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JP2663517B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JP2663517B2
JP2663517B2 JP63135257A JP13525788A JP2663517B2 JP 2663517 B2 JP2663517 B2 JP 2663517B2 JP 63135257 A JP63135257 A JP 63135257A JP 13525788 A JP13525788 A JP 13525788A JP 2663517 B2 JP2663517 B2 JP 2663517B2
Authority
JP
Japan
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tape
signal
circuit
address
speed
Prior art date
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Application number
JP63135257A
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English (en)
Other versions
JPH01303660A (ja
Inventor
信介 平野
秀紀 野々山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP63135257A priority Critical patent/JP2663517B2/ja
Publication of JPH01303660A publication Critical patent/JPH01303660A/ja
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Publication of JP2663517B2 publication Critical patent/JP2663517B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転ヘッドを用いたディジタルオーディオテ
ープレコーダ等に用いて好適な再生装置に関するもので
ある。
〔発明の概要〕
本発明は、アドレスが記録されたテープを巻取りリー
ルにより巻取りながら再生を行うに際して、再生された
上記アドレスと基準アドレスとの差の信号に応じて上記
巻取りリールの回転を制御すると共に、上記巻取りリー
ルのテープ巻径による回転の変化を上記差の信号に基づ
いて補正するようにしたことにより、キャプストンを用
いることなく、テープの速度制御を行うようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
回転ヘッド型の記録再生装置として、例えばR−DAT
方式と呼ばれる回転ヘッド型のディジタルオーディオテ
ープレコーダが知られている。
このような記録再生装置では、通常は、磁気テープを
一定速度で移送するのに、キャプスタン及びピンチロー
ラが用いられており、このキャプスタンを駆動するモー
タに速度サーボ及びトラッキングサーボをかけるように
している。上記R−DAT方式によるテープレコーダのフ
ォーマットにおいては、テープに形成される斜めのトラ
ックにAFT信号と呼ばれるトラッキングサーボを行うた
めの信号を記録するようにしている。そしてドラムに設
けられた2つの回転ヘッドA、Bから得られる再生信号
に含まれるAFT信号に基づいてトラッキングエラーを検
出し、このエラー信号に基づいてキャプスタンモータの
速度、即ちテープ速度を制御することにより、トラッキ
ングをとるようにしている。
このようにAFT信号を用いてトラッキングサーボを行
う方法は、ヘッドA、Bのドラムに対する取付け高さ及
び角度割り等の取付け精度に高精度を要求されると共
に、ドラムモータとキャプスタンモータとを共用するこ
とができない等の理由により、コストが高くなると云う
難点がある。
そこでこれらの難点を解消するために、例えば特願昭
62−17970号公報により、ノートラッキング方式と称さ
れるテープ速度の制御方法が提案されている。このノー
トラッキング方式は、テープに記録されているフレーム
アドレスを利用する方法であり、再生フレームアドレス
と基準フレームアドレスとを比較し、その差に応じて、
キャプスタンモータを制御するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の記録再生装置は、ノートラッキング方式を用い
たものであっても、用いないものであっても、キャプス
タン、ピンチローラ、キャプスタンモータ等の駆動機構
が設けられており、このため多くの部品を必要とし、従
って構成が複雑となり、小型化の妨げになると共に、コ
ストアップの原因ともなっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、アドレスが記録されているテープ
を巻取りリールにより巻取りながら再生を行う再生装置
において、再生された上記アドレスと基準アドレスとの
差の信号に応じた第1の制御信号と、上記巻取りリール
のテープ巻径による回転の変化を補正するための上記差
