JP2642705B2 - 自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置 - Google Patents
自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置Info
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- JP2642705B2 JP2642705B2 JP28308088A JP28308088A JP2642705B2 JP 2642705 B2 JP2642705 B2 JP 2642705B2 JP 28308088 A JP28308088 A JP 28308088A JP 28308088 A JP28308088 A JP 28308088A JP 2642705 B2 JP2642705 B2 JP 2642705B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置に関
し、特にリヤアームの枢支点(ピボット部)近傍にマス
タシリンダを配置した場合の、該マスタシリンダ及びこ
れに接続されたブレーキホースの保護構造の改善に関す
る。
し、特にリヤアームの枢支点(ピボット部)近傍にマス
タシリンダを配置した場合の、該マスタシリンダ及びこ
れに接続されたブレーキホースの保護構造の改善に関す
る。
従来から自動二輪車のリヤブレーキ装置として、ブレ
ーキペダルでマスタシリンダを操作して油圧を発生さ
せ、この油圧をブレーキホースを介して後輪のホイルシ
リンダに供給し、ブレーキパッドで、後輪と共に回転す
るディスクを挟持し、これにより後輪を制動するように
した油圧式リヤブレーキ装置がある。
ーキペダルでマスタシリンダを操作して油圧を発生さ
せ、この油圧をブレーキホースを介して後輪のホイルシ
リンダに供給し、ブレーキパッドで、後輪と共に回転す
るディスクを挟持し、これにより後輪を制動するように
した油圧式リヤブレーキ装置がある。
ところで自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置では、
後輪がリヤアームと共に大きく揺動するので、マスタシ
リンダの配設位置によっては、該シリンダに接続された
ブレーキホースが上下に大きく移動し、繰り返して曲げ
作用を受けることとなる。そこで従来から、このブレー
キホースの移動量を抑制するため、リヤアームの車体フ
レームへの枢支点近傍にマスタシリンダを装着する場合
がある。
後輪がリヤアームと共に大きく揺動するので、マスタシ
リンダの配設位置によっては、該シリンダに接続された
ブレーキホースが上下に大きく移動し、繰り返して曲げ
作用を受けることとなる。そこで従来から、このブレー
キホースの移動量を抑制するため、リヤアームの車体フ
レームへの枢支点近傍にマスタシリンダを装着する場合
がある。
ところが、上記リヤアーム枢支点近傍にマスタシリン
ダを配置した場合、構造的にマスタシリンダ及びこれに
接続されたブレーキホースが路面近くの低所に位置する
こととなり、飛石等による損傷が懸念され、これを防止
するための特別の保護カバー等が必要となる。そこで、
これらの飛石の問題及びブレーキホースの曲げ作用の問
題をある程度解決できるように、上記枢支点の上方にマ
スタシリンダを配設した例がある(例えば特開昭55−78
883号公報参照)。
ダを配置した場合、構造的にマスタシリンダ及びこれに
接続されたブレーキホースが路面近くの低所に位置する
こととなり、飛石等による損傷が懸念され、これを防止
するための特別の保護カバー等が必要となる。そこで、
これらの飛石の問題及びブレーキホースの曲げ作用の問
題をある程度解決できるように、上記枢支点の上方にマ
スタシリンダを配設した例がある(例えば特開昭55−78
883号公報参照)。
このように従来の装置では、特別の保護カバーを設け
る必要があったり、あるいはマスタシリンダを最適位置
からずらせて配置するため、飛石,曲げの両方の問題を
十分に解決することは困難等の問題があった。
る必要があったり、あるいはマスタシリンダを最適位置
からずらせて配置するため、飛石,曲げの両方の問題を
十分に解決することは困難等の問題があった。
本発明は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、特
別の保護カバーを必要とすることなく、リヤアーム枢支
点近傍の最適位置にマスタシリンダを配設できる自動二
輪車の油圧式リヤブレーキ装置を提供することを目的と
している。
別の保護カバーを必要とすることなく、リヤアーム枢支
点近傍の最適位置にマスタシリンダを配設できる自動二
