
い上げられ、その薬液M は薬液ノズル11の先端で蒸気と
混合してアタッチメント13(14)の噴霧口13f,14f から噴
霧される。
イッチ1bをオンにしてヒータ6 に通電する。湯沸室6aで
は水W がヒータ6 に加熱されて数十秒後に蒸気を発生
し、その蒸気は連通路5dを通って蒸気溜室5gに蓄えら
れ、やがて蒸気溜室5gが高圧になって蒸気ガイド7 を通
り蒸気ノズル8 から噴出する。この蒸気噴出の際、ベン
チュリー効果によって薬液M が薬液ガイド10を通って吸
い上げられ、その薬液M は薬液ノズル11の先端で蒸気と
混合してアタッチメント13(14)の噴霧口13f,14f から噴
霧される。
【0024】今、喉用アタッチメント13が装着してある
と、これは混合蒸気の通過路が略直線的で相対的に短い
ものであるため、噴霧口13f から噴霧される薬液量は5
〜7cc/分程度、平均粒子径は10〜30μm となる。
と、これは混合蒸気の通過路が略直線的で相対的に短い
ものであるため、噴霧口13f から噴霧される薬液量は5
〜7cc/分程度、平均粒子径は10〜30μm となる。
【0025】一方、鼻用アタッチメント14が装着してあ
ると、これは混合蒸気の通過路が非直線的で相対的に長
いものであるため、先のものに比して薬液量は少なくな
り、平均粒子径も小さくなる。すなわち、混合蒸気が基
端側筒部14a に至る直前では殆ど変わりがないものの、
その途中には逃がし口14c によって一部が外部に漏れ
る。さらに先端側筒部14b に至る直前から通過路が適宜
の曲率でもって曲がっているために粒子の流れ (流線)
も曲がり、粒子径が小さいものは流線に沿っていくが、
慣性の大きい粒子径が大きいものは流線に沿いきれずに
内壁に衝突して捕集されてしまう。従ってこのメカニズ
ムは、電気回路におけるローパスフィルタに似たものと
なる。つまり、捕集される噴霧粒子は、逃がし口14c の
大きさや曲率の大きさに依存することとなるのである。
ると、これは混合蒸気の通過路が非直線的で相対的に長
いものであるため、先のものに比して薬液量は少なくな
り、平均粒子径も小さくなる。すなわち、混合蒸気が基
端側筒部14a に至る直前では殆ど変わりがないものの、
その途中には逃がし口14c によって一部が外部に漏れ
る。さらに先端側筒部14b に至る直前から通過路が適宜
の曲率でもって曲がっているために粒子の流れ (流線)
も曲がり、粒子径が小さいものは流線に沿っていくが、
慣性の大きい粒子径が大きいものは流線に沿いきれずに
内壁に衝突して捕集されてしまう。従ってこのメカニズ
ムは、電気回路におけるローパスフィルタに似たものと
なる。つまり、捕集される噴霧粒子は、逃がし口14c の
大きさや曲率の大きさに依存することとなるのである。
【0026】次に、本発明の第2実施例を図3及び図4
に基づいて説明する。このものは、ヒータ6 の消費電力
を2段階に切替え可能としたもので、第1実施例と異な
る構成を重点的に説明する。
に基づいて説明する。このものは、ヒータ6 の消費電力
を2段階に切替え可能としたもので、第1実施例と異な
る構成を重点的に説明する。
【0027】1eは切替えスイッチで、吸入器本体1 の側
面に設けられ、ヒータ6 の消費電力を大とするか小とす
るかを選択するべく図4に示すように接続する。すなわ
ちヒータ6 は、通常第1実施例のように2個の発熱素子
6b,6c が交流電源に対して並列接続されているが、その
状態を消費電力大とし、切替えスイッチ1eによりそのう
ちの1個を切り離した状態を消費電力小とするのであ
る。そして喉に噴霧するときに消費電力大、鼻に噴霧す
るときに消費電力小となるよう切替えスイッチ1eを切り
替えるのである。
面に設けられ、ヒータ6 の消費電力を大とするか小とす
るかを選択するべく図4に示すように接続する。すなわ
ちヒータ6 は、通常第1実施例のように2個の発熱素子
6b,6c が交流電源に対して並列接続されているが、その
状態を消費電力大とし、切替えスイッチ1eによりそのう
ちの1個を切り離した状態を消費電力小とするのであ
る。そして喉に噴霧するときに消費電力大、鼻に噴霧す
るときに消費電力小となるよう切替えスイッチ1eを切り
替えるのである。
【0028】このように消費電力を大とするか小とする
かにより、前者では第1実施例と同様であるが、後者で
は蒸気溜室5g内の蒸気圧力が小さいため蒸気ノズル8 か
