[go: up one dir, main page]

JP2655809B2 - 空気分離機構を備えた減容装置 - Google Patents

空気分離機構を備えた減容装置

Info

Publication number
JP2655809B2
JP2655809B2 JP6047197A JP4719794A JP2655809B2 JP 2655809 B2 JP2655809 B2 JP 2655809B2 JP 6047197 A JP6047197 A JP 6047197A JP 4719794 A JP4719794 A JP 4719794A JP 2655809 B2 JP2655809 B2 JP 2655809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume reduction
separation mechanism
reduction device
air separation
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6047197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07256129A (ja
Inventor
邦彦 宇野
直哉 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takuma Co Ltd filed Critical Takuma Co Ltd
Priority to JP6047197A priority Critical patent/JP2655809B2/ja
Publication of JPH07256129A publication Critical patent/JPH07256129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655809B2 publication Critical patent/JP2655809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願に係る発明は、資源の有
効利用の観点からリサイクルを容易化するため不純物の
分離と減容効果を高めた空気分離機構を備えた減容装置
に関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】近年の資源
保護ニーズの高まりに伴って、ごみの有効利用が盛んに
なり、資源回収・減容化についてのシステム・装置が種
々提案されている。
【0003】都市ごみの種類は多様であり、家電品等の
ように金属に絡み着いたプラスチックや樹脂等の不純物
を分離しなければ回収業者に引き取ってもらえず、付加
価値の低いものとなる。すなわち、一般の粗大ごみのよ
うな廃棄物は、それらを破砕機で破砕し形状別に選別す
る装置の前後において、電磁又は永久式の磁選機を設置
して廃棄物からの鉄を回収することが行われているが、
磁石に吸着時に廃棄物中のプラスチック、フィルム、布
片等を巻き込み回収金属の純度確保が困難な場合もあ
り、また、見栄えが悪く回収金属として取引きできない
ことがある。
【0004】また、風力による選別、例えば図4に示す
ようなジグザグ構造に吹込口31から風を吹き込んで、
投入口32から供給された一次破砕物である回収金属
を、異物(33が異物の排出側)と金属とに分離する方
式では必要風量の割に選別効率が悪いうえ、ジクザグ構
造のために大きな配置空間が必要で設置場所に制約を生
じるとともに、前後のコンベヤの配置長さに無駄がでる
等の欠点がある。
【0005】一方、従来の減容装置としては図5のよう
な竪型(ハンマー駆動軸41が竪軸の場合)のものがあ
るが、これは回転機構の基本である横軸受方式に比べ重
力作用が付加されないため衝撃度が低く安定性に欠け、
破砕物の落下が早いと十分な減容作用が得られず、また
破砕物の流れからして空気分離機構と組み合わせ難い構
造になっている。図中、42は供給コンベヤ、43はリ
ングハンマー、44は駆動モータ、45は排出コンベヤ
を示す。
【0006】このように、従来は減容(破砕)機の中に
空気分離機構を組み込んだ例はなく、嵩比重を大きくし
回収金属の純度を高めてリサイクルを容易化し、輸送効
率向上や貯留ヤードを有効利用する等の観点から改良す
べき余地が残されていた。
【0007】この出願に係る発明の主な目的は、リサイ
クルが容易に行えるよう回収金属の不純物分離と減容
(造粒)を同時に行い、輸送効率の向上や貯留ヤードの
有効的な利用ができる減容装置を提供することにある。
また、他の目的は、重質の金属から軽質物の分離促進を
図って純度の高い回収金属を得ることにあり、更に他の
目的は、安全な減容装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のためのこ
の出願に係る発明の基本構成は、被破砕物の投入口に連
通した破砕室を有し、該破砕室内にハンマーを備えた横
軸受方式のローターを有し、該ローターに対向する該破
砕室底部にクラッシュプレートを有する減容装置におい
て、破砕出口側近傍に破砕物を風力により分離選別する
空気吹込手段を設けるとともに、該破砕室に臨んで調整
排出室を設け、該調整排出室内に破砕物を一定粒形に近
づけるための目開き調整手段を配設し、該目開き調整手
段の後流側の減容装置本体のケーシング上部に吸引ダク