輪車の油圧式リヤブレーキ装置を提供することを目的と
している。
本発明は、排気管をリヤアームの車体フレームへの枢
支点近傍の外側を通るように配置した自動二輪車におい
て、マスタシリンダを上記リヤアームの枢支点近傍で、
かつ排気管の車幅方向内側に配置したことを特徴とする
油圧式リヤブレーキ装置である。
支点近傍の外側を通るように配置した自動二輪車におい
て、マスタシリンダを上記リヤアームの枢支点近傍で、
かつ排気管の車幅方向内側に配置したことを特徴とする
油圧式リヤブレーキ装置である。
本発明に係る油圧式リヤブレーキ装置によれば、リヤ
アーム枢支点近傍の車幅方向外側を通る排気管の内側に
マスタシリンダを配置したので、このマスタシリンダ,
及びこれに接続されたブレーキホースは排気管によって
飛石等から保護される。即ち、排気管が保護カバーの機
能を果たすので、特別の保護カバーを設けることなく、
リヤアームの枢支点近傍という、ブレーキホースの移動
量の少ない最適位置にマスタシリンダを配置できる。
アーム枢支点近傍の車幅方向外側を通る排気管の内側に
マスタシリンダを配置したので、このマスタシリンダ,
及びこれに接続されたブレーキホースは排気管によって
飛石等から保護される。即ち、排気管が保護カバーの機
能を果たすので、特別の保護カバーを設けることなく、
リヤアームの枢支点近傍という、ブレーキホースの移動
量の少ない最適位置にマスタシリンダを配置できる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による自動二
輪車の油圧式リヤブレーキ装置を説明するための図であ
る。
輪車の油圧式リヤブレーキ装置を説明するための図であ
る。
図において、1は本実施例装置が採用された自動二輪
車であり、これの車体フレーム2の図示しないヘッドパ
イプは、下端で前輪3を軸支する前フォーク4を左右に
操向自在に軸支しており、また該車体フレーム2の後部
下端に固定された左,右一対のアームブラケット2aは、
後端で後輪5を軸支するリヤアーム6を上下に揺動自在
に枢支している。このリヤアーム6は左右一対のアーム
本体6a,6aの前端同士をボディ部6bで接続し、該接続部
のさらに前方の筒状のピボット部6c,6cを一体形成した
構造になっている。このピボット部6cが、上記アームブ
ラケット2aにピボット軸2bで枢支されており、本発明で
いう枢支点となっている。なお、上記ピボット部6c間に
エンジンユニット7の後端支持ブラケット部8aが挿入さ
れ、上記ピボット軸2bでリヤアーム6と共通に支持され
ている。
車であり、これの車体フレーム2の図示しないヘッドパ
イプは、下端で前輪3を軸支する前フォーク4を左右に
操向自在に軸支しており、また該車体フレーム2の後部
下端に固定された左,右一対のアームブラケット2aは、
後端で後輪5を軸支するリヤアーム6を上下に揺動自在
に枢支している。このリヤアーム6は左右一対のアーム
本体6a,6aの前端同士をボディ部6bで接続し、該接続部
のさらに前方の筒状のピボット部6c,6cを一体形成した
構造になっている。このピボット部6cが、上記アームブ
ラケット2aにピボット軸2bで枢支されており、本発明で
いう枢支点となっている。なお、上記ピボット部6c間に
エンジンユニット7の後端支持ブラケット部8aが挿入さ
れ、上記ピボット軸2bでリヤアーム6と共通に支持され
ている。
また、上記車体フレーム2の上側には、前から順に燃
料タンク13,シート14が搭載され、該シート14の後方に
は小物入れ15が設けられている。この小物入れ15は、第
3図に示すように、後輪5上を覆うマッドガード16の上
面に形成された収容部16aをリヤキャリア17で覆う構成
になっている。このリヤキャリア17は上記収容部16aの
開口周縁に配置された台座17aの開口を蓋17bで開閉可能
に構成されている。この蓋17bの後縁のヒンジ部17cは台
座17aに回動可能に係合してあり、また前縁部にはロッ
ク機構17dが形成されており、これはイグニッションキ
ーによって台座17aに係脱できるように構成されてい
る。
料タンク13,シート14が搭載され、該シート14の後方に
は小物入れ15が設けられている。この小物入れ15は、第
3図に示すように、後輪5上を覆うマッドガード16の上
面に形成された収容部16aをリヤキャリア17で覆う構成
になっている。このリヤキャリア17は上記収容部16aの
開口周縁に配置された台座17aの開口を蓋17bで開閉可能
に構成されている。この蓋17bの後縁のヒンジ部17cは台
座17aに回動可能に係合してあり、また前縁部にはロッ
ク機構17dが形成されており、これはイグニッションキ
ーによって台座17aに係脱できるように構成されてい