ら噴霧される蒸気の流速も小さくなり、薬液ノズル11か
ら吸い出される薬液量が減少する。なお、この実施例で
は、鼻用アタッチメント14に到達する薬液量が少ないも
のであるから逃がし口14c は設けなくてもよい。また、
粒子径の大きい噴霧粒子は第1実施例と同様にアタッチ
メント内で捕集され、結局消費電力を小に選択すれば、
これを大に選択したものよりも薬液量は少なくなり、平
均粒子径も小さくなるのである。
かにより、前者では第1実施例と同様であるが、後者で
は蒸気溜室5g内の蒸気圧力が小さいため蒸気ノズル8 か
ら噴霧される蒸気の流速も小さくなり、薬液ノズル11か
ら吸い出される薬液量が減少する。なお、この実施例で
は、鼻用アタッチメント14に到達する薬液量が少ないも
のであるから逃がし口14c は設けなくてもよい。また、
粒子径の大きい噴霧粒子は第1実施例と同様にアタッチ
メント内で捕集され、結局消費電力を小に選択すれば、
これを大に選択したものよりも薬液量は少なくなり、平
均粒子径も小さくなるのである。
【0029】次に、本発明の第3実施例を図5及び図6
に基づいて説明する。このものは、ヒータ6 の消費電力
を少なくとも2段階に切替え可能としたもので、第1実
施例及び第2実施例と異なる構成を重点的に説明する。
に基づいて説明する。このものは、ヒータ6 の消費電力
を少なくとも2段階に切替え可能としたもので、第1実
施例及び第2実施例と異なる構成を重点的に説明する。
【0030】20はトライアック等の電力制御素子で、図
6に示すように、ヒータ6 、電流ヒューズ1c、電源スイ
ッチ1b、電源コード1aを介して交流電源に直列接続され
る。なお、この場合のヒータ6 は、その発熱素子が並列
接続か直列接続かを問う必要はない。また、電力制御素
子20のゲートG と端子T2間には、SBS等のトリガー素
子21とコンデンサ22が接続され、トリガー素子21とコン
デンサ22の接続点には2個の抵抗23,24 が並列に接続さ
れる。2個の抵抗23,24 は、その抵抗値を一方23は高
く、他方24を低いものとする。切替えスイッチ1eは、そ
の中性接点を電力制御素子20の端子T1に接続して2個の
抵抗23,24 が切り替え接続できるように接続してあり、
喉に噴霧するときには低抵抗24に、鼻に噴霧するときに
高抵抗23に接続されるよう切り替えるのである。このよ
うな回路素子は、回路基板 (図示せず) に実装されて吸
入器本体1 内の適宜箇所に取り付ける。
6に示すように、ヒータ6 、電流ヒューズ1c、電源スイ
ッチ1b、電源コード1aを介して交流電源に直列接続され
る。なお、この場合のヒータ6 は、その発熱素子が並列
接続か直列接続かを問う必要はない。また、電力制御素
子20のゲートG と端子T2間には、SBS等のトリガー素
子21とコンデンサ22が接続され、トリガー素子21とコン
デンサ22の接続点には2個の抵抗23,24 が並列に接続さ
れる。2個の抵抗23,24 は、その抵抗値を一方23は高
く、他方24を低いものとする。切替えスイッチ1eは、そ
の中性接点を電力制御素子20の端子T1に接続して2個の
抵抗23,24 が切り替え接続できるように接続してあり、
喉に噴霧するときには低抵抗24に、鼻に噴霧するときに
高抵抗23に接続されるよう切り替えるのである。このよ
うな回路素子は、回路基板 (図示せず) に実装されて吸
入器本体1 内の適宜箇所に取り付ける。
【0031】このように低抵抗24か高抵抗23かを選択す
ることにより、前者では低抵抗24及びコンデンサ22から
なる時定数が小さく、従って電力制御素子20に通電され
る電流の位相角が大きくなってヒータ6 の消費電力が大
きくなる。後者では、その逆にヒータ6 の消費電力が小
さくなる。以後の動作は、第2実施例と同様であるので
説明は省略する。なお、2個の抵抗23,24 は固定抵抗を
用いたもので説明したが、これらを1個の可変抵抗と
し、切替えスイッチ1eを可変抵抗の操作部に設けたつま
みにすれば抵抗値が連続的に変化させられるので、噴霧
粒子の量、すなわち薬液量とその平均粒子径も連続的に
変化させられる。
ることにより、前者では低抵抗24及びコンデンサ22から
なる時定数が小さく、従って電力制御素子20に通電され
る電流の位相角が大きくなってヒータ6 の消費電力が大
きくなる。後者では、その逆にヒータ6 の消費電力が小