ト、下部に排出シュートを備え、上記目開き調整手段を
楕円状の調整板を上下方向に配設された回転自在な水平
軸に千鳥状に並設することにより構成したことを特徴と
する空気分離機構を備えた減容装置である。
【0009】この構成において、空気吹込手段の空気
吹込口を破砕室の横方向に延びるスリット状に形成
ラッシュプレート上にカッタバーを突設、調整排出
室の天井をアーチ形に形成、排出シュート部の入口側
にスクリーンを配設、排出シュート部に補助空気吹込
手段を配設、排出シュート部に消火用の水噴霧ノズル
を配設、排出シュートの排出口部に電磁石を設置する
ように構成してもよい。
【0010】
【作用】被破砕物は、投入口から破砕室に投入され、ロ
ーターに取り付けられたハンマーの回転力によるクラッ
シュプレートとの強力な衝撃により金属が破砕、押しつ
ぶし作用を受け、粒状に形成(造粒化)されるととも
に、ビニールフィルムや樹脂等が付着した金属からこれ
ら不純物が分離され、破砕後側に設けた空気吹込手段に
よる風力により更に分離選別され、目開き調整手段の隙
間を通過できない一定粒度以上のものは再び破砕室に戻
り、それ以外のものは目開き調整手段の隙間を通過して
金属は排出シュート側へ、不純物は吸引ダクト側に導出
されていく。破砕が繰り返されることにより約1/3 〜1/
5 に減容される。
【0011】目開き調整手段を楕円状の調整板等で構成
したことにより、これを回転すれば通過できる隙間(目
開き)が簡単に調整され、ここを通過する破砕物は一定
の粒形に近づく一方、調整板の隙間を通過できない形状
の金属は破砕室に戻り破砕が繰り返されることにより減
容化が促進される。
【0012】スリット状の空気吹込口から調整排出室の
空間内に増速された空気流が満遍に吹き出され、効果的
な空気分離作用が発揮される。
【0013】アーチ天井により破砕物の一部又はほぼ全
部が調整板の方向に導かれていくように構成できる。
【0014】排出シュート部のスクリーンにより紙、フ
ィルム等の軽質物が一旦受け止められ、重質の金属のみ
スクリーンの目から下部に落下される。軽質物は排出シ
ュート部に配置した補助空気吹込手段から空気を吹き込
むことにより吸引ダクトに円滑に導かれる。また、摩擦
熱などによる可燃物の発火に対しては排出シュート部に
必要に応じて設けた温度、煙感知器などに連動して水噴
霧ノズルから水が噴霧され消火がなされる。なお、電磁
石が排出シュートの排出口部に設けてあれば鉄とアルミ
ニウム( 非鉄金属) とが分別排出される。
【0015】
【実施例】以下、この出願に係る発明の実施例を図面を
参照しながら説明する。図1はこの出願に係る発明の減
容装置およびその周辺装置を系統的に示す図であり、図
2はその減容装置の側断面図、図3はその減容装置の一
部を切り欠いて示した正面図である。
【0016】図1に示すように、減容装置とその周辺装
置は、被破砕物(一次破砕物たる回収金属)の供給を行
うための搬送コンベヤ1と、供給された被破砕物を破砕
して不純物と金属とを分離し減容(造粒)化するための
減容装置2と、破砕後の減容装置2内に空気吹込手段3
を介して空気を吹き込むための吹込用ブロワ4と、破砕
後の軽質物を吸引ダクト5から吸引用ブロワ6によって
吸引し、途中に設けたサイクロン7を通過させた後、細
かい軽質物の捕集を行うバッグフィルタ8とから主に構
成されている。
【0017】図2に示すように、上記減容装置2は、減
容装置本体ケーシング2aの上部に設けた被破砕物の投
入口9、この投入口9に連通してローター10を有する
破砕室11、この破砕室11の底部に設けたクラッシュ
プレート12、このクラッシュプレート12の後端側、
つまり、破砕出口側の近傍位置に設けた空気吹込口3a
等からなる空気吹込手段3、更に破砕室11に臨んで形
成された目開き調整手段13を配備した調整排出室1
4、この調整排出室14に連通し下方に向けて開口した
排出シュート15、上方に開口した吸引ダクト5から主
に構成されている。
【0018】更に上記減容装置2の全体構成について詳
述する。上記減容装置2の投入口9の上部には投入ホッ
パ16が連設され、この投入ホッパ16に上記搬送コン
ベヤ1が接続されており、回収金属を含む被破砕物Cは
搬送コンベヤ1から投入ホッパ16に供給された後、投
入口9から破砕室11内へ自由落下により供給されるよ
うになっている。破砕物が家電品等の粗大ごみの場合に
は、まず別設のシュレッダー装置で一次的な破砕を行
い、その一次破砕物(回収金属)が上記搬送コンベヤ1
を経由して投入ホッパ16に投入される。
【0019】上記ローター10は、水平方向に支持され
た(いわゆる横軸受方式)の駆動軸17に図示しない複
数のディスクとスペーサを固着することにより形成され
ており、ディスクの所定位置には被破砕物を破砕する複
数のリングハンマ18(及び/又はスイングハンマー)
が支持軸19に支持されている。ローター10は別置き
の駆動モータ17aによって作動するチェーン17bを
介して矢印方向に回転自在に構成されている。
【0020】一方、ローター10に対向する破砕室11
の底部には全体が略円弧状をしたクラッシュプレート1
2が設けられている。このクラッシュプレート12は幾
つかに分割された矩形プレート12aを破砕物の流れ方
向に連設することにより形成されており、各矩形プレー
ト12aの境界位置で段が付いている。そして、破砕入
口側ではローター10との隙間が広く破砕出口側にいく
につれて次第に狭くなるよう形成されている。かかる構