の信号に基づいて作られる第2の制御信号とから成る第
3の制御信号により、上記巻取りリールの回転を制御す
ることにより、上記テープ速度を制御するようにしてい
る。
〔作用〕
巻取りリールに対してノートラッキング方式による制
御が行われ、これによってキャプスタン駆動機構を省略
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明をR−DAT方式テープレコーダに適用し
た場合について説明する。
第2図はテープフォーマットを示すもので、磁気テー
プ1には第1の回転磁気ヘッドA(以下単にヘッドAと
云う)によって記録されるトラック2Aと、第2の回転磁
気ヘッド(以下単にヘッドBと云う)によって記録され
るトラック2Bとが、このテープ1の長手方向に対して斜
めに交互に形成される。ヘッドA、Bは互いにアジマス
角の異なるものが略180度の間隔を以ってドラムに設け
られている。そしてヘッドA、Bが1回転する間に、各
々略1/2回転でトラック2A、2Bが形成される。
1本のトラック2A(2B)は1セグメントと称され、19
6個のデータブロックに分割されている。そのうち両端
部の34個のブロック部分が夫々補助データ領域となり、
中央部の128ブロックがPCM領域となっている。上記補助
データ領域はさらに幾つかの区間に分割されており、各
区間には例えばサブコード、PLLラン・イン信号等の所
定の信号が記録されており、また無信号区間も設けられ
ている。また上記区間の一つには、トラッキングサーボ
用のパイロット信号となるAFT信号が記録されている。
またPCM領域には、オーディオ信号をPCM化した信号が
他の所定のデータと共に記録されている。このPCM領域
は128個のデータブロックから成り、その1ブロックは
第3図のように構成されている。
第3図において、1ブロックは288ビットで構成さ
れ、その先頭に8ビット(1シンボル)のブロック同期
信号が付加され、次のW1部に8ビットのPCM−IDが付加
される。このPCM−IDの次のW2部に、ブロックアドレス
が付加される。このPCM−ID及びブロックアドレスの2
シンボル(W1部及びW2部)に関して、単純パリティのエ
ラー検出符号化の処理が行われ、8ビットのパリティが
ブロックアドレスの次に付加される。ブロックアドレス
は、第4図に示すように、最上位ッビット(MSB)を除
く7ビットにより構成され、上記最上位ビットが“0"と
されることにより、PCMブロックであることが示され
る。この7ビットのブロックアドレスは(00)〜(7F)
(16進表示)、即ち「0」〜「127」と順次変化する。
またブロックアドレスの下位3ビットが(000)(010)
(100)(110)の各EVENブロックに記録されるPCM−ID
が定められている。またブロックアドレスの下位3ビッ
トが(001)(011)(101)(111)の各ODDブロックア
ドレスは、PCM−IDのオプショナルコードが記録可能と
されている。
上記PCM−ID中には、夫々2ビットのID1−ID8と4ビ
ットのフレームアドレスとが含まれる。ID1〜1D7は、夫
々識別情報が定義されている。この識別情報としては、
例えばオーディオ用か他の用途かの識別、プログラムス
タート、プリエンファシスのオン/オフ、プリエンファ
シスの特性、サンプリング周波数の識別等である。
上記フレームアドレスは4ビットで構成されている、
トラック2Aと2Bとに同一のフレームアドレスが与えられ
ている。即ち、ヘッドA、Bの1回転で形成されるトラ
ック2A、2Bは同一のフレームアドレスを有している。こ
のフレームアドレスはEVENブロックアドレスのPCM−ID
区間(W1部)に「0」〜「F」の繰り返しコードとして
記録される。
第1図は上記フォーマットを有するR−DAT方式テー
プレコーダに本発明を適用した実施例を示す。
第1図において、供給リール2から繰り出されたテー
プ1はドラム3の周面に略90゜巻付けられた後、矢印a
方向に走行されて巻取りリール4に巻取られる。この巻
取りリール4はリールモータ12により回転される。ドラ
ム3にはアジマス角の異なるヘッドA、Bが略180゜間
隔で設けられている。尚、このテープ駆動系ではキャプ
スタン及びピンチローラ等は省略されている。
再生時には、ヘッドA、Bは記録時の例えば2000rpm
から例えば2倍(2倍以上でもよい)の4000rpmで回転
される。このヘッドA、Bから交互に得られる再生信号
は再生アンプ5、6を通じてスイッチ7の接点a、bに
加えられる。スイッチ7はスイッチングパルスSWPによ
り切点a、bを交互に切換えられる。このスイッチ7か
ら得られる再生信号は、再生処理回路8に送られて所定
の信号処理が行われると共に、再生フレームアドレス検
出回路9に供給されることにより、再生フレームアドレ
スPADが抽出される。この再生フレームアドレスPADは、
テープ速度に応じた時間間隔を以って順次に得られ、減
算回路10に供給される。一方、基準フレームアドレス発
生器11より「0」〜「F」が繰り返される基準フレーム
アドレスRADが得られ、これが減算回路10に供給され
て、上記再生フレームアドレスPADから減算されること
により、減算値N1が得られる。
従って、この減算値N1はテープ速度を反映した値(エ
ラー)となっている。本実施例においてはこの減算値N1
に応じてPWM(パルス幅変調)化を行うことにより、テ
ープ速度制御信号を形成するようにしている。