る。
上記シート14は、その前端部が車体フレーム2の燃料
タンク13の後端付近に係止されており、また底板14aの
後端部に形成された当接部14bが支持プレート18上に当
接し、これの係合ピン14cが該支持プレート18の係合穴1
8aに係合している。なお、この支持プレート18の両端は
左,右一対のシートレール19に固定されている。
タンク13の後端付近に係止されており、また底板14aの
後端部に形成された当接部14bが支持プレート18上に当
接し、これの係合ピン14cが該支持プレート18の係合穴1
8aに係合している。なお、この支持プレート18の両端は
左,右一対のシートレール19に固定されている。
また、上記底板14aの後端付近には支持ブラケット20
が該底板14aに埋設された支持ボルト20aで固定されてお
り、該ブラケット20に固定された支持軸20aによってロ
ックレバー21が軸支されている。このロックレバー21は
第3図時計廻りに付勢されており、これの先端に形成さ
れた係合爪21aが上記支持プレート18に固定された係止
ピン18bに係止している。またこのロックレバー21の操
作部21b上記収容部16a内に延びており、これにより蓋17
b開けると、手動によりシート14のロック解除ができる
ようになっている。
が該底板14aに埋設された支持ボルト20aで固定されてお
り、該ブラケット20に固定された支持軸20aによってロ
ックレバー21が軸支されている。このロックレバー21は
第3図時計廻りに付勢されており、これの先端に形成さ
れた係合爪21aが上記支持プレート18に固定された係止
ピン18bに係止している。またこのロックレバー21の操
作部21b上記収容部16a内に延びており、これにより蓋17
b開けると、手動によりシート14のロック解除ができる
ようになっている。
また上記車体フレーム2の中央部にはエンジンユニッ
ト7が懸架支持されている。このエンジンユニット7
は、水冷式4サイクル並列2気筒型のもので、クランク
ケース8上にシリンダボディ9,シリンダヘッド10及びヘ
ッドカバー11を積み上げた構成となっている。上記シリ
ンダヘッド10には排気装置12の左右一対の排気管12aの
前端が接続されており、該両排気管12aは前側底部がア
ンダカバー8bで覆われたクランクケース8の右側方,ア
ームブラケット2aの右側方,さらには上記リヤアーム6
の右側方を通って車両後方に延び、該部分で大径の消音
器12bに接続されている。この消音器12bは上記リヤアー
ム6の右側方を通って後方斜め上方に向けて配置されて
いる。
ト7が懸架支持されている。このエンジンユニット7
は、水冷式4サイクル並列2気筒型のもので、クランク
ケース8上にシリンダボディ9,シリンダヘッド10及びヘ
ッドカバー11を積み上げた構成となっている。上記シリ
ンダヘッド10には排気装置12の左右一対の排気管12aの
前端が接続されており、該両排気管12aは前側底部がア
ンダカバー8bで覆われたクランクケース8の右側方,ア
ームブラケット2aの右側方,さらには上記リヤアーム6
の右側方を通って車両後方に延び、該部分で大径の消音
器12bに接続されている。この消音器12bは上記リヤアー
ム6の右側方を通って後方斜め上方に向けて配置されて
いる。
また、上記アームブラケット2aの下端付近の右側方に
は、ブレーキペダル22が配設されている。このブレーキ
ペダル22の後アーム部22aは、マスタシリンダ23のピス
トンロッド23aに連結されている。このマスタシリンダ2
3は、上記両排気管12aの消音器接続部付近と、リヤアー
ム6の右アーム本体6aとの間で、かつ上記ピボット部6c
近傍に配置され、アームブラケット2aの後縁にボルト締
め固定されている。またこのマスタシリンダ23に接続さ
れたリザーブホース24はバックステー2cに沿って上方に
配索され、該ステー2cの上部に固定されたリザーブタン
ク25に接続されている。また、このマスタシリンダ23の
上端に接続された全部ブレーキホース26aは上記排気管1
2aの消音器接続部分の内側において、下方に湾曲された
後、アーム本体6aの外側面にブラケット27aで固定され
ている。そしてこのブレーキホース26aはブラケット27
a,27b間に配置された鋼管26b,及び右アーム本体6a上に
配置された後部ブレーキホース26cを介して後輪用ディ
スクブレーキ27のホイルシリンダ27aに接続されてお
り、このホイルシリンダ27aはブレーキパッドで後輪5
と共に回転するディスク27bを挟持するように構成され
ている。
は、ブレーキペダル22が配設されている。このブレーキ
ペダル22の後アーム部22aは、マスタシリンダ23のピス
トンロッド23aに連結されている。このマスタシリンダ2
3は、上記両排気管12aの消音器接続部付近と、リヤアー
ム6の右アーム本体6aとの間で、かつ上記ピボット部6c
近傍に配置され、アームブラケット2aの後縁にボルト締
め固定されている。またこのマスタシリンダ23に接続さ
れたリザーブホース24はバックステー2cに沿って上方に
配索され、該ステー2cの上部に固定されたリザーブタン
ク25に接続されている。また、このマスタシリンダ23の
上端に接続された全部ブレーキホース26aは上記排気管1
2aの消音器接続部分の内側において、下方に湾曲された
後、アーム本体6aの外側面にブラケット27aで固定され
ている。そしてこのブレーキホース26aはブラケット27
a,27b間に配置された鋼管26b,及び右アーム本体6a上に
配置された後部ブレーキホース26cを介して後輪用ディ
スクブレーキ27のホイルシリンダ27aに接続されてお
り、このホイルシリンダ27aはブレーキパッドで後輪5
と共に回転するディスク27bを挟持するように構成され
ている。
次に本実施例装置の作用効果について説明する。
本実施例のブレーキ装置では、乗員がブレーキペダル
の踏部22bを踏み込むと、その後アーム部22aがマスタシ
リンダ23のピストンロッド23aを押し込んで油圧を発生
させる。するとこの油圧が前部ブレーキホース26a,鋼管
26b,後部ブレーキホース26cを介してディスクブレーキ2
7のホイルシリンダ27aに供給され、これによりディスク
27bがブレーキパッドで挟持され、後輪5が制動され
る。
の踏部22bを踏み込むと、その後アーム部22aがマスタシ
リンダ23のピストンロッド23aを押し込んで油圧を発生
させる。するとこの油圧が前部ブレーキホース26a,鋼管
26b,後部ブレーキホース26cを介してディスクブレーキ2
7のホイルシリンダ27aに供給され、これによりディスク
27bがブレーキパッドで挟持され、後輪5が制動され
る。
このような動作を行う油圧式リヤブレーキ装置におい
て、路面の凹凸等によってリヤアーム6が上下揺動した
場合の移動量は、前部ブレーキホース26aの湾曲部によ
って吸収される。そしてこの場合、本実施例ではマスタ
シリンダ23はリヤアーム6の枢支点であるピボット部6c
近傍に位置しているので、上記移動量が少なくて済み、
ブレーキホース26aの曲げ負担が小さくなる。
て、路面の凹凸等によってリヤアーム6が上下揺動した
場合の移動量は、前部ブレーキホース26aの湾曲部によ
って吸収される。そしてこの場合、本実施例ではマスタ
シリンダ23はリヤアーム6の枢支点であるピボット部6c
近傍に位置しているので、上記移動量が少なくて済み、
ブレーキホース26aの曲げ負担が小さくなる。
ここで上述のように、上記枢支点近傍にマスタシリン
ダを配置した場合、該マスタシリンダ,及びブレーキホ
ースが路面近くの低所に位置することとなり、飛石等か
ら保護するための保護カバーを設ける等の必要があっ
た。これに対して本実施例では、マスタシリンダ23及び
前部ブレーキホース26aを排気管12aとリヤアーム6との
間に配置したので、この排気管12a,アーム本体6aがマス
タシリンダ23等の保護カバーの機能を果たすこととな
る。従って本実施例では、特別な保護カバーを設けるこ
となく、マスタシリンダ23を上下移動量の少ない、リヤ
アーム枢支点近傍という最適位置に配設できる。
ダを配置した場合、該マスタシリンダ,及びブレーキホ
ースが路面近くの低所に位置することとなり、飛石等か
ら保護するための保護カバーを設ける等の必要があっ
た。これに対して本実施例では、マスタシリンダ23及び
前部ブレーキホース26aを排気管12aとリヤアーム6との
間に配置したので、この排気管12a,アーム本体6aがマス
タシリンダ23等の保護カバーの機能を果たすこととな
る。従って本実施例では、特別な保護カバーを設けるこ
となく、マスタシリンダ23を上下移動量の少ない、リヤ
アーム枢支点近傍という最適位置に配設できる。
また、本実施例ではシート14のロックレバー21の操作
部21bを、ロック機構17dを有する蓋17bで開閉される収
容部1a内に位置させたので、この蓋17bを開ければ、何
ら工具を用いることなく容易にシート14を取り外すこと
ができる。
部21bを、ロック機構17dを有する蓋17bで開閉される収
容部1a内に位置させたので、この蓋17bを開ければ、何
ら工具を用いることなく容易にシート14を取り外すこと
ができる。
以上のように本発明に係る自動二輪車の油圧式リヤブ
レーキ装置によれば、排気管の内側にマスタシリンダを
配置したので、該排気管がマスタシリンダ,ブレーキホ
ースの保護機能を果たすこととなり、特別の保護カバー
を要することなく、リヤアーム枢支点近傍の最適位置に
マスタシリンダを配置できる効果がある。
レーキ装置によれば、排気管の内側にマスタシリンダを
配置したので、該排気管がマスタシリンダ,ブレーキホ
ースの保護機能を果たすこととなり、特別の保護カバー
を要することなく、リヤアーム枢支点近傍の最適位置に
マスタシリンダを配置できる効果がある。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による油圧式リ
ヤブレーキ装置を説明するための図であり、第1図はそ
の右側面図、第2図はその平面図、第3図はシートロッ
ク機構部分を示す断面右側面図、第4図はその平面図、
第5図は該実施例が適用された自動二輪車の右側面図で
ある。 図において、1は自動二輪車、2は車体フレーム、5は
後輪、6はリヤアーム、6cはピボット部(枢支点)、12
aは排気管、23はマスタシリンダ、26cはブレーキホー
ス、27aはホイルシリンダである。
ヤブレーキ装置を説明するための図であり、第1図はそ
の右側面図、第2図はその平面図、第3図はシートロッ
ク機構部分を示す断面右側面図、第4図はその平面図、
第5図は該実施例が適用された自動二輪車の右側面図で
ある。 図において、1は自動二輪車、2は車体フレーム、5は
後輪、6はリヤアーム、6cはピボット部(枢支点)、12
aは排気管、23はマスタシリンダ、26cはブレーキホー
ス、27aはホイルシリンダである。
Claims (1)
- 【請求項1】排気管をリヤアームの車体フレームへの枢
支点近傍の車幅方向外側を通るように配置した自動二輪
車の、マスタシリンダからの油圧をブレーキホースを介
してホイルシリンダに供給して後輪を制動するようにし
た油圧式リヤブレーキ装置において、上記マスタシリン
ダを上記リヤアームの枢支点近傍で、かつ排気管の車幅
方向内側に配置したことを特徴とする自動二輪車の油圧
式リヤブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28308088A JP2642705B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28308088A JP2642705B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128986A JPH02128986A (ja) | 1990-05-17 |
JP2642705B2 true JP2642705B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17660952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28308088A Expired - Fee Related JP2642705B2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 自動二輪車の油圧式リヤブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642705B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4166926B2 (ja) * | 2000-06-14 | 2008-10-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のブレーキホースの配管構造 |
JP4855201B2 (ja) * | 2006-10-06 | 2012-01-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
JP6076209B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2017-02-08 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
US12012172B2 (en) | 2018-08-09 | 2024-06-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle riding type vehicle |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP28308088A patent/JP2642705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128986A (ja) | 1990-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |