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JP2659498B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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Publication number
JP2659498B2
JP2659498B2 JP4125821A JP12582192A JP2659498B2 JP 2659498 B2 JP2659498 B2 JP 2659498B2 JP 4125821 A JP4125821 A JP 4125821A JP 12582192 A JP12582192 A JP 12582192A JP 2659498 B2 JP2659498 B2 JP 2659498B2
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JP
Japan
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communication
communication speed
frequency
clock
speed
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昇 前坂
護 高井
暁 長谷部
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MEGA SOFUTO KK
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MEGA SOFUTO KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモデムを介して行うデ
ィジタルデータの通信に関するものであり、特にその通
信速度の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線を介して、コンピュータのデー
タをやり取りすることが行われている。電話回線は、本
来、人間の音声を伝送するためのものであるから、30
0Hzから3400Hzの可聴帯域しか伝送できない。
したがって、パルスであるコンピュータのディジタル信
号をそのまま伝送することはできない。そこで、コンピ
ュータ2からのパルス信号を、可聴帯域の信号に変換し
て送り出すようにしている。ここで、「1」「0」の判
別は、位相を異ならせることにより行っている。また、
この変調された信号を受けた側は、これをパルス信号の
「1」「0」に復調してコンピュータ8に与えるように
している。このように、変調、復調を行う装置を、モデ
ムと呼んでいる。
【0003】ところで、モデムの通信速度は、EIA勧
告等により、300bps(ビット/秒)の整数倍の速
度が利用されている。すなわち、300/1200/2
400/4800/9600/19200/38400
bps・・・という値の何れかと定められている。これ
により、モデム間の通信速度の標準化が図られている。
【0004】なお、通信速度は、通信速度クロックの周
波数によって決定される。また、通信速度クロックは、
モデムが有する基準クロックを分周して得られる。した
がって、通信速度は、基準クロックを何分周するかによ
って決定される。
【0005】たとえば、基準クロックを5.5296M
Hzとした場合には、図8のような分周比とすることに
より、各通信速度を得るようにしている。
【0006】一方、コンピュータの通信速度も、上記と
同様に、コンピュータの有する基本クロックを何分周す
るかによって決定される。例えば、9.8304MHz
の動作周波数を有するコンピュータであれば基本クロッ
クは153600Hzとなり、図9のような分周比とす
ることにより、各通信速度を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術には、次のような問題点があった。現
在市場に出回っているパーソナルコンピュータの動作周
波数は、図9に示すような9.8304MHzのものば
かりでなく、7.9872MHzのものも多く存在す
る。図10に、7.9872MHzを動作周波数とする
コンピュータの分周比と通信速度との関係を示す。この
図からも明らかなように、7.9872MHzを動作周
波数(基本クロックはその1/64で、124800H
z)とするコンピュータにおいては、19200bp
s、38400bps、76800bps、15360
0bps等の通信速度で通信を行うことはできない。こ
のため、結果的に、規格で定められている19200b
ps以上の速度で通信を行うことができないという問題
点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決し
て、7.9872MHz等の動作周波数を有するデータ
処理装置であっても、19200bps以上の高速通信
を行うことのできる通信装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の通信装置にお
いては、分周手段として、第1の通信速度クロックを処
理装置側通信手段に出力する第1の分周手段および第2
の通信速度クロックを回線側通信手段に出力する第2の
分周手段を設け、ディジタルデータ処理装置から規格外
速度通信を要求された場合には、第1の分周手段は、デ
ィジタルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1/
整数した規格外の通信速度であって、かつ、第2の通信
速度よりも早い通信速度となるように分周比を決定して
第1の通信速度クロックを出力し、第2の分周手段は、
