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JP2658682B2 - ベルトコンベヤ式搬送装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ式搬送装置

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Publication number
JP2658682B2
JP2658682B2 JP27438491A JP27438491A JP2658682B2 JP 2658682 B2 JP2658682 B2 JP 2658682B2 JP 27438491 A JP27438491 A JP 27438491A JP 27438491 A JP27438491 A JP 27438491A JP 2658682 B2 JP2658682 B2 JP 2658682B2
Authority
JP
Japan
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belt conveyor
belt
work
conveyor
welding
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP27438491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05116731A (ja
Inventor
節男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP27438491A priority Critical patent/JP2658682B2/ja
Publication of JPH05116731A publication Critical patent/JPH05116731A/ja
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Publication of JP2658682B2 publication Critical patent/JP2658682B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体パネル等
の溶接組立ラインに用いられるベルトコンベヤ式の搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図4,5に示す自動車のドア(以
下、ワークという)の溶接組立ラインにおいては、各ス
テージS1,S2の溶接治具1内に各一対のベルトコン
ベヤ2,3を設けるとともに、各ベルトコンベヤ2,3
を例えばパンタグラフ式のリフター4によって昇降動作
させるようにし、さらに各ステージS1,S2の間に固
定式のベルトコンベヤ5を設けてワークWを搬送するよ
うにしている。
【0003】より詳しくは、例えばステージS2につい
てみると、溶接が完了したワークWをベルトコンベヤ3
の上昇動作により搬送高さ位置(ベルトコンベヤ3の上
昇限位置)P1までストロークSだけ押し上げた上、モ
ータ6によりベルトコンベヤ3のコンベヤベルト7を周
回運動させることでワークWを次のステージに搬出する
ことになる。
【0004】なお、溶接時にはワークWは溶接治具1を
基準としてクランプ装置8により位置決めクランプされ
たのちにスポット溶接ガン9によりスポット溶接が施さ
れる。また、ベルトコンベヤ3以外の各ベルトコンベヤ
2,5にはそれぞれにモータ10または11が付帯して
いる。
【0005】一方、ステージS1側についてもステージ
S2側と同期しつつ基本的にステージS2側と同じ動き
がなされており、ステージS2から次工程にワークWが
ベルトコンベヤ3で搬出されるのと併行して、ステージ
S1側からステージS2のベルトコンベヤ3の上に固定
式のベルトコンベヤ5によってワークWが搬入される。
そして、ワークWがベルトコンベヤ3上の所定位置まで
搬送されるとベルトコンベヤ3が停止し、そのままベル
トコンベヤ3がリフター4によって下降限位置P2まで
下降動作することによってワークWが溶接治具1に移載
されて溶接高さ位置P3に位置決めされ、以降は上記と
同様にスポット溶接が施されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造においては、ベルトコンベヤ3の配置にあたってはベ
ルトコンベヤ3がクランプ装置8やスポット溶接ガン9
と干渉しないようにしなければならず、ベルトコンベヤ
3と固定式のベルトコンベヤ5との間の距離Hが大きく
なる。その結果、例えば前段のベルトコンベヤ5から後
段のベルトコンベヤ3へのワークWの乗り移りの際にワ
ークWの姿勢がずれて搬送不良が発生し、特にワークW
の形状が小さくなると搬送安定性の面で著しく不利にな
る。
【0007】一方、図6に示すようにクランプ装置8や
スポット溶接ガン9との干渉を避けながらベルトコンベ
ヤ3,5同士の間の距離を小さくすると必然的にクラン
プ装置8やスポット溶接ガン9が位置の制約を受け、場
合によっては1ステージで行うべき打点数の溶接を数ス
テージに分けて行わなければならず、工程数の増加を招
く結果となって好ましくない。
【0008】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、溶接設備側のスポット溶接ガンやクランプ
装置との干渉、ならびにそれらの位置の制約を伴うこと
なく隣り合うベルトコンベヤとの間の距離を小さくでき
るようにした構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶接設備内に
組み込まれたベルトコンベヤをリフターにより昇降動作
させることにより、溶接対象となるワークを溶接高さ位
置と搬送高さ位置との間で昇降動作させる一方、前記搬
送高さ位置において前側もしくは後側の工程のベルトコ
ンベヤとの間でワークの搬送を行うようにしたベルトコ
ンベヤ式搬送装置であって、前記ベルトコンベヤをワー
ク搬送方向に伸縮可能に構成するとともに、前記搬送高
さ位置ではベルトコンベヤを伸長させ、且つ前記ベルト
コンベヤの下降動作時にはベルトコンベヤを収縮させる
伸縮駆動手段を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】この構造によると、ベルトコンベヤがワークの
搬送高さ位置に位置している場合にのみベルトコンベヤ
の長さが延長され、それ以外はベルトコンベヤが収縮し
て短縮化される。したがって、ベルトコンベヤが搬送高
さ位置にある時には隣り合うベルトコンベヤとの間の距