成によって被破砕物(回収金属)に強固に付着ないし絡
み付いている樹脂、フィルム等の不純物を捻り力によっ
て分離することができると同時に、回収金属は破砕、押
しつぶし作用を受けて粒状に形成(造粒化)されるよう
になっている。なお、この作用を促進するためにクラッ
シュプレート12上に平板状のカッタバー12bが横方
向に適当間隔で配設されることもある。
【0021】上記破砕室11に臨んでアーチ形の天井を
有する調整排出室14が設けられており、調整排出室1
4の中央より少し後流側に上下方向に一定間隔で列設さ
れた調整板13a等からなる目開き調整手段13が配備
されている。この調整板13aは側面視で楕円形状をな
しており、上下一定間隔で設けた回動自在な水平軸13
bに装着されている。図3に示すように減容装置の正面
からみると、上下の調整板13aが千鳥状に交互に配設
されており、調整板13a同士の間及び調整板13aと
隣接する水平軸13bとの間に隙間(目開き)が形成さ
れている。各水平軸13bは、回転モータ13cの駆動
によって作動するチェーン13dおよび軸端部に設けた
スプロケット13eを介して回転するようになってい
る。従って、水平軸13bを回転すると楕円状の調整板
13aが回転して隣接する水平軸13bとの隙間の大き
さが変化するようになっており、これによって、ここを
通過する被破砕物の大きさが一定の粒形に調整可能にな
っている。
【0022】図2および図3に示すように、上記破砕室
11の破砕出口側の近傍位置には、破砕室11出口の横
方向に延びる、平たい空気箱3bからなる細長いスリッ
ト状の空気吹込口3aが設けられており、この空気箱3
bに横に長い円筒状の空気吹込ヘッダー3cが連通して
設けられ、この空気吹込ヘッダー3cに吹込用ブロワ4
(図1)から延設された空気供給パイプ3dが接続され
て空気吹込手段3を構成している。
【0023】以上の構成によれば、空気吹込ヘッダー3
cから供給された空気はスリット状の空気吹込口3aで
増速され、所定風速(30〜40m/s)の空気を調整排出室1
4内に吹き出して破砕後の粒状化した回収金属と分離さ
れた樹脂等の不純物を吹き飛ばして風力により分離選別
される一方、一定の粒形より大きなものは上述した調整
板13aの隙間を通過できずに再び破砕室11の入口側
に戻って再破砕され、それ以外の粒形のものは調整板1
3aの隙間を通過して排出されるようになっている。か
かる構成によって回収金属の造粒化作用が発揮され一定
粒形に近づけられる。
【0024】上記排出シュート15の入口側には必要に
応じてスクリーン20が水平方向に設けられ、吸引ダク
ト5で直接吸引できなかった紙、フィルム等の軽質物を
一旦受け止め重質の金属のみスクリーン目から下方に落
下するようになっている。そして、排出シュート15部
には適宜複数の補助空気吹込手段21が設けられてお
り、上記スクリーン20上の軽質物は空気吹き込みによ
り吹き上げられ、吸引ダクト5に円滑に導かれるように
なっている。また、排出シュート15下部には安全のた
めに消火用の水噴霧ノズル22が設けられており、摩擦
熱などによる可燃物の発火に対して温度、煙感知器等と
連携して水を噴霧し自動的に消火作業がなされるように
なっている。また、図示していないが、電磁石が排出シ
ュート15の排出口部に設けてあれば鉄とアルミニウム
( 非鉄金属) とが分別排出可能となる。23は回収され
た金属の排出コンベヤである。
【0025】上述した吸引ダクト5の吸引口5aが、上
記目開き調整手段13の対向位置の減容装置本体ケーシ
ング2a上部に開設されている。そして前述した図1に
示したように、吸引ダクト5はサイクロン7を介して吸
引用ブロワ6に接続され、このブロワ6の吐出側にはバ
ッグフィルタ8が設けられ、ここで細かい塵が捕集され
るようになっている。実験結果によれば吸引口5aでの
風速は、20〜30m/s が適当である。
【0026】ここで、本発明装置(横型)の減容効果に
ついて、図5に示す従来の竪型の減容装置と比較する
と、次の表1のようになる。本発明装置の方が減容化が
促進され嵩比重が増大していることが分かる。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】回収金属の純度確保と同時に回収金属の
減容(造粒)化を行い嵩比重を向上させて、輸送効率の
向上や貯留ヤードの有効的な利用を達成できる。すなわ
ち、 嵩比重の向上と飛散物の減少により輸送効率の向
上、貯留スペースの有効利用等のメリットが得られる。
【0029】 回収金属の純度向上により、回収業者
との取引条件に容易に対応でき、回収商品の流通性を高
めることができる。
【0030】 空気分離機構を併設することによりジ
グザグ構造などの前処理設備が不要となり、減容装置お
よび周辺装置全体がコンパクト化され、結果的に設置ス
ペースの制約が少なくなり、機器の配置が容易となる。
【0031】 横軸受方式の減容装置であるため竪型
に比べ大きな減容効果が得られる。
【0032】なお、本発明の減容装置は焼却プラント等
の前処理装置としても有用性が大きい。
【0033】特に、楕円状の調整板を回転することで隙
間(目開き)が容易に調整され、調整板の隙間を通過で
きない形状の金属は反転させられて破砕室にもどり再破
砕を受けることにより減容効果を高めることができると
ともに、回収金属の粒形を一定に近づけることによって
処理運搬が容易になりリサイクル性を高めることができ
るまた、請求項2に係る発明のように、空気吹込口をス