回線における標準規格の通信速度となるように分周比を
決定して第2の通信速度クロックを出力すること、ディ
ジタルデータ処理装置から規格外速度通信を要求されな
い場合には、第1の分周手段は、ディジタルデータ処理
装置の基本クロックの周波数を1/整数した標準規格の
通信速度となるように分周比を決定して第1の通信速度
クロックを出力し、第2の分周手段は、回線における標
準規格の通信速度となるように分周比を決定して第2の
通信速度クロックを出力すること、を特徴としている。
【0010】請求項2の通信装置においては、ディジタ
ルデータ処理装置からの規格外速度通信可否の問い合わ
せ信号を受けて、ディジタルデータ処理装置の基本クロ
ックの周波数を1/整数したと同じ周波数であって、回
線における標準規格の通信速度と異なる周波数での通信
が可能である旨の応答信号をディジタルデータ処理装置
に送り返すようにしたことを特徴としている。
【0011】請求項3の通信装置においては、前記基準
クロック発生手段は、回線における標準規格の通信速度
のうち当該通信装置が使用しようとする通信速度に対応
する周波数と、ディジタルデータ処理装置の基本クロッ
クの周波数との公倍数の周波数を有する基準クロックを
発生するものであることを特徴としている。
【0012】請求項4の通信方法においては、ディジタ
ルデータ処理装置から規格外速度通信を要求された場合
には、ディジタルデータ処理装置の基本クロックの周波
数を1/整数した規格外の通信速度であって、かつ、第
2の通信速度よりも早い通信速度となるように分周比を
決定して第1の通信速度クロックを得て、当該第1の通
信速度にてディジタルデータ処理装置との間で通信を行
うとともに、回線における標準規格の通信速度となるよ
うに分周比を決定して第2の通信速度クロックを得て、
当該第2の通信速度にて回線を介して相手方との間で通
信を行い、ディジタルデータ処理装置から規格外速度通
信を要求されない場合には、ディジタルデータ処理装置
の基本クロックの周波数を1/整数した標準規格の通信
速度となるように分周比を決定して第1の通信速度クロ
ックを得て、当該第1の通信速度にてディジタルデータ
処理装置との間で通信を行うとともに、回線における標
準規格の通信速度となるように分周比を決定して第2の
通信速度クロックを得て、当該第2の通信速度にて回線
を介して相手方との間で通信を行うことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】請求項1の通信装置においては、ディジタルデ
ータ処理装置の基本クロックの周波数を1/整数した規
格外の通信速度となるように分周比を決定して第1の通
信速度クロックを出力し、回線における標準規格の通信
速度となるように分周比を決定して第2の通信速度クロ
ックを出力するようにしている。したがって、通信装置
間においては標準規格の通信速度を維持しつつ、どのよ
うな基本クロックを有するディジタルデータ処理装置で
あっても、高速通信を行うことができる。
【0014】請求項2の通信装置においては、ディジタ
ルデータ処理装置からの規格外速度通信可否の問い合わ
せ信号を受けて、ディジタルデータ処理装置の基本クロ
ックの周波数を1/整数したと同じ周波数であって、回
線における標準規格の通信速度と異なる周波数での通信
が可能である旨の応答信号をディジタルデータ処理装置
に送り返すようにしたことを特徴としている。したがっ
て、規格外通信速度での通信を行うことができるか否か
を、ディジタルデータ処理装置に伝えることができる。
【0015】請求項3の通信装置においては、基準クロ
ックが、回線における標準規格の通信速度のうち当該通
信装置が使用しようとする通信速度に対応する周波数
と、ディジタルデータ処理装置の基本クロックの周波数
との公倍数の周波数を有することを特徴としている。し
たがって、規格に定められた速度での通信が可能なディ
ジタルデータ処理装置および規格外速度での通信が可能
なディジタルデータ処理装置のいずれにも対応する通信
速度クロックを、共通の基準クロックから生成すること
ができる。
【0016】請求項4の通信方法においては、ディジタ
ルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1/整数し
た規格外の通信速度となるように分周比を決定して第1
の通信速度クロックを出力し、回線における標準規格の
通信速度となるように分周比を決定して第2の通信速度
クロックを出力するようにしている。したがって、回線
においては標準規格の通信速度を維持しつつ、どのよう
な基本クロックを有するディジタルデータ処理装置であ
っても、高速通信を行うことができる。
【0017】
【実施例】図1に、この発明の一実施例によるモデム
(通信装置)のブロック図を示す。このモデムは、例え
ば、図7に示すように、ディジタルデータ処理装置であ
るコンピュータ2、8間の通信に用いられる。ここで
は、コンピュータ間の通信を例としてあげているが、コ
ンピュータとファクシミリ装置の間の通信やファクシミ
リ装置間の通信にも用いることができる。
【0018】DTEインターフェイス12は、コンピュ
ータ2のシリアル伝送端子(RS232C端子)と接続
されており、コンピュータ2との間でディジタル信号の
やりとりを行うものである。コンピュータ2からのディ
ジタル信号は、DTEインターフェイス12を介して変
調回路14に与えられる。変調回路14において、ディ
ジタル信号が可聴周波数信号に変調される。例えば、図
2Aに示すようなディジタル信号は、図2Bに示すよう
な可聴周波数信号に変換される。この実施例では、位相
の変化により、ディジタル信号を表現するようにしてい
る。すなわち、図2Cに示すように、「001」のディ