このために先ず加算回路13において上記減算値N1に、
「0」〜「F」の中央値である1000B=+8の値を加算
する。PWM回路14は、この加算値N2に応じたデューティ
比を有するパルスを形成し、このパルスはローパスフィ
ルタ15及び利得制御回路16を通じて第1の制御信号S1
して加算器17に加えらえる。
一方、上記減算値N1はビット変換回路18により4→8
ビットに拡張された後、加減算回路19に加えられる。こ
の加減算回路19の出力値はラッチ回路20により、例えば
1HzのラッチパルスLPによりラッチされ、このラッチさ
れた値はビット変換回路22に加えられると共に、加減算
回路19に戻されて、上記8ビットに拡張された減算値N1
に加算(又は減算)される。従って、この加減算回路19
とラッチ回路20とにより、減算値を積分するエラー積分
回路21が構成されている。ビット変換回路22に加えられ
たラッチ回路20からのエラー積分値は8→4ビットに縮
小された後、PWM回路23に供給される。PWM回路23は、上
記エラー積分値に応じたデューティ比を有するパルスを
形成し、このパルスはローパスフィルタ24及び利得制御
回路25を通じて第2の制御信号S2として加算回路17に加
えられる。加算回路17から得られる第1及び第2の制御
信号を合成した第3の制御信号がスイッチ26及び加算回
路27を介してリールモータ12に加えられることにより、
このリールモータ12の回転位相が制御される。リールモ
ータ12は、テープ1の巻始めと巻終りとでテープの巻径
が異なるため、その回転速度は2倍以上変化する。従っ
て、テープ速度を一定に制御するためには、再生フレー
ムアドレスPADと基準フレームアドレスRADとの差(減算
値N1)に応じて得られる第1の制御信号S1により制御す
る外に、テープ巻径に応じてリールモータ12の速度を制
御する必要がある。即ち、テープ巻径に拘らず減算値N1
が「0」〜「F」の略中央値を保持するようにバイアス
調整する必要がある。このために本実施例においては、
第1の制御信号S1を得る第1の制御ループ(位相ルー
プ)と上記バイアス調整を行う第2の制御信号S2を得る
第2の制御ループ(バイアスループ)とを設けている。
即ち、上記第2の制御ループにより粗調整を行い、上記
第1の制御ループにより微調整を行うようにしている。
また、本実施例では、上記第1及び第2の制御ループ
から得られる位相制御信号S3による制御が、テープの巻
始めの最高速度と巻終りの最低速度との間のロックレン
ジをはずれたときには、リールモータ12を速度サーボに
切換えるようにしている。このために、リールモータ12
の速度を検出するFG28、このFG28から得られる速度検出
信号に基づいて速度制御信号S4を作る速度サーボ回路29
及びこの速度制御信号S4を加算器27を介してリールモー
タ12に加えるスイッチ30とから成る速度制御ループ31が
設けられている。上記速度サーボ回路29からは、上記ロ
ックレンジをはずれたときにその検出信号S5が得られ、
この検出信号S5によりスイッチ30がONとなって速度制御
ループ31が制御されると共に、上記検出信号S5がインバ
ータ32を介してスイッチ26をOFFすることにより、制御
信号S3による位相制御を解除するようにしている。従っ
て、速度制御ループ31が動作するのは、リールモータ12
の立上り時や暴走時のみとなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リールモータに対してノートラッキ
ングサーボをかけることにより、テープ速度を制御して
いるので、従来用いられてきたキャプスタン、ピンチロ
ーラ、キャプスタンモータ等の機構を省略することがで
き、構成の簡略化、小型化及びコストダウン等をはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は本
発明を適用し得るテープフォーマットを示す図、第3図
は上記テープフォーマットにおけるPCMデータブロック
フォーマットを示す図、第4図は上記PCMデータフォー
マットにおけるW1、W2のフォーマットを示す図である。 なお図面に用いた符号において、 1……磁気テープ 4……巻取りリール 9……再生フレームアドレス検出回路 10……減算回路 11……基準フレームアドレス発生回路 12……リールモータ 14……PWM回路 17……加算回路 21……エラー積分回路 23……PWM回路 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスが記録されているテープを巻取り
    リールにより巻取りながら再生を行うようにした再生装
    置において、再生された上記アドレスと基準アドレスと
    の差の信号に応じた第1の制御信号と、上記巻取りリー
    ルのテープ巻径による回転の変化を補正するための上記
    差の信号に基づいて作られる第2の制御信号とから成る
    第3の制御信号により、上記巻取りリールの回転を制御
    することにより、上記テープ速度を制御するようにした
    ことを特徴とする再生装置。
JP63135257A 1988-06-01 1988-06-01 再生装置 Expired - Fee Related JP2663517B2 (ja)

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