さくなる。以後の動作は、第2実施例と同様であるので
説明は省略する。なお、2個の抵抗23,24 は固定抵抗を
用いたもので説明したが、これらを1個の可変抵抗と
し、切替えスイッチ1eを可変抵抗の操作部に設けたつま
みにすれば抵抗値が連続的に変化させられるので、噴霧
粒子の量、すなわち薬液量とその平均粒子径も連続的に
変化させられる。
【0032】次に、本発明の第4実施例を図7に基づい
て説明する。このものは、第2又は第3実施例と組合せ
て、アタッチメントの着脱部の近傍に喉用と鼻用のアタ
ッチメント検出手段を設け、その検出手段が喉用アタッ
チメントを検出したときはヒータの消費電力を相対的に
大きく、鼻用アタッチメントを検出したときはヒータの
消費電力を相対的に小さく切替えられるようにしたもの
である。つまり、電気関係部材あるいはその接続関係
は、図4や図6に示すものを適宜採用しているのであ
る。
て説明する。このものは、第2又は第3実施例と組合せ
て、アタッチメントの着脱部の近傍に喉用と鼻用のアタ
ッチメント検出手段を設け、その検出手段が喉用アタッ
チメントを検出したときはヒータの消費電力を相対的に
大きく、鼻用アタッチメントを検出したときはヒータの
消費電力を相対的に小さく切替えられるようにしたもの
である。つまり、電気関係部材あるいはその接続関係
は、図4や図6に示すものを適宜採用しているのであ
る。
【0033】この実施例の鼻用アタッチメント14は、基
端側筒部14aの拡開状になった端部に、さらに本体カバ
ー2 の内部に進入する検出用突起14g を連設している。
そしてこの鼻用アタッチメント14が取着部1dに装着され
たとき、検出用突起14g で押圧されて切り替えられるマ
イクロスイッチのような自動復帰形式の切替えスイッチ
1eを吸入器本体1 に取り付けてある。勿論、喉用アタッ
チメント13を取着部1dに装着したときは切替えスイッチ
1eを押圧しないようにする。つまり、鼻用アタッチメン
ト14を装着して切替えスイッチ1eが切り替わった状態が
消費電力小の状態となるよう結線するのである。
端側筒部14aの拡開状になった端部に、さらに本体カバ
ー2 の内部に進入する検出用突起14g を連設している。
そしてこの鼻用アタッチメント14が取着部1dに装着され
たとき、検出用突起14g で押圧されて切り替えられるマ
イクロスイッチのような自動復帰形式の切替えスイッチ
1eを吸入器本体1 に取り付けてある。勿論、喉用アタッ
チメント13を取着部1dに装着したときは切替えスイッチ
1eを押圧しないようにする。つまり、鼻用アタッチメン
ト14を装着して切替えスイッチ1eが切り替わった状態が
消費電力小の状態となるよう結線するのである。
【0034】なお、各実施例に採用した蒸気発生手段に
おける給水タンクや湯沸室等の構造は、一例であって適
宜のものが使用できる。
おける給水タンクや湯沸室等の構造は、一例であって適
宜のものが使用できる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の吸入器は、喉用アタッチ
メント及び鼻用アタッチメントが着脱自在であるので、
いずれの治療も1台の吸入器で、しかも使い勝手良く行
え、加えて鼻用アタッチメントは混合蒸気の通過路が非
直線的であってその噴霧口が楽な姿勢の鼻の位置に対応
させられ、混合蒸気の噴霧量を喉用アタッチメントから
噴霧する場合より少なくするとともに、混合蒸気の噴霧
粒子径を喉用アタッチメントから噴霧する場合より小さ
くするので、薬が鼻から垂れだしてくることがない。
メント及び鼻用アタッチメントが着脱自在であるので、
いずれの治療も1台の吸入器で、しかも使い勝手良く行
え、加えて鼻用アタッチメントは混合蒸気の通過路が非
直線的であってその噴霧口が楽な姿勢の鼻の位置に対応
させられ、混合蒸気の噴霧量を喉用アタッチメントから
噴霧する場合より少なくするとともに、混合蒸気の噴霧
粒子径を喉用アタッチメントから噴霧する場合より小さ
くするので、薬が鼻から垂れだしてくることがない。
【0036】請求項2記載の吸入器は、鼻用アタッチメ
ントが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側筒部
と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部とを有