離を大幅に小さくすることができ、またベルトコンベヤ
を下降させる際には予めベルトコンベヤを収縮させて短
縮化することによりクランプ装置やスポット溶接ガン等
の溶接設備側との干渉を無理なく回避できるようにな
る。
【0011】
【実施例】図1〜図3は本発明の一実施例を示す図で、
図4と共通する場合には同一符号を付してある。すなわ
ち本実施例においては、ベルトコンベヤ12の構造が図
4のものと異なっており、リフター4に支持されたベル
トコンベヤ12のベルトフレーム13にはモータ14に
よって回転駆動されるドライブプーリ15が設けられて
いる。ベルトフレーム13の側部には伸縮駆動手段とし
て機能するエアシリンダ16が取り付けられており、こ
のエアシリンダ16のピストンロッド17の先端にはド
リブンプーリ18が回転可能に支持されている。
【0012】また、ベルトフレーム13には長穴状の案
内溝19を有するガイド部材20が一体に設けられてい
るほか、一対のガイドプーリ21が回転可能に設けられ
ている。ガイド部材20には案内溝19に沿って上下動
可能なテンションプーリ22が設けられており、テンシ
ョンプーリ22にはワイヤ23を介してウエイト24が
吊り下げられている。そして、前記ドライブプーリ1
5、ドリブンプーリ18、テンションプーリ22および
ガイドプーリ21,21の間にエンドレスなコンベヤベ
ルト25が巻き掛けられている。したがって、エアシリ
ンダ16を伸縮させることで図2,3に示すようにドラ
イブプーリ15とドリブンプーリ18との間の距離すな
わちコンベヤベルト25の搬送面となるべき張り側での
有効長さが変化し、それに併せてテンションプーリ22
が上下動することでコンベヤベルト25に所定の張力を
付与するようになっている。
【0013】このように構成されたベルトコンベヤ式搬
送装置においては、図5に示すようにワークWがステー
ジS2の溶接治具1に位置決め・クランプされて溶接作
業が行われている時には、ベルトコンベヤ12は図2に
実線で示すように収縮した状態で下降限位置P2(図5
参照)で待機している。
【0014】ステージS2での溶接作業が終了すると、
ベルトコンベヤ12はリフター4によって上昇限位置
(ワークWの搬送高さ位置)P1まで押し上げられ、こ
れによってベルトコンベヤ12は溶接治具1上のワーク
Wを搬送高さ位置までリフトアップさせる。ベルトコン
ベヤ12が上昇限位置P1まで上昇するとエアシリンダ
16が伸長動作し、これによってベルトコンベヤ12が
図1,2に示すようにストロークEだけ伸長し、ベルト
コンベヤ12は固定式のベルトコンベヤ5と近接する位
置まで延長される。
【0015】この状態でモータ14が起動してコンベヤ
ベルト25が周回運動することにより、ステージS2で
の溶接作業を終えたワークWが次工程に搬出される一
方、ステージS2にはその前段のステージS1からベル
トコンベヤ5により新たなワークWが搬入される。
【0016】ベルトコンベヤ12上の所定位置までワー
クWが搬入されるとコンベヤベルト25の周回運動が停
止し、これに続いてエアシリンダ16が収縮することで
図2,3に実線で示すようにベルトコンベヤ12の長さ
が短くなる。そして、ベルトコンベヤ12が収縮したま
まの状態でリフター4によって下降動作することにより
ワークWが溶接治具1に移載され、以降は上記と同様の
動作を繰り返すことになる。
【0017】このように本実施例によれば、ベルトコン
ベヤ12が上昇していてワークWを搬出入する時にだけ
そのベルトコンベヤ12の長さが固定式のベルトコンベ
ヤ5側に延長される一方、ベルトコンベヤ12が下降す
る時にはベルトコンベヤ12が収縮することから、ベル
トコンベヤ12がスポット溶接ガン9やクランプ装置8
と干渉することもなければそれらのレイアウトに制約を
与えることもない。
【0018】ここで、本実施例のベルトコンベヤ12の
構造を必要に応じてステージS1のベルトコンベヤ2に
採用することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リフター
のはたらきにより昇降動作するベルトコンベヤを伸縮可
能に構成したことにより、ベルトコンベヤの下降時には
ベルトコンベヤを収縮させる一方で、ワークの搬送を行
う上昇時にはベルトコンベヤの長さを延長させることが
できるので、溶接設備に付帯しているスポット溶接ガン
やクランプ装置とベルトコンベヤとの干渉を招くことな
く、ベルトコンベヤを前側あるいは後側の工程のベルト
コンベヤに近付けることができ、コンベヤ間でのワーク
の乗り移りの際の位置ずれ等の搬送不良を未然に防止で
きるとともに、形状の小さいワークでも確実に搬送する
ことができる。また、上記のようにベルトコンベヤによ
って溶接設備のスポット溶接ガンやクランプ装置が位置
の制約を受けることがないので、工程数の増加を招くこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、自動車のドア組
立ラインに適用した場合の平面説明図。
【図2】図1に示す伸縮式のベルトコンベヤの側面図。
【図3】図2の平面説明図。
【図4】従来のベルトコンベヤ式搬送装置を用いたドア
組立ラインの平面説明図。
【図5】図4のA方向矢視図。
【図6】従来の他のベルトコンベヤ式搬送装置を用いた
ドア組立ラインの平面説明図。
【符号の説明】
1…溶接治具 4…リフター 5…固定式のベルトコンベヤ 12…ベルトコンベヤ 16…エアシリンダ(伸縮駆動手段) E…ベルトコンベヤの延長ストローク P1…ワーク搬送高さ位置 P3…ワーク溶接高さ位置 W…ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接設備内に組み込まれたベルトコンベ
    ヤをリフターにより昇降動作させることにより、溶接対
    象となるワークを溶接高さ位置と搬送高さ位置との間で
    昇降動作させる一方、前記搬送高さ位置において前側も
    しくは後側の工程のベルトコンベヤとの間でワークの搬
    送を行うようにしたベルトコンベヤ式搬送装置であっ
    て、 前記ベルトコンベヤをワーク搬送方向に伸縮可能に構成
    するとともに、前記搬送高さ位置ではベルトコンベヤを
    伸長させ、且つ前記ベルトコンベヤの下降動作時にはベ
    ルトコンベヤを収縮させる伸縮駆動手段を設けたことを
    特徴とするベルトコンベヤ式搬送装置。
JP27438491A 1991-10-23 1991-10-23 ベルトコンベヤ式搬送装置 Expired - Fee Related JP2658682B2 (ja)

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