ジタル信号を表現する場合には位相の変化を0゜とし、
「000」は45゜の位相変化、「010」は90゜の
位相変化・・・・「101」は315゜の位相変化とし
て表現している。例えば、図2Bの信号では、β1の時
点において位相を270゜変化させて「100」(図2
Aのイ参照)を表わし、β2の時点において位相を31
5゜変化させて「101」(図2Aのロ参照)を表わし
ている。
【0019】このようにして変調された信号は、送信フ
ィルタ20によって雑音成分が取り除かれた後、回線イ
ンターフェイス24、網制御装置(NCU)26を介し
て、回線10へ送り出される。
【0020】一方、回線10からは、図2Bに示すよう
な可聴周波数の信号が送られてくる。この信号は、NC
U26、回線インターフェイス24を介して、受信フィ
ルタ22に与えられる。受信フィルタ22において雑音
成分が取り除かれた後、復調回路16において復調され
る。すなわち、図2Bのような信号から、図2Aに示す
ようなディジタル信号に変換される。復調されたディジ
タル信号は、DTEインターフェイス12によって、コ
ンピュータ2へ伝送される。
【0021】基準クロック発生手段である水晶発信器3
6は、5.9904MHzの周波数の基準クロックを発
生する。この基準クロックは、第1の分周手段である分
周器32と、第2の分周手段である分周器34の双方に
与えられている。分周器32は、周波数弁別器28から
の指令によって決定された分周比によって基準クロック
を分周し、第1の通信速度クロックとしてDTEインタ
ーフェイス12に与える。したがって、DTEインター
フェイス12が行うコンピュータ2とのやり取りは、第
1の通信速度クロックによって決定される。
【0022】また、分周器34は、周波数弁別器38か
らの指令によって決定された分周比によって基準クロッ
クを分周し、第2の通信速度クロックとして変調回路1
4、復調回路16に与える。したがって、回線10への
信号の送出速度、回線10からの信号の受信速度は、第
2の通信速度クロックによって決定される。
【0023】次に、周波数弁別器38の動作、周波数弁
別器28の動作について説明する。周波数弁別器38
は、復調回路16によって復調されたディジタル信号に
基づいて、回線10を介して接続された相手方の通信速
度を検出する。具体的には、通信速度を知らせるために
相手方から送られてくるコマンド「AT」の、スタート
ビットαのパルス幅tを計測することにより、通信速度
の検出を行う(図3参照)。例えば、パルス幅tが10
4μsecであれば、相手方の通信速度は9600bps
であることが分る。したがって、周波数弁別器38は、
9600bpsの通信速度とするための分周比「62
4」を分周器34に与える。これにより、相手方との間
で9600bpsによる通信が行われる。通信速度と、
分周比との関係を図4に示す。なお、相手方との通信速
度は、標準規格により300bps、600bps、1
200bps・・・というように、300の整数倍とな
る値のいずれかである。したがって、数パーセント程度
の計測誤差が生じても、通信速度を容易に判定すること
ができる。
【0024】一方、周波数弁別器28は、次のように動
作する。まず、コンピュータ2が図10に示すように、
124800Hzの基本クロックで動作するもの(動作
周波数が7.9872MHzのもの)である場合には、
コンピュータ2から、規格外速度での通信が可能である
か否かの問い合せ信号(AT+FBPS=?)が送られ
てくる(図5参照)。この実施例におけるモデムは、規
格外速度での通信が可能である。したがって、規格外速
度での通信が可能であることを示すため、0,1<CR
>を送り返し、続けて<CR><LF>OK<CR><
LF>を送り返す。これにより、コンピュータ2は、こ
のモデムが規格外速度での通信が可能であることを知
る。
【0025】また、周波数弁別器28は、(AT+FB
PS=?)の問い合せ信号を受けて、コンピュータ2が
124800Hzの基本クロックを有するものであるこ
とを知り、分周比決定の際に、図6に示すようなテーブ
ルを用いる。すなわち、15600bps、20800
bpS・・・というような規格外の速度が含まれたテー
ブルを用いる。なお、これら規格外の速度は、コンピュ
ータ2の基本クロック124800Hzを分周して得ら
れる速度であり、コンピュータ2が使用可能な速度であ
る。
【0026】次に、周波数弁別器28は、通信速度を知
らせるためにコンピュータ2から送られてくるコマンド
「AT」の、スタートビットαのパルス幅tを計測する
ことにより、通信速度の検出を行う。この際、1920
0bps、38400bps、76800bps、15
3600bpsといった基準規格の速度は想定せず、図
6にあるように、15600bps、20800bp
s、31200bps、41600bps、62400
bps、124800bpsという規格外の速度を想定
して、速度検出を行う。例えば、スタートビットが48
μsecであれば、コンピュータ2の通信速度は、208
00bpsであると判断する。したがって、周波数弁別
器28は、20800bpsの通信速度とするための分
周比「288」を分周器32に与える。これにより、コ
ンピュータ2との間で20800bpsによる通信が行
われる。
【0027】上記のようにして、モデム間では標準規格
の速度9600bpsによる通信が行われ、モデムとコ
ンピュータ間では規格外の20800bpsによる通信
が行われる。なお、モデム間の伝送にデータ圧縮が行わ
れ、実質上の伝送速度が速くなる場合には、モデムとコ
ンピュータ間の伝送速度を、モデム間の伝送速度よりも
速くしておく方が好ましい。
【0028】また、コンピュータ2が、153600H
zを基本クロックとしている場合(動作クロックが9.