リット状に破砕室出口の横方向に形成すれば増速された
空気流が破砕出口側の空間内に一様に吹き出され、空気
分離・選別効果を高めることができる。
【0034】請求項3に係る発明のように、クラッシュ
プレート上にカッタバーを設ければ、破砕・すりつぶし
効果が向上し減容効果を一層大きくすることができる。
【0035】請求項4に係る発明のように、調整排出室
の天井を適当なアーチ形状にすれば破砕物の一部又は全
部を調整板の方向に導くことができ、円滑な回収効果が
得られる。
【0036】請求項5に係る発明では、排出シュート部
のスクリーンにより直接吸引ダクトに吸引されなかった
紙、フィルム等の軽質物を一旦受け止め、重質の金属の
みスクリーンの目から下部に落下させることができる。
【0037】請求項6に係る発明では、排出シュート入
口側に滞留した軽質物を排出シュート部に配置した補助
空気吹込手段から空気を吹き込むことにより吸引ダクト
に円滑に導くことができる。
【0038】請求項7に係る発明では、摩擦熱などによ
る可燃物の発火に対しては水噴霧ノズルによって消火で
き装置の安全性を高めることができる。
【0039】請求項8に係る発明では、電磁石により鉄
とアルミニウム( 非鉄金属) とが分別排出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明の減容装置およびその周辺
装置を系統的に示す図である。
【図2】同減容装置の側断面図である。
【図3】同減容装置の一部を切り欠いて示した正面図で
ある。
【図4】ジグザグ構造に風力吹き込みを組み合わせた方
式の従来の風力選別装置の要部図である。
【図5】従来の竪型減容装置の断面図である。
【符号の説明】
1…搬送コンベヤ 2…減容装置 2a…減容装置本体ケーシング 3…空気吹込手段 3a…空気吹込口 3c…空気吹込ヘッダー 4…吹込用ブロワ 5…吸引ダクト 6…吸引用ブロワ 7…サイクロン 8…バッグフィルタ 9…投入口 10…ローター 11…破砕室 12…クラッシュプレート 12a…矩形プレート 12b…カッタバー 13…目開き調整手段 13a…調整板 13b…水平軸 14…調整排出室 15…排出シュート 18…リングハンマー 20…スクリーン 21…補助空気吹込手段 22…水噴霧ノズル

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減容装置本体ケーシングの上部に被破砕
    物の投入口を有し、該投入口に連通した破砕室を有し、
    該破砕室内にハンマーを備えた横軸受方式のローターを
    有し、該ローターに対向する該破砕室底部にクラッシュ
    プレートを有する減容装置において、破砕出口側近傍に
    破砕物を風力により分離選別する空気吹込手段を設ける
    とともに、該破砕室に臨んで調整排出室を設け、該調整
    排出室内に破砕物を一定粒形に近づけるための目開き調
    整手段を配設し、該目開き調整手段の後流側の減容装置
    本体のケーシング上部に吸引ダクト、下部に排出シュー
    トを備え、上記目開き調整手段を楕円状の調整板を上下
    方向に配設された回転自在な水平軸に千鳥状に配設する
    ことにより構成したことを特徴とする空気分離機構を備
    えた減容装置。
  2. 【請求項2】 空気吹込手段の空気吹込口を破砕室の横
    方向に延びるスリット状に形成したことを特徴とする
    求項1に記載の空気分離機構を備えた減容装置。
  3. 【請求項3】 クラッシュプレート上にカッタバーを突
    設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気分
    離機構を備えた減容装置。
  4. 【請求項4】 調整排出室の天井をアーチ形に形成した
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の空
    気分離機構を備えた減容装置。
  5. 【請求項5】 排出シュート部の入口側にスクリーンを
    設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記
    載の空気分離機構を備えた減容装置。
  6. 【請求項6】 排出シュート部に補助空気吹込手段を設
    けたことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載
    の空気分離機構を備えた減容装置。
  7. 【請求項7】 排出シュート部に消火用の水噴霧ノズル
    を設けたことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に
    記載の空気分離機構を備えた減容装置。
  8. 【請求項8】 排出シュートの排出口部に電磁石を設置
    したことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載
    の空気分離機構を備えた減容装置。