し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を設け
ているので、霧化された薬液のうち粒子径の大きいもの
は曲がり切れずにアタッチメント内に残留し、噴霧口か
らは鼻の治療に適した粒子径の小さいものが噴霧され、
また喉用に適した薬液量では鼻用では多過ぎるところ逃
がし口より一部の薬液を逃がして適量にすることができ
る。
ントが、蒸気ノズルの軸線方向に略一致する基端側筒部
と、蒸気ノズルの軸線方向と交差する先端側筒部とを有
し、少なくとも一方の筒部に混合蒸気の逃がし口を設け
ているので、霧化された薬液のうち粒子径の大きいもの
は曲がり切れずにアタッチメント内に残留し、噴霧口か
らは鼻の治療に適した粒子径の小さいものが噴霧され、
また喉用に適した薬液量では鼻用では多過ぎるところ逃
がし口より一部の薬液を逃がして適量にすることができ
る。
【0037】請求項3記載の吸入器は、喉の治療に際し
てはヒータの消費電力を大きくして薬液の噴霧量や粒子
径を大きく、鼻の治療に際しては消費電力を小さくして
薬液の噴霧量や粒子径を小さくして治療の部位に応じた
薬液の噴霧が行える。
てはヒータの消費電力を大きくして薬液の噴霧量や粒子
径を大きく、鼻の治療に際しては消費電力を小さくして
薬液の噴霧量や粒子径を小さくして治療の部位に応じた
薬液の噴霧が行える。
【0038】請求項4記載の吸入器は、喉用と鼻用のア
タッチメントのいずれかを装着したときにそれを検出
し、それぞれに応じたヒータの消費電力として治療の部
位に応じた薬液の噴霧が行える。
タッチメントのいずれかを装着したときにそれを検出
し、それぞれに応じたヒータの消費電力として治療の部
位に応じた薬液の噴霧が行える。
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】そのA−Aで切断した縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】その内部接続関係を示す結線図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す斜視図である。
【図6】その内部接続関係を示す結線図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
【図8】従来例を示す縦断面図である。
1 吸入器本体 1b 喉用及び鼻用アタッチメントの着脱部 2 本体カバー 4 蒸気発生手段 5 給水タンク 6 ヒータ 7 蒸気ガイド 8 蒸気ノズル 9 吸入カップ 10 薬液ガイド 11 薬液ノズル 13 喉用アタッチメント 13d 喉用アタッチメントの取着軸部 13f 喉用アタッチメントの噴霧口 14 鼻用アタッチメント 14a 鼻用アタッチメントの基端側筒部 14b 鼻用アタッチメントの先端側筒部 14c 鼻用アタッチメントの逃がし口 14d 鼻用アタッチメントの取着軸部 14f 鼻用アタッチメントの噴霧口 M 薬液 (吸入液) W 水
Claims (4)
- 【請求項1】 収容された水をヒータにて加熱すること
により発生した蒸気を蒸気ガイドにて導出する蒸気発生
手段と、蒸気を噴出させるために蒸気ガイドの先端に設
けられる蒸気ノズルと、薬液を収容する吸入カップと、
蒸気ノズルから蒸気が噴出する際に薬液を吸い出すため
に蒸気ノズルの近傍に設けられる薬液ノズルと、各部材
を収容するとともに薬液を含む混合蒸気を噴霧するアタ
ッチメントの着脱部を設けたハウジングと、着脱部に着
脱自在な喉用アタッチメントと、を有する吸入器におい
て、噴出する混合蒸気の通過路を非直線とし、混合蒸気
の噴霧量を喉用アタッチメントから噴霧する場合より少
なくするとともに、混合蒸気の噴霧粒子径を喉用アタッ
チメントから噴霧する場合より小さくする鼻用アタッチ
メントを吸入器に着脱自在に設けたことを特徴とする吸
入器。 - 【請求項2】 収容された水をヒータにて加熱すること
により発生した蒸気を蒸気ガイドにて導出する蒸気発生
手段と、蒸気を噴出させるために蒸気ガイドの先端に設
けられる蒸気ノズルと、薬液を収容する吸入カップと、
蒸気ノズルから蒸気が噴出する際に薬液を吸い出すため
に蒸気ノズルの近傍に設けられる薬液ノズルと、各部材
を収容するとともに薬液を含む混合蒸気を噴霧するアタ
ッチメントの着脱部を設けたハウジングと、着脱部に着
脱自在であって混合蒸気の通過路が略直線的である喉用
