JP2644831B2 - Nmrイメージングにおける画像再構成方法 - Google Patents
Nmrイメージングにおける画像再構成方法Info
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- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高速NMRイメージング法として成功をおさ
めているエコープレナー法における像再生手法に関す
る。
めているエコープレナー法における像再生手法に関す
る。
[従来の技術] エコプレナー法はジャーナル・オブ・フィジックス・
C:ソリッドステートフィジックス10,(J.Phys.C:Solid
State Physics 10)L55−8(1977)に述べられてい
る。この方法では振動傾斜磁場の振幅GXと定常的に印加
する傾斜磁場の振幅GYとの間には、 GX=2MGY …(1) の関係がある。ここでMは画像マトリックスのサイズで
ある。(画像マトリックスにはM×Mの画素が含まれて
いるとしている。)ここで、視野およびピクセルの形は
x,y方向で等しいとした。
C:ソリッドステートフィジックス10,(J.Phys.C:Solid
State Physics 10)L55−8(1977)に述べられてい
る。この方法では振動傾斜磁場の振幅GXと定常的に印加
する傾斜磁場の振幅GYとの間には、 GX=2MGY …(1) の関係がある。ここでMは画像マトリックスのサイズで
ある。(画像マトリックスにはM×Mの画素が含まれて
いるとしている。)ここで、視野およびピクセルの形は
x,y方向で等しいとした。
Gyは通常0.2gauss/cm程度は必要であると言われてお
り、M=128とすると、GX=51.2gauss/cmが必要であ
る。このような大振幅の傾斜磁場切り変えは実際上はほ
とんど不可能である。
り、M=128とすると、GX=51.2gauss/cmが必要であ
る。このような大振幅の傾斜磁場切り変えは実際上はほ
とんど不可能である。
一方、前述のような問題点を解決するために、ファー
スト・フーリエ・イメージング(Fast Fourier Imagin
g)と呼ばれる方法がマグネチック・レゾナンス・イン
メティシン(Magnetic Resonance in Medicine)第2
巻203−217頁(1985)にて提案されている。
スト・フーリエ・イメージング(Fast Fourier Imagin
g)と呼ばれる方法がマグネチック・レゾナンス・イン
メティシン(Magnetic Resonance in Medicine)第2
巻203−217頁(1985)にて提案されている。
エコープレナー法は原理的には1回の90゜パルス印加
に続く信号測定で画像を構成できる。それに対して、通
常行なわれるフーリエ・イメージングではM回の測定が
必要である。一方、このファーストフーリエイメージン
グ法は、このエコープレナー法とフーリエイメージング
の折中案を提供するものである。すなわち、これらの方
法では1NMであるようなN回の測定を必要とする
が、(1)式に対応する傾斜磁場の振幅に対する要請
は、 と緩和させる。前述の数値例ではN=32とすると、GX=
1.6gauss/cmとなる。ちなみに、この値ですら実用的に
はかなり困難な値である。実用的な範囲GX<1gauss/cm
とするには、この数値例では、N=64としなければなら
ず、フーリエイメージングの測定回数128回に比べわず
かに半分になるだけである。
に続く信号測定で画像を構成できる。それに対して、通
常行なわれるフーリエ・イメージングではM回の測定が
必要である。一方、このファーストフーリエイメージン
グ法は、このエコープレナー法とフーリエイメージング
の折中案を提供するものである。すなわち、これらの方
法では1NMであるようなN回の測定を必要とする
が、(1)式に対応する傾斜磁場の振幅に対する要請
は、 と緩和させる。前述の数値例ではN=32とすると、GX=
1.6gauss/cmとなる。ちなみに、この値ですら実用的に
はかなり困難な値である。実用的な範囲GX<1gauss/cm
とするには、この数値例では、N=64としなければなら
ず、フーリエイメージングの測定回数128回に比べわず
かに半分になるだけである。
さて、本発明にもっとも近い公知例としては、本発明
の発明者らの執筆によるマグネチック・レジナンス・イ
ン・メディシン誌(Magnetic Resonance in Medicin
e),第5巻,第485〜491頁(1987)に記載された方法
がある。この方法は傾斜磁場が正で出て来るエコー群
と、負で出て来るエコー群と同時に像再構成に用いるこ
とにより振動傾斜磁場の振幅および周波数を半分にする
ことをねらったものであるが計算の途中に入る割り算の
ため、最終画像においてノイズを増してしまうと言う欠
点が存在する。このノイズ増加については上記文献に詳
細に議論されている。
の発明者らの執筆によるマグネチック・レジナンス・イ
ン・メディシン誌(Magnetic Resonance in Medicin
e),第5巻,第485〜491頁(1987)に記載された方法
がある。この方法は傾斜磁場が正で出て来るエコー群
と、負で出て来るエコー群と同時に像再構成に用いるこ
とにより振動傾斜磁場の振幅および周波数を半分にする
ことをねらったものであるが計算の途中に入る割り算の
ため、最終画像においてノイズを増してしまうと言う欠
点が存在する。このノイズ増加については上記文献に詳
細に議論されている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は最終画像においてノイズの増加なしに
エコープレーナ法における傾斜磁場の振幅及び周波数を
半分にし、もって高速のイメージングを容易に実現でき
る画像再成方法を提供するにある。
エコープレーナ法における傾斜磁場の振幅及び周波数を
半分にし、もって高速のイメージングを容易に実現でき
る画像再成方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] エコープレナー法、ファーストフーリエイメージング
とも従来知られている像再構成手法は、すべて傾斜磁場
が正で印加されている場合に生じるエコー群と、負で印
加されている場合に生じるエコー群とを別々に組み合わ
せて像再構成を行なっている。発明者らの先の発表文献
においては、これらを同時に用いて像再構成することに