JP6047197A 1994-03-17 1994-03-17 空気分離機構を備えた減容装置 Expired - Fee Related JP2655809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047197A JP2655809B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 空気分離機構を備えた減容装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047197A JP2655809B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 空気分離機構を備えた減容装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07256129A JPH07256129A (ja) 1995-10-09
JP2655809B2 true JP2655809B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=12768411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6047197A Expired - Fee Related JP2655809B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 空気分離機構を備えた減容装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655809B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000000479A (ja) 1998-06-17 2000-01-07 Fujikawa Kinzoku Kk ウェザーストリップの廃材の破砕・分離加工方法及びその装置
DE102004036167C5 (de) * 2004-03-26 2024-11-07 Albert Hoffmann Gmbh Gehäusedeckel und Vorrichtung zum Schreddern verschiedenster Materialien
JP2008237941A (ja) * 2005-07-08 2008-10-09 Technical Kiko Kk 破砕装置
JP5260833B2 (ja) * 2006-01-19 2013-08-14 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 プラスチック系廃棄物の処理方法
CN103240149B (zh) * 2013-04-24 2015-09-16 长春奥瑞投资管理有限公司 垃圾破碎装置及垃圾破碎方法
CN111482239A (zh) * 2020-05-09 2020-08-04 台州市久鼎金属贸易有限公司 一种环锤式破碎机

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813220A (ja) * 1981-07-14 1983-01-25 Shimadzu Corp テイルテイングパツド・ジヤ−ナル軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07256129A (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3541127B2 (ja) シュレッダーダストの処理方法
US3925198A (en) Apparatus and method of air classifying municipal solid wastes
CN101091956A (zh) 垃圾风选分类系统
JP2003127140A (ja) タイルカーペットの樹脂材料分離方法
JP3476439B2 (ja) ごみ固形燃料化プラント
CN110496689A (zh) 一种用于废旧电池材料回收的系统
JP2655809B2 (ja) 空気分離機構を備えた減容装置
US4848677A (en) Comminution/recovery ore mill
US3929293A (en) Shredder crusher material reducer
US4228964A (en) Apparatus for processing cellulose insulation
JP2002361179A (ja) ガラス粉体品分級装置
CN212189497U (zh) 一种大件固废处理生产线
US4867866A (en) Municipal waste processing apparatus
JP3184469B2 (ja) ごみの破砕選別処理システム
CN214827360U (zh) 一种精细化工产品粉碎、存储、分装一体的自动化装置
JP3225816B2 (ja) ごみの風力選別装置
JP2006150312A (ja) 風力選別装置
US4160653A (en) Fluid bed separator apparatus for processing waste material to recover burnables
CN211359124U (zh) 一种线路板破碎系统
JPH04135654A (ja) セメントクリンカの粉砕装置
CN221433950U (zh) 卧式气流分选机
JP7528831B2 (ja) 可燃物選別回収装置、可燃物選別回収方法、及び可燃物選別回収装置を備えた廃棄物処理設備
JP3127489B2 (ja) ごみ分離装置
CN213316186U (zh) 一种防物料洒落的风选机受料斗结构
JPH031103Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees