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JP2637991B2 - ビームスキャン追尾装置 - Google Patents

ビームスキャン追尾装置

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Publication number
JP2637991B2
JP2637991B2 JP22960687A JP22960687A JP2637991B2 JP 2637991 B2 JP2637991 B2 JP 2637991B2 JP 22960687 A JP22960687 A JP 22960687A JP 22960687 A JP22960687 A JP 22960687A JP 2637991 B2 JP2637991 B2 JP 2637991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
axis
scanning
reception
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22960687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6473270A (en
Inventor
敏伸 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP22960687A priority Critical patent/JP2637991B2/ja
Priority to CA000568066A priority patent/CA1298402C/en
Priority to AU16778/88A priority patent/AU599293B2/en
Priority to US07/200,215 priority patent/US4881078A/en
Publication of JPS6473270A publication Critical patent/JPS6473270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2637991B2 publication Critical patent/JP2637991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アンテナを電波源の方向に自己追尾させる
ためのビームスキャン追尾装置に関し、特にアンテナが
移動体に搭載された例えば静止衛星を追尾する装置に関
する。
[従来の技術] 従来より、この種の追尾方式の代表的なものとして、
ステップトラック方式、コニキャルスキャン方式があ
る。
前記ステップトラック方式は、アンテナを僅かに動か
し、そのステップ駆動の前後の受信レベルの高い方向へ
再びステップ駆動して衛星を追尾するものである。
前記コニキャルスキャン方式は、アンテナビームを円
錘状に回転させ、その中心から衛星がずれている時に得
られる受信信号の振幅変調成分からアンテナビームのず
れを見出だし、このずれを示す角度誤差電圧がなくなる
ようにアンテナを駆動するものである。
これらの方式の詳細については、例えば「衛星通信」
(コロナ社刊,著者川橋猛)のP202〜210に記述されて
いる。
[解決すべき問題点] 移動体にアンテナを搭載し、ステップトラック方式に
よって衛星追尾を行なう場合、次のような問題がある。
すなわち、ステップトラック方式では、受信レベルを
適当な積分時間をとって判定するため、追尾応答が遅
く、さらに積分中の移動体自身の変位を補正する装置が
別個に必要となる。
一方、前記コニキャルスキャン方式では、ビームを円
錘状に回転させるために、通常のアンテナ機構に加えて
さらにビーム回転用の機械的駆動部を必要とし、構成が
複雑になるという問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、上述した従来
の問題点を解決し、機械的構成が簡易でありながら、追
尾応答性が優れたビームスキャン追尾装置を提供するこ
とにある。
[問題点の解決手段] 本発明は、ビームを電気的に走査可能なアンテナと、 前記ビームの走査に伴って変化する2種の受信信号の
受信レベルを同期検波する検波器と、 この検波器に同期して、アンテナ給電部の位相回路の
スイッチングを行なって前記アンテナでのビームスキャ
ンを制御するビーム制御走査回路と、 このビーム制御走査回路を介して取り込んだ前記検波
された受信信号のレベルの高い方向を到来電波の方向と
判断する信号処理部と、 この信号処理部を指令信号に基づいてアンテナ軸を到
来電波の方向に駆動する駆動部とを設けて、ビームスキ
ャン追尾装置を構成している。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例装置のブロック回路図で
ある。
同面において、1は後述するようにビームスキャンが
可能なアンテナであり、このアンテナ1に到来した電波
は、低雑音増幅器2,受信機3を通って、その受信信号が
アンテナ制御装置10に送られる構成となっている。
また、前記アンテナ制御装置10は、混合器4,局部発振
器5,ビーム走査制御回路6,信号処理部7およびモータ駆
動回路8から構成されている。
そして、このアンテナ制御装置10に送られた受信信号
は、検波器の一例である前記局部発振器5によって同期
検波され、ビーム走査制御回路6を介して信号処理部7
に取り込まれるようになっている。
前記ビーム走査制御回路6は、前記局部発振器5に同
期して、アンテナ給電部(図示せず)の移相回路のスイ
ッチングを行なって、前記アンテナ1でのビームスキャ
ンを制御するものである。
また、アンテナ駆動用モータとして、AZ軸モータ11,E
L軸モータ12が設けられ、前記信号処理部7からの駆動
信号をモータ駆動回路8を介して入力して回転駆動さ
れ、前記アンテナ1の向きを変えるようになっている。
次に、上記実施例装置の衛星追尾作用について説明す
る。
一般に、衛星追尾を行なう場合、例えばAZ,EL軸な
ど、2軸の制御を行なう必要があるが、始めにAZ軸の制
御について説明する。
第2図にAZ面での放射パターン,第3図にアンテナ給
電部の構成の一例を示す。
前記放射パターンは、アンテナ給電部についているピ
ンダイオードD1〜D8のスイッチングによって変わるよう
になっている。
例えば、前記ビーム走査制御回路6の制御によって第
3図図示cにバイアスがかかると(ピンダイオードがON
となる)、アンテナから第2図の実線で示すパターンA
が得られ、ピンダイオードがOFFのとき同図の破線で示
すパターンBが得られる。
ここで、パターンAの最大放射方向と、パターンBの
最大放射方向とがなす角度αを、アンテナビーム半値角
の十分の一程度にしておく。
このパターンAとパターンBとのスイッチングを、第
1図の局部発振器5の周波数に同期して前記ビーム走査
制御回路6で行なう。
このスイッチングによって得られる受信信号を、局部
発振器5の周波数で同期検波することにより、2つの受
信レベル信号を得ることができる。
この2つの受信レベル信号に基づき、高いレベルが得
られた方向にアンテナ軸を機械的に回転する。
すなわち、1ステップでのアンテナ機械的回転角をα
゜以下に設定しておき、その設定角度回転の後に、再び
ビーム走査により受信レベルの判断を行なう。この動作
を2つの受信レベルがほぼ等しくなるまで行なう。2つ
の受信レベルが等しくなるか、あるいはそのレベル差が
ある一定の値△以上になった時には、ピークを捕まえた
と判断する。つまり、第2図の図示S方向と衛星の方向
とが一致したとし、AZ軸の追尾を完了する。
他方、EL軸についても、前述したAZ軸と同様な制御を
行なえば良いことは明らかである。
すなわち、第3図図示dのバイアスを制御すること
で、ピンダイオードD9,D10が制御され、EL面においても
AZ面と同様にビーム走査が行なわれる。
ここで、移動体等にアンテナを搭載している場合、常
時2軸を制御する必要がある。
このような2軸を常時制御する場合の動作を、第4図
のフローチャートを参照して説明する。
先ず、同図のステップ1,2で、AZ軸のビーム走査を行
ない、同期検波し、AZ軸ビーム走査に基づく2つの受信
レベルAZ(a),AZ(b)を一旦記憶しておく。
次に、同図のステップ3,4で、EL軸のビーム走査,同
期検波を実行し、AZ軸と同様に2つの受信レベルEL
(a),EL(b)を記憶しておく。
次に、ステップ4で、AZ(a)とAZ(b)とを比較
し、 |AZ(a)−AZ(b)|が一定レベル△1より大きい場
合、ステップ6でAZ軸駆動準備とし、同様に、ステップ
7でEL(a)とEL(b)とを比較し、 |EL(a)−EL(b)|が一定レベル△2より大きい場
合、EL軸駆動準備とする。
次に、ステップ8で、角軸の駆動準備状態に基づきAZ
軸,EL軸を駆動し、これを繰り返すようにしている。
このような動作により、時間を要する機械駆動の前
に、電気的に電波源の方向を判断する受信レベルデータ
を得ることができるので、実際上2軸同時の追尾動作が
可能となる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば電気的にアンテ
ナのビームを走査して受信レベル信号を処理するため、
電波到来方向の判断を迅速に行なうことができ、しか
も、方向判断は、受信レベルの振幅に基づいて行なうた
め、複雑な復調機を必要としない。
また、電波到来後は、アンテナ軸の機械的回転によっ
てアンテナ自体を電波到来方向に向けるため、アンテナ
単体のビームを走査角は小さくて済み、設計が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置のブロック回路図、第2
図はアンテナ放射パターンを示す概略説明図、第3図は
アンテナ給電系の回路構成図、第4図は2軸同時追尾の
動作手順を示すフローチャートである。 1;アンテナ、 5;検波器(局部発振器)、 7;信号処理部、 8,11,12;駆動部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビームを電気的に走査可能なアンテナと、 前記ビームの走査に伴って変化する2種の受信信号の受
    信レベルを同期検波する検波器と、 この検波器に同期して、アンテナ給電部の位相回路のス
    イッチングを行なって前記アンテナでのビームスキャン
    を制御するビーム制御走査回路と、 このビーム制御走査回路を介して取り込んだ前記検波さ
    れた受信信号のレベルの高い方向を到来電波の方向と判
    断する信号処理部と、 この信号処理部の指令信号に基づいてアンテナ軸を到来
    電波の方向に駆動する駆動部とを設けたことを特徴とす
    るビームスキャン追尾装置。
JP22960687A 1987-05-29 1987-09-16 ビームスキャン追尾装置 Expired - Lifetime JP2637991B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22960687A JP2637991B2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 ビームスキャン追尾装置
CA000568066A CA1298402C (en) 1987-05-29 1988-05-30 Tracking system with beam switching antenna
AU16778/88A AU599293B2 (en) 1987-05-29 1988-05-30 Tracking system with beam switching antenna
US07/200,215 US4881078A (en) 1987-05-29 1988-05-31 Tracking system with beam switching antenna

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22960687A JP2637991B2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 ビームスキャン追尾装置

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JPS6473270A JPS6473270A (en) 1989-03-17
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JP22960687A Expired - Lifetime JP2637991B2 (ja) 1987-05-29 1987-09-16 ビームスキャン追尾装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2640026B2 (ja) * 1990-09-14 1997-08-13 デイエツクスアンテナ株式会社 追尾アンテナ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4536536B2 (ja) 2005-01-27 2010-09-01 株式会社エンプラス 流体取扱装置

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JP4536536B2 (ja) 2005-01-27 2010-09-01 株式会社エンプラス 流体取扱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
吉田孝監修、「レーダ技術」、電子通信学会(昭59.1.20)P.271〜P.272

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JPS6473270A (en) 1989-03-17

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