より、振動傾斜磁場の振幅に対する要請をさらに半減さ
せ、ファーストフーリエイメージングでなら とすることを意図としたものである。しかしながら、こ
の発明では最終像においてノイズを増してしまうと言う
欠点があった。
とも従来知られている像再構成手法は、すべて傾斜磁場
が正で印加されている場合に生じるエコー群と、負で印
加されている場合に生じるエコー群とを別々に組み合わ
せて像再構成を行なっている。発明者らの先の発表文献
においては、これらを同時に用いて像再構成することに
より、振動傾斜磁場の振幅に対する要請をさらに半減さ
せ、ファーストフーリエイメージングでなら とすることを意図としたものである。しかしながら、こ
の発明では最終像においてノイズを増してしまうと言う
欠点があった。
本発明においては画像ノイズを増すことなしに前述の
両エコー群を組み合わせて画像再構成を行なうこととに
より、振動傾斜磁場の振幅および周期を半減することを
意図したものである。
両エコー群を組み合わせて画像再構成を行なうこととに
より、振動傾斜磁場の振幅および周期を半減することを
意図したものである。
本発明を以下に説明する。
第1図(a)にエコープラナー法を実行した場合のデ
ータ点の空間周波数領域における軌跡を示す。軌跡は図
示されているようにジグザグ線をえがく。ここで、kx,k
yはそれぞれ、x,y方向の空間周波数を示す。さて、従来
の像再構成法では、このトランジエクトリー上のデータ
点を第1図(b)に示すように右上りの直線上のデータ
点群と、左上りの直線上のデータ点に分け別々にフーリ
エ変換していた。この場合、ky方向のデータグリッドの
間隔Δkyは、振動傾斜磁場の一周期を4Tw、γを磁気回
転比として Δky=γGY(4TW) …(3) で表わされる。ここでy方向の視野の幅LYは、 で表わされる。ところでピクセルのサイズをPとする
と、 の関係があるので、結局 の関係がなければならない。
ータ点の空間周波数領域における軌跡を示す。軌跡は図
示されているようにジグザグ線をえがく。ここで、kx,k
yはそれぞれ、x,y方向の空間周波数を示す。さて、従来
の像再構成法では、このトランジエクトリー上のデータ
点を第1図(b)に示すように右上りの直線上のデータ
点群と、左上りの直線上のデータ点に分け別々にフーリ
エ変換していた。この場合、ky方向のデータグリッドの
間隔Δkyは、振動傾斜磁場の一周期を4Tw、γを磁気回
転比として Δky=γGY(4TW) …(3) で表わされる。ここでy方向の視野の幅LYは、 で表わされる。ところでピクセルのサイズをPとする
と、 の関係があるので、結局 の関係がなければならない。
本発明は、ここで、前述の右上りの直線上に並ぶデー
タ点と、左上りの直線上に並ぶデータ点を同時に用いる
ことにより、振動傾斜磁場の振幅が半分の場合すなわ
ち、GX=MGYであるような場合でも正確な画像を構成す
る手法に関するものである。
タ点と、左上りの直線上に並ぶデータ点を同時に用いる
ことにより、振動傾斜磁場の振幅が半分の場合すなわ
ち、GX=MGYであるような場合でも正確な画像を構成す
る手法に関するものである。
第1図(b)の左側に振動傾斜磁場が正の場合に取得
できるデータ群を、右側に負の場合に取得できるデータ
群を示す。以下この左側に示されたデータアレイをF
P(kx,ky)と表記し、右側に示されたデータアレイをFN
(kx,ky)と表記する。本発明においては、ある推定画
像をm(x,y)と表記し、まず、以下の式で示されたMP
(kx,ky)とMN(kx,ky)を計算する。
できるデータ群を、右側に負の場合に取得できるデータ
群を示す。以下この左側に示されたデータアレイをF
P(kx,ky)と表記し、右側に示されたデータアレイをFN
(kx,ky)と表記する。本発明においては、ある推定画
像をm(x,y)と表記し、まず、以下の式で示されたMP
(kx,ky)とMN(kx,ky)を計算する。
MP(kx,ky)=∫m(x,y)exp[i(ηy+xkk +yky)]dxdy (6) MN(kx,ky)=∫m(x,y)exp[i(ηy−xkx +yky)]dxdy (7) ここで、傾斜磁場が矩形駆動の場合η=(Gy/Gx)kx
であり、Gx,Gyはそれぞれ、x,y傾斜磁場の振幅である。
であり、Gx,Gyはそれぞれ、x,y傾斜磁場の振幅である。
さて、FP(kx,ky),FN(kx,ky)のky方向の開隔をΔk
yとすると、今、ΔkyはΔky=4π/Lyに等しいと仮定し
ている。ここでLyはy方向の視野幅である。このΔkyは
サンプリング定理の2倍の大きさである。一方、上の
(6),(7)式から得られるMP(kx,ky)MN(kx,ky)
はm(x,y)が−Ly/2yLy/2で定義されているのでk
y方向に関し、Δky/2の間隔を持つ離散点が計算により
求まる。したがって、m(x,y)が測定データにどの程
度合っているかを示す指標x2を に示す式で計算する。ここでσは測定データに含まれる
ノイズのrms値である。
yとすると、今、ΔkyはΔky=4π/Lyに等しいと仮定し
ている。ここでLyはy方向の視野幅である。このΔkyは
サンプリング定理の2倍の大きさである。一方、上の
(6),(7)式から得られるMP(kx,ky)MN(kx,ky)
はm(x,y)が−Ly/2yLy/2で定義されているのでk
y方向に関し、Δky/2の間隔を持つ離散点が計算により
求まる。したがって、m(x,y)が測定データにどの程
度合っているかを示す指標x2を に示す式で計算する。ここでσは測定データに含まれる
ノイズのrms値である。
推定画像m(x,y)としてはこのx2を最小とするよう
に選ぶ。このようなm(x,y)の求め方は最急降下法,
共役勾配法などの標準的な手法が存在し、広く知られて
いる。
に選ぶ。このようなm(x,y)の求め方は最急降下法,
共役勾配法などの標準的な手法が存在し、広く知られて
いる。
ただ、エコープレナー法を用いて取得したデータは通
常SNが悪く、このような場合には最大エントロピー法を
本発明と組み合せて用いるのが実用的である。これは、
Sを推定画像m(x,y)の持つエントロピーとして、x2
をある範囲におさえつつ、Sを最大とするようにm(x,
y)を決めるものであり、この方法によれば分解能を劣
化させずにノイズをおさえた画像が再生できる。画像エ
ントロピーの定義あるいは、最大エントロピー法を用い
た画像再構成については、たとえば、ネーチャー(Natu