アタッチメント及び/又は着脱部に着脱自在であって混
合蒸気の通過路が非直線的である鼻用アタッチメント
と、を有し、該鼻用アタッチメントは、蒸気ノズルの軸
線方向に略一致する基端側筒部と、蒸気ノズルの軸線方
向と交差する先端側筒部とを有し、少なくとも一方の筒
部に混合蒸気の逃がし口を設けた吸入器。 - 【請求項3】 収容された水をヒータにて加熱すること
により発生した蒸気を蒸気ガイドにて導出する蒸気発生
手段と、蒸気を噴出させるために蒸気ガイドの先端に設
けられる蒸気ノズルと、薬液を収容する吸入カップと、
蒸気ノズルから蒸気が噴出する際に薬液を吸い出すため
に蒸気ノズルの近傍に設けられる薬液ノズルと、各部材
を収容するとともに薬液を含む混合蒸気を噴霧するアタ
ッチメントの着脱部を設けたハウジングと、着脱部に着
脱自在であって混合蒸気の通過路が略直線的である喉用
アタッチメント及び/又は着脱部に着脱自在であって混
合蒸気の通過路が非直線的である鼻用アタッチメント
と、を有し、ヒータの消費電力が少なくとも2段階に切
替え可能となっている吸入器。 - 【請求項4】 アタッチメントの着脱部の近傍に喉用と
鼻用のアタッチメント検出手段を設け、その検出手段が
喉用アタッチメントを検出したときはヒータの消費電力
を相対的に大きく、鼻用アタッチメントを検出したとき
はヒータの消費電力を相対的に小さく切替えられる請求
項3記載の吸入器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220036A JP2663759B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220036A JP2663759B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吸入器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557019A JPH0557019A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2663759B2 true JP2663759B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16744922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3220036A Expired - Fee Related JP2663759B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 吸入器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663759B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITUA20162519A1 (it) * | 2016-04-12 | 2017-10-12 | Faset Fabbrica Apparecchi Scient Elettromedicali Termali Srl | Apparecchiatura per la profilassi e cura delle vie respiratorie: alte, basse, nasali e paranasali. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754832Y2 (ja) * | 1978-10-26 | 1982-11-27 | ||
| JPH0284642A (ja) * | 1988-06-17 | 1990-03-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料処理装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3220036A patent/JP2663759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557019A (ja) | 1993-03-09 |
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