8304MHzの場合)には、コンピュータ2から(A
T+FBPS=?)の信号が送られてこない。したがっ
て、この場合には、周波数弁別器28は、図4のテーブ
ルを使用して分周比を決定する。
【0029】上記のように、この実施例では、基準クロ
ックをコンピュータ2の2種類の基本クロックの公倍数
としたので、両基本クロックに対応した通信速度を実現
することができる。
【0030】なお、コンピュータ2が(AT+FBPS
=?)をモデムに出力したときに、図5のように、規格
外速度通信が可能である旨の返信がなければ(例えば、
OKのみが返信された場合)、モデムは規格外速度によ
る通信ができないことが判明する。この際には、コンピ
ュータ2は、速度を9600bpsとして通信を行えば
よい(図10参照)。
【0031】
【発明の効果】請求項1の通信装置においては、ディジ
タルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1/整数
した規格外の通信速度となるように分周比を決定して第
1の通信速度クロックを出力し、回線における標準規格
の通信速度となるように分周比を決定して第2の通信速
度クロックを出力するようにしている。したがって、通
信装置間においては標準規格の通信速度を維持しつつ、
どのような基本クロックを有するディジタルデータ処理
装置であっても、高速通信を行うことができる。
【0032】請求項2の通信装置においては、ディジタ
ルデータ処理装置からの規格外速度通信可否の問い合わ
せ信号を受けて、ディジタルデータ処理装置の基本クロ
ックの周波数を1/整数したと同じ周波数であって、回
線における標準規格の通信速度と異なる周波数での通信
が可能である旨の応答信号をディジタルデータ処理装置
に送り返すようにしたことを特徴としている。したがっ
て、規格外通信速度での通信を行うことができるか否か
を、ディジタルデータ処理装置に伝えることができる。
【0033】請求項3の通信装置においては、基準クロ
ックが、回線における標準規格の通信速度のうち当該通
信装置が使用しようとする通信速度に対応する周波数
と、ディジタルデータ処理装置の基本クロックの周波数
との公倍数の周波数を有することを特徴としている。し
たがって、規格に定められた速度での通信が可能なディ
ジタルデータ処理装置および規格外速度での通信が可能
なディジタルデータ処理装置のいずれにも対応する通信
速度クロックを、共通の基準クロックから生成すること
ができる。
【0034】請求項4の通信方法においては、ディジタ
ルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1/整数し
た規格外の通信速度となるように分周比を決定して第1
の通信速度クロックを出力し、回線における標準規格の
通信速度となるように分周比を決定して第2の通信速度
クロックを出力するようにしている。したがって、回線
においては標準規格の通信速度を維持しつつ、どのよう
な基本クロックを有するディジタルデータ処理装置であ
っても、高速通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるモデムのブロック図
である。
【図2】変調および復調を示すための波形図である。
【図3】スタートビットによる通信速度検出を示す図で
ある。
【図4】分周器32、34において用いる分周テーブル
を示す図である。
【図5】コンピュータ2とモデムとのやり取りを示す図
である。
【図6】分周器32において用いる分周テーブルを示す
図である。
【図7】モデムを用いたデータ通信の概念を示す図であ
る。
【図8】従来のモデムの分周テーブルの一例を示す図で
ある。
【図9】動作周波数が9.8304MHzのコンピュー
タの通信速度と分周比を示す図である。
【図10】動作周波数が7.9872MHzのコンピュ
ータの通信速度と分周比を示す図である。
【符号の説明】 12・・・DTEインターフェイス 14・・・変調回路 16・・・復調回路 28、38・・・周波数弁別器 32、34・・・分周器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロックを発生する基準クロック発生
    手段、 分周指令信号に基づいて、基準クロックを分周して通信
    速度クロックとして出力する分周手段、 分周手段からの通信速度クロックを受け、通信速度クロ
    ックによって決定される通信速度により、ディジタルデ
    ータ処理装置との間でディジタル信号の送受信を行う処
    理装置側通信手段、 分周手段からの通信速度クロックを受け、通信速度クロ
    ックによって決定される通信速度により、変調および復
    調を行って、回線を介して相手方との送受信を行う回線
    側通信手段、 を備えた通信装置において、 分周手段として、第1の通信速度クロックを処理装置側
    通信手段に出力する第1の分周手段および第2の通信速