re)Vol.272,20,April1978に記載されている。
常SNが悪く、このような場合には最大エントロピー法を
本発明と組み合せて用いるのが実用的である。これは、
Sを推定画像m(x,y)の持つエントロピーとして、x2
をある範囲におさえつつ、Sを最大とするようにm(x,
y)を決めるものであり、この方法によれば分解能を劣
化させずにノイズをおさえた画像が再生できる。画像エ
ントロピーの定義あるいは、最大エントロピー法を用い
た画像再構成については、たとえば、ネーチャー(Natu
re)Vol.272,20,April1978に記載されている。
また、さらに測定データのSNが悪い場合には、Dとし
て推定画像の2次微分の和の2乗 を計算し、m(x,y)をx2をある範囲におさえつつDを
最小にするように決めることもできる。ただし、このよ
うにして得られたm(x,y)はノイズが極めて押えられ
る半面、分解能はかなり劣化したものとなる。
て推定画像の2次微分の和の2乗 を計算し、m(x,y)をx2をある範囲におさえつつDを
最小にするように決めることもできる。ただし、このよ
うにして得られたm(x,y)はノイズが極めて押えられ
る半面、分解能はかなり劣化したものとなる。
[作用] 最終像において画像ノイズを増すことなしに傾斜磁場
が正及び負で印加されている場合に生じる両エコー群を
組合せて画像再構成を行なうことにより、振動傾斜磁場
の振幅及び周期を半減することができる。
が正及び負で印加されている場合に生じる両エコー群を
組合せて画像再構成を行なうことにより、振動傾斜磁場
の振幅及び周期を半減することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第2図は、本発明の一実施例による核磁共鳴を用いた
検査装置(以下、単に「検査装置」と呼ぶ)の概略構成
図である。
検査装置(以下、単に「検査装置」と呼ぶ)の概略構成
図である。
第2図において、1は静磁場H0を発生させる電磁石、
2は対象物体、3は高周波磁場を発生させると同時に、
対象物体2から生ずる信号を検出する信号を検出するた
めのコイル、4X,4Y、および5は、それぞれX方向,Y方
向,Z方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コ
イルである。傾斜磁場発生コイル5としては、互いに逆
向きに電流が流れるように配線された円線輪を用いる。
6,7,8はそれぞれ上記各傾斜磁場発生コイル4X,4Y,5に電
流を供給するための駆動装置である。9は計算機,10は
静磁場発生用の電磁石1のための電源,11は対象物容積
計量装置である。傾斜磁場発生コイル4X,4Y,5により発
生する傾斜磁場の強度は、上記対象物容積計量装置11か
らの指令により変化させることができる。
2は対象物体、3は高周波磁場を発生させると同時に、
対象物体2から生ずる信号を検出する信号を検出するた
めのコイル、4X,4Y、および5は、それぞれX方向,Y方
向,Z方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コ
イルである。傾斜磁場発生コイル5としては、互いに逆
向きに電流が流れるように配線された円線輪を用いる。
6,7,8はそれぞれ上記各傾斜磁場発生コイル4X,4Y,5に電
流を供給するための駆動装置である。9は計算機,10は
静磁場発生用の電磁石1のための電源,11は対象物容積
計量装置である。傾斜磁場発生コイル4X,4Y,5により発
生する傾斜磁場の強度は、上記対象物容積計量装置11か
らの指令により変化させることができる。
次に本検査装置の動作を概略的に説明する。
対象物体2の該スピンを励振する高周波磁場は、シン
セサイザ12により発生させた高周波を変調装置13で波形
整形・電力増幅し、コイル3に電流を供給することによ
り発生させる。対象物体2からの信号はコイル2により
受信され、増幅装置14を通った後、検波器15で直交検波
され計算機9に入力される。計算機9は、信号処理後、
核スピンの密度分布、あるいは緩和時間分布に対応する
画像をCRTディスクプレイ16に表示する。17は計算の途
中のデータあるいは最終データを格納するメモリーであ
る。このような装置で本発明を実施するには第3図のよ
うなシークエンスを用いる。ここで図の面積S1,S2は等
しく取る。また、180゜パルスはマルチスライス法と組
み合わせることには選択照射パルスを用いる。
セサイザ12により発生させた高周波を変調装置13で波形
整形・電力増幅し、コイル3に電流を供給することによ
り発生させる。対象物体2からの信号はコイル2により
受信され、増幅装置14を通った後、検波器15で直交検波
され計算機9に入力される。計算機9は、信号処理後、
核スピンの密度分布、あるいは緩和時間分布に対応する
画像をCRTディスクプレイ16に表示する。17は計算の途
中のデータあるいは最終データを格納するメモリーであ
る。このような装置で本発明を実施するには第3図のよ
うなシークエンスを用いる。ここで図の面積S1,S2は等
しく取る。また、180゜パルスはマルチスライス法と組
み合わせることには選択照射パルスを用いる。
ここで時間原点とは、静磁場、x,y方向傾斜磁場によ
る位相回転がゼロとなる時刻である。
る位相回転がゼロとなる時刻である。
また、ここで、4TWは印加傾斜磁場の周期である。さ
て、このようなシークエンスにより得られたデータに本
発明を適用するのは以下の様に行なう。
て、このようなシークエンスにより得られたデータに本
発明を適用するのは以下の様に行なう。
まず測定された、スピンエコー群を偶数番号のエコー
と奇数番目のエコーに分け、2次元のデータアレイをそ
れぞれについて作る。第4図に奇数番目のエコーから作
られたデータアレイを、第5図に偶数番目のエコーから
のデータアレイをそれぞれ示す。ここでkx,kyはx方向,
y方向についての空間周波数であり、kx=γGxTx,ky=γ
GyTyで定義される。ここで第6図に示されるごとくTxは
それぞれのエコーの中心からの時間、Tyは時間原点(第
3図参照)からの時間である。
と奇数番目のエコーに分け、2次元のデータアレイをそ
れぞれについて作る。第4図に奇数番目のエコーから作
られたデータアレイを、第5図に偶数番目のエコーから
のデータアレイをそれぞれ示す。ここでkx,kyはx方向,
y方向についての空間周波数であり、kx=γGxTx,ky=γ
GyTyで定義される。ここで第6図に示されるごとくTxは
それぞれのエコーの中心からの時間、Tyは時間原点(第
3図参照)からの時間である。
第4図に示された奇数番目のエコー群から作られたデ
ータアレイをFP(v,u)と表記し、第5図に示されて偶
数番目のエコー群から作られたデータアレイをFN(ν,
μ)と表記する。ここでν,μはそれぞれkx,kyを離散
量で表記したもので ν=0,1,…,M−1 とする。FP(ν,μ)およびFN(ν,μ)は第1図
(b)の左側および右側のデータアレイにそれぞれ相当
する。
ータアレイをFP(v,u)と表記し、第5図に示されて偶
数番目のエコー群から作られたデータアレイをFN(ν,
μ)と表記する。ここでν,μはそれぞれkx,kyを離散
量で表記したもので ν=0,1,…,M−1 とする。FP(ν,μ)およびFN(ν,μ)は第1図
(b)の左側および右側のデータアレイにそれぞれ相当
する。
ここでGxはGx=MGyを満たすように設定されているの
で、FP(ν,μ),FN(ν,μ)におけるky方向の最小
のデータ間隔Δkyはサンプリング定理の要求の2倍の値
を持ち、視野のy方向の幅Lyとの間にΔky=4π/Lyの
関係がある。したがって、FP(ν,μ),FN(ν,μ)
をそのままkx,kyについてフーリエ変換した結果はy方
向にたたみこみを生じてしまう。
で、FP(ν,μ),FN(ν,μ)におけるky方向の最小
のデータ間隔Δkyはサンプリング定理の要求の2倍の値
を持ち、視野のy方向の幅Lyとの間にΔky=4π/Lyの
関係がある。したがって、FP(ν,μ),FN(ν,μ)
をそのままkx,kyについてフーリエ変換した結果はy方
向にたたみこみを生じてしまう。
このたたみこみは本発明により除去できる。以下、本
発明を最も実用的と考えられる最大エントロピー法と組
み合わせた場合を例として説明する。まず、試し画像を
m(I,J)とする。ここで、I,Jは座標(x,y)を離散量
で表わしたもので、I=0,1,…,M−1、J=0,1,…,M−
1である。(I,J)から、(6),(7)式に対応する
次式によってMP(ν,μ),MN(μ,ν)を計算する。
発明を最も実用的と考えられる最大エントロピー法と組
み合わせた場合を例として説明する。まず、試し画像を
m(I,J)とする。ここで、I,Jは座標(x,y)を離散量
で表わしたもので、I=0,1,…,M−1、J=0,1,…,M−
1である。(I,J)から、(6),(7)式に対応する
次式によってMP(ν,μ),MN(μ,ν)を計算する。
ここで、μ=0,1,…,M−1,ν=0,1,…,M−1である。
ξ(μ,J)は、Δyをy方向のピクセルサイズとして、 であり、 であるので を考慮すれば結局、 を得る。再生像がΔx=Δy,Lx=Lyであれば を得る。
ξ(μ,J)は、Δyをy方向のピクセルサイズとして、 であり、 であるので を考慮すれば結局、 を得る。再生像がΔx=Δy,Lx=Lyであれば を得る。
次に測定データFP(μ,ν),FN(μ,ν)との一致
の程度を(8)式に対応した次式を用いて計算する。
の程度を(8)式に対応した次式を用いて計算する。
m(I,J)はこのx2の値をx2xLの範囲におさめなが
ら、 を最大とするものを選ぶ。これはλを正の乗数としてQ
=S−λx2を最大とするm(I,J)を選ぶことに等し
い。このようなm(I,J)を求める手法はたとえば 今野浩,山下浩著「非線形計画法」、日科技連出版社
(1978) あるいは 西川 一他著「最適化」、森北出版 に詳しく記載されている。ここでは、最も標準的な手法
である最急降下法を用いる方法を例として説明する。
ら、 を最大とするものを選ぶ。これはλを正の乗数としてQ
=S−λx2を最大とするm(I,J)を選ぶことに等し
い。このようなm(I,J)を求める手法はたとえば 今野浩,山下浩著「非線形計画法」、日科技連出版社
(1978) あるいは 西川 一他著「最適化」、森北出版 に詳しく記載されている。ここでは、最も標準的な手法
である最急降下法を用いる方法を例として説明する。
最急降下法では勾配∂Q/∂mを計算する。
から計算するのであるがm(I,J)は複素数であるので
m(I,J)=m1(I,J)+im2(I,J)と表記し∂Q/∂m1と
∂Q/∂m2を分けて計算する。
m(I,J)=m1(I,J)+im2(I,J)と表記し∂Q/∂m1と
∂Q/∂m2を分けて計算する。
であり、 である。ただし である。
さて、これらの式より計算した∂Q/∂mより、 を計算する。このときδm(I,J)は一次元探査によ
り、ΔQが最大となるようにえらぶ。この一次元探査に
用いられる手法には黄金分割法、2次補間法などがある
がずれも前述の文献「非線形計画法」あるいは「最適
化」に詳しく記載されている。
り、ΔQが最大となるようにえらぶ。この一次元探査に
用いられる手法には黄金分割法、2次補間法などがある
がずれも前述の文献「非線形計画法」あるいは「最適
化」に詳しく記載されている。
以下、本発明における処理手順をまとめると、 1)m(I,J)に初期値(試し画像)としてある一定の
値を代入。
値を代入。
2)m(I,J)を用い、(14)〜(17)式を用いて∂Q/
∂m(I,J)を計算。
∂m(I,J)を計算。
3)一次元探索法(たとえば2次補間法)を用いて のΔQが最大となるようなδm(I,J)をえらぶ。
4)m(I,J)+δm(I,J)を新しいm(I,J)とす
る。
る。
5)(10),(11),(12)式よりx2を計算しx2xLを
満たしているかをしらべる。ここで、xLは通常測定デー
タ数に等しくとる。(本実施例の場合2N2である。)し
かし、これに限るものではない。一般に、xLを大きくす
れば解はエントロピー最大に重きを置いたものとなり、
小さくすれば、測定データとの一致に重きを置いたもの
となる。
満たしているかをしらべる。ここで、xLは通常測定デー
タ数に等しくとる。(本実施例の場合2N2である。)し
かし、これに限るものではない。一般に、xLを大きくす
れば解はエントロピー最大に重きを置いたものとなり、
小さくすれば、測定データとの一致に重きを置いたもの
となる。
6)x2xLをみたさない場合、2)へもどり同様の手順
をくり返す。満たしている場合(13)式を用いてSを計
算し、前のサイクルにおけるSとの差ΔSがある値EP以
内(ΔSEP)であれば計算を打ち切り、その時のm
(I,J)を答えとする。ΔS>EPであれば2)へもどっ
て、再び計算をくり返す。
をくり返す。満たしている場合(13)式を用いてSを計
算し、前のサイクルにおけるSとの差ΔSがある値EP以
内(ΔSEP)であれば計算を打ち切り、その時のm
(I,J)を答えとする。ΔS>EPであれば2)へもどっ
て、再び計算をくり返す。
ここで定数λは、得られたm(I,J)がエントロピー
を大きくすることに重きを置いたものか、測定データと
の一致に重きを置いたものかを調節働きをする。λを大
きくすればx2がより小さな値に収束し、λを小さくすれ
ば大きな値に収束することが知られている。したがって
x2がほぼxLに収束するようなλをあらかじめ経験により
知っておき、その値にλをセットして前述の返復計算を
始める必要がある。
を大きくすることに重きを置いたものか、測定データと
の一致に重きを置いたものかを調節働きをする。λを大
きくすればx2がより小さな値に収束し、λを小さくすれ
ば大きな値に収束することが知られている。したがって
x2がほぼxLに収束するようなλをあらかじめ経験により
知っておき、その値にλをセットして前述の返復計算を
始める必要がある。
ところで、第3図に示された振動傾斜磁場の波形で正
負が反転したものを用いる場合にも本発明を用いること
ができることは明らかである。ただし、この場合(24)
式は以下の様に変える必要がある。
負が反転したものを用いる場合にも本発明を用いること
ができることは明らかである。ただし、この場合(24)
式は以下の様に変える必要がある。
よく知られているように、エコープレナー法は傾斜磁
場を正弦波で駆動しても実現することができる。この場
合は、駆動波形をGxcosωtとする。この場合でも本発
明を用いることができることは明らかである。ただし、
この場合には(12)式におけるηはη=(Gy/Gx)kxで
はなく η=(γGy/ω)arcsin[(ω/γGx)kx] としなければならない。
場を正弦波で駆動しても実現することができる。この場
合は、駆動波形をGxcosωtとする。この場合でも本発
明を用いることができることは明らかである。ただし、
この場合には(12)式におけるηはη=(Gy/Gx)kxで
はなく η=(γGy/ω)arcsin[(ω/γGx)kx] としなければならない。
以上、本発明をオリジナルなエコープラナー法に適用
する場合の実施例について説明したが、本発明は、先に
説明したファーストフーリエイメージングにも適用でき
る。第7図に3つのエコートレインを組み合わせる場合
のファーストフーリエイメージングについて、データ点
のK−トラジェクトリーを示す。本発明を用いない場
合、白色で表わされた(あるいは黒色で表わされた)デ
ータ点どうしのky方向の間隔Δkyはy方向の視野の幅Ly
として を満たさなければならないが、本発明を用いることによ
り、 を満たしていれば画像を構成できることは明らかであ
る。
する場合の実施例について説明したが、本発明は、先に
説明したファーストフーリエイメージングにも適用でき
る。第7図に3つのエコートレインを組み合わせる場合
のファーストフーリエイメージングについて、データ点
のK−トラジェクトリーを示す。本発明を用いない場
合、白色で表わされた(あるいは黒色で表わされた)デ
ータ点どうしのky方向の間隔Δkyはy方向の視野の幅Ly
として を満たさなければならないが、本発明を用いることによ
り、 を満たしていれば画像を構成できることは明らかであ
る。
また、最近提案されている振動傾斜磁場を用いた高速
スペクトロスコーピックイメージング法〔松井他「位相
変調されたエコートレインを用いたスペクトロスコーピ
ックイメージング」ジャーナル オブ マグネティック
レゾナンス“(Spatially Resolvecl NMR Spectroscoyg
Using Phase−Modulated Spin−Echo Trains"Joarnal
of Madnetic Resonance)、vol67,No.3 pp476−490,(1
986)〕にも本発明が適用可能であることも明らかであ
る。
スペクトロスコーピックイメージング法〔松井他「位相
変調されたエコートレインを用いたスペクトロスコーピ
ックイメージング」ジャーナル オブ マグネティック
レゾナンス“(Spatially Resolvecl NMR Spectroscoyg
Using Phase−Modulated Spin−Echo Trains"Joarnal
of Madnetic Resonance)、vol67,No.3 pp476−490,(1
986)〕にも本発明が適用可能であることも明らかであ
る。
[発明の効果] 最終像において画像ノイズを増すことなしに傾斜磁場
が正及び負で印加されている場合に生じる両エコー群を
組合わせて画像再構成を行なうことにより、振動傾斜磁
場の振幅及び周期を半減でき、高速のイメージングを容
易に実現できる画像再構成方法を提供できる。
が正及び負で印加されている場合に生じる両エコー群を
組合わせて画像再構成を行なうことにより、振動傾斜磁
場の振幅及び周期を半減でき、高速のイメージングを容
易に実現できる画像再構成方法を提供できる。
第1図はエコープラナー法におけるデータ点のk−空間
(空間周波数領域)での軌跡を表わす。 第2図は本発明を実施する装置構成の一例を示す。 第3図はエコープラナー法を実施する際に用いられるパ
ルスシークエンスの一例。 第4図は、奇数番目のエコー群から構成された2次元デ
ータアレイを示す。 第5図は偶数番目のエコー群から構成された2次元デー
タアレイを示す。 第6図はTx,Tyの説明図。 第7図はファーストフーリエイメージングにおけるデー
タ点のk−空間における軌跡を示す。
(空間周波数領域)での軌跡を表わす。 第2図は本発明を実施する装置構成の一例を示す。 第3図はエコープラナー法を実施する際に用いられるパ
ルスシークエンスの一例。 第4図は、奇数番目のエコー群から構成された2次元デ
ータアレイを示す。 第5図は偶数番目のエコー群から構成された2次元デー
タアレイを示す。 第6図はTx,Tyの説明図。 第7図はファーストフーリエイメージングにおけるデー
タ点のk−空間における軌跡を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場の各磁場
発生手段と、検査対象の所定の部位で励起された核スピ
ンからの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、該
信号検出手段による検出信号の演算を行なう計算機と、
該計算機による演算結果を出力する出力手段とからなる
NMRイメージング装置に適用されるNMRイメージングにお
ける画像再構成方法であり、 (1)時間的に定常的な第1の傾斜磁場を第1方向に印
加するとともに、周期的に変化する第2の傾斜磁場を、
前記第1方向と垂直な第2の方向に印加しながら、検出
された前記核磁気共鳴信号であり、位相空間で、前記第
1、及び第2の傾斜磁場により生じる傾斜をもつ軌跡を
有する計測信号のデータ列を、前記第2の傾斜磁場の正
の時に検出された第1の計測信号のデータ列FPと、前記
第2の傾斜磁場の負の時に検出された第2の計測信号の
データ列FNとに分けるステップと、 (2)試し画像{m(I,J):Mが前記第2の方向での画
素数であり、画像m(I,J)がM×M個の画素数からな
り、第1の変数I、第2の変数Jを画素位置を表わす変
数とする}を求めるステップと、 (3)前記試し画像{m(I,J)}に、前記軌跡の傾斜
に対応する位相シフト{ε(μ,J):μはμ=1、2、
…、(M−1)である}を施して、逆フーリエ変換を行
なって、第1のデータ列{MP(μ,ν):νはν=1、
2、…、(M−1)である}を得るステップと、 (4)前記試し画像{m(I,J)}において前記第1の
変数{I}の符号を反転させて、前記位相シフト{ε
(μ,J)}を施して、逆フーリエ変換を行なって、第2
のデータ列{MN(μ,ν)}を得るステップと、 (5)前記第1の計測信号のデータ列{MP(μ,ν)}
と前記第1のデータ列{FP(μ,ν)}との対応する点
の間での差の絶対値{|MP(μ,ν)−FP(μ,ν)
|}の和、前記絶対値の2乗の和{|MP(μ,ν)−FP
(μ,ν)|2}のいずれかとする第1の値{V1}と、前
記第2の計測信号のデータ列{MN(μ,ν)}と前記第
2のデータ列{FN(μ,ν)}との対応する点の間での
差の絶対値{|MN(μ,ν)−FN(μ,ν)|}の和、
前記絶対値の2乗の和{|MN(μ,ν)−FN(μ,ν)|
2}のいずれかとする第2の値{V2}と前記第1の値{V
1}と前記第2の値{V2}との和{χA=V1+V2}を求
めるステップと、 (6)前記和{χA=V1+V2}を最小とするように、変
化量{δm(I,J)}を前記試し画像{m(I,J)}に加
算して、前記試し画像{m(I,J)}を変更するステッ
プと、 (7)前記ステップ(3)から前記ステップ(6)を繰
り返すステップとを有し、前記所定の部位での核スピン
の分布を表わす画像の推定値を得ることを特徴とするNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項2】前記第2の傾斜磁場が矩形波で振動する傾
斜磁場であり、πを円周率、LXを前記第2の方向で視野
の大きさ、Δyを前記第1の方向での画素の大きさとす
るとき、前記位相シフト{ε(μ,J)}が以下の式、 ε(μ,J)=(2π/M)(Δy/LX){J− (M/2)}{μ−(M/2)} により表わされることを特徴とする請求項1に記載のNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項3】GXを前記第2の傾斜磁場の振幅、ωを角周
波数、tを時間変数として、前記第2の傾斜磁場がGXco
sωtにより表わされる正弦波で振動する傾斜磁場であ
り、γを磁気回転比、GYを前記第1の傾斜磁場の振幅、
kXを前記第2の方向の空間周波数、ηを(γGY/ω)arc
sin{(ω/γGX)kX}とするとき、前記位相シフト
{ε(μ,J)}が、式、ε(μ,J)=ηΔy{J−(M/
2)}により表わされることを特徴とする請求項1に記
載のNMRイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項4】前記第1の計測信号のデータ列{MP(μ,
ν)}と前記第1のデータ列{FP(μ,ν)}との対応
する点の間での差{MP(μ,ν)−FP(μ,ν)}、前
記第2の計測信号のデータ列{MN(μ,ν)}と前記第
2のデータ列{FN(μ,ν)}との対応する点の間での
差{MN(μ,ν)−FN(μ,ν)}のそれぞれに前記位
相シフト{ε(μ,J)}と逆の符号をもつ位相シフト
{−ε(μ,J)}を施して得られるフーリエ変換の加算
結果{A(I,J)}が求められ、前記変化量{δm(I,
J)}が、前記加算結果{A(I,J)}に比例することを
を特徴とする請求項1に記載のNMRイメージングにおけ
る画像再構成方法。 - 【請求項5】静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場の各磁場
発生手段と、検査対象の所定の部位で励起された核スピ
ンからの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、該
信号検出手段による検出信号の演算を行なう計算機と、
該計算機による演算結果を出力する出力手段とからなる
NMRイメージング装置に適用されるNMRイメージングにお
ける画像再構成方法であり、 (1)時間的に定常的な第1の傾斜磁場を第1方向に印
加するとともに、周期的に変化する第2の傾斜磁場を、
前記第1方向と垂直な第2の方向に印加しながら、検出
された前記核磁気共鳴信号であり、位相空間で、前記第
1、及び第2の傾斜磁場により生じる傾斜をもつ軌跡を
有する計測信号のデータ列を、前記第2の傾斜磁場の正
の時に検出された第1の計測信号のデータ列FPと、前記
第2の傾斜磁場の負の時に検出された第2の計測信号の
データ列FNとに分けるステップと、 (2)試し画像{m(I,J):Mが前記第2の方向での画
素数であり、画像m(I,J)がM×M個の画素数からな
り、第1の変数I、第2の変数Jを画素位置を表わす変
数とする}を求めるステップと、 (3)前記試し画像{m(I,J)}に、前記軌跡の傾斜
に対応する位相シフト{ε(μ,J):μはμ=1、2、
…、(M−1)である}を施して、逆フーリエ変換を行
なって、第1のデータ列{MP(μ,ν):νはν=1、
2、…、(M−1)である}を得るステップと、 (4)前記試し画像{m(I,J)}において前記第1の
変数{I}の符号を反転させて、前記位相シフト{ε
(μ,J)}を施して、逆フーリエ変換を行なって、第2
のデータ列{MN(μ,ν)}を得るステップと、 (5)前記第1の計測信号のデータ列{MP(μ,ν)}
と前記第1のデータ列{FP(μ,ν)}との対応する点
の間での差の絶対値{|MP(μ,ν)−FP(μ,ν)
|}の和、前記絶対値の2乗の和、{|MP(μ,ν)−F
P(μ,ν)|2}のいずれかとする第1の値{V1}と、
前記第2の計測信号のデータ列{MN(μ,ν)}と前記
第2のデータ列{FN(μ,ν)}との対応する点の間で
の差の絶対値{|MN(μ,ν)−FN(μ,ν)|}の
和、前記絶対値の2乗の和{|MN(μ,ν)−FN(μ,
ν)|2}のいずれかとする第2の値{V2}と、前記第1
の値{V1}と前記第2の値{V2}との和{χA=V1+
V2}、及び前記試し画像{m(I,J)}の2次微分の和
の2乗値{D=ΣxΣy〔∂2m(x,y)/∂2x+∂2m
(x,y)/∂2y〕2:Σx、Σyはそれぞれx、yに関す
る加算を表わす}を求めるステップと、 (6)前記和{χA=V1+V2}を所定の範囲におさえ、
前記2乗値{D}を最小とするように、変化量{δm
(I,J)}を前記試し画像{m(I,J)}に加算して、前
記試し画像{m(I,J)}を変更するステップと、 (7)前記ステップ(3)から前記ステップ(6)を繰
り返すステップとを有し、前記所定の部位での核スピン
の分布を表わす画像の推定値を得ることを特徴とするNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項6】前記第2の傾斜磁場が矩形波で振動する傾
斜磁場であり、πを円周率、LXを前記第2の方向での視
野の大きさ、Δyを前記第1の方向での画素の大きさと
するとき、前記位相シフト{ε(μ,J)}が、以下の
式、 ε(μ,J)=(2π/M)(Δy/LX){J −(M/2)}{μ−(M/2)} により表わされることを特徴とする請求項5に記載のNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項7】GXを前記第2の傾斜磁場の振幅、ωを角周
波数、tを時間変数として、前記第2の傾斜磁場がGXco
sωtにより表わされる正弦波で振動する傾斜磁場であ
り、γを磁気回転比、GYを前記第1の傾斜磁場の振幅、
kXを前記第2の方向の空間周波数、ηを(γGY/ω)arc
sin{(ω/γGX)kX}とするとき、前記位相シフト
{ε(μ,J)}が、式、ε(μ,J)=ηΔy{J−(M/
2)}により表わされることを特徴とする請求項5に記
載のNMRイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項8】静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場の各磁場
発生手段と、検査対象の所定の部位で励起された核スピ
ンからの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、該
信号検出手段による検出信号の演算を行なう計算機と、
該計算機による演算結果を出力する出力手段とからなる
NMRイメージング装置に適用されるNMRイメージングにお
ける画像再構成方法であり、 (1)時間的に定常的な第1の傾斜磁場を第1方向に印
加するとともに、周期的に変化する第2の傾斜磁場を、
前記第1方向と垂直な第2の方向に印加しながら、検出
された前記核磁気共鳴信号であり、位相空間で、前記第
1、及び第2の傾斜磁場により生じる傾斜をもつ軌跡を
有する計測信号のデータ列を、前記第2の傾斜磁場の正
の時に検出された第1の計測信号のデータ列FPと、前記
第2の傾斜磁場の負の時に検出された第2の計測信号の
データ列FNとに分けるステップと、 (2)試し画像{m(I,J):Mが前記第2の方向での画
素数であり、画像m(I,J)がM×M個の画素数からな
り、第1の変数I、第2の変数Jを画素位置を表わす変
数とする}を求めるステップと、 (3)前記試し画像{m(I,J)}に、前記軌跡の傾斜
に対応する位相シフト{ε(μ,J):μはμ=1、2、
…、(M−1)である}を施して、逆フーリエ変換を行
なって、第1のデータ列{MP(μ,ν):νはν=1、
2、…、(M−1)である}を得るステップと、 (4)前記試し画像{m(I,J)}において前記第1の
変数{I}の符号を反転させて、前記位相シフト{ε
(μ,J)}を施して、逆フーリエ変換を行なって、第2
のデータ列{MN(μ,ν)}を得るステップと、 (5)前記第1の計測信号のデータ列{MP(μ,ν)}
と前記第1のデータ列{FP(μ,ν)}との対応する点
の間での差の絶対値{|MP(μ,ν)−FP(μ,ν)
|}の和、前記絶対値の2乗の和{|MP(μ,ν)−FP
(μ,ν)|2}のいずれかとする第1の値{V1}と、前
記第2の計測信号のデータ列{MN(μ,ν)}と前記第
2のデータ列{FN(μ,ν)}との対応する点の間での
差の絶対値{|MN(μ,ν)−FN(μ,ν)|}の和、
前記絶対値の2乗の和{|MN(μ,ν)−FN(μ,ν)|
2}のいずれかとする第2の値{V2}と、前記第1の値
{V1}と前記第2の値{V2}との和{χA=V1+V2}、
及び前記試し画像{m(I,J)}のもつエントロピー
{S=ΣIΣJ=−|m(I,J)|log|m(I,J)|:ΣI、Σ
JはI、Jに関する加算を表わす}を求めるステップ
と、 (6)前記和{χA=V1+V2}を所定の範囲におさえ、
前記エントロピー{S}を最大とするように、変化量
{δm(I,J)}を前記試し画像{m(I,J)}に加算し
て、前記試し画像{m(I,J)}を変更するステップ
と、 (7)前記ステップ(3)から前記ステップ(6)を繰
り返すステップとを有し、前記所定の部位での核スピン
の分布を表わす画像の推定値を得ることを特徴とするNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項9】前記第2の傾斜磁場が矩形波で振動する傾
斜磁場であり、πを円周率、LXを前記第2の方向での視
野の大きさ、Δyを前記第1の方向での画像の大きさと
するとき、前記位相シフト{ε(μ,J)}が、以下の
式、 ε(μ,J)=(2π/M)(Δy/LX){J −(M/2)}{μ−(M/2)} により表わされることを特徴とする請求項5に記載のNM
Rイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項10】GXを前記第2の傾斜磁場の振幅、ωを角
周波数、tを時間変数として、前記第2の傾斜磁場がGX
cosωtにより表わされる正弦波で振動する傾斜磁場で
あり、γを磁気回転比、GYを前記第1の傾斜磁場の振
幅、kXを前記第2の方向の空間周波数、ηを(γGY/
ω)arcsin{(ω/γGX)kX}とするとき、前記位相シ
フト{ε(μ,J)}が、式、ε(μ,J)=(ηΔy{J
−(M/2)}により表わされることを特徴とする請求項
8に記載のNMRイメージングにおける画像再構成方法。 - 【請求項11】前記第1の計測信号のデータ列{M
P(μ,ν)}と前記第1のデータ列{FP(μ,ν)}
との対応する点の間での差{MP(μ,ν)−FP(μ,
ν)}、前記第2の計測信号のデータ列{MN(μ,
ν)}と前記第2のデータ列{FN(μ,ν)}との対応
する点の間での差{MN(μ,ν)−FN(μ,ν)}のそ
れぞれに前記位相シフト{ε(μ,J)}と逆の符号をも
つ位相シフト{−ε(μ,J)}を施して得られるフーリ
エ変換の加算結果{A(I,J)}が求められ、前記変化
量{δm(I,J)}が、前記加算結果{A(I,J)}に比
例することを特徴とする請求項8に記載のNMRイメージ
ングにおける画像再構成方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166707A JP2644831B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | Nmrイメージングにおける画像再構成方法 |
EP19890112190 EP0349976A3 (en) | 1988-07-06 | 1989-07-04 | Image reconstruction method in nmr imaging |
US07/375,725 US4993075A (en) | 1988-07-06 | 1989-07-05 | Image reconstruction method in NMR imaging |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166707A JP2644831B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | Nmrイメージングにおける画像再構成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217039A JPH0217039A (ja) | 1990-01-22 |
JP2644831B2 true JP2644831B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=15836269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63166707A Expired - Fee Related JP2644831B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | Nmrイメージングにおける画像再構成方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4993075A (ja) |
EP (1) | EP0349976A3 (ja) |
JP (1) | JP2644831B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5233301A (en) * | 1989-07-28 | 1993-08-03 | Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | High resolution/reduced slice width magnetic resonance imaging and spectroscopy by signal combination and use of minimum phase excitation pulses |
GB8918105D0 (en) * | 1989-08-08 | 1989-09-20 | Nat Res Dev | Echo planar imaging using 180grad pulses |
EP0429715B1 (de) * | 1989-12-01 | 1996-07-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betrieb eines Kernspintomographiegeräts mit einem Resonanzkreis zur Erzeugung von Gradientenfeldern |
US5214581A (en) * | 1990-01-17 | 1993-05-25 | Rhodes Charles K | Method for object reconstruction from x-ray holograms |
FI86506C (fi) * | 1990-05-29 | 1992-09-10 | Instrumentarium Oy | Avbildningsfoerfarande. |
US5086275A (en) * | 1990-08-20 | 1992-02-04 | General Electric Company | Time domain filtering for nmr phased array imaging |
JP3064361B2 (ja) * | 1990-09-07 | 2000-07-12 | 株式会社日立製作所 | 核磁気共鳴装置 |
EP0512798B1 (en) * | 1991-05-08 | 1998-09-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for rapid magnetic resonance imaging |
US5245282A (en) * | 1991-06-28 | 1993-09-14 | University Of Virginia Alumni Patents Foundation | Three-dimensional magnetic resonance imaging |
JP3403751B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2003-05-06 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴映像装置 |
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