    度クロックを回線側通信手段に出力する第2の分周手段
    を設け、 ディジタルデータ処理装置から規格外速度通信を要求さ
    れた場合には、 第1の分周手段は、ディジタルデータ処理装置の基本ク
    ロックの周波数を1/整数した規格外の通信速度であっ
    て、かつ、第2の通信速度よりも早い通信速度となるよ
    うに分周比を決定して第1の通信速度クロックを出力
    し、 第2の分周手段は、回線における標準規格の通信速度と
    なるように分周比を決定して第2の通信速度クロックを
    出力すること、 ディジタルデータ処理装置から規格外速度通信を要求さ
    れない場合には、 第1の分周手段は、ディジタルデータ処理装置の基本ク
    ロックの周波数を1/整数した標準規格の通信速度とな
    るように分周比を決定して第1の通信速度クロックを出
    力し、 第2の分周手段は、回線における標準規格の通信速度と
    なるように分周比を決定して第2の通信速度クロックを
    出力すること、 を特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記通信装置は、さらに、 ディジタルデータ処理装置からの規格外速度通信可否の
    問い合わせ信号を受けて、ディジタルデータ処理装置の
    基本クロックの周波数を1/整数したと同じ周波数であ
    って、回線における標準規格の通信速度と異なる周波数
    での通信が可能である旨の応答信号をディジタルデータ
    処理装置に送り返すように構成されていることを特徴と
    する通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1の通信装置において、 前記基準クロック発生手段は、回線における標準規格の
    通信速度のうち当該装置が使用しようとする通信速度に
    対応する周波数と、ディジタルデータ処理装置の基本ク
    ロックの周波数との公倍数の周波数を有する基準クロッ
    クを発生するものであることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】基準クロックを分周して第1の通信速度ク
    ロックを得て、当該第1の通信速度にてディジタルデー
    タ処理装置と通信を行い、 前記基準クロックを分周して第2の通信速度クロックを
    得て、当該第2の通信速度にて回線を介して相手方との
    通信を行う通信方法であって、 ディジタルデータ処理装置から規格外速度通信を要求さ
    れた場合には、 ディジタルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1
    /整数した規格外の通信速度であって、かつ、第2の通
    信速度よりも早い通信速度となるように分周比を決定し
    て第1の通信速度クロックを得て、当該第1の通信速度
    にてディジタルデータ処理装置との間で通信を行うとと
    もに、 回線における標準規格の通信速度となるように分周比を
    決定して第2の通信速度クロックを得て、当該第2の通
    信速度にて回線を介して相手方との間で通信を行い、 ディジタルデータ処理装置から規格外速度通信を要求さ
    れない場合には、 ディジタルデータ処理装置の基本クロックの周波数を1
    /整数した標準規格の通信速度となるように分周比を決
    定して第1の通信速度クロックを得て、当該第1の通信
    速度にてディジタルデータ処理装置との間で通信を行う
    とともに、 回線における標準規格の通信速度となるように分周比を
    決定して第2の通信速度クロックを得て、当該第2の通
    信速度にて回線を介して相手方との間で通信を行うこ
    と、 を特徴とする通信方法
JP4125821A 1992-05-19 1992-05-19 通信装置 Expired - Fee Related JP2659498B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125821A JP2659498B2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 通信装置
US08/045,516 US5402473A (en) 1992-05-19 1993-04-08 Communication device and data transmitting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125821A JP2659498B2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05327792A JPH05327792A (ja) 1993-12-10
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